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シャーンタヌ

索引 シャーンタヌ

ャーンタヌと妻のサティヤヴァティー シャーンタヌ(Śāntanu)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。クル王プラティーパとスナンダーの子『インド神話伝説辞典』, p. 182.(シャーンタヌ)。女神ガンガーとの間にビーシュマを、サティヤヴァティーとの間にチトラーンガダ、ヴィチトラヴィーリヤをもうけた。また双子の兄妹クリパとクリピーを拾って養育した。.

25 関係: ちくま学芸文庫叙事詩上村勝彦マハーバーラタチトラーンガダヤムナー川リシヴァス神群ヴィチトラヴィーリヤブラフマービーシュマインドインドラガンガーガンジス川クリパクリピーサティヤヴァティー前世皇太子筑摩書房精液菅沼晃東京堂出版漁師

ちくま学芸文庫

ちくま学芸文庫(ちくまがくげいぶんこ)は、筑摩書房による学術部門・文庫判レーベル。.

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叙事詩

多くの演劇の題材に用いられるアジアの代表的叙事詩『ラーマーヤナ』(インドネシア、サヌール海岸) 叙事詩(じょじし、epic)とは、物事、出来事を記述する形の韻文であり、ある程度の長さを持つものである。一般的には民族の英雄や神話、民族の歴史として語り伝える価値のある事件を出来事の物語として語り伝えるものをさす。 口承文芸として、吟遊詩人や語り部などが伝え、その民族の古い時代には次世代の教養の根幹を成したり、教育の主要部分となることも多かった。後世に書き残され、歴史資料に保存されることになったものが多い。.

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上村勝彦

上村 勝彦(かみむら かつひこ、1944年3月 - 2003年1月24日)は、日本の古代インド文学研究者、東京大学東洋文化研究所教授を務めた。文学博士。.

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マハーバーラタ

マハーバーラタの作者とされるヴィヤーサ 『マハーバーラタ』(महाभारतम् Mahābhārata)は、古代インドの宗教的、哲学的、神話的叙事詩。ヒンドゥー教の聖典のうちでも重視されるものの1つで、グプタ朝の頃に成立したと見なされている。「マハーバーラタ」は、「バラタ族の物語」という意味であるが、もとは単に「バーラタ」であった。「マハー(偉大な)」がついたのは、神が、4つのヴェーダとバーラタを秤にかけたところ、秤はバーラタの方に傾いたためである。 『ラーマーヤナ』とともにインド二大叙事詩と称され、インド神話を構成する重要な文献の一つある。また、世界3大叙事詩の一つともされる(他の二つは『イーリアス』『オデュッセイア』)。.

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チトラーンガダ

チトラーンガダ(Citrāngada चित्रांगद)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。クル王シャーンタヌと妃サティヤヴァティーの子で、ヴィチトラヴィーリヤの兄。シャーンタヌの死後に王となった。聡明かつ武勇に優れ、人間の諸王のみならず諸天やアスラ族さえも戦争で破った。しかしチトラーンガダと同名のガンダルヴァ王が攻めてきて大戦争となり、クルクシェートラで3年間戦った末、チトラーンガダは殺されたという。 ちとらんかた.

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ヤムナー川

250px ヤムナー川(यमुना、Yamuna River)は、インド北部を流れる全長1,370kmの川で、ガンジス川最大の支流である。ジャムナー川(Jamuna River)とも呼ばれる。.

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リシ

寺院のリシのレリーフ リシ(Ṛṣi、Rishi)とは、本来サンスクリットで、ヴェーダ聖典を感得したという神話・伝説上の聖者あるいは賢者達のこと。漢訳仏典などでは「仙人」などとも訳され、インド学では「聖賢」などと訳される。または、サンヒターの内の1つ。.

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ヴァス神群

ヴァス神群(Vasu)は、インド神話において自然現象を神格化した8柱の神々の総称である。 水(アーパス)、北極星(ドルヴァ)、月(ソーマ)、大地(ダラ)、風(アニラ)、火(アナラ)、暁(プラバーサ)、光(プラティユーシャ)の8神とされるが、諸説ある。聖仙の上を飛ぶ非礼を犯した罪を償う為、ガンガーと人間の間に生まれた子供達として転生した事も。 『ラーマーヤナ』によるとカシュヤパ仙との子供に数えられている。 『マハーバーラタ』の英雄ビーシュマはヴァスの結集によって生まれたとも、ヴァスの中のディヤウスの生まれ変わりとも言われる。.

