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ページング方式

索引 ページング方式

ページング方式 (Paging) とは、コンピュータのオペレーティングシステムにおいて記憶装置をページと呼ばれる小さな単位に分割して割り当てを行うアルゴリズム群である。仮想記憶のベースとなる設計の一つ。 物理メモリ空間および論理メモリ空間を、基本的に一定サイズのページと呼ばれる単位に分割して管理を行う。論理メモリから物理メモリ空間への対応づけはページテーブルと呼ばれる構造体で実現され、この構造体はオペレーティングシステム (OS) によって管理される。物理メモリ空間に対応づけられていない論理メモリを参照した時にはページフォルトという例外によってOS側の例外処理ルーチンに制御が移行し、OS側の管理によって適宜対応したページを二次記憶等から読み込み、テーブルを更新してその参照した命令の実行に戻る。 これを実現するハードウエアであるメモリ管理ユニット (MMU) の中にはトランスレーション・ルックアサイド・バッファ (Translation Lookaside Buffer:TLB) と呼ばれる一種のキャッシュがあり、ユニット内部ではこの対応表に基づいてメモリアドレスの対応づけを行っている。このテーブルから参照出来なかったときをTLBミスと呼ぶ。このときの処理はMMUの設計によって異なり、MMU内にはTLBのみを持ちTLBミスが即例外を起こし、OSがページテーブルを引いてTLBに追加することによってTLBミスを解決するアーキテクチャや、ページテーブル自体のフォーマットがOSが使えるビットを含めた形でMMUによって定義されていて、TLBミス時にMMU自身が与えられた物理アドレスにあるページテーブルを参照するアーキテクチャもある。.

69 関係: AIX参照の局所性実行ファイル主記憶装置仮想記憶例外処理ページテーブルページフォールトページ置換アルゴリズムマルチユーザーマルチタスクマイクロプロセッサハードウェアメモリ保護メモリアドレスメモリ管理メモリ管理ユニットルーチンワーキングセットトランスレーション・ルックアサイド・バッファプロセスビットデータフラッシュメモリフラグメンテーションフォーマットアルゴリズムアドレスバスオペレーティングシステムオーバーレイ (コンピュータ用語)カーネルキャッシュ (コンピュータシステム)キャッシュメモリキャッシュアルゴリズムコンピュータコンピュータ・アーキテクチャコピーオンライトスラッシングスケジューリングセグメント方式ターボメモリー入出力動的メモリ確保物理アドレス物理アドレス拡張ESA/390補助記憶装置記憶装置IBMIntel 80386...Least Recently UsedLinuxMC68000MmapMMUMultiple Virtual StoragePDP-11R4000Random Access MemorySolarisSystem/360System/370UNIXUnix系Windows ReadyBoostX86揮発性メモリ機械語最上位ビット インデックスを展開 (19 もっと) »

AIX

AIX(Advanced Interactive Executive、エーアイエックス)は、IBM の UNIX オペレーティングシステムのブランド名である。.

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参照の局所性

参照の局所性(さんしょうのきょくしょせい、locality of reference)とは、1つのリソースに複数回アクセスする処理に関する情報工学上の概念である。.

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実行ファイル

実行ファイル(じっこうファイル、Executable、Executable file)とは、コンピュータがプログラムとして解釈実行できるファイルである。実行可能ファイル、実行形式ファイル、あるいは単に実行形式とも呼ばれる。 多くの場合、特定のCPUの機械語を格納したバイナリ形式である(この形式の実行ファイルを単に「バイナリ(ファイル)」と呼ぶこともある)。あるファイルが実行ファイルかどうかは、主に規約の問題である。オペレーティングシステムによっては実行ファイルであることを示すファイル名の規約が存在する(拡張子 ".bin" ".exe"など)。あるいはファイルのメタデータで実行ファイルかどうかを示す(例えばUNIX系オペレーティングシステムのファイルパーミッションビット)。 最近のアーキテクチャでは、実行ファイルにはプログラム自体に含まれない情報も格納される。例えば、実行に必要な環境についての情報、デバッグ情報、シンボル情報などである。 実行ファイルには特定のオペレーティングシステムのシステムコールを呼び出すコードが含まれることもある。つまり実行ファイルはプロセッサ固有であるだけでなくオペレーティングシステム固有でもある。 ソースファイルと実行ファイルの違いはあいまいである。というのもソースから実行形式への変換が暗黙のうちに行われることがあるためである。インタプリタのファイル(シェルスクリプトやバッチファイルを含む)は、厳密に言えばインタプリタプログラムが解釈する命令を与えるものである。.

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主記憶装置

主記憶装置(しゅきおくそうち)は、記憶装置の分類で、「補助記憶装置」が一般に外部バスなど比較的CPUから離れていて大容量だが遅い記憶装置を指すのに対し、コンピュータのメインバスなどに直接接続されている記憶装置で、レイテンシやスループットは速いが比較すると小容量である。特に、CPUが入出力命令によって外部のインタフェースを操作するのではなく、「ロード・ストア命令」や、さらには通常の加算などの命令において直接読み書きできる対象であるものを指す。メインメモリ、一次記憶装置とも。.

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仮想記憶

仮想記憶(かそうきおく、Virtual Memory、バーチャルメモリ)とは、コンピュータ分野におけるメモリ管理の仮想化技法の一種であり、オペレーティングシステムなどが物理的なメモリを、アプリケーション・ソフトウェア(プロセスなど)に対して、専用の連続した主記憶装置に見えるように提供する。 この技術により、物理的な主記憶装置に加えてハードディスク装置等の補助記憶装置を併用すれば、物理的な主記憶装置よりも大きな仮想メモリを提供する事ができる。またアプリケーション・プログラム側は、物理メモリ上のアドレスを意識しなくて良いため、マルチタスクの実現が容易である。このため現代のオペレーティングシステムの多くが仮想記憶をサポートしている。 仮想的に与えられたアドレスを仮想アドレス (virtual address) または論理アドレス (logical address)、実記憶上で有効なアドレスを物理アドレス (physical address) または実アドレス (real address) という。仮想アドレスの範囲を仮想アドレス空間、物理アドレスの範囲を物理アドレス空間という。.

