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ヒノキ科

索引 ヒノキ科

ヒノキ科(ヒノキか、学名:)は、針葉樹の科で世界的に広く分布する。以前は狭義のヒノキ科とスギ科(または亜科)の2つに分けていたが、現在はこれらを分ける必然性はない(どちらに入れるか確定していない属もあった)としてまとめるのが普通である。.

35 関係: 学名属 (分類学)ネズメタセコイアラオスヒノキラクウショウヒノキヒバビャクシン属ニオイヒバベイスギアスナロイトスギイブキカイヅカイブキクロベコノテガシワコニファーコウヤマキコウヨウザンゴールドクレスト (植物)スギスギ属スギ科セコイアセコイアデンドロンサワラ (植物)球果植物門科 (分類学)種 (分類学)遺伝学裸子植物針葉樹植物木材

学名

学名(がくめい、)は生物学(かつては博物学)的な手続きにもとづき、世界共通で生物の種および分類に付けられる名称。英語では二名法による名称という意味で 、あるいは科学的な名称という意味で という。命名には一定の規則があり、ラテン語として表記される。この規則は、それぞれの生物分野の命名規約により取り決められている。動物には「国際動物命名規約」があり、藻類・菌類と植物には「国際藻類・菌類・植物命名規約」が、細菌には「国際細菌命名規約」がある。日本語独自の和名(標準和名)などと異なり、全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、一つの種に対し有効な学名は一つだけである。ただし、過去に誤って複数回記載されていたり、記載後の分類の変更などによって、複数の学名が存在する場合、どの学名を有効とみなすかは研究者によって見解が異なる場合も多い。 種の学名、すなわち種名は属名+種小名(細菌では属名+種形容語)で構成される。この表し方を二名法という。二名法は「分類学の父」と呼ばれるリンネ(Carl von Linné, ラテン語名 カロルス・リンナエウス Carolus Linnaeus, 1702 - 1778)によって体系化された。.

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属 (分類学)

属(ぞく、genus, pl.:genera)は、生物分類のリンネ式階級分類における基本的階級の1つ、および、その階級に属するタクソンである。属は科の下・種の上に位置する。属の下に亜属をもうけることがある。.

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ネズ

ネズ(杜松、学名: )は、ヒノキ科ビャクシン属に属する針葉樹。別名はネズミサシ、ムロ、モロノキ。 和名はネズの硬い針葉をネズミ除けに使っていたことから、ネズミを刺すという意でネズミサシとなり、それが縮まったことに由来する。.

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メタセコイア

メタセコイア(学名: )は、ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイア属の落葉樹。1属1種。和名はアケボノスギ(曙杉)、イチイヒノキ。和名のアケボノスギは、英名 (または、学名 )を訳したもの(ただし、化石種と現生種を別種とする学説もある)。 後述のように、日本を含む北半球で化石として発見されるのみで、絶滅した植物と考えられていたが、1945年に中国四川省(現在の湖北省利川市)で現存していることが確認された。.

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ラオスヒノキ

ラオスヒノキ(学名:)は、ヒノキ科の針葉樹。別名はフッケンヒバ。.

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ラクウショウ

ラクウショウ(落羽松、学名:)はヒノキ科(またはスギ科)ヌマスギ属の針葉樹。別名・和名はヌマスギ(沼杉)。.

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ヒノキ

ヒノキ(檜、桧、学名:)は、ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。人工林として多く植栽されている。.

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ヒバ

ヒバ(檜葉).

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ビャクシン属

ビャクシン属(柏槇属、ビャクシンぞく、学名:)は、ヒノキ科の針葉樹の1属。ネズミサシ属とも呼ばれる。 樹高は、ハイネズの様な低潅木からイブキの様な高木まで様々である。匍匐性の品種も見られる。樹皮は赤褐色で、縦方向に薄く長く剥がれる。葉は短く茎に密着し、互いによりあって葉の付いた枝は棒状の外見を持つ。時に針状の葉を持つ枝が見られ1本の木に混在する。雌雄異株で、他の針葉樹と違い乾果ではなく、漿果状の球果をつける。 ビャクシン属のセイヨウネズの球果はジュニパーベリーと呼ばれ、ジンの香りづけに使われる。中国では檜(桧)と書かれ、日本で見られるヒノキは大陸には分布していない。 バラ科ナシ亜科の果樹(梨、リンゴなど)の病害である赤星病の中間宿主となる。.

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ニオイヒバ

ニオイヒバ (学名)は、ヒノキ科クロベ属の常緑針葉樹の高木高橋護 コニファーガーデン―園主が教える選び方・育て方 (コツのコツシリーズ) 単行本 – 2007/7 農山漁村文化協会 ISBN 9784540051784。北アメリカ北部からカナダにかけて分布し、葉にはレモンに似た芳香があり、名前の由来となっている。様々な園芸種も生み出されているコニファー きれいに育てる全テクニック 監修 尾上信行 小学館 ISBN 4-09-305242-5。.

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ベイスギ

ベイスギ(米杉、学名:)は、ヒノキ科クロベ属の常緑針葉樹。 和名は「アメリカ産のスギ」の意味だが、スギと同科ではあるもののスギ属ではなく、クロベ(ネズコ)に近縁であり、アメリカネズコとも呼ばれる。木材が赤褐色であることから、ベイスギの和名が付いたといわれる。なお、アメリカスギはセコイアの別名であり、別種である。 英名はウェスタンレッドシダー (western redcedar) 。このシダーとはマツ科ヒマラヤスギ属のことで、これも分類的には離れている。 ツヤプリシン (Thujaplicin) は、ベイスギから発見されたことから命名された。.

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アスナロ

アスナロ(翌檜、学名:)は、ヒノキ科アスナロ属の常緑針葉樹。日本固有種。アスヒ(明日檜)とも。 漢名、羅漢柏(らかんはく)。青森県では「ヒバ」、秋田県では「ツガルヒノキ」、岩手県・山形県では「クマサキ」、石川県・富山県では「アテ(貴、阿天)」、新潟県佐渡島では「アテビ」などと呼ばれる。 アスナロ属にはこの1種のみが現生する。化石種として を認める説もあるが、化石記録は乏しい。 材木として利用され、原生木が伐採されるほか、昔から植林されている。 北米産出のベイヒバ(イエローシダー )とは同じヒノキ亜科だが、イトスギ属の樹木である。.

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イトスギ

イトスギ(糸杉、学名:)は、ヒノキ科イトスギ属の総称。サイプレス()、セイヨウヒノキ(西洋檜)ともいう。世界中で公園樹や造園樹として重用される。 ヒノキ科の模式であり、ヒノキ科は英語では (サイプレス科)と呼ばれる。.

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イブキ

イブキ(伊吹、学名:)は、ヒノキ科ビャクシン属の常緑高木。 別名ビャクシン(柏槇)、イブキビャクシン(伊吹柏槇)、シンパク(槇柏、真柏)。多くの変種、品種がある。.

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カイヅカイブキ

イヅカイブキ(貝塚伊吹、学名: 'Kaizuka')は、ヒノキ科ビャクシン属の小高木。ビャクシンの栽培品種。枝が巻き上がるように成育する。.

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クロベ

ベ(黒檜、学名:)は、日本特産のヒノキ科常緑高木。別名はネズコ。ゴロウヒバ、クロベスギ、クロビとも呼ばれることがある。木曽五木の1つ。.

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コノテガシワ

ノテガシワ(側柏、学名:)は、ヒノキ科の植物の1種コニファー きれいに育てる全テクニック 監修 尾上信行 小学館 ISBN 4-09-305242-5。コノテガシワ属唯一の現生種である。.

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コニファー

ニファー()は、針葉樹の総称。厳密には、裸子植物が丸みを帯びた実を付けることから「コニファー」と呼ばれるが種別でいうと広義には球果植物門の植物を指す。狭義には日本では一般的に、球果植物門のうち、園芸用の品種をさす。世界的には、数万種に及ぶ品種があるが、日本で生育できるのは200種程度と言われている。近年、洋風住宅の増加などで変化してきた庭や街の景観によく似合うため、次第に普及してきている。日本では、東京都、千葉県など各地で生産されている。.

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コウヤマキ

ウヤマキ(高野槙、高野槇、学名:Sciadopitys verticillata)は、マツ目コウヤマキ科の日本および韓国済州島の固有種。常緑針葉樹で高木となる。別名ホンマキ。コウヤマキ科は1属1種であり、コウヤマキのみを含む。.

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コウヨウザン

ウヨウザン(広葉杉、檆、学名:)は、中国南部原産のヒノキ科(またはスギ科)コウヨウザン属の常緑針葉樹。大きいものでは樹高30m以上、直径1m以上に成長する。日本には江戸時代後期に渡来。 本来、漢字の「杉」は広葉杉(コウヨウザン)のことを指したといわれる。現在でも中国においては日本の杉の仲間を「柳杉」と呼び、杉(コウヨウザン)と分けて呼ぶ。世界的にはコウヨウザン、ラクウショウ、セコイアなどの広葉型の杉が主流であり狭葉型のものは少数である。.

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ゴールドクレスト (植物)

ールドクレスト(Cupressus macrocarpa 'Gold Crest')はヒノキ科イトスギ属モントレーイトスギ(モントレーサイプレス;Monterey cypress)の園芸品種柴田忠裕 色と形を味わう コニファーガーデン NHK出版 家庭園芸出版2 ISBN 4140401109栗原正芳 すてきなコニファーガーデン 主婦と生活社 ISBN 4391124599高橋護 コニファーガーデン―園主が教える選び方・育て方 (コツのコツシリーズ) 単行本 – 2007/7 農山漁村文化協会 ISBN 9784540051784 2016年1月14日閲覧。.

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スギ

(杉、Cryptomeria japonica)は、ヒノキ科スギ亜科スギ属の常緑針葉樹である(以前はスギ科 Taxodiaceae に分類されていた)。.

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スギ属

属(スギぞく).

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スギ科

科(スギか、学名:)は、裸子植物門マツ綱マツ目の植物で、北米、東アジア、オーストラリアのタスマニアに10属14〜16種が知られている。 現在ではヒノキ科内に統合されることが多く、スギ亜科などの亜科に分類されている。また、かつてはコウヤマキもスギ科コウヤマキ属としていたが現在では独立したコウヤマキ科となった。 本科の内7属は単型の属である。 スギ科植物の花粉はヒトにアレルギーを起こすことで知られ、日本では毎年開花期に多くのヒトに花粉症が発症し、社会問題となっている。.

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セコイア

イア(Sequoia 、学名:)は、ヒノキ科(またはスギ科)セコイア属の常緑針葉樹。セコイア属はセコイアのみの1属1種である。 高さ100m近くにもなる世界有数の大高木。アメリカ合衆国西海岸の海岸山脈に自生する。 セコイアスギ、センペルセコイア、レッドウッド、アメリカスギなどとも呼ばれる。セコイアデンドロンとの対比からセコイアメスギ(当て字:世界爺(や)雌杉)とも、葉の形が似ている事からイチイモドキとも呼ばれる。.

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セコイアデンドロン

イアデンドロン(学名:)は、ヒノキ科(またはスギ科)セコイアデンドロン属の巨木。セコイアデンドロン属の現生種は、S.

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サワラ (植物)

ワラ(椹、学名:)は、ヒノキ科ヒノキ属の1種。針葉樹。.

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球果植物門

球果植物門(きゅうかしょくぶつもん、学名:、シノニム:)は、裸子植物のうち、その種子がかさ状の構造に包まれるもの(毬果植物類)を指す。マツ門ともいう。スギやヒノキ、マツ類といった、いわゆる針葉樹植物(コニファー)はこのグループに含まれる。現生種はすべて木本である。 毬果植物のうちイチイ属・カヤ属・イヌガヤ属の3つは毬果を作らないが、ともにヒノキ科の近縁であることが遺伝子解析から解っており、種子の散布を風から動物に切り替えた進化の結果として毬果を作らなくなったと考えられている。.

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科 (分類学)

科(か、family、familia)は、生物分類のリンネ式階層分類における基本的階級の1つ、および、その階級にあるタクソンである。 科は、目の下・属の上にある。また科の上に上科、下に亜科をおく場合がある。.

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種 (分類学)

(しゅ)とは、生物分類上の基本単位である。2004年現在、命名済みの種だけで200万種あり、実際はその数倍から十数倍以上の種の存在が推定される。新しい種が形成される現象、メカニズムを種分化という。 ラテン語の species より、単数の場合は省略形 sp.

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遺伝学

遺伝学(いでんがく、)は、生物の遺伝現象を研究する生物学の一分野である。遺伝とは世代を超えて形質が伝わっていくことであるが、遺伝子が生物の設計図的なものであることが判明し、現在では生物学のあらゆる分野に深く関わるものとなっている。.

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裸子植物

裸子植物 (らししょくぶつ、Gymnosperm、学名:)は、種子植物のうち胚珠がむきだしになっているものを指す。ソテツ類、イチョウ類、マツ類、グネツム類を含む。 裸子植物が単系統であるか側系統であるかについては、分子系統学が発達した今日でも両方の立場があり、答えが出ていない。裸子植物の分類階級は伝統的には門であるが、裸子植物が側系統であると判断する場合には、単系統のみを分類群として認める立場から裸子植物門を置かず、その代わり、ソテツ門、イチョウ門、マツ門、グネツム門を置く。現生種は約750種が属する。 また、顕花植物と言った場合、裸子植物と被子植物とを含み、裸子植物の生殖器官は花と呼ばれるが、これはリンネに由来する語法である。ただし、裸子植物のそれを花と認めない見方もある。例えば、英語で Flowering plant と言った場合には、被子植物のみを含める。.

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針葉樹

針葉樹の代表格であるヒノキの人工林 針葉樹(しんようじゅ、)は、葉が針のように細長いマツやスギなどの裸子植物球果植物門の樹木のこと。広葉樹の対義語。常緑性の常緑針葉樹と落葉性の落葉針葉樹がある。外来種を中心とした園芸用の針葉樹はコニファーと呼ばれる。 多くの樹種がマツやスギのような針状の葉を持つために針葉樹と名付けられているが、披針形~広披針形の葉をつけるイヌマキやナギの類や、非常に小さな鱗片状の葉を密生するヒノキの類も含まれるため、一概に「針状の葉」というだけで外形的に識別・分類することはできない。.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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木材

材木店の店頭に並ぶ各種木材 木材(もくざい)とは、様々な材料・原料として用いるために伐採された樹木の幹の部分を指す呼称。 その用途は、切削など物理的加工(木工)された木製品に限らず、紙の原料(木材パルプ)また薪や木炭に留まらない化学反応を伴うガス化・液化を経たエネルギー利用や化学工業の原料使用、飼料化などもある岡野 p.147-169 6.エピローグ-その将来を展望する-。樹皮を剥いだだけの木材は丸太(まるた)と呼ばれる。材木(ざいもく)も同義だが、これは建材や道具類の材料などに限定する場合もある。.

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