ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ヘズ

索引 ヘズ

ヘズ(古ノルド語: 、アイスランド語:Höður 、「戦」の意)は、北欧神話に登場する盲目の神。バルドルの弟で、オーディンの息子。.

23 関係: 古ノルド語北欧神話ミスティルテインバルドルヤドリギラグナロクロキヴァーリ (オーディンの息子)トールデンマーク人の事績アース神族アイスランド語オーディンケニングサクソ・グラマティクス再建菅原邦城詩語法谷口幸男東京書籍東海大学出版部新潮社

古ノルド語

古ノルド語(こノルドご、、 )とは、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語である。古北欧語(こほくおうご)とも。 一般には、8世紀から14世紀にかけて、スカンディナヴィア人やスカンディナヴィア出身の入植者たちによって用いられていたであろう言語を指す。時代区分を2世紀から8世紀とする文献もある。 アイスランド語の書物『グラーガース』は、スウェーデン人、ノルウェー人、アイスランド人、デンマーク人がと呼ばれる同一の言語を話していた、と記している。スウェーデンやデンマークといった、東部の方言を話していた人々は、自身の言葉を(デーン人の言語)あるいは(北方人の言葉)と呼んでいた。.

新しい!!: ヘズと古ノルド語 · 続きを見る »

北欧神話

北欧神話の神々は不死ではないため、最終戦争であるラグナロクまで老いることのないよう、イズンの黄金の林檎を食べなければならない。1890年、J・ペンローズ作 北欧神話(ほくおうしんわ、アイスランド語:Norræn goðafræði、ノルウェー語:Norrøn mytologi、スウェーデン語:Nordisk mytologi、デンマーク語:Nordisk mytologi)は、キリスト教化される前のノース人の信仰に基づく神話。スカンディナビア神話とも呼ばれている。ゲルマン神話の一種で、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、アイスランドおよびフェロー諸島に伝わっていたものの総称。普通、フィンランド神話とは別系統のものとされる。 神話は主にキリスト教化以前に存在した現地の宗教と、主にノルウェー人が入植、定住し、北欧神話の文書化された典拠の大多数が収集されるに至ったアイスランドを含むスカンディナヴィア人の伝説と信仰で構成されている。北欧以外のゲルマン人は、早くからキリスト教化されたため、民族独自の神話や思想を示す書物がほとんど残っていない。そのため北欧神話は、年代の古い一般的なゲルマン・ペイガニズムが最も良い状態で保存されており、ゲルマン人の古来の習俗や精神を理解する上で貴重な資料となっている。このゲルマン・ペイガニズムは、アングロ・サクソン神話と極めて密接に関連した内容を含んでいる。なお、ゲルマン神話は初期のインド・ヨーロッパ神話から発展したものである。 北欧神話は北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語が集約されたもので、神話は詩の形で口承により伝えられ、現存する神話についての知識は主にスノッリ・ストゥルルソンにより書かれた『エッダ』や、キリスト教化中またはその後に書き下ろされた、中世における他の版本に基づいている。北欧神話は基本的に古ノルド語で著わされているが、『デンマーク人の事績』などラテン語で書かれたものもある。 北欧神話の中にはスカンディナヴィアの伝承の一部となり、現在まで生き残ったものもある。その他は近年、ゲルマン・ネオペイガニズムとして再考案・構築されている。ステージでの上演劇や映画同様、神話は現在も様々な文学の着想として残されている。.

新しい!!: ヘズと北欧神話 · 続きを見る »

ミスティルテイン

ミスティルテイン(古ノルド語・アイスランド語: Mistilteinn、スウェーデン語・デンマーク語: Mistelten、ノルウェー語: Misteltein)は、ヤドリギを意味する。ミストルティンとも呼ばれる。北欧の伝承には、その名で呼ばれるアイテムが2つ登場する。.

新しい!!: ヘズとミスティルテイン · 続きを見る »

