ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

ソユーズL

索引 ソユーズL

ユーズL(Союз、GRAU index 11A511L)は、OKB-1(現クルニチェフ)が開発し、サマーラの第1国家航空工場で生産されていたソビエト連邦の打ち上げ機。ソ連の有人月旅行計画の一環としてLK月着陸機の低地球軌道への投入試験に利用された。.

22 関係: 低軌道ペイロードフェアリングバイコヌール宇宙基地バイコヌール宇宙基地31番射点モルニヤ (ロケット)ローンチ・ヴィークルロシア連邦国防省ロケット・砲兵総局ブロックI (ソユーズロケット)ケロシンコスモス379号コスモス398号コスモス434号ソユーズソビエト連邦ソ連の有人月旅行計画サマーラLK (着陸船)RD-0110RD-107RD-108S.P.コロリョフ ロケット&スペース コーポレーション エネルギア液体酸素

低軌道

低軌道 (ていきどう、英語: low orbit) は、人工衛星などの物体のとる衛星軌道のうち、中軌道よりも高度が低いもの。 地球を回る低軌道を地球低軌道 (low Earth orbit、LEO) と言う。LEOは、地球表面からの高度2,000km以下を差し、これに対し、中軌道(MEO)は2,000 kmから36,000 km未満、静止軌道(GEO)は36 000 km前後である。地球低軌道衛星は、約27400 km/h(約8 km/s)で飛行し、1回の周回に約1.5時間を要する(高度約350 kmの例)。 大気のある天体では、低軌道より低い軌道は安定せず、大気の抵抗で急激に高度を下げ、やがては大気中で燃え尽きてしまう。 低軌道は、地球に接近しているという点で、次のような利点がある。.

新しい!!: ソユーズLと低軌道 · 続きを見る »

ペイロードフェアリング

ペイロードフェアリング(Payload fairing)は、打上げ用ロケットを構成する重要な要素の一つで、ロケットの先端部分の部品である。.

新しい!!: ソユーズLとペイロードフェアリング · 続きを見る »

バイコヌール宇宙基地

バイコヌール宇宙基地(バイコヌールうちゅうきち、Космодром Байконур、Космодром Байқоңыр、Baikonur Cosmodrome)は、カザフスタン共和国のチュラタムにあるロシアのロケット発射場である。現在、ロシア連邦宇宙局が管理している。.

新しい!!: ソユーズLとバイコヌール宇宙基地 · 続きを見る »

バイコヌール宇宙基地31番射点

バイコヌール宇宙基地31番射点(LC-31/PU-6、Site 31/6)はバイコヌール宇宙基地にあるロケット発射施設。 初の使用は1961年1月14日のR-7A大陸間弾道ミサイル試験ミッションだった。現在はソユーズFG/フレガート、ソユーズU、ソユーズ2の打上げに使用されている。 1970年代、80年代には有人飛行にも何度か使用されたことがある。 国際宇宙ステーション(ISS)ミッションのソユーズロケットの打上げは、バイコヌール宇宙基地1番射点と、この31番射点の2箇所だけが使われている。ISSミッションに初めて使われたのは、2009年2月のプログレスM-66の打ち上げからであり、2012年10月にはISSミッション初の有人打ち上げもソユーズTMA-06Mで行われた。.

新しい!!: ソユーズLとバイコヌール宇宙基地31番射点 · 続きを見る »

モルニヤ (ロケット)

モルニヤ(ロシア語:Молнияモールニヤ;ラテン文字表記の例:Molniya)は、1960年から2010年にかけてソ連およびロシア連邦で使用された打ち上げロケット。R-7大陸間弾道ミサイルから派生した4段式ロケットで、他のR-7の派生型より段数が1段多い。長楕円軌道あるいは高度の高い軌道を持つ人工衛星や、地球重力圏を離れる宇宙探査機の打ち上げに使用された。 モルニヤとはロシア語で「雷、稲光」を意味する。モルニアとも表記される。.

