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フリードリヒ・グラウザー賞

索引 フリードリヒ・グラウザー賞

フリードリヒ・グラウザー賞(Friedrich-Glauser-Preis)は、ドイツ語圏の推理作家協会である「シンジケート」(Syndikat)が毎年授与しているミステリ賞。フリードリヒ・グラウザー(1896年 - 1938年)はスイスの推理作家で、ドイツ語圏のミステリ小説の先駆者とされる人物である。 1987年創設。当初は長編のみを対象としていたが、2002年に短編賞と新人賞(処女長編賞)が新設された。また、2000年には児童およびヤングアダルト向けミステリを対象とするハンスイェルク・マルティーン賞(Hansjörg-Martin-Preis)も創設されている。それぞれの部門賞ごとにシンジケート会員5名が選考委員となり、前年に発表されたドイツ語作品から最も優れたものを選出する(対象はドイツの作品に限らない)。 また当初より、ドイツ語圏のミステリの発展に寄与した人物に対してフリードリヒ・グラウザー名誉賞(Friedrich-Glauser-Ehrenpreis)を授与している。この賞は作家だけでなく編集者なども対象になる。 グラウザー賞は日本ではドイツ推理作家協会賞と呼ばれることもある。.

25 関係: 台湾推理作家協会賞岩淵達治平野卿子マルティン・ズーターレオニー・スヴァントーマス・グラヴィニチフリードリヒ・グラウザードイツ・ミステリ大賞ホルスト・ボゼツキーベルンハルト・シュリンクアメリカ私立探偵作家クラブアメリカ探偵作家クラブアンドレア・M・シェンケルアーサー・エリス賞アストリット・パプロッタイングリート・ノルオーストラリア推理作家協会ガラスの鍵賞スウェーデン推理作家アカデミー賞セバスチャン・フィツェック前川道介CWA賞酒寄進一本格ミステリ大賞日本推理作家協会賞

台湾推理作家協会賞

台湾推理作家協会賞(たいわんすいりさっかきょうかいしょう)は台湾の文学賞。台湾推理作家協会(元・台湾推理クラブ、2001年春に設立)が主催する。.

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岩淵達治

岩淵 達治(いわぶち たつじ、1927年7月6日 - 2013年2月7日 )は、ドイツ文学者、演劇評論家、演出家、劇作家。学習院大学名誉教授。.

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平野卿子

平野 卿子(ひらの きょうこ、1945年2月23日 - )は、日本の翻訳家。 神奈川県横浜市生まれ。お茶の水女子大学卒業、東京都立大学大学院独文科中退後、ドイツのテュービンゲン大学留学。児童文学、小説、ノンフィクションを翻訳。『キャプテン・ブルーベアの13と1/2の人生』でドイツからレッシング翻訳賞を受賞。.

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マルティン・ズーター

マルティン・ズーター(Martin Suter、1948年2月29日 - )は、スイスの小説家、脚本家、コラムニスト。男性。チューリッヒ生まれ。小説家としては主に記憶や人間心理などをテーマにした心理サスペンス小説を執筆しており、ドイツ語圏の主要ミステリ賞であるドイツ・ミステリ大賞とフリードリヒ・グラウザー賞を受賞している。.

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レオニー・スヴァン

レオニー・スヴァン(Leonie Swann、1975年 - )は、ドイツの小説家、推理作家。女性。バイエルン州ダッハウ生まれ。2004年以降、ベルリン在住。.

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トーマス・グラヴィニチ

トーマス・グラヴィニチ(Thomas Glavinic、1972年4月2日‐)は、オーストリアの小説家。現在はウィーン在住。.

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フリードリヒ・グラウザー

フリードリヒ・シャルル・グラウザー(Friedrich Charles Glauser、1896年2月4日 - 1938年12月8日)は、スイスの作家。ウィーンに生まれる。父はスイス人、母はオーストリア人で、4歳のときに母と死別。ウィーンで小学校からギムナジウムの第三学級まで、次いでスイスのグラリゼッグの田園教育舎に3年、ジュネーヴのコレージュに3年学ぶが、コレージュの文学教師の詩集に対する書評記事を新聞に載せたことで放校処分となる。その後チューリヒ州のギムナジウム試験を受けてチューリヒ大学に入り、1学期間化学を専攻。大学在学中よりダダイスムに関わるようになり、最年少のダダ詩人としてトリスタン・ツァラやフーゴ・バルらと交流する。 肺結核を患った際にモルヒネ中毒に陥り、1918年には禁治産宣告を受ける。1919年、父親によりミュンジンゲン精神病院に1年間強制入院させられるが、同院を脱走。その後精神病院への隔離措置やスイスへの強制送還を繰り返し受けながらヨーロッパ各地を転々とする。その間、外人部隊のほか皿洗いや炭鉱夫、庭師、鉛管工、浮浪者などをしながら小説を書き、1935年に『シュルンプ・エルヴィンの殺人事件』でデビューする。ベルン州警察に務める老刑事を主人公としたシュトゥーダー刑事ものの第一作であり、発表後すぐに各紙で絶賛され「スイスのシムノン」と呼ばれた。以後『狂気の王国』『クロック商会』『シナ人』『シュトゥーダー刑事最初の事件』などのシュトゥーダー刑事もののほか、放浪生活中に書き上げた『グーラマ(外人部隊)』、自伝的著作『ダダ、アスコーナ、その他の思い出』などを発表した。1938年、精神病院で知り合った看護婦との結婚式の前夜に突然意識を失い死去。42歳であった。.

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ドイツ・ミステリ大賞

ドイツ・ミステリ大賞(Deutscher Krimi Preis)は、ボーフム・ミステリ・アーカイブ(Bochumer Krimi Archiv)が主催するドイツ語圏のミステリ賞。1985年創設。日本ではドイツ語表記のイニシャルをとってDKP賞とも表記される。ドイツ犯罪小説賞と訳されることもある。 批評家や学者、書評家らが選考委員となり、毎年1月に、前年に出版されたミステリからドイツ語作品部門と翻訳作品部門それぞれについて優秀作を第3位まで選出する。ドイツ語作品部門の対象はドイツの作品に限らない。 ボーフム・ミステリ・アーカイブはドイツ語圏で出版されるすべてのミステリを収集することを目的として、1984年にドイツの都市ボーフムで設立された。.

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ホルスト・ボゼツキー

ホルスト・オットー・オスカー・ボゼツキー(Horst Bosetzky:筆名-ky、1938年2月1日 - )はドイツの社会学者、作家。ベルリン生まれ。 2000年1月に年金付き退職をするまで、大学教員を務めた。推理作家としてドイツで大衆に広く知られている。.

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ベルンハルト・シュリンク

ベルンハルト・シュリンク(Bernhard Schlink, 1944年7月6日 - )は、ドイツの小説家、法学者。法学者としての専門は公法学。 ビーレフェルト出身。ハイデルベルク大学やベルリン自由大学で法律を学び、卒業後はノルトライン・ヴェストファーレン州の憲法裁判所判事などを務める。1982年から1991年までボン大学で、現在はフンボルト大学ベルリンで教鞭を執っている。 1987年にヴァルター・ポップとの共著による推理小説『ゼルプの裁き』で作家デビュー。1993年『ゼルプの欺瞞』でドイツ・ミステリ大賞を受賞。1995年に自身の少年時代を題材にした『朗読者』を発表、ドイツ、アメリカでベストセラーとなり39か国語に翻訳された。またこの作品はドイツ語圏の作品で初めて『ニューヨーク・タイムズ』紙のベストセラーリストにおいて1位を獲得し、2008年には『愛を読むひと』として映画化もされた。.

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アメリカ私立探偵作家クラブ

アメリカ私立探偵作家クラブ(アメリカしりつたんていさっかクラブ、Private Eye Writers of America、略称:PWA)は、1981年に設立されたアメリカ合衆国の作家団体。が呼びかけ、、マックス・アラン・コリンズ、ビル・プロンジーニ、マーシャ・ミュラー、マイクル・Z・リューインらとともに結成した。1982年より、私立探偵小説を対象とするシェイマス賞を主催する。また、功労賞として不定期にジ・アイ(THE EYE)賞を授与している。 エドガー賞を主催するアメリカ探偵作家クラブ(Mystery Writers of America、略称:MWA)とは別の団体である。.

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アメリカ探偵作家クラブ

アメリカ探偵作家クラブ(アメリカたんていさっかクラブ、英: Mystery Writers of America、略称:MWA)は、アメリカ合衆国の推理作家の団体。「アメリカ推理作家クラブ」とも訳される。ニューヨークを基点とする。1945年に、クレイトン・ロースン、アントニー・バウチャー、、によって設立された。エドガー賞(MWA賞とも)を主催している。 1995年に、「史上最高のミステリー小説100冊」と題したリストを発表した。 シェイマス賞を主催するアメリカ私立探偵作家クラブ(英: Private Eye Writers of America、略称:PWA)とは別の団体である。.

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アンドレア・M・シェンケル

アンドレア・M・シェンケル(Andrea Maria Schenkel、1962年3月21日 - )は、ドイツの作家。レーゲンスブルク出身。 2006年、『凍える森』(原題:Tannöd )でデビューした。同作は1920年代にドイツで起こった未解決殺人事件「ヒンターカイフェック事件」を題材とした作品で、シェンケルの作品では1950年代のバイエルンの"Tannöd" という小さな村で、農場主とその妻子、使用人、従業員ら全員が一夜にして殺害される事件に置き換えられている。一家はあまり友好的でなく欲深く気難しい性質のために、周囲からあまり良く思われていなかったが、事件後、村は恐怖に支配された。犯人は判明していない。 ドイツ本国では12万部売れており、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、ノルウェー、デンマークなど海外でも出版され、映画化の権利も売られる予定である。 『凍える森』は2007年にドイツ・ミステリ大賞の国内スリラー部門とグラウザー賞新人賞の受賞作となり、2008年にはスウェーデンで優れた翻訳ミステリ小説に贈られるマルティン・ベック賞を受賞した。 英語版は2008年6月5日に"The Murder Farm" のタイトルで出版された。 2007年8月、1930年代のドイツのシリアルキラーに主題を置いた第2作"Kalteis" (タイトルは『冷たい氷』の意)を刊行。同作もドイツ・ミステリー大賞国内スリラー部門を受賞した。2年連続で同賞を受賞したのはシェンケルが初めてである。 第4作"Finsterau" は2012年3月に出版された。.

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アーサー・エリス賞

アーサー・エリス賞(Arthur Ellis Awards)とはカナダ推理作家協会(:en:Crime Writers of Canada)が最優秀推理小説に贈るカナダの文学賞である。 カナダ在住の作家が書いた作品と、海外在住のカナダ人が書いた作品が対象となる。 賞の名前はカナダの死刑執行人であるアーサー・エリスに由来している。 賞と一緒に授与される像は、絞首刑にされる男性の木のモデルで、像のストリングが引かれると、腕と脚が動く仕掛けになっている。.

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アストリット・パプロッタ

アストリット・パプロッタ(Astrid Paprotta、1957年5月31日 - )は、ドイツの小説家、推理作家。女性。ノルトライン=ヴェストファーレン州デューレン生まれ。 ドイツ語圏の主要なミステリ賞であるドイツ・ミステリ大賞とフリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)を受賞している。.

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イングリート・ノル

イングリート・ノル(Ingrid Noll、1935年9月29日 - )は、ドイツの小説家、推理作家。女性。上海生まれ。ドイツ南部のヴァインハイム在住。 1991年、55歳で推理作家デビューし、ベストセラーを連発。ドイツ・ミステリ界への貢献が評価され、2005年にドイツ語圏の推理作家協会「シンジケート」からグラウザー名誉賞が贈られた。.

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オーストラリア推理作家協会

ーストラリア推理作家協会(オーストラリアすいりさっかきょうかい、the Crime Writers Association of Australia、略称:CWAA)は、1996年に設立されたオーストラリアの団体。シドニーの書店「アビーズ・ブックショップ」(Abbey's Bookshop)のピーター・ミルン(Peter Milne)を中心に設立された。オーストラリアの推理小説の普及・促進活動を行う。メインの活動はオーストラリアの年間最優秀作品を選出するネッド・ケリー賞の運営であり、ほかには交流会・読書会・サイン会などの企画を行っている。入会資格に制限はない。.

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ガラスの鍵賞

ラスの鍵賞(ガラスのかぎしょう、瑞: Glasnyckeln、英: Glass Key award)は、国際推理作家協会北欧支部のスカンジナヴィア推理作家協会が北欧5カ国(アイスランド・スウェーデン・デンマーク・フィンランド・ノルウェー)の最も優れた推理小説に贈る文学賞である。1992年に創設された。賞の名は、アメリカのミステリ作家、ダシール・ハメットの小説『ガラスの鍵』に因んで付けられた。.

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スウェーデン推理作家アカデミー賞

ウェーデン推理作家アカデミー賞(スウェーデンすいりさっかアカデミーしょう)は、スウェーデン推理作家アカデミー(瑞: Svenska Deckarakademin)が自国の優れた推理小説・犯罪小説に与える文学賞。優れた翻訳推理小説にはマルティン・ベック賞が与えられる。.

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セバスチャン・フィツェック

バスチャン・フィツェック(Sebastian Fitzek、1971年10月13日 - )は、ドイツの小説家、ジャーナリスト。ベルリン生まれ、ベルリン在住。 著作権についての研究で博士号を取得後、放送局に勤務のかたわら、小説を執筆。2006年、サイコ・サスペンス小説『治療島』でデビュー。このデビュー作はドイツでベストセラーとなり、フリードリヒ・グラウザー賞(ドイツ推理作家協会賞)の新人賞にもノミネートされた。その後作品は24の言語で刊行されており、累計450万部を売り上げている。2012年には『前世療法』(2008年)を原作とした映画"Das Kind"が公開された。.

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前川道介

前川 道介(まえかわ みちすけ、1923年 - 2010年6月11日)は、ドイツ文学者、同志社大学名誉教授。京都市出身。京都大学文学部卒業。同大学院中退、1954年天理大学助教授、1956年西京大学助教授(1958年、京都府立大学に改称)、1967年同志社大学教授、1989年定年退任し名誉教授。2001年春、勲三等瑞宝章受勲。「ドイツ・ロマン派全集」(全20巻別巻2・国書刊行会、1983-92)の責任編集を務めた。ドイツ文学の怪奇・幻想文学を多数翻訳し、評論を著した。2010年、呼吸不全により死去(没年86歳) - 47news、2010年6月14日。.

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CWA賞

CWA賞はイギリスの文学賞。英国推理作家協会 (The Crime Writers' Association) によってその年にイギリスで出版された推理小説から選ばれる。 1955年にクロスド・レッド・ヘリング賞 (Crossed Red Herrings Award) のみであったが、現在では10の部門が存在する。長編小説に贈られるゴールドダガー賞の賞金£20,000は推理小説の賞金としては世界最高額である(2006年時点)。 選考対象となるためには前年の6月1日からその年の5月31日までにイギリスで出版された英語の作品である必要がある。各部門はそれぞれの条件を満たせば、1つの作品で同時に複数の部門を受賞することが可能である。.

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酒寄進一

酒寄 進一(さかより しんいち、1958年1月22日- )は、日本のドイツ文学者、翻訳家。和光大学表現学部教授。児童文学、ファンタジーなどを中心に、ドイツ語の小説作品を数多く日本語に翻訳紹介している。.

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本格ミステリ大賞

本格ミステリ大賞(ほんかくみすてりたいしょう、2001年 - )は、本格ミステリ作家クラブが主催する推理小説の賞。本格ミステリというジャンルの発展のため、年間の最優秀作品(小説部門、評論・研究部門)を表彰している。候補作を全て読んだ本格ミステリ作家クラブ会員の投票によって決まり、選評はすべて公開される。正賞として京極夏彦がデザインしたトロフィーが授与される。.

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日本推理作家協会賞

日本推理作家協会賞(にほんすいりさっかきょうかいしょう)は、毎年日本推理作家協会(元・探偵作家クラブ→日本探偵作家クラブ、江戸川乱歩が1947年6月21日に設立)が授与する文学賞。その年発表された推理小説の中で最も優れていたものに与えられる。推協賞と略称される。 第1回(1948年)から第7回(1954年)までは探偵作家クラブ賞、第8回(1955年)から第15回(1962年)までは日本探偵作家クラブ賞、第16回(1963年)以降は日本推理作家協会賞と名前を変えて続いている。その伝統から、ミステリー界で最も権威ある賞と見做されている。 創設当時は長編賞、短編賞、新人賞があったが(新人賞は第1回のみ)、第5回(1952年)からは部門の区別がなくなった。第29回(1976年)から再び、長編部門、短編部門(および評論その他の部門)に分かれた。部門別に分かれてからの受賞者数は、長編部門の60人に対して、短篇部門が29人と半分以下である(2017年現在)。これは長編部門はダブル受賞(複数の同時受賞者が出ること)が多いのに対して、短篇部門は該当作なしの年が多く、また受賞者が出てもほとんどが単独受賞だからである。 受賞するのに、日本推理作家協会の会員である必要はない。また1度でもどれかの部門を受賞した作家が再受賞することは、内規によって禁じられている。.

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