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ビットスライス

索引 ビットスライス

ビットスライスとは、コンピュータのプロセッサの処理などを、小さなビット幅ごとに分割(スライス)すること、あるいはそのように分割して、小さなモジュールなどの組み合わせによって処理すること。そのようにして構成されているプロセッサないしその部品をビットスライスプロセッサと呼ぶ。ビットスライスプロセッサを構成する部品のうち、特にいわゆるデータパスを構成する部品は、各オペランドを所定のビット幅ぶん(スライス)だけ処理する。 また、音声や画像などのデータをビットプレーン構造などで扱うためスライスすることやスライスしたものも「ビットスライス」と呼ぶことがある。詳細はビットプレーン参照。.

25 関係: AltoAMD Am2900ナショナル セミコンダクターバイポーラトランジスタバス (コンピュータ)モーリス・ウィルクスプロセッサビットプレーンテキサス・インスツルメンツデバッグデジタルシグナルプロセッサ制御装置アドバンスト・マイクロ・デバイセズCMOSCPU画像Data Encryption Standard音声集積回路IMP-16SIMDZ80演算装置16ビット8ビット

Alto

Xerox Altoのモニターは縦長だった Alto(アルト)は、現代まで続くマウスによるウインドウ操作 (GUI) を導入した最初の試作コンピューター。1973年9月にゼロックスのパロアルト研究所 (PARC)内において、安価で高速なミニコンを欲していたバトラー・ランプソンと、ダイナブックの暫定マシンを欲していたアラン・ケイがチャック・サッカーに依頼余談だが、サッカーはエンジニアの一人と3ヶ月でこれを成し遂げるという賭けもしていた。、1973年に最初の1台が完成後、1970年代終わりまでに約1500台が製作され同所内で活用されたほか、多くの研究機関に配布・使用された。.

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AMD Am2900

AMD Am2901: 4ビットスライスALU Am2900 はアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が1975年に開発した集積回路(ICチップ)のファミリである。バイポーラトランジスタを使用したビットスライス方式のチップファミリであり、複数のチップを組み合わせることでCPUを構成することができる。ビットスライス技術を使うことにより、Am2900 ファミリではデータ/アドレス/命令のビット幅を4ビットの任意の倍数長に設計することが可能である。この方式の難点はCPUに機能を詰め込もうとするとチップ数が膨大になる点であった。Am2901 は演算装置(ALU)であり、ファミリの中核となっている。これには4ビットの各種二進演算機能が盛り込まれている(ビットシフトを含む)。.

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ナショナル セミコンダクター

ナショナル セミコンダクター(National Semiconductor Corporation、NSまたはNSCと略記)はアメリカ合衆国のアナログ半導体製品を製造していた企業。かつての本社はカリフォルニア州サンタクララにあった。日本ではナショセミと略称されることがある。電源回路用部品、ディスプレイ・ドライバ、オペアンプ、通信インタフェース部品、データ変換用部品などを得意としていた。主な市場は携帯電話、ディスプレイ、各種組み込みシステムなどだった。 2011年9月23日、米TI社に買収され、同社のシリコンバレー部門となった。.

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バイポーラトランジスタ

代表的な小信号用バイポーラトランジスタ2SC1815 バイポーラトランジスタ(Bipolar transistor)、またはバイポーラジャンクショントランジスタ(英: Bipolar junction transistor; BJT)は、トランジスタの一種である。N型とP型の半導体がP-N-PまたはN-P-Nの接合構造を持つ3端子の半導体で、電流増幅・スイッチング機能を持つ。電界効果トランジスタなどのユニポーラトランジスタと異なり、正・負両極のキャリアをもつためバイポーラと呼ばれる。 バイポーラトランジスタという呼び名(区分名称)は後に電界効果トランジスタが登場したことによるレトロニムであるが、その経緯通り最初に広く使われたトランジスタであったため、単にトランジスタと言えばバイポーラトランジスタを指すことが多い。.

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バス (コンピュータ)

バス とは、コンピュータの内外、各回路がデータを交換するための共通の経路を指すコンピュータ用語である。.

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モーリス・ウィルクス

モーリス・ヴィンセント・ウィルクス(Maurice Vincent Wilkes、1913年6月26日 - 2010年11月29日)は、イギリスの計算機科学者。コンピューティング分野でいくつかの重要な開発を行った。亡くなった時点ではケンブリッジ大学の名誉教授だった。ナイト (knight bachelor)、英国コンピュータ学会特別フェロー、王立工学アカデミーのフェロー、王立協会フェローと様々な栄誉を受けている。.

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プロセッサ

プロセッサ は、コンピュータシステムの中で、ソフトウェアプログラムに記述された命令セット(データの転送、計算、加工、制御、管理など)を実行する(=プロセス)ためのハードウェアであり、演算装置、命令や情報を格納するレジスタ、周辺回路などから構成される。内蔵されるある程度の規模の記憶装置までを含めることもある。プロセッサー、プロセサ、プロセッシングユニット、処理装置(しょりそうち)ともいう。「プロセッサ」は処理装置の総称で、システムの中心的な処理を担うものを「CPU()」(この呼称はマイクロプロセッサより古くからある)、集積回路に実装したものをマイクロプロセッサ、またメーカーによっては(モトローラなど)「MPU()」と呼んでいる。 プロセッサの構成要素の分類として、比較的古い分類としては、演算装置と制御装置に分けることがある。また、理論的な議論では、厳密には記憶装置であるレジスタすなわち論理回路の用語で言うところの順序回路の部分を除いた、組み合わせ論理の部分のみを指すことがある(状態機械モデルと相性が悪い)。の分類としては、実行すべき命令を決め、全体を制御するユニットと、命令を実行する実行ユニットとに分けることがある。.

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ビットプレーン

ビットプレーン (Bit-plane) とは、。 -->VRAMのような1サンプル(例えば1ピクセル)につき複数ビットの情報があるようなものにおいて、いわゆる「プレーン方式」のうち、特に1サンプルにつき1ビットのみの情報を持つような方式、あるいはそのような情報を保持するメモリのことである。。 -->「ビットマップ」のほぼ同義語として使われることもあるが、ビットマップという語はメモリよりもデータ自身を指すような方向性があり、画像(ファイル)フォーマットを指していることもあるのに対し、ビットプレーンはそれが格納されるメモリのほうを指す。.

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テキサス・インスツルメンツ

テキサス・インスツルメンツのカリフォルニア支店 テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments Inc.、)は、世界的な半導体開発・製造企業。本社はアメリカ・テキサス州ダラス。略称は「TI」。.

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デバッグ

デバッグ(debug)とは、コンピュータプログラムや電気機器中のバグ・欠陥を発見および修正し、動作を仕様通りのものとするための作業である。サブシステムが密結合であると、1箇所の変更が別の箇所でのバグを作り出すので、バグの修正がより困難となる。.

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デジタルシグナルプロセッサ

デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor、DSP)は、デジタル信号処理に特化したマイクロプロセッサであり、一般にリアルタイムコンピューティングで使われる。.

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制御装置

制御装置(せいぎょそうち、Control Unit)とは、一般に何らかのシステム全体あるいは一部を制御する装置を指す。.

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アドバンスト・マイクロ・デバイセズ

アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(Advanced Micro Devices, Inc.

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CMOS

CMOS(シーモス、Complementary MOS; 相補型MOS)とは、P型とN型のMOSFETをディジタル回路(論理回路)の論理ゲート等で相補的に利用する回路方式(論理方式)、およびそのような電子回路やICのことである。また、そこから派生し多義的に多くの用例が観られる(『#その他の用例』参照)。.

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CPU

Intel Core 2 Duo E6600) CPU(シーピーユー、Central Processing Unit)、中央処理装置(ちゅうおうしょりそうち)は、コンピュータにおける中心的な処理装置(プロセッサ)。 「CPU」と「プロセッサ」と「マイクロプロセッサ」という語は、ほぼ同義語として使われる場合も多いが、厳密には以下に述べるように若干の範囲の違いがある。大規模集積回路(LSI)の発達により1個ないしごく少数のチップに全機能が集積されたマイクロプロセッサが誕生する以前は、多数の(小規模)集積回路(さらにそれ以前はディスクリート)から成る巨大な電子回路がプロセッサであり、CPUであった。大型汎用機を指す「メインフレーム」という語は、もともとは多数の架(フレーム)から成る大型汎用機システムにおいてCPUの収まる主要部(メイン)、という所から来ている。また、パーソナルコンピュータ全体をシステムとして見た時、例えば電源部が制御用に内蔵するワンチップマイコン(マイクロコントローラ)は、システム全体として見た場合には「CPU」ではない。.

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画像

画像(がぞう)とは、事象を視覚的に媒体に定着させたもので、そこから発展した文字は含まない(例:文字と画像、書画)。定着される媒体は主に2次元平面の紙であるが、金属、石、木、竹、布、樹脂や、モニター・プロジェクター等の出力装置がある。また、3次元の貼り絵、ホログラフィー等も含まれる。.

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Data Encryption Standard

Data Encryption Standard(データ暗号化標準)、略してDES()は、アメリカ合衆国の旧国家暗号規格、もしくはその規格で規格化されている共通鍵暗号である。ブロック暗号の一種であり、1976年国立標準局 (NBS) がアメリカ合衆国の公式連邦情報処理標準 (FIPS) として採用し、その後国際的に広く使われた。56ビットの鍵を使った共通鍵暗号を基盤としている。そのアルゴリズムは、機密設計要素、比較的短い鍵長、アメリカ国家安全保障局 (NSA) がバックドアを設けたのではないかという疑いなどで、当初物議をかもしていた。結果としてDESは、現代のブロック暗号とその暗号解読の理解に基づいて学究的に徹底した精査を受けた。 DESは今では多くの用途において安全ではないと見なされている。これは主に56ビットという鍵長が短すぎることに起因する。1999年1月、distributed.netと電子フロンティア財団は共同で、22時間15分でDESの鍵を破ったことを公表した。この暗号の理論上の弱さを示した解析結果もあるが、そのような弱さを実際に利用することが可能というわけではない。アルゴリズム自体は実用上安全であるとされ、トリプルDESという形で使われているが、理論的攻撃方法は存在する。近年、Advanced Encryption Standard (AES)に取って代わられた。 なお、標準としてのDESとアルゴリズムを区別することがあり、アルゴリズムを Data Encryption Algorithm (DEA)と称することがある。.

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音声

音声(おんせい)とは人の声、すなわち人が発声器官を通じて発する音である。 基本要素として母音と子音がある。さらに、これらを細かく分類して、特定の言語で意味の違いを弁別・認識する音声の基本単位を音素といい、特定の言語に依存せずに、音声学で分類・定義する音声の基本単位を単音という。.

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集積回路

SOPパッケージに封入された標準ロジックICの例 集積回路(しゅうせきかいろ、integrated circuit, IC)は、主としてシリコン単結晶などによる「半導体チップ」の表面および内部に、不純物の拡散による半導体トランジスタとして動作する構造や、アルミ蒸着とエッチングによる配線などで、複雑な機能を果たす電子回路の多数の素子が作り込まれている電子部品である。多くの場合、複数の端子を持つ比較的小型のパッケージに封入され、内部で端子からチップに配線されモールドされた状態で、部品・製品となっている。.

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IMP-16

ナショナル セミコンダクター製のIMP-16は、最初の複数チップの16ビットマイクロプロセッサーである。 IPM-16は、5つのPMOS集積回路からなっている。データパスを提供する4つの4ビットRALU (Register and ALU)チップと、流れを制御し、マイクロコードを保持する1つのCROM (Control and ROM)である。 IMP-16は、16ビットのアキュムレーターを持ち、内2つはインデックス・レジスタとして使うことができる。 命令セットアーキテクチャは、Data General Novaに類似している。 IMP-16は、ナショナル セミコンダクター製のPACEとINS8900という単一チップの16ビットマイクロプロセッサに置き換えられた。これらは類似のアーキテクチャではあるが、バイナリー互換性はない。.

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SIMD

SIMDの概念図PU.

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Z80

Z80 CPU(1993年第45週製造品) Z80 は、米国ザイログによって製造された 8ビット・マイクロプロセッサーである。1976年に発表され、1980年代の中頃までは、パーソナルコンピューターのCPUとしてなど、幅広い用途に使用された。以後も周辺デバイスを集積した製品が出されるなど、現在でも組み込み用途など、目に見えないところで多用されている。.

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演算装置

演算装置(えんざんそうち)は、コンピュータ(プロセッサ)の構成要素のひとつで、論理演算や四則演算などの演算をおこなう装置である。.

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16ビット

記載なし。

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8ビット

CPUは一つの命令で操作できるデータによって分類することができる。16ビットプロセッサが一つの命令で16ビットのデータを操作できるのに対して、8ビットプロセッサは一つの命令で8ビットしか操作できない。 8ビットプロセッサの例.

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