新しい!!: ソユーズLとモルニヤ (ロケット) · 続きを見る »

ローンチ・ヴィークル

ーンチ・ヴィークル(launch vehicle)またはキャリア・ロケット(carrier rocket)とは地球から宇宙空間に人工衛星や宇宙探査機などのペイロードを輸送するのに使用されるロケット。日本語では打上げ機と呼ばれることもある。ローンチ・システム(launch system)と言った場合はローンチ・ヴィークル、発射台、その他打上げに関する施設を含む(「システム」の記事も参照)。 速度が低ければ、ペイロードが地表に戻る弾道飛行(ballistic flight、あるいはsub-orbital flight)となる。一般に観測ロケットや軍事目的のミサイル等は弾道飛行をする。通常、弾道飛行は放物線であると考えることが多い。しかしそれは厳密には、地面が平らで地球の中心が十分に遠い、とした近似であり、正確には楕円軌道の一部である。そして弾道飛行における頂点は「半分以上が地球内部に潜っている楕円軌道の遠地点」である。 この遠地点の付近を、一般には地球の大気の影響が十分に薄くなった高度に取って、その前後でさらにロケットを噴射し加速し続ければ、前述の地球内部に潜っている楕円軌道における近地点がどんどん上がってゆくように軌道が変化し続ける。そして近地点も地球の大気の影響が十分に薄い高度になれば、その軌道はもはやペイロードが地球に(すぐに)戻ることはない、次に述べるような人工衛星の、軌道(orbit)となる(遠地点と近地点の高度が等しい場合が円軌道である)。なお、後述するように「軍用の飛翔体の場合は弾道ミサイルとして区別される」といった区別のしかたが一般的であって、力学的には同じ所もあれば厳然として違う所もあるのであるが、マスコミや、専門家でないマニア等による説明には、この段落で説明したような力学は、意識されていない場合が見受けられる。 ペイロードが地球周回軌道を周り続ける人工衛星の場合は、ローンチ・ヴィークルにより第一宇宙速度(理論上、海抜0 mでは約 7.9 km/s.

新しい!!: ソユーズLとローンチ・ヴィークル · 続きを見る »

ロシア連邦国防省ロケット・砲兵総局

ア連邦国防省ロケット・砲兵総局(ロシア語:Главное ракетно-артиллерийское управление МО РФ (ГРАУ、以下GRAUと呼称。)は、ロシア連邦国防省隷下のロシア連邦軍兵器部の一部署である。 GRAUの重要な役割として、ロシア軍の制式採用された兵器・装備類にGRAUインデックス(またはGRAUコードとも)という認識番号を付与するという事が挙げられる。.

新しい!!: ソユーズLとロシア連邦国防省ロケット・砲兵総局 · 続きを見る »

ブロックI (ソユーズロケット)

ブロックI(блок «И»)とは、ソユーズロケットの3段目に使用されるロケット。.

新しい!!: ソユーズLとブロックI (ソユーズロケット) · 続きを見る »

ケロシン

トラック サターンVの打ち上げ ケロシン(kerosene)とは、石油の分留成分の1つである。およそ沸点150 - 280℃、炭素数10 - 15、密度0.79 - 0.83のものである。ナフサ(ガソリンの原料)より重く、軽油より軽い。 ケロシンを主成分として、灯油、ジェット燃料、ケロシン系ロケット燃料などの石油製品が作られる。灯油は成分的にはほぼケロシンだが、日本では灯油をケロシンと呼ぶことはまれで、ケロシンといえばジェット燃料やロケット燃料のことが多い。 英語では、keroseneのほかkerosineとも綴り、また、coal oilともいう。中国語では、「煤油」や俗に「火水」という。日本のモービル石油のスタンドや灯油の貯蔵施設にある給油機には英語のKerosineが書かれている。また、英国と南アフリカではparaffin(パラフィン)とも呼ぶ。.

新しい!!: ソユーズLとケロシン · 続きを見る »

コスモス379号

モス379号(Космос-379、ラテン文字表記の例: Cosmos 379, Kosmos 379)とは、1970年にソビエト連邦が打ち上げた宇宙船である。地球周回軌道上でLK月着陸船の無人テストを行った。 コスモス379号は1970年11月24日にソユーズロケットにより地球周回軌道に打ちげられた。軌道投入から3日半後、大規模なエンジンの噴射を行い、高度192x233kmの軌道から196x1206kmの楕円軌道に移行した。これは月軌道から離れて月面へ降下するための噴射を模したものである。さらに軌道投入4日後には月面からの離陸を模した噴射を行い、188x1198kmの軌道から177x1万4041kmの軌道へ移行した。他にLOK月周回船とのランデブーとドッキングを模した小規模な噴射も行った。 テスト終了後は軌道上に放置されたが、軌道の減衰のため1983年9月21日に大気圏に突入した。.

新しい!!: ソユーズLとコスモス379号 · 続きを見る »

コスモス398号

モス398号(コスモス398ごう、Kosmos 398、Космос 398)は、T2Kバージョンを用いたソビエト連邦のLKの2度目の無人試験飛行である。コスモス379号に続いて行われ、1971年2月26日にバイコヌール宇宙基地31番射点から打ち上げられて276km×196kmの軌道を飛行した。.

新しい!!: ソユーズLとコスモス398号 · 続きを見る »

コスモス434号

モス434号(コスモス434ごう、Kosmos 434、Космос 434)は、ソビエト連邦のLKの最後の無人試験飛行である。4度のLKの試験で最長の燃焼時間となった。最終的には、186km×11,804kmの軌道に入った。この試験により、この着陸船が飛行に耐えうることが証明された。 LKは、ソビエト連邦の月着陸船計画でこの段階まで行った唯一のものである。1980年から81年には、この着陸船が核燃料を運んでいるのではないかという懸念があった。1981年8月22日にオーストラリア上空に大気圏再突入する際、ソビエト連邦外務省はオーストラリアで、コスモス434号は「月キャビンの実験ユニット」であると認めた。.

新しい!!: ソユーズLとコスモス434号 · 続きを見る »

ソユーズ

ユーズ(Союз)は、ソビエト連邦およびロシア連邦の1 - 3人乗り有人宇宙船である。2人乗りボスホート宇宙船に続くもので、ソ連の有人月旅行計画のために製作されたが、結局有人月旅行計画は実現されなかった。 当初はソ連の宇宙ステーション「サリュート」や「ミール」への連絡に使用され、登場から40年以上経た21世紀でも、国際宇宙ステーション (ISS) へアクセスする唯一の有人往復宇宙船、およびステーションからの緊急時の脱出・帰還用として、現役で使用されている。 名称の「ソユーズ」は、ロシア語で「団結、結合」という意味で、ほかに「同盟」、「連邦」、「連合」、「組合」という意味も持つ。ロシア語本来の読みは「サユース」が近い。.

新しい!!: ソユーズLとソユーズ · 続きを見る »

ソビエト連邦

ビエト社会主義共和国連邦(ソビエトしゃかいしゅぎきょうわこくれんぽう、Союз Советских Социалистических Республик)は、1922年から1991年までの間に存在したユーラシア大陸における共和制国家である。複数のソビエト共和国により構成された連邦国家であり、マルクス・レーニン主義を掲げたソビエト連邦共産党による一党制の社会主義国家でもある。首都はモスクワ。 多数ある地方のソビエト共和国の政治および経済の統合は、高度に中央集権化されていた。.

新しい!!: ソユーズLとソビエト連邦 · 続きを見る »

ソ連の有人月旅行計画

連の有人月旅行計画(ソれんのゆうじんつきりょこうけいかく)は、アメリカのアポロ計画と並行して、1960年代から70年代のソ連において試みられながら、遂に実現しなかった有人宇宙船による月接近飛行および月面着陸計画である。.

新しい!!: ソユーズLとソ連の有人月旅行計画 · 続きを見る »

サマーラ

マーラ(Самара, Samara, サマラとも)は、ヴォルガ川東岸にあるロシア連邦の都市。1935年から1990年まではソ連共産党政治局員・副首相・ゴスプラン議長等を歴任した革命家ヴァレリヤン・クイビシェフに因んでクイビシェフ(Куйбышев, Kuybyshev)と呼ばれていた。 ヨーロッパ・ロシアの南東部にあるサマラ州の行政の中心。人口は1,157,880人(2002年全ロシア国勢調査による。1989年ソ連国勢調査では1,254,460人)で、ロシア連邦ではエカテリンブルクに次ぐ6番目に大きな都市。ヴォルガ川が大きく東へ屈曲し、サマーラ川が合流する場所に建つ。サマーラ市の西はヴォルガ川が流れ、北はソコルイ丘陵、東と南はステップ(草原)が広がっている。 サマーラ州のサマーラ・トリヤッチ・シズラニを中心とした大都市圏は重工業などが盛んで、全体の人口は300万人に達する。 サマーラの生活はヴォルガ川とは切り離せない。ヴォルガはサマーラ発展の鍵を握る物流と交易の道であったが、それだけでなくヴォルガの幅広い流れが作る景観がサマーラを特徴づけている。ヴォルガ河畔の通りや公園はサマーラ市民や観光客のお気に入りの散歩道であり、この町を訪れた多くの文人がヴォルガ川に沿った長く美しい川岸の景色を愛でてきた。 1586年にタタール人に対する防衛の基地が築かれ、その後、ヴォルガ地域の穀物の交易の中心地として発展した。機械工業・化学工業などが盛ん。宇宙船「ソユーズ」や人工衛星を造る航空宇宙産業の中心でもあるため、冷戦期には閉鎖都市にされていた。第二次世界大戦でドイツ軍がモスクワに迫った際には、多くの政府機関がサマーラに移された。.

