ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

フェデリコ・モレーノ・トローバ

索引 フェデリコ・モレーノ・トローバ

フェデリコ・モレーノ・トローバ(Federico Moreno Torroba, 1891年3月3日 マドリード - 1982年9月12日)はスペインの指揮者・作曲家。しばしばスペイン伝統の国民歌劇サルスエラの作曲家として活躍し、1930年代にその国際的な知名度の向上に貢献したにもかかわらず、こんにちでは辛うじてギター音楽の作曲家として名をなしているにすぎない。ちなみに「モレノ・トローバ」という二重姓であるため、モレノ=トローバ(Federico Moreno-Torroba)とする表記もある。 指揮者としての任務に加えて作曲家としても活躍、最晩年までスペインの伝統音楽とコンサートホール向けの両方に数多くの作品を残す。声楽家のプラシド・ドミンゴはモレノ・トローバをオペラ作曲家として高く評価しており、歌劇《詩人 El Poeta》の初演で主役を演じただけでなく、モレノ・トローバの代表作のサルスエラ《ルイーサ・フェルナンダ Luisa Fernanda》の録音にも参加した。 20世紀の作曲家であるが、アルベニスやグラナドスらのスペイン国民楽派の伝統を守って、ほとんどモダニズムには走らなかった。.

23 関係: 作曲家マドリードモダニズムプラシド・ドミンゴイサーク・アルベニスエンリケ・グラナドスギターコンサートホールスペインサルスエラ国民楽派指揮者1891年1925年1928年1930年代1932年1934年1980年1982年20世紀3月3日9月12日

作曲家

作曲家(さっきょくか)は、音楽を創作(作曲)する人のことであり、とくにそれを生業とする人を指す。日本語で作曲者というとそれより広い意味を持つことがある。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと作曲家 · 続きを見る »

マドリード

マドリード(Madrid)は、スペインの首都である。マドリード州の州都であり、マドリード州の唯一の県であるマドリード県の県都でもある。 人口は約325万人。2011年の都市圏人口は541万人であり、世界第57位、欧州では第5位である。 紋章はイチゴノキとクマ。 スペイン中央部のメセタ地帯のマンサナーレス川沿いに広がる。近郊にはモストレス、アルカラ・デ・エナーレス、ヘタフェなどの都市があり、マドリード首都圏を形成している。 ヨーロッパ屈指の世界都市であり、アメリカのシンクタンクが2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界15位の都市と評価された。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとマドリード · 続きを見る »

モダニズム

モダニズム(modernism)とは、.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとモダニズム · 続きを見る »

プラシド・ドミンゴ

ホセ・プラシド・ドミンゴ・エンビル(José Plácido Domingo Embil KBE,,1941年1月21日 - )は、スペイン生まれのテノール歌手で、指揮者、歌劇場芸術監督としても活動している。 年上のルチアーノ・パヴァロッティ、年下であり同じくスペイン出身のホセ・カレーラスと共に三大テノールとしても広く知られる。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとプラシド・ドミンゴ · 続きを見る »

イサーク・アルベニス

イサーク・マヌエル・フランシスコ・アルベニス・イ・パスクアル(Isaac Manuel Francisco Albéniz y Pascual, Isaac Albéniz i Pascual, 1860年5月29日 - 1909年5月18日)は、スペインの作曲家・ピアニストであり、の影響を受けた作品で知られる。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとイサーク・アルベニス · 続きを見る »

エンリケ・グラナドス

ンリケ・グラナドス・イ・カンピーニャ (グラナードスとも、Pantaleón Enrique Joaquín Granados y Campiña, Pantalion Enric Joaquim Granados i Campiña エンリク・グラナドス・イ・カンピーニャ、1867年7月27日1916年3月24日)は、スペイン近代音楽の作曲家、ピアニスト。7歳年長のイサーク・アルベニス(1860年1909年)とともに、スペイン国民楽派の旗手として並び立つ存在である。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとエンリケ・グラナドス · 続きを見る »

ギター

ター(Guitar)は、リュート属に分類される弦楽器。指、またはピックで弦を弾くことにより演奏する撥弦楽器である。 クラシック音楽、フラメンコのほか、ジャズ、ロック、フォルクローレ、ポピュラー音楽など幅広いジャンルで用いられる。 ギターの演奏者をギタリスト(Guitarist)という。 また、エレクトリック・ギター(エレキギター)を単にエレキ、もしくはギターと呼ぶ場合も多い。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとギター · 続きを見る »

コンサートホール

ンサートホール()あるいは音楽堂(おんがくどう)は主にクラシック音楽の演奏会が催されることを目的とした文化的な建築物である。多くのコンサートホールは、複数のホールや、より大きな芸術的または文化的複合施設の演奏用スペースの一部として存在する。 多くの大都市には公設・私設両方のコンサートホールが所在する一方で、とりわけ上述の役割を担う施設の選択肢がさほど多くないような中小都市では、コンサートホールはその主要な用途に加えて、(例えば)ロックのコンサートから大学の卒業式典まで、他の活動用途にも利用できるような場合がある。 当項目のコンサートホールのリストには、コンサートホール専門の施設のみ挙げる。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとコンサートホール · 続きを見る »

スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとスペイン · 続きを見る »

サルスエラ

ルスエラ(zarzuela)は、オペラの一種。スペインの叙情的オペラ音楽。時期によりバロック・サルスエラ(1630年~1750年)と、ロマンティック・サルスエラ(1850年~1950年)に分かれる。当初から、オペラに多く使われるイタリア語ではなくスペイン語で台本が書かれていたこと、台詞が多く音楽に比べて重視されることに特色がある。 1657年、スペインの劇作家、宮廷詩人であるペドロ・カルデロン・デ・ラ・バルカと、スペインのバロック声楽の作曲家フアン・デ・イダルゴ (Juan de Hidalgo) による喜劇の新作 "El Laurel de Apolo"(アポロの月桂樹)が、マドリード市外の別荘サルスエラにおいてスペイン国王フェリペ4世とマリアナ妃、廷臣たちの前で上演されたのが、この新しい音楽様式がこの名で呼ばれるようになった始まりであると考えられている。 サルスエラ別荘は、もともとはフェリペ4世が狩猟を楽しむために田園地帯に建てたもので、ブラックベリー の一種であるサルサ(zarza) の木々で厚く覆われていた事からそう名付けられた。後にカルロス4世によって宮殿(Palacio de la Zarzuela)として整備され、現在ではスペイン王家の在所であるエル・パルド王宮(Palacio Real de El Pardo)内においてフアン・カルロス1世とソフィア妃夫妻の私邸となっている。 バロック・サルスエラは、詩のほかにオペラ形式の歌と当時の流行歌、民族舞踊が混じりあったものである。神話に基づくテーマが多い。約100年間の流行をみたものの、イタリア・オペラが流行るにつれ、徐々に廃れていった。 一世紀の空白の後、スペインのナショナリズムの興隆に伴い、サルスエラは、イタリア音楽から独立した楽曲形式として復活した。 ロマンティック・サルスエラは大きく2つに分類できる。ヘネロ・グランデ(Género grande:大形式)は、2~3幕からなるオペラ形式の作品で演奏時間が長い。一方ヘネロ・チコ(género chico:小形式)は、一般大衆向けの軽歌劇である。1幕構成であり、演奏時間は1時間程度である。いずれも、複数の歌と演奏の間に対話が挟まる形式である。作品の規模はさまざまである。大規模なオペラもあるし、流行歌と対話部だけからなる作品もある。内容も高尚な詩的ドラマから下層階級の登場人物による喜劇にまで及ぶ。 テノール歌手プラシド・ドミンゴの両親はサルスエラの歌い手であり、メキシコで劇団が巡業中に成長したため、歌と舞台を踏む経験を積むことができた。他にもスペイン系のオペラ歌手はサルスエラの出演経験がある人も多く、名曲集の録音やアンコール・ピースなどでその魅力をアピールする活動も見られる。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバとサルスエラ · 続きを見る »

国民楽派

国民楽派(こくみんがくは)とは、19世紀中頃から20世紀にかけて、民族主義的な音楽を作った作曲家を総称していう。主にロマン派時代の作曲家を指して用いられ、近代音楽以降における民族主義音楽はそのまま『民族主義』と呼ぶ場合が多い。 ロシアを含むスラブ諸国・北欧・スペインにおいて、自国の民謡や民族音楽の音楽語法、形式を重視した楽派であり、ロシアのミハイル・グリンカがその嚆矢とされる。ドイツ・オーストリアの管弦楽やイタリア、フランスのオペラを規範としつつも、そこに民族的独自性を盛り込むという点が共通点であるが、相互の地域の音楽で共通するものはほとんど見られない。 『国民楽派』という言葉は、当時ヨーロッパにおける音楽の先進地域であったドイツ、フランス、イタリアなどを音楽の中心地域とし、その他の国々や地方をその周辺地域と見る視点から生まれたものであるため、「ドイツ民族主義」や「フランス民族主義」・「イタリア民族主義」等は、この場合含まれない。また、出身地のハンガリー人を自称しながらもドイツ人家系で作風もドイツロマン派の本流を成すフランツ・リストなども国民楽派とは呼ばれない。ピョートル・チャイコフスキーはやや微妙だが、やはりドイツ音楽の影響が濃く生前に西欧派と見なされがちであったことから、外して語られることが多い。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと国民楽派 · 続きを見る »

指揮者

指揮者(しきしゃ、Conductor, Dirigent, Chef d'orchestre, Direttore d'orchestra)は、合奏や合唱を指揮する人物を指す。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと指揮者 · 続きを見る »

1891年

記載なし。

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1891年 · 続きを見る »

1925年

記載なし。

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1925年 · 続きを見る »

1928年

記載なし。

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1928年 · 続きを見る »

1930年代

1930年代(せんきゅうひゃくさんじゅうねんだい)は、西暦(グレゴリオ暦)1930年から1939年までの10年間を指す十年紀。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1930年代 · 続きを見る »

1932年

記載なし。

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1932年 · 続きを見る »

1934年

記載なし。

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1934年 · 続きを見る »

1980年

この項目では、国際的な視点に基づいた1980年について記載する。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1980年 · 続きを見る »

1982年

この項目では、国際的な視点に基づいた1982年について記載する。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと1982年 · 続きを見る »

20世紀

摩天楼群) 20世紀(にじっせいき、にじゅっせいき)とは、西暦1901年から西暦2000年までの100年間を指す世紀。2千年紀における最後の世紀である。漢字で二十世紀の他に、廿世紀と表記される場合もある。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと20世紀 · 続きを見る »

3月3日

3月3日(さんがつみっか)は、グレゴリオ暦で年始から62日目(閏年では63日目)にあたり、年末まであと303日ある。誕生花は花桃。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと3月3日 · 続きを見る »

9月12日

9月12日(くがつじゅうににち)はグレゴリオ暦で年始から255日目(閏年では256日目)にあたり、年末まであと110日ある。.

新しい!!: フェデリコ・モレーノ・トローバと9月12日 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

モレーノ・トローバ

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »