10 関係: 反芻、中枢神経系、人獣共通感染症、マダニ、ネズミ目、レゼルボア、フラビウイルス科、ダニ媒介性脳炎ワクチン、シュルツェマダニ、抗体。
反芻
反芻(はんすう、rumination)は、ある種の哺乳類が行う食物の摂取方法。まず食物(通常は植物)を口で咀嚼し、反芻胃に送って部分的に消化した後、再び口に戻して咀嚼する、という過程を繰り返すことで食物を消化する。.
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中枢神経系
中枢神経系(ちゅうすうしんけいけい、Central nervous system)とは、神経系の中で多数の神経細胞が集まって大きなまとまりになっている領域である。逆に、全身に分散している部分は末梢神経系という。脊椎動物では脳と脊髄が中枢神経となる。脊髄は背側の体腔に位置し、脳は頭蓋腔の中にある。どちらも髄膜に覆われている。また脳は頭蓋骨、脊髄は脊椎骨にも守られている。 中枢神経系の模式図。1:脳、2:中枢神経系、3:脊.
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人獣共通感染症
人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう:ズーノーシス(zoonosis))は、ヒトとそれ以外の脊椎動物の両方に感染または寄生する病原体により生じる感染症のこと。感染している動物との直接接触やその糞や毛垢などを介して再感染が起きる。他の呼び名については呼称についてを参照のこと。.
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マダニ
マダニ(真蜱)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科 (Ixodidae) に属するダニの総称である。マダニ亜目(もしくはマダニ目)には他にヒメダニ科 (Argasidae) とニセヒメダニ科 (Nuttalliellidae) が含まれるが、本項では主にマダニ科に関する記述を行う。 英語では、大型の吸血性のダニであるマダニ類をtick、それ以外の小型のダニをmiteという 。.
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ネズミ目
ネズミ目 (ネズミもく、) は脊椎動物亜門 哺乳綱の目の1つ。齧歯目(げっしもく)、齧歯類(げっしるい)ともいう。リス、ネズミ、ヤマアラシなどが含まれる。現在の哺乳類で最も繁栄しているグループであり、現生哺乳類全種(4300-4600種)の約半数に当たる2000-3000種を占める。生息域は、南極大陸を除く全大陸、およびほとんどすべての島。さまざまな環境に適応した多様な種が存在する。.
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レゼルボア
レゼルボア(独:reservoir、英:reservoir:リザーバー)とは生物、土壌、有機物などの中で、病原体が維持され、感受性動物に対して伝播される状態になっている領域であり、自然界において存続するための本来の棲家を意味する。病原巣とも呼ばれる。感受性動物に侵入する直前の領域である感染源とは直接伝播の感染症では一致するが、中間宿主を必要とする寄生虫病や節足動物媒介性感染症では両者は異なる。.
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フラビウイルス科
フラビウイルス科(ふらびういるすか、Family Flaviviridae)は、一本鎖プラスRNAウイルスの一科。ウイルス粒子は直径40~60nmであり、エンベロープを持つ。学名の由来は黄熱ウイルスにちなむ(ラテン語flavusは黄色の意味)。フラビウイルス科にはフラビウイルス属、ペスチウイルス属、ヘパシウイルス属の3属が存在する。 フラビウイルス科のウイルスは脊椎動物に広く分布し、多くはベクター(蚊やダニ)を介して伝播する。そのほとんどは不顕性感染であるが、重篤な症状を引き起こすことがある。ウシウイルス性下痢ウイルス1、ウシウイルス性下痢ウイルス2およびブタコレラウイルスはニューカッスル病ウイルス(NDV)によってCPEが増強される。特にブタコレラウイルスによるものはEND法として利用される。.
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ダニ媒介性脳炎ワクチン
ダニ媒介性脳炎ワクチン (ダニばいかいせいのうえんワクチン)はダニ媒介性脳炎予防に使われるワクチンである。 ダニ媒介性脳炎は主に中欧、東欧、北アジアで診られる感染症である -->。 ワクチン投与後、87% 以上の人が免疫を得る。感染しているダニに噛まれた後のワクチン投与には効果はない -->。 接種方法は筋肉内注射である。 世界保健機関 (WHO) はダニ媒介性脳炎がよく見られる地域の全ての人もしくは感染の危険性が高い人にワクチン投与を推奨している -->。 3回の投与に続き3年から5年おきの再投与が勧められている -->。製剤にもよるが、ワクチンは1歳または3歳以上から投与できる。 重度の副作用は稀である -->。 軽度の副作用は発熱、穿刺部位の赤みと痛みである -->。昔の製剤は副作用が伴うことが多かった -->。 妊娠中のワクチン投与は安全とみなされてる。 初期のダニ媒介性脳炎予防のワクチンは1937年に開発された。 このワクチンはWHO必須医薬品モデル・リストに記載されており, 基礎的な医療制度で重要視されている医薬品である。 イギリスでは1投与につき50から70ポンドでできるが 、アメリカでは市販されていない。.
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シュルツェマダニ
ュルツェマダニ()は、ダニ目・マダニ科・マダニ属に分類されるダニの一種。.
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抗体
免疫グロブリン(抗体)。色の薄い部分が軽鎖、先端の黒い部分が可変部。適合する抗原が可変部に特異的に結合する。 抗体(こうたい、antibody)とは、リンパ球のうちB細胞の産生する糖タンパク分子で、特定のタンパク質などの分子(抗原)を認識して結合する働きをもつ。抗体は主に血液中や体液中に存在し、例えば、体内に侵入してきた細菌やウイルス、微生物に感染した細胞を抗原として認識して結合する。抗体が抗原へ結合すると、その抗原と抗体の複合体を白血球やマクロファージといった食細胞が認識・貪食して体内から除去するように働いたり、リンパ球などの免疫細胞が結合して免疫反応を引き起こしたりする。これらの働きを通じ、脊椎動物の感染防御機構において重要な役割を担っている(無脊椎動物は抗体を産生しない)。1種類のB細胞は1種類の抗体しか作れないうえ、1種類の抗体は1種類の抗原しか認識できないため、ヒト体内では数百万〜数億種類といった単位のB細胞がそれぞれ異なる抗体を作り出し、あらゆる抗原に対処しようとしている。 「抗体」の名は、抗原に結合するという機能を重視した名称で、物質としては免疫グロブリン(めんえきグロブリン、immunoglobulin)と呼ばれ、「Ig(アイジー)」と略される。 全ての抗体は免疫グロブリンであり、血漿中のγ(ガンマ)ーグロブリンにあたる。.
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