バルドル

のヘズの手で刺殺されるバルドル。18世紀のアイスランドの写本『SÁM 66』より。 バルドル(Baldr、Baldur、Balder)は北欧神話の光の神である。 後述の『スノッリのエッダ』では、最も賢明で、美しく光り輝く美貌と白いまつ毛を持ち、雄弁で優しいとされ、やや優柔不断な面もあったが彼の裁きは不変であるといわれる『エッダ 古代北欧歌謡集』p.244(「ギュルヴィたぶらかし」第22章)。 両親はオージン(オーディン)とフリッグ谷口幸男「スノリ『エッダ』「詩語法」訳注」『広島大学文学部紀要』第43巻No.特輯号3、1983年、p.20、妻はネプの娘ナンナで、彼女との間に息子フォルセティがいる。ブレイザブリク(ブレイダブリク、ブレイザブクリク)という館に住みフリングホルニという船を所有している『エッダ 古代北欧歌謡集』pp.270-273(「ギュルヴィたぶらかし」第49章)。 両『エッダ』においては、ロキの奸計により異母弟ヘズにより殺されるが、ラグナロクで世界が滅びた後に現れる新世界に甦り、ヘズと共に暮らすとされている。罪なくして一度死んだ後に復活するという神話は、キリスト教の伝播に伴ってその影響を受けたものとも考えられている。山室静によれば、バルドルはサガなどでは戦士とみなされており、彼が神として崇拝されていた形跡はないという。.

新しい!!: ヘズとバルドル · 続きを見る »

ヤドリギ

ヤドリギ(宿り木 ・ 宿木 ・ 寄生木)は広義にはヤドリギ類 (Mistletoe) の総称的通称だが、狭義には特にそのうちの一種、日本に自生する Viscum album subsp.

新しい!!: ヘズとヤドリギ · 続きを見る »

ラグナロク

Willy Poganyが描いた、世界を焼き尽くす炎。(1920年) ラグナロク(古ノルド語:Ragnarøk(Ragnarök、ラグナレク)、「神々の運命」の意)は、北欧神話の世界における終末の日のことである。 古エッダの『巫女の予言』、『フンディング殺しとヘルギ その2』、『アトリの言葉』、『バルドルの夢』では、本来の形である Ragna røk と綴られ、こちらは「神々の運命」と解される。 一方、13世紀のアイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンの『エッダ』(通称『新エッダ』)および、古エッダの『ロキの口論』では Ragnarøkkr(神々の黄昏)と呼ばれる。スノッリの『エッダ』では、Ragnarøkr と綴られることもあるが、これも「神々の黄昏」と解される。リヒャルト・ワーグナーはこれを Götterdämmerung とドイツ語訳して、自身の楽劇『ニーベルングの指環』最終章のタイトルとした。このため、日本語でも「神々の黄昏」の訳語が定着している。.

新しい!!: ヘズとラグナロク · 続きを見る »

ロキ

自分が工夫した魚網をもったロキ。18世紀のアイスランドの写本『SÁM 66』より。 ロキ(Loki)は北欧神話に登場する悪戯好きの神。その名は「閉ざす者」、「終わらせる者」の意。神々の敵であるヨトゥンの血を引いている。巨人の血を引きながらもトールの義兄弟となってアースガルズに住み、オーディンやトールと共に旅に出ることもあった。変身術を得意とし、男神であるが時に女性にも変化する『ロキの口論』第23節では、ロキが8年間乳搾り女となって子供ももうけたというエピソードが語られている(『エッダ 古代北欧歌謡集』83頁)。。自身が変身するだけでなく、他者に呪文をかけて強制的に変身させたこともある。『スノッリのエッダ』第二部『詩語法』において、女神イズンを胡桃に変身させている。 美しい顔を持っているが、邪悪な気質で気が変わりやすい。狡猾さでは誰にも引けを取らず、よく嘘をつく。「空中や海上を走れる靴」(「陸も海も走れる靴」または「空飛ぶ靴」とも)を持っている。 元は火を神格化した存在だったと考えられており、ロキをモデルとした『ニーベルングの指環』のローゲはその点が強調されている。 なお、巨人の王ウートガルザ・ロキおよびその宮殿で相まみえるロギとは、三者同時に登場する神話が残っているので別人のようだが混同されることもあったらしく、サクソ・グラマティクスの『デンマーク人の事績』にはロキのように地下に縛られ幽閉されているウートガルザ・ロキの話がある他、ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』ではロキとロギを混同この劇はフレイアがイドゥンの役目(神々の食す金の林檎を管理)を兼任するなどストーリーの都合での改変はあるが、ロギが登場する話の要素は一切ないのでストーリー上の都合でロキにロギの要素を加えたわけではない。して「火の神」のローゲというキャラクターが登場する。.

新しい!!: ヘズとロキ · 続きを見る »

ヴァーリ (オーディンの息子)

17世紀のアイスランドの写本『AM 738 4to』に描かれたヴァーリ。 ヴァーリ(ヴァリとも)(Vali、Váli)は、北欧神話に登場する司法神の一人。.

新しい!!: ヘズとヴァーリ (オーディンの息子) · 続きを見る »

トール

トールとは、北欧神話に登場する神である。神話の中でも主要な神の一柱であり、神々の敵である巨人と対決する戦神として活躍する。その他考古学的史料などから、雷神・農耕神として北欧を含むゲルマン地域で広く信仰されたと推定されている。アーサソール(アースたちのソール)やオクソール(車を駆るソール)とも呼ばれる。.

新しい!!: ヘズとトール · 続きを見る »

デンマーク人の事績

『デンマーク人の事績』(デーン人の事績、デーン人の事蹟、ゲスタ・ダノールム、Gesta Danorumとも)は、12世紀にサクソ・グラマティクスによって書かれた、デンマークの歴史に関する記録である。.

新しい!!: ヘズとデンマーク人の事績 · 続きを見る »

アース神族

アース神族(古ノルド語:Ás, Áss, 複数形:Æsir, 女性形:Ásynja, 女性複数形:Ásynjur, 古英語:Ós, ゲルマン祖語再建形:*Ansuz, アサ神族とも)とは、北欧神話における最高神オーディンを長とする神々の系統のことである。 スノッリ・ストゥルルソンがいくつかの文献で述べている伝説によれば、アース神族はアジアからドニエプル川下流に移り、ヴァン神族と戦うが、後に和解、人質としてニョルズとその息子フレイ、娘フレイヤを受け取った。 アース神族は、世界の中心アースガルズに住む。神々はしばしば巨人の脅威にさらされるが、その度にトールの剛勇やロキの頭脳で難を逃れる。世界終末戦争ラグナロクでは死力を尽くして戦うが、世界と共に滅ぶ事となる。.

新しい!!: ヘズとアース神族 · 続きを見る »

アイスランド語

アイスランド語(アイスランドご)はインド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語。使用範囲はアイスランドのみで、使用人口は約30万人。 アイスランドを「氷島」と表記することから「氷島語」略して「氷語」や「氷」とも言う。 9世紀にノルウェーから移住したヴァイキングがもたらしたものであり、他の北ゲルマン語(デンマーク語・ノルウェー語・スウェーデン語)の中ではノルウェー語と一番近い。 他の北ゲルマン語が失った3性(他の北ゲルマン語は両性名詞(共性名詞)と中性名詞だけ)や格変化などを保持し、また格変化などの必要性により、英語やフランス語などからの借用語を極力排しているため、古風な色合いを強く残している。.

新しい!!: ヘズとアイスランド語 · 続きを見る »

オーディン

流離人オーディン。このように絵画などでは一般に、片目が無い、長い髭を持った老人で、つばの広い帽子を被り、グングニルという槍を持った姿で表される。スウェーデンの画家ゲオルク・フォン・ローゼンによる(1886年)。 オーディンは、北欧神話の主神にして戦争と死の神。詩文の神でもあり吟遊詩人のパトロンでもある。魔術に長け、知識に対し非常に貪欲な神であり、自らの目や命を代償に差し出すこともあった。.

新しい!!: ヘズとオーディン · 続きを見る »

ケニング

ニング(古ノルド語: kenning 。現代アイスランド語では と発音、ケンニング)とは、一般的な名詞に変わって用いられる迂言法の一種で、おもに古ノルド語やアイスランド語の詩に用いられた。代称法とも。 古ノルド語での一例を挙げると、「剣」という言葉を表すときに、一般的な名詞 sverð がそのまま用いられるのではなく、「傷つける鍬」 ben-grefill (エギル・スカラグリームスソン: "Höfuðlausn" 第8スタンザ)のような複合語や、「盾の氷」 randa íss (エイナル・スクーラソン: "Øxarflokkr" 第9スタンザ)といった属格句が用いられた。 現代の研究者は、このケニングという語を、他の言語(特に古英語)におけるよく似た修辞技法を表すときにも用いている。.

新しい!!: ヘズとケニング · 続きを見る »

サクソ・グラマティクス

・グラマティクス(Saxo Grammaticus,1150年 - 1220年)は、中世デンマークの歴史家であるが、その生涯については詳しくはわかっていない。 こんにち『デンマーク人の事績』(Gesta Danorum)の名で知られる全16巻のデンマーク史が彼によって編纂されたと考えられており、この著書の存在が彼を実在の人物とする主な根拠となっている。サクソは大司教アブサロンのもとで働いていたと目されており、彼を支持していた事が明らかになっているが、教会組織の中で占めた地位は不明である。一介の聖職者に過ぎなかったかもしれない。 アブサロンの遺した公文書の中で、サクソという名の聖職者が銀貨2枚半の負債を免除され、現在の西シェラン州ソーレー(Sorø)の修道院から借りていた2冊の書物を返却するように命じられている。これが後年見つかったデンマークの公の記録に残る、同年代に生きた10余人のサクソス(Saxos)あるいはサクソ(Saxo)のうちサクソ・グラマティクスに結びつくであろう唯一のものであるが、この人物がサクソ本人と証明する証拠は存在しない。 また『デンマーク人の事績』でサクソ自身が書くところによると、彼の祖父と父の両者が兵士としてデンマーク王ヴァルデマー1世に仕えていた。サクソも同様ながら、より宗教的な職務でヴァルデマー2世に仕えていたようである。 以上が数少ないサクソ・グラマティクスに関する具体的な記録である。 後年の研究によりシェラン島出身であると断定されているが、 『デンマーク人の事績』の中で洗練されたラテン語を用いていることや著書から古代ローマに関する知識の深さが伺われるため、彼が教育を受けたのはデンマークではなくフランスの大きな神学校ではないかとされている。 なおラテン語で「学者」を意味するグラマティクス(Grammaticus)はサクソの本名ではない。1342年頃に書かれた『ユトランド年代記』(Chronica Jutensis)の『サクソン族概説』(Compedium Saxonis)の中で、彼の優れた表現力を強調するために用いられた愛称である。それが1514年出版されたクリスチャン・ピーダセンの印刷版『デンマーク人の事績』でサクソの名前の一部として用いられるようになり、現在に至っている。 サクソの著書に登場する半ば伝説の英雄「アムレート」(Amleth) の物語は様々な劇作家によって翻案されている。最も著名な作品がウィリアム・シェイクスピアの「ハムレット」である。.

新しい!!: ヘズとサクソ・グラマティクス · 続きを見る »

再建

再建(さいけん).

新しい!!: ヘズと再建 · 続きを見る »

(かみ)は、信仰の対象として尊崇・畏怖  されるもの。 一般的には「古代ギリシア語:Θεός テオス、ラテン語:deus、Deus デウス、英:god、God」にあたる外来語の訳語として用いられるが、これらの意味と日本語における「神」は厳密には意味が異なるとされる。詳細は下記を参照。また、英語において、多神教の神々はGodではなく、頭文字を小文字にしてgod、複数形:gods、もしくはdeity、複数形:deitiesと区別する。.

新しい!!: ヘズと神 · 続きを見る »

菅原邦城

菅原 邦城(すがわら くにしろ、1942年3月1日 - )は、日本の文学者、言語学者。北欧語・北欧文学の、日本では有数の専門家である。.

新しい!!: ヘズと菅原邦城 · 続きを見る »

詩語法

『詩語法』(しごほう、)は、スノッリ・ストゥルルソンの『散文のエッダ』の第二部である。『詩人の言葉』(しじんのことば)とも呼ばれており、約50,000語から成る。 これは事実上、北欧神話に登場する海の神エーギルと詩の神ブラギの間で交わされる北欧神話と詩の種類について関連する会話であり、数多くのケニングの由来が挙げられている。ブラギは、様々な人や場所、事物について、体系的なケニングのリスト(en)を列挙している。さらに詩的な言い回しについて、特にヘイティ(heiti)と呼ばれる回りくどさのない詩的な語(例えば「馬」に対する「乗用馬」)の概念について詳細な議論を続け、これらについても体系化している。 ある意味『詩語法』は詩的表現の類義語辞典の初期形態であるといえる。.

新しい!!: ヘズと詩語法 · 続きを見る »

谷口幸男

谷口 幸男(たにぐち ゆきお、1929年7月ReaD「谷口幸男」 - )は、日本の文学者、文学研究者、民俗学者、翻訳家。専門はドイツ文学および北欧文学。.

新しい!!: ヘズと谷口幸男 · 続きを見る »

東京書籍

東京書籍株式会社(とうきょうしょせき、略称:東書(とうしょ)、英語:TOKYO SHOSEKI CO.,LTD.)とは、教科書をはじめとする出版事業等を営む企業である。.

新しい!!: ヘズと東京書籍 · 続きを見る »

東海大学出版部

東海大学出版部(とうかいだいがくしゅっぱんぶ)は、神奈川県平塚市にある学校法人東海大学の出版機関。.

新しい!!: ヘズと東海大学出版部 · 続きを見る »

新潮社

株式会社新潮社(しんちょうしゃ)は、日本の出版社。.

新しい!!: ヘズと新潮社 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ヘードゥアヘズルホヅホズ

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »