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タレイア (ムーサ)

索引 タレイア (ムーサ)

タレイア(Θάλεια, )は、ギリシア神話の女神である。ムーサの1人で、喜劇をつかさどる。その名前はギリシア語の「開花する」による。 ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、エラトー、テルプシコラー、ウーラニアー、ポリュムニアーと姉妹。 アポローンによってコリュバンテスたちを生んだと見なされた。 タレイアは陽気な雰囲気の若い娘で、木蔦の冠をかぶり、半長靴をはいて、手には喜劇の仮面を持っている。その彫像の中には、ラッパやメガホンを持っているものもあり、古代の喜劇で役者の声を支えるのに用いた楽器とされる。.

23 関係: 女神岩波文庫岩波書店廣川洋一ポリュムニアームネーモシュネームーサメルポメネーヘーシオドステルプシコラー喜劇アポローンアポロドーロスウーラニアーエラトーエウテルペーカリオペーギリシア神話ギリシア語クレイオーゼウス神統記高津春繁

女神

リシア神話の女神アプロディーテー 女神(めがみ)とは、女性の姿を持つ神のこと。.

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岩波文庫

岩波文庫(いわなみぶんこ)は、株式会社岩波書店が発行する文庫本レーベル。1927年(昭和2年)7月10日に、ドイツのレクラム文庫を模範とし、書物を安価に流通させ、より多くの人々が手軽に学術的な著作を読めるようになることを目的として創刊された日本初の文庫本のシリーズ。最初の刊行作品は『新訓万葉集』などであった。.

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岩波書店

株式会社岩波書店(いわなみしょてん、Iwanami Shoten, Publishers. )は、日本の出版社。.

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廣川洋一

廣川 洋一(ひろかわ よういち、1935年1月19日- )は、日本の哲学者。専攻は西洋哲学。筑波大学名誉教授。 新潟県出身。東京教育大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。東海大学助教授、教授、1988年筑波大学教授、1999年定年退官、名誉教授、龍谷大学教授。2005年退任。古代ギリシア哲学が専門。.

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ポリュムニアー

ポリュムニアー(Πολυμνία, )あるいはポリュヒュムニアー(Πολυυμνία, )は、ギリシア神話の女神である。長母音を省略してポリュムニア、ポリュヒュムニアとも表記される。 ムーサの1人で、讃歌と雄弁を司る。名前は「多くの歌」を意味する。 ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、エラトー、テルプシコレー、ウーラニアー、タレイアと姉妹。 トリプトレモス、エロース、オルペウスの母とされることがある。 たいへんに厳格な女性で、憂いに沈み、瞑想にふける。指を口にあて、長い外套とベールを身に付け、ひじを柱にもたれた姿で描かれる。この女神は、不朽の名声を得る作品を書いた作家に名声を運んでくる。しばしば、幾何学、修辞学、瞑想、農業を司る神とも見なされる。.

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ムネーモシュネー

ムネーモシュネー(Μνημοσύνη, )は、ギリシア神話に登場する記憶を神格化した女神である。日本語では長母音を省略してムネモシュネとも表記される。 ウーラノスとガイアの娘で、ティーターン族の一人であり、オーケアノス、コイオス、クレイオス、ヒュペリーオーン、イーアペトス、クロノス、テイアー、レアー、テミス、ポイベー、テーテュースと兄弟。 またゼウスとの間に9人のムーサ(ミューズ)たち、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、エラトー、テルプシコラー、ウーラニアー、タレイア、ポリュムニアーを生んだ。 ヘーシオドスの『神統記』によると、ムネーモシュネーはエレウテールの丘の主で、ピーエリアにおいてゼウスと9日間に渡って添い臥し、人々から苦しみを忘れさせる存在として9人のムーサたちを産んだという。 ムネーモシュネーは名前をつけることを始めたとされ、また学問の道を究めるときにはムネーモシュネーとムーサたちに祈願された。 なお、小惑星番号57番の小惑星帯の小惑星はムネーモシュネーにちなんで命名された。.

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ムーサ

ムーサ(, )またはムサは、ギリシア神話で文芸(; ムーシケー、ムシケ)を司る女神たちである。複数形はムーサイ(, )。英語・フランス語のミューズ (英語・フランス語単数形: 、フランス語複数形) やミューゼス (英語複数形) としても知られる。 ムーサたちはパルナッソス山に住むとされている、またヘリコン山との関係が深い。ムーサたちを主宰するのは芸術の神・アポローンである。しばしば叙事詩の冒頭でムーサたちに対する呼びかけ(インヴォケイション)が行われる。なお『ホメーロス風讃歌』にはムーサたちに捧げる詩がある。.

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メルポメネー

メルポメネー(Μελπομένη, )は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1柱である。その名は「女性歌手」の意。長母音を省略してメルポメネとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、エウテルペー、エラトー、テルプシコレー、ウーラニアー、タレイア、ポリュムニアーと姉妹。絵画などでは有翼の女性として表される事も。 9柱のムーサたちのうち、「悲劇」「挽歌」を司る。楽器リュラーの女神でもあり、表される際の持ち物は、仮面・葡萄の冠・靴などであるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 河神アケローオスとの間にセイレーンたちをもうけた。ただしこれはカリオペーやテルプシコラーとする説もある。また音楽家タミュリスもメルポメネーの子といわれる。.

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ヘーシオドス

ヘーシオドス (Ἡσίοδος, Hēsíodos) は、古代ギリシアの叙事詩人。紀元前700年頃に活動したと推定される。『神統記』や『仕事と日』(仕事と日々)の作者として知られる。 1939年からギリシャで発行されていた旧50ドラクマ紙幣に肖像が使用されていた。.

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テルプシコラー

テルプシコラー(Τερψιχόρα,, Terpsichore, 「踊りの楽しみ」の意)は、ギリシア神話に登場する女神で、文芸を司るムーサたち(ムーサイ)の1柱である。ラテン語ではテルプシコレー。長母音を省略してテルプシコラ、テルプシコレ、またテレプシコーラとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エウテルペー、エラトー、ウーラニアー、タレイア、ポリュムニアーと姉妹。 9柱のムーサたちのうち、「合唱」「舞踊」を司る。表される際の持ち物は、竪琴だが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 河神アケローオスとの間にセイレーンたちをもうけたとする説があるが、通常はメルポメネーとされる。またリノスやレーソスの母とされることもある。.

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喜劇

喜劇(きげき、Comedy)とは、人を笑わせることを主体とした演劇や映画、ラジオやテレビのドラマ作品や、それらのなかの笑いを誘うやりとりを指す。コメディとも呼称される。 ただしコメディ(Comedy)の西洋における元義は、悲劇(Tragedy)の対照を成す意味での演劇である(例えばギリシア悲劇に対するギリシア喜劇)。 従って本来は必ずしも笑えるものだけを意味するとは限らない。 例えば、ダンテの『神曲』も原題は「La Divina Commedia」であり、日本語で通常の直訳では「神聖な(もしくは神の)喜劇」となるが、笑えるものを意味しているわけではない。.

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アポローン

アポローン(ΑΠΟΛΛΩΝ, Ἀπόλλων, )は、ギリシア神話に登場する男神。オリュンポス十二神の一柱であり、ゼウスの息子である。詩歌や音楽などの芸能・芸術の神として名高いが、羊飼いの守護神にして光明の神でもあり、イーリアスにおいてはギリシア兵を次々と倒した「遠矢の神」であり、疫病の矢を放ち男を頓死させる神「アポローンの矢に射られる」という表現は男が頓死することを意味した(ホメロス 『イリアス(上)』 松平千秋訳、394頁)。であるとともに病を払う治療神でもあり、神託を授ける予言の神としての側面も持つなど、付与された性格は多岐に亘る。もとは小アジアに起源をもつ神格で、本来は繁茂する植物の精霊神から転じて牧畜を司る神となったという説や、北方の遊牧民に起源を求める説など、アポローンの出自については諸説あり、複数の神格の習合を経て成立したものとも考えられている。古典期のギリシアにおいては理想の青年像と考えられ、また、ヘーリオス(太陽)と同一視されるようにもなった。 推定される原音に近づけてその名をカナ転写すればアポルローンとなるが、日本語のカタカナ表記ではアポローン、または長母音を省略してアポロンとするのが通例である。.

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アポロドーロス

アポロドーロス(Apollodoros)は、古代ローマ時代のギリシャの著作家。長母音表記を省略してアポロドロスとも。『ビブリオテーケー』(『ギリシア神話』)の編纂者として知られる。1世紀から2世紀頃の人物と推定されている。 紀元前2世紀後半ごろのアテーナイの文法家にアポロドーロスという人がいて、著作『神々について』、『年代記』の断片が現存している。かつてこのアポロドーロスと、『ビブリオテーケー』の編者は同一人物と見なされていたが、後年の研究によって、別人説が有力となっている。このため、『ビブリオテーケー』の編者は「偽アポロドーロス」とも呼ばれる。 『ビブリオテーケー』の編者については、9世紀にフォティオスが言及しているのが初出で、その後ツェツェース(Tzetzes, およそ1110年 - 1180年)が引用しているが、それ以前の記録は無い。伝承の諸写本ではこのアポロドーロスを「アテーナイ人にして文法家」、フォティオスも「文法家」と呼んでおり、古代後期の頃からこの両者は同一視されていたと見られる。 19世紀に入り、ローベルト(C.Robert)の研究(1873年)によって別人説が打ち出された。すなわち、アテーナイ人の文法家の著書の断片と『ビブリオテーケー』の比較から、文法家の合理主義的神話解釈と『ビブリオテーケー』の古代文学より伝承された神話の無批判的な編纂方針に於ける大きな乖離があることである。また、『ビブリオテーケー』ではカストール(Kastor)が引用されているが、異説はあるにせよ、ストラボンやスーイダースの伝えるところによれば、カストールは紀元前1世紀の歴史家であることから、『ビブリオテーケー』の編者としてのアポロドーロスは、最も早くとも紀元前1世紀より遡ることはないとの見解が有力である。とはいえ、年代を紀元前1世紀以後のいつごろに帰すべきかについては諸説の一致を見ておらず、「1世紀から2世紀ごろ」についても推定の域を出ていない。.

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ウーラニアー

ウーラニアー(Οὐρανία, )は、ギリシア神話に登場する女神である。「天上の女」の意。長母音を省略してウラニアとも表記される。.

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エラトー

ラトー(Ἐρατώ, )は、ギリシア神話に登場する女神、ニュムペーである。長母音を省略してエラトとも表記される。主に、.

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エウテルペー

ウテルペー(Εὐτέρπη, )は、ギリシア神話の女神の1人で、ムーサイの一員である。抒情詩のムーサ。長母音を省略してエウテルペとも表記される。 「喜ばしい女」の意で、ギリシア語の Ευ (ふさわしい)と τέρπ-εω (喜ばす)から。 ゼウスとムネーモシュネーの娘であり、カリオペー、クレイオー、メルポメネー、エラトー、テルプシコラー、ウーラニアー、タレイア、ポリュムニアーと姉妹。ムーサイひとりひとりに役割が与えられた時に「快を与えるもの」として性格付けられ、後には抒情詩のムーサとされた。アウロスないしはフルートを持って描かれる。 アウロスの発明者だとも言われているが、その点ではマルシュアースの方が有名である。アポロドーロスによると、エウテルペーはストリューモーン河によって身ごもり、男の子レーソスを生んだアポロドーロス、1巻3・4。。レーソスはトラーキア人を統べることとなったが、トローイアでディオメーデースによって殺害された。.

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カリオペー

モン・ヴーエの1634年頃の絵画『ウラニアとカリオペ』のカリオペーを描いた部分。 カリオペー(Καλλιόπη,, 「美声」の意)は、ギリシア神話に登場する文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1神。名はカリオペイア(Καλλιόπεια, )とも。日本語ではカリオペ、カッリオペー、カッリオペイアなどとも表記される。 すべてのムーサたちと同じく大神ゼウスとムネーモシュネーの娘。9神のムーサたちの長女で、クレイオー、エウテルペー、タレイア、メルポメネー、テルプシコラー、エラトー、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹。「叙事詩」(叙情詩、エレジー)を司る。表される際の持ち物は、書板と鉄筆であるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代のかなり後期になってからである。 アポローンもしくはオイアグロスとのあいだにオルペウスとリノスをもうけたほか、レーソス、セイレーンたちの母とする説もある。 弁舌の女神ともされ、ムーサたちの中で最も賢いとされる。アドーニスをめぐるアプロディーテーとペルセポネーとの争いを仲裁するなど、ムーサたちの中で最も活躍の場が多い女神でもある。.

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ギリシア神話

リシア神話(ギリシアしんわ、ΜΥΘΟΛΟΓΊΑ ΕΛΛΗΝΙΚΉ)は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話は霊感の源泉であった。.

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ギリシア語

リシア語(ギリシアご、現代ギリシア語: Ελληνικά, または Ελληνική γλώσσα )はインド・ヨーロッパ語族ヘレニック語派(ギリシア語派)に属する言語。単独でヘレニック語派(ギリシア語派)を形成する。ギリシア共和国やキプロス共和国、イスタンブールのギリシア人居住区などで使用されており、話者は約1200万人。また、ラテン語とともに学名や専門用語にも使用されている。省略形は希語。.

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クレイオー

絵画芸術』に描かれたクレイオー。ウィーン、美術史美術館所蔵。 クレイオー(Κλειώ, )、あるいはクリーオー(Κλιώ,, Clio)は、ギリシア神話に登場する女神で、9柱の文芸の女神ムーサたち(ムーサイ)の1人である。その名前は「祝福する女」の意で、祝福する(kλεί-εω)に由来する。 日本語では長母音を省略してクレイオ、クリオとも表記される。 ゼウスとムネーモシュネーの娘で、カリオペー、エウテルペー、タレイア、メルポメネー、テルプシコラー、エラトー、ポリュムニアー、ウーラニアーと姉妹。ムーサたちのうち「英雄詩」と「歴史」を司り、表される際の持ち物は巻物あるいは巻物入れなどであるが、この様にムーサたちが細分化されたのはローマ時代もかなり後期になってからである。 アプロディーテーに対して「女神の身であるにもかかわらず、人間アドーニスを恋した」と咎めたため、呪いによりマケドニアのペラ(ピーエリス)王ピーエロスを恋するようになり、その間にヒュアキントスという息子を産んだ。 別な伝説では、婚姻の神ヒュメナイオスの母でもあるという。その名の語源はギリシア語で「物語る」「名声を得る」という意味の κλέω または κλείω に由来する。.

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ゼウス

ウス(ΖΕΥΣ, Ζεύς, )は、ギリシア神話の主神たる全知全能の存在。全宇宙や天候を支配し、人類と神々双方の秩序を守護する天空神であり、オリュンポス十二神をはじめとする神々の王でもある。全宇宙を破壊できるほど強力な雷を武器とし、多神教の中にあっても唯一神的な性格を帯びるほどに絶対的で強大な力を持つ。.

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神統記

『神統記』(しんとうき、θεογονία, テオゴニアー、Theogony)は、紀元前700年頃の古代ギリシアの詩人ヘーシオドス作の叙事詩である。ヘクサメトロス(長短短六脚韻)1022行からなる。冒頭の記述からヘーシオドスの処女作とされ、30代前半の作品と推定される。原題の「テオゴニアー」は「神々の誕生系譜」を意味する。 原初の混沌=カオスからの世界の創造、神々の系譜とその三代にわたる政権交代劇を描き、ギリシア神話の宇宙観の原典とされる。 特徴として、ゼウス政権の正統性、無謬性を強調する事(そのためティーターノマキアーやプロメーテウスの説話に若干矛盾が生じている)、女神ヘカテーを強く賛美している事などがある。 作品中には後世の挿入と見られる箇所もあり、965行から後を、元来は別の作品(『女傑伝』)であったと推定する研究者もいる。.

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高津春繁

津 春繁(こうづ はるしげ、1908年1月19日 - 1973年5月4日)は、日本の言語学者、比較言語学研究者、古代ギリシア文学研究者。文学博士(東京大学)。東京大学文学部教授、武蔵大学人文学部教授、人文学部長(初代)を歴任。東京大学名誉教授。.

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