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ツケヒキ定石

索引 ツケヒキ定石

ツケヒキ定石(ツケヒキじょうせき)は、囲碁における基本的な定石の一つ。小目に対する一間高ガカリから発生する下記の形を指す。他にもツケヒキを含む定石は数多くあるが、単に「ツケヒキ定石」と言った場合は下記の形を指す。 小目の一間高ガカリに対し、黒が下に1とツケ、白2のオサエに対して黒3と引いてできる形。ツケヒキが打たれた後、白からはaのカタツギまたはbのカケツギが普通。中央を重視する場合、cの大ゲイマあるいはdのケイマなどが打たれることがある。また白は何も打たず、このまま手を抜くこともある。 黒は隅に10目程度の地を確保して安定し、白は下辺に展開して、部分的に互角とみなされる。.

21 関係: 定石小目地 (囲碁)ナダレ定石ノゾキワタリトビ (囲碁)ヒラキ (囲碁)ツギツケオキ (囲碁)オサエカカリキリ (囲碁)ケイマコスミ囲碁高尾紳路日本棋院打ち込み (囲碁)手抜き (ゲーム)

定石

定石、定跡(じょうせき)とは、アブストラクトゲームにおける用語である。お互いが最善と考えられる手を行った場合の一連の手のこと。チェスでは、「オープニング」とも。石を用いる囲碁、オセロ、連珠などでは「定石」が、駒を用いる将棋、チェスなどでは「定跡」が用いられる。.

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小目

小目(こもく)は囲碁用語の一つで、空きスミへの着手を指す言葉のひとつ。碁盤の隅から数えて(3,4)または(4,3)の地点に打つことをいう。下図黒1、あるいはaの位置が小目である。星と並び、隅を占める手の中で最もよく打たれる着点である。定石の種類も、隅の着点の中で最も多い。 なお「小目」は隅の星の一路辺寄りの(低い)位置を指すものであり、辺の星の一路低い位置は、小目でなく「星下」と呼ばれる。 一つの隅に小目に該当する位置は2箇所あるが、どちらに打つのも同じ意味である。ただし盤上の他の石の配置によっては、戦略上異なる意味を持つ。.

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地 (囲碁)

囲碁において地(じ)とは、白黒双方の対局者が自分の生きた石だけで囲い込んだ空間のことを指す。囲碁は、地を大きく囲んだ方が勝ちとなるゲームなので、極めて重要な概念である。下図のような終局図では、aの点が「白地」、bの点が「黒地」となる。cはどちらの地でもない「ダメ」である。 地の中に相手の死んだ石がある場合、終局後に取り上げられて敵の地に埋められることになる。上の図では△の白石は生きられないため、終局を確認した後取り上げられ、白地に埋められる。これを勘定して、黒地は21目、白地は17目あるため、上図では黒の盤面4目勝ちとなる。 まわりを囲む石に欠陥があったり、中に侵入されて生きられるものは「地」ではない。極端な例を挙げれば、下図左上に黒が2手打ち、「この右下の空間は黒が囲んだから全て黒地だ」という主張は成立しない。白1などと打ち込まれて、楽に生きられるからである。逆に言えば、双方が相手の陣地を完全であると認め、打つところがないと認定した時に対局は終了することになる。.

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ナダレ定石

ナダレ定石(なだれじょうせき)は囲碁の定石に付けられた俗称の一つで、小目への一間高ガカリに下ツケする形から発生する定石を指す。最初から接触戦となり、また変化型が多い難解定石の代表の一つ。石が接触しながら戦いになっていく様を「ナダレ」と形容された。命名者は三堀将。 定石として研究されたのは昭和になってからと新しく、現代でも多くの変化が生まれ続けている。また大型定石となる形も多く、周囲に石がある場合にはツブレ(勝負が終わりになるほどの酷い結果)となる可能性もあるため、周辺の配石に注意して着手を選ぶ必要がある点でも難しい手法と言える。.

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ノゾキ

ノゾキは囲碁用語の一つで、次に相手の石を切断することを狙って接近する手を指す。動詞では「ノゾく」という。 上図黒1の位置に打つ手がノゾキで、次にaに出て切断することを狙った手。白は多くの場合aにつないで受けることになる(格言「ノゾキにツガぬ馬鹿はなし」)。相手の眼型を奪い、重くして攻める意味を持つ。反面、相手の石を強化させてしまうことにもなる。.

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ワタリ

ワタリ.

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トビ (囲碁)

トビとは、囲碁用語で、自分の石から1路または2路離れた位置に打つ手のことをいう。あまり離れすぎているものは繋がりとしての意味がないため、3路以上の間があるものは普通はトビとは呼ばない。動詞形では「トブ」または「飛ぶ」という。また、根拠を確保する目的で三線や四線で辺に平行に打った場合はヒラキといい、トビとは区別する。.

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ヒラキ (囲碁)

ヒラキは囲碁用語の一つで、すでに打たれた自分の石から辺へ向かって展開するように打つ手を指す。根拠の確保や勢力圏の拡大を目指す手である。打たれた手と壁の間に石がある場合や、打たれた手の近辺に自分の石がある場合はヒラキとは言われない。動詞では「ヒラく」「開く」と表現する。英語では「extension」。.

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ツギ

ツギは囲碁において、すでに打った石を相手に切断されないよう連絡する手を指す。 | | | 上図黒1がツギである。 囲碁においては、一般に相手にキラレてしまうと二団に分断され、攻めを受けて不利になることが多い。こうした攻めや取られを防ぐため、ツギは重要な基本技術である。.

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ツケ

ツケは囲碁用語で、着手を表す言葉のひとつ。すでに打たれている相手の石に隣接させるように打つ手を指す。例えば下図の黒1などがツケの例である。 ただし「ツケ」という言葉は多くの場合単独で打つ場合を指し、打った石の周辺に味方や相手の石がある場合には別の用語を使うことが多い。例えば下図左の黒1は「ハネ」であり、下図右の黒2は「ワリコミ」である。.

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オキ (囲碁)

(おき、置き)は囲碁用語の一つで、相手の石にも自分の石にも触れないような位置に、文字通り「置く」ように打つ手のこと。動詞では「置く」となる。多くの場合一線や二線など辺の低い位置の、敵陣の急所に打つケースを指す。下図の黒1が「オキ」の一例である。.

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オサエ

は囲碁用語の一つで、相手の石が進出してくるのを止めるように打つ手。形式としてはハネの形になるもの、マガリの形になるものなどが含まれ、きちんとした定義は難しい。あくまで進出を止めるニュアンスの手段の総称である。例えば、下の図1・2の黒1のように、相手の隅への侵入を防ぐ手はいずれも「オサエ」と表現される。.

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カカリ

リは囲碁において、相手の打った隅の石に対して接近して打ち、シマリを妨害して敵に確定地を作らせないように打つ着点のことである。カカリは囲碁における石の接触の第一段階であり、ほとんど全ての対局で打たれる。下図の△がカカリの一例である。 カカリは相手に接近しすぎると2対1の不利な兵力で密着戦を戦わねばならなくなり、よい結果をもたらさないことが多い。上図のようにケイマの位置あるいは一間・二間などにやや離して打つのがセオリーである。カカリは3線または4線に打たれることがほとんどで、4線へのカカリを「高ガカリ」と呼ぶことがある。.

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キリ (囲碁)

リ(きり、切り)は囲碁用語の一つで、斜めの位置関係にある相手の石を、つながらせないように連絡を絶つ手のこと。「切り」と表記されることも多い。動詞では「キる」「切る」と表現される。 黒1に打つ手が「キリ」の一例である。.

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ケイマ

イマは囲碁において、すでにある石から横に二路、縦に一路(または横に一路、縦に二路)離れた位置関係のことを指す。下図がケイマの位置関係である。 英語では "knight jump" 。将棋の桂馬やチェスのナイトの動きのような位置関係であることから名づけられた。向きは問わない。なお将棋では「桂馬」と漢字で書くが、囲碁ではふつうカタカナで表記する。 上図のケイマより石が一路遠い、下図の黒石ような位置関係は「大ゲイマ(おおげいま)」と称する。下図の白石のような、さらにもう一路遠いものは「大々ゲイマ(だいだいげいま)」である(白の配置)。これに対比させて通常のケイマを「小ゲイマ」と称することもある。.

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コスミ

ミは囲碁用語のひとつで、すでにある自分の石から斜め隣に打つ手のこと。動詞では「コスむ」という。漢字では「尖み」と表記されるが、近年ではほとんど用いられない。 下の黒1に打つ手がコスミである。aやbの点に黒石や白石がある場合には「コスミ」とは言わない(黒石がある場合は「マガリ」、白石がある場合は「ハネ」という言葉を用いる)。 コスミは白がaに打ってくればb、bに打ってくればaとツゲば切断されることがない。このため足は遅いが確実に連絡しており、中央への堅実な進出手段となる。また、死活やヨセの手段としても頻出する。.

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囲碁

囲碁(いご)とは、2人で行うボードゲームの一種。交互に盤上に石を置いていき、自分の石で囲んだ領域の広さを争う。単に碁(ご)とも呼ばれる。.

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高尾紳路

尾 紳路(たかお しんじ、1976年10月26日 - )は、日本棋院東京本院所属の囲碁のプロ棋士、九段。千葉県千葉市出身、藤沢秀行名誉棋聖門下。本因坊雅号は「秀紳(しゅうしん)」。血液型A型。 本因坊3連覇、名人2連覇、十段2連覇、史上6人目の名人本因坊。2006年賞金ランキング1位。 張栩、山下敬吾、羽根直樹らとともに「平成四天王」と称される。 2015年4月23日以降、井山裕太九段以外で七大タイトルを獲得した唯一の棋士である。.

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日本棋院

公益財団法人日本棋院(にほんきいん、)は、東京都千代田区五番町(市ヶ谷駅前)に本部をおく、囲碁の棋士を統括し、棋戦をおこなっていくための公益財団法人。 約300人の棋士が所属するほか、職員として事務員や棋院発行の出版物をまとめる記者などが所属している。.

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打ち込み (囲碁)

打ち込み(うちこみ)は囲碁用語で、以下の意味を表す。.

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手抜き (ゲーム)

手抜き(てぬき)とは、囲碁や将棋において、直前の着手に対して応接せずに、離れた場所に着手すること。.

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