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マイクロプログラム方式

索引 マイクロプログラム方式

マイクロプログラム方式(マイクロプログラムほうしき、マイクロプログラミング、英:microprogramming)は、プロセッサの制御装置の実装手法のひとつであり、CPU内のマイクロプログラム(マイクロコード)を使用して、複雑な命令を比較的容易に実装する。 利点としては、オペレーティングシステムを含めたソフトウェアから見た場合のハードウェア(命令セットアーキテクチャ、ISA)を、容易に追加・拡張したり、あるいはプロセッサ間で標準化して互換性を高める、更には異なる命令セットのCPUのエミュレートにも応用可能である(仮想化技術のひとつともいえる)。 反面、複雑な命令の増加はパイプラインの効果が薄れる結果ともなりやすい。 一般にROM (Read Only Memory) またはPLA()、またはそれらを組み合わせたものに格納される。コントロールストアをRAMで構成すると、動的にプログラマブル可能にできるが起動時に読み込みが必要である。ROMにすれば読み込みは必要ないが、動的にプログラム可能という利点がなくなる。 マイクロプログラム方式は、主にCISCのCPUで採用されている。 マイクロプログラム方式に対し、論理ゲートとフリップフロップを配線でつなぎあわせて直接実装する方式はワイヤードロジック(布線論理)と呼ばれる。RISCは原則としてはワイヤードロジックで構築される。 マイクロプロセッサやマイクロコンピュータやマイクロコントローラの「マイクロ」とは、どちらも英語の小さいという意味であるという以外に関連はない。 IBMなどのベンダーではマイクロコードという語を「ファームウェア」の同義として使うことがあり、周辺機器に格納されるマイクロプログラムも機械語プログラムもまとめてマイクロコードと呼ぶことがある。.

119 関係: AMD Am2900実行ユニット仮想化ミニコンピュータマイクロプロセッサマイクロアーキテクチャマイクロコントローラマイクロコンピュータマイクロコードチャールズ・バベッジバロースバグバス (コンピュータ)モーリス・ウィルクスレイテンシレジスタ (コンピュータ)レジスタファイルワイヤードロジックプログラマプログラムプログラム (コンピュータ)プロセッサパロアルト研究所パイプライン処理ヒューレット・パッカードビットビットスライスデータゼネラルディジタル・イクイップメント・コーポレーションフリップフロップファームウェアファクター5フェライト (磁性材料)ニューヨークダイオード制御装置命令 (コンピュータ)命令レジスタ命令パイプライン命令セットアレン・ニューウェルアドバンスト・マイクロ・デバイセズアウト・オブ・オーダー実行アセンブリ言語インテルエミュレータオペレーティングシステムオペコードカム (機械要素)キャッシュメモリ...コントロールストアコンパイラコンピュータ・アーキテクチャゴードン・ベルシミュレーションシンボリックスシーケンス制御システムソフトウェアスーパースカラースター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊ソフトウェアソニー・インタラクティブエンタテインメントサン・マイクロシステムズ割り込み (コンピュータ)回路配置利用権CISCCOBOLCPUCPU設計状態遷移表磁気コアメモリData General Eclipse MV/8000Emotion Engine解析機関記憶装置超越関数著作権自動ピアノFORTRANFPUGraphics Processing UnitIBMIBM 1410IBM 709IBM 801If文Intel 8086Intel Core 2Intel486LISPマシンMOS 6502NINTENDO64PDP-10PDP-11PDP-8PlayStation 2POWERRandom Access MemoryRead only memoryRISCS&P グローバルSPARCSystem/360System/360モデル30System/370TRONCHIPVAXVLIWWhirlwindX86XeonZ80機械語演算装置有限オートマトン浮動小数点数1958年1964年2000年代 インデックスを展開 (69 もっと) »

AMD Am2900

AMD Am2901: 4ビットスライスALU Am2900 はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が1975年に開発した集積回路(ICチップ)のファミリである。バイポーラトランジスタを使用したビットスライス方式のチップファミリであり、複数のチップを組み合わせることでCPUを構成することができる。ビットスライス技術を使うことにより、Am2900 ファミリではデータ/アドレス/命令のビット幅を4ビットの任意の倍数長に設計することが可能である。この方式の難点はCPUに機能を詰め込もうとするとチップ数が膨大になる点であった。Am2901 は演算装置(ALU)であり、ファミリの中核となっている。これには4ビットの各種二進演算機能が盛り込まれている(ビットシフトを含む)。.

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実行ユニット

実行ユニット(じっこうゆにっと、Execution unit)とは、コンピュータのプロセッサの構成において、命令を実行する指示を受け、命令を実行するユニットである。。 -->.

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仮想化

仮想化(virtualization)とは、コンピュータのリソースを抽象化することである。「リソースの物理的特性を、そのリソースと相互作用するシステム/アプリケーション/エンドユーザーから隠蔽する技法。単一の物理リソース(サーバ、OS、アプリケーション、補助記憶装置など)を複数の論理リソースに見せかけたり、複数の物理リソース(複数の補助記憶装置群やサーバ群)を単一の論理リソースに見せかけたりできる」という実用的定義がある。また、単一の物理リソースを何らかの特性の異なる単一の論理リソースに見せかけることもできる。そして、仮想回線により、幅が拡がる。.

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ミニコンピュータ

ミニコンピュータ (mini computer) は、コンピュータの種類の一つ。略称として「ミニコン」とも呼ばれた。.

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マイクロプロセッサ

マイクロプロセッサ(Microprocessor)とは、コンピュータなどに搭載される、プロセッサを集積回路で実装したものである。 マイクロプロセッサは小型・低価格で大量生産が容易であり、コンピュータのCPUの他、ビデオカード上のGPUなどにも使われている。また用途により入出力などの周辺回路やメモリを内蔵するものもあり、一つのLSIでコンピュータシステムとして動作するものを特にワンチップマイコンと呼ぶ。マイクロプロセッサは一つのLSIチップで機能を完結したものが多いが、複数のLSIから構成されるものもある(チップセットもしくはビットスライスを参照)。 「CPU」、「プロセッサ」、「マイクロプロセッサ」、「MPU」は、ほぼ同義語として使われる場合も多い。本来は「プロセッサ」は処理装置の総称、「CPU」はシステム上で中心的なプロセッサ、「マイクロプロセッサ」および「MPU(Micro-processing unit)」はマイクロチップに実装されたプロセッサである。本項では、主にCPU用のマイクロプロセッサについて述べる。 当初のコンピュータにおいて、CPUは真空管やトランジスタなどの単独素子を大量に使用して構成されたり、集積回路が開発されてからも、たくさんの集積回路の組み合わせとして構成されてきた。製造技術の発達、設計ルールの微細化が進むにつれてチップ上に集積できる素子の数が増え、一つの大規模集積回路にCPU機能を納めることが出来るようになった。汎用のマイクロプロセッサとして最初のものは、1971年にインテルが開発したIntel 4004である。このマイクロプロセッサは当初電卓用に開発された、性能が非常に限られたものであったが、生産や利用が大幅に容易となったため大量に使われるようになり、その後に性能は著しく向上し、価格も低下していった。この過程でパーソナルコンピュータやRISCプロセッサも誕生した。ムーアの法則に従い、集積される素子数は増加し続けている。現在ではマイクロプロセッサは、大きなメインフレームから小さな携帯電話や家電まで、さまざまなコンピュータや情報機器に搭載されている。.

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マイクロアーキテクチャ

マイクロアーキテクチャ(microarchitecture、短縮形で μarch とも)とは、用語の生まれた当初としてはマイクロプログラム方式におけるコンピュータ・アーキテクチャという意味であった。内容は実質的には変わらないが、マイクロプログラム方式をとらないプロセッサも増えた現在では、命令セットアーキテクチャより下位の、実装におけるアーキテクチャ、を指してそう呼んでいる。 具体的にはCPU、DSPなどのハードウェアの動作を完全に記述できるような電子回路の設計や実装を指す。学術的用語には「コンピュータ構成」もあるが、プロセッサ業界ではマイクロアーキテクチャという用語がよく使われる。 マイクロアーキテクチャと命令コードの設計(命令セットアーキテクチャ、ISA)は、共にコンピュータ設計の一部である。なおインテルの場合は、主に命令セットを「アーキテクチャ」、各マイクロプロセッサの設計(実装)を「マイクロアーキテクチャ」と呼ぶ場合が多い(例:IA-32インテル アーキテクチャ、Coreマイクロアーキテクチャ)。.

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マイクロコントローラ

マイクロコントローラ(microcontroller)は、コンピュータシステムをひとつの集積回路に組み込んだものである。.

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マイクロコンピュータ

マイクロコンピュータ(英語:microcomputer)、略してマイコンはCPUとしてマイクロプロセッサを使用したコンピュータである。マイクロコンピュータは当時のメインフレームやミニコンピュータと比較して物理的に小さかった。入出力のためのキーボードとスクリーンを装備した多くのマイクロコンピュータは、現代の一般的な感覚におけるパーソナルコンピュータに近い。 なおマイコンという呼び方は1970年代から1980年代にかけて一般的であったが、同様な製品を現在はパソコンと呼ぶ。.

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マイクロコード

マイクロコードは、本来はプロセッサを実装する際の方法論のひとつであるマイクロプログラム方式や、その方式で書かれたプログラム(コード)を指す。特にCISCのプロセッサで採用されている。 広義にはファームウェアとほぼ同義で、ソフトウェアであるプログラムを、ハードウェア化したもの。.

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チャールズ・バベッジ

チャールズ・バベッジ(Charles Babbage、FRS、1791年12月26日 - 1871年10月18日)は、イギリスの数学者。分析哲学者、計算機科学者でもあり、世界で初めて「プログラム可能」な計算機を考案した。「コンピュータの父」と言われることもあり、初期の機械式計算機を発明し、さらに複雑な設計に到達した。その完成しなかった機械の一部はサイエンス・ミュージアムに展示されている。1991年、バベッジの本来の設計に基づいて階差機関が組み立てられ、完全に機能した。これは19世紀当時の技術の精度に合わせて作られており、バベッジのマシンが当時完成していれば動作していたことを証明した。9年後、サイエンス・ミュージアムはバベッジが階差機関用に設計したプリンターも完成させた。.

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バロース

バロース社 は、アメリカ合衆国の計算機・コンピュータ企業。1886年、アメリカン・アリスモメータとして創業。1986年に同じくアメリカの企業であったスペリーを買収・合併し、ユニシスとなった。当初は機械式を製造から始まり、その後プログラム可能な帳簿作成機を製造、さらにコンピュータへと移行した。メインフレーム製造のかたわら、タイプライターやプリンターも製造していた。.

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バグ

バグ (bug) とは、英語で「虫」の意であり、転じてコンピュータプログラムの誤りや欠陥を表す。 ソフトウェア・ハードウェア開発における契約文書など、法的な文書ではバグのことを「瑕疵」と記述する。原因や責任の所在などが不明なものを特定性の低い表現の「不具合」と呼ぶことがある。また、セキュリティ上に関わるバグや欠陥は「セキュリティホール」などと呼ばれることもある(正確には、バグはこれらの原因(のひとつ)である)。 多くのバグが含まれ、機能的に正常な役割を果たさないものを、バギー・プログラム (Buggy Program) と呼ぶことがある。 なお、発生したバグを探して取り除く作業はデバッグと呼ばれる。.

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バス (コンピュータ)

バス とは、コンピュータの内外、各回路がデータを交換するための共通の経路を指すコンピュータ用語である。.

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モーリス・ウィルクス

モーリス・ヴィンセント・ウィルクス(Maurice Vincent Wilkes、1913年6月26日 - 2010年11月29日)は、イギリスの計算機科学者。コンピューティング分野でいくつかの重要な開発を行った。亡くなった時点ではケンブリッジ大学の名誉教授だった。ナイト (knight bachelor)、英国コンピュータ学会特別フェロー、王立工学アカデミーのフェロー、王立協会フェローと様々な栄誉を受けている。.

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レイテンシ

レイテンシ、潜伏時間、潜時、待ち時間、反応時間(latency)とは、デバイスに対してデータ転送などを要求してから、その結果が返送されるまでの不顕性の高い遅延時間のこと。レイテンシー、レーテンシーとも表記される。.

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レジスタ (コンピュータ)

レジスタ(register)はコンピュータのプロセッサなどが内蔵する記憶回路で、制御装置や演算装置や実行ユニットに直結した、操作に要する速度が最速の、比較的少量のものを指す。.

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レジスタファイル

レジスタファイル(Register file)は、コンピュータの中央演算装置(CPU)にレジスタを多数集積したものである。 現代的な集積回路によるレジスタファイルは、高速なSRAMに複数のポートを持たせる形で実装されている。通常のマルチポートの SRAM は同じポートで読み書きするのに対して、このような RAM は専用の読み書きポートを持つ点で異なる。 CPU の命令セットアーキテクチャは、メモリとチップ上の機能ユニットとでデータを橋渡しするレジスタを定義するが、単純な CPU では「アーキテクチャ上のレジスタ」が CPU 内の物理的なレジスタに1:1で対応する。一方より複雑な CPU はレジスタ・リネーミングを用いて物理的なレジスタとアーキテクチャ上のレジスタの対応関係が実行時に動的に変化する。レジスタファイルは命令セットアーキテクチャの一部で、プログラマから見える存在であり、プログラマからは透過的に存在しており見えないキャッシュメモリとは異なる。.

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ワイヤードロジック

ワイヤードロジック (Wired Logic、結線論理)は、論理回路の構成方法の一つで、ハードウェアによる物理的な結線で命令を実行するもの。ハードワイヤードロジック (Hard Wired Logic) とも言う。布線論理、配線論理とも。 高速な反面、複雑な命令の実装は困難である。このためRISCプロセッサ内部の命令実行部など、比較的複雑性の低い機能の実装に用いられる。またCISCプロセッサでも486以降のx86などは、ワイヤードロジックを取り入れ、マイクロプログラム方式の部分を減らしている。.

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プログラマ

プログラマ(Programmer)とは、コンピューターのプログラムを作成する人全般を指す。プログラマーとも表記される(#プログラマに対する呼称参照)。.

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プログラム

プログラム(program; programme, prographein(公示する)から);一般概念.

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プログラム (コンピュータ)

ンピュータプログラム(英:computer programs)とは、コンピュータに対する命令(処理)を記述したものである。コンピュータが機能を実現するためには、CPUで実行するプログラムの命令が必要である。 コンピュータが、高度な処理を人間の手によらず遂行できているように見える場合でも、コンピュータは設計者の意図であるプログラムに従い、忠実に処理を行っている。実際には、外部からの割り込み、ノイズなどにより、設計者の意図しない動作をすることがある。また設計者が、外部からの割り込みの種類を網羅的に確認していない場合もある。.

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プロセッサ

プロセッサ は、コンピュータシステムの中で、ソフトウェアプログラムに記述された命令セット(データの転送、計算、加工、制御、管理など)を実行する(=プロセス)ためのハードウェアであり、演算装置、命令や情報を格納するレジスタ、周辺回路などから構成される。内蔵されるある程度の規模の記憶装置までを含めることもある。プロセッサー、プロセサ、プロセッシングユニット、処理装置(しょりそうち)ともいう。「プロセッサ」は処理装置の総称で、システムの中心的な処理を担うものを「CPU()」(この呼称はマイクロプロセッサより古くからある)、集積回路に実装したものをマイクロプロセッサ、またメーカーによっては(モトローラなど)「MPU()」と呼んでいる。 プロセッサの構成要素の分類として、比較的古い分類としては、演算装置と制御装置に分けることがある。また、理論的な議論では、厳密には記憶装置であるレジスタすなわち論理回路の用語で言うところの順序回路の部分を除いた、組み合わせ論理の部分のみを指すことがある(状態機械モデルと相性が悪い)。の分類としては、実行すべき命令を決め、全体を制御するユニットと、命令を実行する実行ユニットとに分けることがある。.

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パロアルト研究所

正面玄関 パロアルト研究所(パロアルトけんきゅうじょ、、PARC)は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州パロアルトにある研究開発企業である。.

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パイプライン処理

パイプライン処理(パイプラインしょり)とは、コンピュータ等において、処理要素を直列に連結し、ある要素の出力が次の要素の入力となるようにして、並行(必ずしも並列とは限らない)に処理させるという利用技術である。要素間になんらかのバッファを置くことが多い。 コンピュータ関連のパイプラインには、次のようなものがある。; 命令パイプライン; グラフィックスパイプライン; ソフトウェアパイプライン; パイプ (コンピュータ).

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ヒューレット・パッカード

創業場所に転用した、パロアルトにある旧パッカード家の車庫(en:Packard's garage)。2007年にアメリカ合衆国の史跡に指定された。 ヒューレット・パッカード (Hewlett-Packard Company) は、かつて存在した、主にコンピュータやプリンターなどコンピュータ関連製品の開発・製造・販売・サポートを行うアメリカ合衆国の企業である。2015年11月1日をもって、二つの独立した公開会社であるHP Inc.及びヒューレット・パッカード・エンタープライズに分割された。HP(エイチピー)の略称で呼ばれることが多い。本項でもHPと記す部分がある。スローガンは「invent」。 本体の会社分割を受けて、従来の日本法人の日本ヒューレット・パッカード株式会社はヒューレット・パッカード・エンタープライズの日本法人となり、HP Inc.の日本法人として日本HPが分離・設立された。.

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ビット

ビット (bit, b) は、ほとんどのデジタルコンピュータが扱うデータの最小単位。英語の binary digit (2進数字)の略であり、2進数の1けたのこと。量子情報科学においては古典ビットと呼ばれる。 1ビットを用いて2通りの状態を表現できる(二元符号)。これらの2状態は一般に"0"、"1"と表記される。 情報理論における選択情報およびエントロピーの単位も「ビット」と呼んでいるが、これらの単位は「シャノン」とも呼ばれる(詳細は情報量を参照)。 省略記法として、バイトの略記である大文字の B と区別するために、小文字の b と表記する。.

