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バフィン湾

索引 バフィン湾

バフィン湾(Baffin Bay)とは、大西洋の西北部にある海。北極圏にあり、南北1,130kmに広がっている。一年の大部分の期間は、多数の氷山のため航行は困難である。 西はバフィン島、東はグリーンランドがある。北はエルズミーア島があり、またネアズ海峡でリンカーン海へと繋がっているが国際水路機関による定義ではネアズ海峡もバフィン湾に含まれる。南方へはデービス海峡でラブラドル海(北大西洋)に繋がっている。バフィン湾を囲む陸地はそれぞれが独立した島であるため、一般的にいう湾のように三方を完全に陸に阻まれているわけではなく、各島の間のいくつかの海峡で北極海とも繋がっている。これら海峡の多くも一年中氷に覆われている。 湾の名前は1616年に最初にこの湾を航行したウイリアム・バフィン(William Baffin)にちなんでつけられた。西側にバフィン島海流が南流している。 * Category:グリーンランドの湾 Category:カナダの湾 Category:北極海の湾.

21 関係: 多島海大西洋北極圏北極海ネアズ海峡バフィン島バフィン島海流ラブラドル海リンカーン海デービス海峡ウィリアム・バフィンエルズミーア島グリーンランド国際水路機関氷山海峡1616年

多島海

バルト海 多島海(たとうかい)は、一定の範囲に多くの島々が点在する海域のこと。 アーキペラゴ(archipelago)に対する訳として用いられることがあるが、archipelago には「多数の島からなる海域」(多島海)を指す用法と、「多数の島嶼」(諸島・列島・群島)を指す用法の双方が存在する。.

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大西洋

大西洋(たいせいよう、Atlantic Ocean、Oceanus Atlanticus)は、ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸、アメリカ大陸の間にある海である。なお、大西洋は、南大西洋と北大西洋とに分けて考えることもある。おおまかに言うと、南大西洋はアフリカ大陸と南アメリカ大陸の分裂によって誕生した海洋であり、北大西洋は北アメリカ大陸とユーラシア大陸の分裂によって誕生した海洋である。これらの大陸の分裂は、ほぼ同時期に発生したと考えられており、したがって南大西洋と北大西洋もほぼ同時期に誕生したとされる。.

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世界の島 島(とう、しま)は、大陸の面積より小さく、四方を海洋に囲まれた陸地である。.

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北極圏

北極圏(ほっきょくけん、Arctic Region)は、北緯66度33分以北の地域である。北極圏の限界線となる北緯66度33分線を北極線(ほっきょくせん、Arctic Circle)という。北極圏では真冬(冬至)に太陽が昇らず(極夜)真夏(夏至)に太陽が沈まない(白夜)。 なお地学などでは、北極海とツンドラ気候区とを合わせてこう呼ぶ場合もある。.

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北極海

北極海(濃い青の部分) 北極海(ほっきょくかい、英:Arctic Ocean、羅:Oceanus Arcticusオーケアヌス・アルクティクス)は、ユーラシア大陸、グリーンランド、北アメリカ大陸などによって囲まれた海。国別で言うとアメリカ、ロシア、カナダ、デンマーク、ノルウェーの5カ国に囲まれている。北極点は北極海内にある。北氷洋(ほっぴょうよう)、北極洋(ほっきょくよう)とも呼ばれる。国際水路機関 (IHO) は北極海を大洋と認定しているが、海洋学では大西洋の一部をなす地中海と見なされる。これは北極海の海水循環が、塩分濃度差と温度差に支配され、大西洋に従属しているためである。先住民のイヌイットが生活の場としてきたところである。 高緯度に存在するため、北極点周辺は一年中、その他も冬になると氷に覆われる。ただしノルウェー沖は暖かい大西洋の海水が流れ込むので凍結しない。.

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ネアズ海峡

ネアズ海峡 ネアズ海峡 (Nares Strait、デンマーク語:Nares Strædet) はカナダ領エルズミーア島とグリーンランドの間の海峡で、バフィン湾の一部であり、デーヴィス海峡とリンカーン海を結んでいる。ネアズ海峡は南から、、、、で構成されている。 1964年にデンマーク政府とカナダ政府によって名前が決められた。 この海峡やその周辺海域は、海氷などにより船が航行するには非常に危険な海域である。だが、8月は砕氷船により航行可能になる。1948年以前はケイン湾の北まで無事に航海できた記録がある船は5隻だけである。 名前はイギリスの海軍士官に因んでいる。 海峡内にある小さな島ハンス島はカナダとデンマークが共に領有権を主張している。.

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バフィン島

バフィン島(Baffin Island、イヌクティトゥト語:Qikiqtaaluk)は、カナダ北東部(ヌナブト準州)の北極諸島にある島。バッフィン島とも呼ばれる。.

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バフィン島海流

バフィン島海流(バフィンとうかいりゅう、英:Baffin Island Current)とはカナダ北東部、バフィン島東部の沿岸を南下する寒流。西グリーンランド海流が北極海に入り、Uターンしてバフィン湾へ流出していく海流がそう呼ばれる。南下したのち、ラブラドル海流となる。流速は一日に約17km。 Category:寒流 Category:北極海.

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ラブラドル海

ラブラドル海(Labrador Sea)は、カナダのラブラドル半島とグリーンランドの間にある海である。北はデービス海峡でバフィン湾に、南は大西洋につながっており、大西洋の一部とする考え方もある。中央部の水深は約3kmあり、南西・北西および北東に大陸棚が連なる。冬は流氷により船舶の航行は困難となる。ラブラドル海流が流れている。 ラブラドル海の形成は今から約6100万年前に始まり4000万年前に終わった海洋底拡大によるものと考えられている。氷河時代には北アメリカの氷床から流れ出た大量の氷山が流れ込み、それらが溶解することで溶け出した岩石が現在のラブラドル海の底に岩石層を成している。 Category:カナダの地形 Category:グリーンランドの地形 Category:大西洋の海域.

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リンカーン海

リンカーン海(リンカーンかい)は、グリーンランドの北側に位置する北極海の海域。ネアズ海峡最北部のロブスン海峡からの水が注ぐ。 西はカナダ・エルズミーア島の最北端のコロンビア岬から東はグリーンランド最北端のモリス・ジェサップ岬まで、北限は、2つの岬を通る大円である。深さは100mから300mで氷に覆われており、それは北極海で最も厚く15mにもなる。名前はロバート・トッド・リンカーンから名づけられた。.

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デービス海峡

デービス海峡(Davis Strait、Détroit de Davis)は、グリーンランドとカナダ・ヌナブト準州のバフィン島との間に位置する海峡。海峡の幅は広く、最狭部でも約338kmある。一方水深は1,000-2,000m程度で、北のバフィン湾や南のラブラドル海よりもかなり浅い。 一帯の海底の地形は複雑で、断層によって地溝や海底山脈が形成されている。こうした断層は4500万-6200万年ほど前、古第三紀にプレートの活動により形成されたものと見られている。 海峡の名は16世紀の大航海時代に北西航路を探索したイギリスの探検家、ジョン・デービスに由来している。デービスは1585年にこの海峡を通過した。 海峡はただでさえ高緯度である上、ラブラドル海流という寒流が流れており、その海水温は極めて低い。冬は流氷により船舶の航行は困難となる。また海峡の周辺の陸地の気候は寒帯のツンドラ気候となっている。.

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ウィリアム・バフィン

ウィリアム・バフィン ウィリアム・バフィン (William Baffin, 1584年 - 1622年1月23日)は、イングランドの探検家・航海者。彼の前半生については何もわかっていないが、ロンドンで下層階級に生まれたこと、自身の勤勉さと不屈の精神で次第に頭角を現したことが推測されている。 彼の名前が最も古くに登場するのは1612年で、北西航路を探す旅の主任の水先案内人として、ジェームズ・ホール船長に雇われた。ホールはグリーンランド西岸で先住民と争い殺されたため、バフィンはその年から2年間をスピッツベルゲン島で捕鯨業に従事した(当時ムスコヴォイ会社の管轄下にあった)。 1615年、バフィンは北西航路を探す会社に入社し、小さな船ディスカヴァリー号のロバート・バイロット船長に水先案内人として同行した。この時にハドソン海峡を調査した。この航海におけるバフィンの天文学知識やその正確さは、2世紀後に同じ場所を通ったウィリアム・エドワード・パリー卿によって確認された。 同じ年のうちに再度ディスカヴァリー号で航海に出、デイヴィス海峡を通ってバフィン島の北に良港を見つけた。この時発見した海峡のいくつかには、航海の後援者にちなみランカスター海峡、スミス海峡、ジョーンズ入り江の名をつけた。彼はジョン・デイヴィスがやってきたときよりも300マイル(480キロメートル)北方におり、以後236年間バフィンを超えた者は現れなかった。 彼は望みを抱いていたものの、北西航路でインドへ向かうルートの調査は打ち切られた(1818年にロス艦長に再発見されるまでバフィンの探検は疑問視されていた)。バフィンはイギリス東インド会社の仕事に就き、1617年から1619年まで英領インドのスーラトへ向かった。彼がこの航海で行った紅海とペルシャ湾の検分は、東インド会社に非常に有益なものとなった。1620年代初め、イングランドとペルシャの戦い(1622年のホルムズ占領)がゲシュム島で起こっていた最中に再びホルムズ海峡に向かったが、戦闘で重傷を負い死亡した。 バフィン湾とバフィン島は、後年になって彼にちなみ名付けられた。.

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エルズミーア島

ルズミーア島(Ellesmere Island)は北極圏にあるカナダ最北部、北極諸島・クイーンエリザベス諸島を構成する島。エルズミア島ともいう。ヌナブト準州に属している。面積は196,235km2で世界で10番目に大きな島であり、カナダでは3番目に大きな島である。カナダ最北端の場所であるコロンビア岬がある。人口は2006年現在で146人。 グリーンランドの西側に位置し、最も狭いところで50kmに満たない海峡(ネアズ海峡)を挟んで向かい合う。西はユーリカ海峡とナンセン海峡を挟んでアクセルハイバーグ島が、南にはジョーンズ海峡とカーディガン海峡を挟んでデヴォン島がある。 この島はフィヨルドがよく発達している。また、地球上で最北の山脈のある島としても知られている。島の5分の1以上はクッティニルパーク国立公園(Quttinirpaaq National Park)として保護されており、7つのフィヨルドと多くの氷河地域が含まれている。 ヌナブト準州における最高峰のバーボー・ピーク (Barbeau Peak 標高2,616m) は、島の大英帝国山地 (British Empire Range) 内に位置する。地球上で最北の山脈であるアメリカ合衆国山地 (United States Range) は、島の北東地区にある。島の北端の突出部は、グラントランド (Grant Land) と呼ばれている。.

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グリーンランド

リーンランド(Kalaallit Nunaat「人の島」の意、Grønland「緑の島」の意)は、北極海と北大西洋の間にある世界最大の島(日本の面積の5.7倍)。デンマークの旧植民地。現在はデンマーク本土、フェロー諸島と対等の立場でデンマーク王国を構成しており、独自の自治政府が置かれている。 大部分が北極圏に属し、全島の約80%以上は氷床と万年雪に覆われる。巨大なフィヨルドが多く、氷の厚さは3,000m以上に達する所もある。居住区は沿岸部に限られる。 カナダとの国境線上にあるハンス島の領有をめぐって、カナダとデンマークの間で係争中である。.

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国際水路機関

加盟申請中 国際水路機関(こくさいすいろきかん、International Hydrographic Organization、IHO)は、1967年に採択された国際水路機関条約に基づき、海図などの改善により航海を容易かつ安全にすることを目的に設立された国際機関。本部所在地はモナコ。IHO は大洋水深総図の作成に参画している。世界の海域の境界と名称を記載した『大洋と海の境界』の編集・出版も手がける。これらの出版は英語、フランス語、スペイン語で行われている。.

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氷(冰、こおり)とは、固体の状態にある水のこと。 なお、天文学では宇宙空間に存在する一酸化炭素や二酸化炭素、メタンなど水以外の低分子物質の固体をも氷(誤解を避けるためには「○○の氷」)と呼ぶこともある。また惑星科学では、天王星や海王星の内部に存在する高温高密度の水やアンモニアの液体のことを氷と呼ぶことがある。さらに日常語でも、固体の二酸化炭素をドライアイスと呼ぶ。しかしこの記事では、水の固体を扱う。.

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氷山

氷山(ひょうざん)とは氷河または棚氷から海に流れ出した大きな氷の塊である。.

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山湾(日本) スワンエイジ湾(イギリス) 湾(わん)は、海や湖の一部で、陸に入り込んだ領域。英語では規模の大きなものをgulf(ガルフ)、小さなものをbay(ベイ)と呼ぶ。.

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海(うみ)は、地球の地殻表面のうち陸地以外の部分で、海水に満たされた、一つながりの水域である。海洋とも言う。 海 海は地表の70.8%を占め、面積は約3億6106万km2で、陸地(約1億4889万km2)の2.42倍である。平均的な深さは3729m。海水の総量は約13億4993万立方キロメートルにのぼる理科年表地学部。ほとんどの海面は大気に露出しているが、極地の一部では海水は氷(海氷や棚氷)の下にある。 陸地の一部にも、川や湖沼、人工の貯水施設といった水面がある。これらは河口や砂州の切れ目、水路で海とつながっていたり、淡水でなく塩水を湛えた塩湖であったりしても、海には含めない。 海は微生物から大型の魚類やクジラ、海獣まで膨大な種類・数の生物が棲息する。水循環や漁業により、人類を含めた陸上の生き物を支える役割も果たしている。 天体の表面を覆う液体の層のことを「海」と呼ぶこともある。以下では主に、地球の海について述べる。.

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海峡

海峡(かいきょう)とは、陸地によって狭められている水域のこと。日本語では「海」の一字が含まれるが、必ずしも海に限ったものではない(五大湖のスペリオル湖とミシガン湖結ぶマキノー海峡など)。 同義語に「瀬戸」と「水道」がある。これらの語に意味上の本質的な違いはなく、同じ海域について別の語を用いた別称や副称をもつものもある。上記のマキノー海峡のように湖にある場合は「湖峡」ということもある。 海上交通路が絞られるポイント(チョークポイント)である海峡は、その確保や制限(海上封鎖)のために、軍事・国際政治上の焦点となることも多かった。.

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1616年

記載なし。

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