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ソニークロフト・カービン

索引 ソニークロフト・カービン

ニークロフト・カービン(Thorneycroft carbine)は、イギリスで開発された小銃。1901年にイギリスの銃器技術者ジェームズ・ベアード・ソニークロフト(James Baird Thorneycroft)が開発し、1901年7月18日には特許第14,622号として特許を取得している。記録に残されている限り、世界で初めてブルパップ方式レイアウトを取り入れた小銃とされる。 機関部は完全に銃床に埋め込まれている。実包は当時のイギリス軍制式小銃弾.303ブリティッシュ弾を使用し、挿弾子により最大5発が装填できる固定式弾倉を備える。 当時の制式小銃リー・エンフィールドに比べ、ソニークロフト・カービンは7.5インチ短く、また10%軽かったものの、使用試験の折にいくつかの欠点が明らかになった。まずソニークロフト・カービンの形状と重量では.303弾のエネルギーを十分に受け止めきれず、結果として射手が受ける反動は非常に大きいものになっていた。さらに機関部を銃床に埋め込んだ独特の形状も「人間工学上の欠陥」、すなわち非常に構えにくい形状と見なされた。その結果、ソニークロフト・カービンが制式小銃として採用されることはなかった。.

5 関係: リー・エンフィールドボルトアクション方式ブルパップ方式挿弾子.303ブリティッシュ弾

リー・エンフィールド

リー・エンフィールド(Lee-Enfield)は、イギリスで開発されたボルトアクションライフルである。1895年の採用以降、長年に渡りイギリス軍の制式小銃として配備されていた。 リー・エンフィールドという名称は、設計者である(James Paris Lee)の姓と、王立小火器工廠がある地名のエンフィールドに由来する。.

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ボルトアクション方式

ボルトアクション方式(ボルトアクションほうしき)とは、ボルト(遊底)を手動で操作することで弾薬の装填、排出を行う機構を有する銃の総称である。日本語では鎖閂式(ささんしき)とも呼ばれる。.

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ブルパップ方式

ブルパップ方式(ブルパップほうしき、Bullpup style)とは、銃器の設計において、グリップと引き金より後方に弾倉や機関部を配置する方式である。.

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挿弾子

挿弾子(Clip)あるいはクリップは、銃火器に複数個の弾薬を装填する際に用いる器具である。挿弾子を用いると、手で1発ずつ装填するよりも非常に素早く再装填が行える。形状や用途によって数種類に分類され、いずれも使い捨てを前提とした安価なプレス加工で成形されている。だが、実際には頻繁に再使用されているという。 小銃や拳銃のほか、ボフォース 40mm機関砲のような火砲でも装填のために類似した器具を使うことがある。.

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.303ブリティッシュ弾

.303ブリティッシュ弾(303ブリティッシュだん)または7.7×56mmRないし7.7x56Rmmは、最初は1888年にリー・メトフォード小銃用の黒色火薬を使用する実包として、次にリー・エンフィールド小銃用の無煙火薬を使用する実包として、イギリスで開発された、.311インチ口径のライフル、カービン、機関銃用の実包である。 1889年から、7.62×51mm NATO弾と置き換えられた1950年代まで、イギリスとイギリス連邦の標準軍用実包であった。.

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