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マサ

索引 マサ

小麦粉のマサを用いたトルティーヤ マサ(スペイン語:masa)とは、穀類の粉に水を加えて作る生地の総称である。 マサ・ニシュタマレラ(masa nixtamalera)とは、石灰水処理したトウモロコシの穀粒から作られるパン生地であり、メキシコ、中央アメリカや南アメリカの伝統的な家庭料理に使用される。トウモロコシはグルテンを持たないので単純に製粉して加水し、こねてもパン生地としての粘り気は得られないが、石灰水処理によって粘り気のあるパン生地を作ることができる。マサは主にトルティーヤやタマレスの材料として使用される。 メキシコでは、完熟したトウモロコシの穀粒を石灰および水と一緒に加熱処理し、一晩放置してから水でさらしてアルカリを除いたものをニシュタマル(nixtamal)と呼ぶ。これを伝統的にはメタテ(metate)と呼ばれる石皿とマノ(mano)と呼ばれるすり棒で、食品工業的には粉砕機で細かく挽くことによって作られる。アルカリ水溶液処理したトウモロコシを乾燥させて粉にした乾燥マサも市販されており、水を加えてこねるだけでマサができる。マサを円形に薄く延ばして焼くとトルティーヤとなり、これで挽肉やチーズなどの具を巻くとタコスになる。マサにラードを混ぜて味をつけ、辛口の挽肉やフリホレス・レフリトスを包み、トウモロコシの皮やバナナの葉に包んで蒸すとタマレスとなる。メキシコではこの他にもマサを使った様々な料理が発達している。石灰水処理(ニシュタマリゼーション)の食品化学的意義についてはトルティーヤの項目で詳述。.

31 関係: 南アメリカ塩基家庭料理小麦粉中央アメリカ乾燥チーズバナナメキシコラードトルティーヤトウモロコシパン生地フリホレスニシュタマリゼーショングルテンタマル (食品)タコスサラダ油石皿石灰磨石穀粉穀物生地 (食品)焼き物製粉蒸し物挽肉

南アメリカ

南アメリカ(みなみアメリカ、América del Sur、América do Sul、Zuid-Amerika、Amérique du Sud)は、南アメリカ大陸とその周辺の島嶼・海域を含む地域の総称で、六大州の一つ。南米(なんべい)ともいう。ラテンアメリカに含まれる。西半球、南半球に位置し、西は太平洋に、東と北は大西洋に面している。北アメリカとカリブ海が北西に横たわっている。 南アメリカは1507年、アメリカ州が東インドではなくヨーロッパ人にとっての新大陸であると指摘した最初のヨーロッパ人ヴァルトゼーミュラー、リングマンによって、ヴェスプッチの名から付けられた。 面積は17,780,000 km²であり、地球の陸地面積の約12%を占める。人口は、2016年10月現在で4億23千万人と見積もられている。南アメリカは六大州の中でアジア、アフリカ、ヨーロッパ、北アメリカに続いて5番目に人口が多い。.

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塩の結晶 塩(しお)は、塩化ナトリウムを主な成分とし、海水の乾燥・岩塩の採掘によって生産される物質。塩味をつける調味料とし、また保存(塩漬け・塩蔵)などの目的で食品に使用されるほか、ソーダ工業用・融氷雪用・水処理設備の一種の軟化器に使われるイオン交換樹脂の再生などにも使用される。 日本の塩事業法にあっては、「塩化ナトリウムの含有量が100分の40以上の固形物」(ただし、チリ硝石、カイニット、シルビニットその他財務省令で定める鉱物を除く)と定義される(塩事業法2条1項)。.

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塩基

塩基(えんき、base)は化学において、酸と対になってはたらく物質のこと。一般に、プロトン (H+) を受け取る、または電子対を与える化学種。歴史の中で、概念の拡大をともないながら定義が考え直されてきたことで、何種類かの塩基の定義が存在する。 塩基としてはたらく性質を塩基性(えんきせい)、またそのような水溶液を特にアルカリ性という。酸や塩基の定義は相対的な概念であるため、ある系で塩基である物質が、別の系では酸としてはたらくことも珍しくはない。例えば水は、塩化水素に対しては、プロトンを受け取るブレンステッド塩基として振る舞うが、アンモニアに対しては、プロトンを与えるブレンステッド酸として作用する。塩基性の強い塩基を強塩基(強アルカリ)、弱い塩基を弱塩基(弱アルカリ)と呼ぶ。また、核酸が持つ核酸塩基のことを、単に塩基と呼ぶことがある。.

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家庭料理

家庭料理(かていりょうり)とは、一般家庭で日常的に作られ、食べられている料理のこと。.

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小麦粉

小麦粉 小麦粉(こむぎこ、wheat flour)とは、小麦を挽いて作られた穀粉である。うどん粉、メリケン粉とも呼ばれるが、ともに俗称である(後述)。英語では穀物の中でも最も多く製粉されるため単にflourと呼ぶことが多い。人類による利用は古代エジプトにみられ、西洋圏では広く利用され、日本でも粒食と並んで中世後期には利用された。 形成されるたんぱく質のグルテンの性質によって、強力粉、中力粉、薄力粉などに分類され、それぞれ適した産地の小麦が存在する。強力はパンや麺に、中力はうどん、お好み焼き、たこ焼きに、薄力は菓子や天ぷらに適する。全粒粉は精白されていない小麦を用いておりその分栄養に富む。は、同じく全粒だが精製法が違い、表皮と胚芽の部分が粗挽きである。.

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中央アメリカ

紫:グアテマラ 緑:ベリーズ 茶:エルサルバドル 青:ホンジュラス 黄:ニカラグア 赤:コスタリカ 桃:パナマ 中央アメリカ(América central.、Central America.)は、中米(ちゅうべい)ともいい、アメリカ州を、北・中・南に分類した場合の北アメリカと南アメリカをつなぐ地峡部でグアテマラ、ベリーズ、エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグア、コスタリカ、パナマの7か国からなる地域である。地理的にはメキシコのテワンテペック地峡からパナマ地峡までである 。この場合はメキシコの南部諸州が中央アメリカへ含まれ、パナマの南部が中央アメリカに含まれないことになる。 域内7ヶ国の総人口は約4千2百万人(2009年推定)で総面積は52.4万平方キロメートル(日本の約1.4倍)である。 アメリカ州を南北に2分した場合は中央アメリカは北アメリカに含まれる。 上記の範囲を拡大し、中央アメリカにメキシコおよびカリブ海諸国を含めた中央アメリカ州(または中部アメリカ 、Middle America)という定義もある。これにはさらにコロンビア、ベネズエラを含める場合もある。.

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乾燥

乾燥(かんそう)とは、熱を加えるなどして、目的のものから水分を除去し、乾いた状態にすること、あるいは乾いた状態になっていることを指す。 一般的には、水分を気化させ、液状の水分をなくすか少なくすることを指すが、空気中の湿度が低い場合にも乾燥という言葉を使う。 乾燥剤(かんそうざい)は空気中から水蒸気を吸収する物質である。乾燥剤は一般的に湿度により品質が劣化したり壊れたりする製品に用いて湿気を取り除く為に通常使用される。シリカゲル(Silica gel)や分子篩(Molecular sieve)などが一般に乾燥剤として使用される。油性塗料等では、水分の除去ではなく酸化重合反応を促すため、乾燥促進剤として金属石鹸などが用いられることがある。.

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チーズ

チーズ()とは、牛・水牛・羊・山羊・ヤクなど鯨偶蹄目の反芻をする家畜から得られる乳を原料とし、乳酸発酵や柑橘果汁の添加で酸乳化した後に加熱や酵素(レンネット)添加によりカゼインを主成分とする固形成分(カード)と液体成分(ホエー)に分離して脱水した食品(乳製品)の一種。伝統的に乳脂肪を分離したバターと並んで家畜の乳の保存食として牧畜文化圏で重要な位置を占めてきた。日本語や中国語での漢語表記は、北魏時代に編纂された斉民要術に記されているモンゴル高原型の乳製品加工の記述を出典とする乾酪(かんらく)である。.

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バナナ

バナナ(甘蕉、実芭蕉、 、学名 Musa spp.)はバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。また、その果実のこと。いくつかの原種から育種された多年性植物。種によっては熟すまでは毒を持つものもある。 日本では古くは芭蕉と呼ばれた松尾芭蕉が俳名を「芭蕉」にしたのは門人の李下から芭蕉(バショウ)の株を贈られ、大いに茂ったことにちなむ。が、実を食するものは実芭蕉(みばしょう)とも呼ばれる。漢名は「香蕉」。食用果実として非常に重要で、2009年の全世界での年間生産量は生食用バナナが9581万トン、料理用バナナが3581万トンで、総計では1億3262万トンにのぼる。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。また、花を料理に使う地域もあり、葉は皿代わりにしたり、包んで蒸すための材料にしたりするほか、屋根の材料などとしても利用される。 2010年代では、新パナマ病の蔓延により生産量の減少が報道されている。.

