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セントロメア

索引 セントロメア

ントロメア(Centromere) は染色体の長腕と短腕が交差する部位。染色体のほぼ中央に位置することからこの名がつけられている。細胞分裂時には一次狭窄を形成し、紡錘体が結合する。染色体の凝縮に関係するCENP-AやINCENP、あるいは染色体の移動に関するMCAK、CENP-Eなどが集積し、動原体と呼ばれる構造を形成する。凝集したクロマチン構造、すなわちヘテロクロマチンになっており、遺伝子発現は構成的に抑制されている。DNA は独自の繰り返し配列をとっており、塩基配列決定が困難である。C. elegans のようにセントロメアが染色体全体に広がる生物種もある。.

19 関係: ハツカネズミテロメアデオキシリボ核酸カエノラブディティス・エレガンスクロマチン動原体動物細胞分裂X染色体Y染色体染色体染色分体核型植物減数分裂有糸分裂1番染色体 (ヒト)21番染色体 (ヒト)22番染色体 (ヒト)

ハツカネズミ

ハツカネズミ(二十日鼠、廿日鼠、鼷、House mouse)は、ネズミ目(齧歯目)ネズミ科 ハツカネズミ属の1種である。学名は Mus musculus。.

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テロメア

テロメア (telomere) は真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。telomere はギリシア語で「末端」を意味する τέλος (telos) と「部分」を意味する μέρος (meros) から作られた語である。末端小粒(まったんしょうりゅう)とも訳される。 染色体(左)とテロメア(右・拡大):詳細は本文を参照.

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デオキシリボ核酸

DNAの立体構造 デオキシリボ核酸(デオキシリボかくさん、deoxyribonucleic acid、DNA)は、核酸の一種。地球上の多くの生物において遺伝情報の継承と発現を担う高分子生体物質である。.

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カエノラブディティス・エレガンス

ノラブディティス・エレガンス は、線形動物門双腺綱桿線虫亜綱カンセンチュウ目カンセンチュウ科に属する線虫の1種。実験材料として非常に優れた性質をもつことから、モデル生物として広く利用されている。多細胞生物として最初に全ゲノム配列が解読された生物でもある。通常は (シー・エレガンス)と呼ばれるため、本稿も以下はこの名称で述べる。.

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クロマチン

DNAが折り畳まれてクロマチンをつくり、分裂期にはさらに染色体へ変換される。 クロマチン(chromatin)とは、真核細胞内に存在するDNAとタンパク質の複合体のことを表す。.

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動原体

動原体(どうげんたい、kinetochore:キネトコア) とは、細胞分裂時に染色体に動原体微小管が結合する部位のこと。染色体上のセントロメアにCENP-AやINCENP、あるいは染色体の移動に関するMCAK、CENP-Eなどが集積し、形成される。.

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動物

動物(どうぶつ、羅: Animalia、単数: Animal)とは、.

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細胞分裂

細胞分裂(さいぼうぶんれつ)とは、1つの細胞が2個以上の娘細胞に分かれる生命現象。核分裂とそれに引き続く細胞質分裂に分けてそれぞれ研究が進む。単細胞生物では細胞分裂が個体の増殖となる。多細胞生物では、受精卵以後の発生に伴う細胞分裂によって細胞数が増える。それらは厳密な制御機構に裏打ちされており、その異常はたとえばガン化を引き起こす。ウィルヒョウは「細胞は細胞から生ず」と言ったと伝えられているが、これこそが細胞分裂を示している。.

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X染色体

X染色体(エックスせんしょくたい)とは有性生殖をする真核生物にみられる性染色体の一種である。雌が性染色体として相同染色体の対を持つとき、それをX染色体と呼ぶ。このとき、雄はX染色体と共にY染色体を組として持つか(XY型)、あるいは対にならないX染色体のみを持つ(XO型)。このような性決定様式は雄がヘテロ型であるため「雄ヘテロ型」と呼ぶ。.

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Y染色体

Y染色体(ワイせんしょくたい、英語:Y chromosome)は性染色体の一つ。正常な雄個体ではX染色体と同時に存在し、正常な雌個体には存在しない性染色体をY染色体という。 X染色体とY染色体が同時に関与する性決定様式を、雄がX染色体とY染色体との組を持つヘテロ型であるため、雄ヘテロ型、さらに限定してXY型と呼ぶ。雄ヘテロ型性決定にはY染色体が関与しないXO型もあり、他に雌ヘテロ型の性染色体・性決定様式(ZW型・ZO型)も存在する。.

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染色体

染色体(せんしょくたい)は遺伝情報の発現と伝達を担う生体物質である。塩基性の色素でよく染色されることから、1888年にヴィルヘルム・フォン・ヴァルデヤー(Heinrich Wilhelm Gottfried von Waldeyer-Hartz)によって Chromosome と名付けられた。Chromo- はギリシャ語 (chroma) 「色のついた」に、-some は同じく (soma) 「体」に由来する。.

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染色分体

染色分体(せんしょくぶんたい、Chromatid)は、染色体を構成する構造の一つ。染色分体上には塩基配列でコードされた遺伝情報が乗っており、遺伝情報も全く同一の染色分体が2本連なって染色体を構成している。2本の染色分体はセントロメアという構造によって結合している。通常、染色分体2本で染色体を構成しているが、体細胞分裂後期・第二減数分裂後期にはそれぞれの染色分体が分離し、2つの娘細胞に1本ずつ移動する。この時分離したそれぞれの染色分体のことは、特に姉妹染色分体と呼んで区別する。 例えば、ヒトの体細胞の染色体数は2n.

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核型

核型(かくがた、Karyotype)は、染色体を大きさ順に並べて表示した図。 常染色体に含まれるゲノムセット数が3つ以上ある多倍性細胞や1つずつしかない1細胞もあるが、通常は2つずつ持っている2倍体である。染色体は図にあるように大きさ順に並べて表示され、これを核型という。 核型は染色体変異の研究や、性別など個体の遺伝子型を顕微鏡によって見やすくするなどに用いられる。染色体を見えるようにして大きさや中の模様を決定するには、染色が用いられる。染色体全体の研究は「細胞核学」として知られるのに対し、各染色体の模様は「染色体バンディング」と呼ばれる。 通常のヒト核型には22組の常染色体と1組の性染色体がある。通常の女性は2つのX染色体を持ち、46,XXと示される。通常の男性はX染色体とY染色体を1つずつ持ち、46,XYと示される。しかし、性染色体に過不足がある場合があり、47,XYY、47,XXY、47,XXX、45,X などが知られている。45,Y の核型は存在しないが、それはX染色体を欠いている胎児は生存できないからである。 Category:染色体 Category:細胞生物学.

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植物

植物(しょくぶつ、plantae)とは、生物区分のひとつ。以下に見るように多義的である。.

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減数分裂

減数分裂 (げんすうぶんれつ、Meiose、meiosis) は真核生物の細胞分裂の様式の一つ。動物では配偶子(コケ・シダ類などでは胞子)を形成する際に行われ、生じた娘細胞では染色体数が分裂前の細胞の半分になる。一方、細胞が通常増殖する際に取る形式は有糸分裂あるいは体細胞分裂と呼ばれる。様式において体細胞分裂と異なる点は、染色体の複製の後に相同染色体が対合し、中間でDNAを複製することなしに二回連続して細胞分裂(減数第一分裂、第二分裂)が起こることである。英語で減数分裂を意味する はギリシャ語で「減少」の意。 減数分裂は19世紀後半に予見されていた現象である。受精では卵子と精子から一組ずつ染色体が供給され、二倍体細胞は母系由来と父系由来の染色体を一セット持っていることが明らかにされると、受精に先立ってあらかじめ染色体の減数が行われる必要があることが考えられた。実際の観察は、ウォルター・S・サットンによってバッタの生殖細胞で報告された。ここから遺伝子が染色体上にあるとする染色体説が提唱されている。.

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有糸分裂

有糸分裂(ゆうしぶんれつ、Mitose、mitosis)とは、真核生物の細胞分裂における核分裂の様式の一つ。細胞分裂の際にクロマチンが染色体を形成し、この染色体が紡錘体によって分配される分裂様式のこと。有糸分裂を伴う細胞分裂のことを指して有糸分裂ということもある。対立する語は無糸分裂である。 正確にいえば、生殖細胞において相同染色体を分離させる減数分裂(meiosis)も有糸分裂の亜形である(減数有糸分裂)。しかし近年では、単に有糸分裂というときには減数分裂を含めないことが多い。この場合、有糸分裂という語は(本来の意味から離れるが)体細胞分裂とほぼ同義の語として用いられる。.

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1番染色体 (ヒト)

ヒト1番染色体(ひと いちばんせんしょくたい)は、ヒトゲノム中に23対ある染色体の内の一対。ヒト染色体の中で一番長く、約2億4895万個(≈249Mbp)の塩基対からなる。父と母から一本ずつ受け継ぎ、合計で二本もつ。ヒトDNA配列全体の約8%を構成する。.

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21番染色体 (ヒト)

ヒト21番染色体(ひと にじゅういちばんせんしょくたい)は、常染色体の1つ。21番染色体は22種類ある常染色体のうち最も小さく、270の遺伝子が含まれる。含まれる遺伝子が少ないため、他の染色体にくらべ染色体異常の影響が小さく、染色体数に異常が生じた場合でも生存が可能であり、その症状はダウン症として現れる。 染色体は大きい順から順番をつけるのが慣わしであったのだが22番染色体より前にこちらが発見されたため、21番染色体と22番染色体は大きさと番号が逆転してしまっている。.

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22番染色体 (ヒト)

22番染色体(にじゅうにばんせんしょくたい)とは、常染色体のひとつ。ここではヒトのそれについて説明する。.

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