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ソフトウェアコンポーネント

索引 ソフトウェアコンポーネント

UML 2.0 のコンポーネント図で、2つのコンポーネントを表現した例。CheckoutコンポーネントはCardProcessingコンポーネントを使用している。 ソフトウェアコンポーネント(Software Componentry)は、ソフトウェアシステムの様々な機能を関心の分離によって分割したものである。システムを独立した結合の弱い再利用可能なコンポーネント群で構成する設計技法は Component-based software engineering (CBSE) と呼ばれ、ソフトウェア工学の一分野となっている。 コンポーネントの考え方は、サービス指向の起点となっている。例えば、Webサービスやサービス指向アーキテクチャ (SOA) ではソフトウェアコンポーネントの考え方を発展させサービスをコンポーネント化するという考え方をする。.

107 関係: 北大西洋条約機構マーシャルマイクロソフトハードウェアバンドルバートランド・メイヤーバイナリモデルモジュールリソース (WWW)ボーランドプログラミングパラダイムパッケージソフトウェアパイプ (コンピュータ)ビットストリームビジネスロジックビジネスオブジェクトビジネスソフトウェアテキストデザインパターン (ソフトウェア)ドナルド・クヌースドイツ制御の反転分散コンピューティングアルゴリズムアーキテクチャアプリケーションサーバアクセスアセンブリ言語インタフェース記述言語エラーメッセージエンドユーザーエドガー・ダイクストラオペレーティングシステムオブジェクト (プログラミング)オブジェクト指向プログラミングオブジェクト指向分析設計カプセル化ガルミッシュ=パルテンキルヒェンクラス (コンピュータ)コンポーネント図コンピュータシリアライズジェネリックプログラミングソフトウェアソフトウェア危機ソフトウェア工学ソフトウェアフレームワークソフトウェアアーキテクチャサン・マイクロシステムズ...サービス指向アーキテクチャサブルーチンBonoboCOBOLCOMCommon Object Request Broker ArchitectureComponent Library for Cross PlatformComponent Object ModelComponent Pascal統一モデリング言語D-BusDCOPDistributed Component Object ModelEiffelEnterprise JavaBeans複合文書計算機科学関心の分離電子部品Freedesktop.orgGNOMEIBMInferno (オペレーティングシステム)Java Platform, Enterprise EditionKDEKPartLazarusMozilla FoundationOberonObject Linking and EmbeddingObject Management GroupObjective-COpenDocOpenOffice.orgOSGiPL/IPlan 9 from Bell LabsRepresentational State TransferSOAP (プロトコル)TOPPERSプロジェクトUnity (ゲームエンジン)Universal Network ObjectsUNIXVisual Component LibraryWDDXWebサービスWorld Wide Web ConsortiumXML-RPCXPCOMZope文芸的プログラミング擬人観数学.NET Framework.NET Remoting1968年9P インデックスを展開 (57 もっと) »

北大西洋条約機構

北大西洋条約機構(きたたいせいようじょうやくきこう)は、北大西洋条約に基づき、アメリカ合衆国を中心とした北アメリカ(=アメリカとカナダ)およびヨーロッパ諸国によって結成された軍事同盟である。前身はブリュッセル条約 (1948年)。 略称は頭字語が用いられ、英語圏では、North Atlantic Treaty Organization を略した NATO(ネイトー)と呼ばれ、日本やドイツ語圏では NATO(ナトー)、フランス語圏・スペイン語圏・ポルトガル語圏等では OTAN(オタン)と呼ばれる。.

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マーシャル

マーシャル.

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マイクロソフト

マイクロソフト()は、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く、ソフトウェアを開発・販売する会社である。1975年4月4日にビル・ゲイツとポール・アレンらによって設立された。.

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ハードウェア

ハードウェア (hardware) とは、システムの物理的な構成要素を指す一般用語である。日本語では機械、装置、設備のことを指す。ソフトウェアとの対比語であり、単に「ハード」とも呼ばれる。.

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バンドル

バンドル(bundle)とは、ある製品に対し別の製品が付属している状態で販売等をすること。反対はアンバンドル。.

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バートランド・メイヤー

バートランド・メイヤー(2006年) バートランド・メイヤー(Bertrand Meyer ベルトラン・メイエー(ル) バートランド・マイヤー、1950年 - )は、オブジェクト指向プログラミング言語 Eiffel を開発したフランス出身のコンピュータ科学者、プログラミング言語関連書の著者、研究者、コンサルタント。 ソフトウェア工学において契約による設計を創始した。オブジェクト指向プログラミング (OOP) の教科書 Object-Oriented Software Construction (日本語訳『オブジェクト指向入門』) の著者である。.

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バイナリ

バイナリ (binary) とは二進法のことであるが、コンピュータが処理・記憶するために2進化されたファイルまたはその内部表現の形式(バイナリデータ)のことを指して用いることが多い。 コンピュータが扱うすべてのデータはバイナリデータ(バイトの並び)であり、プレーンテキスト(または単にテキスト)もバイナリデータの一種ではあるが、通常バイナリとテキストは対比して用いられる。テキストとはデータの内容すべてを人間が読んで理解できる (human-readable) もの、バイナリとはそうでないものを指す。human-readableに対する語はmachine-readableだが、これは(機械的に読むことが可能であるように)フォーマットが定められているもの、という意味である。バイナリフォーマットではエンディアンなどに互換性・移植性の上で注意が必要であり、それを避けてテキスト形式で記録することも少なくない(UNIX哲学も参照。なお浮動小数点数やループした構造の表現など、テキスト形式にも注意が必要な点は多い)。バイナリエディタを用いると、バイナリファイルを1バイトずつの(16進法での)数値の並びとして表示・編集を行うことができる。バイナリのファイルでも多くは部分的にテキストとして読み取れる箇所が存在するため、そういった箇所のみを抜き出すstringsというユーティリティもある。 バイナリファイルにはたとえば画像ファイルや音声ファイル、圧縮されたファイルなどがある。バイナリファイルの中にはファイルの先頭にメタ情報(ヘッダ)を持っているものがある。たとえばGIFファイルは複数の画像を持つことができ、ファイルの先頭でそれぞれの画像を区別する情報が記述されている。そのようなメタ情報を持たないファイルはフラットバイナリファイルと呼ばれる。コンピュータプログラム関係では、テキストであるソースコードとの対比からコンパイルされたコード(オブジェクトファイルや実行ファイルなど。またそのような機械語(ネイティブバイナリ)に限らず、WebAssemblyやJavaなどのバイトコード類なども含む)のファイル等を指してバイナリと呼ばれることがしばしばある。プロプライエタリのソフトウェアは、バイナリの形態でさらに難読化を掛けて、販売されることが多い。 バイナリ形式でのデータの表現方法はさまざまなものがある。例えば、数値であれば0~9までの数をパターン化して記録するBCD、ゾーンビットと実際の数値、正の数か負の数かを記録する符号ビットからなるアンパック10進数(ゾーン10進数)や、実際の数値と符号ビットだけからなるパック10進数などがある。文字列の扱いとしては、ナル文字('\0')で終端する方法や、長さ(オクテット数、あるいは文字(符号点)の個数)を別に保持する、といった方式がある。前者では、'\0' を含むようなバイナリを「文字列」として扱うことができない。.

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モデル

モデル(英語ほか: model、Model).

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モジュール

モジュール(module)とは、工学などにおける設計上の概念で、システムを構成する要素となるもの。いくつかの部品的機能を集め、まとまりのある機能を持った部品のこと。モジュールに従っているものをモジュラー (modular)という。 入出力を絞り込み、標準化することで、システム開発を「すり合わせ」から「モジュールの組合わせ」にすることができる。.

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リソース (WWW)

リソース (resource) はWorld Wide Web (WWW) の基本となる概念である。しかしながら、それが実際に意味するものについては複数の理解がある。 リソースという用語は、Uniform '''Resource''' Locator (URL) の対象を指すものとして初めて登場したが、後にあらゆるUniform '''Resource''' Identifier (URI、RFC 3986)、またはInternationalized '''Resource''' Identifier (IRI、RFC 3987)、が指し示すものを含むように拡張された。セマンティック・ウェブにおいては抽象的なリソースとその意味プロパティが'''Resource''' Description Framework (RDF) に基づいた言語群で記述される。.

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ボーランド

ボーランド (Borland、Borland International、Inprise Corporation、Borland Software Corporation) は、かつて存在した開発プロセス用ツールなどのソフトウェアの開発・販売会社である。 PC 黎明期からTurbo Pascal(ターボ・パスカル)などのソフトウェア開発ツールを販売していたが、1990年代のマイクロソフトとの激しい争いを経て、2000年代前半、企業買収と社名変更を繰り返し、開発プロセスツール会社に変身した。会社存在当時の最後の本社はアメリカのテキサス州オースティン。 日本では1989年4月に日本法人である株式会社ボーランドジャパンが設立され、1992年にはボーランド株式会社に商号変更されて100%子会社となった。 2009年5月6日、マイクロフォーカス(当時・インプライズ株式会社)による買収の合意が発表され、同社の一部門となった。.

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プログラミングパラダイム

プログラミングパラダイム (programming paradigm)とは、プログラミングにおけるパラダイムである。.

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パッケージソフトウェア

パッケージソフトウェア(packaged software)とは、.

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パイプ (コンピュータ)

ある端末上で3つのパイプで繋いだプログラムを実行する際の入出力の流れ Unix系オペレーティングシステムにおけるパイプ(pipe)、もしくはパイプライン (pipeline) とは、複数のプログラムの入出力をつなぐための仕組み(プロセス間通信)の一つである。大変便利であることからUnix系以外でも同様の実装や、あるいは擬似的な実装によって似たようなことができるものも多い。直接の親子関係にあるプロセス間で通信をおこなうためfork前にあらかじめ共有しておく「無名パイプ」と、親子関係などにないプロセス間で一時ファイルなどを通して接続する(接続を確立するためにファイルを経由するだけで、接続自体はファイルを経由するわけではない)「名前付きパイプ」がある。ダグラス・マキルロイがUnixシェル向けに考案したことから始まり、パイプライン輸送からの連想で名付けられた。 特に、シェルなどでは縦棒( | )の記号を使って無名パイプを簡単に利用でき、それを指して「パイプ」と言うことも多い。プロセス群の標準ストリームを連鎖的に相互接続するもので、あるプロセスの標準出力 (stdout) を直接別のプロセスの標準入力 (stdin) に接続する。 「1つだけの仕事をうまくやる、道具のようなソフトウェア」(Software Tools)をパイプラインによって組み合わせる、というアイデアはUNIXやUnix系のOS以外にも、MS-DOS をはじめとする様々なOSやアプリケーションに、動作に多少の違いはあるものの受け継がれている。パイプで連結することを前提とした構成のプログラムをフィルタと呼ぶ。 前述のシェルのコマンドラインにおけるパイプは、中置記法で結合法則を満たす演算子と見ることができる(その時、演算子(オペレータ)のオペランドにあたるのは、各プログラムである)。これを一種の「合成」と見ることもできる。一般に数学で、f, g, h という関数があるとして h(g(f(x))) というような計算をすることを考える時、関数を関数合成の演算子 ∘ で合成した (h∘g∘f)(x) というものを考えることがあるが、パイプの演算子 | はこれに似ており (progF あるいは (progF | progG | progH) といったような感じになる。.

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ビットストリーム

ビットストリーム.

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ビジネスロジック

ビジネスロジック(business logic)は、データベース上のデータに対する処理手順といったようなものを指す、ソフトウェア工学的な用語である。「アルゴリズム」という語が説明に使われていることがあるが、アルゴリズムは数学的・論理的に明確な概念であり間違った説明の仕方である。どんなプログラミング言語の仕様を見ても、APIを見てもビジネスロジックという用語は出てこないし、学術論文にも現われない。基本的には、エンタープライズ系(業務支援系)ソフトウェアを開発する企業が内部的に、もしくは顧客への販売促進のために用いる用語である。この用語は、主にプログラムが3層構造となるWebアプリケーション開発で使われる。ビジネスロジックは3層の中の中間層(アプリケーションサーバ)に相当する。いずれにしても、ビジネスロジックという用語は明確な定義がなく、人によって意味が異なる可能性がある。.

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ビジネスオブジェクト

ビジネスオブジェクト(Business object)は、オブジェクト指向 プログラムにおけるオブジェクトの一種であり、プログラムが表現しようとしている領域での実体を抽象化したものである。 ビジネスオブジェクトはドメインオブジェクト(domain object)とも呼ばれ、ドメインオブジェクト群とそれらの間の関係をドメインモデルと呼ぶ。 ビジネスオブジェクトは、それが表す実体に関連した機能や振る舞いとデータを全てカプセル化したものであることが多い。 ビジネスオブジェクトは必ずしも実世界のビジネスにおけるオブジェクトを表したものとは限らないが、多くの場合そうなっている。ビジネスオブジェクトは、ビジネスロジック開発者がその領域(ドメイン)に関連したオブジェクトを表現したものである。この用語は、オブジェクトをドメインに関連して生成・使用されるオブジェクトと、ユーザインタフェースのウィジェットやデータベースの表や行を表すオブジェクトに分類する時に使われる。.

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ビジネスソフトウェア

ビジネスソフトウェア(business software)は、ビジネスの生産性を向上させたり、生産性を測ったりするソフトウェア一般を指す。.

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テキスト

テキスト(text、Text、texte、テクスト)は、文章や文献のひとまとまりを指して呼ぶ呼称。 言葉によって編まれたもの、という含みを持つ語で、textile(テキスタイル、「織物」)と同じくラテン語の「織る」が語源である。.

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デザインパターン (ソフトウェア)

フトウェア開発におけるデザインパターン(型紙(かたがみ)または設計パターン、design pattern)とは、過去のソフトウェア設計者が発見し編み出した設計ノウハウを蓄積し、名前をつけ、再利用しやすいように特定の規約に従ってカタログ化したものである。.

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ドナルド・クヌース

ドナルド・エルビン・クヌース(Donald Ervin Knuth, 1938年1月10日 -)は数学者、計算機科学者。スタンフォード大学名誉教授。 クヌースによるアルゴリズムに関する著作 The Art of Computer Programming のシリーズはプログラミングに携わるものの間では有名である。アルゴリズム解析と呼ばれる分野を開拓し、計算理論の発展に多大な貢献をしている。その過程で漸近記法で計算量を表すことを一般化させた。 理論計算機科学への貢献とは別に、コンピュータによる組版システム TeX とフォント設計システム METAFONT の開発者でもあり、Computer Modern という書体ファミリも開発した。 作家であり学者であるクヌースは、文芸的プログラミングのコンセプトを生み出し、そのためのプログラミングシステム WEB / CWEB を開発。また、MIX / MMIX 命令セットアーキテクチャを設計。.

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ドイツ

ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(Deutschland)は、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。もともと「ドイツ連邦共和国」という国は西欧に分類されているが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により、「中欧」または「中西欧」として再び分類されるようになっている。.

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制御の反転

フトウェア工学において、制御の反転(Inversion of Control、IoC)とは、コンピュータ・プログラムの中で、個別の目的のために書かれたコード部分が、一般的で再利用可能なライブラリによるフロー制御を受ける形の設計を指す。この設計を採用した ソフトウェアアーキテクチャは、伝統的な手続き型プログラミングと比べると制御の方向が反転している。すなわち、従来の手続き型プログラミングでは、個別に開発するコードが、そのプログラムの目的を表現しており、汎用的なタスクを行う場合に再利用可能なライブラリを呼び出す形で作られる。一方、制御を反転させたプログラミングでは、再利用可能なコードの側が、個別目的に特化したコードを制御する。 制御の反転は、プログラムのモジュール化を促進して、その拡張性を高めるために用いられ 、オブジェクト指向プログラミングやその他のプログラミングパラダイムにおいて応用されている。「制御の反転」という用語は ロバート・マーティンとマーティン・ファウラーによって広められた。この用語は依存性反転原則とは関係しているが異なるものである。依存性反転原則は、共有された抽象化を通じて、高次と低次の抽象化レイヤー間の結合度を下げることを示している。 従来からのプログラミングでは、フローはコードの中核部分で制御されている。IoCを使うと、これが全く変わってくる。呼び出し側は応答を得るが、いつどのようにして応答を得るかは呼び出し側が制御できない。逆に呼び出された側がいつどのようにして応えるかを決定する。.

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分散コンピューティング

分散コンピューティング(ぶんさんコンピューティング、英: Distributed computing)とは、プログラムの個々の部分が同時並行的に複数のコンピュータ上で実行され、各々がネットワークを介して互いに通信を行いながら全体として処理が進行する計算手法のことである。複雑な計算などをネットワークを介して複数のコンピュータを利用して行うことで、一台のコンピュータで計算するよりスループットを上げようとする取り組み、またはそれを実現する為の仕組みである。分散処理(ぶんさんしょり)ともいう。並列コンピューティングの一形態に分類されるが、一般に並列コンピューティングと言えば、同時並行に実行する主体は同じコンピュータシステム内のCPU群である。ただし、どちらもプログラムの分割(同時に実行できる部分にプログラムを分けること)が必須である。分散コンピューティングではさらに、それぞれの部分が異なる環境でも動作できるようにしなければならない。例えば、2台の異なるハードウェアを使ったコンピュータで、それぞれ異なるファイルシステム構成であっても動作するよう配慮する必要がある。 問題を複数の部分問題に分けて各コンピュータに実行させるのが基本であり、素数探索や数多く試してみる以外に解決できない問題の対処として用いられているものが多い。分散コンピューティングの例としてBOINCがある。これは、大きな問題を多数の小さな問題に分割し、多数のコンピュータに分配するフレームワークである。その後、それぞれの結果を集めて大きな解を得る。一般的に処理を分散すると一台のコンピュータで計算する場合と比べ、問題データの分配、収集、集計するためのネットワークの負荷が増加し、問題解決の為のボトルネックとなるため、部分問題間の依存関係を減らすことが重要な課題となる。 分散コンピューティングは、コンピュータ同士をネットワーク接続し、効率的に通信できるよう努力した結果として自然に生まれた。しかし、分散コンピューティングはコンピュータネットワークと同義ではない。単にコンピュータネットワークと言った場合、複数のコンピュータが互いにやり取りするが、単一のプログラムの処理を共有することはない。World Wide Web はコンピュータネットワークの例であるが、分散コンピューティングの例ではない。 分散処理を構築するための様々な技術や標準が存在し、一部はその目的に特化して設計されている。例えば、遠隔手続き呼出し (RPC)、Java Remote Method Invocation (Java RMI)、.NET Remoting などがある。.