新しい!!: ソユーズLとサマーラ · 続きを見る »

LK (着陸船)

LK(Lunniy Korabl )はソ連の有人月旅行計画の一環として開発されたソ連の月着陸船で、アメリカの月着陸船(LM)に相当する。ソ連はアメリカより先に、このLKによってソ連の宇宙飛行士を月面着陸させ、ムーン・レースに勝利する予定だった。LK の開発は成功し、地球軌道上での試験が成功裏に終わっている。しかし、N1ロケットの開発に失敗したことから、月に送られることは1度もなかった。.

新しい!!: ソユーズLとLK (着陸船) · 続きを見る »

RD-0110

RD-0110は液体酸素とケロシンを推進剤として使用するガス発生器サイクルのロケットエンジンである。RD-0110エンジンはソユーズ、ソユーズU、ソユーズU2、ソユーズFG、ソユーズ 2.1aの3段目であるブロックIに使用された。RD-0110キマフトマティキ設計局によって開発された。 2011年8月24日に打ち上げられたプログレスM-12M補給船はRD-0110エンジンの故障が原因で打ち上げに失敗した。 最新のソユーズ-2.1bとソユーズ-2.1vで使用されるブロックIでは後継のRD-0124を搭載する。.

新しい!!: ソユーズLとRD-0110 · 続きを見る »

RD-107

RD-107 (РД-107、8D74) は、1957年からR-7 (ロケット)に使用され、後にR-7を元に開発された宇宙ロケットソユーズロケットファミリーの1段に使用されているロケットエンジン。同じく2段(4本のブースターに囲まれている中心部)にはRD-108エンジンが使われている。 RD-107とRD-108エンジンの主な違いは、バーニアスラスターの数が2基と4基と異なる点である。.

新しい!!: ソユーズLとRD-107 · 続きを見る »

RD-108

RD-108 (РД-108) は、1957年からR-7 (ロケット)に使用され、後にR-7を元に開発された宇宙ロケットソユーズロケットファミリーの2段に使用されているロケットエンジン。同じく1段(周囲の4本のブースター)にはRD-107エンジンが使われている。 RD-107とRD-108エンジンの主な違いは、バーニアスラスタの数が2基と4基と異なる点である。.

新しい!!: ソユーズLとRD-108 · 続きを見る »

S.P.コロリョフ ロケット&スペース コーポレーション エネルギア

S.P.コロリョフ ロケット&スペース コーポレーション エネルギアまたはS.P.コロリョフ・ロケット・宇宙会社「エネルギヤ」(Ракетно-космическая корпорация "Энергия" им.、略称:РКК Энергия、英文字略称:RKK EnergiaまたはRSC Energia) はロシアのソユーズ宇宙船、プログレス補給船、人工衛星などの宇宙機と宇宙ステーションのモジュールの設計・製造会社である。モスクワ近郊のコロリョフに本社を置く。 旧ソ連で1946年設計局の1つとして発足し、 セルゲイ・コロリョフを指導者(1946-1966)として発展し、コロリョフ設計局(第1設計局、OKB-1)としてソ連、ロシアの宇宙開発を支えてきた。西側でもその実績は高く評価され国際宇宙ステーションの建設では重要な役割を担っている。.

新しい!!: ソユーズLとS.P.コロリョフ ロケット&スペース コーポレーション エネルギア · 続きを見る »

液体酸素

液体酸素(えきたいさんそ)とは、液化した酸素のこと。酸素の沸点は−183℃、凝固点は−219℃である。製鉄や医療現場の酸素源やロケットの酸化剤として利用され、LOX (Liquid OXygen)、LO2のように略称される。有機化合物に触れると爆発的に反応することがある。.

新しい!!: ソユーズLと液体酸素 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

ソユーズ-L

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »