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ダルド語群

索引 ダルド語群

* ダルド語群は、インド・アーリア語派に属する言語の一群である。インド・パキスタン北部を中心として用いられている。 グリアソンは、インド言語調査において、ダルド語群をヌーリスターン語派(カーフィル語派)とひとまとめにして、インド・イラン語派に属する独立の語群とした。その後両者を分け、ダルド語群に関してはインド語派に属することが明らかになった 1.1。 しかし、ダルド語群は単一の系統をなすというよりは、言語接触によって類似したという側面が大きく、木構造的な言語分類のひとつの祖先から発達したものとはみなせない。 ダルド語群に属する言語は山間部で話され、話者人口の少ないものが多いが、カシミール語は比較的よく知られている。 ダルド語群に広く見られる音声的特徴には、以下のようなものがある。.

23 関係: チトラルバルーチスターンラダックヌーリスターン語群パルーラ語パンジャーブ語パキスタンドマー語ダメル語インドインド・イラン語派インド語群インダス・コヒスタン語カラム語カラシュ語カシミールカシミール語ギルギット・バルティスタン州クナル州コワール語シナー語シュマシュト語ジョージ・エイブラハム・グリアソン

チトラル

チトラル(چترال、Chitral、地元のコワール語で「野原」の意)は、パキスタン、カイバル・パクトゥンクワ州の都市。チェトラル(Chetrar)とも表記される。チトラル地区の中心地で、(チトラル川)の西岸、ヒンドゥークシュ山脈の最高峰であるティリチミールの麓に位置する。人口は2万人(地区全体では30万人)。標高3800m。.

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バルーチスターン

バルーチスタン(桃色) バルーチスターン(Baluchistan、بلوچستان)とは、現パキスタンの西南(バローチスターン州)、イラン東南(スィースターン・バルーチェスターン州)、アフガニスタン南部にまたがる地方。バローチスターン(Balochistan)とも呼ばれる。.

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ラダック

ラダック (Ladakh,チベット語:ལ་དྭགས་ la dwags) はインドのジャンムー・カシミール州東部の地方の呼称。広義にはザンスカールおよび、現在パキスタンの支配下となっているバルティスターンを含む、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に挟まれた一帯を指し、カシミールの東側半分以上を占める。かつてはラダック王国という独立した仏教国であったが、19世紀にカシミールの藩王国に併合された。現在では行政区画の名称としては使用されていない。中華人民共和国との国境に接し、アフガニスタン北部にも近い。中国が実効支配するアクサイチンも、かつてはラダックの支配下であった。 チベット文化圏に属するラダックは、よく小チベットと称されチベット仏教の中心地の一つとして有名である。文化大革命で破壊された中華人民共和国のチベット自治区よりも古い文化が良く残っていると言われる。 特に曼荼羅美術の集積はチベットを凌ぐとされる。 中心都市はレー (Leh)。.

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ヌーリスターン語群

* ヌーリスターン語群(Nuristan)、またはカーフィル語群(Kafir)とは、パキスタンからアフガニスタンにかけて分布する言語のグループで、インド・ヨーロッパ語族のインド・イラン語派に属する。.

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パルーラ語

パルーラ語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群シナー諸語に属する言語である。パルラ語、パールーラー語()、パロラ語、パルロ語、アシュレト語、ダンガリクワル語、アシュレティとも呼ばれる。パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州チトラルの、ビオリ、プリ、カルカタクで話されている。.

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パンジャーブ語

パンジャーブ語(パンジャーブご、Panjabi or Punjabi、グルムキー文字: ਪੰਜਾਬੀ, シャームキー文字)は、インドとパキスタンにまたがるパンジャーブ地方の言語である。パンジャービー語とも称される。インド・アーリア語派に属し、語順はSOV型である。 話者数で言えば、南アジアの言語のうち、ヒンディー語・ベンガル語に次ぐ規模を持ち、世界的に見ても大言語であるが、そのわりにパンジャーブ語の社会的な地位は必ずしも高くない。.

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パキスタン

パキスタン・イスラム共和国(パキスタン・イスラムきょうわこく、اسلامی جمہوریہ پاکِستان)、通称パキスタンは、南アジアの国家で、イギリス連邦加盟国である。首都はイスラマバード。最大の都市はカラチ。面積は80万kmで日本 (38万km) の約2倍程。東はインド、北東は中華人民共和国、北西はアフガニスタン、西はイランと国境を接し、南はインド洋に面する。国土の中心部を流れるインダス川の流域に国民の75%以上が住み、人口の増加が著しい国の一つである。.

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ドマー語

ドマー語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群シナー諸語に属する言語である。ドーム語、ドム語、ドーマ語、ドマ語、ドマ、ドマー、ドマーキとも呼ばれる。パキスタンのギルギット・バルティスタン州のナゲルとフンザ渓谷に話者が存在する。 ドマー語はドーム(複数形はドーマ)とよばれる民族の言語である。.

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ダメル語

ダメル語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群クナル諸語に属する言語である。ドメル語、ダメリ、ドメリともいう。パキスタンカイバル・パクトゥンクワ州チトラルのダメル渓谷(ドメル渓谷)で話されている。ダメルはともいう。ダメル渓谷(ドメル渓谷)は(チトラル川)の東岸の(ドロス)の南に位置している。 ダメル語はいまだに主要の言語としている村が存在して、子供も正規に学んでいる。大半のダメル語話者はパシュトー語を第二言語としていて、コワール語やウルドゥー語を話す人もいるが、大きな言語の移行はみられない。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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インド・イラン語派

インド・イラン語派(インド・イランごは)とは、インド・ヨーロッパ語族の主要な語派の一つ。サテム語に属す。約四千年前、はさまざまな言語に分化して、やがてイランやインドの諸古典語になった。その諸古典語のなかにはアヴェスター語、 サンスクリット語、 古代ペルシア語などがある。次第にその古典語から現代的言語のヒンディー語やペルシア語になっていった。 また歴史的にこれらの言語はアラビア語の影響を強く受けた言語が多く、またインド語派の諸言語はドラヴィダ諸語に大きな影響を与えた。 古典語はインド・ヨーロッパ語の基本的な形式をよく保っているが、現代語では大きく変化し、例えば名詞の性を失ったもの(現代ペルシア語やベンガル語など)もある。.

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インド語群

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インダス・コヒスタン語

インダス・コヒスタン語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群コヒスタン諸語に属する言語である。アバシン・コヒスタン語、インダス・コヒスタニ、アバシン・コヒスタニとも呼ばれる。パキスタンの地方とで話されている。インダス・コヒスタン地方はアバシン・コヒスタン地方とも呼ばれる。.

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カラム語

ラム語(کالامي)はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群コヒスタン諸語に属する言語である。カーラーム語、カラム・コヒスタン語、カラミ、カーラーミー、カラム・コヒスタニ、ガーウリー (ګاوری)、ガウリ、ガルウィ、バシュカリクとも呼ばれる。パキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州のディール地区の上流の渓谷との高地のスワート・コヒスタン地域で話されている。カラム語のカラムはが由来である。.

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カラシュ語

ラシュ語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群チトラル諸語に属する言語である。カラシャ語、チトラル・カラシャ語、カラシャ・モンドル、カラシャ・ムン、カラシャ・モンとも呼ばれる。インド・イラン語派のヌーリスターン語派のワイガル語もカラシャ・アラというが、チトラル諸語に属するこの言語(カラシャ・ムン)の方をカラシュ語、カラシャ語という。区別のため、ワイガル語はヌーリスターン・カラシャ語ともいう。カラシュ語はパキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州チトラルの、、のカラシュ人により話されている。.

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カシミール

ミールあるいはカシュミール(کٔشِیر / कॅशीर, Kashmir, کشمیر)は、インド北部とパキスタン北東部の国境付近にひろがる山岳地域である。標高8000m級のカラコルム山脈があり、パキスタンとの国境には世界第2の高峰K2がそびえる。.

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カシミール語

ミール語 (Kashmiri, कॉशुर) は、主にインドのジャンムー・カシミール州西部で話されている言語である。パキスタンにも少数の話者がいる。インド・アーリア語派のダルド語群に属し、この語群の中ではもっともよく知られた言語である。話者の人口は約558万人(2001年)。 インド憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつである。スリナガル一帯で話される方言が標準的と考えられている。ただし、ジャンムー・カシミール州の公用語はウルドゥー語である。 インド語派の大部分の言語の語順が SOV であるのに対し、カシミール語はドイツ語と同様のV2語順を取る。 カシミール地方は、14世紀以降イスラム国家の支配を受け、イスラム化が進んだ。1907年まではペルシア語が公用語であり、それ以降はペルシア語の影響を強く受けたウルドゥー語が公用語になった。このため、カシミール語はペルシア語の強い影響を受けている。.

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ギルギット・バルティスタン州

ルギット・バルティスタン州((、)(旧名称、北方地域(、、略称:FANA))は、パキスタンが実効支配する地域の1つである。ギルギットとバルティスタンから成り立ち、アザド・カシミールとともに「パキスタンの実効支配しているカシミール」(Pakistan-administered Kashmir)と呼ばれる。北側でアフガニスタン、北東側で中華人民共和国、南側でアザド・カシミール、南東側でインドのジャンムー・カシミール州に境を接する。首府はギルギットである。カシミールの一地域にあたる。なお、ギルギット・バルティスタン州とされている地域の東部にあるシアチェン氷河(Siachen Glacier)はインド軍との最前線であり、ギルギット・バルティスタンとはまた別とされるとこがある。 地域全体にカラコルム山脈の急峻な山々が続き、その間をインダス川とその支流が流れる。地域の中央部を南北にカラコルムハイウェイが貫く。.

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クナル州

ナル州(کنر)は、アフガニスタン東部の州である。クナル州の面積は4926平方キロメートル(34州中28位)、総人口は約43万人(34州中23位)、人口密度は87人/平方キロ(34州中9位)である。州都は。.

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コワール語

ワール語(、コワール語: کھوار)は、ダルド語群に属する言語である。話者は、カイバル・パクトゥンクワ州のチトラル、ギルギット・バルティスタン州の、上スワト(Swat)の一部に居住する。チトラリー語とも呼ばれる。.

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シナー語

ナー語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群に属する言語である。シーナー語(、)とも呼ばれる。パキスタンのギルギット・バルティスタン州とインドの、、のシナー人により話されている。 最近まで書き言葉の表記体系が存在していなかった。そのため、多くの表記体系が考案され、すべての話者に使われる統一的な表記体系は存在しない。.

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シュマシュト語

ュマシュト語はインド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派ダルド語群クナル諸語に属する言語である。シュマシュティとも呼ばれる。アフガニスタン東部とパキスタン西部の流域の西岸で話されている。.

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ジョージ・エイブラハム・グリアソン

ー・ジョージ・エイブラハム・グリアソン(、1851年1月7日 – 1941年3月9日)は、アイルランドの言語学者で、インド高等文官。1898年から1928年にかけて行われたインド言語調査の指揮者として、364の言語・方言の情報を収集した。.

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