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メキシコ

メキシコ合衆国(メキシコがっしゅうこく、)、通称メキシコは、北アメリカ南部に位置する連邦共和制国家。北にアメリカ合衆国と南東にグアテマラ、ベリーズと国境を接し、西は太平洋、東はメキシコ湾とカリブ海に面する。首都はメキシコシティ。メキシコの総人口は約1億3千万人(2016年時点)で、スペイン語圏においては最も人口の多い国で、GDPは中南米2位である。しかし、人口の40%が貧困層である。.

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ラード

ラード(lard、strutto)、豚脂(とんし)は、調理に用いられる豚の脂肪全般。日本では豚の脂肪組織から精製した食用油脂を「ラード」と呼称する。ラードは常温で白色の半流動体(クリーム状)をなし融点は摂氏27~40度である。 なお、「ラルド」は豚肉の脂肪で構成された部位を塩漬けに加工した食材を指し、ラードとは別物である。.

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トルティーヤ

トルティーヤ(tortilla)は、すり潰したトウモロコシから作る、メキシコ、アメリカ合衆国南西部および中央アメリカの伝統的な薄焼きパンである。現代では、小麦粉から作られた同様のものもトルティーヤと呼ばれている。タコスを作るのにも使われる。.

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トウモロコシ

''Zea mays "fraise"'' ''Zea mays "Oaxacan Green"'' ''Zea mays 'Ottofile giallo Tortonese''' トウモロコシ(玉蜀黍、学名 )は、イネ科の一年生植物。穀物として人間の食料や家畜の飼料となるほか、デンプン(コーンスターチ)や油、バイオエタノールの原料としても重要で、年間世界生産量は2009年に8億1700万トンに達する。世界三大穀物の一つ。 日本語では地方により様々な呼び名があり、トウキビまたはトーキビ(唐黍)、ナンバ、トウミギ、などと呼ぶ地域もある(詳しくは後述)。 コーン ともいう。英語圏ではこの語は本来穀物全般を指したが、現在の北米・オーストラリアなどの多くの国では、特に断らなければトウモロコシを指す。ただし、イギリスではトウモロコシを メイズ()と呼び、穀物全般を指して コーン()と呼ぶのが普通である。.

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パン生地

パン生地(パンきじ)とは、あらゆる穀物や豆から作られた穀粉と少量の水などの液体を混ぜることによって作られたペーストで、特に流動性がなく粘弾性があり、捏ねることが可能なものの呼称。流動性のあるものも含む一般の生地については、生地 (食品)を参照。この状態はまた、さまざまな食品、特に種無しパン、パンケーキ、麺、クラスト、ペイストリー、ダンプリングなどを含むパンおよびパンベースの食品を作る過程である。これは世界中で作られる小麦やトウモロコシ、米などの穀類や類似の作物から作られたすべての種類のパンを含んでいる。 中央インドの多くの地域では、パン生地の団子を手早く炙って火を通したが作られる。アフリカのサヘル地域の国々では、モロコシや雑穀から作られたパン生地の団子を茹でたアイシュ(aiysh)やビヤ(biya)が食べられる。パン生地を薄くのばして焼いたロティ、ラヴァシュ、、ユフカ、マッツァー、ラファ(lafa)、トルティーヤなどのフラットブレッドは、世界中の多くの地域で作られている。 穀類や豆の粉を水とイーストと混ぜ、発酵させたパン生地もまた、世界中で作られている。塩、砂糖および鶏卵もまた、パン生地の一般的な材料である。 また、パン生地を揚げて作る揚げパンも多くの文化圏で一般的である。 パン生地は子供向けの造型や手工芸にも使用される。 通常、パン生地はこねる動作やこね混ぜ機に関連する非ニュートン流体である。 Category:調理 Category:製パン Category:粉物料理.

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フリホレス

フリホレス(スペイン語:)は、インゲンマメのことである。フリホレスは複数形で、単数形は「フリホル」()。アクセントの位置からフリホーレスとも音写される。フリフォーレスと音写されている事例もあるが、スペイン語綴りの""は、無声軟口蓋摩擦音であるので、正しくは「フォ」でも「ホ」でもない。。.

