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ダヒ

索引 ダヒ

ダヒー(ヒンディー語、ネパール語:दही ウルドゥー語:دہی)は、インドやネパールで作られるヨーグルトの一種。 英訳するときはカード (Curd) と訳されるが、レンネットなどの蛋白質分解酵素による凝固ではなく主に乳酸菌による凝固である点で、テュルク系諸族などのヨーグルトが最もよく似た乳製品である。インド文明圏は中央アジアの牧畜文化との結びつきも強いので、実際にダヒーとヨーグルトは文化的に同じ系譜に位置している乳製品である可能性も高い。日本のナチュラル・ヨーグルトに見かけが近いが、味などが若干違う。 そのまま食べたり、ラーイター(ダヒーをベースにしたサラダの様なもの)を作ったり、ラッシーにして飲んだり、肉や野菜の煮込み料理に加えたりする。 ベンガル語ではドイ (doi)、タミル語ではタイール (thayir)、テルグ語ではペルーグー (perugu) と呼ぶ。.

19 関係: 中央アジア乳酸菌ネパールネパール語ヨーグルトラッシーレンネットヒンディー語テュルク系民族テルグ語ベンガル語インドインド文化圏ウルドゥー語カード (食品)タミル語タンパク質凝固酵素

中央アジア

東南アジア 中央アジアのいくつかの定義。狭い順に濃茶: ソ連の定義+茶: 現代的な定義+淡茶: UNESCOの定義 中央アジアの位置 中央アジア(ちゅうおうアジア)は、ユーラシア大陸またアジア中央部の内陸地域である。18世紀から19世紀にかけては一般にトルキスタンを指したが、現在でも使用される。トルキスタンとは「テュルクの土地」を意味し、テュルク(突厥他)系民族が居住しており、西トルキスタンと東トルキスタンの東西に分割している。 西トルキスタンには、旧ソ連諸国のうちカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタンの5か国が含まれる(以下、中央アジア5か国と記す)。 東トルキスタンは中華民国に併合されて以降、新疆省と成り、中華人民共和国に併合されて以降は新疆ウイグル自治区と成った。中国領トルキスタン、ウイグルスタンともいう。 広義には、「アジアの中央部」を意味し、東西トルキスタンのほか、カザフステップ、ジュンガル盆地、チベット、モンゴル高原、アフガニスタン北部、イラン東部、南ロシア草原を含む。UNESCOはトルキスタン以外にも、モンゴル地域、チベット地域、アフガニスタン、イラン北東部、パキスタン北部、インド北部、ロシアのシベリア南部などを中央アジア概念の中に含めている。.

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乳酸菌

''Enterococcus faecalis'' ''Lactobacillus'' sp. ''Streptococcus mutans'' 乳酸菌(にゅうさんきん)は、代謝により乳酸を産生する細菌類の総称。生育の為には糖類、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラル(Mn, Mg, Fe等の金属)が必要な細菌類岡田早苗、 乳酸菌研究集談会誌 Vol.1 (1990-1991) No.2 p.41-47, 。ヨーグルト、乳酸菌飲料、漬け物など食品の発酵に寄与する。一部の乳酸菌は腸などの消化管(腸内細菌)や膣の内に常在して、他の微生物と共生あるいは拮抗することによって腸内環境の恒常性維持に役立っていると考えられている。.

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ネパール

ネパール連邦民主共和国(ネパールれんぽうみんしゅきょうわこく)、通称ネパールは、南アジアの連邦共和制国家。 東、西、南の三方をインドに、北方を中国チベット自治区に接する西北から東南方向に細長い内陸国である。国土は世界最高地点エベレスト(サガルマータ)を含むヒマラヤ山脈および中央部丘陵地帯と、南部のタライ平原から成る。ヒマラヤ登山の玄関口としての役割を果たしている。面積は約14.7万km。多民族・多言語国家であり、民族とカーストが複雑に関係し合っている。また、宗教もヒンドゥー教(元国教)、仏教、アニミズム等とその習合が混在する。 農業を主たる産業とし、ヒマラヤ観光などの観光業も盛んである。後発開発途上国であると分類されている。世界で唯一矩形(長方形)でない国旗を持つ国である。.

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ネパール語

ネパール語(ネパールご、Nepali)は、ネパール、ブータン、インドのシッキム州やミャンマーの一部で話されるインド語派の言語である。ネパール及びインドのシッキム州の公用語である。ネパール人口の約半数が母語とし、その他のネパール人は第二言語とするものが多い。またインドでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつである。 ネパール語は東部ネパールからインドのウッタラーンチャル州及びヒマーチャル・プラデーシュ州までの、ヒマラヤ山地の低層地にて話されているパハール語群の最東部の言語である。また特にネワール語(ネパール・バサ語)などのチベット・ビルマ語派のいくつかの言語との共通の単語も多く、チベット・ビルマ諸語の影響も受けている。 ネパール語はヒンディー語、ウルドゥー語とも近いが、保守的でありペルシャ語や英語からの借用語は比較的少なく、サンスクリット起源の単語が多い。.

