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タオス・プエブロ

索引 タオス・プエブロ

リオプエブロ川と集落 タオス・プエブロ(Taos Pueblo)、またはプエブロ・デ・タオス(Pueblo de Taos)は、1000年以上継続して定住された、北部ティワ語を話すネイティブアメリカン、プエブロ部族の古代の集落である。現代のニューメキシコ州タオスの約1マイル北、から流れる小さな小川、レッド・ウィロー川(リオプエブロ川)沿いに位置する。95,000エーカー(384km²)のプエブロの土地に、およそ2000人の人々が生活している。彼らの言葉である北部ティワ語では、タオスという名前は、「我々の村」を意味するTua-tahと呼ぶ。タオス・プエブロは、北部8プエブロのひとつである。 タオス・プエブロの最も傑出した建築上の特徴は、リオプエブロ川によって二つの部分に分割された、赤褐色のアドビ煉瓦の複数階の団地である。によると、それはおそらく西暦1000年から1450年の間に建設された。1960年10月9日に、アメリカ国定歴史建造物に指定され、その後世界遺産になった。2006年の現在でも、そこに150人ほどの住民が生活している。 タオス・プエブロの歴史は、1680年のプエブロの反乱の企み、1847年のアメリカ軍による包囲攻撃、そして1970年のニクソン大統領による48,000エーカーの山地の返還(セオドア・ルーズベルト大統領によって奪われ、20世紀の初めにカーソン国有林として指定された)を含んでいる。プエブロの人々が伝統的に神聖であると考えるブルー湖(Blue Lake)も、このタオスの返還された土地に含まれている。プエブロのサイトでは、この神聖なブルー湖の獲得は、タオスの人々が湖それ自体から生まれたというスピリチュアルな信仰から発生した、歴史上最も重要な事件と名付けている。.

10 関係: 世界遺産ネイティブ・アメリカンリチャード・ニクソンプエブロニューメキシコ州アメリカ合衆国国定歴史建造物アドベカーソン国有林セオドア・ルーズベルトタオス

世界遺産

世界遺産(せかいいさん、World Heritage Site)は、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づいて世界遺産リスト(世界遺産一覧表)に登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のことで、移動が不可能な不動産が対象となっている。なお、慣例的な用法として、その中の文化遺産を世界文化遺産、自然遺産を世界自然遺産と呼ぶことがある。 なお、世界遺産の制度では正式な文書は英語とフランス語で示され、日本語文献では英語が併記されることがしばしばある一方、フランス語が併記されることは普通ないため、以下では参照しやすさを考慮して、などに依拠して、主たる用語には英語を併記しておく。.

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ネイティブ・アメリカン

ネイティブ・アメリカン(Native American ネイティヴ・アメリカン)とは、アメリカ合衆国の先住民族の総称である。1492年にヨーロッパ系白人が現在の北米地域に到達する以前に、現地に居住していた民族を総称していう。この集団のアイデンティティ形成には、地域文脈、居住地域における同胞民族の存在、ネイティブアメリカン特別保留地との距離等の要素が関連する。2013年現在、連邦政府が認める部族集団は566、州政府レベルではさらに70の集団が存在するといわれる。.

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リチャード・ニクソン

リチャード・ミルハウス・ニクソン(Richard Milhous Nixon, 1913年1月9日 - 1994年4月22日)は、アメリカ合衆国の政治家。第37代アメリカ合衆国大統領。.

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プエブロ

プエブロ(Pueblo)は、メキシコ北部とアメリカ合衆国南西部、特にニューメキシコ州やアリゾナ州に残るインディアンの伝統的な共同体、集落を指し、またそこに住むインディアンを集合的に呼んだ言葉。現在およそ35,000人のプエブロ・インディアンがいる。.

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ニューメキシコ州

ニューメキシコ州(State of New Mexico、Nuevo México)は、アメリカ合衆国南西部にある州である。州の北はコロラド州に接し、東側にはオクラホマ州とテキサス州に、西側はアリゾナ州に、南側はテキサス州およびメキシコとの国境に接している。また州の北西にはフォー・コーナーズがあり、そこでユタ州とも一点で接している。面積ではアメリカ合衆国で5番目に大きいが、人口では36番目であり、人口密度では45番目になっている。美しい景観から「Land of Enchantment(魅惑/魔法の土地)」と通称される。 州都は1607年にスペイン人が建設した歴史ある町サンタフェ市である。.

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アメリカ合衆国国定歴史建造物

アメリカ合衆国国定歴史建造物(アメリカがっしゅうこくこくていれきしけんぞうぶつ、National Historic Landmark)は、アメリカ合衆国の文化遺産保護制度の一つ。アメリカ合衆国内務省長官が、歴史的に価値のある建造物や街区などを指定するものである。 アメリカ合衆国国定歴史建造物 (National Historic Landmark, NHL) は、アメリカ合衆国連邦政府により国家レベルで歴史的に意義のあるものと公式に認識されている建築物、場所、構造物、または物体を言う。85,000箇所以上のアメリカ合衆国国家歴史登録財と重複していないNHLは約2,430だけである。 アメリカ合衆国国定歴史建造物地区 (National Historic Landmark District, NHLD) は、NHLと類似する認定歴史地区である。この地区には、建築物、場所、構造物、または物体の貢献的財産 (Contributing property) と非貢献的財産が含まれうる。貢献的財産は区別してリストされる場合と区別されない場合がありうる。.

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アドベ

アドベ()またはアドービ(英語発音)とは、砂、砂質粘土とわらまたは他の有機素材で構成された天然建材である。これらの有機素材を木製の型枠を使って日なたで干すことでレンガの形にして使われ、ヨーロッパのや日干しレンガによく似ている。アドベの構築物は非常に耐久性に富み、地球上に現存している最古の建築物によく使われている。アドベ建築物は熱を吸収してから非常にゆっくりと放出するため、建築物の内部は涼しいままに保たれ、暑くて乾いた気候に適している。 日干しの土で作られた建築物は、中東や北アフリカ、そしてスペイン(通常ムデハル様式)で一般的だが、アドベは数百年もの間、アメリカ合衆国南西部(プエブロ)、中央アメリカ、そして南米のアンデス山脈の地域の、アメリカ大陸の先住民によって使われてきた(ただ、しばしば多量の石もプエブロの建築物の壁に使われている)。このレンガの製作法は、16世紀にメキシコとペルーを探険したスペイン人によって輸入された。通常のレンガのサイズのものから、大きいもので1、2ヤード(0.91~1.82m)の長さのものまであるのが特徴である。 アドベ(Adobe)という単語は、4000年間もの間発音と意味に驚くほど小さな変化をきたしながら伝えられている。紀元前2000年の中期エジプト語の単語"dj-b-t"が「泥の(または日干しの)レンガ」を意味し、中期エジプト語が後期エジプト語、民衆文字(デモティック)、最終的にはコプト・エジプト語(およそ紀元前600年)へと変化するにつれ、"dj-b-t"は「トベ」("tobe"、「泥のレンガ」)になった。これはアラビア語の"トゥーブ"(طوب、"レンガ")に発展し、これにアラビア語の定冠詞「アル」(ال)をつけた「アットゥーブ」(الطوب)が古スペイン語に取り入れられ、"泥のレンガ"という意味のアドベ(adobe)となった。英語の語彙には、18世紀初めにスペイン語から導入されて現在に至っている。 現代の用法においては、用語"アドベ"は、北アメリカの砂漠気候地帯、とりわけニューメキシコ州でのプエブロの伝統建築を模倣した一般的な建築物のスタイルを意味するようになった。なお、アメリカ合衆国の南西部にはアドベ以外の素材に「スタッコ仕上げ」(stucco)を施してアドベ建築と外見を合わせた「にせアドービ」(fake adobe)も存在する。.

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カーソン国有林

ーソン国有林(Carson National Forest)はアメリカ合衆国ニューメキシコ州北部にある国有林。6,070平方キロメートル (1.5百万エーカー)の面積を擁しており、米国農務省林野部が管理している。林野部の複合開発政策により、レクリエーション、放牧、資源抽出(木材、鉱産資源など)に利用されている。 森林にはかつて古代プエブロ人(アナサジ)が居住し、現在ポットクリーク文化遺産と呼ばれる考古学的遺跡に、アドベ住居などの遺物を残した。森林のいくつかのエリアは、かつてスペイン王室とメキシコ政府から入植者に払い下げられた土地であった。米墨戦争の後国有林として設立され、アメリカ人開拓者のキット・カーソンにちなんで名付けられた。1967年、スペインとメキシコの払い下げ地の回復に取り組む組織の連邦ランドグラント同盟(Alianza Federal de Mercedes)は、かつて存在した払い下げ地の共同体を再生しようと企てて、森林内のエコー・アンフィシアター(Echo Amphitheater)付近を占拠したが、占有者らはキャンプ許可の超過により強制退去させられた。1982年、石油会社のペンゾイル社がバレ・ビダル(Valle Vidal)地域を寄贈し、森林の面積は405平方キロメートル(100,000エーカー)増大した。 ニューメキシコで最も高い山のホイーラー峰はここに位置している。.

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セオドア・ルーズベルト

ドア “テディ”・ルーズベルト(Theodore "Teddy" Roosevelt、、1858年10月27日 - 1919年1月6日)は、アメリカ合衆国の軍人、政治家で、第25代副大統領および第26代大統領である。姓はローズベルト、ローズヴェルトとも表記される。第32代大統領フランクリン・ルーズベルトは五従弟(12親等)に当たり、またフランクリンの妻エレノアは姪にあたる。セオドア・ルーズベルトはその精力的な個性、成し遂げた業績と合衆国の利益、国の発展期に示したリーダーシップと、「カウボーイ」的な男性らしさでよく知られる。共和党のリーダー、および短命に終わった革新党の創設者であった。大統領就任までに市、州、連邦政府での要職に在籍した。また政治家としての業績と同じくらい、軍人、作家、狩猟家、探検家、自然主義者としての名声も併せ持つ。.

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タオス

タオス (Taos, IPA)は、ニューメキシコ州中北部にあるタオス郡の町で、郡都。1934年に州に編入された。2000年の国勢調査の時点での人口は4,700人。 タオス・プエブロに近い位置にあるため、町の名前もそれが由来になっている。名前は、近隣にあるタオス・スキー場にも使われている。 「タオス」という言葉は、ティワ語で「赤い柳」を意味する。タオス在住の多くの人々は、「タオス・ハム」と呼ばれる、発生源が不明の怪音現象を経験していて、多くの推論が唱えられている。.

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