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ニシュタマリゼーション

ニシュタマリゼーション(Nixtamalization)とは、トウモロコシをはじめとする穀物をアルカリ水で処理する方法。メソアメリカの食文化において重要であり、紀元前2000年のオルメカ文明の時代に始まったとされる。現在では、トルティーヤやタマレスのための生地(マサ)を作る際に用いられている。 Nixtamalは、アステカの言語であるナワトル語で挽きわりトウモロコシから作った食物を意味するネシュタマリ(nextamalli)に由来し、この語は灰を意味するネシュトリ(nextli)と、マサを調理したものを意味するタマリ(tamalli)の合成語である。 初期の方法では、トウモロコシを石灰や木灰、カタツムリの殻などと一緒に煮て一晩冷まし、果皮を洗い流していた。トウモロコシをアルカリ水処理することで、必須アミノ酸やナイアシンの吸収が容易になり、栄養価が高まる。また、果皮を取り除くことで、すりつぶして練り物にすることが容易になった。 トウモロコシは栽培種として紀元前5000年以上前から利用されていたが、ニシュタマリゼーションにより、メソアメリカ先住民の食物の5分の4を占める主要な食材となった。この処理法を知らずにトウモロコシを食したヨーロッパ人たちの間では、ペラグラをはじめとする欠乏性疾患が増加した。.

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グルテン

ルテン (gluten) あるいは麩質(ふしつ)は、小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるタンパク質の一種でグルテニンとグリアジンが水を吸収して網目状につながったもの。麺類やパンなど、小麦加工品を作る上で弾性や柔軟性を決定し、膨張を助ける重要な要素となっている。 またグルテンは食物アレルギーの原因となるタンパク質でもある。日本では小麦の使用は食品表示義務があるが、グルテンの有無には法的表示義務はない。.

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タマル (食品)

タマル(tamal)はメキシコおよび中央アメリカ、南アメリカの伝統的な食品のひとつで、トウモロコシをすりつぶし、ラードと合わせてこねた生地(マサ)を、トウモロコシの殻(から、包葉)かバナナなどの葉に包んで蒸したものをいう。.

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タコス

メキシコのタコス。左の3つはロンガニーサ(ソーセージ)、シラントロ、タマネギ。右はチュレータ(ポークチョップ)とチーズ タコスまたはタコ(スペイン語単数形:taco)は、メキシコ料理やテクス・メクス料理、ニューメキシコ料理の軽食である。.

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サラダ油

ラダ油(サラダゆ、サラダあぶら)またはサラダ・オイル (salad oil) は、精製された植物油の一種。.

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石皿

石皿(いしざら)とは、皿型の磨製石器。.

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石灰

石灰の一種である消石灰の粉末 石灰(せっかい)とは、生石灰(酸化カルシウム、CaO)または消石灰(水酸化カルシウム、Ca(OH)2)のこと。炭酸カルシウム(CaCO3)やカルシウム(Ca)を指すこともある。 消石灰は生石灰を水で消和してつくり、炭酸カルシウムは消石灰と二酸化炭素が反応してできる。「いしばい」ともいう。.

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磨石

石(すりいし)とは、縄文時代、主としてクリ・クルミ・ドングリなどの堅果類をすりつぶし、粉をひくために用いた礫石器である。棒状の長いものはすり棒と呼ばれることもある。 球状または円盤状を呈する転石や河原石の原石(母岩)を加工せずにそのまま用いており、使用痕としては擦った痕跡ののこるものが多い。大きさはだいたい、成人男性の握り拳より一回り大きい程度。石皿と組み合わせて用いられることが多く、集落遺跡からの出土がほとんどである。 山形県押出遺跡や長野県大崎遺跡からは、堅果の粉による食品「縄文クッキー」の炭化したものが出土しており、粉食文化が広く普及していることを物語っている。磨石の出土は圧倒的に縄文時代に多いが、石皿とセットになっての出現は旧石器時代のナイフ形石器の盛行する時期にまでさかのぼる。 メソアメリカの遺跡で発見される磨石(すり棒)は、特にマノ(mano)と呼ばれ、北米の遺跡などでも同じように呼称される。.

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穀粉

粉(こくふん, flour, フラワー, Mehl, メール)は、穀物を挽いて作った粉である。広義には、穀類(狭義の穀類・豆類・擬穀類)だけでなく芋類や木の実などの粉も含むことが多い。 麺類、パン、菓子などさまざまな加工食品の原料となる。産業的に最も重要なのは小麦粉だが、他にもさまざまな穀物を原料としたものがある。 主栄養素はでんぷんで、多少のタンパク質を含む。小麦粉などはタンパク質のグリアジンとグルテニンを含み、水を加えてこねて生地にすることでグルテンへと変化し分子が立体的なネットワークを作り、弾性(粘りけ)が生まれる。 穀物を穀粉にして(通常はその後加工して)食べることを、粉食という。米飯に代表される、粒のまま食べる粒食に対する言葉である。.

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穀物

小麦畑。フランスで撮影。 イネの穂。 ハンガリーで撮影されたトウモロコシ。 カトマンズで売られている様々な豆類。 穀物(こくもつ)は、植物から得られる食材の総称の1つで、澱粉質を主体とする種子を食用とするもの。農学・経済学・人類学にの分野では、糧食(りょうしょく)と呼ばれる場合ある。 イネ科作物の種子を禾穀類(かこくるい、Cereals、シリアル)日本作物学会編『作物学用語事典』農山漁村文化協会 p.241 2010年といい、マメ科作物の種子を菽穀類(しゅこくるい、Pulses)という。そして、穀物は狭義にはイネ科作物の種子(禾穀類)のみを指し、広義にはこれにマメ科作物の種子(菽穀類)や他科の作物の種子を含む『丸善食品総合辞典』丸善 p.393 1998年。広義の穀物のうち、禾穀類の種子(単子葉植物であるイネ科作物の種子)と似ていることから穀物として利用される双子葉植物の種子をまとめて擬禾穀類あるいは擬似穀類(疑似穀類、Pseudocereals)と呼ぶ『丸善食品総合辞典』丸善 p.393 1998年日本作物学会編『作物学用語事典』農山漁村文化協会 p.242 2010年『丸善食品総合辞典』丸善 p.268 1998年。擬似穀類には、ソバ(タデ科)、アマランサス(ヒユ科)、キヌア(キノア、アカザ科)などが含まれる『食料の百科事典』丸善 p.18 2001年。.

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生地 (食品)

食品材料としての生地(きじ)とは、穀物や豆から作られた穀粉など澱粉を主体とする食材に、水および必要に応じて他の材料を加え混合して作られるペーストで、加熱して食用に供されるものの総称。 大きくは、水が少なく流動性のない”固い”もの(英語:dough)と、水が多く流動性のある”緩い”もの(英語:batter)に分けられる。 固い生地は、パンの材料であるパン生地が代表的であり、成形した後に焼く、揚げる、蒸す、煮るなどの方法で加熱される。これについては項目パン生地も参照のこと。次のような食品の生地がこれに含まれる。.

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焼き物

き物(やきもの)は、.

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製粉

製粉(せいふん)とは、粉を製造することである。特に穀物、それも小麦を粉砕して粉にすることを指す場合が多い。伝統的な製粉の道具としては石臼がある。.

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蒸し物

蒸し物(むしもの)あるいは蒸し料理(むしりょうり)は蒸気を使って加熱した料理。茹で物のように湯に水溶性の栄養素が溶け出さないこと、または炒め物のように油を必要とせず低カロリーですむことから、蒸し加熱によるヘルシー志向の温野菜調理を好む者もいる。.

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水面から跳ね返っていく水滴 海水 水(みず)とは、化学式 HO で表される、水素と酸素の化合物である広辞苑 第五版 p. 2551 【水】。特に湯と対比して用いられ、温度が低く、かつ凝固して氷にはなっていないものをいう。また、液状のもの全般を指すエンジンの「冷却水」など水以外の物質が多く含まれているものも水と呼ばれる場合がある。日本語以外でも、しばしば液体全般を指している。例えば、フランス語ではeau de vie(オー・ドゥ・ヴィ=命の水)がブランデー類を指すなど、eau(水)はしばしば液体全般を指している。そうした用法は、様々な言語でかなり一般的である。。 この項目では、HO の意味での水を中心としながら、幅広い意味の水について解説する。.

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挽肉

挽肉 挽肉(ひきにく)とは、食肉を細かく切った、またはすり潰した食材。ミンチ(もしくはミンチ肉)ともいうが、メンチに関しては「#歴史」を参照。魚介類を原料にしたものはすり身と呼ぶ。食材として、そのまま調理されるほか、加工食品の材料にされる。 商品価値の低い屑肉(くずにく)が材料となることがある(屑肉を参照)。また、成型ステーキなどの成型肉材料とされることがある。.

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