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ペツァモ州

索引 ペツァモ州

ペツァモ州 (Petsamon lääni、Petsamo län)は、かつて存在したフィンランドの州。1921年から1922年のわずか1年間のみ存在した。 1921年に、ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国のペチェンガ一帯がフィンランドに割譲され、ペツァモ州として成立。ペツァモ州の名前は、ペチェンガのフィンランド語名が由来である。翌1922年にオウル州に吸収合併され、ペツァモ州は消滅した。1936年に、ペツァモ州の領域は、オウル州の分割によってラッピ州の所属となった。1939年から1940年にかけてソヴィエト連邦の侵攻を受けた冬戦争で戦場となった。継続戦争の敗戦によってペツァモ州域は1944年にソ連に割譲され、フィンランドは北極海に面する国土を失った。ペツァモだけでなくラッピ州のサッラ近隣の一部地域やフィンランド南部のヴィープリ州の州域の多くも割譲されている。ペツァモ州域は現在でもロシア領であり、ムルマンスク州のペチェンガ地区となっている。.

21 関係: 北極海ムルマンスク州ラッピ州ラテン文字ロシアロシア・ソビエト連邦社会主義共和国ロシア語ヴィープリ州フィンランドフィンランドの地方行政区画フィンランド語オウル州ソビエト連邦冬戦争継続戦争1921年1922年1936年1939年1940年1944年

北極海

北極海(濃い青の部分) 北極海(ほっきょくかい、英:Arctic Ocean、羅:Oceanus Arcticusオーケアヌス・アルクティクス)は、ユーラシア大陸、グリーンランド、北アメリカ大陸などによって囲まれた海。国別で言うとアメリカ、ロシア、カナダ、デンマーク、ノルウェーの5カ国に囲まれている。北極点は北極海内にある。北氷洋(ほっぴょうよう)、北極洋(ほっきょくよう)とも呼ばれる。国際水路機関 (IHO) は北極海を大洋と認定しているが、海洋学では大西洋の一部をなす地中海と見なされる。これは北極海の海水循環が、塩分濃度差と温度差に支配され、大西洋に従属しているためである。先住民のイヌイットが生活の場としてきたところである。 高緯度に存在するため、北極点周辺は一年中、その他も冬になると氷に覆われる。ただしノルウェー沖は暖かい大西洋の海水が流れ込むので凍結しない。.

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ムルマンスク州

ムルマンスク州(, Murmanskaya Oblast')は、ロシア連邦の北西連邦管区に含まれる州(オーブラスチ)の一つ。州都はムルマンスク。.

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ラッピ州

ラッピ州 (フィンランド語: Lapin lääni、スウェーデン語: Lapplands län)あるいはラップランド州は、かつて存在していたフィンランドの州。最も北に位置するフィンランド最大の州であった。ラップランドのうち、フィンランド領の部分。南でオウル州に隣接する。州都はロヴァニエミ。州の領域の半分以上が北極圏内である。州に属する県は、ラッピ県ただ一つで、ラッピ州とラッピ県は同一視されることが多かった。1938年にオウル州から分離して設置された。2010年1月1日、他の州と同じく廃止された。.

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ラテン文字

ラテン文字(ラテンもじ、abecedarium Latinum、Latin alphabet、ラテンアルファベット)は、表音文字(音素文字・アルファベット)の一つである。ローマ文字、ローマ字(alfabeto Romano、Roman alphabet)とも呼ばれる。 文字を右書きで横に並べることで単語を表記し、単語間を分かち書きで区切って並べることで文章を構成する。それぞれの文字は子音か母音を表す。 今日、人類社会で最も解読者人口が多い文字である。 元来ラテン語の文字で、古くから西欧・中欧の諸言語で使われているが、近代以降はこれら以外にも使用言語が多い。ただし発音の文字への表記方法は各言語ごとに異なっており、同じ綴りでも言語によって違う発音をすることはラテン文字においては全く珍しくない。英語など、古い時代に表記法が定められた言語においては表記と発音の間の乖離も大きなものとなってきている。.

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ロシア

ア連邦(ロシアれんぽう、Российская Федерация)、またはロシア (Россия) は、ユーラシア大陸北部にある共和制及び連邦制国家。.

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ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国

ア・ソビエト連邦社会主義共和国(ロシア・ソビエトれんぽうしゃかいしゅぎきょうわこく、Российская Советская Федеративная Социалистическая Республика、略称:РСФСР)は、1917年から1991年まで存在していた、世界初の社会主義国家。 また、複数の自治共和国、自治州、自治管区や、その他の地方区画から構成されていた連邦国家でもある。 1922年以降は、ソビエト社会主義共和国連邦(以下「ソ連」)の構成国のひとつとなった。 現在のロシア連邦の前身国家に当たる。.

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ロシア語

ア語(ロシアご、русский язык )は、インド・ヨーロッパ語族のスラヴ語派東スラヴ語群に属する言語。露語とも略される。ロシア連邦の公用語。ロシア連邦の国語表記には、キリル文字を使用する。近縁の言語にウクライナ語とベラルーシ語がある。.

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ヴィープリ州

ヴィープリ州(Viipurin lääni、Viborgs län)は、かつて存在したフィンランドの州。1812年から1945年まで存在した。現在は、州域の多くがロシア領である。.

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フィンランド

フィンランド共和国(フィンランドきょうわこく、Suomen tasavalta、Republiken Finland)、通称フィンランドは、北ヨーロッパに位置する共和制国家。北欧諸国の一つであり、西はスウェーデン、北はノルウェー、東はロシアと隣接し、南はフィンランド湾を挟んでエストニアが位置している。 首都ヘルシンキは露仏同盟以来、ロシアの主要都市であるサンクトペテルブルク方面へ西側諸国が投資や往来をするための前線基地となってきた。同じく直近の旧領ヴィボルグはサイマー運河の出口であったが、現在はロシア領で、ノルド・ストリームの経由地となっている。ロシアと欧州諸国の間にある地政学的な重要性から、勢力争いの舞台や戦場にも度々なってきた。 中立的外交の裏では、外交・安全保障やエネルギー政策を巡り東西の綱引きが行われている。国内には原子力発電所があり、オンカロ処分場は2020年に開設されれば世界初の使用済み核燃料の最終処分場となる。情報産業も政治と関係しており、エスコ・アホという首相経験者がノキア取締役を務めている。 人口や経済規模は小さいが、一人当たりGDPなどを見ると豊かで自由な民主主義国として知られている。フィンランドはOECDレビューにおいて「世界で最も競争的であり、かつ市民は人生に満足している国の一つである」と2014年には報告された。フィンランドは収入、雇用と所得、住居、ワークライフバランス、保健状態、教育と技能、社会的結びつき、市民契約、環境の質、個人の安全、主観的幸福の各評価において、すべての点でOECD加盟国平均を上回っている。.

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フィンランドの地方行政区画

フィンランドの地方行政区画には最上位自治体である県 (maakunta、landskap、region)、またその下に郡 (seutukunta、ekonomisk region、sub-region)、更にその下に市町村などの区分がある。2009年末までは、県の上に州 (lääni、län、province)が存在した。また、行政上の機能はないが、伝統州 (historialliset maakunta、historiska landskap、historical province)という区分も存在する。.

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フィンランド語

フィンランド語(フィンランドご、Suomen kieli / Suomi)は、ウラル語族フィン・ウゴル語派のフィン・ペルム諸語に属すバルト・フィン諸語の一言語。主にフィン人が使用する。 原語名称からスオミ語(Suomi)、またフィン語ともいう。この言語は膠着語であり、15格を有する。また同じバルト・フィン諸語にはエストニア語、サーミ語、カレリア語などが挙げられる。.

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オウル州

ウル州 (フィンランド語: Oulun lääni、スウェーデン語: Uleåborgs län) は、かつて存在していたフィンランドの州のひとつ。フィンランド中部に位置し、ボスニア湾に面し、ラッピ州、西スオミ州、東スオミ州に隣接する。またロシアとも国境を接する。州都はオウル。スウェーデン統治時代はウレオボルイ県と呼ばれた。 スウェーデン統治下の1775年に、エステルボッテン県 (フィンランド語ではポフヤンマー州)が、ヴァーサ県 (フィンランド語ではヴァーサ州)とウレオボルイ県に分割されて成立した。 その後、フィンランドの国土が北に広がると、その北部地域もオウル州に編入されていった。1922年にはペツァモ州を吸収合併し、フィンランド史上面積最大の州となる。1936年に北部がラッピ州として分離した。 2010年1月1日、他の州と同じく廃止された。 概ね平坦な地形であり、高山はない。州の南部にはオウル湖があり、オウル川が流出している。.

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ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

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冬戦争

冬戦争(ふゆせんそう、芬:talvisota)は、第二次世界大戦の勃発から3ヶ月目にあたる1939年11月30日に、ソビエト連邦がフィンランドに侵攻した戦争である。フィンランドはこの侵略に抵抗し、多くの犠牲を出しながらも、独立を守った。 両国間の戦争が1941年6月に再開されたため、第1次ソ・芬(ソ連・フィンランド)戦争とも言う。なお、後続の戦争は第2次ソ・芬戦争、あるいは継続戦争と称される。.

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継続戦争

継続戦争(けいぞくせんそう、)は、第二次世界大戦中の1941年6月26日から1944年9月19日にかけて、ソビエト連邦とフィンランドの間で戦われた戦争である。戦争当事国の一方であるソ連では、この戦争は大祖国戦争(独ソ戦)の一部である。第2次ソ芬(ソ連・フィンランド)戦争とも呼ばれる。第1次ソ芬戦争については冬戦争を参照。.

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1921年

記載なし。

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1922年

記載なし。

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1936年

記載なし。

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1939年

記載なし。

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1940年

記載なし。

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1944年

記載なし。

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