ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ブズーキ

索引 ブズーキ

ブズーキ()は現代のギリシャ音楽で中心となる楽器であり、またセルビアやボスニア・ヘルツェゴビナといったバルカン半島の民族音楽でも使用される。さらにアイルランド音楽でも使用される。洋梨を半分に割った形のボディと長いネックを備えた弦楽器である。リュート属で、マンドリンに似ている。ピックで演奏され、鋭い金属的な音が特徴的。.

11 関係: マンドリンバルカン半島リュートレベティコボスニア・ヘルツェゴビナピックドーナル・ラニーアイルランド音楽ギリシャセルビア民族音楽

マンドリン

マンドリン(、独・、)は、イタリア発祥の撥弦楽器。 現在、もっとも一般的にみられるのは17世紀中頃に登場したナポリ型マンドリンから発展したもので弦はスチール製の8弦4コース、調弦はヴァイオリンと同じく低い方からG-D-A-E。ただしヴァイオリンと違って指板にはフレットがあり、弓ではなくピックを使って演奏する。 撥弦楽器であるマンドリンはギターと同じく持続音が出せない楽器である。この問題は高音においてギターより大きな問題となり、その結果、持続音を模したトレモロ奏法が使われる。その他の奏法には、アルペジオ、ピッツィカート、ハーモニクスなどがある。 19世紀末にアメリカ合衆国で派生したフラットマンドリンは、ブルーグラス、カントリーなどの音楽ジャンルで、フィドルやバンジョーなどとともに使用されることが多い。.

新しい!!: ブズーキとマンドリン · 続きを見る »

バルカン半島

バルカン半島(バルカンはんとう、Balkans、Balcania)は、ヨーロッパの南東部で、ギリシャ、アルバニア、ブルガリア、マケドニア、セルビア、モンテネグロ、クロアチア、ボスニア、ヘルツェゴビナ、コソボ、ヴォイヴォディナ(スレム、バチュカ、バナト)及びトルコのヨーロッパ部分(ボスフォラス海峡以西)からなる地域である。バルカン半島の北限はしばしばドナウ川とサヴァ川とされているが、歴史的な繋がりの深いルーマニアや、旧ユーゴスラビア連邦のスロヴェニア(1991年以前の旧ユーゴスラビアの大部分がドナウ川またはサヴァ川以南)をバルカンに含めることもあり、必ずしも定まった地域概念ではない(バルカン山脈に詳しい)。オスマン語でバルカンは森林山脈を意味する。.

新しい!!: ブズーキとバルカン半島 · 続きを見る »

リュート

リュート(Lute:ルート、Liuto:リウト、Luth:ルュト、Laute:ラウテ)は撥弦楽器の一種で、主に中世からバロック期にかけてヨーロッパで用いられた古楽器群の総称。ひとまとめにしてリュート属とも呼ばれるこれらの楽器群には時代や目的によってさまざまな形態のものがある。 リュートはアラブ文化圏のウード(العود al-ʿūd)および中国や日本の琵琶と近縁の楽器であり、いずれも中央アジアの「」(بربات barbat)を祖先とする楽器であると考えられている。 リュートやウードの名前は「木」を意味するアラビア語の"al‘ud"(アル・ウード)に由来するとされてきた。英語では、リュート奏者はlutenist、リュート製作者はluthierという。.

新しい!!: ブズーキとリュート · 続きを見る »

レベティコ

レベティコ(、)は現代ギリシャの大衆歌曲で、通常ブズーキの伴奏でギリシャ語で歌われる。1930年代にギリシャとトルコの住民交換でトルコ領内からギリシャへ移住させられたギリシャ人たちによって始まり、1960年代の民主化の時代に再興があったといわれている。ギリシャだけでなく、ギリシャ語を話すかギリシャ文化を継承しているキプロスその他の世界各地域で歌われている。.

新しい!!: ブズーキとレベティコ · 続きを見る »

ボスニア・ヘルツェゴビナ

1992年-1998年の国旗 1992年-1998年の国章 ボスニア・ヘルツェゴビナは、東ヨーロッパのバルカン半島北西部に位置する共和制国家。首都はサラエボで、ボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国のふたつの構成体からなる連邦国家でもある。 ほぼ三角形の国土を持ち、国境のうち北側と南西側2辺でクロアチア、東側1辺でセルビア、モンテネグロと接する。ユーゴスラビアからの独立時、独立の可否や国のあり方をめぐってボシュニャク人、クロアチア人、セルビア人がそれぞれ民族ごとに分かれてボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で戦った。.

新しい!!: ブズーキとボスニア・ヘルツェゴビナ · 続きを見る »

ピック

ピック(pick、アメリカ英語)またはプレクトラム(plectrum、イギリス英語)は、ギターなどの撥弦楽器を演奏するための道具。三味線などに用いられる撥(ばち)とは区別される。また琴などに用いられ指先に取り付ける爪およびフィンガーピックと区別するためにフラットピックと呼ばれる場合もある。 または、物を引っ掛けて掘り出したりするための道具。つるはし(鶴嘴)、ピッケル、ピッキング行為に使われる鍵山の代わりをする道具など。金属製の楊枝のことを指すこともある。.

新しい!!: ブズーキとピック · 続きを見る »

ドーナル・ラニー

ドーナル・ラニー(Dónal Lunny、1947年3月10日-)は、アイルランドの音楽家。ブズーキ奏者、ギタリスト、キーボーディスト、プロデューサーなど多方面で活躍する、アイルランド音楽の代表的存在。とりわけ、本来ギリシャの民族楽器であるブズーキを、「アイリッシュ・ブズーキ」としてアイリッシュ・トラッド・ミュージックに定着させた功績は大きい。.

新しい!!: ブズーキとドーナル・ラニー · 続きを見る »

アイルランド音楽

アイルランド音楽とは、アイルランドに住む人々、ならびにそれ以外の国に住むアイルランド系の人々がアイルランド音楽と認識して作曲あるいは演奏する音楽である。 また本稿では、地域共同体において、セッションやダンス伴奏として弾き継がれている一群の音楽を伝統音楽と呼ぶ。 アイルランドの音楽は、アイルランド民族の海外流出やイギリスやアメリカから受けた影響などがあるものの、その伝統的な側面はいまだ強く残されており、むしろアイルランド音楽自身もまた多くの音楽に直接的・間接的に影響を与えてきたと言える。20世紀のロックはアメリカのカントリー・ミュージックから強い影響を受けているが、カントリー・ミュージックもアイルランド音楽を起源のひとつとして持っている。伝統音楽だけでなく現代音楽の分野でも非常に豊かであり、が、アイルランドの国内ですらあまり強い注目を受けておらず、それゆえに伝統音楽および伝統音楽風音楽ほどには海外に伝播してはいない。 また、アイルランド伝統音楽が直接ロックやパンク、その他と結びついて現代化された物がアイルランド内外で大ヒットする事もある。実際、70年代から80年代にかけては、伝統音楽とロックの境界線は不鮮明なものであったが、その際に多くのミュージシャン達がこの2スタイルの垣根を超えて融合しようとする創作を当然のように行ってきた(この傾向は、近年でもU2やホースリップス、クラナドなどに見受けられる)。しかしながら、ことアイルランド音楽の場合は、結局は新しいものに取って替わるよりもその原点へと回帰しようという動きも非常に活発であった。 日本では他のケルト圏の音楽と共にケルト音楽とまとめて呼ばれることも多いが、アイルランド人のアイデンティティーや文化に強く由来しているものも多く、こうした「ケルト」という括りを忌避する向き“も”あることは念頭に置いておくべきである。 特に、アイルランド伝統歌にはイングランドによる支配に対する抵抗戦争を歌ったものが多くあり、イングランド音楽と混同しないよう配慮するのが望ましい。 アイルランド北部の伝統曲には、交流があったことや、民族的なルーツを共にすることからスコットランド音楽と共通するレパートリーが多くある。 よって、アイルランドのアイデンティティと強く結びついたもの(イングランド抵抗歌や土地の言い伝えを扱う歌など)をアイルランド音楽と呼び、スコットランドをはじめ他のケルト国家と共有するもの(ジグやリールなど)をケルト音楽と呼ぶことが誤解を招かない呼び方となる。.

新しい!!: ブズーキとアイルランド音楽 · 続きを見る »

ギリシャ

リシャ共和国(ギリシャきょうわこく、ギリシャ語: Ελληνική Δημοκρατία)、通称ギリシャは、南ヨーロッパに位置する国。2011年国勢調査によると、ギリシャの人口は約1,081万人である。アテネは首都及び最大都市であり、テッサロニキは第2の都市及び中央マケドニアの州都である。.

新しい!!: ブズーキとギリシャ · 続きを見る »

セルビア

ルビア共和国(セルビアきょうわこく)、通称セルビアは、南東ヨーロッパ、バルカン半島中西部の内陸に位置する共和制国家。かつてのユーゴスラビアに属した地域の中央に位置しており、政治的にもその中心となる国であった。 首都であるベオグラードは、ユーゴスラビア誕生以来2006年にセルビア・モンテネグロが解体されるまで一貫して連邦の首都であった。2006年6月3日のモンテネグロの分離独立に伴い独立宣言をした。セルビア内のコソボ・メトヒヤ自治州がコソボ共和国として事実上独立状態にある。.

新しい!!: ブズーキとセルビア · 続きを見る »

民族音楽

民族音楽(みんぞくおんがく)とは、英語のethnic musicの訳語で、「民族(=共通の言語・文化を持つ人の集団)が固有に伝承してきた音楽」の意味平凡社『世界大百科事典』の「民族音楽」の項。。国語辞典には昭和50年代から載るようになった比較的新しい言葉だが、この語はさまざまな用いられ方をしており、注意を要する。.

新しい!!: ブズーキと民族音楽 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

アイリッシュ・ブズーキアイリッシュブズーキ

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »