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ボウイング

索引 ボウイング

ボウイング(Bowing)は、運弓法(うんきゅうほう)ともいい、擦弦楽器にあって弓をどのように動かすかという方法をいう。 ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスのヴァイオリン属の楽器など、擦弦楽器では弓の毛の部分を楽器の弦(げん)の上を垂直に交わるように接触させて音を出す。弓や弦の位置、接触させる毛の量(弓を傾ける角度)、弓を動かす方向、弦に加える力の強さ、弓を動かす速さによって音の強さや音色が変わる。あまり使われないがエレクトリックギターを強く歪ませた音にして使われる事もある(ボウイング奏法を参照)。.

16 関係: 弦 (楽器)弓 (楽器)作曲チェロヴァイオリンヴァイオリン属ヴィオラアーティキュレーション (音楽)エレクトリック・ギターギターのボウイング奏法コントラバススラースル・ポンティチェロ音の強さ音色擦弦楽器

弦 (楽器)

弦(げん)とは、弦楽器の発音体、すなわち、最初に振動する部分である。糸状になっており、材質や太さはなるべく均質に作られている。両端または片方の端は、さまざまな方法によって弦楽器の本体に固定され、張力を持って張られている。表記については、絃とするのが正式である。また、和楽器においては糸 (いと)と呼ばれる。.

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弓 (楽器)

音楽において弓とは、擦弦楽器で弦をこするための器具を言う。 ふつう、木製の棹に馬尾毛を張って用いる。楽器により、短いものでは10センチ程度から、長いものでは日本の胡弓の1メートル近いもの (棹の長さ) まで、様々な長さがある。また、馬尾毛以外にガット、麻糸、シュロ毛を用いるものもある。 現代のヴァイオリン属の楽器にあっては、木で作られ、両端に馬の尾の毛を渡して張力を持って張っているが、その木の形は武器の弓のようなC字形ではなくΣ字のように逆向きに湾曲している。現在のスタイルになるまでに、イタリアのコレッリが毛を強く張るよう改良し、更にタルティーニ、19世紀フランスのトゥールトなどにより改良が加えられ、完成された。 木材の材質には、良質の弓にはブラジルボク(フェルナンブコ・フェルナンビーコ・ペルナンビーコなどとも)が使われる。ただし良質の木材は近年枯渇気味といわれ、近年では炭素繊維強化プラスチック製の弓が増えつつある。 より古い楽器や西洋以外の擦弦楽器の弓はC字形をしているものが多い。 和楽器である胡弓の弓は非常に長く、また毛の量が多く、しかも緩やかに張る。弓の棹は逆向きにやや反っている。これは江戸時代初期の音楽家八橋検校の改良によるもので、その後は更に長くなった。八橋による改良以前は短く少量の毛を強く張っていた。現在でも民謡で用いる胡弓ではそのような弓を使用する。 馬の尾の毛の部分で楽器の弦をこするが、毛だけでは摩擦力が不足するため、松脂を塗る。 なお、弦楽器ではなく、鋸や釘を弓でこすって演奏する音楽もある。 また、楽弓はそれ自体音を出す一種の弦楽器である。 Category:弦楽器.

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作曲

作曲(さっきょく)は、曲および音楽作品を作ること。作曲をした人を作曲者、作曲を業とする人を作曲家と呼ぶ。.

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チェロ

チェロ(ヴィオロンチェロ、セロとも)は、西洋音楽で使われるヴァイオリン属の弦楽器の一種である。弦の数は4本。略号は「Vc」。.

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ヴァイオリン

ヴァイオリンまたはバイオリンは弦楽器の一種。ヴァイオリン属の高音楽器である。ヴァイオリン属に属する4つの楽器の中で最も小さく、最も高音域を出す楽器である。弦を弓や指などで振動させて音を出す、弦鳴楽器に属する。しばしば「Vn」「Vl」と略記される。.

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ヴァイオリン属

ヴァイオリン属 (ヴァイオリンぞく=ヴァイオリン族とも書く)はヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの4種の弦楽器からなる楽器群のこと。前述の順で大きくなり、音域が低くなる。(コントラバスを、その歴史から、ヴァイオリン属に含めず、むしろヴィオール属とする考え方もある。) これらの楽器は、それぞれ音域が異なり、そのため大きさや大きさの割合が異なるが、形状、構造、奏法、用法に共通点が多い。(楽器の構造や奏法の詳細は、それぞれの楽器の項目、特にヴァイオリンの項を参照のこと。)それぞれの楽器において、太さ(.

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ヴィオラ

ヴィオラまたはビオラは、西洋音楽で使われるヴァイオリン属の弦楽器である。長い間独奏楽器としてはほとんど無視された存在であったが、近代以降では独奏曲も数多く作られるようになってきている。合奏や重奏の中では中音部を受け持つ。しばしば「Va」「Vla」と略記される。.

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アーティキュレーション (音楽)

アーティキュレーション(articulation)とは、音楽の演奏技法において、音の形を整え、音と音のつながりに様々な強弱や表情をつけることで旋律などを区分すること。 フレーズより短い単位で使われることが多い。強弱法、スラー、スタッカート、レガートなどの記号やそれによる表現のことを指すこともある。アーティキュレーションの付けかたによって音のつながりに異なる意味を与え、異なる表現をすることができる。.

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エレクトリック・ギター

レクトリック・ギター(electric guitar)は、ギターの一種。ギター本体とギターアンプをシールド(ケーブル)で接続し、弦の振動をピックアップ(マイク)で電気信号に変え、任意の音量で演奏できるギター。エフェクターなどで音質を変化させやすいため、多彩な表現が可能。通称・略称はエレキギター及びエレキ。.

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ギターのボウイング奏法

ターのボウイング奏法(シガー・ロスのギタリスト、ヨンシーの演奏) ギターのボウイング奏法(英語:bowed guitar)とは、ヴァイオリンやチェロの弓でエレキギターを奏でるギターの特殊奏法。 ギターを低めに構えチェロを演奏するように弓で弦をこするかあるいは叩いたり撫でるようにして演奏する。これによって通常のギタープレイでは得られない独特の音響効果を得ることが出来る。しかし、この奏法を使用する事によってヴァイオリンやチェロと似たような音を得られる訳では無く、弓その物もギター演奏用に作られてはいない物なので、余程繊細に弾かなければすぐに弓が駄目になってしまう。安価な機材ではさながらガラスを擦っているような音しか発しないのも難点である。.

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コントラバス

ントラバスは音楽における音域の区分のひとつ。バスのオクターヴ下に位置づけられる。また、この音域をもつ弦楽器のひとつ。本項では弦楽器としてのコントラバスについて記述する。 4本または5本の弦を持つ大きな弦楽器である。略号は「Cb」。単にバスもしくはベース(Bass)(英語圏ではこの呼び方をする人が多い)、ダブルベース(英語起源)、ストリングベース(英語圏においてエレクトリックベースに対し)、ウッドベース(和製英語)、弦バス(日本の吹奏楽において管楽器バス(チューバ等)に対し)、アップライトベース、アコースティックベース(ポピュラー音楽でエレクトリックベースに対し)、ベース・フィドル(ケルト系の音楽でヴァイオリンの呼称であるフィドルに対して)とも言う。呼称が多いのは、コントラバスがさまざまな場面で使われることの表れである。画像:Kontrabas.jpg-->.

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スラー

ラー(slur)とは、楽譜に用いられる演奏記号のひとつで、いくつかの音符を弧でくくり、音と音を滑らかにつなげて演奏することを表す。アーティキュレーションのひとつである。 タイと形状が似ているが、異なる音楽記号である。 実際の演奏では、スラーの始点から終点までがひとまとまりに聞こえるように演奏する。このため、終点の音を除き、すべての音は十分に伸ばされる。スラーはひとつのフレーズを表すことも多く、この場合には、音質や音量に段差がないように演奏されるが、まとまりを感じさせるために終点の音を弱くするのが普通である。また、始点の音は若干強く演奏することが多い。スラーの中で音の上下があるときには上行でだんだん強くし、下行でだんだん弱くするなど、一般的なフレーズの作り方に準ずる。 ヴァイオリンなど擦弦楽器においてはひと弓で、フルートなど管楽器においては基本的にを付けないことを示す奏法記号である。 これら以外にもこの記号がつけられる場合があるが、その場合は滑らかにつなげることを意味する。.

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スル・ポンティチェロ

ル・ポンティチェロ(sul ponticello)はヴァイオリン属の弦楽器の特殊奏法の一つ。弓で弦を擦る際、極端に駒寄りを擦って弾くものである。日本人の演奏者の間では「スルポン」と略称されることもある。 弦楽器の演奏において、駒から指板の上の間のどこの弦を擦るかというのは重大な問題の一つである。一般に駒寄りを弾けば強く固い音、指板寄りを弾けば弱く柔らかい音になり、通常演奏者の意図によって選択される。スル・ポンティチェロは、主に作曲者の指示によって極端に駒寄りを弾かせ、基音が少なく倍音の多い異常な音を出させるものである。これは主に近代以降の音楽に多用され、不安定で緊張感を持った表現などに用いられている。演奏者にとっては、誰しも初学者時代に経験した「ガラスをひっかく音」に通じるものであり、嫌われる特殊奏法の一つである。 なお、逆に、極端に指板寄りを弾くものを「スル・タスト」と言う。.

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音の強さ

音の強さ、あるいは音響インテンシティとは、単位面積を通して伝わる音響パワーである。単位はW/m²。 音響インテンシティの大きさを、基準値との比の常用対数によって表現した量が音響インテンシティレベルである。単位はデシベル (dB)。 基準値は最小可聴音 I_0.

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音色

音色(おんしょく、ねいろ、timbre)とは、音の質を表現するために用いられる用語である。音高や音圧が同じであっても音色の異なる音は異なる聞こえ方をする。.

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擦弦楽器

擦弦楽器(さつげんがっき)とは、弓または棒で、弦をこする(擦・さつ)ことによって音を出す楽器の総称である。.

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