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マトリシン

索引 マトリシン

マトリシン(matricin)は、カモミール(Matricaria recutita)の花に最大0.15%含まれる無色の結晶性物質である。1957年に初めて単離された。 カモミールの花序はマトリシンを含む。 セスキテルペンラクトンとしての推定構造は1982年にNMR測定によって確認された。マトリシンは、水蒸気蒸留によって酢酸や水、二酸化炭素を失うとカマズレンとなり、抗炎症作用を示す。.

5 関係: カマズレンカモミールセスキテルペンラクトン脱炭酸核磁気共鳴

カマズレン

マズレン (Chamazulene) は、カモミール、ニガヨモギ、セイヨウノコギリソウ等の植物に含まれる、C14H16の分子式を持つ芳香族化合物である。カマズレンは、セスキテルペンであるマトリシンから生合成される青紫色のアズレン誘導体である。カマズレンは、in vivoで抗炎症作用を持つ。.

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カモミール

モミール、カモマイル(chamomile、あるいはカモミーユ(camomille)、学名:Matricaria recutita)は、キク科の1種の耐寒性一年草。和名はカミツレである。後述するように、カモミールとも呼ばれる植物が他にあるため、本記事のMatricaria recutita を特にジャーマン・カモミール(German chamomile)という。ヨーロッパではハーブとして、どちらも同じように使われてきた。 ロシアでは、国花として用いられる。.

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セスキテルペンラクトン

テルペンラクトン類の構造:'''A''': ゲルマクラノリド類 (Germacranolides), '''B''': ヘリアンゴリド類 (Heliangolides), '''C'''+'''D''': グアイアノリド類 (Guaianolides), '''E''': プソイドグアイアノリド類 (Pseudoguaianolides), '''F''': ヒポクレテノリド類 (Hypocretenolides), '''G''': オイデスマノリド類 (Eudesmanolides) セスキテルペンラクトン (sesquiterpene lactone) は、化合物の一分類である。(イソプレン単位3つからなる)セスキテルペノイドであり、ラクトン環を含むことからこのように呼ばれる。 セスキテルペンラクトンは、多くの植物に含まれ、特に放牧家畜では過剰摂取によって毒性やアレルギー反応の原因となる。適度な量であれば、本化合物群はベルノリン酸 (vernolic acid) や他の植物に含まれる化合物と共に、炎症の抑制作用や血管平滑筋の細胞構造を改善作用を示し、動脈硬化症の予防や治療の助けとなる。.

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脱炭酸

脱炭酸(だつたんさん、Decarboxylation)は有機反応の形式のひとつで、カルボキシル基 (−COOH) を持つ化合物から二酸化炭素 (CO2) が抜け落ちる反応を指す。.

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核磁気共鳴

核磁気共鳴(かくじききょうめい、nuclear magnetic resonance、NMR) は外部静磁場に置かれた原子核が固有の周波数の電磁波と相互作用する現象である。.

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