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ハコクラゲ

索引 ハコクラゲ

ハコクラゲ(箱水母)は、刺胞動物門箱虫綱に属する水生無脊椎動物である。その名の通り箱型の傘を持つクラゲであり、立方クラゲとも呼ばれる。基本的特徴は鉢虫綱()に属するクラゲと共通であるが、固有の特徴として傘の縁に水管の通った擬縁膜を持ち、触手の基部が葉状体と呼ばれるひれ状の組織になっている。 生活環ではポリプ世代を持つが、ごく小型の単体性のものである。また、これからクラゲ型を生ずる際に、ストロビラへと変化せずに、ポリプ一つが全体としてクラゲに変態する。この特徴はハコクラゲ類に特有のもので、刺胞動物中では他に例がない。 ただしヒクラゲなどの一部の種は、鉢虫綱などと同様にストロビラ化することがわかっている。.

17 関係: ハブクラゲポリプヒクラゲ刺胞動物アンドンクラゲイルカンジクラゲイルカンジ症候群オーストラリアオーストラリアウンバチクラゲクラゲ動物生活環無脊椎動物葉状体鉢虫綱横分体形成

ハブクラゲ

ハブクラゲ (波布水母、波布海月、Chironex yamaguchii) は沖縄や奄美に生息するクラゲである。立方クラゲ目 (Cubomedusae) に属する。本種の学名は Chiropsalmus quadrigatus とされていたが、2009年に日本近海の個体群には別の学名 Chironex yamaguchii が与えられ、オーストラリアウンバチクラゲと同じ属に属することになった。種小名 yamaguchii は元琉球大学教授、山口正士への献名である。 5月から10月にかけて発生する熱帯性の立方クラゲ。立方型の傘と、傘の四隅から7-8本ずつ伸びる触手が特徴。傘高は10-15㎝、伸縮する触手は伸びると1.5m以上になる。強力な刺胞毒を持ち、触手に触れた小魚などの獲物を麻痺させて捕食する。.

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ポリプ

ポリプというのは、刺胞動物の体の構造のひとつであり、イソギンチャクのように固着して触手を広げるものを言う。.

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ヒクラゲ

ヒクラゲ(火水母、火海月、学名 )は、イルカンジクラゲ科に属するクラゲの一種。.

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刺胞動物

刺胞動物(しほうどうぶつ、Cnidaria)とは、刺胞動物門に属する約11,000種にのぼる動物の総称である。ほぼ全てが水界に生息し、大部分が海産である。「刺胞」と呼ばれる、毒液を注入する針(刺糸、しし)を備えた細胞内小器官をもつ細胞があることからこの名で呼ばれる。体は単純で、二胚葉動物である。 クラゲやイソギンチャク、ウミトサカ、ウミエラ、サンゴなどが刺胞動物に属する。かつては有櫛動物(クシクラゲ類)と共に腔腸動物門として分類されていたが、有櫛動物は刺胞動物とは体制が大きく異なることから、現在では異なる門として整理されている。刺胞動物は先カンブリ紀の地層に既に、化石として姿をとどめている。.

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アンドンクラゲ

アンドンクラゲ(行灯水母、行灯海月、学名 )は、箱虫綱に属するクラゲの一種。本種の学名は とされていたが、2010年の分子系統解析によって日本近海に分布する個体は別種であることが分かり、シノニムとされていた に復帰された。.

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イルカンジクラゲ

イルカンジクラゲ(イルカンジ水母、学名 - )は、箱虫綱(立方クラゲ類) に属するクラゲ。.

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イルカンジ症候群

イルカンジ症候群(イルカンジしょうこうぐん)は、オーストラリア近海に生息するイルカンジクラゲ(Carukia barnesi)に刺されることによって起こる症状の総称。1952年にHugo Fleckerによって、アボリジニのイルカンジ部族にちなんで命名された。.

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オーストラリア

ーストラリア連邦(オーストラリアれんぽう、Commonwealth of Australia)、またはオーストラリア(Australia)は、オーストラリア大陸本土、タスマニア島及び多数の小島から成りオセアニアに属する国。南方の南極大陸とは7,877km離れている。イギリス連邦加盟国であり、英連邦王国の一国となっている。日本での略称は「豪州」である。.

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オーストラリアウンバチクラゲ

ーストラリアウンバチクラゲ(濠太剌利海蜂水母、学名 - )は、箱虫綱(立方クラゲ類) に属するクラゲ。通称は属名であるキロネックス。また英名では シーワスプ Sea Wasp(海のスズメ蜂)と呼ばれる。.

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クラゲ

ラゲ(水母、海月、水月)は、刺胞動物門に属する動物のうち、淡水または海水中に生息し浮遊生活をする種の総称。体がゼラチン質で、普通は触手を持って捕食生活をしている。また、それに似たものもそう呼ぶこともある。.

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動物

動物(どうぶつ、羅: Animalia、単数: Animal)とは、.

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選挙で使用される投票箱 募金箱 箱(はこ、函、筥、匣、筐)は、物を入れるための容器のこと。.

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生活環

生活環(せいかつかん、Life cycle、Biological life cycle)とは、生物の成長、生殖に伴う変化がひと回りする間の様子、特に核相との関わりから見た場合のそれを指す言葉である。.

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無脊椎動物

Invertebrata 無脊椎動物(むせきついどうぶつ)とは、脊椎動物以外の動物のことである。すなわち背骨、あるいは脊椎を持たない動物をまとめて指すもので、ジャン=バティスト・ラマルクが命名したInvertebrataの訳語である(Vertebrataは脊椎動物)。脊椎動物以外の後生動物(多細胞動物)のみを指して使われることもあるが、伝統的には原生動物をも含むこともある。 詳しく言えば無顎類、魚類、両生類、爬虫類、鳥類、哺乳類以外の動物といってもよい。また、より日常的な言い方をするなら、獣、鳥、両生爬虫類、そして魚を除いた動物で、日本でかつて「蟲」と呼ばれたもののうち両生爬虫類を除いたすべてのものと言ってもよく、ホヤ、カニ、昆虫、貝類、イカ、線虫その他諸々の動物が含まれる。.

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葉状体

葉状体(ようじょうたい、thallus)とは、植物や藻類の体の仕組みのひとつで、根・茎・葉に分かれていないものを指す。ただし、広義の場合と狭義の場合で内容は大きく異なる。.

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鉢虫綱

鉢虫綱(はちむしこう、Scyphozoa)は、刺胞動物門に属する水棲の無脊椎動物であり、いわゆるクラゲとして知られる多くの種を含む。 漂遊生活(プランクトン生活)を行うクラゲ(メデューサ)世代を持ち、この世代で有性生殖を行う。また、ポリプ世代を有するものも多く、この世代ではしばしば無性生殖を行う。クラゲ世代が底生動物(ベントス)として生活する十文字クラゲ目 もかつてここに分類されていたが、現在では十文字クラゲ綱 に分割されている。.

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横分体形成

横分体形成(おうぶんたいけいせい) 、もしくはストロビレーション とは無性生殖の形態の一つで、体が自発的に体節のような形で分裂し、個々の個体となる。特定の刺胞動物や寄生虫にみられる。この形態の生殖は大量の子孫を作れる特徴があり、特に寄生性条虫において著しい。.

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