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ブルシャスキー語

索引 ブルシャスキー語

ブルシャスキー語(ブルシャスキーご、Burushaski)は、パキスタン北部に位置するカラコルム山脈及びヒンドゥークシュ山脈の一部で使用されている孤立した言語である。ブルショー人によって話される。 パキスタンギルギット・バルティスタン州のフンザ-ナゲル地区のフンザ谷、ナゲル谷、更にギズル地区のヤスィン谷やイシュコマン谷で用いられており、同州の中心都市であるギルギットにもブルシャスキー語を使用できる者は存在する。現在ではフンザを中心とした広域で共通語としての地位を確保している。ブルシャスキー語の話者人口は約4万人とも10万人とも報告されている。 他のいかなる言語とも関連性が証明されておらず、おそらくは、ドラヴィダ人やアーリア人の相次ぐ侵入によってほとんど消滅してしまった、有史以前の言語集団の末裔であろうと考えられている。借用語はウルドゥー語や英語、古くはペルシア語から多く取り入れている。ウルドゥー文字を基にして同人的に考案されたブルシャスキー文字も存在するが、一般には使用されていない。.

17 関係: 孤立した言語ペルシア語ブルショー人パキスタンヒンドゥークシュ山脈デネ・コーカサス大語族フンザドラヴィダ人アーリア人ウルドゥー語ウルドゥー文字エニセイ語族カラコルム山脈ギルギットギルギット・バルティスタン州コワール語英語

孤立した言語

孤立した言語(こりつしたげんご、language isolate、isolated language)とは、現存する他の言語と系統関係が立証されておらず、他の言語と共通する祖語を再建できない系統不明の言語である。孤立言語とも。 なお、古典的な言語類型論における形態論的な分類の一つである孤立語(こりつご、isolating language)とはまったく異なる概念である。.

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ペルシア語

ペルシア語のファールシー ペルシア語(ペルシアご、فارسی‌, پارسی‌; Fārsī, Pārsī)は、イランを中心とする中東地域で話される言語。ペルシャ語、ファールシー語、パールシー語ともいう。 言語学的にはインド・ヨーロッパ語族-インド・イラン語派-イラン語群に分類される。ペルシア語は高度な文明を持っていた古代ペルシア帝国から現在に至るまでイラン高原を中心に使われ続けてきた言語であり、文献によって非常に古くまで系統をさかのぼることができる。ただし、現在のペルシア語にはアラビア語からの借用語が非常に多く、その形態は古代ペルシア語とはかなりの断絶がある。.

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ブルショー人

ブルショー人(Burusho)はパキスタン北部のギルギット・バルティスタン州、Chitral地方とフンザ谷に居住する民族である 。 孤立した言語であるブルシャスキー語を話す。イスラム教を信仰する。.

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パキスタン

パキスタン・イスラム共和国(パキスタン・イスラムきょうわこく、اسلامی جمہوریہ پاکِستان)、通称パキスタンは、南アジアの国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はイスラマバード。最大の都市はカラチ。面積は80万kmで日本 (38万km) の約2倍程。東はインド、北東は中華人民共和国、北西はアフガニスタン、西はイランと国境を接し、南はインド洋に面する。国土の中心部を流れるインダス川の流域に国民の75%以上が住み、人口の増加が著しい国の一つである。.

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ヒンドゥークシュ山脈

'''アフガニスタン国土の高度分布図''' 灰色に写っている部分は高度3000mを越えており、白が強くなるほど高度が上がる。この部分がほぼヒンドゥークシュ山脈に相当する ヒンドゥークシュ山脈(ヒンドゥークシュさんみゃく、パシュトー語/ペルシア語: )とは、主にアフガニスタン国内を北東から南西に1200kmにわたって延びる山脈。一部はパキスタン西部にも広がる。クシュは山や山地を指すのでさらに山脈をつけるのは日本語の翻訳地名によくある慣例である。また、ヒンドゥークシュはペルシャ語で「インド人殺し」を意味する。 山脈は単一ではなく、最大幅500kmにわたる山地となっており、アフガニスタンの首都カーブルも山脈を区切る幅の広い盆地に位置している。北東部ではタジキスタン領内のパミール高原(ゴルノ・バダフシャン自治州)やインド・パキスタン間で帰属に問題があるカシミールに接し、ヒマラヤ山脈の西端であるカラコルム山脈西部とつながっている。2つの山脈が接する東経74度の地点にはバツラ氷河の源流がある。ヒンドゥークシュ山脈は南西に延びていくにしたがって複数の支脈に別れていく。いずれもカンダハル平原が南西の端となっている。 最高峰はティリチミール(7690m)。7000m以上の峰としては、ノシャック(7492m)、(7398m)、(7349m)などが際立つ。.

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デネ・コーカサス大語族

デネ・コーカサス大語族(Dené–Caucasian languages)とは仮説段階の大語族。シナ・チベット語族、北コーカサス語族(北東コーカサス語族、北西コーカサス語族)、バスク語、シュメール語、ブルシャスキー語、デネ・エニセイ語族、(ナデネ語族、エニセイ語族)を含む。Edward Vajda(2008)によるデネ・エニセイ語族はある程度受け入れられているものの、その他の言語間の同系性は歴史言語学者の間では受け入れられていない。.

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フンザ

フンザ (Hunza, ہنزہ) は、パキスタン・イスラム共和国北西部ギルギット・バルティスタン州のに位置する地域。広義では、藩王が1974年まで支配していたの版図、狭義ではその王都があった(Karimabad)を指す。.

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ドラヴィダ人

土着のインド人(1907年) ドラヴィダ語の話者の分布図(2007年) 150px ドラヴィダ人(ドラヴィダじん、Dravidian)は、古代からインドに定住していたと考えられるオーストラロイドの民族群の総称。ドラヴィダ語族の言語を話す。 現在では主に、インド特に南インド四州すなわちタミル・ナードゥ州、ケーララ州、アーンドラ・プラデーシュ州、カルナータカ州を中心として居住し、バングラデシュ、マレーシア、シンガポール、モルディブ、マダガスカル、セーシェルなどにも居住している。.

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アーリア人

アーリア人(Aryan, Arier, ārya, ‏آریا )は、狭義と広義で対象が異なる。広義には中央アジアのステップ地帯を出自とし、南はインド亜大陸、西は中央ヨーロッパ、東は中国西部まで拡大したグループ。狭義にはトゥーラーンを出自としたグループを指す。.

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ウルドゥー語

ウルドゥー語()は、インド・ヨーロッパ語族インド語派に属する言語の一つ。ヒンディー語とともに、ヒンドゥスターニー語の標準のひとつをなす。.

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ウルドゥー文字

ウルドゥー文字(Urdu alphabet)とは、ウルドゥー語を表記する表記体系であり、アラビア文字から発展したペルシア文字を基本とした、38文字からなるアブジャドである。右から左へ書かれる。.

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エニセイ語族

ニセイ語族(えにせいごぞく、Yeniseian languages)はシベリアのエニセイ川流域に分布する語族。ケット語のみが現存する。便宜上「古シベリア諸語」に含まれることがあるが、他のシベリアの言語とは大きく異なる。.

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カラコルム山脈

ラコルム山脈(カラコルムさんみゃく)は、パキスタン・インド・中国の国境付近に横たわる山脈である。アジアの大きな山塊の一部として広義のヒマラヤ山脈の一部であるが、狭義のヒマラヤ山脈とは独立した山脈である。氷河の多くが瓦礫に覆われている。カラコルムとはテュルク語・モンゴル語で「黒い砂利」という意味である。 カラコルム山脈には世界第2位のK2を筆頭に60座以上の標高7000m以上の山が存在している。これらは主にパキスタンの北方地区(パキスタン名: ギルギット・バルティスタン州)に集中している。山脈の長さは500kmに亘り、極地を除けば世界最大の氷河地帯もある。70kmのシアチェン氷河と63kmのビアフォ氷河は、極地を除けば世界で2・3番目に長い氷河である(最長はタジキスタンのフェドチェンコ氷河(77km)である)。 カラコルム山脈は、北東部でチベット高原に接し、北にはアフガニスタンとタジキスタンの国境がある。他にパミール高原にも囲まれている。北西部はヒンドゥークシュ山脈につながっている。南部は、インダス川・・といった川によってヒマラヤ山脈との境界が作られている。 標高が高く起伏に富む地形のため、カラコルム山脈は人が住むのに余り適していない。ヨーロッパの探検家が最初にこの地を訪れたのは19世紀初頭だったが、その後イギリスの測量士が現地入りしたのは1856年だった。 は1887年にフランシス・ヤングハズバンド大佐の遠征で横断された。また、上流の谷は1892年にによって探検された。その後1910年代から1920年代にかけての探索によって、この地域の地理の大部分が判明している。.

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ギルギット

ルギット(, )はパキスタンのギルギット・バルティスタン州の州都である。.

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ギルギット・バルティスタン州

ルギット・バルティスタン州((、)(旧名称、北方地域(、、略称:FANA))は、パキスタンが実効支配する地域の1つである。ギルギットとバルティスタンから成り立ち、アザド・カシミールとともに「パキスタンの実効支配しているカシミール」(Pakistan-administered Kashmir)と呼ばれる。北側でアフガニスタン、北東側で中華人民共和国、南側でアザド・カシミール、南東側でインドのジャンムー・カシミール州に境を接する。首府はギルギットである。カシミールの一地域にあたる。なお、ギルギット・バルティスタン州とされている地域の東部にあるシアチェン氷河(Siachen Glacier)はインド軍との最前線であり、ギルギット・バルティスタンとはまた別とされるとこがある。 地域全体にカラコルム山脈の急峻な山々が続き、その間をインダス川とその支流が流れる。地域の中央部を南北にカラコルムハイウェイが貫く。.

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コワール語

ワール語(、コワール語: کھوار)は、ダルド語群に属する言語である。話者は、カイバル・パクトゥンクワ州のチトラル、ギルギット・バルティスタン州の、上スワト(Swat)の一部に居住する。チトラリー語とも呼ばれる。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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