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バスレフ型

索引 バスレフ型

バス・レフレックス型スピーカーの基本構造図 バスレフ型(バスレフがた、バス・レフレックス、)は、スピーカーの一形式(エンクロージャーの一形式)である。.

10 関係: ASW型密閉型平面バッフルバックロードホーン型ヘルムホルツ共鳴器エンクロージャースピーカーサブウーファーQ値

ASW型

ASW型(ASWがた)は、スピーカーの一形式(エンクロージャーの一形式)である。ケルトン方式、チューニングダクト方式ともいう。 市販スピーカーシステムのエンクロージャーは、スピーカーユニット後方を密閉した箱で囲い、後方に出る逆相の音を遮断する密閉型と、スピーカーユニット後方を共鳴口を開けた箱で囲いヘルムホルツ共鳴器とし、後方に出る逆相の音を利用して低音を増強するバスレフ型の2方式が主流である。いずれの方式でもスピーカーユニット前面から出る音はそのまま放射される。 バスレフ型で共鳴口から放射される音は、共鳴周波数以上ではスピーカーユニット前面から放射される音と同相だが、共鳴周波数以下では逆相となり打ち消し合うため、特定の周波数以下で急激に低域が減衰する。 ASW型はバスレフ型の前方にあたる側も箱で囲ったもので(実際のスピーカーユニットの向きはどちらでもよい)、やはり密閉された箱で囲う方式とヘルムホルツ共鳴器とする方式とがあるが、どちらもASW型と呼ばれる。いずれもバスレフ型ではスピーカーユニット前面から放射されていた高域が遮断されるので、共鳴周波数付近のみの再生となり、サブウーファーとして用いられることが多い。高調波歪も遮断されるので低歪となる。 バスレフ型の前方に当たる側を密閉された箱で囲う方式では、バスレフ型で発生する打ち消しが起きないため低域の急激な減衰がなく、共鳴周波数を中心としてなだらかに下降する特性となる。 バスレフ型の前方に当たる側もヘルムホルツ共鳴器とする方式では、前後の共鳴周波数が同じだと共鳴音同士が逆相となり打ち消し合うため、共鳴周波数はずらす必要がある。低い方の共鳴周波数以下と高い方の共鳴周波数以上が急激に減衰するが、その間の帯域を平坦に再生できる。.

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密閉型

密閉型(みっぺいがた)は、スピーカーもしくはヘッドフォンの一形式(エンクロージャーの一形式)である。アコースティック・エアー・サスペンション型とも呼ばれる。 密閉型ヘッドフォンについては、ヘッドフォン#構造を参照のこと。.

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平面バッフル

平面バッフル(へいめんバッフル)は、スピーカーの一形式である。本稿では便宜上、平面バッフルを基に板の四隅を折り曲げた格好にして、後面のみが開いた箱状にする後面開放型(こうめんかいほうがた、ダイポール型)についても記述する。.

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バックロードホーン型

バックロードホーン型()は、スピーカーの一形式であり、スピーカーユニット後方から発生する低音をホーンによって増幅する方式。真空管アンプの全盛時代には幅広く使われていた方式である。.

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ヘルムホルツ共鳴器

ヘルムホルツ共鳴器(- きょうめいき)とは、開口部を持った容器の内部にある空気がばねとしての役割を果たし、共鳴(共振)することで音を発生する装置で、ヘルムホルツ共振器ともいうH.F.オルソン(著)、平岡正徳(訳) 『音楽工学』 誠文堂新光社、1969年。。この装置で発生する共鳴をヘルムホルツ共鳴 (英:Helmholtz resonance)と呼ぶ。.

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エンクロージャー

ンクロージャー (enclosure) は「囲い込むもの」という意味で、機械類を格納する筐体のことである。しかし単にエンクロージャーという場合はスピーカー用の、それも全帯域用または低音域用のものを指す場合が多い。本項にて説明。 その他、ブレードサーバを格納する筺体(対象を明確にするためブレードエンクロージャーとも)等を指す場合もある。.

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スピーカー

ピーカーとは.

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サブウーファー

ブウーファー GENELEC 6010A & 5040A Sub Woofer Cizek MG27 Sub Woofer Cizek MG27 Sub Woofer サブウーファー()は概ね 100 Hz 以下の超低音域のみを担当して再生するスピーカーである。主たるスピーカーシステムとは別体である場合が多いが、一体となっている場合もある。.

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ここでは音(おと)について解説する。.

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Q値

Q値(、品質係数Q)は主に振動の状態を表す無次元量である。弾性波の伝播においては、媒質の吸収によるエネルギーの減少に関係する値である。振動においては、1周期の間に系に蓄えられるエネルギーを、系から散逸するエネルギーで割ったもので、この値が大きいほど振動が安定であることを意味する。また、Q値は振幅増大係数とされる場合もある。これは、共振周波数近傍での強制振動における最大振幅が静的強制力による変位のQ倍となることから解釈される。振動子や電気回路の場合には一般にQ値が高いほうが望ましいが、逆にQ値が高いほど応答性が悪くなり、起動時間が長くなるという面もある。 振動する物理量の実際の振動状態は、周波数軸に展開した振動振幅()や位相()のスペクトラムにより理解される。振動スペクトラムの共振ピーク近傍の形はその振動系の振動状態を特徴付ける。Q値とは で定義される無次元数。ここで、\omega_0、\omega_1、\omega_2 はそれぞれ共振ピークでの共振周波数、共振ピークの左側において振動エネルギーが共振ピークの半値となる周波数、共振ピークの右側において振動エネルギーが半値となる周波数である。ここで を半値幅と呼ぶ。 Q値の低い機械振動系は振動エネルギーの分散が大きい系である。 Q値の高い構造物では一旦振動が開始されると振動が長く続く。 Q値が低い素材は振動がすぐに減少する性質がある。これを利用して防振材、防音材に用いられる。.

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