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ビットスライス

ビットスライスとは、コンピュータのプロセッサの処理などを、小さなビット幅ごとに分割(スライス)すること、あるいはそのように分割して、小さなモジュールなどの組み合わせによって処理すること。そのようにして構成されているプロセッサないしその部品をビットスライスプロセッサと呼ぶ。ビットスライスプロセッサを構成する部品のうち、特にいわゆるデータパスを構成する部品は、各オペランドを所定のビット幅ぶん(スライス)だけ処理する。 また、音声や画像などのデータをビットプレーン構造などで扱うためスライスすることやスライスしたものも「ビットスライス」と呼ぶことがある。詳細はビットプレーン参照。.

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データゼネラル

データゼネラル (Data General, DG) は、アメリカのミニコンピュータ製造企業である。10年以上に渡って広く使われた 16ビット ミニコンピュータによって知られた企業である。度重なる経営上の判断ミスによって1980年代には倒産の危機に直面した。その後も何とか経営は続けられたが、1999年に買収された。.

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ディジタル・イクイップメント・コーポレーション

ディジタル・イクイップメント・コーポレーション (Digital Equipment Corporation) は、かつて存在した、アメリカ合衆国を代表するコンピュータ企業のひとつである。1957年、ケン・オルセンによってマサチューセッツ州メイナードに設立された。通称 DEC(デック)ディジタル・イクイップメント・コーポレーション自身が "DEC" を使った例: PDP11 Processor Handbook (1973): page 8, "DEC, PDP, UNIBUS are registered trademarks of Digital Equipment Corporation;" page 1-4, "Digital Equipment Corporation (DEC) designs and manufactures many of the peripheral devices offered with PDP-11's.

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フリップフロップ

''R1, R2''.

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ファームウェア

ファームウェア (firmware) とは、電子機器に組み込まれたコンピュータシステム(ハードウェア)を制御するためのソフトウェアで、ソフトウェアをROM等の集積回路にあらかじめ書き込まれた状態で、機器に組み込んだもの。また、ソフトウェアではなく、プログラマブルロジックデバイスで利用する回路情報も広義のファームウェアと呼ぶことがある。.

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ファクター5

ファクター5は、テレビゲームのソフトウェア開発団体である。1987年ケルンにて5人で立ち上げた会社に由来する。1994年カリフォルニア州サンラファエルに移転。現在の社長は5人の創立者の一人であるジュリアン・エッゲブレヒト。シューティングゲーム「タリカン」シリーズで知られる。.

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フェライト (磁性材料)

フェライト(ferrite)は、酸化鉄を主成分とするセラミックスの総称である。 強磁性を示すものが大半であり、磁性材料として広く用いられている。 軟磁性を示すものをソフトフェライト、硬磁性を示すものをハードフェライトと呼ぶ。東京工業大学の加藤与五郎と武井武によって発明された。 磁石(フェライト磁石)やインダクタ等のコア(フェライトコア)等、磁性体として、特に電磁的な部品用として多用されている。 従来の珪素鋼板では渦電流が発生して加熱するので高周波での磁心の使用には不適で欧米ではダスト・コアと呼ばれる金属磁性体を樹脂で固めた磁心が使用されていたが、第二次世界大戦後には高周波特性の優れたフェライトコアに置き換えられた。.

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ニューヨーク

ニューヨーク市(New York City)は、アメリカ合衆国ニューヨーク州にある都市。 1790年以来、同国最大の都市であり、市域人口は800万人を超え、都市圏人口では定義にもよるが2000万人以上である.

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ダイオード

図1:ダイオードの拡大図正方形を形成しているのが半導体の結晶を示す 図2:様々な半導体ダイオード。下部:ブリッジダイオード 図3:真空管ダイオードの構造 図4 ダイオード(英: diode)は整流作用(電流を一定方向にしか流さない作用)を持つ電子素子である。最初のダイオードは2極真空管で、後に半導体素子である半導体ダイオードが開発された。今日では単にダイオードと言えば、通常、半導体ダイオードを指す。 1919年、イギリスの物理学者 William Henry Eccles がギリシア語の di.

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制御装置

制御装置(せいぎょそうち、Control Unit)とは、一般に何らかのシステム全体あるいは一部を制御する装置を指す。.

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命令 (コンピュータ)

ンピュータにおいて、命令(めいれい)とはCPUが処理する操作のこと。通常、命令操作部と複数のオペランドからなる。あるいは操作者がコンピュータに入力する簡易な書式による指示の総称として用いられることもある。.

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命令レジスタ

命令レジスタ(めいれいレジスタ、instruction register)とは、CPUの実行ユニットの一部であり、現在実行中の命令を格納する。 単純なプロセッサでは、各命令を実行するときにそれを命令レジスタに格納し、デコードして実行するまでの間保持し続ける。 より複雑な命令レジスタのパイプライン化を実現しているプロセッサでは、パイプラインの各ステージでそれぞれ別の命令を並行して処理する。 現在のプロセッサはさらにアウト・オブ・オーダー実行が可能であり、命令レジスタセット内の複数の命令を同時並行してデコードできる。 命令レジスタ内の命令コードをデコードするにあたっては、命令の種類を判別し、オペランドを解読し、必要ならばオペランドをメモリから読み込み、(スーパースケーラ型プロセッサならば)実行に必要なユニットを割り当てる、などといったことを行う。 Category:CPU.

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命令パイプライン

命令パイプライン(Instruction pipeline)は、コンピュータなどのデジタル電子機器で命令スループット(単位時間当たりに実行できる命令数)を向上させる設計技法の1つで、命令レベルの並列性を高める1技法。 命令パイプラインのあるプロセッサは、命令の処理を独立して実行できる工程(ステージ)に分割する。各工程は、前の工程の出力を自身の入力とし、自身の出力を次の工程の入力とするように相互接続されている。このような構成で各工程を並列化し、全体としての処理時間を大幅に削減する。.

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命令セット

命令セット(めいれいせっと、instruction set)は、コンピュータのハードウェアに対して命令を伝えるための言葉の語彙。.

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アレン・ニューウェル

アレン・ニューウェル(Allen Newell, 1927年3月19日 - 1992年7月19日)は、初期の人工知能研究の研究者。計算機科学および認知心理学の研究者であり、ランド研究所やカーネギーメロン大学の計算機科学科、テッパー・スクール・オブ・ビジネスに勤務した。ハーバート・サイモンと共に開発した Information Processing Language (1956) や2つの初期のAIプログラムである Logic Theory Machine (1956) と General Problem Solver (1957) で知られている。1975年、人工知能と認知心理学への基礎的貢献が認められ、ハーバート・サイモンと共にACMチューリング賞を受賞。.

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アドバンスト・マイクロ・デバイセズ

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices, Inc.

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アウト・オブ・オーダー実行

アウト・オブ・オーダー実行(-じっこう、out-of-order execution)とは、高性能プロセッサにおいてクロックあたりの命令実行数(IPC値)を増やし性能を上げるための手法の1つで、機械語プログラム中の命令の並び順に依らず、データなどの依存関係から見て処理可能な命令について逐次開始・実行・完了させるものである。頭文字で'OoO'あるいは'O-o-O'とも書かれる。「順序を守らない実行」の意である。 プロセッサの設計と実装において、命令レベルの並列性(Instruction-level parallelism; ILP)を高めることは1つの目標でありスーパースケーラにより1サイクルあたり2命令を越えることが可能になったが、フォンノイマンアーキテクチャの前提である逐次実行が、並列化を施す上での障壁となる。アウト・オブ・オーダー実行(以下、OoO)は、結果(意味)に影響を与えないことを保証しながら可能な限り順序に従わずどんどん実行することにより、複数命令の同時実行の可能性を広げる最適化手法の1つである。 アウト・オブ・オーダー実行に対して、順序通り実行することを、イン・オーダー実行と言う。.

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アセンブリ言語

モトローラ MC6800 のアセンブリ言語のソースコード アセンブリ言語(アセンブリげんご、英: assembly language)とは、コンピュータ、マイクロコントローラ、その他のプログラム可能な機器を動作させるための機械語を人間にわかりやすい形で記述する、代表的な低水準言語である。なお、英語の assembly とは「組立」という意味である。.

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インテル

インテル(英:Intel Corporation)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置く半導体素子メーカーである。 社名の由来はIntegrated Electronics(集積されたエレクトロニクス)の意味である。.

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エミュレータ

ミュレータ(Emulator)とは、コンピュータや機械の模倣装置あるいは模倣ソフトウェアのことである。.

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オペレーティングシステム

ペレーティングシステム(Operating System、OS、オーエス)とは、コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)のために、ソフトウェアの中でも基本的、中核的位置づけのシステムソフトウェアである。通常、OSメーカーが組み上げたコンピュータプログラムの集合として、作成され提供されている。 オペレーティングシステムは通常、ユーザーやアプリケーションプログラムとハードウェアの中間に位置し、ユーザーやアプリケーションプログラムに対して標準的なインターフェースを提供すると同時に、ハードウェアなどの各リソースに対して効率的な管理を行う。現代のオペレーティングシステムの主な機能は、ファイルシステムなどの補助記憶装置管理、仮想記憶などのメモリ管理、マルチタスクなどのプロセス管理、更にはGUIなどのユーザインタフェース、TCP/IPなどのネットワーク、などがある。オペレーティングシステムは、パーソナルコンピュータからスーパーコンピュータまでの各種のコンピュータや、更にはスマートフォンやゲーム機などを含む各種の組み込みシステムで、内部的に使用されている。 製品としてのOSには、デスクトップ環境やウィンドウシステムなど、あるいはデータベース管理システム (DBMS) などのミドルウェア、ファイル管理ソフトウェアやエディタや各種設定ツールなどのユーティリティ、基本的なアプリケーションソフトウェア(ウェブブラウザや時計などのアクセサリ)が、マーケティング上の理由などから一緒に含められていることもある。 OSの中で、タスク管理やメモリ管理など特に中核的な機能の部分をカーネル、カーネル以外の部分(シェルなど)をユーザランドと呼ぶ事もある。 現代の主なOSには、Microsoft Windows、Windows Phone、IBM z/OS、Android、macOS(OS X)、iOS、Linux、FreeBSD などがある。.

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オペコード

ペコード (operation code, opcode) とは、機械語の1個の命令の部分で、実行する操作 (operation) の種類を指定する部分のこと、およびそのコード(符号)のことである。数式における演算子に相当する。命令のもうひとつの主要部分は、操作される対象を指定するオペランド(被演算子)である。.

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カム (機械要素)

ム カム(cam)は運動の方向を変える機械要素。回転する軸に取り付けられ、軸の回転角度に対応した曲面が形成されている。一般には、円板カムと呼ばれる中心から円周までの距離が一定でない(卵型に代表される)板を回転する軸に取り付け、これの板に接する物(板や棒)に周期的な運動を与える。 典型的かつ、有名な例は、エンジンの吸排気バルブの開閉を行っているカムで、エンジンの出力軸から得た回転をバルブ開閉の往復運動に変換している。カムに追従させる部品が、カムフォロアである。なお、エンジンのバルブ開閉のカムのように、金属同士が高速で擦れ合うようなものの場合(カム表面とバルブのリフターと言う部分が激しく擦れ合う)、カムの表面が摩耗しないようにチル処理や硬い金属の塗布などが施してあり、非常に硬く出来ている。.

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キャッシュメモリ

ャッシュメモリ は、CPUなど処理装置がデータや命令などの情報を取得/更新する際に主記憶装置やバスなどの遅延/低帯域を隠蔽し、処理装置と記憶装置の性能差を埋めるために用いる高速小容量メモリのことである。略してキャッシュとも呼ぶ。コンピュータは以前から記憶装置や伝送路の性能が処理装置の性能に追いつけず、この差が全体性能に対するボトルネックとされてきた(ノイマンズ・ボトルネック)。そしてムーアの法則に基づく処理装置の加速度的な高性能化により現在ではますますこの差が拡大されている。キャッシュメモリは、記憶階層の観点からこれを解消しようとするものである。 主に、主記憶装置とCPUなど処理装置との間に構成される。この場合、処理装置がアクセスしたいデータやそのアドレス、状態、設定など属性情報をコピーし保持することで、本来アクセスすべき記憶装置に代わってデータを入出力する。通常はキャッシュメモリが自動的にデータ保存や主記憶装置の代替を行うため、基本的にCPUのプログラムなど処理装置側がキャッシュメモリを意識する必要はない。 キャッシュの一般的な概念はキャッシュ (コンピュータシステム)を参照のこと。.

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コントロールストア

ントロールストアとは、CPUの制御装置の一部としてマイクロプログラムを格納する記憶装置の一種である。 コントロールストアは、最近のマイクロプロセッサではダイオードの配列でできたROMとして実装されていることが多い。 その起源は少なくとも1947年のWhirlwindで使われた "program timing matrix" まで遡る。 IBMのメインフレームSystem/360では、リードオンリーのコントロールストアを使用していたが、後継のSystem/370では超高速のRAMで構成された書き換え可能なコントロールストアにフロッピーディスクからマイクロプログラムをロードしていた。 このため IBM は容易にマイクロプログラムのバグを修正することができた。 当時、デフォルトのコントロールストアがリードオンリーであっても、オプションとして書き換え可能なコントロールストアを提供し、ユーザーがマシンのマイクロプログラムを更新できるようにすることが多かった。 コントロールストアは次のマイクロ命令を出力するためのレジスタを持っている。 シーケンサはマイクロ命令の実行結果を見て(マイクロプログラムの)次の実行アドレスを決める必要があり、レジスタを介することで競合状態が発生するのを防いでいる。 多くの設計ではそれ以外のものもレジスタを通していく。 これは次のマイクロ命令の実行が 1サイクル遅延されるなら、マシンがより高速に動作できるからである。 このレジスタはパイプライン・レジスタと呼ばれている。 次のマイクロ命令の実行はしばしば現在のマイクロ命令の実行結果に依存しており、それは現在のマイクロサイクルが終わるまで決定できない。 いずれにしてもコントロールストアの出力をひとつの大きなレジスタに入れることになる。 古くはレジスタとEPROMをひとつのチップに収めたものが使われていた。 システムのサイクルタイムを決めるクロック信号は基本的にこのレジスタを駆動するものである。.

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コンパイラ

ンパイラ(英:compiler)とは、コンピュータ・プログラミング言語の処理系(言語処理系)の一種で、高水準言語によるソースコードから、機械語に(あるいは、元のプログラムよりも低い水準のコードに)変換するプログラムである。.

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コンピュータ・アーキテクチャ

ンピュータ・アーキテクチャ(computer architecture)は、コンピュータ(特にハードウェア)における基本設計や設計思想などを意味する。アーキテクチャ(建築)には、単に「建築物」以外に、設計や様式という意味があるが、それから転じて、コンピュータ分野においても使われるようになった。「設計思想」などと意訳されることもある。技術者や研究者の用語としては(企業ごとの用語の違いにもよるが)「方式」という語が使われることもある。 1964年のSystem/360で最初に使われた用語で、その際の意味としては、入出力インタフェースを含むコンピュータシステムのハードウェア全体(周辺機器自体は含まない)の、ユーザー(プログラマ、OSを設計するプログラマも含む)から見たインタフェースの定義であり、具体的には使用できるレジスタの構成、命令セット、入出力(チャネルコントロールワード)などであり、実装は含まない。このアーキテクチャが同一のコンピュータ間や、上位互換のアーキテクチャを持つコンピュータへの移行や、上位互換の周辺機器への移行などは、ソフトウェアの互換性が原則として保証される。またハードウェアの内部設計や実装は、定義されたアーキテクチャを守る限り、技術の進歩に応じて自由に更新できる。この結果、コンピュータ・ファミリー(シリーズ)が形成可能となる。現在で言えばレイヤー定義であり仮想化の一種でもある。 また、システムアーキテクチャ、エンタープライズアーキテクチャ、ソフトウェアアーキテクチャ、ARMアーキテクチャなどの用語も増えている。.

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ゴードン・ベル

C・ゴードン・ベル(C. Gordon Bell、1934年8月19日 -)は、アメリカ合衆国の計算機工学者、実業家。著名なコンピュータ技術者でありマネージャ。ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)の初期の従業員としてPDPシリーズのいくつかの機種を設計し、技術部門の副社長としてVAXの開発を統括した。その後、起業家、発明家、NSFの情報科学部門のアシスタントディレクター (1986-1987)、マイクロソフトでの研究 (1995-) などの仕事についている。.

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シミュレーション

ミュレーション()は、何らかのシステムの挙動を、それとほぼ同じ法則に支配される他のシステムやコンピュータなどによって模擬すること広辞苑第6版。simulationには「模擬実験」や「模擬訓練」という意味もある。なお「シミュレイション」と表記することもまれにある。.

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シンボリックス

ンボリックス(Symbolics)は、同名(Symbolics, Inc.)のかつて存在したコンピュータ製造企業の資産を引き継いだ私企業であり、Open Genera LISPシステムやMacsyma数式処理システムの販売と保守を行っている。本項目では、主にかつてのコンピュータ製造企業について解説する。.

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シーケンス制御

ーケンス制御(シーケンスせいぎょ、Sequential Control)とは「あらかじめ定められた順序または手続きに従って制御の各段階を逐次進めていく制御」である。日本工業規格(JIS)の旧規格 C0401 に定義されている。.

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システムソフトウェア

テムソフトウェア(System Software、Systems Software)またはシステムプログラムは、コンピュータのハードウェア管理や制御などを行うソフトウェア全般を指す用語。対比語はアプリケーションソフトウェア(業務プログラム)。類似の用語には、基本ソフトウェア、システム制御ソフトウェアなどがある。 一般的な例には、オペレーティングシステム、デバイスドライバ、プログラミング言語処理系などがあるが、システムや観点にもより、その境界は明確ではない。.

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スーパースカラー

パイプライン概念図 Alpha プロセッサを搭載 スーパースカラー(superscalar,スーパースケーラ)とは、プロセッサのマイクロアーキテクチャにおける用語で、複数の命令を同時にフェッチし、複数の同種のあるいは異種の実行ユニットを並列に動作させ、プログラムの持つ命令レベルの並列性を利用して性能の向上を図るアーキテクチャである。.

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スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊

『スター・ウォーズ 出撃! ローグ中隊』(スターウォーズ しゅつげき ローグちゅうたい)は、任天堂から発売されたシューティングゲームであり、『スター・ウォーズ ローグ スクワドロン3D』というタイトルでエレクトロニック・アーツ・スクウェア(現エレクトロニック・アーツ)からも発売されている。原題は『Star Wars: Rogue Squadron』。.

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ソフトウェア

フトウェア(software)は、コンピューター分野でハードウェア(物理的な機械)と対比される用語で、何らかの処理を行うコンピュータ・プログラムや、更には関連する文書などを指す。ソフトウェアは、一般的にはワープロソフトなど特定の作業や業務を目的としたアプリケーションソフトウェア(応用ソフトウェア、アプリ)と、ハードウェアの管理や基本的な処理をアプリケーションソフトウェアやユーザーに提供するオペレーティングシステム (OS) などのシステムソフトウェアに分類される。.

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント

株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(、略称: SIEI・SIE Inc)は、家庭用ゲーム機(PlayStationシリーズ)、ならびにゲームソフトの開発、製造、販売などを行うソニーグループの企業。旧称、株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) 。 100%出資子会社として日本にポリフォニー・デジタルと各地域子会社を持つ。また、グループ統括会社としてアメリカ合衆国のサンマテオにソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC(、略称: SIE)を置く。.

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サン・マイクロシステムズ

ン・マイクロシステムズ本社 サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を置いていたコンピュータの製造・ソフトウェア開発・ITサービス企業である。2010年1月27日にオラクルにより吸収合併され、独立企業・法人としては消滅した。.

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割り込み (コンピュータ)

割り込み(わりこみ)とは、コンピュータがその周辺機器などから受け取る要求の一種である。現在の多くのCPUは、割り込みを処理するための機能を備えている。.

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回路配置利用権

回路配置利用権(かいろはいちりようけん)は、半導体集積回路の回路配置についてその創作者等に認められる知的財産権の一種である。.

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CISC

CISC(しすく、Complex Instruction Set Computer)は、コンピュータの命令セットアーキテクチャ(ISA)の設計の方向性の一つである。単純な命令を指向したRISCが考案されたときに、対比して(レトロニム)従来のISAは複雑であるとして、"Complex" の語を用いた "CISC" と呼ばれる様になった。典型的なCISCのISAはしばしば、単一の命令で複数の処理を行う、可変長命令である、直交性がある、演算命令のオペランドにメモリを指定できる、などで特徴づけられる。 CISCを採用したプロセッサ(CPU)をCISCプロセッサと呼ぶ。CISCプロセッサに分類されるプロセッサとしては、マイクロプログラム方式を採用したSystem/360、PDP-11、VAXなどや、マイクロプロセッサの680x0、x86などがある。.

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COBOL

COBOL(コボル)は、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語である。名前は「Common Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)に由来する。.

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CPU

Intel Core 2 Duo E6600) CPU(シーピーユー、Central Processing Unit)、中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)は、コンピュータにおける中心的な処理装置(プロセッサ)。 「CPU」と「プロセッサ」と「マイクロプロセッサ」という語は、ほぼ同義語として使われる場合も多いが、厳密には以下に述べるように若干の範囲の違いがある。大規模集積回路(LSI)の発達により1個ないしごく少数のチップに全機能が集積されたマイクロプロセッサが誕生する以前は、多数の(小規模)集積回路(さらにそれ以前はディスクリート)から成る巨大な電子回路がプロセッサであり、CPUであった。大型汎用機を指す「メインフレーム」という語は、もともとは多数の架(フレーム)から成る大型汎用機システムにおいてCPUの収まる主要部(メイン)、という所から来ている。また、パーソナルコンピュータ全体をシステムとして見た時、例えば電源部が制御用に内蔵するワンチップマイコン(マイクロコントローラ)は、システム全体として見た場合には「CPU」ではない。.

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CPU設計

CPU設計の記事では、コンピュータのプロセッサの設計(デザイン)について解説する。.

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状態遷移表

態遷移表(じょうたいせんいひょう、State Transition Table)は、状態機械類(の遷移関数 T(scurrent, e).

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磁気コアメモリ

磁気コアメモリ(じきこあめもり)は、小さなドーナツ状のフェライトコアを磁化させることにより情報を記憶させる記憶装置。 コンピュータの初期世代ではよく使われた。原理的に破壊読み出しで、読み出すと必ずデータが消えるため、再度データを書き戻す必要がある。破壊読み出しだが、磁気で記憶させるため、不揮発性という特徴がある(ただし、電源投入時のノイズ等で内容が破壊されうるので、設計次第で揮発性メモリのように扱われる)。 縦方向、横方向、さらに斜め方向の三つの線の交点にコアを配置する。縦横方向でアドレッシングを行ない、斜め方向の線でデータを読み出す。.

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Data General Eclipse MV/8000

Eclipse MV/8000 (エクリプス・エムヴィ8000) は、1980年代にデータゼネラルによって作られた32ビットのミニコンピューターの最初のファミリーである。 開発中はイーグルというコード名で呼ばれ、そのアーキテクチャは新しい32ビットの設計で、以前の16ビットのエクリプス・シリーズと後方互換性を有した。 このコンピューターおよびその開発に取り組んだ人々は、トレイシー・キダーの本『超マシン誕生』"The Soul of a New Machine" の主題である。 MV/8000の後には MV/8000-II、MV/2000、MV/2500、MV/4000、MV/10000、MV15000、MV/20000、MV/30000および MV/40000が続いた。 後のMV/40000のようなモデルは稼働中に部品を交換できる対称型マルチプロセッシング(SMP)システムであった。 エクリプス MVは、4GBのアドレス空間を備えた32ビットのCISCアーキテクチャである。4GBのアドレス空間は 512MBの8つのリングに各々分割され、特権メカニズムはそのリング上に写像された。 最も外側のリング(リング7)は最も少ない特権が与えられ、最も内側のリング(リング0)は最も多くの特権を与えられた。.

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Emotion Engine

Emotion Engine(エモーション エンジン、略称: EE)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント (SCE) と東芝によって開発され、主にPlayStation 2向けに設計・使用されたMIPS R5900ベースの128ビットRISCマイクロプロセッサである。実質的な後継はPlayStation 3におけるCell Broadband Engine。 本項では、同じくSCEによって開発され、PS2向けに設計・使用されたGPU・Graphics Synthesizer(グラフィックス シンセサイザ、略称: GS)についても扱う。 この2つのチップはセットで使われる事が多く、当初は独立したチップであったが、のちにワンチップ化が行われた。.

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解析機関

バベッジ自身が組み立てた解析機関の一部の試作品http://www.sciencemuseum.org.uk/objects/computing_and_data_processing/1878-3.aspx ''Babbage's Analytical Engine, 1834-1871. (Trial model)'' -Science Museum, London。サイエンス・ミュージアム(ロンドン) 解析機関(かいせききかん、analytical engine)は、イギリス人数学者チャールズ・バベッジが設計した、蒸気機関で動くはずだった機械式汎用コンピュータであり、コンピュータの歴史上、重要なステップを刻んだ。 バベッジが解析機関についてはじめて記述したのは1837年であるが、1871年の死去直前まで設計を続けた。資金や政治、法律などの問題があり、この機械は実際には製作されなかった。論理的に解析機関に匹敵する機能を持つ汎用コンピュータは、1940年代にやっと現実のものとなったのである。 この機械はしばしば、当時の工作精度のため製作できなかった、とされる。これはバベッジが機関のための精度が足りないとしていたためもある。しかし、息子のヘンリー・バベッジや現代のサイエンス・ミュージアムによる部分的構築によって、必要なだけの工作精度はあったことが確認されている(特に、現代の再現では、当時の工作機械についての考証のうえで行われている) 。そのため、資金と政府の支援があれば、工作機械の精度に関しては、当時でも製作できたのではないかとされる。ただし、必要な精度がどれだけであるか、といった工学的な考え方は当時まだ無かったことも考慮する必要がある。.

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記憶装置

GB SDRAM。一次記憶装置の例 GB ハードディスクドライブ(HDD)。コンピュータに接続すると二次記憶装置として機能する SDLT テープカートリッジ。オフライン・ストレージの例。自動テープライブラリで使う場合は、三次記憶装置に分類される 記憶装置(きおくそうち)は、コンピュータが処理すべきデジタルデータをある期間保持するのに使う、部品、装置、電子媒体の総称。「記憶」という語の一般的な意味にも対応する英語としてはメモリ(memory)である。記憶装置は「情報の記憶」を行う。他に「記憶装置」に相当する英語としてはストレージ デバイス(Storage Device)というものもある。.

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超越関数

超越関数(ちょうえつかんすう、transcendental function)とは、多項式方程式を満たさない解析関数であり、代数関数と対照的である。言い換えると、超越関数は加算、乗算そして冪根という代数的演算を有限回用いて表せないという意味で代数を「超越」したものである。 超越関数の例として、指数関数、対数関数、そして三角関数が挙げられる。 正式には、実あるいは複素変数 の解析関数 が超越的とは、 が と代数的独立であることをいう。この定義は多変数関数にも拡張できる。.

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著作権

著作権(ちょさくけん、、コピーライト)は、明確な形を持たない無体財産権(無形固定産)である。 主な無体財産権は、書物、言語、音楽、絵画、建築、図形、映画、コンピュータプログラムなどである。また、特性が類似する特許権や商標権も含めて、知的財産権と呼称する場合もある。.

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自動ピアノ

演奏中の自動ピアノ 自動ピアノの仕組み 自動ピアノは、巻紙(ピアノロール)に記録された楽譜を読み取って空気の力でひとりでに演奏するピアノ。 1920年代半ばの、蓄音機と、ラジオ放送の一般家庭への普及によって、自動ピアノの人気が落ちてしまった。.

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FORTRAN

FORTRAN(フォートラン)は、1954年にIBMのジョン・バッカスによって考案された、コンピューターにおいて広く使われた世界最初の高級言語である。.

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FPU

FPU(Floating Point Unit、浮動小数点(演算処理)装置)とは、浮動小数点演算を専門に行う処理装置のこと。コンピュータの周辺機器のようなアーキテクチャのものもあれば、主プロセッサと一体化したコプロセッサのようなアーキテクチャのものもある。 AMDではAm9511をAPU (Arithmetic Processing Unit) と呼んでおり(2011年以降はAPUをAccelerated Processing Unitの略称として使用)、インテルではx87をNDP(Numeric data processor, 数値演算コプロセッサ)、またその命令についてNPX(Numeric Processor eXtension)とも呼んでいる。 マイクロプロセッサにおいては、Apple IIの頃は完全に周辺機器のようなアーキテクチャだったが、8087の頃には命令の一体化など、CPUの拡張装置のようなアーキテクチャになった。 インテルのx86系CPUでは387(386用)が最後となり、486からは同一のチップ内に内蔵された(486の初期には、FPUを内蔵しない廉価版と、事実上はオーバードライブプロセッサであった487もあった)。同様に、モトローラの68000系でもMC68040以降のMPUではチップ内に内蔵している。 1990年代中盤以降の高性能プロセッサではFPUはプロセッサ内部のサブユニットとなっている。プロセッサに内蔵されたFPUは、スーパースカラーで他ユニットと並列動作させることができるなど様々なメリットがあるため、現在ではFPUを単体で用いることは珍しくなっている。.

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Graphics Processing Unit

Graphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニット、略してGPU)は、リアルタイム画像処理に特化した演算装置ないしプロセッサである。グラフィックコントローラなどと呼ばれる、コンピュータが画面に表示する映像を描画するための処理を行うICから発展した。特にリアルタイム3DCGなどに必要な、定形かつ大量の演算を並列にパイプライン処理するグラフィックスパイプライン性能を重視している。現在の高機能GPUは高速のVRAMと接続され、グラフィックスシェーディングに特化したプログラマブルな演算器(シェーダーユニット)を多数搭載している。さらにHPC分野では、CPUよりも並列演算性能にすぐれたGPUのハードウェアを、より一般的な計算に活用する「GPGPU」がさかんに行われるようになっており、そういったセクター向けに映像出力端子を持たない専用製品も多く現れている。 NVIDIA製のGPU - GeForce 6600 GT.

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IBM

IBM(アイビーエム、正式社名: International Business Machines Corporation)は、民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業である。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンクに所在する。世界170カ国以上で事業を展開している。.

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IBM 1410

IBM 1410は、IBM 1400シリーズのメンバーとして1960年にIBMが発表した、中型のビジネスコンピュータである。.

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IBM 709

IBM 709 の制御パネル(コンピュータ歴史博物館) IBM 709はIBMが1958年8月に発表した初期のコンピュータシステムのひとつ。IBM 704 の改良版である。IBM 709 では、入出力のオーバーラップ機能、間接アドレス指定、十進数命令などが追加されている。ワード長は36ビットで、アドレス空間は32Kワードであり、1秒間に42,000回の加減算または5000回の乗算が可能とされていた。 オプションのハードウェアエミュレータで IBM 704 のプログラムを実行することができた。これは初の商用エミュレータである。レジスタとよく使われる 704 命令が709のハードウェア上でエミュレートされた。複雑な 704 命令は 709 のソフトウェアでエミュレートされている。 709は真空管を使っている。709をトランジスタ化したのが IBM 7090 で、1959年11月に登場した。 バッチ処理OSの FORTRAN Assembly Program は、709向けに開発されたのが最初である。.

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IBM 801

IBM 801は、1970年代にIBMが設計したRISCマイクロプロセッサアーキテクチャである。その成果は1980年代になってIBMの中で様々な役割を演じることとなった。 801は トーマス・J・ワトソン研究所の801ビルで ジョン・コックの統括の元に純粋な研究プロジェクトとして始められた。 彼らは、既存のIBMのマシンの性能を向上させる手段を探していた。そのためにシステム/370メインフレーム上でのプログラムの動作をトレースし、コンパイラコードを研究していた。 このプロジェクトから、非常に高速で非常に小さいプロセッサコアを作ることが可能だというアイデアが導き出された。 そして、いかなるマシンのマイクロコードもその上で実装できる。 プロジェクトはそれをCPUとして設計する方向に向かった。 その結果できたCPUは1977年に15MIPSという速さで動作した。 これは370メインフレーム用チャネル・コントローラを含むIBMの様々なデバイスで使用された。 そして9370メインフレームのCPUコアとしても使用されるに至った。 1980年代初頭、801の経験はアメリカプロジェクトに引き継がれ、そこからPOWERアーキテクチャが誕生したのである。 ジョン・コックは後に801に関する功績を認められ、チューリング賞(1987年)とアメリカ国家科学賞を獲得した。 801.

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If文

if文(イフぶん)はプログラミング言語において、真理値に従って「もしXならば、Yせよ、さもなくばZせよ」というような条件実行の「文 (プログラミング) 」で、制御構造のひとつである。if else文と呼ばれることもある。 具体的な構文はプログラミング言語によって異なるが一般的に、条件式と、条件式の評価結果の値が「真として扱うべき値」の場合に実行される「then節」と呼ばれる部分があり、「偽として扱うべき値」の場合に実行されるelse節と呼ばれる部分が付く場合もある。 then節とelse節が式になる「条件演算子」がある言語も多い。言語によってはifが文ではなく、条件演算子と同様の「if式」である言語もある。.

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Intel 8086

Intel 8086(インテル8086)はインテルが開発した16ビット マイクロプロセッサ(CPU)。x86(80x86)アーキテクチャの最初のマイクロプロセッサで、1978年に発表された。 日本電気のPC-9801などパーソナルコンピュータに広く採用された。対応するオペレーティングシステムに、MS-DOS、PC-DOS、CP/M-86があった。 シリーズには、外部データバスを8ビットにした低価格版の8088があり、初代のIBM PCにも採用された。協調して働くように準備されていた数値演算コプロセッサに8087があった。また、使われる機会は少なかったが、8089というI/Oプロセッサも存在した。 当時ライバルとされた製品には、モトローラの68000系プロセッサがある。.

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Intel Core 2

Intel Core 2(インテル コア ツー)はインテルが2006年7月27日に発表した、x86命令セットを持つCPU用のマイクロプロセッサ。 元々はモバイル向けとして開発され、そこからデスクトップ、ワークステーション、サーバ向けの製品が派生的に開発されている。そのため、Coreマイクロアーキテクチャ内での世代を表す開発コードネームは、モバイル向けの標準ダイのものが用いられる。しかしそれぞれの用途向けであっても内容的にはほぼ同じであり、先行して開発が進んでいたモバイル向けにそれぞれの用途向けの機能が追加されていったり、組み込まれた機能を無効化することでそれぞれの用途向けに作り分けられている。 2008年の第4四半期より出荷が始まったCore i7をはじめとする、Nehalemマイクロアーキテクチャの各CPUに順次置き換えられた。.

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Intel486

Intel486(インテルよんはちろく)は、インテルのx86系マイクロプロセッサで、386の後継製品である。 当初の名称は「80486」で、後に廉価版の「486SX」をラインナップに追加した際に、従来の80486を「486DX」と改名し、同時にそれらの総称として「i486」の商標を使うようになった。"i" を付けたのは、米国では番号だけの名前は商標権を取れない(登録できない)ためである。インテルが現在使用している名称はIntel486プロセッサ (Intel486 Processor) である。.

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LISPマシン

LISPマシンは、LISPを主要なプログラミング言語として効率的に実行することを目的として設計された汎用のコンピュータである。ある意味では、最初の商用シングルユーザーワークステーションと言うこともできる。それほど数量的に大成功を収めたとはいえないが(1988年までに約7000台が出荷された)、その後よく使われることになる様々な技術を商用化する先駆けとなった。例えば、効率的ガベージコレクション、レーザープリンター、ウィンドウシステム、コンピュータマウス、高解像度ビットマップグラフィックス、などのネットワーキングにおける技術革新などである。1980年代にシンボリックス(3600、3640、XL1200、MacIvoryなど)、LMI(Lisp Machines Incorporated、LMI Lambda)、テキサス・インスツルメンツ(Explorer、MicroExplorer)、ゼロックス(InterLisp-D搭載ワークステーション)といった企業がLISPマシンを製造販売した。オペレーティングシステムは やInterlisp(ゼロックスの場合)で書かれ、後に一部は Common Lisp で書かれた。.

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MOS 6502

MOS 6502はアメリカのモステクノロジーが1975年に発表した8ビット MPU (CPU) である。 1977年に発売されたApple II に搭載されて一躍有名になり、その後PET 2001(1977年1月発表、10月発売)、CBM3032、VIC-1001等、主にコモドール社の製品で採用されていた。日本ではパソコン用のCPUとしてはそれほど普及しなかったが、互換CPUがファミリーコンピュータやPCエンジンに採用されている。 モステクノロジー 6502 マイクロプロセッ.

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NINTENDO64

NINTENDO64(ニンテンドウろくじゅうよん)は、任天堂株式会社が1996年(平成8年)に発売した家庭用ゲーム機。スーパーファミコンの後継・次世代機種であり、略称は「64(ロクヨン)」、「N64」など。 生産は既に終了しており、2007年(平成19年)10月31日をもってファミリーコンピュータ、スーパーファミコン等と共に公式修理サポートを終了した。NINTENDO64で発売されたゲームソフトの一部は、Wii UやWiiのゲームソフト配信サービスであるバーチャルコンソールで購入・プレイすることが可能である。.

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PDP-10

KL10-DA 1090 CPU とメモリモジュール6台 PDP-10は、1960年代後半からディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が製造したメインフレームファミリ。PDPシリーズコンピュータのひとつ。1966年に最初の機種が出荷された。タイムシェアリングシステムを一般に浸透させたマシンであり、多くの大学や研究機関で採用されたことから1970年代のハッカー文化に大きな影響を与えた。PDP-10を導入した主な大学/研究機関としては、MITの人工知能研究所およびProject MAC、スタンフォード大学のSAIL、カーネギーメロン大学などがある。 PDP-10のアーキテクチャはPDP-6とほぼ同じで、36ビットワードである。命令セットは若干拡張されており、ハードウェアの実装は進歩している。命令セットは未だに卓越しているという見方もあり、特に "byte"命令は任意のビットフィールドを操作することができた(この場合の byte は必ずしも8ビットを意味せず「固定ビット数の連続の並び」という意味である)。.

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PDP-11

PDP-11 は、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が1970年代から1980年代に販売した16ビットミニコンピュータシリーズ。PDP-11 は DECのPDPシリーズのPDP-8コンピュータの主にリアルタイムシステムの後継であるが、両シリーズは10年間以上並存した。革新的機能をいくつか持ち、従来よりもプログラミングが容易になっていた。ミッドレンジのミニコンピュータとしての後継は32ビットのVAXである。 その設計上の特徴は、モトローラのMC68000などのマイクロプロセッサの設計に影響を及ぼしている。またPDP-11上のオペレーティングシステム (OS) の設計は他のOS、例えばCP/MやMS-DOSの設計に影響を及ぼしている。最初の公式にUNIXと名付けられたバージョンのOSは、1970年に PDP-11/20 上で動作した。PDP-11のプログラミング上の低レベルな特徴とC言語の言語要素の類似は非常によく言われてはいるが、意図的にそのように設計したわけではない。たとえば、C言語の ++ や -- は、PDP-11より古い、PDP-7に実装したB言語に由来していて、ハードウェアの持っていた機能からの影響もあるだろうが、いくつかの特徴はハードウェアからというよりもトンプソンのオリジナルであろうとリッチーが書き残している(:en:Increment and decrement operators#Historyを参照)。 DECtape装置が見える.

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PDP-8

ミソニアン博物館に展示されている PDP-8。初期のトランジスタを使用したPDP-8で、''Straight 8''と呼ばれる。 PDP-8は、世界で初めて商業的に成功した12ビットミニコンピュータであり、1960年代にディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC) が製造した。1965年3月22日に登場し、5万システムを売り上げ、DECのPDPシリーズでも当時最も成功したコンピュータとなった。最初のPDP-8の設計を指揮したは、後にデータゼネラルを創業した。 最初のPDP-8機種(非公式に "Straight-8" と呼ばれている)は diode-transistor logic (DTL) を採用した基板で構成されており、小型冷蔵庫ほどの大きさだった。 その後、デスクトップ型とラックマウント型のPDP-8/Sが登場。1ビット直列ALU実装で、小型化と低価格化を実現したが、最初のPDP-8に比べると性能がかなり低い。PDP-8/Sに接続可能な唯一のストレージがDF32というディスク装置(容量32Kワード)だった。 その後のシステム(PDP-8/I、/L、/E、/F、/M、/A)は並列実装で高速になった(元に戻った)が、TTLICを使用し、DTLより安価になっている。現存するPDP-8の多くはこの世代の機種である。中でもPDP-8/Eは豊富な各種周辺機器が接続可能で、よく使われていた。汎用コンピュータとしてもよく使われていた。 1975年、安価なマイクロプロセッサを使った Altair 8800 などの初期のパーソナルコンピュータが登場し、その後 TRS-80 や Apple II が登場すると、小型汎用コンピュータの市場はそれらに奪われることになった。 1979年にリリースされた PDP-8 の最後の機種は特製のCMOSマイクロプロセッサを使用しており、"CMOS-8s" などと呼ばれた。価格は他のマイクロプロセッサを使ったコンピュータと競合するような設定ではなく、市場には受け入れられなかった。1981年に登場した IBM PC がCMOS-8sにとどめを刺した。インターシルがこの集積回路を1982年まで Intersil 6100 として販売していた。CMOSであるため低電力であり、いくつかの軍用組み込みシステムに採用された。.

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PlayStation 2

PlayStation 2(プレイステーションツー、略称: PS2)は、2000年3月4日に発売された家庭用ゲーム機。発売元はソニー・コンピュータエンタテインメント(略: SCE、現: ソニー・インタラクティブエンタテインメント)。 全ての機能が活用された訳ではないが、最先端の仕様(DVDを主要なメディアとして採用・サラウンド環境に対応・インターネットに接続できる・ハードディスクを搭載可能等)を集約し、極端にマルチメディア化を推し進め、1990年代までの家庭用ゲーム機の枠を打ち破った上、21世紀に出現するマルチメディア・プラットフォームとしてのゲーム機のプロトタイプとなった。発売前から、アーケードゲーム並のグラフィックの美しさと、当時は高価な専用プレーヤーが必要とされたDVD再生機能の搭載に関して、全世界的に大きな注目を集めており、更なる次世代ゲーム機が登場した2000年代中盤までは世界1位の人気を誇っていた。.

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POWER

IBM POWER5 POWER(パワー)は、Power Architecture をベースとした、IBMのRISCマイクロプロセッサ (CPU) のシリーズである。 当初は32ビットであったが、POWER3 以降は64ビット化された。また派生製品に PowerPC がある。2014年7月時点の最新版は POWER8 である。 特徴として、比較的低いクロックで性能を発揮できるため、同じ性能ならば消費電力や発熱量を抑えられ、また動作周波数を引き上げる事により更なる性能向上が容易である。このためIBMなどのスーパーコンピュータ、UNIX ワークステーション、オフィスコンピュータなどで使用されている。.

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Random Access Memory

RAMの種類。上からDIP、SIPP、SIMM 30ピン、SIMM 72ピン、DIMM (SDRAM)、DIMM(DDR-SDRAM) Random access memory(ランダムアクセスメモリ、RAM、ラム)とは、コンピュータで使用するメモリの一分類である。本来は、格納されたデータに任意の順序でアクセスできる(ランダムアクセス)メモリといった意味で、かなりの粗粒度で「端から順番に」からしかデータを読み書きできない「シーケンシャルアクセスメモリ」と対比した意味を持つ語であった。しかし本来の意味からズレて、ROM(読み出し専用メモリ)に対して、任意に書き込みできるメモリの意で使われていることが専らである。.

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Read only memory

Read only memory(リードオンリーメモリ、ROM: ロム)は、記録されている情報を読み出すことのみ可能なメモリである。読み出し専用メモリともいう。.

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RISC

RISC(りすく、Reduced Instruction Set Computer、縮小命令セットコンピュータ)は、コンピュータの命令セットアーキテクチャ(ISA)の設計手法の一つで、命令の種類を減らし、回路を単純化して演算速度の向上を図るものである。なお、RISCが提唱されたときに、従来の設計手法に基づくアーキテクチャは対義語としてCISCと呼ばれるようになった。 RISCを採用したプロセッサ (CPU) をRISCプロセッサと呼ぶ。RISCプロセッサの例として、ARM、MIPS、POWER、SPARCなどが知られる。.

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S&P グローバル

S&P グローバル(S&P Global Inc.)は、アメリカ合衆国・ニューヨーク市に本拠を置く金融サービス企業。S&P グローバル・レーティングやS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスなど、4つの事業体の親会社にあたる。旧社名はマグロウヒルファイナンシャル。ニューヨーク証券取引所上場企業()。.

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SPARC

UltraSPARC IIマイクロプロセッサ SuperSPARC TMX390Z50GF H359403658C SPARC(スパーク、Scalable Processor Architecture)は、サン・マイクロシステムズが開発・製造したRISCベースのマイクロプロセッサであり、その命令セットアーキテクチャの名称である。 現在はSPARCインターナショナルの登録商標であり、複数のメーカーがこのアーキテクチャに基づいたプロセッサを製造している。.

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System/360

フォルクスワーゲンで使われているSystem/360 System/360(S/360、システム/360、システムさんろくまる)は、IBMが1964年4月7日(日本では翌4月8日)に発表したメインフレーム コンピュータのシリーズである。1965年から1977年まで出荷された。あらゆる用途をカバーするファミリを形成し、小型から大型まで、商用から科学技術計算まで使われた。コンピュータ・アーキテクチャの確立により、IBMは互換性のある設計で様々な価格のシステムをリリースすることができた。最上位機種以外は命令セットをマイクロプログラム方式で実装しており、8ビットのバイト単位のアドレス指定、十進数計算、浮動小数点数計算などを備えている。.

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System/360モデル30

System/360モデル30()はIBM社のメインフレーム・System/360コンピューター・ファミリーの小型機種で、1964年4月に発表され、1965年に出荷が始まった。.

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System/370

IBM System/370 (S/370、システム/370、しすてむさんななまる)は、1970年6月30日にIBMがSystem/360ファミリの後継として投入したメインフレームのシリーズ名であり、そのアーキテクチャ名でもある。 顧客の移行が容易に行えるよう System/360 との互換性を保ちつつ、性能を向上させている。System/360 と比較したときの新たな機能としては、2プロセッサ構成の標準化、仮想記憶の完全サポート、128ビット浮動小数点演算などである。なお、これらが全て最初の発表時に挙げられていたわけではない(詳細は後述)。 本稿ではSystem/370シリーズに加えて、後続のシリーズ(30x0、4300、9370)と、その後続シリーズ中に採用された拡張アーキテクチャのSystem/370-XA、ESA/370、ESA/390についても記述する。.

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TRONCHIP

TRONCHIP(トロンチップ)とは、TRONプロジェクトの一環で設計された命令セットアーキテクチャ(ISA)およびそれを実装したマイクロプロセッサである。仕様は書籍およびウェブで公開されており自由に参照・使用できる。.

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VAX

VAX (バックス) は、1970年代中ごろディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC) が開発し販売した32ビットのミニコンピュータのシリーズ、及び同シリーズの命令セットアーキテクチャ (ISA) を指すこともある。前述のように32ビットアーキテクチャだが、同時に16ビット時代の最も人気のあったモデルであるPDP-11の後継ないし代替を意識した互換命令などを持っている点では、PDP-11の拡張という面もあるアーキテチャでもある。 直交性の高い命令セット(機械語)とページング方式の仮想記憶が特徴である。VAXには、キュー挿入/削除命令や多項式計算命令などといった複雑な処理をする命令があり、豊富なアドレッシングモードとの組み合わせ-->といった特徴がある。 後の64ビット化では、RISCマイクロプロセッサのAlphaがデザインされた。OSのVMSはOpenVMSという名称となっている。.

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VLIW

VLIWとはVery Long Instruction Word(超長命令語)の略で、プロセッサの命令セットアーキテクチャ(ISA)の一種類である。 VLIWプロセッサは、その実行ユニットが並列的に一度に実行できる、ロード・ストア・演算・分岐などの命令の複数個から成る、かなり長い命令語によってー単位の命令が構成されており、それをそのまま実行ユニットに投入する(各命令をatom、まとまったものをmoleculeなどと呼ぶこともある)。実行に複数クロック掛かるような命令もあるかもしれないが、そういったものも含めて、タイミング的に全て差し支えなく実行できるようにVLIWの機械語プログラムは書かれていなければならず、依存や順序を解決するような機構をハードウェアでは持たない。一般に、そのようなコードを生成するのはコンパイラの仕事となる。また、どうしても埋められないスロットはNOP(No Operation・何もしない)で埋め、命令語の長さは常に固定長となる。一般にVLIWプロセッサ自身はRISCのコンセプトをより押し進めたような設計であるが、以上のような「複数の機能が詰め込まれた長い固定長の命令」はマイクロプログラム方式における、いわゆる水平型マイクロプログラムを直接外に出したようなもの、といったような感じに近い。なお、「超長命令」の由来は命令語が最低でも(たとえば)128ビットといったように長いものであることからである。 スーパースカラやアウトオブオーダーなどと異なり、命令列はフェッチされたそのまま実行ユニットに投入され、投入された後も並列性の分析などといった必要がない為、ハードウェアコストの低下や動作の高速化が期待される。反面、VLIWの性能を引き出すにはコンパイラが重要である。その意味でRISCよりもさらにソフトウェアに依存する側に寄ったアーキテクチャといえる。 命令セットアーキテクチャではなく、マイクロアーキテクチャを指してVLIWの語が使われることもある。 VLIWの採用例として、サーバ向けとして商品化されたマイクロプロセッサとしては、インテルがHPと開発したIA-64(Itanium)のEPICアーキテクチャがあるが(EPICは修正VLIWアーキテクチャである、などとされることもある)、IA-64については(当初もくろんだようにx86の代替としては)普及はしていない。後述するが、組込み用プロセッサではVLIW風の設計の、複数メーカの複数の製品ファミリが継続している。.

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Whirlwind

Whirlwind Whirlwind(ホワールウィンド、原義は「つむじ風」)とは、マサチューセッツ工科大学(MIT)で開発されたコンピュータである。リアルタイム処理を念頭に置いた世界初のコンピュータであり、出力機器として世界初のモニター端末を使い、従来の機械システムの電子的置換ではない初めてのシステムと言われている。その開発は、直接的にはアメリカ空軍のSAGEシステムに受け継がれ、間接的には1960年代の商用コンピュータに影響を及ぼした。.

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X86

x86(エックスはちろく)は、Intel 8086、およびその後方互換性を持つマイクロプロセッサの命令セットアーキテクチャの総称。16ビットの8086で登場し、32ビット拡張の80386(後にIA-32と命名)、64ビット拡張のx64、広義には更にAMDなどの互換プロセッサを含む。 なおインテルのIA-64は全く異なる。.

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Xeon

Xeon(ジーオン)は、インテルがサーバあるいはワークステーション向けに製造販売している、x86命令セットを持つCPU用のマイクロプロセッサのブランド名である。.

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Z80

Z80 CPU(1993年第45週製造品) Z80 は、米国ザイログによって製造された 8ビット・マイクロプロセッサーである。1976年に発表され、1980年代の中頃までは、パーソナルコンピューターのCPUとしてなど、幅広い用途に使用された。以後も周辺デバイスを集積した製品が出されるなど、現在でも組み込み用途など、目に見えないところで多用されている。.

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機械語

機械語(きかいご)またはマシン語(Machine code、machine language)とは、コンピュータのプロセッサが直接解釈実行可能な一連の命令群のデータそのもの(を、コンピュータ・プログラミング言語とみなしたもの)である。.

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演算装置

演算装置(えんざんそうち)は、コンピュータ(プロセッサ)の構成要素のひとつで、論理演算や四則演算などの演算をおこなう装置である。.

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有限オートマトン

有限オートマトン(finite automaton)または有限状態機械(finite state machine, FSM)とは、有限個の状態と遷移と動作の組み合わせからなる数学的に抽象化された「ふるまいのモデル」である。デジタル回路やプログラムの設計で使われることがあり、ある一連の状態をとったときどのように論理が流れるかを調べることができる。有限個の「状態」のうち1つの状態をとる。ある時点では1つの状態しかとらず、それをその時点の「現在状態」と呼ぶ。何らかのイベントや条件によってある状態から別の状態へと移行し、それを「遷移」と呼ぶ。それぞれの現在状態から遷移しうる状態と、遷移のきっかけとなる条件を列挙することで定義される。 有限オートマトンは様々な問題に応用でき、半導体設計の自動化、通信プロトコル設計、構文解析などの工学面での応用がある。生物学や人工知能研究では状態機械(群)を使って神経系をモデル化し、言語学では自然言語の文法をモデル化したりする。.

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浮動小数点数

浮動小数点数(ふどうしょうすうてんすう、英: floating point number)は、浮動小数点方式による数のことで、もっぱらコンピュータの数値表現において、それぞれ固定長の仮数部と指数部を持つ、数値の表現法により表現された数である。.

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1958年

記載なし。

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1964年

記載なし。

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2000年代

2000年代(にせんねんだい).

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