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プロタゴラス

索引 プロタゴラス

プロタゴラス(Πρωταγόρας、Protagoras、紀元前490年ころ - 紀元前420年ころ)は、古代ギリシアの哲学者、ソフィストの一人である。 アブデラ生まれといわれる。ソフィストとして知られた。また、トゥリオイ(アテネの植民地)の法律を作ったという。(なお、ディオゲネス・ラエルティオスは『哲学者列伝』の中でプロタゴラスを原子論者デモクリトスに学んだと書いているが、実際にはプロタゴラスの方がデモクリトスより30歳程度年上であり、この記述は正確ではない。).

21 関係: 加来彰俊古代ギリシア岩波文庫ルネサンスプラトンプロタゴラス (対話篇)テアイテトス (対話篇)デモクリトスディオゲネス・ラエルティオスアブデラギリシア哲学ギリシア哲学者列伝ソフィストソクラテス式問答法哲学者紀元前420年紀元前490年相対主義西洋哲学詭弁藤沢令夫

加来彰俊

加来 彰俊(かく あきとし、1923年1月29日 - 2017年7月18日)は、日本の哲学研究者、法政大学名誉教授。専攻、ギリシア古代哲学。.

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古代ギリシア

この項目では、太古から古代ローマに占領される以前までの古代ギリシアを扱う。.

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岩波文庫

岩波文庫(いわなみぶんこ)は、株式会社岩波書店が発行する文庫本レーベル。1927年(昭和2年)7月10日に、ドイツのレクラム文庫を模範とし、書物を安価に流通させ、より多くの人々が手軽に学術的な著作を読めるようになることを目的として創刊された日本初の文庫本のシリーズ。最初の刊行作品は『新訓万葉集』などであった。.

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ルネサンス

レオナルド・ダ・ヴィンチによるウィトルウィウス的人体図、科学と芸術の統合 ルネサンス(Renaissance ルネサーンスイギリス英語発音: リネイスンス、アメリカ英語発音: レナサーンス)は「再生」「復活」を意味するフランス語であり、一義的には、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動であり、14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に広まった(文化運動としてのルネサンス)。また、これらの時代(14世紀 - 16世紀)を指すこともある(時代区分としてのルネサンス)。 日本では長らく文芸復興と訳されており、ルネサンスの時代を「復興期」と呼ぶこともあったが、文芸のみでなく広義に使われるため現在では余り使われない。ルネッサンスとも表記されるが、現在の歴史学、美術史等ではルネサンスという表記が一般的である。.

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プラトン

プラトン(プラトーン、、Plato、紀元前427年 - 紀元前347年)は、古代ギリシアの哲学者である。ソクラテスの弟子にして、アリストテレスの師に当たる。 プラトンの思想は西洋哲学の主要な源流であり、哲学者ホワイトヘッドは「西洋哲学の歴史とはプラトンへの膨大な注釈である」という趣旨のことを述べた“ヨーロッパの哲学の伝統のもつ一般的性格を最も無難に説明するならば、プラトンに対する一連の脚註から構成されているもの、ということになる”(『過程と実在』)。ちなみに、ホワイトヘッドによるこのプラトン評は「あらゆる西洋哲学はプラトンのイデア論の変奏にすぎない」という文脈で誤って引用されることが多いが、実際には、「プラトンの対話篇にはイデア論を反駁する人物さえ登場していることに見られるように、プラトンの哲学的着想は哲学のあらゆるアイデアをそこに見出しうるほど豊かであった」という意味で評したのである。。『ソクラテスの弁明』や『国家』等の著作で知られる。現存する著作の大半は対話篇という形式を取っており、一部の例外を除けば、プラトンの師であるソクラテスを主要な語り手とする。 青年期はアテナイを代表するレスラーとしても活躍し、イストミア大祭に出場した他、プラトンという名前そのものがレスリングの師から付けられた仇名であると言われているディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』3巻4節。(中野好夫訳、1984年、pp.

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プロタゴラス (対話篇)

『プロタゴラス』(プロータゴラス、Πρωταγόρας、Protagoras)とは、プラトンの初期対話篇の1つ。副題は「ソフィストたち」。.

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テアイテトス (対話篇)

『テアイテトス』(テアイテートス、Θεαίτητος、Theaetetus)は、プラトンの著した中期末の対話篇。副題は「知識について」。.

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デモクリトス

デモクリトス(デーモクリトス、Δημόκριτος、Democritus、紀元前460年頃-紀元前370年頃)は、古代ギリシアのイドニア学派の哲学者。 ソクラテスよりも後に生まれた人物だが慣例でソクラテス以前の哲学者に含まれる。.

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ディオゲネス・ラエルティオス

ディオゲネス・ラエルティオス(Διογένης Λαέρτιος、Diogenes Laërtius)は、3世紀前半頃に活躍した哲学史家。『ギリシア哲学者列伝』の著者として知られる。.

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アブデラ

アブデーラ(Ἄβδηρα / Ábdēra)は、トラキア地方にある古代ギリシアの都市。長音を省いて「アブデラ」とも表記される。ソフィストのプロタゴラスや、原子論を確立した哲学者デモクリトスの故郷としても知られる。 現在はアヴディラ(現代ギリシャ語: Άβδηρα / Ávdira)と呼ばれ、ギリシャ共和国東マケドニア・トラキア地方クサンティ県に属する都市であり、その周辺地域を含む基礎自治体(ディモス)である。.

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ギリシア哲学

リシア哲学(ギリシャ哲学)とは、かつて古代ギリシアで興った哲学の総称。現在でいう哲学のみならず、自然学(物理学)や数学を含む学問や学究的営為の総称である。 「哲学(ギリシャ語:Φιλοσοφία, philosophía, ピロソピア)」および「哲学者(ピロソポス)」という言葉を最初に用いたのはピタゴラスであると言われる。「哲学者」を含めた「知者(ソポス)」は「ソフィスト(ギリシャ語:σοφιστής, sophistés, ソピステス)」とも呼ばれ、詩人もこれに含まれた。 ディオゲネス・ラエルティオスはギリシア哲学の起源を、アナクシマンドロスから始まるイオニア学派(厳密にはミレトス学派)と、ピタゴラスから始まるイタリア学派(ピタゴラス教団のこと)に大別し、ソクラテス(ソクラテス学派)やプラトン(古アカデメイア学派)は前者の系譜で、パルメニデス、ゼノン(ともにエレア派)、エピクロス(エピクロス学派)らは後者の系譜であると主張している。さらにディオゲネス・ラエルティオスは、哲学には自然学・ 倫理学・論理学の三つの部門があり、まず自然学が発達し、次いでソクラテスが倫理学を加え、ゼノンが論理学を確立し、倫理学にはアカデメイア学派、キュレネ学派、エリス学派、メガラ学派、キュニコス学派、エレトリア学派、詭弁学派(ソフィストなど)、逍遙学派(ペリパトス学派)、ストア学派、エピクロス学派という10の学派があったとも主張している。.

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ギリシア哲学者列伝

『ギリシア哲学者列伝』(Βίοι καὶ γνῶμαι τῶν ἐν φιλοσοφίᾳ εὐδοκιμησάντων、Lives and Opinions of Eminent Philosophers)は、ディオゲネス・ラエルティオスによって、3世紀前半にギリシア語で書かれた、古代ギリシアの哲学者たちの生涯・学説・著書や逸話などの情報を集成した書物。 「200人以上の著者、300冊以上の書物」から収集・引用されたとされる情報が集められており、真偽の怪しい情報も数多く含まれるが、古代ギリシアの哲学者たちをこれほど網羅的に扱った古代史料は珍しく貴重なため、参考程度の情報源として重宝されている。.

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ソフィスト

フィスト(Σοφιστής、ソピステース、Sophist)は、ペルシア戦争(紀元前492年 - 紀元前449年)後からペロポネソス戦争(紀元前431年 - 紀元前404年)ごろまで、主にギリシアのアテナイを中心に活動した、金銭を受け取って徳を教えるとされた弁論家・教育家。ギリシア原語に近い読みはソピステースである。「sophistēs」という語は「sophizō」という動詞から作られた名詞で、「智が働くようにしてくれる人」「教えてくれる人」といった意味がある。代表的なソフィストにはプロタゴラス、ヒッピアス、ゴルギアス、プロディコス等がいる。.

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ソクラテス式問答法

ラテス式問答法(ソクラテスしきもんどうほう、Socratic method。別名: 反対論証法〔method of elenchus〕もしくはソクラテス式討論〔Socratic debate〕)は古代ギリシャの哲学者ソクラテスにちなんで名づけられた探究の方式であり、個人間の議論の方式である。.

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哲学者

哲学者とは、広義に、哲学を研究する者のことである。「哲学者(フィロソファー)」という語は、「知恵を愛する者」を意味する古代ギリシャ語のφιλόσοφος(フィロソフォス)に由来する。ギリシャの思想家ピタゴラスによって導入された。.

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紀元前420年

紀元前420年は、ローマ暦の年である。当時は、「キンキナトゥス、ウオルソ、メドゥリヌス、アトラティヌスが護民官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元334年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前420年と表記されるのが一般的となった。.

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紀元前490年

紀元前490年(きげんぜんよんひゃくきゅうじゅうねん)は、ローマ暦の年である。当時は、「コルヌトゥスとラルキウスが共和政ローマ執政官に就任した年」として知られていた(もしくは、それほど使われてはいないが、ローマ建国紀元264年)。紀年法として西暦(キリスト紀元)がヨーロッパで広く普及した中世時代初期以降、この年は紀元前490年と表記されるのが一般的となった。.

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相対主義

対主義(そうたいしゅぎ、relativism、Relativismus、relativisme)とは、経験ないし文化の構成要素やそれに対する物の見方が、その他の複数の要素や見方と相対的関係(is relative to)すなわち依存関係(is dependent on)にあるという考え方である。ある相対主義者の主張によれば、人間は、感覚などの認識上のバイアス、言語などの記号上のバイアスまたはその他の人々と共有する文化的バイアスのせいで、信念や振舞を自己の歴史的・文化的文脈においてしか理解できない。つまり、相対主義の主張とは、ある要素は特定のフレームワークないし観点との相対的関係においてしか実在せず、そのフレームワークや立場は全ての人々において異なるという考え方である。反対に、歴史的・文化的文脈に依存せず、どのような観点から見ても必ず真であるかあるいは正しい命題というものがあるという考え方は、絶対主義と呼ばれる。物の見方一般についてではなく、特定の主題について相対主義を主張する場合には、例えば文化相対主義のように特別な名前が付せられていることもある。.

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西洋哲学

この項目では、西洋哲学(せいようてつがく)、すなわち西洋で発展した哲学について解説する。.

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詭弁

詭弁(詭辯、きべん、σοφιστική、sophism)とは、主に説得を目的として、命題の証明の際に、実際には誤りである論理展開が用いられている推論。 日本では「詭」が漢字制限により当用漢字・常用漢字に含まれないため、新聞などでは奇弁、論理学などでは危弁と書かれることもある。.

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藤沢令夫

藤沢 令夫(ふじさわ のりお、1925年6月14日 - 2004年2月28日)は、日本の哲学者、西洋古典学者。専攻はギリシア哲学。京都大学名誉教授。.

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