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アルゴリズム

フローチャートはアルゴリズムの視覚的表現としてよく使われる。これはランプがつかない時のフローチャート。 アルゴリズム(algorithm )とは、数学、コンピューティング、言語学、あるいは関連する分野において、問題を解くための手順を定式化した形で表現したものを言う。算法と訳されることもある。 「問題」はその「解」を持っているが、アルゴリズムは正しくその解を得るための具体的手順および根拠を与える。さらに多くの場合において効率性が重要となる。 コンピュータにアルゴリズムをソフトウェア的に実装するものがコンピュータプログラムである。人間より速く大量に計算ができるのがコンピュータの強みであるが、その計算が正しく効率的であるためには、正しく効率的なアルゴリズムに基づいたものでなければならない。.

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アーキテクチャ

アーキテクチャ(architecture)は、英語で「建築学」、「建築術」、「構造」を意味する語である。 分野によってはアーキテクチュアともいうが、英語での発音は であり、アーキテクチャのほうが近い。.

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アプリケーションサーバ

アプリケーションサーバ(Application Server)は、ビジネスロジックなどを実装したアプリケーションソフトウェアを実行することを専門とするコンピュータネットワーク上のサーバコンピュータ、もしくはそのようなコンピュータ上でのアプリケーションの実行を管理補助するミドルウェアのこと。 ウェブアプリケーションサーバは、ウェブクライアントからのHTTPのレスポンス要求を処理するウェブサーバとバックエンドの関係データベース管理システム (RDBMS) を中心とするデータベース中核層への橋渡しを担い、データの加工などの処理を行う。.

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アクセス

アクセス (access).

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アセンブリ言語

モトローラ MC6800 のアセンブリ言語のソースコード アセンブリ言語(アセンブリげんご、英: assembly language)とは、コンピュータ、マイクロコントローラ、その他のプログラム可能な機器を動作させるための機械語を人間にわかりやすい形で記述する、代表的な低水準言語である。なお、英語の assembly とは「組立」という意味である。.

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インタフェース記述言語

インタフェース記述言語(Interface Description Language)またはインタフェース定義言語(Interface Definition Language)は、ソフトウェアコンポーネント間のインタフェースを記述するのに使われるコンピュータ言語である。IDL と略記されることもある。IDL にはプログラミング言語に依存するものもあればしないものもある。依存しないものは、異なるプログラミング言語で書かれたソフトウェアコンポーネント間の通信を可能にする。例えば、C++とJavaで書かれたコンポーネント間などに利用できる。 IDL は遠隔手続き呼出し (RPC) ソフトウェアで一般に使われる。この場合、「リンク」の両端にあるシステムは異なるオペレーティングシステムを使っていて、言語も異なることが多い。IDL はこのような異なる2つのシステム間の橋渡しをする。.

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エラーメッセージ

ラーメッセージの例。フロッピーディスクにアクセスしようとし失敗したときに表示される。 エラーメッセージ(Error message)は、予期しない状態が発生したとき表示されるメッセージであり、コンピュータなどの機器で見られる。.

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エンドユーザー

ンドユーザー()とは、経済学と商業において、「商品を使う人」を意味する言葉である。エンドユーザーの議論は一般的にコンピュータアプリケーションに関する文脈で行われる。.

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エドガー・ダイクストラ

ドガー・ダイクストラ(Edsger Wybe Dijkstra, 1930年5月11日 - 2002年8月6日)は、オランダ人の計算機科学者。1972年、プログラミング言語の基礎研究への貢献に対してチューリング賞を受賞。構造化プログラミングの提唱者。1984年から2002年に亡くなるまでテキサス大学オースティン校の計算機科学の Schlumberger Centennial Chair を務めた。 2002年の死の直前、プログラム計算のについての仕事に対して ACM PODC Influential Paper Award を授与された。この賞は翌年からダイクストラを称えてと呼ばれるようになった。 エズガー・ダイクストラと表記されることもある。オランダ語での発音は、IPA表記で で、エツハー・ウィベ・デイクストラに近い。.

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オペレーティングシステム

ペレーティングシステム(Operating System、OS、オーエス)とは、コンピュータのオペレーション(操作・運用・運転)のために、ソフトウェアの中でも基本的、中核的位置づけのシステムソフトウェアである。通常、OSメーカーが組み上げたコンピュータプログラムの集合として、作成され提供されている。 オペレーティングシステムは通常、ユーザーやアプリケーションプログラムとハードウェアの中間に位置し、ユーザーやアプリケーションプログラムに対して標準的なインターフェースを提供すると同時に、ハードウェアなどの各リソースに対して効率的な管理を行う。現代のオペレーティングシステムの主な機能は、ファイルシステムなどの補助記憶装置管理、仮想記憶などのメモリ管理、マルチタスクなどのプロセス管理、更にはGUIなどのユーザインタフェース、TCP/IPなどのネットワーク、などがある。オペレーティングシステムは、パーソナルコンピュータからスーパーコンピュータまでの各種のコンピュータや、更にはスマートフォンやゲーム機などを含む各種の組み込みシステムで、内部的に使用されている。 製品としてのOSには、デスクトップ環境やウィンドウシステムなど、あるいはデータベース管理システム (DBMS) などのミドルウェア、ファイル管理ソフトウェアやエディタや各種設定ツールなどのユーティリティ、基本的なアプリケーションソフトウェア(ウェブブラウザや時計などのアクセサリ)が、マーケティング上の理由などから一緒に含められていることもある。 OSの中で、タスク管理やメモリ管理など特に中核的な機能の部分をカーネル、カーネル以外の部分(シェルなど)をユーザランドと呼ぶ事もある。 現代の主なOSには、Microsoft Windows、Windows Phone、IBM z/OS、Android、macOS(OS X)、iOS、Linux、FreeBSD などがある。.

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オブジェクト (プログラミング)

ブジェクト(object)はオブジェクト指向プログラミングにおいて、プログラム上の手続きの対象を抽象化する概念である。.

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オブジェクト指向プログラミング

ブジェクト指向プログラミング(オブジェクトしこうプログラミング、)は、コンピュータ・プログラミングのパラダイムのひとつで、オブジェクト指向の概念や手法を取り入れたものである。プログラムを、データとその振舞が結び付けられたオブジェクトの集まりとして構成する、などといった特徴がある。このパラダイムを指向しているプログラミング言語がオブジェクト指向プログラミング言語である。.

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オブジェクト指向分析設計

ブジェクト指向分析設計 (オブジェクトしこうぶんせきせっけい、OOAD、object-oriented analysis and design) は、ソフトウェア工学において、ソフトウェア (システム) を相互作用するオブジェクトの集まりとしてモデル化 (オブジェクト指向モデリング) する、オブジェクト指向に基づくソフトウェア開発の方法である。オブジェクト指向の理論的枠組みに基づくソフトウェア開発、すなわちオブジェクト指向開発を行う際の、ソフトウェア開発工程において、分析工程であるオブジェクト指向分析 (OOA; object-oriented analysis) と、設計工程であるオブジェクト指向設計 (OOD; object-oriented design) の、総称である。なおプログラミング工程は、オブジェクト指向プログラミング (OOP; object-oriented programming) という。オブジェクト指向プログラミングの詳細については同項目を参照のこと。オブジェクト指向開発の具体的な方法論を、オブジェクト指向開発方法論 (object-oriented methodology) という。この項目では、オブジェクト指向開発におけるオブジェクト指向分析とオブジェクト指向設計、およびオブジェクト指向開発方法論を、主に説明する。.

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カプセル化

プセル化(カプセルか、)とは、オブジェクト指向を構成する概念の一つ。オブジェクト内部のデータを隠蔽したり(データ隠蔽)、オブジェクトの振る舞いを隠蔽したり、オブジェクトの実際の型を隠蔽したりすることをいう。データ隠蔽と勘違いされやすいが、データ隠蔽はカプセル化の具体例の1つにすぎず、同一のものではない。.

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ガルミッシュ=パルテンキルヒェン

ツークシュピッツェ山 thumb ジャンプ競技場(改修前) ガルミッシュ=パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)はドイツ連邦共和国のバイエルン州に属する都市である。1936年冬季オリンピック、ガルミッシュ=パルテンキルヒェンオリンピックが開催されたことでも知られる。人口は約人である。.

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クラス (コンピュータ)

ラス()は、クラスベースのオブジェクト指向においてオブジェクトの設計図にあたるもの。抽象データ型の一つ。クラスから生成したオブジェクトのことをインスタンスという。 クラスには、インスタンスの保持するデータ(メンバ変数、フィールド(UMLでは「属性」ともいう))と操作(メソッド、メンバ関数)が記述される。 クラスは、継承・ポリモーフィズム・カプセル化などの、オブジェクト指向プログラミングにおける重要な概念を実現する強力な手段である。.

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コンポーネント図

統一モデリング言語(UML)におけるコンポーネント図(-ず)とは、物理的な構成要素からシステムの構造を記述できる図式である。.

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コンピュータ

ンピュータ(Computer)とは、自動計算機、とくに計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する電子式汎用計算機。実際の対象は文字の置き換えなど数値計算に限らず、情報処理やコンピューティングと呼ばれる幅広い分野で応用される。現代ではプログラム内蔵方式のディジタルコンピュータを指す場合が多く、特にパーソナルコンピュータやメインフレーム、スーパーコンピュータなどを含めた汎用的なシステムを指すことが多いが、ディジタルコンピュータは特定の機能を実現するために機械や装置等に組み込まれる組み込みシステムとしても広く用いられる。電卓・機械式計算機・アナログ計算機については各項を参照。.

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シリアライズ

ンピュータプログラミングにおいて、シリアライズ、もしくはシリアル化 (serialize) という用語は、次のような異なる2つの意味を有する。.

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ジェネリックプログラミング

ェネリック(総称あるいは汎用)プログラミング(generic programming)はデータ形式に依存しないコンピュータプログラミング方式である。.

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ソフトウェア

フトウェア(software)は、コンピューター分野でハードウェア(物理的な機械)と対比される用語で、何らかの処理を行うコンピュータ・プログラムや、更には関連する文書などを指す。ソフトウェアは、一般的にはワープロソフトなど特定の作業や業務を目的としたアプリケーションソフトウェア(応用ソフトウェア、アプリ)と、ハードウェアの管理や基本的な処理をアプリケーションソフトウェアやユーザーに提供するオペレーティングシステム (OS) などのシステムソフトウェアに分類される。.

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ソフトウェア危機

フトウェア危機(ソフトウェアきき、Software Crisis)とは、ソフトウェア工学がまだ十分に確立していなかった頃、よく使われた言葉である。この言葉は、コンピュータの急激な高性能化によってコンピュータ上のシステムが扱う問題が益々複雑化することによる影響を表したものである。基本的にソフトウェア危機は、正しく、可読性が高く、検証可能なコンピュータプログラムを書くことの困難さから発した考え方である。ソフトウェア危機の根本は、複雑性と予測と変化である。.

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ソフトウェア工学

フトウェア工学(ソフトウェアこうがく、Software engineering)は、コンピュータのプログラム、およびその作成行為であるプログラミングを対象とした工学である。.

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ソフトウェアフレームワーク

フトウェアフレームワーク(英: software framework)とは、プログラミングにおいて、一般的な機能をもつ共通コードをユーザーが選択的に上書きしたり特化させたりすることで、ある特定の機能をもたせようとする抽象概念のことである。単にフレームワークとも呼ばれる。 ソフトウェアフレームワークは、はっきり定義されたAPIを持ち、具体的な実装を再利用可能な形で隠蔽しているという点でライブラリとよく似ている。しかし、ライブラリでは呼び出し側がプログラム全体の制御構造を指定できないが、フレームワークでは可能である。この制御の反転がソフトウェアフレームワークの特徴である。.

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ソフトウェアアーキテクチャ

フトウェアアーキテクチャ(Software Architecture)は、ソフトウェアコンポーネント、それらの外部特性、またそれらの相互関係から構成される。また、この用語はシステムのソフトウェアアーキテクチャの文書化を意味することもある。ソフトウェアアーキテクチャの文書は開発依頼主とのコミュニケーションを容易にするもので、概要レベルの設計に関する早期の決定を促し、プロジェクト間でのコンポーネントとパターンの設計を再利用することを可能にする。.

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サン・マイクロシステムズ

ン・マイクロシステムズ本社 サン・マイクロシステムズ(Sun Microsystems)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンタクララに本社を置いていたコンピュータの製造・ソフトウェア開発・ITサービス企業である。2010年1月27日にオラクルにより吸収合併され、独立企業・法人としては消滅した。.

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サービス指向アーキテクチャ

フトウェア工学において、サービス指向アーキテクチャ(サービスしこうアーキテクチャ、Service-Oriented Architecture、SOA, 「エスオーエイ」あるいは「ソーア」と発音)とは、大規模なコンピュータ・システムを構築する際の概念あるいは手法の一つ。業務上の一処理に相当するソフトウェアの機能をサービスと見立て、そのサービスをネットワーク上で連携させてシステムの全体を構築していくことを指す言葉である。業務処理の変化をシステムの変更に素早く反映させたいという需要に応えうるものとして、2004年頃からIT業界において注目を集めている。2009年頃からクラウドコンピューティングの台頭とともに、その必要性が再認識されるようになってきている。.

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サブルーチン

ブルーチン(subroutine)は、コンピュータプログラミングにおいて、プログラム中で意味や内容がまとまっている作業をひとつの手続きとしたものである。繰り返し利用されるルーチン作業をモジュールとしてまとめたもので、呼び出す側の「主」となるもの(メインルーチン)と対比して「サブルーチン」と呼ばれる。サブプログラム (subprogram) と呼ばれることもある。また、「サブ」をつけずに「ルーチン」と呼ぶこともある。 プログラムのソース中で、繰り返し現れる作業をサブルーチン化することで、可読性や保守性を高く保つことができる。繰り返し現れる作業でなくても、意味的なまとまりを示すためにサブルーチン化することもある。また、キャッシュのような階層的メモリの設計を持つコンピュータ(現在のパソコンやワークステーションなどほぼすべて)では、よく使われるサブルーチンがキャッシュに格納されることで高速な動作を期待できる。.

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Bonobo

Bonobo は、再利用可能なソフトウェアコンポーネントと複合文書を生成するコンポーネントモデルである。ジミアン社がGNOMEで使われる複合文書のために開発した。Bonobo は、大規模なアプリケーションを開発する際のフリーソフトウェアコミュニティのニーズと問題に対処するよう設計・実装された。マイクロソフトの OLE の影響を受けており、実際よく似ている。Bonobo コンポーネントは、KDE における KParts に対比される。Bonobo は CORBA アーキテクチャに基づいている。Bonobo では HTML コンポーネントを埋め込んでテキストを表示したり、SVG コンポーネントを埋め込んでデータベースから得た情報を表示したりできる。 利用可能なコンポーネントは以下の通り.

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COBOL

COBOL(コボル)は、1959年に事務処理用に開発されたプログラミング言語である。名前は「Common Business Oriented Language」(共通事務処理用言語)に由来する。.

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COM

COM.

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Common Object Request Broker Architecture

Common Object Request Broker Architecture(コモン オブジェクト リクエスト ブローカー アーキテクチャー、略称CORBA)とは、Object Management Group(OMG)が定義した標準規格であり、様々なコンピュータ上で様々なプログラミング言語で書かれたソフトウェアコンポーネントの相互利用を可能にする(分散オブジェクト技術)ものである。.

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Component Library for Cross Platform

Component Library for Cross Platform(CLX)とは、Microsoft WindowsとLinuxのアプリケーションを開発するための視覚化コンポーネントベースのクロスプラットフォームの開発フレームワークである。ボーランドが Kylix、Delphi、C++ Builderなどのソフトウェア開発環境で使うために開発した。 従来のMicrosoft Windowsのみに対応していたフレームワーク Visual Component Library(VCL)を置き換える目的で開発された。CLX はトロールテックの Qt に基づいている。APIは、ほぼ VCL 互換である。当初、VCL を使っているアプリケーションはすんなり CLX に移行すると思われていた。 しかし、Windows での性能が思わしくない、VCL と微妙な違いがある、バグがある、などの原因で VCL の置換には失敗した。Kylix 自体も商業的に失敗し、CLX の開発は中止された。 オブジェクト指向プログラミングの手法という意味では、CLX は TObject クラスがスーパークラスとして働く階層を形成している。他の全てのクラスは直接あるいは間接的に TObject クラスを継承している。これは Delphi が C++ のような多重継承をサポートしていないためであったが、Java、Smalltalkなどのオブジェクト指向言語に共通の手法でもある。.

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Component Object Model

Component Object Model(COM、コンポーネント オブジェクト モデル)とは、マイクロソフトが提唱するソフトウェアの再利用を目的とした技術のことである。アプリケーションソフトウェア間での通信や、オペレーティングシステムとアプリケーションソフトウェアとのAPIに用いられる。 COMを使用して開発されたソフトウェア部品をCOMコンポーネントと呼ぶ。COMコンポーネントは、特定の開発言語に依存せず、C言語やC++、Visual Basic、Smalltalk、Javaなど、様々な言語により開発を行うことができる。COMという用語はソフトウェア開発の世界ではOLE、OLEオートメーション、ActiveX、COM+、DCOMをカバーする包括的な用語としてよく使われる。COMコンポーネントは、他ソフトウェアと通信するためのインタフェースを有している。アプリケーションソフトウェアは、公開されているインタフェースを介してCOMコンポーネントと通信をし、それらを組み合わせることでサービスを提供する。言語によるメモリやその他計算資源の割り付けの違いは、参照カウントを利用してオブジェクトの生成と破棄をそのオブジェクト自身の責任とすることにより解決する。オブジェクトの異なるインタフェース間のキャストはQueryInterface関数で行う。メソッド呼び出しをデリゲート(委譲)する形でサブオブジェクトの集合(アグリゲーションと呼ぶ)を生成する方法がCOM内における最適な継承方法である。 COMは主としてMicrosoft Windows上で使用されるが、UNIXやMac OSでも使用することができる。COMの前身はOLEである。COMは.NET Frameworkに置き換えられているものも多い。たとえば.NETはDCOMの代替として、Windows Communication Foundation (WCF) を通じてWebサービスをサポートする。WCFがXMLベースのSOAPメッセージを利用するのに対し、ネットワークで接続されたDCOMはバイナリの独自仕様フォーマットを利用する。しかし、Microsoft DirectXなどに代表されるように、ネイティブC++での利用を前提としたパフォーマンス重視のAPIは、依然として.NETではなくCOMが使われる傾向にある。 COMはまたソフトウェアコンポーネントシステムとしてCORBAやJava Beansと競合関係にある。.

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Component Pascal

Component Pascal はニクラウス・ヴィルトによる Pascal、Modula-2、Oberon、Oberon-2 の伝統をひくプログラミング言語である。Pascal の名を持つが、Pascal 互換ではない。むしろ Oberon-2 から派生した改良版であり、チューリッヒ工科大学から分離独立したオベロン・マイクスシステムズという小さな会社によって設計、保守されている。彼らのIDE(統合開発環境)は BlaxBox Component Builder と呼ばれる。1994年に最初のバージョンが Oberon/F としてリリースされたとき、フィールドとコマンドボタンを、エクスポートされた変数とプロシージャに結び付けた、編集可能なフォームを用いたグラフィカルユーザインターフェイスへの新しいアプローチを提案した。 オーストラリアのクイーンズランド工科大学のジョン・ゴーを中心としたガーデンズ・ポイント・チームによる.NETと Java仮想マシン のためのオープンソース実装が存在する。 2004年6月23日、オベロン・マイクスシステムズは BlackBox Component Builder が無料ダウンロード可能になったことと、オープンソース版が計画されていることを発表した。最初に2004年12月にベータ版がリリースされ、2005年12月に最終V1.5にアップデートされた。IDE、コンパイラ、デバッガ、ソースアナライザ、プロファイラ、インターフェイスライブラリの完全なソースが含まれ、彼らのウェブサイトからダウンロードも可能である。 BlackBox Component Pascal は、例えばソースファイルのようなドキュメントファイルに拡張子.odc を用い、シンボルファイルに.osf を用いる。一方、Gardens Point Component Pascal はソースに.cp、シンボルファイルに.cps を用いる。BlackBox Component Pascal は、専用の実行オブジェクトフォーマットとして.ocf を持ち、このフォーマットのための実行時リンクローダを含む。.

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統一モデリング言語

統一モデリング言語(とういつモデリングげんご、UML、英: Unified Modeling Language)は、主にオブジェクト指向分析や設計のための、記法の統一がはかられた(Unified)モデリング言語(Modeling Language)である。仕様記述言語であるなどとされることもあるが、統一されているのは構文に相当する記法だけで、仕様を表現するような意味が形式的に与えられていない図もあるので、形式仕様記述言語ではない。 最初期の版はラショナルにおいて、グラディ・ブーチ、イヴァー・ヤコブソン、ジェームズ・ランボーの3人が策定した。この3人はスリーアミーゴスと呼ばれている。現在は Object Management Group(OMG) が管理しており、現在最も普及していると主張されている。2015年7月現在の最新版は UML 2.5 であり、ISO/IEC 19501:2005 として UML 1.4.2 を、また、ISO/IEC 19505-1:2012 ならびに ISO/IEC 19505-2:2012 として UML 2.4.1 を標準化している。 UML 2.0 以降では、ダイアグラム(図法)が13種類もあり(#UMLのダイアグラムを参照)、各種の図法を必要に応じて使い分けなければならない(というより、別に節を改めて説明しているが、単なる肥大化であり、単に必要ないものは無視すべきということである)。よく使う図としては、ユースケース図、ステートマシン図、シーケンス図、クラス図などがある。UMLはデザインパターンを説明するために良く使われている。.

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D-Bus

D-Bus (Desktop Bus) はメッセージバスと呼ばれる、アプリケーション間でやりとりを行うための、プロセス間通信(IPC)実装のひとつ。加えて、プロセスの生成期間を調節し、それらのサービスが必要なときに簡単に呼び出すことが出来るようにするものである。軽量さ、低依存度を保って開発されている。 D-BusはKDE (バージョン2~3) 独自のIPC実装であるDCOPから影響されて生まれ、KDE4 (Qt4) で採用された。GNOMEも独自のIPC実装であるBonoboからD-Busへ移行している。Linuxでもudevによるマウントメッセージの通知を行う際にD-Busを使っている。X.Org Server7.3からはD-Busによる実行時の設定が可能になっている。 D-Busは現在、多くの言語とライブラリとのバインディングを持ち、C言語, Java, C++, C#, Python, Ruby, Perl, GTK+, Qt, Maemo(携帯端末用のデスクトップ環境)などから利用出来る。さらに、Unix系OSだけでなくWindows版も開発されている (winDBusという名前の別プロジェクト)。.

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DCOP

DCOP (Desktop COmmunication Protocol) とは、プロセス間またはソフトウェアコンポーネント間の軽量なプロセス間通信システムである。このシステムの主眼は、アプリケーション群が相互にやり取りして、全体として複雑なタスクを実施できるようにすることである。基本的にDCOPは「遠隔制御」システムであり、あるアプリケーションやスクリプトから他のアプリケーションの助けを得ることを可能にする。X Window Systemのクライアント間通信プロトコルをベースとして構築されている。 DCOPを使うことで、新たなアプリケーションを一から書かなくとも新機能を実現できるようになる。KDEのアプリケーションとライブラリはDCOPを多用しており、多くのKDEアプリケーションはDCOPの機構を通してスクリプトから制御できる。 最近のKDEシステムでは、全てのKDEアプリケーションが基本的なDCOPインタフェースを備えており、これはそのアプリケーションの作者が明示的にDCOPを使用していない場合でもそのようになっている。例えば、全てのアプリケーションが "quit" コマンドによるアプリケーションのクローズを自動的にサポートしている。 DCOPを組み込んだアプリケーションとシェルから通信するコマンド行ツールとして 'dcop'(小文字である点に注意)がある。また、同じインタフェースを提供するGUIツールとして 'kdcop' がある。 例えば、KDEデスクトップには一定時間間隔で背景の壁紙を切り換える機能がある。しかし、今の壁紙が気に入らないとき、それを即座に簡単に切り換えることはできない。また、ある壁紙を実際に見てみて、今後表示されないようにしたいと思った場合も、簡単に削除する方法はない。 しかし、dcopを使えば、そのような操作が簡単に追加できる。次のコマンド は、シェルから壁紙を次に切り換えさせるものである。そして、次のコマンド は、デスクトップ 1 の現在の壁紙のファイル名を得ることができる(KDEを含むXのデスクトップ環境では、仮想デスクトップを複数サポートしているのが一般的である)。これらを組み合わせてシェルスクリプトを組めば、壁紙を切り換えて、前に表示していた壁紙を削除することができる。例えば、次のようになる。 このようにDCOPによって、アプリケーションが本来持っていなかった機能を簡単に追加することが可能となる。.

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Distributed Component Object Model

Distributed Component Object Model(DCOM)は、ネットワーク上に分散配置されたコンピュータ上のソフトウェアコンポーネント間通信(分散オブジェクト技術)のためのマイクロソフト独自の技術。.

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Eiffel

Eiffel(アイフェル、エッフェル)は頑健なソフトウェアの生産に注力したオブジェクト指向プログラミング言語である。.

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Enterprise JavaBeans

Enterprise JavaBeans (EJB) とは、JavaBeans仕様と同様のものを、ネットワーク分散型ビジネスアプリケーションのサーバサイドで実現した仕様のこと。セキュリティ機能などを備える。SunがJavaEE仕様の中でビジネスロジックをモデル化およびデータの永続化のために作成した。データベースやアプリケーションサーバーなどで実装されている。.

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複合文書

複合文書(ふくごうぶんしょ、Compound document)は、ワープロソフトなどを使って作成される文書形式であり、テキストにスプレッドシート、画像、デジタルビデオ、デジタルオーディオなどのマルチメディアが埋め込まれたものを指す。 複合文書は、ソフトウェアコンポーネントのフレームワーク上で作成されることが多いが、ソフトウェアコンポーネントの考え方は単に複合文書を作るためにあるのではなく、またソフトウェアコンポーネントだけでは複合文書は成り立たない。複合文書のための技術として、次のものが知られている。.

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計算機科学

計算機科学(けいさんきかがく、computer science、コンピュータ科学)とは、情報と計算の理論的基礎、及びそのコンピュータ上への実装と応用に関する研究分野である。計算機科学には様々な下位領域がある。コンピュータグラフィックスのように特定の処理に集中する領域もあれば、計算理論のように数学的な理論に関する領域もある。またある領域は計算の実装を試みることに集中している。例えば、プログラミング言語理論は計算を記述する手法に関する学問領域であり、プログラミングは特定のプログラミング言語を使って問題を解決する領域である。.

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関心の分離

関心の分離(かんしんのぶんり、、SoC)とは、ソフトウェア工学においては、プログラムを関心(何をしたいのか)毎に分離された構成要素で構築することである。 プログラミングパラダイムは開発者が関心の分離を実践することを手助けするものもある。その為には、モジュール性とカプセル化の実装のしやすさが重要となる。 関心の分離は複雑で依存関係が入り乱れたシステムの理解・設計・運用を容易にすることが出来るので他の工学分野でもみられる。.

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電子部品

電子部品(でんしぶひん、electronic component)とは、電子回路の部品のことである。.

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Freedesktop.org

freedesktop.org(フリーデスクトップドットオルグ。fd.o(エフディードットオー)などと略されることもある)は、Unix系のシステムの環境のデスクトップ環境(もっぱらX Window Systemを利用する)の、相互運用性の向上と共通基盤技術の整備を目指したプロジェクトである。CDEのライセンスが、しがらみのため自由になるのに時間を要していた(2012年に至ってやっとLGPLv2となったが、もはやほとんどニュースにならなかった)ために乱立気味であったUnix系のデスクトップ環境において、無用な重複と、混乱を招くだけの無用な差異を無くすことなどが主な目的である。2000年3月、ハヴォック・ペニントンが設立した。 開発などはユーザの視点で行われている。KDEとGNOMEに代表される各デスクトップ環境を統一した唯一の環境、といったようなものを作る、というような目的ではなく、各開発フレームワーク間の差異(非本質的な)がユーザから見えないようにすること、などといった共通化を目的としている。また、特にGNOMEとKDEは、このプロジェクトと密接に連携している。Xfceも、4.0版以降では準拠とした。 2006年に、デスクトップ環境の共通インタフェースを集めたPortland 1.0 (xdg-utils) をリリースしている。 かつてX Desktop Groupと名乗っていたため、"XDG" という省略形も、ディレクトリ名などあちこちにいまだによく使われている。.

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GNOME

GNOME(グノーム、ノーム、GNU Network Object Model Environment)は、X Window System上で動作するデスクトップ環境、またはその開発プロジェクトである。KDEと並んで、広く使われている。 ツールキットにはGTK+を採用している。GNUプロジェクトの一部であり、ライセンスについてはGNOMEライブラリはLGPL、アプリケーションはGPLである。 綴りが同じであるgnome(地の精)はノームと発音するが、GNOMEはGNUのそれと同様、グノームと発音する。.

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IBM

IBM(アイビーエム、正式社名: International Business Machines Corporation)は、民間法人や公的機関を対象とするコンピュータ関連製品およびサービスを提供する企業である。本社はアメリカ合衆国ニューヨーク州アーモンクに所在する。世界170カ国以上で事業を展開している。.

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Inferno (オペレーティングシステム)

Infernoは、分散システムのためのオペレーティングシステム (OS)。Plan 9 from Bell Labs (Plan 9) を開発した経験を元に、その後のベル研究所でのOS、言語、オンザフライ・コンパイラ、グラフィックス、セキュリティ、ネットワーク、移植性などの研究成果を盛り込んでいる。 Infernoアプリケーションは様々なハードウェア、ネットワーク、環境に移植可能である。任意のマシンに実装可能な仮想機械 (Dis) がベースになっている。また、型安全な言語Limboが移植性の高いバイトコードを生成する。さらに、ハードウェア上で直接動作する場合でも、他のOS上でアプリケーションとして動作する場合でも同じインターフェースを提供する仮想オペレーティングシステムを含む。 リソースアクセスは、ローカルでもリモートでもStyxという通信プロトコルを使う。例えばアプリケーションが標準的なファイル操作(オープン、リード、ライト、クローズ)を行う場合もその通信プロトコルを経由する。第4版 (Fourth edition) では、StyxはPlan 9の新しいバージョンでの9Pプロトコル (9P2000) と全く同じである。 OSの名称、関連プログラムの名称、さらには Vita Nuova Holdings という企業名は、ダンテ・アリギエーリの作品、特に『神曲』に由来している。.

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Java Platform, Enterprise Edition

Java Platform, Enterprise Edition (Java EE) は、Javaで実装されたアプリケーションサーバーの標準規格及びそのAPIを定めたもの。Java Platform, Standard Edition (Java SE) の拡張機能の形で提供される。.

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KDE

KDEのマスコット、Konqi。 KDE(ケーディーイー)は、X Window System上で動作するデスクトップ環境およびその環境用の各種アプリケーション、また、その開発プロジェクトを指すこともある。各コンポーネントのライセンスはGPLなど。GNOMEと並んで、広く使われている。 ツールキットにはQtを採用している。デスクトップ環境の他、ウェブブラウジングやファイル操作、マルチメディアの再生、オフィス作業など多くの用途のための数多くのアプリケーションプログラムも開発・提供している。.

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KPart

KPart は、KDEデスクトップ環境のためのコンポーネントである。そのフレームワークを KParts と呼ぶ。KParts は、GNOMEのBonoboや、マイクロソフトのOLEに相当する。Konsoleは KPart としても利用可能で、Konqueror や Kate のようなアプリケーションで使われている。Konqueror は KParts 利用の好例であり、KWord を文書表示に使い、KMPlayer をマルチメディアプレイヤーとして使っている。また、Kontact は kdepim パッケージ内の各種アプリケーションをまとめたものとなっている。.

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Lazarus

Lazarus は、クロスプラットフォームのビジュアルプログラミング統合開発環境である。オープンソースのPascalコンパイラであるFree Pascal向けに開発された。これはPascal及びObject Pascalプログラマのために、RADの一つであるDelphiに良く似たフリーの開発環境を作ろうとするものである。 Free Pascalはオープンソースのコンパイラで、 Linux、Win32、OS/2、macOS、BSD、68Kといった幅広い環境に対応している。Free Pascalは、Pascalのコンパイラであるが、Object指向の拡張がなされたDelphiの文法に従って書かれたソースもコンパイルすることができるように開発された。「一度プログラムを書けば、どこでも走る」というのは Java のキャッチフレーズであるが、Lazarusは「一度プログラムを書けば、どこでもコンパイルできる」を合言葉に、Free Pascalをベースとしたクロスラットフォームのコンパイラとライブラリの統合を目指している。Free Pascalは上記のような多くのプラットフォーム向けのコード生成が可能なので、Lazarusは、その特徴をいかした、GUIライブラリ (LCL) と、統合開発環境を提供している。Lazarusでは、コンポーネント等を用いるアプリケーションであれば、たとえGUIアプリケーションでも、プラットフォーム別にプログラムを書き換えなくてもいいように設計されている。 PascalのRAD-GUIアプリケーション開発言語としては、Windowsでは、ボーランドのDelphiが歴史が古く、安定しており、サンプルや資料も多い。だが、DelphiはWindows(最新版はmacOSを含む)でしか動作しない。Free PascalとLazarusを用いると、日本語部分の処理を除けば、多少の修正でLinuxやmacOSなどでDelphiで書かれたプログラムをコンパイルすることができる。 特に最近の流れとして、海外では、DelphiやPascalで書かれた優れた多くのコンポーネントが、LazarusやFree Pascal向けに移植され、同じソースからコンパイルできるようになっている。 修正可能かどうか、また修正量はプログラムに依存するので、どういう部分が異なっているか、LazarusのWikiが参考になる。特に日本語については、UTF-8にするという方針になっているものの、IDEまわりを含め、クロスプラットフォームでの実装が充分されていない。LazarusでASCII文字以外を扱う際は、注意して利用すべきである。Lazarus 0.9.22でも、まだ日本語を完全に扱えていない。 Lazarus 0.9.25から、公式にUTF-8をサポートされているが、全角文字が3バイトになるUTF-8でのストリング処理は、依然として容易とは言えない。.

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Mozilla Foundation

Mozilla Foundation(モジラ・ファウンデーション)は、オープンソースの Mozilla プロジェクトを支援するために設立された非営利団体である。略称は MoFo あるいはMFである。開発方針の決定、インフラの整備、商標や知的財産権の管理を行なっている。また、や のリリースを行なうための(以降「コーポレーション」)を子会社としている。所在地はアメリカ合衆国カリフォルニア州マウンテンビューである。.

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Oberon

Oberon(オベロン)は、チューリッヒ工科大学のニクラウス・ヴィルト率いるチームが設計開発したオペレーティングシステムとプログラミング言語の名称。天王星の衛星オベロンに由来する。.

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Object Linking and Embedding

Object Linking and Embedding (OLE、オブジェクトのリンクと埋め込み)は、マイクロソフトが開発した、オブジェクトをやり取りするための仕組み・規約である。 開発者に対しては、OLEコントロール拡張(OLE Control Extension, OCX)のような、カスタムユーザーインターフェイス要素の開発と利用をもたらす。 技術詳細的には、OLEオブジェクトは、IOleObjectインターフェイスを実装した何らかのオブジェクトである(オブジェクトの要求仕様によっては、他のインターフェイスをともに実装していることもある)。.

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Object Management Group

Object Management Group (オブジェクト・マネージメント・グループ、OMG) は、コンピュータ業界の非営利の標準化コンソーシアムであり、国際的で誰でも会員になれる。様々な技術および広範囲の業種について企業統合標準を開発している。OMGのモデリング標準は、ソフトウェアや他のプロセスの強力な視覚的設計・実行・保守を可能にする。当初はオブジェクト指向システムの標準化を目的としいていたが、後に(プログラム、システム、ビジネスプロセスなどの)モデリングとモデルベースの標準策定に注力している。.

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Objective-C

Objective-C(オブジェクティブ シー)は、プログラミング言語の一種。C言語をベースにSmalltalk型のオブジェクト指向機能を持たせた上位互換言語である。 Objective-CはNeXT、macOSのOSに標準付属する公式開発言語である。macOSのパッケージ版に開発環境がDVDで付属するほか、ユーザ登録をすれば無償でダウンロードできる(Xcodeの項目参照)。現在では主にアップルのmacOSやiOS上で動作するアプリケーションの開発で利用される。.

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OpenDoc

OpenDoc()は、アップルコンピュータ(現「アップル」)が開発した、コンパウンド・ドキュメントと、ドキュメント中心の操作実現する技術で、アップル版OLEと言える。コードネームはBento。 「オープン」が付くことから分かるように、公開された技術である。このOpenDoc に協賛したIBMをはじめとする各社がコンポーネント・インテグレーション・ラボラトリーズを組織し、Windows版、OS/2版を開発したが、ほとんど活用されることなく姿を消した。 OpenDocを使用したものとして、ウェブブラウザやメールクライアントなどを統合したアップルのCyberdogがある。また、クラリスワークス(後のAppleWorks)や Netscape Navigator もOpenDocに対応する計画があった。.

