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チタンサファイアレーザー

索引 チタンサファイアレーザー

チタンサファイヤ発振器の一部:チタンサファイヤ結晶は左の赤い光源、緑の光は励起レーザーから発振されているチタンサファイアレーザーとは固体レーザーの一種である。レーザー媒質にはサファイアにチタンをドープした結晶を使用する。発振可能な波長は650 nm – 1100 nmの赤外から近赤外領域にかけてであるが、一番効率よく発振できるのは波長800 nmである。励起源にはアルゴンレーザーやNd:YAG、Nd:YLF、Nd:YVO4の第2高調波が用いられる。チタンサファイアレーザーは超短パルス発振が可能なため、超短パルスとそれに伴う非線形現象の研究に使用されている。.

13 関係: 励起状態基底状態チタンモード同期アブレーションエキシマレーザージュールサファイア固体レーザー緩和炭酸ガスレーザー超短パルスNd:YAGレーザー

励起状態

励起状態(れいきじょうたい、excited state)とは、量子力学において系のハミルトニアンの固有状態のうち、基底状態でない状態のこと。.

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基底状態

基底状態(きていじょうたい、)とは、系の固有状態の内で最低のエネルギーの状態をいう。 古典力学では系の取りうるエネルギーは連続して存在するはずだが、ミクロの世界では量子力学によりエネルギーはとびとびの値を取る。その中で最低エネルギーの状態を基底状態とよび、それ以外の状態は励起状態とよぶ。 分子のような少数多体系であれば、基底状態は絶対零度の波動関数を意味する。しかし固体物理学では、有限温度での状態に対しても、素励起がなく、量子統計力学で記述される熱平衡状態をもって基底状態ということがある。これらは厳密には区別すべきものである。.

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チタン

二酸化チタン粉末(最も広く使用されているチタン化合物) チタン製指輪 (酸化皮膜技術で色彩を制御) チタン(Titan 、titanium 、titanium)は、原子番号22の元素。元素記号は Ti。第4族元素(チタン族元素)の一つで、金属光沢を持つ遷移元素である。 地球を構成する地殻の成分として9番目に多い元素(金属としてはアルミニウム、鉄、マグネシウムに次ぐ4番目)で、遷移元素としては鉄に次ぐ。普通に見られる造岩鉱物であるルチルやチタン鉄鉱といった鉱物の主成分である。自然界の存在は豊富であるが、さほど高くない集積度や製錬の難しさから、金属として広く用いられる様になったのは比較的最近(1950年代)である。 チタンの性質は化学的・物理的にジルコニウムに近い。酸化物である酸化チタン(IV)は非常に安定な化合物で、白色顔料として利用され、また光触媒としての性質を持つ。この性質が金属チタンの貴金属に匹敵する耐食性や安定性をもたらしている。(水溶液中の実際的安定順位は、ロジウム、ニオブ、タンタル、金、イリジウム、白金に次ぐ7番目。銀、銅より優れる) 貴金属が元素番号第5周期以降に所属する重金属である一方でチタンのみが第4周期に属する軽い金属である(鋼鉄の半分)。.

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モード同期

モード同期(モードどうき、英: Mode-locking) とは、レーザーから極めて短いパルス光を得られる光学の技術をいう。この技術の基本は、光共振器の縦モード間の固定位相関係を作り出すことにある。 これらのモード間の干渉による強め合いによりレーザー光から一連のパルスが発生する。このとき、レーザーは「位相同期した」、または「モード同期した」という。 Category:レーザー.

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アブレーション

アブレーションとは材料の表面が蒸発、侵食によって分解する現象である。材料が気化する時の気化潜熱によって冷却する。.

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エキシマレーザー

マレーザー(Excimer Laser)とは希ガスやハロゲンなどの混合ガスを用いてレーザー光を発生させる装置である。元々は工業用として利用されていたが、最近ではレーシックなどの視力矯正手術においても利用されている。.

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ジュール

ュール(joule、記号:J)は、エネルギー、仕事、熱量、電力量の単位である。その名前はジェームズ・プレスコット・ジュールに因む。 1 ジュールは標準重力加速度の下でおよそ 102.0 グラム(小さなリンゴくらいの重さ)の物体を 1 メートル持ち上げる時の仕事に相当する。.

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サファイア

ファイア 様々な色のサファイア。透明なものはカラーレス・サファイアまたはホワイト・サファイア、黄色のものはイエロー・サファイアとよばれる スターサファイア サファイアの宝石 サファイアのネックレス サファイアのネックレス サファイア(sapphire)または蒼玉、青玉(せいぎょく)は、コランダム(Al2O3、酸化アルミニウム)の変種で、ダイヤモンドに次ぐ硬度の、赤色以外の色の宝石。9月の誕生石。 語源は「青色」を意味するラテン語の「sapphirus(サッピルス)」、ギリシャ語の「sappheiros(サピロス)」に由来する。.

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固体レーザー

固体レーザーとは動作物質として固体材料を用いたレーザーのことを指すが、同じ固体でも半導体の場合はかなり様子が異なるため、これを半導体レーザーとよんで区別し、絶縁性固体材料を用いているもののみを固体レーザーと呼ぶのが慣習となっている。.

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緩和

緩和 (relaxation, palliation) とは緊張や苦痛などを緩め和らげることである。.

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炭酸ガスレーザー

赤外光を照射すると、試験目標は蒸発し燃え尽きる。 炭酸ガスレーザー(たんさんガスレーザー、carbon dioxide laser、CO2レーザー)はガスレーザーの一種であり、気体の二酸化炭素(炭酸ガス)を媒質に赤外線領域の連続波や高出力のパルス波を得るレーザーである。供給エネルギーに対して10-15%程度、最高で20%ほどの出力が得られる。9.4μmと10.6μmを中心とする2つの波長帯で発光する。.

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超短パルス

超短パルス(ちょうたんパルス、Ultrashort pulse)は、数ピコ秒以下の時間的オーダーの電磁パルス。2014年現在はフェムト秒(10^ 秒)からアト秒(10^ 秒)の時間的オーダーのものを言うことが多い(光学機器の発達に伴い年々パルス幅は短くなっている)。 超短パルスは光学スペクトルが広がっており、モード同期したレーザー発振器で発生する。 空気を含めた様々な物質で非線形な相互作用を引き起こす強度がある事がある。この過程は非線形光学の分野で研究されている。.

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Nd:YAGレーザー

Nd:YAGレーザー(ねおじむやぐれーざー)、はYAGの結晶を製造する過程でイットリウムを数%のネオジム(元素記号Nd)でドープ(添加)した結晶を用いるYAGレーザーのことである。研究開発、産業用、医療用レーザーとして最も多く用いられている。中心周波数はλ.

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