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ヨーグルト

ヨーグルト(薔薇を浮かべたもの。2005年愛知万博のブルガリア館のヨーグルト) 2005年愛知万博のコーカサス共同館のヨーグルト ヨーグルト(yoğurt)は、乳に乳酸菌や酵母を混ぜて発酵させて作る発酵食品のひとつ。ヨーグルトにたまる上澄み液は乳清(英語では whey ホエイ)という。 乳原料を搾乳し利用する動物は専用のウシ(乳牛)だけでなく、水牛、山羊、羊、馬、ラクダなどの乳分泌量が比較的多く、搾乳が行いやすい温和な草食動物が利用される。.

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ラッシー

ラッシー(またはラッスィー、英語:Lassi,لسّی, ヒンディー語:लस्सी) は、インド料理の飲物でダヒー(ヨーグルト)をベースに作られる。 濃さはどろっとしたヨーグルト状のものから、水分の多いさらっとしたものまである。特に名前の違いはなく、作る人や地方、好みによる。.

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レンネット

レンネット (Rennet) とは、母乳の消化のために数種の哺乳動物の胃で作られる酵素の混合物のことで、チーズの製造に用いられる。凝乳酵素とも呼ばれる。主な活性酵素はキモシン(chymosin、) である。.

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ヒンディー語

ヒンディー語/ヒンディー (または) は、インドの主に中部や北部で話されている言語で、インドの憲法では連邦公用語としている 。インドで最も多くの人に話されている。.

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テュルク系民族

世界のテュルク系民族の分布。濃い青色の部分はテュルク系言語を公用語にしている国。薄い青色の部分はテュルク系言語を公用語にしている自治地域。 テュルク系民族の分布。 テュルク系民族(テュルクけいみんぞく、 または、 、 )は、中央アジアを中心にシベリアからアナトリア半島にいたる広大な地域に広がって居住する、テュルク諸語を母語とする人々のことを指す民族名称である。.

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テルグ語

テルグ語(テルグご、తెలుగు Telugu)は、ドラヴィダ語族に属する言語で、インド南東部のアーンドラ・プラデーシュ州およびテランガーナ州の公用語である。タミル・ナードゥ州、カルナータカ州などでも話され、ドラヴィダ語族の諸言語のなかでは、約8,000万人ともっとも多数の使用者がいる。またインド連邦レベルでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつである。しかし言語的求心性が弱く、標準化も進んでいない『世界のことば小辞典』「テルグ語」項目。.

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ベンガル語

ベンガル語(ベンガルご、বাংলা、バングラ)はベンガル人の言語。話者数は2億人を数え、日常会話の言語人口としては、世界で7番目に多い言語。主にバングラデシュおよびインドの西ベンガル州とその周辺で話されている。バングラデシュの国語であり、またインドでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつとして、西ベンガル州とトリプラ州の公用語になっている。アッサム州にも話者がいる。ほか西アジアなどで移民によって話される。 インド・アーリア語派に属する。表記にはブラーフミー文字から発展したベンガル文字を用いる。構文は SOV型。ヒンディー語と異なり、名詞は性をもたない。なお、言語名の呼称に関しては、バングラ語と表記するほうが原語の音に忠実ではあるが、日本語では「ベンガル語」の表記が慣例である。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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インド文化圏

インド文化圏 インド文化圏(印度文化圏、Greater India)は、歴史的にインドの文化(文字・語彙・宗教・芸術・建築など)に強い影響を受けた地域を指す。厳密に文化圏の範囲を定義するのは難しく、インド文化圏の範囲も厳密には定義されていないが、曖昧な定義としては南アジアや東南アジア、チベットなどを指す。しかし、東南アジアでもベトナムは歴史的に中国の影響が強いため漢字文化圏(中華文化圏)に分類される。.

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ウルドゥー語

ウルドゥー語()は、インド・ヨーロッパ語族インド語派に属する言語の一つ。ヒンディー語とともに、ヒンドゥスターニー語の標準のひとつをなす。.

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カード (食品)

ード(英語:curd、ドイツ語:der Quark、オーストリア語:der Topfen)は、牛乳やヤギ・スイギュウなどの乳に、酸やキモシンなどの酵素を作用させてできる凝固物のこと。フレッシュチーズの一種であり、カッテージチーズ、南アジアのパニール、ドイツのクワルクなどを含む。チーズの原料とするほか、そのまま食べることもある。乳のタンパク質や乳脂肪分が多く含まれ、このカードを成型して熟成させたものがナチュラルチーズである。中にはリンバーガーのような悪臭をつく有名なものまである。 乳からカードを除いた液はホエー(乳清)といい、タンパク質、乳糖、ビタミン、ミネラルなどが含まれる。 中央ヨーロッパと東ヨーロッパでは軽食への詰め物として使われる。 インドやスリランカなど南アジアの旧英国植民地では、むしろヨーグルトの意味で用いられることが多い(南アジアのカードについては、ダヒを参照)。 乳以外のタンパク質を凝固させた食品、例えば豆腐も、(ソイ)ビーンカード(soy bean curd、大豆のカード)と呼ばれることがある。.

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タミル語

タミル語(タミルご、தமிழ் )は、ドラヴィダ語族に属する言語で、南インドのタミル人の言語である。同じドラヴィダ語族に属するマラヤーラム語ときわめて近い類縁関係の言語だが、後者がサンスクリットからの膨大な借用語を持つのに対し、タミル語にはそれが(比較的)少ないため、主に語彙の面で隔離されており意思疎通は容易でない。インドではタミル・ナードゥ州の公用語であり、また連邦レベルでも憲法の第8付則に定められた22の指定言語のひとつであるほか、スリランカとシンガポールでは国の公用語の一つにもなっている。世界で18番目に多い7400万人の話者人口を持つ。1998年に大ヒットした映画『ムトゥ 踊るマハラジャ』で日本でも一躍注目された言語である。 「タミール語」と呼称・表記されることもあるが、タミル語は母音の長短を区別する言語であり、かつ の i は明白な短母音である。そのため、原語の発音に忠実にという原則からすれば明らかに誤った表記といえる。タミル()という名称は、ドラミラ (ドラヴィダ Dravida)の変化した形という説もある。 という単語自体は sweetness という意味を持つ。 なお、ドラヴィダとは中世にサンスクリットで南方の諸民族を総称した語で、彼らの自称ではなく、ドラヴィダ語族を確立したイギリス人宣教師ロバート・コールドウェルによる再命名である。.

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タンパク質

ミオグロビンの3D構造。αヘリックスをカラー化している。このタンパク質はX線回折によって初めてその構造が解明された。 タンパク質(タンパクしつ、蛋白質、 、 )とは、20種類存在するL-アミノ酸が鎖状に多数連結(重合)してできた高分子化合物であり、生物の重要な構成成分のひとつである生化学辞典第2版、p.810 【タンパク質】。 構成するアミノ酸の数や種類、また結合の順序によって種類が異なり、分子量約4000前後のものから、数千万から億単位になるウイルスタンパク質まで多種類が存在する。連結したアミノ酸の個数が少ない場合にはペプチドと言い、これが直線状に連なったものはポリペプチドと呼ばれる武村(2011)、p.24-33、第一章 たんぱく質の性質、第二節 肉を食べることの意味ことが多いが、名称の使い分けを決める明確なアミノ酸の個数が決まっているわけではないようである。 タンパク質は、炭水化物、脂質とともに三大栄養素と呼ばれ、英語の各々の頭文字を取って「PFC」とも呼ばれる。タンパク質は身体をつくる役割も果たしている『見てわかる!栄養の図解事典』。.

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凝固

凝固(ぎょうこ、solidification, freezing)とは、物理、化学で液体が固体になるプロセスのこと。 相転移の一つ。融解と反対の意味を示す。また、凝固が起こる温度を凝固点と呼ぶ。水の場合は氷結と言う言い方のほうが一般的である。純粋に温度変化によって固体に変化することを凍結と言う。ヘリウムを除く全ての液体が凍結することが知られており、絶対零度下でも凍結しないものは高圧をかけなければ凍結しない。多くの物体では凝固点と融点が同じ温度であるが、物によっては差が生じ、寒天は85度でとけだし、40度から31度で固まる。 化学変化によってコロイド溶液がゲル化するなどして固化することや、タンパク質のコロイド溶液が凝集したり熱変性によって固まることなども凝固と呼ばれる。揚げ油を廃棄の為にゲル化剤を用いて固体にすることや、牛乳にレモンを入れるとタンパク質が沈殿することがこのことにあたるよ。.

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酵素

核酸塩基代謝に関与するプリンヌクレオシドフォスフォリラーゼの構造(リボン図)研究者は基質特異性を考察するときに酵素構造を抽象化したリボン図を利用する。 酵素(こうそ、enzyme)とは、生体で起こる化学反応に対して触媒として機能する分子である。酵素によって触媒される反応を“酵素的”反応という。このことについて酵素の構造や反応機構を研究する古典的な学問領域が、酵素学 (こうそがく、enzymology)である。.

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