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例外処理

例外処理(れいがいしょり)とは、プログラムの上位の処理から呼び出されている下位の処理で継続不能、または継続すれば支障をきたす異常事態に陥ったとき、制御を呼び出し元の上位の処理に返し安全な状態になるよう回復処理をすること。その際に発生した異常のことを例外と呼ぶ。 継続不能や継続すると問題になる様な状態としては、次のようなものが挙げられる。.

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ページテーブル

ページテーブル(page table)とは、コンピュータのオペレーティングシステムの中の仮想記憶(virtual memory)システムで仮想アドレスと物理アドレスを対応付けるために使われるデータ構造である。仮想アドレスはそれにアクセスするプロセスによって実行されるプログラムによって使われ、実際には物理アドレスはRAMサブシステム等のハードウェアによって使われる。.

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ページフォールト

ページフォールト (page fault) とは、プログラムが物理メモリがマップされていない仮想アドレス空間上のページにアクセスしたときにハードウェアが発生する割り込み(または例外)である。ページフォールトを処理するソフトウェアは一般にオペレーティングシステム (OS) の一部であり、ページフォールトを発生させるハードウェアを一般にメモリ管理ユニットと呼ぶ。OSのメモリ管理がページフォールトを処理し、その仮想アドレスにアクセスできるようにするか、無効なアクセスであるとしてページフォールトを発生させたプログラムを強制終了させることができる。 名前にフォールト(障害)とあるものの、ページフォールトは必ずしも致命的なエラーではない。Windows、UNIX/Unix系OS(macOS、Linux、*BSD、Solaris、AIX、HP-UXなど)、z/OSといった仮想記憶方式を採用するOSでは、ページフォールトは普通に発生するし、必須な機能でもある。マイクロソフトは(Windows Vistaなどの)リソースモニタの最近のバージョンで、ページフォールトの意味で「ハードフォールト」(hard fault) という呼称を使っている。.

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ページ置換アルゴリズム

ページ置換アルゴリズム(ページちかんアルゴリズム)とは、仮想記憶管理としてページング方式を使用するコンピュータのオペレーティングシステムにおいて、空き物理ページが少ない状態で新たなページを割り当てなければならないときにどのページを「ページアウト(スワップアウト)」するかを決定する方法を意味する。これはページフォールトが発生したときに使用可能なフリーなページが存在しないときに発生する。厳密には発生条件はシステムの種類や設定によって異なるが、フリーなページが全く無い場合か、あらかじめ設定したしきい値よりもフリーなページ数が少ないときに発生する。 以前にページアウトすべきページとして選択され置換されたページに再度アクセスが発生したら、そのページをページインする必要がある。そして、これにはI/Oの完了を待たなければならない。この、ページインを待つ時間の累計が小さいほどページ置換アルゴリズムが優秀であると言える。ページ置換アルゴリズムはページへのアクセスに関するハードウェアからの限られた情報を見て、アルゴリズム自身にかかる時間とページインにかかる時間のバランスをとりつつ、ページミスのなるべく起きない置換をしなければならない。 ページ置換アルゴリズムはオンラインアルゴリズムの一種である。.

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マルチユーザー

マルチユーザーとは、1台のコンピュータに対して同時に複数のユーザーが使用可能なオペレーティングシステムやアプリケーションソフトウェアのことを定義する用語である。タイムシェアリングシステムは、まさにマルチユーザーと言える。メインフレームコンピュータで使われるバッチ処理の多くも、ある処理が入出力待ちをしている間もCPUを稼動させるよう複数の処理を連続に処理するために、マルチユーザーであると考えられる場合もある。しかしながら、バッチ処理の場合はマルチタスクの用語を使うほうが、より一般的である。 Category:オペレーティングシステムの仕組み.

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マルチタスク

マルチタスク (multi tasking) は、コンピュータにおいて複数のタスク(プロセス)を切り替えて実行できるシステムのことである。Unixなど「プロセス」という用語を使うシステムではマルチプロセスともいう(ほぼ同じものを別のシステムでは別の名で呼んでいることもあれば、違うものを同じ名で呼んでいることもあれば、何らかの理由で呼び分けていることもある)。マルチプログラミングという語は複数のプログラムを動かすという点に着目した語である(一般に、「タスク」とか「プロセス」は、プログラムの活動実体、といったようなものを指す語である)。逆に、同時に一つのタスクしか実行できない方式をシングルタスクという。.

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マイクロプロセッサ

マイクロプロセッサ(Microprocessor)とは、コンピュータなどに搭載される、プロセッサを集積回路で実装したものである。 マイクロプロセッサは小型・低価格で大量生産が容易であり、コンピュータのCPUの他、ビデオカード上のGPUなどにも使われている。また用途により入出力などの周辺回路やメモリを内蔵するものもあり、一つのLSIでコンピュータシステムとして動作するものを特にワンチップマイコンと呼ぶ。マイクロプロセッサは一つのLSIチップで機能を完結したものが多いが、複数のLSIから構成されるものもある(チップセットもしくはビットスライスを参照)。 「CPU」、「プロセッサ」、「マイクロプロセッサ」、「MPU」は、ほぼ同義語として使われる場合も多い。本来は「プロセッサ」は処理装置の総称、「CPU」はシステム上で中心的なプロセッサ、「マイクロプロセッサ」および「MPU(Micro-processing unit)」はマイクロチップに実装されたプロセッサである。本項では、主にCPU用のマイクロプロセッサについて述べる。 当初のコンピュータにおいて、CPUは真空管やトランジスタなどの単独素子を大量に使用して構成されたり、集積回路が開発されてからも、たくさんの集積回路の組み合わせとして構成されてきた。製造技術の発達、設計ルールの微細化が進むにつれてチップ上に集積できる素子の数が増え、一つの大規模集積回路にCPU機能を納めることが出来るようになった。汎用のマイクロプロセッサとして最初のものは、1971年にインテルが開発したIntel 4004である。このマイクロプロセッサは当初電卓用に開発された、性能が非常に限られたものであったが、生産や利用が大幅に容易となったため大量に使われるようになり、その後に性能は著しく向上し、価格も低下していった。この過程でパーソナルコンピュータやRISCプロセッサも誕生した。ムーアの法則に従い、集積される素子数は増加し続けている。現在ではマイクロプロセッサは、大きなメインフレームから小さな携帯電話や家電まで、さまざまなコンピュータや情報機器に搭載されている。.

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ハードウェア

ハードウェア (hardware) とは、システムの物理的な構成要素を指す一般用語である。日本語では機械、装置、設備のことを指す。ソフトウェアとの対比語であり、単に「ハード」とも呼ばれる。.

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メモリ保護

メモリ保護(めもりほご)とは、コンピュータのメモリアクセス制御の方式であり、多くのオペレーティングシステム (OS) の一部となっている。主な目的は、プロセスが自身に割り当てられていないメモリにアクセスすることを防ぐことである。例えばプログラムにバグがあって暴走しても、他のプロセスやオペレーティングシステムのメモリの領域を破壊することが無いように保護することである。通常、ハードウェア(メモリ管理ユニット)とOSが協調して、多重仮想記憶などを用いて保護する。コンピュータセキュリティのためのメモリ保護としては、アドレス空間配置のランダム化や実行保護といった追加技法が含まれる。.

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メモリアドレス

メモリアドレス(memory address)は、コンピュータの主記憶装置にアクセスするためにソフトウェアおよびハードウェアによって様々なレベルで使用されるデータ概念である。通常、メモリアドレスは、整数として表示・処理される固定長の数字の列である。メモリアドレスの数値の意味は、CPUの機能(やなど)や様々なプログラミング言語で採用されている配列のようなメモリの使用法に基づいている。.

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メモリ管理

メモリ管理(メモリかんり)とは、コンピュータのメモリを管理するもの。単純化すれば、プログラム(プロセスなど)の要求に応じてメモリの一部を割り当てる方法と、そのメモリが不要となったときに再利用のために解放する方法を提供する。 今日では、CPU(メモリ管理ユニット)とオペレーティングシステムが協働して仮想記憶やメモリ保護を提供するのが一般的である。 また、各種データ構造を線形空間であるメモリに展開する場合の管理手法(アルゴリズム)についても「メモリ管理」と呼ばれる。.

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メモリ管理ユニット

68451 MMU。MC68010で利用可能 メモリ管理ユニット (Memory Management Unit、MMU) は、コンピュータのハードウェア部品のひとつであり、CPUの要求するメモリアクセスを処理する。.

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ルーチン

ルーチン、ルーティン、ルーティーン (routine) とは、決まり切った手続きや仕事の事。日課。定常処理。.

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ワーキングセット

ワーキングセット(Working set)とは、プロセスがある時点で使用中の仮想メモリページの集合である。 ワーキングセットは大きすぎても小さすぎても問題を生じるので、そのサイズの及ぼす効果は重要である。ワーキングセットが大きすぎると同時に実行可能なプロセス数が少なくなる。小さすぎるとページフォールトが発生しやすくなる。.

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トランスレーション・ルックアサイド・バッファ

トランスレーション・ルックアサイド・バッファ(英: Translation Lookaside Buffer、TLB)とは、メモリ管理ユニット内のある種のキャッシュであり、仮想アドレスから物理アドレスへの変換の高速化を図るものである。こんにちの仮想記憶をサポートするマイクロプロセッサは、仮想空間と物理空間のマッピングにTLBを利用しているのがほとんどである。 TLBは通常、連想メモリ (CAM) で実装されている。CPUがメモリ空間にアクセスする際、検索キーとして仮想アドレスを使い、TLB上にそのアドレスに対応するエントリがあれば、検索結果として対応する物理アドレスが返る。これを「TLBヒット」と呼ぶ。要求したアドレスがTLB内にない場合は「TLBミス」であり、アドレス変換のためにページテーブルを辿っていかなければならない。これを「ページウォーク」と呼ぶ。ページウォークは複数個所のメモリの内容を読み取り、そこから物理アドレスを計算しなければならず、時間がかかる作業である。ページウォークによって物理アドレスが判明した後、その仮想アドレスと物理アドレスのマッピングがTLBに格納される。.

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プロセス

プロセスとは、情報処理においてプログラムの動作中のインスタンスを意味し、プログラムのコードおよび全ての変数やその他の状態を含む。オペレーティングシステム (OS) によっては、プロセスが複数のスレッドで構成される場合があり、命令を同時並行して実行する。.

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ビット

ビット (bit, b) は、ほとんどのデジタルコンピュータが扱うデータの最小単位。英語の binary digit (2進数字)の略であり、2進数の1けたのこと。量子情報科学においては古典ビットと呼ばれる。 1ビットを用いて2通りの状態を表現できる(二元符号)。これらの2状態は一般に"0"、"1"と表記される。 情報理論における選択情報およびエントロピーの単位も「ビット」と呼んでいるが、これらの単位は「シャノン」とも呼ばれる(詳細は情報量を参照)。 省略記法として、バイトの略記である大文字の B と区別するために、小文字の b と表記する。.

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データ

データ(data)とは、事実や資料をさす言葉。言語的には複数形であるため、厳密には複数の事象や数値の集まりのことを指し、単数形は datum(データム)である。.

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フラッシュメモリ

フラッシュメモリ (Flash Memory) は、FETでホットエレクトロンを浮遊ゲートに注入してデータ記録を行う不揮発性メモリである。舛岡富士雄が東芝在籍時に発明した。発表に際し、消去が「ぱっと一括して」できる機能から、写真のフラッシュの印象でフラッシュメモリと命名した。.

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フラグメンテーション

フラグメンテーション(fragmentation)、断片化(だんぺんか)とは、コンピュータ上のメモリの管理上の一単位が、そのままでは有効利用できない状態になることを言う。 具体的には、使用中のメモリ領域がわずかな大きさの未使用領域を挟んで飛び飛びに配置され、連続した未使用領域が大きく確保できなくなる状態を言う。 このような状態に陥ると、メモリ領域の新たな確保、走査に時間がかかるため、コンピュータのパフォーマンスが低下する傾向にある。 メモリ上での領域確保・解放の操作を長期間繰り返していると、フラグメンテーションは必然的に、主記憶・二次記憶を問わず発生する。これを解消するには、使用中のメモリ領域を移動させ、隣り合わせに配置し直すことで相対的に連続未使用領域を大きくする。この操作をデフラグメンテーション(defragmentation, デフラグ)もしくはメモリ・コンパクション(memory compaction)と呼ぶ。.

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フォーマット

フォーマット(format) もともとは、型、体裁、書式といった意味。フォーム (曖昧さ回避)、テンプレート (曖昧さ回避)も参照。.

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アルゴリズム

フローチャートはアルゴリズムの視覚的表現としてよく使われる。これはランプがつかない時のフローチャート。 アルゴリズム(algorithm )とは、数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。算法と訳されることもある。 「問題」はその「解」を持っているが、アルゴリズムは正しくその解を得るための具体的手順および根拠を与える。さらに多くの場合において効率性が重要となる。 コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである。人間より速く大量に計算ができるのがコンピュータの強みであるが、その計算が正しく効率的であるためには、正しく効率的なアルゴリズムに基づいたものでなければならない。.

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アドレスバス

アドレスバス(Address bus)は、CPU や DMA を行うユニットが、アクセスしたいコンピュータメモリの要素/位置の物理アドレスを伝えるために使用するバスである。 アドレスバスの幅によって、アドレス指定可能なメモリ要素の位置とともに、アクセスできるメモリサイズが決定される。例えば 16ビット幅のアドレスバス (1970年代から1980年代の8ビットプロセッサで一般的に使用された) は、216.

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オペレーティングシステム

ペレーティングシステム(Operating System、OS、オーエス)とは、コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)のために、ソフトウェアの中でも基本的、中核的位置づけのシステムソフトウェアである。通常、OSメーカーが組み上げたコンピュータプログラムの集合として、作成され提供されている。 オペレーティングシステムは通常、ユーザーやアプリケーションプログラムとハードウェアの中間に位置し、ユーザーやアプリケーションプログラムに対して標準的なインターフェースを提供すると同時に、ハードウェアなどの各リソースに対して効率的な管理を行う。現代のオペレーティングシステムの主な機能は、ファイルシステムなどの補助記憶装置管理、仮想記憶などのメモリ管理、マルチタスクなどのプロセス管理、更にはGUIなどのユーザインタフェース、TCP/IPなどのネットワーク、などがある。オペレーティングシステムは、パーソナルコンピュータからスーパーコンピュータまでの各種のコンピュータや、更にはスマートフォンやゲーム機などを含む各種の組み込みシステムで、内部的に使用されている。 製品としてのOSには、デスクトップ環境やウィンドウシステムなど、あるいはデータベース管理システム (DBMS) などのミドルウェア、ファイル管理ソフトウェアやエディタや各種設定ツールなどのユーティリティ、基本的なアプリケーションソフトウェア(ウェブブラウザや時計などのアクセサリ)が、マーケティング上の理由などから一緒に含められていることもある。 OSの中で、タスク管理やメモリ管理など特に中核的な機能の部分をカーネル、カーネル以外の部分(シェルなど)をユーザランドと呼ぶ事もある。 現代の主なOSには、Microsoft Windows、Windows Phone、IBM z/OS、Android、macOS(OS X)、iOS、Linux、FreeBSD などがある。.

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オーバーレイ (コンピュータ用語)

ーバーレイ(Overlay)とは、何かの表面を薄く覆うこと(あるいは覆うもの)を意味する。コンピュータの分野での専門用語として、以下のようなものがある。.

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カーネル

ーネルはアプリケーションソフトウェアとコンピュータのハードウェアを結び付ける。 カーネル(kernel)は、階層型に設計されたオペレーティングシステム (OS) の中核となる部分である。アプリケーションとハードウェアレベルでの実際のデータ処理との間の架け橋である。システムのリソースを管理し、ハードウェアとソフトウェアコンポーネントのやりとりを管理する。 オペレーティングシステムの基本コンポーネントとして、カーネルはメモリ、CPU、入出力を中心としたハードウェアを抽象化し、ハードウェアとソフトウェアがやり取りできるようにする。また、ユーザープログラムのための機能として、プロセスの抽象化、プロセス間通信、システムコールなどを提供する。 これらのタスクはカーネルによって方式が異なり、設計も実装も異なる。モノリシックカーネルは全てを一つの仮想アドレス空間に格納されたコードで実行して性能を向上させようとする。マイクロカーネルはサービスの大部分をユーザー空間で実行し、コードの保守性とモジュール性を向上させようとする, by K.J.。多くのカーネルはこの二つのカテゴリのいずれか、あるいは中間である。.

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キャッシュ (コンピュータシステム)

ャッシュ (cache) は、CPUのバスやネットワークなど様々な情報伝達経路において、ある領域から他の領域へ情報を転送する際、その転送遅延を極力隠蔽し転送効率を向上するために考案された記憶階層の実現手段である。実装するシステムに応じてハードウェア・ソフトウェア双方の形態がある(今後コンピュータのプログラムなども含め全ての転送すべき情報をデータと表す)。 キャッシュ概要図 転送元と転送先の中間に位置し、データ内容の一部とその参照を保持する。データ転送元への転送要求があり、それへの参照が既にキャッシュに格納されていた場合は、元データからの転送は行わずキャッシュが転送を代行する(この状態をキャッシュヒット、キャッシュに所望のデータが存在せず元データから転送する状態をキャッシュミスという。なお、由来は不明で和製英語と思われるが日本の一部の文献及び資格試験において「キャッシュミスヒット」という用語が使われている)。もしくは出力データをある程度滞留させ、データ粒度を高める機能を持つ。これらによりデータの2種の局所性、すなわち時間的局所性と空間的局所性を活用し、データ転送の冗長性やオーバヘッドを低減させることで転送効率を向上させる。 コンピュータの各記憶領域を始めとして、ネットワークやデータベース、GPU、DSPなど様々なシステムの様々な階層に搭載されている。.

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キャッシュメモリ

ャッシュメモリ は、CPUなど処理装置がデータや命令などの情報を取得/更新する際に主記憶装置やバスなどの遅延/低帯域を隠蔽し、処理装置と記憶装置の性能差を埋めるために用いる高速小容量メモリのことである。略してキャッシュとも呼ぶ。コンピュータは以前から記憶装置や伝送路の性能が処理装置の性能に追いつけず、この差が全体性能に対するボトルネックとされてきた(ノイマンズ・ボトルネック)。そしてムーアの法則に基づく処理装置の加速度的な高性能化により現在ではますますこの差が拡大されている。キャッシュメモリは、記憶階層の観点からこれを解消しようとするものである。 主に、主記憶装置とCPUなど処理装置との間に構成される。この場合、処理装置がアクセスしたいデータやそのアドレス、状態、設定など属性情報をコピーし保持することで、本来アクセスすべき記憶装置に代わってデータを入出力する。通常はキャッシュメモリが自動的にデータ保存や主記憶装置の代替を行うため、基本的にCPUのプログラムなど処理装置側がキャッシュメモリを意識する必要はない。 キャッシュの一般的な概念はキャッシュ (コンピュータシステム)を参照のこと。.

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キャッシュアルゴリズム

ャッシュアルゴリズム(Cache algorithm)は、コンピュータ上で情報を格納するキャッシュを管理するプログラムまたはハードウェア構造を最適化するアルゴリズム群。キャッシュが一杯になったとき、このアルゴリズムで新たな情報を格納するための場所を選択し確保する。置換アルゴリズムあるいは置換ポリシーとも。 キャッシュのヒット率(hit rate)とは、探しているデータがキャッシュ上で見つかる率(頻度)である。キャッシュサイズを増やさずにヒット率を向上させるには、キャッシュアルゴリズムはより多くの使用(usage)情報を必要とする。 キャッシュのレイテンシとは、あるデータを要求してからキャッシュがそれを返すまでにかかる時間である。より高速な置換戦略は一般に、より少ない使用情報を使用していて、情報の更新にかかる時間が少ない(ダイレクトマップ式なら全く情報を持たない)。 それぞれのキャッシュアルゴリズムは、ヒット率とレイテンシの兼ね合いを考慮している。.

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コンピュータ

ンピュータ(Computer)とは、自動計算機、とくに計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する電子式汎用計算機。実際の対象は文字の置き換えなど数値計算に限らず、情報処理やコンピューティングと呼ばれる幅広い分野で応用される。現代ではプログラム内蔵方式のディジタルコンピュータを指す場合が多く、特にパーソナルコンピュータやメインフレーム、スーパーコンピュータなどを含めた汎用的なシステムを指すことが多いが、ディジタルコンピュータは特定の機能を実現するために機械や装置等に組み込まれる組み込みシステムとしても広く用いられる。電卓・機械式計算機・アナログ計算機については各項を参照。.

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コンピュータ・アーキテクチャ

ンピュータ・アーキテクチャ(computer architecture)は、コンピュータ(特にハードウェア)における基本設計や設計思想などを意味する。アーキテクチャ(建築)には、単に「建築物」以外に、設計や様式という意味があるが、それから転じて、コンピュータ分野においても使われるようになった。「設計思想」などと意訳されることもある。技術者や研究者の用語としては(企業ごとの用語の違いにもよるが)「方式」という語が使われることもある。 1964年のSystem/360で最初に使われた用語で、その際の意味としては、入出力インタフェースを含むコンピュータシステムのハードウェア全体(周辺機器自体は含まない)の、ユーザー(プログラマ、OSを設計するプログラマも含む)から見たインタフェースの定義であり、具体的には使用できるレジスタの構成、命令セット、入出力(チャネルコントロールワード)などであり、実装は含まない。このアーキテクチャが同一のコンピュータ間や、上位互換のアーキテクチャを持つコンピュータへの移行や、上位互換の周辺機器への移行などは、ソフトウェアの互換性が原則として保証される。またハードウェアの内部設計や実装は、定義されたアーキテクチャを守る限り、技術の進歩に応じて自由に更新できる。この結果、コンピュータ・ファミリー(シリーズ)が形成可能となる。現在で言えばレイヤー定義であり仮想化の一種でもある。 また、システムアーキテクチャ、エンタープライズアーキテクチャ、ソフトウェアアーキテクチャ、ARMアーキテクチャなどの用語も増えている。.

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コピーオンライト

ピーオンライト (Copy-On-Write) とは、コンピュータプログラミングにおける最適化戦略の一種である。COWと略記することもある。 コンピュータ内部で、ある程度大きなデータを複製する必要が生じたとき、愚直な設計では、直ちに新たな空き領域を探して割り当て、コピーを実行する。 ところが、もし複製したデータに対する書き換えがなければその複製は無駄だったことになる。 そこで、複製を要求されても、コピーをした振りをして、とりあえず原本をそのまま参照させるが、ただし、そのままで本当に書き換えてはまずい。原本またはコピーのどちらかを書き換えようとしたときに、それを検出し、その時点ではじめて新たな空き領域を探して割り当て、コピーを実行する。これが「書き換え時にコピーする」、すなわちコピーオンライト (Copy-On-Write) の基本的な形態である。 基盤となる考え方は、複数の(何らかの)要求者がリソースを要求するときに、少なくとも当初はそれらの要求を区別する必要がないときに同じリソースを与える、というものである。これは要求者がリソースを「更新」しようとするまで保持され、「更新」が他者に見えないようにリソースの個別のコピーを必要になった時点で作成する。要求者からはこの一連の動きは見えない。第一の利点は要求者が全く更新しなければ、個別のコピーを作成する必要が生じないという点である。.

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スラッシング

ラッシング (Thrashing) とは、仮想記憶環境下において、物理メモリが不足気味で、かつ動作しているプロセスのアクセスパターンのために、ページアウトしたデータをすぐにページインするというようなことを頻繁に繰返す必要が発生していて、仮想記憶を管理しているシステム(一般にはオペレーティングシステム)のそのような動作の結果、システムの動作が極端に遅くなっている、というような状態のことである。.

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スケジューリング

計算機科学においてスケジューリングは、スレッドやプロセスやデータの流れについて、システム資源(例えば、プロセッサ時間、通信帯域など)へのアクセスを与える方法である。システムを効果的に負荷分散するため、あるいはターゲットの Quality of Service を保証するためになされる。スケジューリングアルゴリズムは、マルチタスク(同時に複数のプロセスを実行)や多重化(複数のデータの流れを同時に転送)の発展とともに進化してきた。 スケジューラの主な関心事は以下の通りである。.

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セグメント方式

メント方式 (memory segmentation)は、メモリ管理の方式の一つ。プログラムやデータをセグメントまたはセクションという「可変な」大きさのまとまりで管理する。セグメントは、メモリ空間上で、情報の属性などによって分類されたグループである。セグメント方式でメモリ位置を参照するには、セグメントを識別する値とセグメント内のオフセットを指定する。セグメントまたはセクションはプログラムをコンパイルした際に生成されるオブジェクトファイルでも使われており、それらがリンクされて実行ファイルが生成され、そのイメージがメモリにロードされる。 セグメントは仮想記憶やメモリ保護機能を実現する方式の一つである。プログラムのモジュール毎やメモリ使用法の異なるクラス毎に「コードセグメント」や「データセグメント」といった各種セグメントが生成される。1つのセグメントを複数のプログラムが共有することもある。.

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ターボメモリー

ターボメモリーは、システムロード時間短縮、応答性の向上を目的とした、NAND型フラッシュメモリの一種であり、ノート向けのフラッシュメモリカードである。.

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入出力

入出力(にゅうしゅつりょく、input/output)は、データなどの「ものごと」の流れにおける出入りのことで、入力と出力の2つを総称した概念のことである。input/outputの頭文字をとってI/Oと略される。.

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動的メモリ確保

動的メモリ確保 (動的メモリアロケーション・動的メモリ割り当て・dynamic memory allocation) とは、メモリ管理のひとつである、プログラムを実行しながら、並行して必要なメモリ領域の確保と解放を行う仕組みである。 メモリの利用状況は、自身の実行状況や他のプログラムの実行状況に応じて常に変動するため、それらの動作に支障を来さぬよう必要なメモリ領域を適切なアドレスに対して臨機応変に確保・解放を行う必要がある。.

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物理アドレス

ンピューティングにおいて、物理アドレス(ぶつりアドレス、physical address)または実アドレス(じつアドレス、real address)とは、データバスが、メインメモリの特定の記憶セル、またはメモリマップドI/Oデバイスのレジスタにアクセスすることを可能にするために、 アドレスバス回路上の二進数の形式で表されるメモリアドレスである。.

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物理アドレス拡張

物理アドレス拡張(ぶつりあどれすかくちょう、Physical Address Extension)、略称、PAEはインテル社のIA-32アーキテクチャで4GiB以上のメモリを扱う技術。 P6マイクロアーキテクチャで追加されたアドレス空間の拡張機能であり、Pentium Pro以降およびその同世代の互換プロセッサで利用できる。ただし、一部のPentium MやVIA C3などのプロセッサにおいてはPAEに対応しない製品もある。.

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ESA/390

ESA/390 (Enterprise Systems Architecture/390、エンタープライズ・システム・アーキテクチャ/390)は、IBMが1990年に発表したアーキテクチャである。 ESA/390は、IBMの最後の31ビットアドレス/32ビットデータのIBMメインフレーム用のアーキテクチャであり、アムダール、日立製作所、富士通などが互換機を製造した。System/370およびS/370-XA、ESA/370の後継であり、2000年に64ビットのz/Architectureに引き継がれた。 ESA/390アーキテクチャをサポートしたマシンは、1990年代にIBM S/390のブランドで販売された。IBM S/390シリーズはCPUの実装に最初はバイポーラを採用し、後にCMOSに移行した。 In the context of computer memory, 1 GB.

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補助記憶装置

パーソナルコンピュータのハードディスク 補助記憶装置(ほじょきおくそうち)は記憶装置の分類で、「主記憶装置」がコンピュータのメインのバスに直接接続され、CPUが即座にアクセスでき、演算の対象にもできる場合もあるのに対し、外部バスに接続され、CPUからは直接アクセスできないものを指す。レイテンシやスループットは遅いが比較すると大容量である。二次記憶装置などとも。.

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記憶装置

GB SDRAM。一次記憶装置の例 GB ハードディスクドライブ(HDD)。コンピュータに接続すると二次記憶装置として機能する SDLT テープカートリッジ。オフライン・ストレージの例。自動テープライブラリで使う場合は、三次記憶装置に分類される 記憶装置(きおくそうち)は、コンピュータが処理すべきデジタルデータをある期間保持するのに使う、部品、装置、電子媒体の総称。「記憶」という語の一般的な意味にも対応する英語としてはメモリ(memory)である。記憶装置は「情報の記憶」を行う。他に「記憶装置」に相当する英語としてはストレージ デバイス(Storage Device)というものもある。.

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IBM

IBM(アイビーエム、正式社名: International Business Machines Corporation)は、民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業である。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンクに所在する。世界170カ国以上で事業を展開している。.

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Intel 80386

Intel 80386(またはi386)はインテルの32ビットマイクロプロセッサ(CPU)である。1985年10月に発表され、x86アーキテクチャを32ビットに拡張し、レジスタを強化した。インテルが現在使用している名称はIntel386TMプロセッサ (Intel386TM Processor) である。互換CPUにも386の型番が付くものがある。 後にIA-32と呼ばれる、インテルの32ビットCPUのベースとなる命令セットアーキテクチャは、このCPUで確定した。アーキテクチャとしてのi386については、x86およびIA-32の項目も参照のこと。.

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Least Recently Used

Least Recently Used (LRU) はキャッシュメモリや仮想メモリが扱うデータのリソースへの割り当てを決定するアルゴリズムである。対義語はMost Recently Used (MRU)。 和訳すると「最近最も使われなかったもの」つまり「使われてから最も長い時間が経ったもの」「参照される頻度が最も低いもの」である。 小容量で高速な記憶装置(例えば、キャッシュメモリ)がいっぱいになったとき、その中にあるデータのうち、未使用の時間が最も長いデータを大容量で低速な記憶装置(例えば、主記憶装置)に保存する、というのが基本のアルゴリズムである。 なお、上の括弧内の例はキャッシュメモリの場合である。仮想メモリの場合は、小容量で高速な記憶装置を主記憶装置、大容量で低速な記憶装置を補助記憶装置に置き換えればよい。.

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Linux

Linux(リナックス、他の読みは後述)とは、Unix系オペレーティングシステムカーネルであるLinuxカーネル、およびそれをカーネルとして周辺を整備したシステム(GNU/Linuxシステムも参照)である。.

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MC68000

MC68000(エムシーろくまんはっせん)、68000は米・モトローラ(現NXPセミコンダクターズ)が開発したMPU(MPUはマイクロプロセッサを指すのにモトローラが使った語でマイクロプロセッシングユニットの略)である。略して68K(ろくはちケー)などとも。後継MPUも含めた同一アーキテクチャのシリーズを総称するときは、680x0と呼称される。モトローラ自体は周辺LSIを含めてM68000ファミリと呼称した。MC型番は量産ロットで、量産先行品はXC型番となる。.

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Mmap

mmap() は、UNIXのシステムコールのひとつで、ファイルやデバイスなどのオペレーティングシステム (OS) 上のリソースの一部または全部を連続した仮想アドレス空間にマッピングする関数である。 ファイルシステム上のリソースに対するアクセス方法として、ストリームI/Oを行うシステムコールとの比較で、ユーザ空間とカーネル空間の間で読み書きされるデータのブロック転送が多くのアーキテクチャ上では発生しないことから、好まれる場合がある。 デバイスでは、ioctl()とともにメモリマップドI/OやDMAなどの操作を抽象化するものとしてドライバからファイルI/Oサービスの一部として提供されることがある。.

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MMU

MMU.

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Multiple Virtual Storage

MVS (えむぶいえす、Multiple Virtual Storage、多重仮想記憶)は、1974年に発表されたIBMのメインフレーム用オペレーティングシステムの1つ。前身はOS/360のMVTやOS/VS。当初の名称は「OS/VS2 R2」であったが、後に「OS/VS2 MVS」、更に「MVS」と呼ばれた。後継はOS/390とz/OSである。.

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PDP-11

PDP-11 は、ディジタル・イクイップメント・コーポレーション(DEC)が1970年代から1980年代に販売した16ビットミニコンピュータシリーズ。PDP-11 は DECのPDPシリーズのPDP-8コンピュータの主にリアルタイムシステムの後継であるが、両シリーズは10年間以上並存した。革新的機能をいくつか持ち、従来よりもプログラミングが容易になっていた。ミッドレンジのミニコンピュータとしての後継は32ビットのVAXである。 その設計上の特徴は、モトローラのMC68000などのマイクロプロセッサの設計に影響を及ぼしている。またPDP-11上のオペレーティングシステム (OS) の設計は他のOS、例えばCP/MやMS-DOSの設計に影響を及ぼしている。最初の公式にUNIXと名付けられたバージョンのOSは、1970年に PDP-11/20 上で動作した。PDP-11のプログラミング上の低レベルな特徴とC言語の言語要素の類似は非常によく言われてはいるが、意図的にそのように設計したわけではない。たとえば、C言語の ++ や -- は、PDP-11より古い、PDP-7に実装したB言語に由来していて、ハードウェアの持っていた機能からの影響もあるだろうが、いくつかの特徴はハードウェアからというよりもトンプソンのオリジナルであろうとリッチーが書き残している(:en:Increment and decrement operators#Historyを参照)。 DECtape装置が見える.

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R4000

R4000は、MIPS III命令セットアーキテクチャ (ISA) を実装したマイクロプロセッサで、ミップス社が設計した。1991年10月1日に正式発表された"MIPS To Show Off Three R4000 RISC Chips This Week".

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Random Access Memory

RAMの種類。上からDIP、SIPP、SIMM 30ピン、SIMM 72ピン、DIMM (SDRAM)、DIMM(DDR-SDRAM) Random access memory(ランダムアクセスメモリ、RAM、ラム)とは、コンピュータで使用するメモリの一分類である。本来は、格納されたデータに任意の順序でアクセスできる(ランダムアクセス)メモリといった意味で、かなりの粗粒度で「端から順番に」からしかデータを読み書きできない「シーケンシャルアクセスメモリ」と対比した意味を持つ語であった。しかし本来の意味からズレて、ROM(読み出し専用メモリ)に対して、任意に書き込みできるメモリの意で使われていることが専らである。.

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Solaris

Solaris(ソラリス)はサン・マイクロシステムズ(サン)によって開発され、UNIXとして認証を受けたオペレーティングシステム (OS) である。2010年1月27日のオラクルによるサン買収に伴い、現在の開発は同社が担っている。 プロプライエタリ・ソフトウェアであるが、かつてコア部分(ONという:OS+NETの略)はOpenSolarisとしてオープンソース化されたが、2010年8月以降、ONのソースコードの公開はされていない。 なお、公開されていたONのソースコードは、有志の手によってIllumosプロジェクトとしてオープンソース化されたまま更新が続けられている。.

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System/360

フォルクスワーゲンで使われているSystem/360 System/360(S/360、システム/360、システムさんろくまる)は、IBMが1964年4月7日(日本では翌4月8日)に発表したメインフレーム コンピュータのシリーズである。1965年から1977年まで出荷された。あらゆる用途をカバーするファミリを形成し、小型から大型まで、商用から科学技術計算まで使われた。コンピュータ・アーキテクチャの確立により、IBMは互換性のある設計で様々な価格のシステムをリリースすることができた。最上位機種以外は命令セットをマイクロプログラム方式で実装しており、8ビットのバイト単位のアドレス指定、十進数計算、浮動小数点数計算などを備えている。.

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System/370

IBM System/370 (S/370、システム/370、しすてむさんななまる)は、1970年6月30日にIBMがSystem/360ファミリの後継として投入したメインフレームのシリーズ名であり、そのアーキテクチャ名でもある。 顧客の移行が容易に行えるよう System/360 との互換性を保ちつつ、性能を向上させている。System/360 と比較したときの新たな機能としては、2プロセッサ構成の標準化、仮想記憶の完全サポート、128ビット浮動小数点演算などである。なお、これらが全て最初の発表時に挙げられていたわけではない(詳細は後述)。 本稿ではSystem/370シリーズに加えて、後続のシリーズ(30x0、4300、9370)と、その後続シリーズ中に採用された拡張アーキテクチャのSystem/370-XA、ESA/370、ESA/390についても記述する。.

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UNIX

UNIX (ユニックス、Unix、)は、コンピュータ用のマルチタスク・マルチユーザーのオペレーティングシステムの一種である。公式な商標は「UNIX」だが、商標以外の意味として「Unix」、またはスモールキャピタルを使用して「Unix」などとも書かれる。Unixは1969年、AT&Tのベル研究所にて、ケン・トンプソン、デニス・リッチーらが開発を開始した。 当初はアセンブリ言語のみで開発されたが、1973年にほぼ全体をC言語で書き直した。このため、Unixは歴史上、初めて高水準言語で書かれたOSであると言われる。 1973年の段階ではPDP-11に依存したコードが多く、移植性は低かったが、その後徐々にPDP-11に依存したコードを減少させ、1978年にInterdata 8/32への移植に成功して以降、徐々に他のプラットフォームにも移植されていった。 現在では「Unix」という語は、Unix標準に準拠するあらゆるオペレーティングシステムの総称でもある。現在ではUnixシステムは多数の系統に分かれており、AT&Tの開発停止後も、多数の商用ベンダーや非営利組織などによって開発が続けられている。 1970年代から1980年代の初期にかけて、Unixは大学や研究所などの教育機関で広範囲に採用され、特にカリフォルニア大学バークレー校をオリジナルとするBSD系統が誕生した。また Version 7 Unix や UNIX System V の特徴を持つオペレーティングシステムは「伝統的なUNIX」(traditional Unix)とも呼ばれる。 2007年に、「UNIX」の商標の所有者である標準化団体のThe Open Groupは、Single UNIX Specificationを完全に満たすと認証を受けたシステムのみが「UNIX」の商標を得られるとした。このためそれ以外のシステムは(ずっと以前から、AT&T版およびBSD以外を指して使われていた用語だが)「Unixシステムライク」または「Unixライク(Unix系)」と呼ばれるようになった。ただし The Open Groupはその呼称を気に入っていない。 現在では多く使われているUnixとしてはmacOS、AIX、HP-UX、Solarisなどがある(いずれも商用)。また認証を受けていないUnix系としてはLinux(派生OSにAndroid他)やMINIX、BSDの派生OS(FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、DragonFly BSDなど)がある。.

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Unix系

複数のUnix系システム間の関連図 Unix系(ユニックスけい、ユニックスライク)とは、Unixに類似した振る舞いをするオペレーティングシステム (OS) を指す用語である。その判断基準や範囲には複数の議論がある。.

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Windows ReadyBoost

Windows ReadyBoost(ウィンドウズ レディブースト) は、Windows Vista、およびWindows 7、Windows 8/8.1、Windows 10の一機能。フラッシュメモリなどの外部メモリーを、ハードディスクドライブのキャッシュとして利用することで、ソフトウェアなどの読み込みを高速化する機能のこと。.

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X86

x86(エックスはちろく)は、Intel 8086、およびその後方互換性を持つマイクロプロセッサの命令セットアーキテクチャの総称。16ビットの8086で登場し、32ビット拡張の80386(後にIA-32と命名)、64ビット拡張のx64、広義には更にAMDなどの互換プロセッサを含む。 なおインテルのIA-64は全く異なる。.

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揮発性メモリ

揮発性メモリ(きはつせいメモリ、volatile memory)とは、メモリを分類する観点のひとつで、電源を供給しないと記憶している情報を保持できない性質(のメモリ)のことである。対して、電源を供給しなくても情報を失わないメモリは不揮発性メモリである。 主記憶装置はもっぱら揮発性である。.

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機械語

機械語(きかいご)またはマシン語(Machine code、machine language)とは、コンピュータのプロセッサが直接解釈実行可能な一連の命令群のデータそのもの(を、コンピュータ・プログラミング言語とみなしたもの)である。.

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最上位ビット

最上位ビット(さいじょういビット、most significant bitまたはhigh-order bit、MSBと略記)は、コンピュータにおいて二進数で最も大きな値を意味するビット位置のことである。MSBは左端ビットとも言われる。 二進数の特定のビットを示すために、各ビットにはゼロからn(その数値のビット数に依存)までのビット番号が割り当てられる。 従来、エンディアンによってゼロ番のビットがMSBに対応していたり、LSB(最下位ビット)に対応していたりしていたが、最近ではゼロ番はLSBとされていることが多い。(訳注:これが関係してくるのはビット番号を指定する形式のビット操作命令が存在する命令セットだけである。) 負の整数を2の補数で表すとMSBは必ず 1 になり、符号付正の整数では必ず 0 になるので、MSBは符号の判別に使われる。 これを拡張すると、MSBs(複数)はMSB側のいくつかのビットを意味する。 MSBが最上位バイトを意味する場合もある。この場合、MSB First はビックエンディアンを意味する。この曖昧さを回避するため、MSBit、MSByteと表記されることもある。.

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