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OpenOffice.org

OpenOffice.org(オープンオフィス・オルグ)は、オープンソース方式で開発・供給されていたオフィススイートの名称、及びその制作プロジェクトの総称である。省略形としてOOoやOOOなどが用いられた。2011年に、OpenOffice.orgの制作プロジェクトは解散した。後継としては、「Apache OpenOffice」と「LibreOffice」がある。.

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OSGi

OSGi Alliance(従来の名称は Open Services Gateway initiative)は、1999年3月に設立された標準化団体。遠隔から管理できるJavaベースのサービスプラットフォームを定義している。この仕様の中心となるのは、アプリケーションライフサイクルのフレームワークとサービスレジストリである。そのフレームワークに基づいて、多数のOSGiサービスが定義された(ログ、構成管理、HTTPサービス(Java Servlet)、XML構文解析、機器アクセス、パッケージソフトウェア管理、基本パーミッション管理、ユーザー管理、I/O接続、結線管理、Jini、UPnP エクスポート、アプリケーション監視、宣言型サービス、消費電力管理、機器管理、セキュリティポリシー、診断/監視、フレームワーク階層化など)。.

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PL/I

PL/I(ピーエルワン)は、汎用プログラミング言語の一つ。名前は英語の「programming language one」に由来する。 PL/Iは科学技術用、工業用、商業用などにデザインされた命令型プログラミング言語である。1964年に生まれ、教育機関、商用、工業で使用されてきた。2015年現在も使われている。 PL/Iの主要な用途はデータ処理で、再帰および構造化プログラミングに対応する。言語の構文は英語に似ており、検証や操作が可能な幅広い機能のセットを持ち、複合的なデータ型を記述することに適している。.

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Plan 9 from Bell Labs

(通称 )は、主に研究用に使われている分散オペレーティングシステム。ベル研究所の で1980年代中ごろから2002年まで、UNIXの研究上の後継として開発された。Plan 9 は、ネットワークやユーザインタフェースまで含めたあらゆるシステムインタフェースを、個別のインタフェースではなくファイルシステムを通して統一的に表現することを特徴とする。Plan 9 は9Pプロトコルを使い、ユーザーにワークステーション毎に独立した作業環境を提供することを目指している。現在もベル研究所とPlan 9コミュニティによって活発に開発がつづいている。 Plan 9 は、UNIXの流れを汲むオペレーティングシステム (OS) の一種であり、開発に当たってUNIXの設計の問題点を改善することを念頭に置かれている。.

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Representational State Transfer

Representational State Transfer (REST) は、ウェブのような分散ハイパーメディアシステムのためのソフトウェアアーキテクチャのスタイルのひとつである。この語は2000年に、HTTPプロトコル規格の主要著者の一人である:en:Roy Fieldingが、ウェブについて書いた博士論文で初めて現れ、ネットワーキングコミュニティの中ですぐに広く使われることになった。 RESTは、初めはアーキテクチャの原則と制約の集まり(後述)を指していたが、次第に、XMLやHTTPを使った簡易なウェブベースのインタフェースのうち、WebサービスのSOAPプロトコルのようなMEP(Message Exchange Pattern; SOAPノード相互のメッセージ交換のパターンを確立するための雛型)ベースの特別な抽象化をしないもののことを、大まかに意味する用語として使われるようになった。RESTは次に述べるように2つのやや異なる意味で使われている。.

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SOAP (プロトコル)

SOAP(ソープ)は、コンピュータネットワーク内のWebサービスの実装において、構造化された情報を交換するための通信プロトコルの仕様である。拡張性、中立性、独立性を導入することを目的とする。XML-RPCから発展した、XML Webサービスのための、XMLベースのRPCプロトコルである。 メッセージ形式としてXMLインフォメーションセットを使用する。また、メッセージのネゴシエーションおよび伝送はアプリケーション層のプロトコル(多くの場合HTTPまたはSMTP)に依存する。 SOAPにより、全く異なるオペレーティングシステム(例えばWindowsとLinux)上で走っているプロセス間でもXMLを使って意思疎通が可能になる。HTTPのようなWebプロトコルは全てのオペレーティングシステムにインストールされて走っているので、SOAPの仕組みを使えば、クライアントはその言語やプラットフォームが何であれ、ウェブサービスを起動してレスポンスを受け取ることが出来る。 元はSimple Object Access Protocolの頭字語とされていたが、現在は「何かの頭字語ではない」とされている。.

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TOPPERSプロジェクト

TOPPERSプロジェクトは、ITRON仕様の技術開発成果を出発点として、組込みシステム構築の基盤となる各種のソフトウェアを開発し、良質なオープンソースソフトウェアとして公開することで、組込みシステム技術と産業の振興を図ることを目的とした特定非営利活動法人である。また、教育コースや教材の開発と、それを用いた教育の場を提供するなどの活動を通じて、組込みシステム技術者の育成に貢献することも目的としている。 TOPPERSは、Toyohashi Open Platform for Embedded Real-Time Systemsの略であり、トッパーズと読む。 TOPPERSプロジェクトから公開されている組込みシステム向けリアルタイムカーネル(リアルタイムOS)およびソフトウェア部品群を、TOPPERS、TOPPERSカーネル(TOPPERS OS)、TOPPERSソフトウェア等と呼ぶことがある。.

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Unity (ゲームエンジン)

Unity(別名:Unity3D)とは、統合開発環境を内蔵し、複数のプラットフォームに対応するゲームエンジンである。が開発した。日本法人はユニティテクノロジーズジャパン合同会社。ウェブプラグイン、デスクトッププラットフォーム、ゲーム機、携帯機器向けのコンピュータゲームを開発するために用いられ、100万人以上の開発者が利用している。Unityは主にモバイルやブラウザゲーム製作に使用されるが、コンソールゲーム機およびPCにゲームをインストールすることもできる。このゲームエンジン自体はC言語/C++で書かれているが、スクリプト言語としてC#、UnityScript (JavaScript)、Booの3種類のプログラミング言語に対応している。2005年にMac OS Xに対応したゲーム開発ツールとして誕生してから、今日ではマルチプラットフォームに対応したゲームエンジンにまで成長した。 2015年10月にリリースされたバージョン5.2.2現在、iOS、Android、Tizen、Android TV、Windows、Windows Phone 8、Windowsストアアプリ、macOS、Linux、ウェブブラウザ (WebGL、Unity Web Player)、PlayStation 3、PlayStation 4、PS Vita、Xbox 360、Xbox One、Wii UそしてVR/AR向けの開発に対応している。また、2016年1月8日からは、パチンコ・パチスロを含む日本国内の遊技機およびアーケードゲーム機開発用ライセンス「Unity for 遊技機」の販売も開始された。.

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Universal Network Objects

Universal Network Objects (UNO) はOpenOffice.orgで用いられているソフトウェアコンポーネントである。インターフェース志向であり、LAN内部もしくはインターネット上で単一のコンピュータにおいて、異なるプログラム言語や、オブジェクトモデル、マシンアーキテクチャ間の相互運用性を提供することを目的とする。 UNOは言語バインディングのあるプログラム言語であれば、どの言語からであっても実装もしくはアクセスすることができる。完全なUNO言語バインディングはC++ (コンパイラに依存)やJava、Python、Tcl向けに存在する。またObject REXXに対する作業が現在行われている。アクセスのみが可能なバインディングはStarOffice Basicや、OLE Automation、.NET Common Language Infrastructure向けに存在する。 UNOはLGPL下において配布されているFLOSSである。.

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UNIX

UNIX (ユニックス、Unix、)は、コンピュータ用のマルチタスク・マルチユーザーのオペレーティングシステムの一種である。公式な商標は「UNIX」だが、商標以外の意味として「Unix」、またはスモールキャピタルを使用して「Unix」などとも書かれる。Unixは1969年、AT&Tのベル研究所にて、ケン・トンプソン、デニス・リッチーらが開発を開始した。 当初はアセンブリ言語のみで開発されたが、1973年にほぼ全体をC言語で書き直した。このため、Unixは歴史上、初めて高水準言語で書かれたOSであると言われる。 1973年の段階ではPDP-11に依存したコードが多く、移植性は低かったが、その後徐々にPDP-11に依存したコードを減少させ、1978年にInterdata 8/32への移植に成功して以降、徐々に他のプラットフォームにも移植されていった。 現在では「Unix」という語は、Unix標準に準拠するあらゆるオペレーティングシステムの総称でもある。現在ではUnixシステムは多数の系統に分かれており、AT&Tの開発停止後も、多数の商用ベンダーや非営利組織などによって開発が続けられている。 1970年代から1980年代の初期にかけて、Unixは大学や研究所などの教育機関で広範囲に採用され、特にカリフォルニア大学バークレー校をオリジナルとするBSD系統が誕生した。また Version 7 Unix や UNIX System V の特徴を持つオペレーティングシステムは「伝統的なUNIX」(traditional Unix)とも呼ばれる。 2007年に、「UNIX」の商標の所有者である標準化団体のThe Open Groupは、Single UNIX Specificationを完全に満たすと認証を受けたシステムのみが「UNIX」の商標を得られるとした。このためそれ以外のシステムは(ずっと以前から、AT&T版およびBSD以外を指して使われていた用語だが)「Unixシステムライク」または「Unixライク(Unix系)」と呼ばれるようになった。ただし The Open Groupはその呼称を気に入っていない。 現在では多く使われているUnixとしてはmacOS、AIX、HP-UX、Solarisなどがある(いずれも商用)。また認証を受けていないUnix系としてはLinux(派生OSにAndroid他)やMINIX、BSDの派生OS(FreeBSD、NetBSD、OpenBSD、DragonFly BSDなど)がある。.

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Visual Component Library

ンピュータの利用における Visual Component Library (VCL) は、目に見えるコンポーネントを元にして、マイクロソフトWindows用アプリケーションを作成する枠組みである。ボーランドが、自社のソフトウェア開発環境であるDelphiとC++ Builderのために開発した。Object Pascalで記述されている。 VCLはボーランドのRADツールと密接に統合されており、これが人気の元である。 後に、同等の機能を持つクロスプラットホームのライブラリとしてCLX (Component Library for Cross Platform) がDelphi、C++ Builder、Kylix用に開発されたが、VCLの人気の前には太刀打ちできなかった。 VCLはオブジェクト指向のライブラリであり、TObjectクラスを頂点とするオブジェクト階層をもっている。これはC++と異なりDelphiが多重継承をサポートしていないからである。VCLのやりかたは最初のオブジェクト指向言語であるSmalltalk以来用いられてきた、一般的なものである。Javaも同様に、Objectというクラスを頂点とする階層をもつ。 1999年6月8日、インプライズ(ボーランド)はマイクロソフトに対し12,500万ドルでその特許使用を認める契約をし、後にVCLの派生ライブラリとして.NET Frameworkの基本クラスライブラリが公開され、現在ではC#やVisual Basicを中心としたWindowsにおける主力ライブラリとなっている。.

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WDDX

WDDX (Web Distributed Data eXchange) とは、プログラミング言語やプラットフォームやトランスポート層に依存しないデータ交換機構であり、異なる環境や異なるコンピュータ間でのデータ交換を実現する。数値、文字列、ブーリアンといった単純なデータ型をサポートし、それらを組み合わせた構造体や配列やレコードなどもサポートする。WDDX は各種言語でサポートされている。Ruby、Python、PHP、Java、C++、.NET、Flash、LISP、Haskellなどがある。 データはXML 1.0 DTD でエンコード(符号化)され、プラットフォームに依存しない、まとまった形式となる。そのような形式のデータをHTTP、FTPなど適当な転送機構で送る。受信側のマシンにはWDDXを解釈できるソフトウェアが搭載されており、そのマシンが扱える形式に変換を行う。WDDX はファイルシステムやストレージへ格納する際のデータシリアライズ機構としても使うことができる。典型的な使用法としては、WebブラウザでWDDXを解釈するJavaScriptを動作させ、サーバからブラウザに対して複雑なデータをWDDX形式で送る。これは一種のAjaxである。 WDDX は1998年、Allaire の Simeon Simeonov が ColdFusionサーバ環境向けに開発したのが最初である。 共に1998年に生まれた WDDX と XML-RPC は SOAP とWebサービスの先駆けとなった。 例.

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Webサービス

アーキテクチャ Webサービス(ウェブサービス)とは、HTTPなどのインターネット関連技術を応用して、SOAPと呼ばれるXML形式のプロトコルを用いメッセージの送受信を行う技術、またはそれを適用したサービス。W3Cにおいては、Webサービスとは、さまざまなプラットフォーム上で動作する異なるソフトウェア同士が相互運用するための標準的な手段を提供するものと説明されている。 類似の用語としてWeb API(ウェブエーピーアイ)があるが、ほぼ同義語である。.

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World Wide Web Consortium

World Wide Web Consortium(ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム)は、World Wide Webで使用される各種技術の標準化を推進する為に設立された標準化団体、非営利団体。略称はW3C(ダブリュースリーシー)。 ティム・バーナーズ=リーが創設し、率いている 。このコンソーシアムには企業や団体が会員として加入し、専任スタッフと共にWorld Wide Webの標準策定を行っている。2014年1月26日現在、388の組織が会員として加入している。 W3Cはまた教育活動も行っており、ソフトウェアを開発してWebに関するオープンな議論の場を提供している。 HTML、XML、MathML、DOM等の規格を勧告。HTMLは、従来IETFでRFCとして標準化されていたが、HTML 3.2以降はW3Cへと引き継がれた。 XHTMLの規格に不満を持った企業等はW3Cに対抗するWHATWGという対抗団体を立ち上げているが、両団体はHTML5の策定にあたって協力関係にあり、WHATWGによって2004年に定められたWeb Applications 1.0にWeb Forms 2.0を取り入れたものがW3Cの専門委員会に採用され、W3Cより2008年1月22日にドラフト(草案)が発表された。.

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XML-RPC

XML-RPCとは、遠隔手続き呼出し (RPC) プロトコルの一種であり、エンコード(符号化)にXMLを採用し、転送機構にHTTPを採用している。非常に単純なプロトコルで、少数のデータ型やコマンドだけを定義しているだけであり、その仕様は2枚の紙にまとめられる。これは多くのRPCシステムが膨大な量の規格を規定し、実装に多量のプログラミングを要することに比べると、際立った特徴と言える。 1998年、ユーザーランド・ソフトウェアがマイクロソフトと共同で開発した。その後、これに新たな機能を追加したものがSOAPへと発展した。しかし、SOAP よりも単純で扱いやすいXML-RPCを好む人もいる。 類似の RPCプロトコルとして JSON-RPC がある。.

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XPCOM

XPCOM (Cross Platform Component Object Model) は、Mozillaプロジェクトにおいて開発されているクロスプラットフォームなコンポーネント技術である。C++で実装されており、Linux、Windows、macOSという主要なプラットフォーム上で動作する。複数の言語バインディングが提供されており、C++の他に、JavaScript、Java、Python等の実装が存在する。XPCOMのインタフェースには、XPIDLと呼ばれるインタフェース記述言語 (IDL) が用いられている。 XPCOMにはコアとなるコンポーネントとクラス群が一緒に提供されている。例えば、ファイルやメモリーの管理、文字列や配列などの基本データ構造などがこれに含まれる。しかし、ほとんどのXPCOMコンポーネントは、コア以外の部分で提供されている。たとえば、Geckoレンダリングエンジンなどがこれにあたる。.

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Zope

Zope(ゾープ、Z Object Publishing Environment)は、プログラミング言語Pythonで書かれた、オブジェクト指向ウェブアプリケーションサーバ、もしくはWebアプリケーションフレームワークである。Zope 2系列および、Zope 3が並行してリリースされている。Zope Public Licenseに基づき配布されるフリーソフトウェアである。.

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文芸的プログラミング

文芸的プログラミング(ぶんげいてきプログラミング、literate programming)とは、.

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擬人観

擬人観(ぎじんかん)とは人間以外の動植物、無生物、事物、自然、概念、神仏などに対し人間と同様の姿形、性質を見いだすことである。 英語では anthropomorphism だが、実際には personification の訳語として用いられることのほうが多い。しかし personification はより広い意味を持つ。そのため厳密には anthropomorphism は「人間形態化(観)」とでも翻訳するが、どちらも「擬人化(観)」という訳語が定着している。.

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数学

数学(すうがく、μαθηματικά, mathematica, math)は、量(数)、構造、空間、変化について研究する学問である。数学の範囲と定義については、数学者や哲学者の間で様々な見解がある。.

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.NET Framework

Microsoft.NET Framework(マイクロソフト ドットネット フレームワーク)は、マイクロソフトが開発したアプリケーション開発・実行環境である。 Windowsアプリケーションだけでなく、XML WebサービスやウェブアプリケーションなどWebベースのアプリケーションなども包括した環境となっている。一般に.NETという場合、.NET全体の環境を指す。.

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.NET Remoting

.NET Remoting は、.NET Framework 1.0の一部としてリリースされたマイクロソフトのプロセス間通信APIである。様々なアプリケーションドメインやプロセス、そして様々なコンピュータ上に存在するオブジェクトが、互いにシームレスに通信するための高性能かつ拡張性の高いフレームワークを提供する。 16ビット版Windowsの時代から、.NET Remotingに至るまでには以下のような技術が開発されてきた。.

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1968年

記載なし。

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9P

9P (または Plan 9 Filesystem Protocol または Styx)とはPlan 9 from Bell Labs (Plan 9) 分散オペレーティングシステムのために、Plan 9システムの構成要素を接続する手段として開発された、ネットワークプロトコルである。ファイルはPlan 9の重要なオブジェクトである。 ファイルはウィンドウ、ネットワークの接続、プロセスや、その他オペレーティングシステムで利用可能なほとんどのものを表現している。 9PはNFSとは異なり、キャッシュや、仮想ファイル(例えば、プロセスを表現する/proc)の提供も補助する。 9Pは、Plan 9の第4版のために、9P2000という名前で様々な抜本的な改良を含む改訂をされた。Inferno operating systemの最新版も9P2000を使用している。Inferno file protocolは元々はStyxと呼ばれていたが、技術的には常に9Pの変種であった。 他の変種、9p2000.u はUnix環境をより良くサポートするための改訂である。詳細はを見よ。Unixのための9Pサーバ実装はu9fsと呼ばれており、Plan 9ディストリビューションに含まれている。Linuxのためのカーネルクライアントドライバはv9fsプロジェクトの一部である。9Pとその派生物はのような組み込み環境のアプリケーションにも見られる。.

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