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ファミリーライン

索引 ファミリーライン

ファミリーライン(Family line)、あるいはメアーライン(Mare line)、母系(ぼけい)または牝系(ひんけい)とは、馬における母方の系図(家系)のことをいう。起点となる牝馬の名を取り「~系」と呼ぶ。同様に父系のみに焦点をあてたサイアーライン(メールライン)がある。 競走馬の血統においては、その近親関係は母系を基準に考えられる。生産の現場では牝馬の質の良否がそのまま死活問題となるという事情から、ファミリーが特に重要視され、多くの活躍馬を送り出すファミリーについては一種のブランド化することもある。また逆の例もあり、1989年のエクリプス賞年度代表馬を受賞したサンデーサイレンスは、父に大種牡馬ヘイローを持ちながら他の近親に活躍馬が皆無であったため、種牡馬として人気が出ず、日本へと売却された。 現存するファミリーラインの多くは、その血統を遡るとロイヤル・メアと呼ばれるイギリス王室所有の繁殖牝馬群に行き着くが、これらについてはその素性・由来がはっきりしておらず、今なお議論の対象となっている。また、もともとサラブレッドとされていたが、その後に血統表の紛失などで血統を遡れないものもおり、日本ではミラとその子孫がよく知られている。これらには「サラブレッド系種」という特殊な位置を与えられた。詳細は同項を参照のこと。.

59 関係: 小岩井農場の基礎輸入牝馬下総御料牧場の基礎輸入牝馬ミラ (競走馬)ミスナンバイチバンマイリーポカホンタス (競走馬)ムムタズマハル (競走馬)ラトロワンヌロイヤルアカデミーロイヤルサッシュヘイロー (競走馬)ブランドプラッキーリエージュプリティーポリービューチフルドリーマーフリゼットファミリーナンバーファンシミンダイナカールアマゾンウォリアーアルマームードアサマユリイギリス王室ウマエレギヤラトマスエクリプス賞オーバーヤン五ノ七ケーニヒスシュトゥール (競走馬)ショットオーヴァーシラオキシリーン (1919年生)シェリル (競走馬)スワンズウッドグローヴストームキャットスカーレットインクスタイルパッチソシアルバターフライサラブレッド系種サンデーサイレンスサンインローサイアーライン競走馬の血統系図牝馬華麗なる一族 (競馬)高砂 (馬)薔薇一族12号族13号族14号族...16号族1号族2号族3号族4号族5号族6号族8号族9号族 インデックスを展開 (9 もっと) »

小岩井農場の基礎輸入牝馬

小岩井農場の基礎輸入牝馬(こいわいのうじょうのきそゆにゅうひんば)とは20世紀初頭に小岩井農場が日本国外から輸入した繁殖牝馬のことである。これらの子孫は日本でたいへん繁栄しており、ほかの輸入繁殖牝馬とは特別に区別する場合がある。とくに、1907年にイギリスから輸入した20頭だけを指すこともある。.

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下総御料牧場の基礎輸入牝馬

下総御料牧場の基礎輸入牝馬(しもふさごりょうぼくじょうのきそゆにゅうひんば)とは1926年から1932年にまでに日本の宮内省下総御料牧場がイギリス、アメリカより輸入した8頭のサラブレッド牝馬、特に1931年と1932年に輸入された6頭の繁殖牝馬の総称である。.

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ミラ (競走馬)

ミラ()は日本の競走馬・繁殖牝馬。子孫に帝室御賞典や八大競走に優勝するなど活躍した競走馬が多く、本馬を基点とする牝系はミラ系と呼ばれる。.

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ミスナンバイチバン

ミスナンバイチバン(1959年生まれ)は日本の競走馬、繁殖牝馬。 ※本項では1959年産のサラブレッドについて記述する。.

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マイリー

マイリー (Mairie) はイギリスの競走馬、繁殖牝馬。いわゆる「華麗なる一族」の祖として知られる。 日本では終戦後の1952年(昭和27年)に外国からの馬の輸入が解禁になると、ライジングフレームをはじめとした外国種牡馬の輸入が始まった。戦前に輸入されたセフトの仔の活躍を見た斎藤卯助は、これからは外国馬の子が主流になると考え、1956年(昭和31年)、繁殖牝馬購入のためイギリスへ渡った。このとき購入した牝馬の一頭が華麗なる一族の祖となるマイリー (Mairie) である。マイリーは3歳のときに3戦して未勝利のまま引退し、斎藤に買われて日本に輸入されることになった。マイリーは斎藤が買った時点ですでにイギリス2000ギニー優勝馬のニアルーラの仔を妊娠していた横尾一彦「名牝の流れは絶えず イットー」『優駿』1993年1月号、日本中央競馬会、62頁。マイリーとはフランス語で「役所」を意味し、父のシュプリームコート(「最高裁判所」の意味)に由来する。 マイリーは1883年にアイリッシュダービーを勝ったトラジディ (Tragedy) の子孫。祖母ブルースターはフランスのクリテリウムドメゾンラフィット、クロエ賞、ラフォレ賞に勝った活躍馬で、ブルースターの兄弟2頭もフランスの重賞を勝ったフランスで実績のある牝系である。ジョッケクルブ賞を勝ったシカンブルも同族。母の名前であるリュジニャンは、12世紀末のエルサレム王国の王となったフランス人騎士ギー・ド・リュジニャンに由来する。リュジニャン王の時代にエルサレムはイスラム教徒によって陥落した。 マイリーを載せて1956年10月にイギリスを出発した船は、地中海からペルシャ湾を抜けてインド洋に至り、12月には日本に到着する予定だった。ところが出航後の10月29日、イスラエル軍がエジプト領のシナイ半島に侵攻して第二次中東戦争が開戦すると、エジプト軍はスエズ運河を封鎖してしまった。やむを得ず船は南へ転進して喜望峰を回ることになった。出産を控えたマイリーにとって船旅が長引くのは負担であるが、斎藤卯助にとって大きな問題は、もしマイリーが船上で出産すると、生まれた子は外国産馬の扱いとなってしまい、競馬への出走に大きな制限を受けてしまうことであった。 予定より3か月遅れて1957年(昭和32年)2月に横浜にたどり着いたマイリーは、到着2日後に動物検疫所で牝馬を出産、その仔馬はのちにキユーピツトと名づけられた。これが「華麗なる一族」の起こりである。 マイリーはその後14年間で3頭しか子供を産まず、近くの牧場に売却された。売却後も1頭しか子供を産んでいない。子供のうち、キユーピツト以外にはテツノアーク(1968年生、父アークティックヴェイル)、マイポーラ(1972年生、父フジオンワード)の2頭の牝馬がおり、テツノアークの子孫には2009年のフラワーカップを制したヴィーヴァヴォドカがいるが、マイポーラの牝系子孫は後継牝馬が少なかったこともあり、2000年代初頭に絶えている。.

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ポカホンタス (競走馬)

ポカホンタス(Pocahontas、1837年 - 1870年)は、イギリスの競走馬・繁殖牝馬。牡馬に比べて産駒数が限定される牝馬にもかかわらず、後世のサラブレッドに非常に大きな影響を残した。馬名の由来はアメリカインディアンの女性ポカホンタスと言われている。.

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ムムタズマハル (競走馬)

ムムタズマハル()はイギリスの競走馬。愛称は「マムティ」。2歳牝馬として驚異的なスピードを示し「Flying Filly」とも呼ばれた。繁殖牝馬としても娘の産駒に活躍馬が多数出て、母レディジョセフィン、姉レディジュラーとともに名牝系を作り上げた。馬名はムガル帝国第5代皇帝・シャー・ジャハーンの第一王妃ムムターズ・マハルが由来。.

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ラトロワンヌ

ラトロワンヌ(La Troienne、1926年 - 1954年)は、フランスで生産・調教された競走馬、および繁殖牝馬。競走馬としては未勝利に終わったが、アメリカ合衆国でバイムレックやブラックヘレンなどの母となり、アメリカを中心に一大勢力を誇る名門牝系ラトロワンヌ系を形成した。.

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ロイヤルアカデミー

イヤルアカデミー (Royal Academy II) は、アメリカ合衆国生産の競走馬・種牡馬。競走馬としてのおもな勝ち鞍はジュライカップ、ブリーダーズカップ・マイルなど。競走馬引退後にアイルランドで種牡馬となったのち、シャトル種牡馬として世界的な成功を収めた。 半姉にアメリカで重賞5勝を挙げたターリングア、半兄に同3勝で種牡馬のパンチョヴィラ(ともに父セクレタリアト)。ターリングアの産駒に2度のアメリカリーディングサイアーを獲得したストームキャットがいる。.

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ロイヤルサッシュ

イヤルサッシュ (Royal Sash) はイギリスの競走馬。繁殖牝馬として社台グループによって日本に1973年に輸入されアスコットロイヤル(中京記念)などを産んだ。牝系子孫からはサッカーボーイ、ステイゴールド、ショウナンパンドラなどが出ている。.

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ヘイロー (競走馬)

ヘイロー (Halo、1969年2月7 - 2000年11月28日)はアメリカの競走馬。種牡馬。 競走馬として3-6歳時に31戦9勝2着8回の戦績を残した。種牡馬としてはサンデーサイレンス、グッバイヘイローなどの産駒を残している。サニーズヘイロー(Sunny's Halo)がケンタッキーダービーを勝ち、デヴィルズバッグ(Devil's Bag)が2歳チャンピオンに輝いた1983年と、サンデーサイレンスが二冠を達成した1989年にはアメリカのリーディングサイアーとなっている。 半兄に日本に輸出され皐月賞馬ハワイアンイメージを出したファーザーズイメージ、半姉にトスマー(アメリカ最優秀3歳牝馬、最優秀古馬牝)らがいる。母系を遡ると祖母にアルマームードがいるが、これは種牡馬として多くの実績を残したノーザンダンサー(Northern Dancer)と同じ母系である。 気性が荒くいつでも口籠を装着されていたという。これは、父のヘイルトゥリーズンから受け継がれたもので、ヘイロー以上に手の負えない馬だった。荒馬のヘイローも父と比べれば並みの馬に見える程であったという。 1997年に種牡馬を引退し、2000年に31歳で亡くなった。.

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ブランド

ブランド(brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。 それが現在のブランドの概念と言える。ブランドを冠して財やサービスを提供する側の意思を端的に表現するものとして、文字や図形で具体的に表現された商標を使用することが多い。広い意味では高級や低品質など関係無しに全ての商品やサービスに対してブランドと呼ぶ。 狭義としては高級品や一流品などを示す意味で使われる。ファッション分野では「ブランド物」や「DCブランド」と呼ばれたり、電化製品や一般消費財では一流メーカーの物を「メーカー品」と呼んだりする。 ブランドという単語は従来はマーケティング(マーケティング・コミュニケーション)の世界の用語であったが、地域自体やその名称をブランドと考える「地域ブランド」も近年提唱されており、その概念は広がりを見せている。.

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プラッキーリエージュ

プラッキーリエージュ(Plucky Liège)、またはプラッキーリージ(Plucky Liege)(1912年 - 1937年3月)はイギリスの競走馬。競走馬としては2歳時にわずかばかりの活躍をしたにとどまったが、繁殖牝馬となって産駒が走り出すと、12頭の産駒のうち出走した11頭すべてが勝ち上がり、6頭がステークスウイナー、2頭がクラシック競走に優勝、4頭がイギリス・アメリカ・フランスでそれぞれリーディングサイアーになるなど大成功を収めた。 血統は父がスペアミント、母がコンサティーナ(その父セントサイモン)。16-a族。 イギリスでミケラム公によって生産され、その所有で走った。2歳時にデビューしてからしばらくは名前がなく「コンサティーナの牝馬」として走り、その後ラッキーリージ(Lucky Liege、幸運な王)と名付けられる。そのころ第一次世界大戦が勃発し、折りしもベルギーのリエージュ(プラッキー「リージ」と綴りが同じ)ではドイツ軍相手に大激戦が繰り広げられていた。最終的にベルギー軍はドイツ軍に負けてしまうが、勇敢に戦ったベルギー軍を称え本馬はプラッキーリージ(Plucky Liege、勇敢なリエージュ)と改名された。この年は6戦のうち4勝を挙げ、主要な競走には勝っていないもののフリーハンデでは2歳牝馬として3位に格付けされている。翌年はまったく活躍できず未勝利、1000ギニーでも着外に終わりそのまま引退した。 引退後はフランスで繁殖入りした。25歳で死ぬまでに12頭の産駒を出し、エプソムダービー優勝馬となるボワルセルを産んだときには23歳であった。25歳のときに死産し1週間後に死亡。生涯に12頭の産駒しか残していないが、リーディングサイアーを獲得した4頭を中心に、優秀な産駒たちを通じての後世への影響は並の成功種牡馬を凌ぐほどである。.

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プリティーポリー

プリティーポリー (Pretty Polly) はイギリスの競走馬。おもな勝ち鞍はイギリス牝馬クラシック三冠。牡馬を相手に15連勝した。「Peerless Polly(天下無双のポリー)」の異名を持つ。.

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ビューチフルドリーマー

ビューチフルドリーマー (Beautiful Dreamer) はイギリス産の繁殖牝馬。1908年に日本の小岩井農場が輸入した20頭の繁殖牝馬のうちの一頭であり、多くの活躍馬を送り出して現在まで続く日本の一大牝系の祖となった。.

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フリゼット

フリゼット(Frizette、1905年 - 1930年)は、アメリカ合衆国で生産・調教されたサラブレッドの競走馬、および繁殖牝馬。20世紀初頭から現代にかけて続く牝系の祖として、現代競馬に強い影響を残した。.

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ファミリーナンバー

ファミリーナンバー(Family Number)とは、サラブレッドの分類方法の1つ。それぞれ属する牝系ごとに1から74号などの番号が付けられており、同じファミリーナンバーに属する馬なら全て同じ基礎牝馬に遡ることができる。例えばオルフェーヴル(8号族のc分枝)とニジンスキー(8号族のf分枝)はどちらも20-30代遡れば17世紀のバストラーメア(Bustler Mare)と呼ばれる一頭の牝馬にたどり着く。 ウィキペディアでは今のところファミリーナンバーを競走馬の血統表の右下か、血統表の母系の欄に記している。例えばナリタブライアンの血統表の母系の欄にFN:13-aと記されているが、これは13号族のa分枝という意味である。スペースの関係からF.13a等のように表記している箇所もある。.

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ファンシミン

ファンシミン (Fancimine) はアメリカ合衆国生産の競走馬、繁殖牝馬。日本のサラブレッド牝系「ファンシミン系」の祖である。 アメリカで競走生活を送ったのち、1972年に日本の社台グループによって繁殖牝馬として導入され、社台ファーム早来で繋養された。産駒は最も活躍したものでも条件馬に留まり、競走馬としては大成することがなかったが、ファンシミンの死後になって牝駒のファンシーダイナ、シャダイマインなどが繁殖馬としてそれぞれ優秀な成績を残し、大きく牝系が広がった。ファンシミンは様々に分枝したファミリーツリーの根幹牝馬と認知され、その牝系は今日「ファンシミン系」と呼ばれ、スカーレットインク系等と共に社台伝統の名牝系のひとつとされている。系統の子孫からは、競走馬として重賞5勝を挙げ、繁殖馬としても系統の発展に貢献したダイナフェアリー、2 年連続の JRA賞最優秀障害馬を受賞したブロードマインド、マイル GI 競走 2 勝を挙げたラインクラフト等、多くの名馬が出ている。.

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ダイナカール

ダイナカールは、日本の競走馬。第44回優駿牝馬の優勝馬である。1982年の最優秀3歳牝馬、1983年の最優秀4歳牝馬。 ※文中の馬齢表記は現在採用されている満年齢ではなく、2000年まで採用されていた数え年での表記とする。.

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アマゾンウォリアー

アマゾンウォリアー (Amazon Warrior) とは、アメリカ合衆国生まれの競走馬、繁殖牝馬である。アサマユリ、シェリルと並ぶメジロ牧場の基礎繁殖牝馬の1頭。.

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アルマームード

アルマームード(Almahmoud、1947年 - 1971年)とは、アメリカ合衆国の競走馬・繁殖牝馬である。繁殖牝馬として成功し大牝系を築いた。ノーザンダンサー、ヘイローの祖母としても知られ、現代競馬において多大なる貢献をした名牝の一頭に数えられる。.

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アサマユリ

アサマユリとは、日本の競走馬であり繁殖牝馬である。シェリル、アマゾンウォリアーと並ぶメジロ牧場の基礎繁殖牝馬の1頭。同牧場の生産馬を中心に、現在でも数多くの活躍馬を輩出するファミリーラインを形成した。 年齢は旧表記とする。.

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イギリス王室

イギリス王室(イギリスおうしつ、British Royal Family)は、イギリスの国王とその家族・親族(王族)で構成される集団を言う。.

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ウマ

ウマ(馬)は、ウマ目(奇蹄目)のウマ科に属する動物の総称である。現生は、いずれもウマ科に属するウマ、シマウマ、ロバの仲間、5亜属9種のみである。狭義の「ウマ」は、このうち特に種としてのウマつまり学名で「Equus caballus」) と呼ばれるもののみを指す。 社会性の強い動物で、野生のものも家畜も群れをなす傾向がある。北アメリカ大陸原産とされるが、北米の野生種は、数千年前に絶滅している。欧州南東部にいたターパンが家畜化したという説もある。 古くから中央アジア、中東、北アフリカなどで家畜として飼われ、主に乗用や運搬、農耕などの使役用に用いられるほか、食用にもされ、日本では馬肉を「桜肉(さくらにく)」と称する。軍用もいる。 競走用のサラブレッドは、最高87km/hを出すことができる。 学名は「Equus caballus(エクゥウス・カバッルス)」。「equus」も「caballus」ともにラテン語で「馬」の意。.

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エレギヤラトマス

レギヤラトマス(発音はエレギャラトマス)とは日本の競走馬、繁殖牝馬である。アメリカからの持込馬として走り、1936年、阪神競馬倶楽部主催の春季帝室御賞典に優勝。繁殖名・月丘(つきおか)として、母としても優秀な成績を残した。 半弟に中山農商省賞典障碍の優勝馬カミワカ(父ダイオライト)、半妹に阪神4歳牝馬特別の優勝馬で東京優駿(日本ダービー)2着のサンダーランド(父トウルヌソル)がいる。.

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エクリプス賞

リプス賞(Eclipse Award)とはアメリカ合衆国の競馬の年度代表表彰である。その年に活躍した人や馬を全米サラブレッド競馬協会(NTRA)の役員、全米競馬記者協会、デイリーレーシングフォーム紙の記者による投票によって選出、表彰する。 エクリプス賞ができるまでは各競馬雑誌などが別々に選出していたが、1971年にそれを統一する形で発足した。18世紀のイギリスの競走馬・エクリプスに因んでいる。.

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オーバーヤン五ノ七

ーバーヤン五ノ七(おーばーやんごのなな)とは、ハンガリーで生産されたシャギア・アラブの繁殖牝馬である。日本では長らくアラブ種として取り扱われてきた歴史から、アラブ種やアングロアラブとしてその牝系を発展させた。.

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ケーニヒスシュトゥール (競走馬)

ーニヒスシュトゥール (Königsstuhl、1976年5月17日 - 1995年)はドイツの競走馬、種牡馬。父ジンギスカーン Dschingis Khan、母ケーニヒスクレーヌンク Königskrönung から、ブレスケス Bresges 家所有のツォッペンブロイヒ牧場 Gestüt Zoppenbroich (メンヒェングラットバッハ-ライト市)で生産されたサラブレッドである。.

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ショットオーヴァー

ョットオーヴァー(Shotover、1879年 - 1898年)は、19世紀後半にイギリスで活躍した競走馬。2000ギニー、ダービーステークスの二冠を達成し、イギリスクラシック三冠に挑んだ史上唯一の牝馬である。.

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シラオキ

ラオキは日本の競走馬、繁殖牝馬。おもな勝ち鞍は1951年の函館記念のみであるが、ほかに優駿競走(日本ダービー)2着の成績を残している。繁殖牝馬として顕彰馬コダマ、皐月賞優勝馬シンツバメといった活躍馬を送り出し、さらに子孫の活躍により今日シラオキ系と呼ばれる一大牝系の祖となった。半弟に京阪杯優勝馬タツテル(父ライジングフレーム)、大阪杯優勝馬ホマレイチ(父ハルステーツ)がいる。.

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シリーン (1919年生)

リーン(Selene、シリーニ、語源のギリシア語に近いセレネ、セレーネなどとも)は、イギリスの競走馬・繁殖牝馬。馬名の由来はギリシア神話の女神セレネより。 シリーンはとても小さな馬で、体高(肩までの高さ)が僅か15.2ハンド(約154センチメートル)しかなく、そのためクラシック登録は見送られたが予想に反して活躍した。2歳時にルースメモリアル、チェヴァリーパークステークスなど11戦8勝の成績を残し、3歳時にも同じく11戦して8勝、ナッソーステークス、パークヒルステークスに勝ちコロネーションカップで2着に入った。 このような優秀な成績を残したシリーンだが、本馬の功績はむしろ繁殖成績のほうが評価が大きい。イギリスクラシック三冠馬ゲインズバラとの間に残したハイペリオンは母の小柄な体格を受け継いだが、競走馬・種牡馬として活躍し、20世紀前半の名馬と評された。ハイペリオンはのちのサラブレッドに大きな影響を及ぼし、その小柄な体格も受け継がれていった。なお、ギリシア神話においてハイペリオン(ヒュペリオン)はシリーン(セレネ)の母であり、神話とは親子関係が逆転している。そのほか14頭の産駒を残し、シックルなどの重要馬を含む10頭が勝ちあがった。.

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シェリル (競走馬)

ェリル (Cheryl) は、フランス生まれの競走馬、繁殖牝馬。アマゾンウォリアー、アサマユリと並ぶメジロ牧場の基礎繁殖牝馬の一頭。.

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スワンズウッドグローヴ

ワンズウッドグローヴ (Swanswood Grove) は、イギリス生まれの競走馬、繁殖牝馬。日本に輸出され、谷岡牧場の基礎繁殖牝馬として強力なファミリーラインを形成した。.

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ストームキャット

トームキャット (Storm Cat) はアメリカ合衆国のサラブレッド競走馬および種牡馬である。現役時代は優れた素質をうかがわせながらも不完全燃焼のまま引退したが、その後に種牡馬として大成功を収めた。1999年、2000年の北アメリカリーディングサイアー。.

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スカーレットインク

ーレットインク (Scarlet Ink、1971年5月5日 - 没年不詳) はアメリカ合衆国生産の競走馬、繁殖牝馬。日本でGI競走5勝を挙げたダイワメジャー、GI・JpnI競走4勝のダイワスカーレットなどの祖母、同9勝を挙げたヴァーミリアンなどの曾祖母。子孫に活躍馬を数々輩出し、本馬を起点とする牝系は俗に「スカーレット一族」と称される。.

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スタイルパッチ

タイルパッチはアメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬、繁殖牝馬。日本の牝系のひとつ「スタイルパッチ系」の祖である。 1952年、太平洋戦争を経て国営競馬復活後の馬資源不足解消のために、アメリカ・オーストラリアなどから輸入された競走馬群のうちの一頭。同年に輸入された馬にはリンボー、その翌年に輸入された馬にはカバーラップ二世などがいる。輸入直後に競走馬としてデビューし、短距離ハンデキャップなど9勝を挙げオープン馬となっている。 5歳をもって競走馬を引退し繁殖牝馬となると、直仔こそ大きな活躍を見せなかったが、孫世代以降から二冠馬カブラヤオー、エリザベス女王杯優勝馬ミスカブラヤ兄妹や、重賞2勝を挙げたサルノキングといった中央競馬の活躍馬を輩出。とくに第一仔の牝駒ミスナンバイチバンから広がった系統からは、前述カブラヤ兄妹をはじめ、マイルチャンピオンシップ2勝を挙げたダイタクヘリオスといった活躍馬が続出した。輸入から半世紀を経た2000年代以降も安定して活躍馬を輩出し、スタイルパッチ系は日本の名牝系のひとつに数えられている。.

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ソシアルバターフライ

アルバターフライ (Social Butterfly) とはアメリカ合衆国生産の競走馬である。1966年に繁殖牝馬として日本に輸出され、現地で顕彰馬トウショウボーイなどの活躍馬を送り出した。 全兄にカリフォルニアンステークス、サンフェリペハンデキャップなどアメリカで重賞4勝を挙げたSocial Climberがいる。.

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サラブレッド系種

ラブレッド系種(サラブレッドけいしゅ)とは、アラブ血量が25%未満で以下の掛け合わせで生まれた馬である。単にサラブレッド系、サラ系などとも呼ぶ。広義ではサラブレッド自体も含まれる。.

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サンデーサイレンス

ンデーサイレンス(Sunday Silence、1986年 - 2002年)は、アメリカ合衆国生まれの競走馬、種牡馬である。1996年にアメリカ競馬殿堂入りを果たした。そのイニシャルからSSと呼ばれることもある。 ※文中の「GI級競走」は日本のパート1国昇格前および昇格後のGI競走とJ・GI競走、ならびに昇格後のJpnI競走を指す(詳細については競馬の競走格付けを参照)。.

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サンインロー

ンインロー(Son-in-Law、1911年 - 1941年)は、イギリスのサラブレッドの競走馬、および種牡馬である。第一次世界大戦中のイギリスで競走生活を送った競走馬で、おもに長距離競走路線において活躍した。とくに種牡馬として優れ、1924年などのイギリスリーディングサイアーとなった。.

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サイアーライン

イアーライン(Sire line、父系、又はMale lineメールライン)とは、馬における父方の系図(家系)のことをいう。起点となる種牡馬の名を取り-系と呼ぶ。代表的なものを右の表に記載するが系統名はあくまで一般的なもので、固定されたものではない。同様に直系母系のみに焦点をあてたファミリーライン(メアーライン、牝系)がある。.

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競走馬の血統

走馬の血統(きょうそうばのけっとう)においては、競走馬の血統に関する記述を行う。 「競馬はブラッドスポーツである」という言葉があるように、競走馬の血統と能力は密接な関連を有していると考えられてきた。近年の研究によれば、競走馬の競走成績に及ぼす両親からの遺伝の影響は約33%に過ぎず、残りの約66%は妊娠中の母体内の影響や生後の子馬を取り巻く環境によることであるとされているが、それでもなお競走馬の能力に血統が一定の大きな割合で寄与している事実がある。 生産者が血統を意識して交配を行い、馬主が血統を意識して競走馬を購入することはもちろん、一般の競馬ファンが予想を行う際にも、しばしば競走馬の血統をその要因に含める。従来、競走馬の血統という際には父側に大きなウエイトをかけて語られることが多かったが、近年の研究によれば、競走馬の遺伝的な素質は母馬から55〜60%を、父馬から40〜45%を受け継ぐということが明らかになっている。 競走馬については、いかなる血統構成をしているかが競走生活において、そして引退後の余生において、大きく影響する。とくに余生については、競走成績に見るべきものがない馬であっても、競走成績や繁殖の実績に優れた馬の近親であるというだけで種牡馬や繁殖牝馬として遇されることが多々ある。また、そのような馬が実際に優れた繁殖成績を挙げることもしばしばである。.

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系図

系図(けいず)は、ある一族の代々の系統を書き表した図表。系譜(けいふ)ともいうが、系譜と言った場合は血縁関係のみならず、学芸の師匠から弟子への師承関係を表した図表をいう場合も多い。特定の家の家督相続の継承の系統(家系)を記した系図は家系図(かけいず)、家譜(かふ)ともいう。.

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牝馬

牝馬(ひんば)とはメスの馬の事である。オスの馬のことは牡馬(ぼば)という。.

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華麗なる一族 (競馬)

華麗なる一族(かれいなるいちぞく)とは、1957年にイギリスから輸入されたサラブレッド、マイリーから発する牝系のことを指す。7号族(e分枝)のファミリーに属する。 一族の活躍馬は.

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高砂 (馬)

(たかさご)は日本の繁殖牝馬。血統不詳であったにもかかわらず、サラブレッドやアングロアラブとの交配によって構築された牝系が20世紀後半においても繁栄をみせた。.

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薔薇一族

薔薇一族(ばらいちぞく)とは、フランスから輸入された繁殖牝馬、ローザネイ(Rosa Nay)から派生する競走馬一族である。ローズやローザなど薔薇に関する馬名が付けられることから呼ばれる。大系統では1号族(w分枝 - Heavenly Windの系統)に属している。.

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12号族

12号族(-ごうぞく、Family 12)とは、サラブレッドの牝系(母系)のひとつで、エクリプス、レキシントン、シンザン等を輩出した一族である。牝祖は(セドバリー・)ロイヤル・メア( Royal Mare、1700年頃。セドバリーは付けないこともある。13号族の始祖とは別の馬)。2006年までのイギリスクラシック勝利数は25勝。 上記以外の代表馬にキングストンタウン、ロベルト、イピトンベ、シングスピール、マコン、ラミシオン、ハイセイコー、タニノムーティエ・タニノチカラ、グラスワンダー、ノースフライトがいる。さらにシンザンやテイエムオーシャン、メイヂヒカリ等を含むビューチフルドリーマーの一族も12号族である。近年、日本競馬ではsoaring(12-c)直系の活躍馬が多く、特にダノンシャンティ・ヴィルシーナらのBallade系が存在感を見せている。 最近進められたmtDNAの解析から、12号族は9号族の一部(9-b, 9-c号族等)と同じD1系統に属すと考えられている。なお、9号族の本来のハプロタイプはA1である。このことはジェネラルスタッドブック編纂時に、12号族に属していた牝馬が誤って9号族に属す牝馬の娘として登録されたことを示唆している。.

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13号族

13号族(13ごうぞく、Family 13)とは、サラブレッドの牝系(母系)一族のひとつである。牝祖はセドバリー・ロイヤル・メア(Sedbury Royal Mare)。 他の牝系との関係としては、4号族、7号族、11号族との関連が指摘されている。また、これを裏付けるものとしてアイルランドのヒルらの研究がある(参考文献参照)。これにより実際にmtDNAの基本ハプロタイプが4号族及び11号族と同じB2系統であることが確かめられた(ただし7号族は2号族と同じD3系統だった)。 代表馬はハイフライヤー、オーランド、ファロスとフェアウェイの兄弟、オペラハウス、サイレントウィットネス、マーチス、シリウスシンボリ、マーベラスクラウン、ビワハヤヒデとナリタブライアンの兄弟等々。 特に牝馬ながら英三冠馬に挑戦したショットオーヴァーからフリゼットなどを通じて拡大している13-c族からは、トウルビヨン(1928)、マートルウッド(1932)、パーソロン(1960)、タイプキャスト(1966)、ミスタープロスペクター(1970)、ダリア(1970)、シアトルスルー(1974)、ダルシャーン(1981)、ファーディナンド(1983)、バーリ(1992)、シンダー(1997)、レイルリンク(2003)、日本でもプリテイキャスト、ラッキールーラ、レッツゴーターキン、サクラチトセオー、シルクプリマドンナ、ヘヴンリーロマンス、オウケンブルースリなどを出している。.

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14号族

14号族(-ごうぞく、Family 14)は、サラブレッドの牝系(母系)の一つで、プリティーポリー、ブリガディアジェラード、インヴァソール等を輩出した一族である。牝祖はオールドフィールド・メア(The Oldfield Mare、1700年頃)。ファミリーナンバー上では2桁ナンバーながら勢力は大きい。元々のミトコンドリアDNAは他の主要な牝系とは別のハプロタイプである(3号族に比較的近縁で、同じD2系統に属する)。 20世紀に入ってからプリティーポリーがこの牝系を大きく伸ばした。14号族を代表するもう1頭の名馬ブリガディアジェラードはプリティーポリーの子孫である。他にタッチストン、マカロニ、セントパディー、テトラテマ、コロナティオン、コマンダーインチーフ、インヴァソール、カツラギエース、アドマイヤコジーン、マヤノトップガン、サクラローレル、タイムパラドックス、タイランツクヰーンの牝系(グリーングラス、トキノミノル、マックスビューティ)等が14号族の出身。.

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16号族

16号族(-ごうぞく、Family 16)は、サラブレッドの牝系(母系)の一つで、三冠馬オーモンドとその姪で牝馬三冠のセプター、さらに三冠馬バーラム等を輩出した一族である。ファミリーナンバー上では2桁ナンバーながら勢力は大きい。本来のミトコンドリアDNAハプロタイプは2号族、7号族、8号族などと同じD3系統である。 系図上は18世紀中頃に生きていた1頭の牝馬(通常Sister to Striplingや、Hutton's Old Spot Mareなどと呼ばれる)に遡ることができる。この牝馬は牝祖としては比較的新しい世代に属し、2号族の牝祖よりも1世紀ほど遅い時代に生きていた。 代表馬は上記のほかにペティション、ホーリーブル、プレザントリーパーフェクト、ドイツのSライン(16-cの一派)、プラッキーリエージュの産駒、ザビール、ハクチカラ、スピードシンボリ、マンハッタンカフェ、ヒシミラクル、ゴールドシップ等。.

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1号族

ラブレッドの血統において、トレゴンウェルズ・ナチュラル・バルブ・メア(Tregonwell's Natural Barb Mare、1657年? - 1670年?)の牝系(母系)子孫のことを1号族(Family 1)と呼ぶ。2008年6月現在までに180頭(全体の17%)という最多のイギリスクラシック優勝馬を送り出している。全サラブレッドに占める割合は16%(1986-95年)と圧倒的だが、かつては最大勢力でない時期もあった。.

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2号族

2号族(Family 2)とはサラブレッドの血統、特にファミリーナンバーの概念においてバートン・バルブ・メア(Burton Barb Mare、1660年? - 1685年?)の牝系(母系)子孫の事をいう。ミトコンドリアDNAのハプロタイプは7号族,8号族,16号族,17号族と共にD3系統に属している。より大きく見れば3号族,6号族,14号族(いずれもD2),12号族(D1)と同様、サラブレッドの過半数を占めるD系統に含まれる。D系統はアラブなどの東方種には少なく、イギリス在来馬などのヨーロッパ馬に比較的多く見られるハプロタイプである。 ファミリーナンバーの概念が提唱された19世紀末、いずれもイギリスのクラシック競走であるダービーステークス、オークス、セントレジャーステークスの勝ち馬頭数が2番目に多かったため2号族とされた。なお、当時のジェネラルスタッドブック(1901年発行の第19巻)に記載されている頭数自体は1号族よりも頭数が多く最多の牝系であった。 現在は当時ほどの勢力は持っておらず、2006年までの上記3競走ののべ勝ち数も3号族に並ばれてしまっているが、代表馬として クルシフィックス、ヴォルティジュール、カーバイン、ザテトラーク、ゲインズバラ、ファーラップ、ノーザンダンサー、シーバード、マイスワロー、セクレタリアト、アレッジド等がおり1号族と比較してかなり豪華な面々が揃っている。日本でもディープインパクトがこの牝系に属している。また、サラブレッドではないため2号族に分類されないが、史上最強のクォーターホースといわれるダッシュフォーキャッシュも同じ牝系の出身である。主要な牝系はアルトヴィスカー(Altoviscar、ハイクレア等含む)、アルマームード(Almahmoud)等。.

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3号族

ラブレッドの血統においてボーズ・メア(Bowes Mare、1695年頃生)の牝系(母系)子孫のことを3号族(Family 3)と呼ぶ。ボーズ・メアはバイアリーターク産駒(母は不詳)のため、別にバイアリー・ターク・メア(Byerley Turk Mare)、あるいはトゥルー・ブルーという名の兄弟の母であることからダム・オブ・ザ・ツゥ・トゥルーブルー(Dam of the Two True Blues)とも呼称されることがある。ミトコンドリアDNAのハプロタイプはD2系統である。 ファミリーナンバーを提唱したブルース・ロウは、当時までのダービーステークス、オークス、セントレジャーステークスの合計勝利数が3番目に多かったためこの牝系を3号族とした。なお2006年に上記3競走の勝利数で2号族に並んだ。ブルース・ロウは著書『フィガーシステムによる競走馬の生産』の中でこの牝系のみ競走族にも種牡馬族にも分類している。 代表馬はサイテーション、サーピーターティーズル、ザフライングダッチマン、ストックウェル、ガロピン、ラフレッシュ、アイシングラス、ブランドフォード、サンチャリオット、サンタクロース、サンデーサイレンス、ダンシングブレーヴ、ナシュワン、トムフール等。 日本ではコダマ・スペシャルウィーク・シスタートウショウ・マチカネフクキタル・ウオッカらのシラオキ一族、マツミドリ、キタノカチドキ、リードスワロー、ニホンピロウイナー、サンドピアリス、カツラノハイセイコ、ダイアナソロン、クモワカ - ワカクモ - テンポイントの一族らがいる。.

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4号族

ラブレッドの血統、特にファミリーナンバーの概念においてレイトン・(ヴァイオレット)・バルブ・メア(Layton (Violet) Barb Mare、生没不詳(17世紀後半))の牝系(母系)子孫のことを4号族という。全サラブレッドの9%程度(1986-95年)を占めており、現在3番目に大きな勢力を持つ牝系である。 2号族と同じ牝馬に遡るという説もあるが、ミトコンドリアDNADループハプロタイプは一致しておらず、11, 13号族と共にB2系統に属している。B系統はアラブ種にやや多いハプロタイプである。代表馬にマッチェム、キンチェム、ロックサンド、マンノウォー、ネアルコ、アソールト、リボー、コジーン、ドバイミレニアムなどフォールアスペンの一族。日本関連はロジータとその一族、エアシャカール、タイキシャトル、ジェニュイン、アンバーシャダイ、サクラバクシンオー、テイエムオペラオー、ダイワメジャー、フリオーソ等がいる。.

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5号族

5号族(-ごうぞく、Family 5)とは、サラブレッドの牝系(母系)のひとつで、グラディアトゥール、ネイティヴダンサー、シービスケット等を輩出した一族である。牝祖はマーシー・メア(Massey Mare、1700年 - ?)。 mtDNAのハプロタイプはE系統が多い。E系統はアラブ種やヨーロッパ馬には殆ど見られず、イギリス在来馬に多いハプロタイプである。 その他の代表馬にハーミット、ドンカスター、ガルティーモア、アードパトリック、サンスター、サンインロー、プレザントコロニー、ハンプトン、ギャラントマン、サドラーズウェルズ、ヌレイエフ、セントジョヴァイト、カーネルジョン、ジェベル、エクイポイズ、エルコンドルパサー、マルゼンスキー、タケシバオー、スウヰイスー、イナリワン、スイープトウショウ等がいる。.

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6号族

6号族(6ごうぞく、Family 6)はサラブレッドの牝系(母系)のひとつでフライングチルダーズ、ハイペリオンなどを輩出した一族である。ファミリーナンバーの中でももっとも古い一族で、牝祖'''オールド・ボールド・ペッグ''' (Old Bald Peg) は1635年には生まれていた。その娘オールド・モロッコ・メア (Old Morocco Mare) は、スパンカー・メア (Spanker Mare) を出した。初期のサラブレッドに与えた影響は絶大で、ダーレーアラビアンの系統を繋げたフライングチルダーズ・バトレットチルダーズ兄弟、ゴドルフィンアラビアンの系統を繋げたケードはいずれも6号族牝馬から生まれている。そのほか17、18世紀に活躍した馬はかなり多く、初代ダービーステークス馬ダイオメド、初のダービー・オークス両制覇のエリナー、各父系の形成に関わるキングファーガス、ソーサラー。そのほかスパンカー、ロクサーナ、シルバーロック、ラスなどがいる。 mtDNAのハプロタイプはD2系統が多いが、解析例が少なく不明瞭である。 その後やや勢力を落とすもののファントム、プリアム、パーソナルエンスン、カウントフリート、オレアンダー、ハイペリオン、サートリストラム、テネラニ、オールドマン、ビッグゲーム、グレイゾヴリン、ツルマルボーイ、ネーハイシーザー、トーシンブリザード、メイセイオペラ、ハーツクライなどを出している。.

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8号族

8号族(-ごうぞく、Family 8)とは、サラブレッドの牝系(母系)の一つで、ニジンスキー、ラフィアン、ダマスカス等を輩出した一族である。牝祖はバストラーメア(Bustler Mare)。mtDNAのハプロタイプはD3系統。 代表馬は上記のほかに、ビーズウイングとその息子ニューミンスター、サーアイヴァー、ザミンストレル、ササフラ、ボールドルーラー、グランディ、ワーラウェイ、ストームキャット他。日本ではダイタクヘリオス、メジロライアン、エアグルーヴ、キングヘイロー、シンボリクリスエス、オルフェーヴル等。また、バウアーストックの子孫もおそらく8号族であろうとされる。 日本ではエクイターフが導入された2010年以降にG1級の活躍馬が増加。中でもヴィクトワールピサ(8号d分枝)、オルフェーヴル(8号c分枝)らは世界レベルでの成果を収めている。2010年には中山競馬場で施行されたG1競走全てを8号族の馬が制しており(ヴィクトワールピサ、ウルトラファンタジー、グランプリボス)、その後もレインボーダリア、ロゴタイプ、ローブティサージュらがG1馬に輝いている。.

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9号族

ラブレッドの血統、特にファミリーナンバーの概念において'''ヴィントナー・メア'''('Vintner Mare、1670年代?)の牝系(母系)子孫のことを9号族(Family 9)という。19世紀中ごろまでは4%程度の勢力しかもっていなかったが、19世紀後半以降勢力を増し続けており、1920年頃に4号族を逆転。現在1号族に次ぐ10%強の勢力を持つ。 アイルランドのエメライン・ヒルらは、ベイボルトン・メアの子孫(9-b, 9-c)とメイドオブマッサムの子孫(9-e, 9-h, 9-f, 9-g)との間でmtDNAが一致しないことを報告している。前者はレディージョセフィン(ナスルーラ等)を出しており、9号族の主要な系統の1つを形成しているが、実は12号族と同じハプロタイプ、D1系統であるという。一方、メイドオブマッサムの子孫はA1である。A系統はアラブ種などに多く見られ、イギリス在来馬にはあまり見られないハプロタイプである。 代表馬はそれぞれ.

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