ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
ダウンロード
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ハリストス復活

索引 ハリストス復活

ハリストス復活(ハリストスふっかつ)とは、正教会の復活大祭期間中の挨拶。日本正教会による訳語。イイスス・ハリストス(イエス・キリストの現代ギリシャ語・スラヴ語・ルーマニア語等における発音・転写)の復活を信徒同士で共に記憶する挨拶である。 「ハリストス復活!」と信徒の一方が挨拶すると、信徒のもう一方が「実に復活!」(じつにふっかつ!)と答える。復活大祭(パスハ)の奉神礼では主教・司祭と信徒の間で繰り返し用いられると共に、復活祭期の間は信徒の間でこの挨拶が用いられる。その場に参祷している多くの外国人信徒の為に、教会が所在する地域の言語以外の言語で呼びかけ・応答が行われる事もある。 正教会のほか、非カルケドン派・東方典礼カトリック教会の信徒も用いる。また、少数の西方教会信徒も使う事がある。 こうした挨拶・習慣を表す"Paschal greeting"は「パスハの挨拶」とも訳し得るが、日本正教会でこうした表記を用いる事はあまり無い。.

33 関係: 司祭奉神礼主教復活 (キリスト教)復活大祭復活大聖堂ルーマニア語ロシア正教会トスク方言パスハパスハ (菓子)パスハの讃詞ベルギーアムハラ語アメリカ正教会アルバニア語アルーマニア語イエス・キリストウイグル語オランダギリシア語シリア語スラヴ語派サロフのセラフィム光明週間聖人非カルケドン派正教会西方教会金口イオアン東方典礼カトリック教会正教会日本ハリストス正教会教会スラヴ語

司祭

司祭(しさい)とは、キリスト教における位階の一つ。東方諸教会、正教会、カトリック教会、聖公会に存在する。 プロテスタントには、万人祭司の教理により司祭がおらず、指導者として牧師がいる。.

新しい!!: ハリストス復活と司祭 · 続きを見る »

奉神礼

在のコンスタンディヌーポリ総主教座聖堂である聖ゲオルギオス大聖堂の内観。奉神礼時の光景。詠隊が歌っている。左側に至聖所のイコノスタシスが写っている。 奉神礼(ほうしんれい、λειτουργία高橋保行『ギリシャ正教』162頁、講談社学術文庫 1980年 ISBN 9784061585003 (4061585002), Богослуже́ние, Liturgy)は、正教会における奉事・祈りの総称。日本ハリストス正教会の訳語。カトリック教会における典礼に相当する。 公祈祷(時と場所を定めて行われる公的な祈祷)と私祈祷(日々の生活の場や私室等において行う祈祷や臨時祈祷等)のいずれも含む。公に行う狭義の奉神礼を指す事を特に示したい場合には「公祈祷」「公奉神礼」といった用語が用いられる。 聖体礼儀などの機密を含む礼儀の他にも、毎日の奉事である時課、さらに成聖式・各種祈願・モレーベン・パニヒダ・埋葬式などの機会に応じた祈祷などが含まれる。 より広義には、奉神礼には日々の生活までが含まれる。正教会では奉神礼(=リトゥルギア)の範囲をどこからどこまでというように明確に区分する事を避け、奉神礼を広義の奉神礼としての生活の雛形として捉えるべきである事を教えている。 本記事では祈り・儀礼の総称としての奉神礼について詳述する。.

新しい!!: ハリストス復活と奉神礼 · 続きを見る »

主教

主教(しゅきょう、Επίσκοπος, Episcopus, Bishop, Епископ)とは、正教会、聖公会における高位聖職者主教について、「最高位」(英語では"highest" もしくは"supreme")に類した表現を使用して居らず、「高位」(英語では"high")に当たる言葉も使っていないケースもあるが(、 )、一方で「最高位」 ("highest") を使用している文献もある。ここでは大辞泉での表現「高位」に拠った。。複数教会によって構成される教区を管轄する(大辞泉)正教会の出典:聖公会の出典:。 カトリック教会では司教と呼ばれる。「主教」は正教会に属する日本ハリストス正教会、および聖公会に属する日本聖公会などで用いられる訳語。なお朝鮮語および中国語では、カトリック教会の司教も「主教」である。ルーテル教会やメソジストでは監督と呼ばれる『キリスト教大事典』519頁、教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版。 2世紀初頭には既に主教職があり現代に至っているが、教派ごとにその位置付けは異なる。.

新しい!!: ハリストス復活と主教 · 続きを見る »

復活 (キリスト教)

復活(ふっかつ、Ἀνάστασις Anastasis アナスタシス、resurrectio、resurrection、Auferstehung、Воскресение)では、キリスト教における復活を扱う。.

新しい!!: ハリストス復活と復活 (キリスト教) · 続きを見る »

復活大祭

正教会の復活大祭に、信者が持ち寄った食品の入った籠を、司祭がイソプを使い聖水を撒いて成聖している(リヴィウ、2007年4月7日)。 復活大祭(ふっかつたいさい、パスハ、Πάσχα, Пасха, Pascha)は正教会において最も重要な祭日。イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)「イイスス・ハリストス」は、中世ギリシア語読みに由来する、イエス・キリストの日本正教会における表記。中世ギリシア語(Ίησοῦς Χριστός)での読みが、教会スラヴ語のロシアでの再建音を経て、日本正教会での転写・表記に至っている。ηは既にコイネーにおいて発音は"i"になっていた(イ音化)。ηについての参照:岩隈直『新約ギリシヤ語辞典』526頁、山本書店、2006年5月11日 増訂7版 ISBN 4841400303の復活を記憶する祭りであり、西方教会における復活祭に相当する。西方教会と同様、復活大祭の日付は年によって異なる。 正教会において復活大祭は、旧約聖書における過越の成就であり、新しい約束の時代(新約の時代)の新たな過ぎ越しであると位置づけられるため、「過ぎ越し」を意味するヘブライ語に由来する「パスハ」と呼ばれる。正教会は西方教会と異なり、「イースター」とはあまり呼ばないでも、「復活大祭(聖大パスハ)」と、「パスハ」の記述はあるが「イースター」の記述は無い。。 復活大祭と、復活祭期の間、信徒の間では「ハリストス復活!」「実に復活!」と挨拶が交わされる。.

新しい!!: ハリストス復活と復活大祭 · 続きを見る »

復活大聖堂

本記事:復活大聖堂(ふっかつだいせいどう、Holy Resurrection Cathedral)は、キリスト教でイエス・キリストの復活(復活大祭)を記憶する大聖堂を扱う(通常の聖堂も含める)。各国語でも様々な表記例があり、単に「復活大聖堂」と呼ぶもののほか「救世主復活大聖堂」「主の復活大聖堂」「復活教会」「ハリストス復活大聖堂(正教会においてはキリストをギリシャ語からハリストスと表記する。)」等と訳せる多くの呼称のパターンが存在する。 以下、教派ごとに記載する。.

新しい!!: ハリストス復活と復活大聖堂 · 続きを見る »

ルーマニア語

ルーマニア語(limba română リンバ・ロムナ)は、ルーマニアの公用語であり、またその周辺地域でも使用されている言語である。インド・ヨーロッパ語族イタリック語派に分類される。ラテン語の東部地域における方言。モルドバ語はルーマニア語とほぼ同じ言語である。アルーマニア語は、ルーマニア語の方言とされる事もあるが、意思疎通が困難である。.

新しい!!: ハリストス復活とルーマニア語 · 続きを見る »

ロシア正教会

ア正教会(ロシアせいきょうかい、Русская Православная Церковь、Russian Orthodox Church)は、正教会に属するキリスト教の教会であり、数多くある独立正教会の一つである。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具えることが原則だが(ロシア正教会以外の例としてはギリシャ正教会、グルジア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、日本正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳ではなく、同じ信仰を有している。 教派名は「正教」「正教会」であり、「ロシア正教」「ロシア正教会」は主にロシア連邦・近隣地域を管轄する一教会組織名である。 本項では日本正教会による訳語を断りなく用いる場合がある。 17世紀の奉神礼改革に反対し古い奉事方法を守ったために主流派ロシア正教会から追放された古儀式派は、自らこそが正統なロシア正教会だとしている。.

新しい!!: ハリストス復活とロシア正教会 · 続きを見る »

トスク方言

アルバニア語の方言分布 トスク(アルバニア語: Toskë あるいは toskërisht)、あるいはトスク方言は、アルバニア語の方言のひとつ。アルバニア語の方言はアルバニア中部を流れるシュクンビン川を境に、大きくトスク方言とゲグ方言に分けられる。トスク方言はアルバニア語の標準形の基礎となった。.

新しい!!: ハリストス復活とトスク方言 · 続きを見る »

パスハ

パスハ(Πάσχα、Пасха、ラテン文字転写:Pascha).

新しい!!: ハリストス復活とパスハ · 続きを見る »

パスハ (菓子)

パスハ(Пасха, Paskha or Pascha)は、正教会が広く信仰されている諸国で作られる菓子である。大斎の間に節制されていた乳製品と鶏卵を用いて作られる。復活祭のためのクリーチという円筒形のケーキと共に受難週間の間に作られ、聖大土曜日に教会に持ち寄られ、復活大祭の徹夜祷の後に成聖される。料理の名は正教会の復活祭であるパスハ(復活大祭)から来ている世界の食文化〈19〉ロシア P.130。.

新しい!!: ハリストス復活とパスハ (菓子) · 続きを見る »

パスハの讃詞

パスハの讃詞(パスハのさんし、Paschal troparion)とは、正教会の復活大祭の当日、および復活祭期に歌われる祈りである。冒頭の句をとって「ハリストス死より復活し」などと呼ばれる場合もある。 イイスス・ハリストス(イエス・キリストのギリシャ語読み)の復活と、それによって人類に与えられた永遠の生命についての教えを簡潔かつ明瞭にまとめて知らせる内容となっており、正教会で最大の祭りである復活大祭では繰り返し歌われる。.

新しい!!: ハリストス復活とパスハの讃詞 · 続きを見る »

ベルギー

ベルギー王国(ベルギーおうこく)、通称ベルギーは、西ヨーロッパに位置する連邦立憲君主制国家。隣国のオランダ、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。首都のブリュッセル(ブリュッセル首都圏地域)は欧州連合(EU)の主要機関の多くが置かれているため、"EUの首都"とも言われており、その通信・金融網はヨーロッパを越えて地球規模である。憲法上の首都は19の基礎自治体から成るブリュッセル首都圏の自治体の一つ、ブリュッセル市である。 19世紀にネーデルラント連合王国から独立した国家で、オランダ語の一種であるフラマン語が公用語の北部フランデレン地域とフランス語が公用語の南部ワロン地域とにほぼ二分される(この他にドイツ語が公用語の地域もある)。建国以来、単一国家であったが、オランダ語系住民とフランス語系住民の対立(言語戦争)が続いたため、1993年にフランデレン地域とワロン地域とブリュッセル首都圏の区分を主とする連邦制に移行した。.

新しい!!: ハリストス復活とベルギー · 続きを見る »

アムハラ語

アムハラ語(アムハラご、አማርኛ アマリニャ)はエチオピアの事実上の公用語。アフロ・アジア語族セム語派に属する言語としては、アラビア語に次いで話者人口が多い。表記はゲエズ文字(アムハラ文字)。.

新しい!!: ハリストス復活とアムハラ語 · 続きを見る »

アメリカ正教会

アメリカ正教会(Orthodox Church in America, 略称OCA)とはアメリカ合衆国、カナダ、メキシコを管轄する独立正教会(モスクワ総主教庁が承認、ただしコンスタンディヌーポリ総主教庁は承認せず)。 正教会は一カ国に一つの教会組織を具える事が原則であるが(アメリカ正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、日本正教会など)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳では無く、同じ信仰を有している。ただしアメリカには、アメリカ正教会以外にもコンスタンディヌーポリ総主教庁系、アンティオキア総主教庁系等の教会組織が存在し、「一カ国に一つの教会組織」の例外として際立っている(後述)。.

新しい!!: ハリストス復活とアメリカ正教会 · 続きを見る »

アルバニア語

アルバニア語 (Shqip) はインド・ヨーロッパ語族に属する言語で、この言語だけで独立した語派を形成しているが、ルーマニア語やブルガリア語と共通の特徴をもつバルカン言語連合をなす。 アルバニア、コソボ、マケドニア共和国およびモンテネグロで公用語として用いられている。.

新しい!!: ハリストス復活とアルバニア語 · 続きを見る »

アルーマニア語

アルーマニア語(armâneaştiまたはarmãneshce、ルーマニア語: aromână)は、バルカン半島で話される東部ロマンス語派の言語である。別名としては、マケド・ルーマニア語Macedo-Romanian、またはヴラフ語Vlachが知られている。 この言語はバルカン半島がローマ化された後に形成され、ルーマニア語と多くの語彙を共有しており、非常に似た文法と語形を持っている。ルーマニア語とアルーマニア語の最も大きな相違点は語彙にある。前者は隣接していた諸国が使用していたスラブ諸語の借用語が多いが、アルーマニア語は地理的にも、また歴史的経緯からも、ギリシャ語の借用語が多い。 ルーマニア語とアルーマニア語が、二つの独立した言語であるか、それとも派生言語や方言の類であるかについては、いまだ議論の中にある。しかしながら、多くの言語学者は、これらを別の言語と認識している。.

新しい!!: ハリストス復活とアルーマニア語 · 続きを見る »

イエス・キリスト

イエス・キリスト(紀元前6年から紀元前4年頃 - 紀元後30年頃、Ίησοῦς Χριστός、יְהוֹשֻׁעַ/יֵשׁוּעַ הַמָּשִׁיחַ, )は、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味である。すなわち、キリスト教においてはナザレのイエスをイエス・キリストと呼んでいるが、この呼称自体にイエスがキリストであるとの信仰内容が示されているX.

新しい!!: ハリストス復活とイエス・キリスト · 続きを見る »

ウイグル語

ウイグル語(ウイグルご、ウイグル語: ئۇيغۇرچە、)は、中央アジアで使用されるテュルク諸語のひとつ。.

新しい!!: ハリストス復活とウイグル語 · 続きを見る »

オランダ

ランダ(Nederland 、; Nederlân; Hulanda)は、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家。東はドイツ、南はベルギーおよびルクセンブルクと国境を接し、北と西は北海に面する。ベルギー、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。憲法上の首都はアムステルダム(事実上の首都はデン・ハーグ)。 カリブ海のアルバ、キュラソー、シント・マールテンと共にオランダ王国を構成している。他、カリブ海に海外特別自治領としてボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島(BES諸島)がある。.

新しい!!: ハリストス復活とオランダ · 続きを見る »

ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

新しい!!: ハリストス復活とギリシア語 · 続きを見る »

シリア語

リア語(古典シリア語)はシリア、レバノン、トルコ、イラクを中心とする中東のキリスト教徒によって用いられている典礼言語。アフロ・アジア語族セム語派に属するアラム語の一種。.

新しい!!: ハリストス復活とシリア語 · 続きを見る »

スラヴ語派

ラヴ語派(スラヴごは)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、スラヴ系諸民族が話す言語の総称。かつては同民族の祖先スラヴ人に話される「スラヴ祖語」が存在したと想定されるが、スラヴ人の民族大移動の頃(5 - 6世紀)から分化が進み、次第に各語群が独自の特徴を明確にし始め、12世紀には単一言語としての統一は完全に失われた。.

新しい!!: ハリストス復活とスラヴ語派 · 続きを見る »

サロフのセラフィム

森林での修業中、熊に食べ物を与える聖セラフィム サロフのセラフィム(1759年7月19日 - 1833年1月2日、ロシア語:Серафим Саровский、英語:Seraphim of Sarov)は、正教会の聖人。1903年にロシア正教会によって列聖された。正教において著名な長老の一人。サロフの克肖者聖セラフィム(サロフのこくしょうしゃ せいセラフィム)とも。 クリスチャンの信仰生活の目的を尋ねるモトフィロフに対して、「信仰生活の本当の目的は聖神(せいしん:聖霊)の獲得にあります」と答えた言葉が特に知られている。.

新しい!!: ハリストス復活とサロフのセラフィム · 続きを見る »

光明週間

光明週間(こうめいしゅうかん、Διακαινήσιμος εβδομάδα, Светлая седмица, Bright Week)もしくは光明週(こうめいしゅう)とは、復活大祭の後に続く1週間を指していう、正教会暦における期間。 復活の喜びと永遠の生命の賜物の満ち溢れる期間とされるトマス・ホプコ著・イオアン小野貞治訳『正教入門シリーズ2 奉神礼』60頁、西日本主教区(日本正教会)。復活祭期は復活大祭から升天祭前日まで設定されており、光明週間は復活祭期の始まりの週である。 復活大祭、光明週間月曜日、光明週間火曜日、光明週間水曜日、光明週間木曜日、光明週間金曜日、光明週間土曜日の、計7日間で構成される『正教会暦 2009年』日本ハリストス正教会教団。正教会では復活大祭についてイースターよりもパスハという呼称が好まれること、日本語表記「光明週間月曜日」が存在することなどから、これにつき「イースターマンデー」といった表記は日本正教会では用いられない。 また光明週間は不禁食週間(ふきんしょくしゅうかん)と位置づけられ、斎 (ものいみ)は行われず、ご馳走を食べ、神の恵みに感謝する。不禁食週間としては他に、大斎の前にある「税吏とファリセイの主日」に続く週、降誕祭の期間などがある。 光明週間中、普段は奉神礼で定められた場面以外では閉ざされているイコノスタシスの門が開け放たれる。ただし光明週間であっても、門を勝手に必要なく出入りすることは(未信徒はもとより、正教徒であっても、さらに至聖所に普段仕えている教衆であっても)許されない。日本正教会においては通例、門扉を開けた上で、花瓶などを使って花などが門に置かれ、勝手に出入りしないよう示す。 光明週間には、復活大祭と同様の聖体礼儀をはじめとした奉事が毎日行われ、十字行が毎日繰り返される奉事例(ティピコン)がある(但し大規模な修道院を除き、日本正教会を含め多くの街の教会では、この奉事例通りに奉神礼を執行しているものは極めて稀である)。 聖体礼儀、婚配機密、時課、パニヒダ・埋葬式・永眠者のためのリティヤといった永眠者の記憶のための諸奉神礼などの公祈祷はもとより、私祈祷に至るまで様々な祈りにおいて、光明週間を含む復活祭期の間パスハの讃詞などが歌われ、復活が特に記憶されることとなっている。.

新しい!!: ハリストス復活と光明週間 · 続きを見る »

聖人

聖人(せいじん[漢音]、しょうにん[呉音])とは、一般的に、徳が高く、人格高潔で、生き方において他の人物の模範となるような人物のことをさす。主に特定の宗教・宗派の中での教祖や高弟、崇拝・崇敬対象となる過去の人物をさすことが多い。一般的な読み方は「聖人」(せいじん)であるが、仏教の場合は「聖人」(しょうにん)と読むことがある。.

新しい!!: ハリストス復活と聖人 · 続きを見る »

非カルケドン派正教会

非カルケドン派正教会久松英二 『ギリシア正教 東方の智』7頁 講談社選書メチエ (2012/2/10) ISBN 9784062585255(Non-Chalcedonian Orthodox Churches)とは、カルケドン公会議(第四全地公会議)の決議を拒絶して成立した諸教会(アルメニア使徒教会、エチオピア正教会、コプト正教会、シリア正教会など)の総称。 「非カルケドン派」の名称により、コンスタンディヌーポリ総主教を名誉的なトップとし「ギリシャ正教」とも呼ばれる正教会本記事においては便宜上、以下「コンスタンディヌーポリ総主教を名誉的なトップとし『ギリシャ正教』とも呼ばれる正教会」を「カルケドン派正教会」と呼ぶ。及びカトリック教会東西教会の分裂の時期をかなり早い年代にとる見解でも、カルケドン公会議の時期に東西教会が分かれていたとする者はまずいないので、本記事では「カルケドン派正教会及びカトリック教会」とする。と区別される。 他にも様々な呼び名があり、オリエンタル・オーソドックス(オリエント正教、Oriental Orthodox"The Blackwell Dictionary of Eastern Christianity" Wiley-Blackwell; New edition (2001/12/5), p169 - p170, ISBN 9780631232032)、非カルケドン派教会(Дохалкидонские церкви)、古東方教会(Древневосточные Церкви)、古オリエント教会(Chiese orientali antiche, Altorientalische Kirchen)等と呼ばれる。 日本では便宜的な名称として東方諸教会、東方正統教会等と呼んでいる事例がある。なお、「東方諸教会」には、エフェソス公会議で既に分れた(つまり「非エフェソス派教会」であって「非カルケドン派教会」ではない)アッシリア東方教会が含まれる事がある(この場合、非カルケドン派+アッシリア東方教会=東方諸教会)。.

新しい!!: ハリストス復活と非カルケドン派正教会 · 続きを見る »

西方教会

西方教会(せいほうきょうかい、Western Christianity) は、西ヨーロッパに広がり成長したキリスト教諸教派(ローマ・カトリック教会、聖公会、プロテスタント、アナバプテストなど)の総称。ローマ・カトリック教会のみを指す場合もある。東方教会の対語。 ただし、東方典礼カトリック教会は完全にローマ・カトリック教会の一員であるが、基本的に東方教会に分類される(まれに西方教会に分類されることもある)。.

新しい!!: ハリストス復活と西方教会 · 続きを見る »

金口イオアン

金口イオアン(きんこうイオアン、Ἰωάννης ὁ Χρυσόστομος, 344年または349年 - 407年9月14日)あるいは聖ヨハネ・クリゾストモは、4世紀のキリスト教の神学者、説教者、コンスタンディヌーポリ大主教。いわゆるギリシア教父とよばれる神学者群を代表する一人である。金口とは、名説教で知られたことから「黄金の口」を意味する Χρυσόστομος(クリュソ〈黄金〉ストモス〈口〉)を付して呼ばれるようになったことによる尊称である。 ヨアンネス・クリュソストモス谷隆一郎「ヨアンネス・クリュソストモス」『岩波キリスト教辞典』岩波書店、2002年、1149頁。、ヨハネス・クリュソストモスあるいは単にクリュソストモスまたはクリソストム (Chrysostom) などとも表記される。イオアン、イオアンネス、イオアンニス、ヨハネス、ヨハネといった各種表記については後述する。 正教会、東方諸教会、カトリック教会、聖公会、ルーテル教会で、聖人として崇敬される。 正教会において最も頻繁に用いられる聖体礼儀の形式には金口イオアンの名が冠せられ「聖金口イオアン聖体礼儀」と呼ばれる。三成聖者の一人でもある。 カトリック教会においては教会博士の一人でもある。.

新しい!!: ハリストス復活と金口イオアン · 続きを見る »

東方典礼カトリック教会

東方典礼カトリック教会(とうほうてんれいカトリックきょうかい、、、)は、正教会や東方諸教会で用いられる典礼を使いながら、ローマ教皇権を認めてカトリック教会の教義を受け入れ、ローマ・カトリック教会とフル・コミュニオン関係にあるキリスト教の諸教会の総称。.

新しい!!: ハリストス復活と東方典礼カトリック教会 · 続きを見る »

正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

新しい!!: ハリストス復活と正教会 · 続きを見る »

日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

新しい!!: ハリストス復活と日本ハリストス正教会 · 続きを見る »

教会スラヴ語

教会スラヴ語は古代教会スラヴ語より後、11世紀~17世紀頃に東・南スラヴで用いられた文章語である。 古代教会スラヴ語を教会スラヴ語と呼ぶ場合があり注意が必要である。.

新しい!!: ハリストス復活と教会スラヴ語 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ハリストス復活!パスハの挨拶実に復活実に復活!復活大祭の挨拶復活祭の挨拶

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »