ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ニューモシスチス・イロベチイ

索引 ニューモシスチス・イロベチイ

ニューモシスチス・イロベチイ (Pneumocystis jirovecii) はニューモシスチス属(プネウモキスチス属)に属する子嚢菌の一種である。ヒトにおけるニューモシスチス肺炎の起因菌であり、後天性免疫不全症候群 (HIV/AIDS) など免疫不全状態における日和見感染で広く知られるようになった。この菌の名前は、1952年にヒトでのニューモシスチス肺炎流行を報告したチェコの寄生虫学者、 (Otto Jírovec) に因むものである。イロベチイはその他の真菌症と異なり、一般的な抗真菌薬の多くが無効で、原虫症の治療に用いられるST合剤やアトバコン、ペンタミジンに感受性を持つ。 学名には P. jiroveci と P. jirovecii の2者が混在しているが、これはかつて原虫の一種と考えられており、国際動物命名規約が採用されていたためである。1909年にシャーガス病へ名を残すブラジルの微生物学者が発見した後、新種の原虫として同定され、1912年にイタリアの微生物学者の名前を取って「ニューモシスチス・カリニ」(Pneumocystis carinii) と命名された。その後、18S rRNAの解析などにより真菌であることが判明したほか、旧来「ニューモシスチス・カリニ」として知られてきた菌はラットを宿主とする別菌種だと分かり、現在の「ニューモシスチス・イロベチイ」へと改名された。現在の学名は、真菌であることから国際藻類・菌類・植物命名規約を採用した P. jirovecii とすることが一般的である。 学名の発音について、2002年には “yee row vet zee”(イロヴェツィ)、2017年にはとの論文が出されている。その日本語転記については多くが入り混じっているが、この記事では日本医真菌学会の表記に従い、「ニューモシスチス・イロベチイ」と表記する。.

85 関係: 原虫子嚢菌門学名宿主寄生虫学常在菌後天性免疫不全症候群医学書院ペンタミジンマウスチェコチェコスロバキアメルク・アンド・カンパニーラットリットルトリパノソーマブラジルプネウモキスチスプラハ・カレル大学パリパブリックコメントパスツール研究所ビー・エム・エルデオキシリボ核酸ニューモシスチス肺炎分裂酵母アメリカ疾病予防管理センターアトバコンイタリアイタリア人ウサギエルゴステロールオランダクルーズトリパノソーマグアニンコレステロールシャーガス病シトシンシストジアフェニルスルホンタフリナ菌亜門タイプ (分類学)タクソンサル目哺乳類免疫抑制剤共進化先天性心疾患固有名詞国際動物命名規約...国際藻類・菌類・植物命名規約CD4移植 (医療)真核生物病原性因子菌類頭字語解剖鳥居薬品赤ちゃん間質性肺炎藤田保健衛生大学肉質虫酵母II型肺胞上皮細胞ST合剤T細胞抗真菌薬染色 (生物学)栄養体減数分裂有糸分裂易感染宿主日和見感染日本医学会日本医真菌学会日本細菌学会1909年1910年1912年1942年1951年1952年1976年1999年 インデックスを展開 (35 もっと) »

原虫

原虫(げんちゅう)とは、真核単細胞の微生物であって動物的なものを指す語。もともと原生動物と同義であったが、現在では寄生性で特に病原性のあるものについて言うことが多い。これは寄生虫学において単細胞の寄生虫を原虫として区分していることによる。また病理学方向からは、病原体の大部分は細菌類なので、そうでないものをこう呼ぶ。 すなわち、ある病気があって、その病原体を探したときに、発見された生物が単細胞生物的で、真核細胞であり、すなわち細菌類ではなく、菌糸のような構造を持たず、つまり菌類とは思われない場合に、これにこの名を付ける。基本的に運動性があればこの名を与える。 先進諸国では衛生状態が良いため、原虫による病気は過去のものとされているが、近年、日本国内においても水道水中からクリプトスポリジウムが発見されるなど、目に見えていないだけで汚染は深刻であるという意見もある。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと原虫 · 続きを見る »

子嚢菌門

子嚢菌門(しのうきんもん)は、菌界に属する分類群の一つであり、担子菌門と並ぶ高等菌類である。減数分裂によって生じる胞子を袋(子嚢)の中に作るのを特徴とする。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと子嚢菌門 · 続きを見る »

学名

学名(がくめい、)は生物学(かつては博物学)的な手続きにもとづき、世界共通で生物の種および分類に付けられる名称。英語では二名法による名称という意味で 、あるいは科学的な名称という意味で という。命名には一定の規則があり、ラテン語として表記される。この規則は、それぞれの生物分野の命名規約により取り決められている。動物には「国際動物命名規約」があり、藻類・菌類と植物には「国際藻類・菌類・植物命名規約」が、細菌には「国際細菌命名規約」がある。日本語独自の和名(標準和名)などと異なり、全世界で通用し、属以下の名を重複使用しない規約により、一つの種に対し有効な学名は一つだけである。ただし、過去に誤って複数回記載されていたり、記載後の分類の変更などによって、複数の学名が存在する場合、どの学名を有効とみなすかは研究者によって見解が異なる場合も多い。 種の学名、すなわち種名は属名+種小名(細菌では属名+種形容語)で構成される。この表し方を二名法という。二名法は「分類学の父」と呼ばれるリンネ(Carl von Linné, ラテン語名 カロルス・リンナエウス Carolus Linnaeus, 1702 - 1778)によって体系化された。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと学名 · 続きを見る »

宿主

宿主(しゅくしゅ、英語:host)あるいは寄主(きしゅ)とは、寄生虫や菌類等が寄生、又は共生する相手の生物。口語では「やどぬし」と訓読されるが、学術用語としては「しゅくしゅ」読みが正式である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと宿主 · 続きを見る »

寄生虫学

寄生虫学(きせいちゅうがく、英語:parasitology)は、寄生虫と宿主、及びそれらの関係について探求する生物学の一分野。寄生虫学の対象であるか否かは、生命体や環境では無く、それらの生態で決まる。細胞生物学、生物情報学、分子生物学、免疫学、遺伝学、生態学などの分野の手法を用いた学際的研究分野である。 寄生は地球上では最も一般的な生態であり、単純な単細胞生物から複雑な脊椎動物に至るまで、主要な全分類で確認される。全ての自由生活性の種は自身に独特の寄生虫を持っている。そのため、寄生虫の種数は自由生活性の生物の種数を大きく上回る。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと寄生虫学 · 続きを見る »

常在菌

常在菌(じょうざいきん)とは、主にヒトの身体に存在する微生物(細菌)のうち、多くの人に共通してみられ、病原性を示さないものを指す。 常在菌の種類は多種多様で、地域環境や生活習慣、および身体の部位により違いが見られる。誤解されやすいが、「健康な身体にも存在する菌」であって「全ての人間が持っている菌」という意味ではない。 基本的には人の健康に影響を与えず、共生関係にあるものを指すが、免疫力の低下により日和見感染を起こすこともある。 またそれとは逆に、安定して多数で存在することにより、侵入した病原性微生物の繁殖を抑制し、発病を防ぐ効果もあると考えられている。実際、強力な抗生物質の使用などにより常在菌が極端に減少すると、他の細菌やカビなどが爆発的に繁殖し、病原性を示す事がある。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと常在菌 · 続きを見る »

後天性免疫不全症候群

後天性免疫不全症候群(こうてんせいめんえきふぜんしょうこうぐん、Acquired immune deficiency syndrome, AIDS(エイズ))とは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞に感染し、免疫細胞を破壊して後天的に免疫不全を起こす疾患。照屋勝治はエイズを慢性ウイルス血症による「全身性炎症性疾患」としている。性感染症の一つ。 感染から2-4週で、無症候(症状がない)や、インフルエンザ様の症状などを起こしてから、5年から10年の症状のない潜伏期間に入る。後に風邪によく似た症状や、全身の脂漏性皮膚炎を呈し、その後、多くの感染症にかかるようになる。主な感染経路は、コンドームを用いない性行為のほか、注射器の打ちまわしといった血液感染や、母子感染が主である。感染しているかの検査には血液検査が用いられる。 治療には抗HIV薬を用いたHAART療法が用いられるが、完治は困難で薬の服用が継続される。一方で、平均余命は治療により非感染者とほぼ同水準まで延長されているとする研究も報告されている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと後天性免疫不全症候群 · 続きを見る »

医学書院

医学書院(いがくしょいん 英称:IGAKU-SHOIN Ltd.)は、医学系出版社。1944年(昭和19年)、日本医学雑誌株式会社として創立。1950年(昭和25年)株式会社医学書院と改称し現在に至る。 本社は東京都文京区本郷。2007年(平成19年)4月まで東京大学赤門の並びに社屋を構えていたが、同年5月、春日通りに面した新社屋に移転した。医学雑誌、医学書籍、医学辞典などを発行する出版社の中でも最大手。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと医学書院 · 続きを見る »

ペンタミジン

ペンタミジン(Pentamidine)はPneumocystis jirovecii (旧学名:Pneumocystis carinii )によるカリニ肺炎(PCP)の治療薬である。PCPは重症間質性肺炎であり、HIV感染症の患者にしばしば見られる。ペンタミジンはステージIガンビアトリパノソーマ(西アフリカ睡眠病)の治療の主要薬剤でもある。商品名ベナンバックス。日本および米国で希少疾病用医薬品に指定されている。またWHO必須医薬品モデル・リストに収載されている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとペンタミジン · 続きを見る »

マウス

マウス mouse(英)/Maus(独).

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとマウス · 続きを見る »

チェコ

チェコ共和国(チェコきょうわこく、)、通称チェコは、中央ヨーロッパの共和制国家。首都はプラハである。 歴史的には中欧の概念ができた時点から中欧の国であった。ソ連の侵攻後、政治的には東欧に分類されてきたが、ヨーロッパ共産圏が全滅した時点で再び中欧または中東欧に分類されている。国土は東西に細長い六角形をしており、北はポーランド、東はスロバキア、南はオーストリア、西はドイツと国境を接する。 1993年にチェコスロバキアがチェコとスロバキアに分離し成立した。NATO、EU、OECDの加盟国で、中欧4か国からなるヴィシェグラード・グループの一員でもある。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとチェコ · 続きを見る »

チェコスロバキア

チェコスロバキア(チェコ語:Československo、スロバキア語:Česko-Slovensko)は、1918年から1992年にかけてヨーロッパに存在した国家。 現在のチェコ共和国及びスロバキア共和国により構成されていた。これはトマーシュ・マサリクやエドヴァルド・ベネシュが唱えた、チェコ人とスロバキア人がひとつの国を形成するべきであるというチェコスロバキア主義(:en:Czechoslovakism)に基づくものである。建国当初には現在のウクライナの一部であるカルパティア・ルテニアも領域に加えられていた。首都は現在のチェコ首都であるプラハ。国旗は現在のチェコ共和国と同じものが使用されていた。 1948年からはチェコスロバキア共産党の事実上の一党独裁制によるソ連型社会主義国となり、1960年から1989年まで、国名は「チェコスロバキア社会主義共和国」(チェコ語・スロバキア語: Československá socialistická republika)であった。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとチェコスロバキア · 続きを見る »

メルク・アンド・カンパニー

メルク・アンド・カンパニー()は、アメリカ合衆国ニュージャージー州に本社を置く、世界的な製薬会社である。 ドイツの化学・医薬メーカー、メルク(Merck KGaA)のアメリカ事業、及び資産が第一次世界大戦中に接収され、同国において独立したのが始まりである。そのため、このドイツのメルクと区別して、米国メルクと呼ばれることもある。 また、メルク・アンド・カンパニーは北米においてのみメルク (Merck)を名乗り、日本を含むその他の地域ではMSD (Merck Sharp and Dohme) の名でビジネスを行っている。一方、世界的に「メルク」の名称を用いているドイツのメルク(Merck KGaA)は、北米においてのみEMD (Emanuel Merck, Darmstadt)の名でビジネスを行う。 本項ではその日本法人、MSD株式会社 (MSD K.K.) についても併せて記述する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとメルク・アンド・カンパニー · 続きを見る »

ラット

ラットは実験動物の一種。野生のドブネズミ()を改良して作られた実験用の飼養変種である。愛玩動物として飼われることもある。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとラット · 続きを見る »

リットル

リットル(litre, litre, liter, 記号: L, l)は体積の単位である。メートル法の古い単位であって今日のSI単位ではないが、「SI単位と併用される非SI単位」の一つである。 リットルの定義は1901年と1964年に2度変更された(後述)が、現在の定義は 立方メートル (m).

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとリットル · 続きを見る »

トリパノソーマ

トリパノソーマ は、トリパノソーマ科に属する原生生物で、幅広い宿主に感染し、アフリカ睡眠病をはじめとするさまざまな病気(総称してトリパノソーマ症)を引き起こす。 名はギリシャ語で、τρυπανον「錐」+ σωμα「体」という意味で、コルク抜きのような形状・動きに由来する。マクムシという和名もあるが稀にしか用いられない。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとトリパノソーマ · 続きを見る »

ブラジル

ブラジル連邦共和国(ブラジルれんぽうきょうわこく、República Federativa do Brasil)、通称ブラジルは、南アメリカに位置する連邦共和制国家である。南米大陸で最大の面積を占め、ウルグアイ、アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア、ペルー、コロンビア、ベネズエラ、ガイアナ、スリナム、フランス領ギアナ(つまりチリとエクアドル以外の全ての南米諸国)と国境を接している。また、大西洋上のフェルナンド・デ・ノローニャ諸島、トリンダージ島・マルティン・ヴァス島、セントピーター・セントポール群島もブラジル領に属する。その国土面積は日本の約22.5倍で、アメリカ合衆国よりは約110万km2(コロンビア程度)小さいが、ロシアを除いたヨーロッパ全土より大きく、インド・パキスタン・バングラデシュの三国を合わせた面積の約2倍に相当する。首都はブラジリア。 南アメリカ大陸最大の面積を擁する国家であると同時にラテンアメリカ最大の領土、人口を擁する国家で、面積は世界第5位である。南北アメリカ大陸で唯一のポルトガル語圏の国であり、同時に世界最大のポルトガル語使用人口を擁する国でもある。公用語はポルトガル語ではあるがスペイン語も比較的通じる。ラテンアメリカ最大の経済規模であり、同時に世界で7番目の経済規模でもある。 ブラジルは全体的に低緯度(北部は赤道直下)で、尚且つ海流等の影響もあり気候は大変温暖であり、ポルトガルによる植民地支配が厳格化する17世紀半頃までは、ほとんどの原住民は男女とも全裸に首飾り等の装飾品を付けた状態で生活していたという。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとブラジル · 続きを見る »

プネウモキスチス

プネウモキスチス(ニューモシスティスとも) Pneumocystis はほ乳類の肺に寄生する生物。この属に分類されるイロベチイ (P. jirovecii) はニューモシスチス肺炎(旧・カリニ肺炎)の病原虫として知られる。かつては原虫と考えられていたが、近年になって極めて特異な子嚢菌類の一員であることが判明した。 この生物はほ乳類の細胞外寄生者である。不定形の小型アメーバ様の栄養体を持つ。世界的に広く分布し、宿主はヒトを始め、ネズミ(ラットとハツカネズミ(マウス))、フェレット、ウマ、ブタ、ウサギ、サルなどが含まれる。特にHIV感染者に見られる劇症性の肺炎の原因として有名である。この記事は、この生物の生物学的な面について記すため、この病気に関することはニューモシスチス肺炎を参照されたい。 なお、この病気をカリニ肺炎と呼ぶのはその病原虫を P. carinii としていたためである。ただしこれはラットのものであり、ヒトに寄生するものは現在では別種のニューモシスチス・イロベチイ P. jirovecii とされている。当初はこの属は単型とされたが、現在では宿主によって種が異なると見られている。ただし詳細は未解明である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとプネウモキスチス · 続きを見る »

プラハ・カレル大学

レル大学(プラハ大学)(Univerzita Karlova v Praze、Charles University)は、1348年に神聖ローマ皇帝カール4世によって創立されたチェコのプラハに所在する同国屈指の最高学府であり、中欧において最も歴史を有する大学である。 チェコ語の正書法を確立したヤン・フスが活躍したが、設立者が神聖ローマ皇帝であるため「ドイツ語圏最古の大学」である。またライン川以東の神聖ローマ帝国の領域においてももっとも古い大学の一つである。その後フス戦争を挟んでの混乱期を経て再開されたものの、第一次世界大戦、第二次世界大戦期にたびたび分裂と閉鎖を繰り返し、現在は名称をカレル大学という。ヨーロッパにおいて長い歴史と権威を有する大学で構成されるコインブラ・グループに属する。 大学の校舎は、たとえば本部と哲学部は旧市街、医学部はフラチャヌィの丘といった具合に街のあちらこちらに散在している。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとプラハ・カレル大学 · 続きを見る »

パリ

ランドサット パリの行政区 パリ(Paris、巴里)は、フランス北部、イル=ド=フランス地域圏にある都市。フランスの首都であり、イル=ド=フランス地域圏の首府である。 フランス最大の都市であり、同国の政治、経済、文化などの中心である。ロンドン、ニューヨーク、香港、東京などと並ぶ世界トップクラスの世界都市でもある。行政上では、1コミューン単独で県を構成する特別市であり、ルーヴル美術館を含む1区を中心に、時計回りに20の行政区が並ぶ(エスカルゴと形容される)。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとパリ · 続きを見る »

パブリックコメント

パブリックコメント(Public Comment)とは、公的な機関が規則あるいは命令などの類のものを制定しようとするときに、広く公に(.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとパブリックコメント · 続きを見る »

パスツール研究所

パスツール研究所(パスツールけんきゅうしょ、)は、フランスのパリにある生物学・医学研究を行う非営利民間研究機関。ルイ・パスツールが狂犬病ワクチンを開発し、1887年に開設した。微生物、感染症、ワクチンなどの基礎・応用研究の他、高等教育も行う。伝統的に微生物学や病原微生物研究が盛んである。近年ではヒト免疫不全ウイルス(HIV)の単離などの業績が有名である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとパスツール研究所 · 続きを見る »

ビー・エム・エル

株式会社ビー・エム・エル (BML Inc.) は、日本の臨床検査業者。資本・設備などの面で大手ラボと称されている。メディカルステーションのブランド名でレセプトコンピュータ一体型の診療所版電子カルテの販売にも力を入れている。株式会社EMシステムズと共同で設立した株式会社メデファクトにてレセプトコンピュータ一体型の無床診療所向け電子カルテを開発し、2011年4月1日より、新ブランド「QUALIS(クオリス)」として販売している。調剤薬局は撤退。東証1部上場。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとビー・エム・エル · 続きを見る »

デオキシリボ核酸

DNAの立体構造 デオキシリボ核酸(デオキシリボかくさん、deoxyribonucleic acid、DNA)は、核酸の一種。地球上の多くの生物において遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとデオキシリボ核酸 · 続きを見る »

ニューモシスチス肺炎

ニューモシスチス肺炎(ニューモシスチスはいえん、Pneumocystis pneumonia、PCP)は、酵母様真菌であるニューモシスチス・イロベチイ (Pneumocystis jirovecii) によって引き起こされる肺炎である。正常な免疫能力を持つ場合発症することは希であり、化学療法やステロイド剤長期内服、後天性免疫不全症候群(AIDS)などによる免疫低下時に発症する、日和見感染症の一つである。以前はプネウモキスチス・カリニ(ニューモシスチス・カリニ Pneumocystis carinii)による肺炎とされ、「カリニ肺炎」と呼ばれた。しかし、ラットから見つかったニューモシスチス・カリニ(「カリニ」は病原体発見に貢献したにちなむ)と、ヒトで肺炎をおこすニューモシスチスは異なる種類であることが判明し、ヒトに病原性をもつニューモシスチスは、1952年にニューモシスチスが肺炎を起こすことを報告したチェコの寄生虫学者への献名である Pneumocystis jirovecii に命名し直され、これによる肺炎はニューモシスチス肺炎に名称変更された。なお略号はニューモシスチス・カリニ肺炎の時の略号のまま、PCPを用いる(Pneumocystis cariniii pneumoniaの略からPneumocystis pneumoniaの略となった)。 またニューモシスチス・イロベチイは以前原虫に分類されていたが、遺伝子解析の結果、真菌の一種(子嚢菌門タフリナ菌亜門)であると判明した。なお、現在でもニューモシスチスの体外での人為的増殖は実現しておらず、研究においてはラットに感染させることが必要である。治療をしないと致死的な疾患である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとニューモシスチス肺炎 · 続きを見る »

分裂酵母

分裂酵母 (ぶんれつこうぼ) は子嚢菌に属する二分裂によって増殖する酵母の総称。分類学上は、シゾサッカロミケス属()に対応し、本属のみをもってシゾサッカロミケス科、シゾサッカロミケス目、シゾサッカロミケス綱を構成する。学名のうちが「分裂」を意味する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと分裂酵母 · 続きを見る »

アメリカ疾病予防管理センター

アメリカ疾病管理予防センター(アメリカしっぺいかんりよぼうセンター、Centers for Disease Control and Prevention:CDC)は、アメリカ合衆国ジョージア州アトランタにある保健福祉省所管の感染症対策の総合研究所。CDCの和称は他にも米疾病対策センター、疾患予防管理センター、疾患対策予防センター、防疫センターなどいくつかあり、実に様々に呼ばれている。本項では以下CDCで統一する。 CDCは1946年に創設され、アメリカ国内・国外を問わず、人々の健康と、安全の保護を主導する立場にある連邦機関。健康に関する信頼できる情報の提供と、健康の増進が主目的である。結核など脅威となる疾病には国内外を問わず駆けつけ、調査・対策を講じる上で主導的な役割を果たしている。 本センターより勧告される文書は、非常に多くの文献やデータの収集結果を元に作成、発表されるため、世界共通ルール(グローバルスタンダード)とみなされるほどの影響力を持ち、実際に日本やイギリス等でも活用されている。未知のウイルスや感染症などを題材にした映画や小説に登場することが多い。 極端に致死率の高いバイオハザードレベル4(BL-4)に対応できるのは、レベル4実験室(P4、BSL-4、PC4、MCLなどとも呼ばれる)だけで、CDCにあるものがそのひとつである。エボラウイルスなど、危険なウイルスへの対策については、世界中がCDCに依存している。また、危険なウイルスの保存もしており、撲滅が確認された天然痘ウイルスを保存しているのは、公式に保管されている機関は、ここCDCとロシア国立ウイルス学・バイオテクノロジー研究センターだけである。またこれらの疫病の媒介となる蚊などの害虫駆除の方法や規制についても詳細にわたり示している。 但し、常に万能というわけではなく、1999年のウエストナイルウィルスによるウエストナイル脳炎が初めて発症した際、遺伝的に似ているセントルイス脳炎だと誤った情報を発表して非難を浴びた。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとアメリカ疾病予防管理センター · 続きを見る »

アトバコン

アトバコン(AtovaquoneまたはAtavaquone)はナフトキノン誘導体に属する化合物であり、ニューモシスチス肺炎の治療や予防に使われるほか、プログアニルとの合剤はマラリアの治療にも用いられる。商品名サムチレール。ユビキノンの類縁物質であり、ミトコンドリア内膜でチトクロームbへのユビキノンの結合を阻害し、抗真菌効果を発揮する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとアトバコン · 続きを見る »

イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく, IPA:, Repubblica Italiana)、通称イタリアは南ヨーロッパにおける単一国家、議会制共和国である。総面積は301,338平方キロメートル (km2) で、イタリアではロスティバル(lo Stivale)と称されるブーツ状の国土をしており、国土の大部分は温帯に属する。地中海性気候が農業と歴史に大きく影響している。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとイタリア · 続きを見る »

イタリア人

イタリア人(イタリアじん、italiani)は.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとイタリア人 · 続きを見る »

ウサギ

ウサギ(兎、兔)は、最も広義にはウサギ目、狭義にはウサギ科、さらに狭義にはウサギ亜科もしくはノウサギ亜科 の総称である。 ここでは主にウサギ亜科について記述する(ウサギ目・ウサギ科についてはそれぞれを参照)。現在の分類では、ウサギ亜科には全ての現生ウサギ科を含めるが、かつては一部を含めない分類もあった。ウサギ目はウサギ科以外に、ナキウサギ科と絶滅したプロラグスなどを含む。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとウサギ · 続きを見る »

エルゴステロール

ルゴステロール (ergosterol) は分子式 C28H44O、分子量 396.65 のステロールの一種。エルゴスタン骨格を持つ脂溶性物質である。カビなどの菌類においてラノステロールから生合成される。紫外線を受けてビオステロールとなり、これを経てエルゴカルシフェロール(ビタミンD2)となる。 菌類の細胞膜を構成する物質であり、動物の細胞におけるコレステロールと同様な働きをする。菌類には存在するが動物には見られないという性質は抗真菌薬の開発に応用されている。トリパノソーマのような原生生物の細胞膜の流動化剤 (fluidizer) としても作用し、これは東アフリカでみられるアフリカ睡眠病に対して用いられる。 Category:生体物質 Category:ステロイド Category:アルコール.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとエルゴステロール · 続きを見る »

オランダ

ランダ(Nederland 、; Nederlân; Hulanda)は、西ヨーロッパに位置する立憲君主制国家。東はドイツ、南はベルギーおよびルクセンブルクと国境を接し、北と西は北海に面する。ベルギー、ルクセンブルクと合わせてベネルクスと呼ばれる。憲法上の首都はアムステルダム(事実上の首都はデン・ハーグ)。 カリブ海のアルバ、キュラソー、シント・マールテンと共にオランダ王国を構成している。他、カリブ海に海外特別自治領としてボネール島、シント・ユースタティウス島、サバ島(BES諸島)がある。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとオランダ · 続きを見る »

クルーズトリパノソーマ

ルーズトリパノソーマ(学名:Trypanosoma cruzi)とは、鞭毛虫類キネトプラスト類トリパノソーマ属に属する原虫の1種であり、ヒトのシャーガス病の原因となる。サシガメにより媒介され、感受性動物はヒトを含む150種以上の哺乳類。米国南部、中南米に分布。ヒトにおけるシャーガス病の症状は発熱、全身性の浮腫、脾臓や肝臓の腫大、原虫血症、心筋炎、脳炎など。亜種に、Trypanosoma cruzi marinkellei Baker, Miles, Godfrey et Barret, 1978 がある。 クルーズトリパノソーマの生活.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとクルーズトリパノソーマ · 続きを見る »

グアニン

アニン (guanine) は分子式が C5H5N5O の、核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつ。プリン塩基である。分子量は 151.13。グアニンから誘導されるヌクレオシドはグアノシン。 右図の構造に対応するIUPAC名は 2-アミノ-1,9-ジヒドロ-6H-プリン-6-オン (2-amino-1,9-dihydro-6H-purin-6-one) であるが、ほかに互変異性として、1,7-、3,7-、3,9-ジヒドロ体をとることができる。 DNA、あるいはRNAの二重鎖構造の中ではシトシンと3本の水素結合を介して塩基対を作っている。 サケ科やタチウオ、サンマ等の魚類の銀白色部位を構成する主要成分でもある。名称の由来は、海鳥の糞の堆積物(グアノ)中から発見されたことによる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとグアニン · 続きを見る »

コレステロール

レステロール (cholesterol) とは、ステロイドに分類され、その中でもステロールと呼ばれるサブグループに属する有機化合物の一種である。1784年に胆石からコレステロールが初めて単離された。室温で単離された場合は白色ないしは微黄色の固体である。生体内ではスクアレンからラノステロールを経て生合成される。 コレステロール分子自体は、動物細胞にとっては生体膜の構成物質であったり、さまざまな生命現象に関わる重要な化合物である。よって生体において、広く分布しており、主要な生体分子といえる。また、化粧品・医薬品・液晶の原材料など工業原料としても利用される。 食物由来のコレステロールのほとんどは動物性食品に由来する。卵黄に多量に含まれる。そのため卵の摂取量はしばしば研究の対象となる。植物のフィトステロールは血漿中のコレステロール量を下げるとされる。 いわゆる「善玉/悪玉コレステロール」と呼ばれる物は、コレステロールが血管中を輸送される際のコレステロールとリポタンパク質が作る複合体を示し、コレステロール分子自体を指すものではない。善玉と悪玉の違いは複合体を作るリポタンパク質の違いであり、これにより血管内での振る舞いが変わることに由来する。これらのコレステロールを原料とする複合体分子が血液の状態を計る血液検査の指標となっている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとコレステロール · 続きを見る »

シャーガス病

ャーガス病(シャーガスびょう、)は、原虫 Trypanosoma cruzi トリパノソーマ・クルージ の感染を原因とする人獣共通感染症。「アメリカトリパノソーマ病」、「刺し亀病(サシガメ病)」とも呼ばれる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとシャーガス病 · 続きを見る »

シトシン

トシン (cytosine) は核酸を構成する5種類の主な塩基のうちのひとつで、ピリミジン塩基である。分子量は 111.10。右図の構造に対応するIUPAC名は 4-アミノピリミジン-2(1H)-オン (4-aminopyrimidin-2(1H)-one) であるが、ほかに互変異性として、3H体と、4-アミノピリミジン-2-オールをとることができる。 シトシンから誘導されるヌクレオシドはシチジンである。DNA、あるいはRNAの二重鎖構造の中ではグアニンと3本の水素結合を介して塩基対を作る。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとシトシン · 続きを見る »

シスト

ト()とは、.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとシスト · 続きを見る »

ジアフェニルスルホン

アフェニルスルホン(正確にはジアミノジフェニルスルホン、diaminodiphenyl sulfone; DDS)は、薬学的には合成抗菌剤・免疫抑制剤の一つ、工業的にはエポキシ樹脂の硬化剤である。医薬品での商品名はレクチゾール(田辺三菱製薬製造販売)、欧米ではダプソン(Dapsone)の名で知られる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとジアフェニルスルホン · 続きを見る »

タフリナ菌亜門

タフリナ菌亜門()は子嚢菌門に属する3亜門のうちの一つで、旧分類法でいう古生子嚢菌類()と事実上同義である。最近の分子系統学的研究ではこのグループは単系統で子嚢菌門の残りの基底に位置することが示唆されている。 形態的にはひどく多様で、共通する特徴は多くない。子嚢に造嚢糸が生じることはない。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとタフリナ菌亜門 · 続きを見る »

タイプ (分類学)

タイプ (type) という語は、生物の分類学においては以下の意味で用いられる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとタイプ (分類学) · 続きを見る »

タクソン

タクソン(taxon、複:タクサ、taxa)とは、生物の分類において、ある分類階級に位置づけられる生物の集合のこと。訳語としては分類群(ぶんるいぐん)という用語が一般的である。taxonomic unit、taxonomical groupと同義。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとタクソン · 続きを見る »

サル目

霊長目(れいちょうもく、Primates)は、哺乳綱に含まれる目。サル目(サルもく)とも呼ばれる。キツネザル類、オナガザル類、類人猿、ヒトなどによって構成され、約220種が現生する。 生物学的には、ヒトはサル目の一員であり、霊長類(=サル類)の1種にほかならないが、一般的には、サル目からヒトを除いた総称を「サル」とする。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとサル目 · 続きを見る »

哺乳類

哺乳類(ほにゅうるい、英語:Mammals, /ˈmam(ə)l/、 学名:)は、脊椎動物に分類される生物群である。分類階級は哺乳綱(ほにゅうこう)とされる。 基本的に有性生殖を行い、現存する多くの種が胎生で、乳で子を育てるのが特徴である。ヒトは哺乳綱の中の霊長目ヒト科ヒト属に分類される。 哺乳類に属する動物の種の数は、研究者によって変動するが、おおむね4,300から4,600ほどであり、脊索動物門の約10%、広義の動物界の約0.4%にあたる。 日本およびその近海には、外来種も含め、約170種が生息する(日本の哺乳類一覧、Ohdachi, S. D., Y. Ishibashi, M. A. Iwasa, and T. Saitoh eds.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと哺乳類 · 続きを見る »

免疫抑制剤

免疫抑制剤(めんえきよくせいざい)は、免疫抑制療法において免疫系の活動を抑制ないし阻害するために用いる薬剤である。臨床的には以下のような場合に用いられる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと免疫抑制剤 · 続きを見る »

共進化

共進化(Co-evolution)とは、一つの生物学的要因の変化が引き金となって別のそれに関連する生物学的要因が変化することと定義されている。古典的な例は2種の生物が互いに依存して進化する相利共生だが、種間だけでなく種内、個体内でも共進化は起きる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと共進化 · 続きを見る »

先天性心疾患

先天性心疾患(せんてんせいしんしっかん、英Congenital heart disease、Congenital heart defect)とは、胎生期から乳児期においての心臓・大動脈系等における形成異常の総称。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと先天性心疾患 · 続きを見る »

固有名詞

固有名詞(こゆうめいし)とは、同種類の事物からそれ以外に存在しない一つを区別するために、それのみに与えられた名称を表す名詞のこと。国名、地名、人名、書名、曲名や映画のタイトルなどの作品名、グループ名、建築物名、ブランド名、天体名など。例えば、ロンドン、木星、太郎、日本、マイクロソフトなど。普通名詞とは区別される。英語などでは固有名詞の語頭は大文字で表記される。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと固有名詞 · 続きを見る »

国際動物命名規約

国際動物命名規約(こくさいどうぶつめいめいきやく International Code of Zoological Nomenclature, ICZN)とは、動物命名法国際審議会 (International Commission on Zoological Nomenclature, ICZN) による、動物の学名を決める際の唯一の国際的な規範である。同様の任にある国際藻類・菌類・植物命名規約、国際細菌命名規約とあわせて、生物の学名の基準となっている。現在の最新版は第4版(1999年)。本規約が定めるのはあくまで学名の適切な用法であり、分類学的判断には一切関与しない。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと国際動物命名規約 · 続きを見る »

国際藻類・菌類・植物命名規約

国際藻類・菌類・植物命名規約(こくさいそうるい・きんるい・しょくぶつめいめいきやく、International Code of Nomenclature for algae, fungi, and plants、ICN)は、国際植物学会議 (International Botanical Congress) の命名部会によって、6年ごとの会議で改正される、植物の学名を決める際の唯一の国際的な規範である。同様の任にある国際動物命名規約、国際細菌命名規約とあわせて、生物の学名の基準となっている。改正された規約はその基となった国際植物学会議の開催地の名を冠して「○○規約」と呼ばれるのが通例。現在の最新版は2011年メルボルン会議の結果を受けたメルボルン規約(2011年)である。本規約が定めるのはあくまで学名の適切な用法であり、分類学的判断には一切関与しない。 メルボルン規約の前までは、国際植物命名規約(International Code of Botanical Nomenclature, ICBN)と呼ばれていた。英語名称は大文字で書かれる部分とそうでない部分がある。小文字で書かれた「algae, fungi, and plants(藻類、菌類、および植物)」は、これらの用語が系統群の正式な名称ではないことを示しているが、これらの生物のグループは歴史的にこれらの名称で知られ、伝統的に植物学者、真菌学者、藻類学者によって研究されてきた。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと国際藻類・菌類・植物命名規約 · 続きを見る »

CD4

CD4とはいわゆるヘルパーT細胞、単球、マクロファージ、樹状細胞などの免疫系細胞が細胞表面に発現している糖タンパクで細胞表面抗原の1つである。1970年代後半に発見されたこの分子は、1984年にCD4と名付けられるまではleu-3、T4として知られていた。ヒトの場合、CD4遺伝子にコードされている。 CD4陽性T細胞はヒトの免疫系において必要不可欠な白血球である。しばしばCD4細胞、Th細胞、T4細胞と呼ばれることもある(以下CD4細胞)。この細胞の主要な役割はCD8陽性T細胞(いわゆるキラーT細胞、もしくは細胞傷害性T細胞、以下CD8細胞)などの他の免疫系細胞にシグナルを送ることであり、このことからCD4細胞はヘルパー細胞と呼ばれる。CD4細胞がシグナルを送ると、CD8細胞はそれを受けて感染細胞を破壊しこれを殺す。無治療のHIV-1感染患者や臓器移植前の免疫抑制状態のようにCD4細胞が枯渇してしまうと、健康な人では感染症を起こさないような様々な病原体に対して感染を起こしやすい状態になってしまう(日和見感染)。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとCD4 · 続きを見る »

移植 (医療)

移植(いしょく)とは、提供者(ドナー)から受給者(レシピエント)に組織や臓器を移し植える医療行為のこと。移植で用いられる組織や臓器を「移植片」という。以下に示すように様々な移植の形態が存在するが、一般には臓器を移植する場合が話題となるため臓器移植(ぞうきいしょく)として知られている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと移植 (医療) · 続きを見る »

真核生物

真核生物(しんかくせいぶつ、学名: 、英: Eukaryote)は、動物、植物、菌類、原生生物など、身体を構成する細胞の中に細胞核と呼ばれる細胞小器官を有する生物である。真核生物以外の生物は原核生物と呼ばれる。 生物を基本的な遺伝の仕組みや生化学的性質を元に分類する3ドメイン説では、古細菌(アーキア)ドメイン、真正細菌(バクテリア)ドメインと共に生物界を3分する。他の2つのドメインに比べ、非常に大型で形態的に多様性に富むという特徴を持つ。かつての5界説では、動物界、植物界、菌界、原生生物界の4界が真核生物に含まれる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと真核生物 · 続きを見る »

病原性因子

病原性因子(病原因子、Virulence factors)とは、微生物(細菌、真菌、ウイルス、および原生動物)によって産生される化学物質であり、その微生物の病原性の発現に最低限必要なものである。例えば以下の効果を持つ物質である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと病原性因子 · 続きを見る »

菌類

菌類(きんるい)とは、一般にキノコ・カビ・酵母と呼ばれる生物の総称であり、菌界(学名:Regnum Fungi )に属する生物を指す。外部の有機物を利用する従属栄養生物であり、分解酵素を分泌して細胞外で養分を消化し、細胞表面から摂取する。 元来、「菌」とは本項で示す生物群を表す語であったが、微生物学の発展に伴い「細菌」などにも派生的に流用されるようになったため、区別の観点から真菌類(しんきんるい)、真菌(しんきん)とも呼ばれる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと菌類 · 続きを見る »

頭字語

頭字語(とうじご)とは、主にヨーロッパ言語のアルファベットにおける略語の一種で、複数の単語から構成された合成語の頭文字を繋げて作られた語のこと。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと頭字語 · 続きを見る »

解剖

解剖(かいぼう、Dissection)は、生体に切開等を加えて解体し、構造や組織を観察すること。江戸時代には腑分けとも言われた。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと解剖 · 続きを見る »

鳥居薬品

鳥居薬品株式会社(とりいやくひん、)は、東京都中央区に本社を置く日本の製薬メーカーである。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと鳥居薬品 · 続きを見る »

赤ちゃん

っている赤ちゃん 赤ちゃん(あかちゃん)は、産まれたばかりの子供のこと。赤子(あかご)、赤ん坊(あかんぼう)とも言う。なお、人間以外の動物にも「赤ちゃん」が用いられることがしばしばある。種にもよるが、生存のために援助を必要とする弱い存在である。多くの種で赤ちゃんは愛らしい外見をしており、これは援助を受けやすくするために有利な形質なのではないかとの解釈もある。 以下、本稿では人間の赤ちゃんについて解説する。 母子保健法は、出生からの経過期間によって、「赤ちゃん」を次のように定義する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと赤ちゃん · 続きを見る »

間質性肺炎

間質性肺炎(かんしつせいはいえん、interstitial pneumonia (IP))は肺の間質組織の線維化が起こる疾患の総称である。進行して炎症組織が線維化したものは肺線維症(はいせんいしょう)と呼ばれる。間質性肺炎のうち特発性間質性肺炎(後述)は日本の特定疾患で、その予後は臨床診断によって様々ではあるが、特に特発性肺線維症(IPF)及び急性間質性肺炎(AIP)については難治性である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと間質性肺炎 · 続きを見る »

藤田保健衛生大学

大学名は2018年10月から藤田医科大学に変更予定。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと藤田保健衛生大学 · 続きを見る »

肉質虫

肉質虫(にくしつちゅう)とは、アメーバなどを含む原生動物の分類群のひとつ。アメーバのような運動をする生物群としてまとめられた。現在では進化的に異なる系譜からなる多系統群であると考えられる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと肉質虫 · 続きを見る »

酵母

酵母(こうぼ)またはイースト(英語:yeast)は、広義には生活環の一定期間において栄養体が単細胞性を示す真菌類の総称である。 狭義には、食品などに用いられて馴染みのある出芽酵母の一種 Saccharomyces cerevisiae を指し、一般にはこちらの意味で使われ、酵母菌と俗称されている。 広義の「酵母」は正式な分類群の名ではなく、いわば生活型を示す名称であり、系統的に異なる種を含んでいる。 狭義の酵母は、発酵に用いられるなど工業的に重要であり、遺伝子工学の主要な研究対象の1つでもある。明治時代にビール製法が輸入されたときに、yeast の訳として発酵の源を意味する字が当てられたのが語源であるが、微生物学の発展とともにその意味するところが拡大していった。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと酵母 · 続きを見る »

II型肺胞上皮細胞

II型肺胞上皮細胞(-がたはいほうじょうひさいぼう、)は、肺胞の呼吸上皮を構成する細胞の1種。大肺胞上皮細胞(だいはいほうじょうひさいぼう、英:great alveolar cell)、顆粒肺胞上皮細胞とも呼ばれる。細胞表面には微絨毛が存在し、細胞質内にはリン脂質に富む分泌顆粒が存在する。肺サーファクタントの分泌を担っている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとII型肺胞上皮細胞 · 続きを見る »

ST合剤

ST合剤(STごうざい)とはサルファ剤であるサルファメソキサゾール(SMX or SMZ)とトリメトプリム(TMP)という抗菌薬を5対1の比率で配合した合剤である。作用機序としては葉酸の合成を阻害することであり、2種類の葉酸合成拮抗薬を用いることで相乗効果を得ている。腸内細菌の葉酸合成も阻害するので副作用に葉酸欠乏がある。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとST合剤 · 続きを見る »

T細胞

T細胞 T細胞(ティーさいぼう、T cell、T lymphocyte)とは、リンパ球の一種で、骨髄で産生された前駆細胞が胸腺での選択を経て分化成熟したもの。細胞表面に特徴的なT細胞受容体(T cell receptor;TCR)を有している。末梢血中のリンパ球の70〜80%を占める。名前の『T』は胸腺を意味するThymusに由来する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイとT細胞 · 続きを見る »

抗真菌薬

抗真菌薬(こうしんきんやく、antifungal drug)は、真菌の生育を阻害する医薬品である。真菌症の治療や、農薬として用いられる。細胞膜であるエルゴステロールを阻害するポリエン系抗生物質(ポリエンマクロライド系)のほか、ラノステロールからエルゴステロールの生合成を阻害するアゾール系薬剤、βDグルカン合成酵素を阻害し細胞壁合成を阻害するキャンディン系薬剤、DNA合成を阻害するピリミジン系薬剤などの化学療法薬を含む。真菌に対して選択毒性を示す薬剤は真正細菌に対して選択毒性を示す薬剤よりも少ない。この理由として真菌は動物と同じく真核生物に属しており、真正細菌と比較すると動物細胞に類似することが挙げられる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと抗真菌薬 · 続きを見る »

染色 (生物学)

染色(せんしょく)とは、特定の生物組織、細胞、オルガネラなどに、特殊な色素を用いて色を付ける実験技術のこと。特に、顕微鏡での観察をより容易にするため、観察に先立って染色が行われることが多い。例えば、組織中の一つの細胞を顕微鏡で観察する場合、そのままでも形態の違いだけから結合組織中の細胞や、細胞中の細胞核を見分けることは可能であるが、あらかじめ細胞質や核を染色すればそれぞれの観察が容易になる。 染色の原理には、観察する標本に含まれている特徴的な生体分子(タンパク質、核酸、脂質、炭化水素など)に対して、特定の色素が強く結合する性質を利用したものや、特定の酵素と反応して発色する基質を用いたものなどがある。用いる色素が蛍光色素(主に生物由来物や蛍光染料)の場合、特に蛍光染色と呼ばれる。観察しようとする対象と目的に応じて、さまざまな色素を用いた染色法が考案され、利用されている。 染色は生物学や医学のさまざまな分野で幅広く利用されている。組織学や病理学の分野では、特定の疾患に伴って起きる、組織や細胞の形態的な変化nの観察や、疾患の指標となる酵素やタンパク質の発現を確認するときなどに染色が用いられ、病気の診断などにも応用されている。微生物学の分野では、グラム染色などの染色法が、細菌の同定や形態観察に用いられている。一般的には微視的観察に用いられることが多いが、分類学や発生学の分野では、透明骨格標本の染色など、巨視的観察に用いられることもある。また生化学の分野では、生体から分離したタンパク質や核酸を電気泳動で分析するとき、これらの高分子を可視化するためにも利用されている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと染色 (生物学) · 続きを見る »

栄養体

栄養体(えいようたい)とは、生物の生活環や生活史において、いわゆる生活を営む体を指す言葉である。生物の群によってやや異なった使い方がなされる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと栄養体 · 続きを見る »

減数分裂

減数分裂 (げんすうぶんれつ、Meiose、meiosis) は真核生物の細胞分裂の様式の一つ。動物では配偶子(コケ・シダ類などでは胞子)を形成する際に行われ、生じた娘細胞では染色体数が分裂前の細胞の半分になる。一方、細胞が通常増殖する際に取る形式は有糸分裂あるいは体細胞分裂と呼ばれる。様式において体細胞分裂と異なる点は、染色体の複製の後に相同染色体が対合し、中間でDNAを複製することなしに二回連続して細胞分裂(減数第一分裂、第二分裂)が起こることである。英語で減数分裂を意味する はギリシャ語で「減少」の意。 減数分裂は19世紀後半に予見されていた現象である。受精では卵子と精子から一組ずつ染色体が供給され、二倍体細胞は母系由来と父系由来の染色体を一セット持っていることが明らかにされると、受精に先立ってあらかじめ染色体の減数が行われる必要があることが考えられた。実際の観察は、ウォルター・S・サットンによってバッタの生殖細胞で報告された。ここから遺伝子が染色体上にあるとする染色体説が提唱されている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと減数分裂 · 続きを見る »

有糸分裂

有糸分裂(ゆうしぶんれつ、Mitose、mitosis)とは、真核生物の細胞分裂における核分裂の様式の一つ。細胞分裂の際にクロマチンが染色体を形成し、この染色体が紡錘体によって分配される分裂様式のこと。有糸分裂を伴う細胞分裂のことを指して有糸分裂ということもある。対立する語は無糸分裂である。 正確にいえば、生殖細胞において相同染色体を分離させる減数分裂(meiosis)も有糸分裂の亜形である(減数有糸分裂)。しかし近年では、単に有糸分裂というときには減数分裂を含めないことが多い。この場合、有糸分裂という語は(本来の意味から離れるが)体細胞分裂とほぼ同義の語として用いられる。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと有糸分裂 · 続きを見る »

易感染宿主

易感染宿主(いかんせん・しゅくしゅ、)は、免疫力の低下により、通常では感染することなく生体に症状が出ない微生物によっても、容易に感染を起こし、臓器機能障害・症状が出やすい状態になった人のことをいう。一般的に臨床の現場では、英語読みのコンプロマイズド・ホストという言葉が使われる。 常在菌と呼ばれる一部の細菌は、ヒトの体表・体内に住み着いていても、通常は共生し影響を及ぼさない。しかし、易感染宿主では、障壁(バリア)を突破し、臓器へ影響を与えながら増殖する。 免疫力の低下が強い場合には、無菌状態におかれる必要がある。ただし、それでも日和見感染に代表される病気を含めて完全にあらゆる病気を防ぐことができるわけではない。もちろん、こういった患者は面会禁止の措置がとられる。また、コンプロマイズドホストは、難治性感染症に罹患しやすいほか、院内感染症の被害になりやすく、それに関する問題も度々起きている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと易感染宿主 · 続きを見る »

日和見感染

日和見感染(ひよりみかんせん、opportunistic infection)は、健康な動物では感染症を起こさないような病原体(弱毒微生物・非病原微生物・平素無害菌などと呼ばれる)が原因で発症する感染症である。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと日和見感染 · 続きを見る »

日本医学会

日本医学会(にほんいがっかい)は、日本医師会の下に設置された学会。「医学に関する科学および技術の研究促進を図り、医学および医療の水準の向上に寄与する」ことを目的とし、総会やシンポジウムの開催等を行っている。 下部学会でありながら、非常に古い歴史をもっている。1902年(明治35年)、16分科に約1,700名が参加して開催された「第1回日本聯合医学会」を起源とする。第3回以降「日本医学会」と改称し、以後、終戦直後を除いて4年毎に開催されている。 現在、常設化され日本医師会の一部としての位置づけがなされ、126分科会を擁しているが、今後のあり方について協議されている。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと日本医学会 · 続きを見る »

日本医真菌学会

一般社団法人 日本医真菌学会(にほんいしんきんがっかい)は、日本における真菌を医学的側面から取り扱う、日本唯一の学際的専門学術団体である。そのため、医師や歯科医師、薬剤師など医療従事者の他、獣医学研究者、農学研究者、理学研究者も所属している。 1956年設立。日本医学会第49分科会。ICD制度協議会加盟学会。 英語名は The Japanese Society for Medical Mycology である。 本会の隣接学会として、医学領域では日本細菌学会、日本感染症学会、日本化学療法学会などがある。また、基礎生物学系の学術団体としては、日本菌学会、日本微生物生態学会などがあげられるが、これらでは医師や歯科医師の所属が本会より少ない。 2009年5月には、東京において国際医真菌学会(International Society for Human and Animal Mycology, ISHAM)総会を共催した。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと日本医真菌学会 · 続きを見る »

日本細菌学会

日本細菌学会(にほんさいきんがっかい)は、日本における細菌に関わる学術機関であり、医学系、歯学系、薬学系、獣医学系、農学系、理学系など実に幅広い人材が所属している。英語名は Japanese Society for Bacteriology である。ICD制度協議会加盟学会の為、医師や歯科医師などの臨床家も参加している。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと日本細菌学会 · 続きを見る »

1909年

記載なし。

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1909年 · 続きを見る »

1910年

記載なし。

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1910年 · 続きを見る »

1912年

記載なし。

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1912年 · 続きを見る »

1942年

記載なし。

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1942年 · 続きを見る »

1951年

記載なし。

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1951年 · 続きを見る »

1952年

この項目では、国際的な視点に基づいた1952年について記載する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1952年 · 続きを見る »

1976年

記載なし。

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1976年 · 続きを見る »

1999年

1990年代最後の年であり、1000の位が1になる最後の年でもある。 この項目では、国際的な視点に基づいた1999年について記載する。.

新しい!!: ニューモシスチス・イロベチイと1999年 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ニューモシスチス・イロベチー

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »