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ストロンボリ式噴火

索引 ストロンボリ式噴火

トロンボリ式噴火(ストロンボリしきふんか、英:Strombolian eruption)とは、噴火形態の一つで、間欠的で比較的穏やかな爆発を伴う噴火で、火山礫、火山弾が数百メートル程度の高さに達する噴火 に用いられる用語である。名前はイタリアのストロンボリ山から取られている。.

19 関係: ハワイ式噴火パリクティン山テフライタリアエレバス山ストロンボリ島スコリア丘円錐台噴火火山弾火山ガス火山灰火山砕屑物火山礫粘度西之島阿蘇山英語溶岩

ハワイ式噴火

ハワイ式噴火(英: Hawaiian eruption)とは、マグマのしぶきや溶岩が連続的に流れ出る、非爆発的タイプの噴火である。ハワイのキラウエア火山などでよく見られるためこの名がある。マグマのしぶきを連続的に噴水のように放出する溶岩噴泉や割れ目噴火による「火のカーテン(英: curtain of fire)」などが特徴的である。このタイプの噴火が起こるのは、マグマが玄武岩質で粘性が低く、水などの揮発性成分の含有量が少なく、温度が高い場合に多い。ハワイ島の火山のほか、アイスランドなどでよく見られる。 日本においても主に玄武岩質マグマを噴出する伊豆大島や三宅島などでよく見られる。ただしハワイより火砕物の生産量は多い。これはハワイより揮発性成分の量が多いことによる。 ハワイ式噴火は非爆発的で飛散物が遠くまで飛ばないため、火山活動の中では安全なものと思われており、観光スポットとしても人気がある。 しかし、ハワイ式噴火から爆発的噴火に移行することもある。割れ目噴火が海岸に達して海水や地下水と接触したり、火口内を埋めたマグマが地下に逆流するときに地下水と接触したりすると、マグマ水蒸気爆発に移行することがある。 1790年、キラウエアを行進中の兵士80名が死亡した事件や、1924年5月18日、観光客が火口からの飛来物に当たり、それが原因で死亡している事件は、後者の、1983年三宅島噴火での新澪池・新鼻での噴火は前者の例である。.

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パリクティン山

パリクティン山(パリクティンさん、Paricutín)は、メキシコのミチョアカン州にあるスコリア丘の火山である。 山と同じ名前の溶岩に覆われた村に近い所に位置する。この火山はその形成がまさにその発端から目撃されたということで特異であり、その経緯ゆえに多くの「世界の自然七不思議」に登場する。パリクティン山は中央メキシコ西部のほとんどをカバーするの一部である。.

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テフラ

テフラ(、、ギリシャ語で「灰」の意)とは、アイスランドの地質学者シグルズール・ソラリンソンによって定義された語で、火山灰・軽石・スコリア・火砕流堆積物・火砕サージ堆積物などの総称。火山砕屑物とほぼ同義であるが、ある程度広く分布するものに用いられることが多い。狭義には降下したものを指す。 シグルズール・ソラリンソンはアイルランドのヘクラ火山での研究を通して1944年に火山灰による地層の対比や編年を行なう方法を提唱した。.

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イタリア

イタリア共和国(イタリアきょうわこく, IPA:, Repubblica Italiana)、通称イタリアは南ヨーロッパにおける単一国家、議会制共和国である。総面積は301,338平方キロメートル (km2) で、イタリアではロスティバル(lo Stivale)と称されるブーツ状の国土をしており、国土の大部分は温帯に属する。地中海性気候が農業と歴史に大きく影響している。.

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エレバス山

レバス山(エレバスさん、Mount Erebus )は、南極に位置し地球上で最も南にある活火山である。標高3,794mで、ロス島西部に屹立しているナショナルジオグラフィック 2012年7月号。.

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ストロンボリ島

トロンボリ島(Isola di Stromboli, Struògnuli, Στρογγύλη Strongulē) は、地中海のティレニア海エオリエ諸島に属する島で、行政的にはシチリア州メッシーナ県リーパリに属する。火山島であり、ストロンボリ式噴火の名前の由来にもなっている。.

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スコリア丘

リア丘(スコリアきゅう、 )は、玄武岩質から安山岩質のマグマによる噴火活動により地表面にスコリア(岩滓。マグマが吹き上げられて飛散冷却してできる岩塊で、多孔質で黒っぽいもの)が放出され、火口の周りに積もって崖錐斜面をつくり、円錐台形の山を成したものを指す。小規模な火山の一種である。「噴石丘」とも言う。.

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円錐台

thumb 円錐台(えんすいだい、circular truncated cone)は、円を底面とした錐台である。つまり、円錐を底面に平行な平面で切り、小円錐の部分を除いた立体図形である。 プリンの形は一般的には円錐台である。受験数学、特に日本の中学入試でよく出題される図形である。.

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噴火

火山噴火 リダウト山の大噴火 噴火(ふんか、)とは、火山からマグマや火山灰などが比較的急速に地表や水中に噴き出すことである。火山活動(かざんかつどう、)の一つで、マグマの性質によって、規模や様式にさまざまなものがある。気象庁では、火口から固形物が水平あるいは垂直距離でおよそ100 - 300mの範囲を越したものを「噴火」として記録することになっている。.

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火山弾

紡錘状火山弾。アゾレス諸島・Faial島のCapelinhos火山で。 火山弾(かざんだん、)とは、火山の噴火に際して、溶岩の破片が放出されるときに形成される直径65mm以上の溶融した岩石(テフラ)の塊である。ただし火山弾は地面に達する前に冷えて固まる。火口から数km飛散することもあり、飛散中に空気力学的に適した形に変形することもある。 しばしば巨大な火山弾が生まれ、たとえば1935年の浅間山噴火では5 - 6mのものが火口から600mも飛散した。火山弾は深刻な被害を引き起こし、一帯で死傷者を出す。その例として1993年にコロンビアのガレラス山で発生した事例が挙げられるが、この噴火は突然発生したこともあり山頂近くにいた6人が死亡し数名が重傷を負った。.

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火山ガス

地獄谷) 北海道 登別温泉の爆裂火口からの火山ガス 火山ガス(かざんガス、)は、火山の火口や噴気口から出る成分(火山噴出物)のうち、気体のもの。火山ガスを多く含むガスを火山性ガス(かざんせいガス)と言うこともある。 主成分は水蒸気、二酸化炭素でほかに二酸化硫黄(亜硫酸ガス)も含まれる。通常は少量の水素ガス、一酸化炭素、硫化水素、塩化水素が含まれる。火山によってはフッ化水素 - Michigan Technological Universityや四フッ化ケイ素、メタンガス、アンモニア、硫化カルボニル、ヘリウム、ラドン、水銀蒸気などが含まれることもある。毒性をもつ成分や酸欠により、動植物の生命に大きな危害を及ぼすことがある。また、熱により周辺の生態に大きな影響があることも多い。吸った動物や人間が、その場で死亡することも珍しくない。また、中毒に気づかず、手遅れとなり死亡することもある。 噴火はしなくても、恒常的あるいは間歇的に火山ガスのみを噴出する火山も多い。 温度は数百°C以上であることが多い。 空気よりも密度が高いのでくぼ地にたまりやすい。.

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火山灰

NASA, public domain 火山灰(かざんばい、)とは、火山の噴出物(火山砕屑物)の一つで、主にマグマが発泡してできる細かい破片のこと。木や紙などを燃やしてできる灰とは成分も性質も異なる。.

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火山砕屑物

火山砕屑物(かざんさいせつぶつ、)とは、火山から噴出された固形物のうち、溶岩以外のものの総称。火砕物(かさいぶつ)、テフラ()ともいう。溶岩を含めないという点で、火山噴出物(かざんふんしゅつぶつ)とは異なる。 火山砕屑物が固まった岩石を火山砕屑岩という。.

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火山礫

ラウエア火山上の火山礫 火山礫(かざんれき、)とは、火山噴火により生じた火山岩片のことであり、成因を問わない。火山礫は粒子のサイズによって定義されており、直径2 - 64 mmのものをいう。Lapilli は、ラテン語で「小さな石」を意味する。直径64 mm以上のものは火山岩塊、直径2 mm未満のものは、火山灰と呼ばれる。.

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粘度

粘度(ねんど、Viskosität、viscosité、viscosity)は、物質のねばりの度合である。粘性率、粘性係数、または(動粘度と区別する際には) 絶対粘度とも呼ぶ。一般には流体が持つ性質とされるが、粘弾性などの性質を持つ固体でも用いられる。 量記号にはμまたはηが用いられる。SI単位はPa·s(パスカル秒)である。CGS単位系ではP(ポアズ)が用いられた。 動粘度(後述)の単位として、cm/s.

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西之島

西之島(にしのしま)は、小笠原諸島の無人島で、海底火山の活動により生じた火山島。時には火山噴出物により海面近くの噴火口周辺に「新しい陸地」が生じたり、溶岩流などが海岸に達して島が広がったりすることもある。1973年と2013年に近傍で噴火し、それぞれ陸地を形成。誕生した新島は旧島と一体化した。2013年の噴火では、1年以上に渡り非常に活発な噴火活動が見られていた。2016年5月頃から地殻変動観測で火口周辺の沈降と考えられる変動がみられており、6月には火山ガスの放出量の低下も確認されていたが、2017年4月20日より再び噴火活動が活発化した。一方で波浪による侵食も受け、面積が頻繁に変動している(2017年5月時点で約275ヘクタール)。 英語でもと表記するが、とも呼ばれる。これは1702年にこの島を発見したスペインの帆船「ロサリオ号」による命名である。行政区画は、東京都小笠原村。.

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阿蘇山

阿蘇山(あそさん)は、日本の九州中央部、熊本県阿蘇地方に位置する活火山。外輪山と数個の中央火口丘から成り、外輪山は南北25km、東西18kmに及び世界最大級の面積380km2の広大なカルデラ地形(鍋型)を形成する。 2007年、日本の地質百選に「阿蘇」として選定された。2009年(平成21年)10月には、カルデラ内外の地域が巨大噴火の歴史と生きた火口を体感できる「阿蘇ジオパーク」として日本ジオパーク、世界ジオパークに認定されている。「日本百名山」の一座としても取り上げられている。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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溶岩

溶岩(熔岩、ようがん、lava)は、火山噴火時に火口から吹き出たマグマを起源とする物質のうち、流体として流れ出た溶融物質と、それが固まってできた岩石。.

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