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フクロエビ上目

索引 フクロエビ上目

フクロエビ上目(Peracarida)は、軟甲綱の甲殻類で、海水、淡水、地上に生息するものを含む。主に、関節肢の最も基部に近い節に、薄い板状の覆卵葉からなる育児嚢が形成されることで区別される。フクロエビ上目は、甲殻類で最も大きな分類の1つで、約1万2000種が含まれる。大部分は体長2cm以下だが、恐らく最大の種であるダイオウグソクムシは76cmにも達する。.

19 関係: 下顎骨ミクトカリス目ロフォガスター目ワラジムシ目テルモスバエナ目ダイオウグソクムシアミ (甲殻類)クーマ目タナイス目動物端脚類節足動物真軟甲亜綱甲羅甲殻類軟甲綱関節肢育児嚢Portable Document Format

下顎骨

下顎骨(かがくこつ、mandible bone)は下顎を形成する骨である。 ヒトの下顎骨は、上顎骨と対になっている骨であり、頭蓋の顔面骨の中で一番大きく、強い骨である。下顎の歯を釘植する。水平のU字状上に曲がっている下顎体と、その両端に垂直につく二つの下顎枝からなる。.

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ミクトカリス目

ミクトカリス目(ミクトカリスもく、)は、フクロエビ上目に含まれる甲殻類の分類群の1つ。体長は大きくても数ミリメートル程度で、海底洞窟と深海底に生息する。との2科を含むが、後者を独立の目とする説もある。.

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ロフォガスター目

フォガスター目(Lophogastrida)は、フクロエビ上目の甲殻類の分類である。遊泳性のエビに似た外見で、大部分は世界中の比較的深い外洋に生息する。 ほとんどの種は体長1から8cmであるが、オオベニアミは体長35cmにも達し、恐らくは最大の外洋甲殻類である。3科9属に56の現生種が知られている。ロフォガスター目の外見上の特徴には、柄のある複眼、頭節と胸節を覆う甲羅、筋肉でできた円錐形の腹節がある。甲羅はしばしば頭部を超えて伸び、吻を形成する。他のフクロエビ上目と同様に、ロフォガスター目はコエビ下目とは異なり、幼生を育児嚢の中で育て、プランクトン幼生の段階を欠く。 以前は、ロフォガスター目はアミ目の下目として分類されていたが、この分類は現在は廃止されている。ロフォガスター目をアミ目から区別する特徴には、分子系統の他に、腹肢に平衡胞を欠いていることや腹節に発達した二枝の遊泳肢を持っていることがある。.

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ワラジムシ目

ワラジムシ目は節足動物門 甲殻亜門 軟甲綱 真軟甲亜綱 フクロエビ上目に属する分類群の名称。伝統的には等脚目の名が使われてきた。ワラジムシ、フナムシ、ダンゴムシなどを含む。陸上、海水、淡水に住み、体長は0.5-1.5cmのものが多い。雑食性であるが、寄生性の種や海中の木材に穴をあける種もいる。.

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テルモスバエナ目

テルモスバエナ目(Thermosbaenacea)は、淡水、汽水の熱泉や潮だまりに生息する甲殻類の分類である。独立した上目として扱われることもあるが、通常はフクロエビ上目の中の目と考えられている。洞窟に生息するため、テルモスバエナ目は視覚色素を持たず、目が見えない。 テルモスバエナ目のある属の現在の分布は、中新世のテチス海の範囲と一致し、現在の分類群は開かれた海に生息していた祖先に由来すると考えられている。その他の場所での分布は、パンゲア大陸の分裂と一致している。 発達中の胚は、孵化するまで成体の背甲の下で運ばれる。.

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ダイオウグソクムシ

正面から見たダイオウグソクムシ ダイオウグソクムシ(Bathynomus giganteus)は等脚目スナホリムシ科に属する海生甲殻類の一種。.

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アミ (甲殻類)

アミ(糠蝦、醤蝦)は軟甲綱 真軟甲亜綱 フクロエビ上目 アミ目 Mysidaに属する小型甲殻類。広義には、ロフォガスター目 をも含む。.

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クーマ目

ーマ目(くーまもく)、学名 Cumacea は、甲殻類の一分類群である。クマ目とも呼ばれる。フクロエビ上目に分類されている点では、等脚類(ダンゴムシ、フナムシ)・端脚類(ヨコエビ、ワレカラ)・アミ類等に近い分類群である。.

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タナイス目

タナイス目()は、フクロエビ上目に含まれる甲殻類の分類群の1つ。胸部の第2体節に鋏脚を持つのが特徴。小型で、大部分の種が海洋の底生生物である。多様な環境に生息し、900種以上が記載されている。.

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動物

動物(どうぶつ、羅: Animalia、単数: Animal)とは、.

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端脚類

端脚類(たんきゃくるい、Amphipoda)は甲殻類の目の一つ。軟甲綱フクロエビ上目(嚢蝦上目)に属する。ヨコエビ、タルマワシ、ワレカラなどが含まれる。.

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節足動物

足動物(せっそくどうぶつ)とは、動物界最大の分類群で、昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類など、外骨格と関節を持つグループである。種多様性は非常に高く、陸・海・空・土中・寄生などあらゆる場所に進出して様々な生態系と深く関わり、現生種は約110万種と名前を持つ全動物種の85%以上を占めるただし未記載の動物種もいまだ多く、最近の研究では海産の線形動物だけで1億種以上いると推定されているた --> 。なお、いわゆる「虫」の範疇に入る動物は当動物門のものが多い 。.

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真軟甲亜綱

真軟甲亜綱(Eumalacostraca)は、甲殻類の分類の1つである。現生の軟甲綱の大部分を含み、約4万種が記載されている。他の亜綱には、コノハエビ亜綱とそしておそらくトゲエビ亜綱がある。真軟甲亜綱は、19の節を持つ(頭部5節、胸部8節、腹部6節)。胸部の付属肢には関節があり、水中や陸上の移動のために用いられる。共通の祖先は、現生種の大部分がそうであるように甲羅を持っていたと考えられているが、一部のグループでは失われている。.

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甲羅

羅(こうら)とは、多くの動物グループに見られる背側の外骨格または殻状の部位である。カラパス。背部に持つことを強調して背甲(はいこう)とも。カメは腹甲もある。.

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甲殻類

殻類(こうかくるい)は、節足動物の分類群の一つ。分類学上では甲殻亜門(こうかくあもん) Crustacea と呼ばれる。 エビ、カニ、オキアミ、フジツボ、ミジンコなどを含むグループである。深海から海岸、河川、湿地まで、あらゆる水環境に分布するが、主に海で多様化している。陸上の生活に完全に適応しているのはワラジムシ類など僅かである。 系統関係については、現在、汎甲殻類説が最も有力視されている。それによれば、甲殻類は六脚類と共に単系統を成し、甲殻類という分類群も側系統群となる。.

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軟甲綱

軟甲綱(なんこうこう 別名エビ綱 Malacostraca)は、甲殻亜門の中で最大の綱である。たとえばカニ、ロブスター、小エビなど十脚目(エビ目)や口脚目(シャコ目)、オキアミ目などの目を含む。さらに端脚類や、この綱で唯一陸上生活をするワラジムシ亜目も含まれている。22,000以上の種があり、これは甲殻類全体の種の3分の2を占め、また、大型種はほとんどこの類に含まれる。軟甲類という名は紛らわしいが、フジツボの殻などに比して硬くない、と言うことに由来するらしい。 軟甲綱の最初の動物はカンブリア紀に出現したと考えられている。.

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関節肢

昆虫の脚。Coxa:基節、Trochanter:転節、Femur:腿節、Tibia:脛節、Tarsus:跗節 関節肢(かんせつし)とは、昆虫などの節足動物に見られる数個の関節化した節によって構成されている脚の構造であり、「節足動物」の名の由来となっている。そのため、時にこれを節足(せっそく)という場合もあるが、生物学的用語ではない。 それぞれの節はクチクラによって構成され、各節間が関節膜によってつなげられて一方の節が他方の節にはまり込む構造となっており、一方の関節が伸びると他方の関節が閉じられて分解しないようになっている。また、股関節は関節丘(ピボット)と呼ばれるクチクラ性の突起を支点として屈折させることが可能である。.

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育児嚢

育児嚢(いくじのう)とは雌の有袋類に見られる未熟な乳仔を育てるための袋である。有袋類(marsupial)の由来はこの袋(羅:Marsupium)に拠る。同様に育児嚢と呼ばれる器官はハリモグラや雄のタツノオトシゴにも存在する。.

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Portable Document Format

Portable Document Format(ポータブル・ドキュメント・フォーマット、略称:PDF)は、アドビシステムズが開発および提唱する、電子上の文書に関するファイルフォーマットである。1993年に発売されたAdobe Acrobatで採用された。 特定の環境に左右されずに全ての環境でほぼ同様の状態で文章や画像等を閲覧できる特性を持っている。 アドビシステムズはPDF仕様を1993年より無償で公開していたが、それでもPDF規格はAdobeが策定するプロプライエタリなフォーマットであった。2008年7月には国際標準化機構によってISO 32000-1として標準化された。アドビはISO 32000-1 についての特許を無償で利用できるようにしたが、XFA (Adobe XML Forms Architecture) やAdobe JavaScriptなどはアドビのプロプライエタリな部分として残っている。.

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