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ヴィチトラヴィーリヤ

ヴィチトラヴィーリヤ(Vicitravīrya, विचित्रवीर्य)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。クル王シャーンタヌと妃サティヤヴァティーの子で、チトラーンガダの弟。アシュヴィン双神のように美しく、全ての女性を魅了したとされる。 兄王チトラーンガダがガンダルヴァ王の戦いで死んだとき、ヴィチトラヴィーリヤはまだ少年だったが、ビーシュマに守られて成長した。そして成人したとき、ビーシュマがカーシー国から奪ってきた2人の王女、と引き会わされた。2人の王女はヴィチトラヴィーリヤの美しさをみて良い男性であると納得し、ヴィチトラヴィーリヤも2人の王女の虜となった。こうしてヴィチトラヴィーリヤは2人と結婚し、カウラヴァの父とパーンダヴァの父パーンドゥを残した。 ういちとらういりや.

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ブラフマー

ブラフマー(梵、ब्रह्मा )はヒンドゥー教の神の1柱、創造神でありトリムルティ(最高神の3つの様相)の1つに数えられる。4つの顔を持ち、それぞれの顔は四方を向いているとされるBruce Sullivan (1999), Seer of the Fifth Veda: Kr̥ṣṇa Dvaipāyana Vyāsa in the Mahābhārata, Motilal Banarsidass, ISBN 978-8120816763, pages 85-86。ブラフマーは(Svayambhū 自ら産まれる者)や、バーギーシャ(Vāgīśa、言葉の王)という名でも知られ、4つの口のそれぞれから4つのヴェーダを紡いだとされている。ブラフマーは時にリグ・ヴェーダに語られる創造神であるプラジャーパティと同一視され()、またや宇宙の卵であるとの関連が指摘されることもある。ブラフマーはヴェーダ後の時代になってやプラーナ文献の神話の中で存在感を増した。叙事詩の中で彼はプルシャの性格を引き継いでいるとされることもある。ヴィシュヌ、シヴァとともにトリムルティの一角を担うが、古代の文献ではブラフマーの含まれない3柱を最高神の3人組に数えているDavid White (2006), Kiss of the Yogini, University of Chicago Press, ISBN 978-0226894843, pages 4, 29。 ブラフマーはしばしば宇宙と様々な生物の創造主であると語られる。しかし一方で、いくつかのプラーナではヴィシュヌの臍から生える蓮から生まれたとされている。他にもシヴァから、あるいはシヴァの様相の1つから生まれたとするプラーナもあればStella Kramrisch (1994), The Presence of Siva, Princeton University Press, ISBN 978-0691019307, pages 205-206、最高神の1柱であると語られる場合もあるCharles Coulter and Patricia Turner (2000), Encyclopedia of Ancient Deities, Routledge, ISBN 978-0786403172, page 258, Quote: "When Brahma is acknowledged as the supreme god, it was said that Kama sprang from his heart."。不二一元論ではブラフマーはしばしば、他のすべての神々とともに(形のあるブラフマン)あるいは(形のないブラフマン)であるとみなされるJan Gonda (1969),, Anthropos, Bd 63/64, H 1/2, pages 212-226David Leeming (2009), Creation Myths of the World, 2nd Edition, ISBN 978-1598841749, page 146;David Leeming (2005), The Oxford Companion to World Mythology, Oxford University Press, ISBN 978-0195156690, page 54, Quote: "Especially in the Vedanta Hindu philosophy, Brahman is the Absolute.

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ビーシュマ

ビーシュマ(भीष्‍म, )は、叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物である。クル族の王シャーンタヌの8番目の息子。クル族の王に仕えることを誓っている彼は望むだけの間生きることができた。 パーンダヴァ、カウラヴァ両方にとっての大叔父であるビーシュマは比類なき射手であり、戦士でもある。師である聖仙パラシュラーマと戦い勝利している。今際の際にユディシュティラにヴィシュヌ・サハスラナーマを授けている。サンクリティのゴートラに属している。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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インドラ

インドラ。アイラーヴァタに乗っている ミャンマー、タヂャーミン寺院のインドラ(サッカ) インドラ(Indra、इंद्र、इन्द्र)はバラモン教、ヒンドゥー教の神の名称である。省略しない名称は「サンスクリット語:シャクロー・デーヴァナーン・インドラハ、パーリ語:サッコー・デーヴァナン・インドー」で「強力な神々の中の帝王」を意味する(シャクラ・デーヴァナーン・インドラハ)とする文献も。「」は、男性名詞「(男神)」の複数形・属格。は、(王、征服者)の単数形・主格。「(シャクロ―)」は形容詞「(強力な、有能な)」の変化形。インドラの修飾語であるが、固有名詞とする説もある。その場合は「神々の帝王であるシャクラ」となる。。「シャクラ()」や「サッカ()」とも呼ばれる。 デーヴァ神族に属する雷霆神、天候神、軍神、英雄神である。ディヤウスとプリティヴィーの息子。 特に『リグ・ヴェーダ』においては、最も中心的な神であり、ヴァルナ、ヴァーユ、ミトラなどとともにアーディティヤ神群の一柱とされる。また、『ラーマーヤナ』には天空の神として登場する。 漢訳では、因陀羅・釋提桓因・帝釈天・天帝釈・天主帝釈・天帝・天皇などと書かれ、特に仏教における帝釈天の名で知られている。 株式会社日立ソリューションズ・ビジネス 『世界大百科事典 第2版』 Kotobank、2014。楠戸義昭 『戦国名将・智将・梟将の至言』 学習研究社、2009。楠戸義昭 『戦国武将名言録』 PHP研究所、2006。。-->.

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ガンガー

ンガー(Gaṅgā, गंगा, 恒河(ごうが))は、ヒンドゥー教に伝わる、ガンジス川を神格化した女神。インドでは川自体も「ガンガー」と呼ばれ、「ガンジス」は英語からの借用である。「母なるガンガー(Gangamataji)」とも呼ばれる。乗り物(ヴァーハナ)はワニのクンビーラ。 神話によると、始めはガンガーはヴィシュヌ神の足の指から流れ出て、天界にあるブラフマーの町の周囲を周っていた。賢者バギーラタは、誤ってカピラ仙の怒りにふれ焼き殺された祖先の霊を浄化するために必要なガンガーの聖水を地上にもたらそうと、ヒマラヤ山中で修業を積んだ。ガンガー女神はその願いを受け入れたが、天界から地上へ落下するガンガーの奔流を受け止められるのはシヴァ神のみであると伝えた。バギーラタはカイラス山に赴きシヴァ神に祈りを捧げ願いを聞き届けられた。シヴァ神は地上に落下するガンガーを豊かな髪で受け止めヒマラヤ山中に注いだ。バギーラタの先祖の遺灰はその水で浄化され、霊は天国へ昇ることができた。それ以来、ガンガーは聖なる川として地上の人々に恵みをもたらし続けているとされる。この神話を受けて、シヴァ神の像の髪の毛の中にガンガーが描出されているものが見られる。 ヴィシュヌあるいはシヴァの妻という説でもある。『』によれば、ヴィシュヌはサラスヴァティー、ラクシュミー、ガンガーという3人の妻を持っていたが、3人の間で争いが絶えなかったので、ヴィシュヌはサラスヴァティーをブラフマーに、ガンガーをシヴァに与え、自らがラクシュミーを妻にした。 ガンジス川(ガンガー)は現在でも「聖なる川」としてヒンドゥー教徒の信仰の対象であり、この川の水で沐浴すればすべての罪は浄められ、死後の遺灰をこの川に流せば輪廻から解脱できると信じられている。.

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ガンジス川

ンジス川(ガンジスがわ、Ganges)は、ヒマラヤ山脈の南側、インド亜大陸の北東部を流れる大河である。全長は約2525km、流域面積は約173万km2(ただしブラフマプトラ川水系を除くと約84万km2)。.

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クリパ

クリパ(Krpa)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』の登場人物。シャラドヴァット仙の子で、クリピーの双子の兄。シャーンタヌ王に拾われて育てられた。またクルクシェートラの戦いではカウラヴァ側として戦った。 シャラドヴァット仙はあらゆる武器の習得を目指して森の中で苦行に励んでいたが、インドラ神はこれを恐れてアプサラスのジャーラパディーを遣わし、苦行を妨害しようとした。シャラドヴァットはジャーラパディーの美しさに打たれ、知らぬ間に精液を漏らした。それは葦の茎に落ちて2つに分かれ、双子の兄妹が生まれた。シャラドヴァットは気づかずに別の場所に移って再び苦行を始めた。そこにたまたまクル王のシャーンタヌが森へ狩にやって来た。そして王の兵士が双子を発見した。兵士はバラモンの苦行の跡を見て、その双子がバラモンの子供であると考え、シャーンタヌ王に報告した。シャーンタヌは憐憫(クリパ)の情を起こし、男の子をクリパ、女の子をクリピーと名づけ、自分の子として養育した。 ちなみに『ヴィシュヌ・プラーナ』によるとクリパとクリピーは、シャラドヴァットの子のサティヤドリティとアプサラスのウルヴァシーとの間に生まれたとされる。 一方、シャラドヴァット仙は苦行によって双子のことを知り、クリパのところにやって来て、あらゆる武器と、その秘術の全てを伝授した。こうしてクリパはまたたく間に最高の兵法家となり、クルの王子たちや諸国の王族たちの師となった。 後にクリパはにカウラヴァ側として戦い、アシュヴァッターマン、クリタヴァルマンとともにカウラヴァ側で最後まで生き残った将の1人となった。 Category:マハーバーラタの登場人物.

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クリピー

クリピー(Krpī)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する女性。 シャラドヴァット仙の子で、クリパとは双子の妹。クリパーともいう。『ヴィシュヌ・プラーナ』ではシャラドヴァットの孫で、両親はサティヤドリティとアプサラスのウルヴァシーとされる。クリパとともにクル王シャーンタヌに拾われて養育され、後にドローナの妻となった。アシュヴァッターマンの母。 Category:マハーバーラタの登場人物.

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サティヤヴァティー

魚臭の王女、サティヤヴァティー。ラヴィ・ヴァルマ画 サティヤヴァティー(Styavatī, सत्यवती)は、インドの叙事詩『マハーバーラタ』に登場する女性。アプサラスのアドリカーとチェーディ国の王ヴァス(ウパリチャラ)の娘、マツヤ王と兄弟。パラーシャラ仙との間にヴィヤーサ仙を、クル王シャーンタヌとの間にチトラーンガダ、ヴィチトラヴィーリヤを生んだ。幼少時を漁師たちに育てられ、魚臭の王女として知られる。『マハーバーラタ』の中心的な2大勢力であるパーンダヴァとカウラヴァの祖であり、その誕生において重要な役割を果たした。 『マハーバーラタ』によると、アドリカーはブラフマー神の呪いによって魚の姿となり、ヤムナー河の水中にいたが、そこにヴァス王の精液が落ち、それを飲み込んで身ごもった。後に漁師がこれを捕えて腹を開くと、胃に2人の男女の赤子がいたという。驚いた漁師はこのことをヴァス王に知らせた。王は男子を養子としたが、女の子は魚の臭いがしたため漁師に与えた。漁師が育てると、彼女は美しく成長した。これがサティヤヴァティーであるという。しかしその生まれゆえに彼女の体からは魚の臭いが消えなかった。 後にサティヤヴァティーは巡礼の途中であったパラーシャラ仙に愛された。サティヤヴァティーは2つの条件を提示して彼と結婚した。その条件とは、処女が失われないこと、身体から漂う魚の臭いを最高の芳香に変えること、の2つである。パラーシャラ仙が快くその望みを叶えた。この奇跡にサティヤヴァティーは喜び、パラーシャラ仙と交合すると、すぐにヴィヤーサが生れた。この人物は『マハーバーラタ』の著者と伝えられている。ヴィヤーサは苦行に励み、サティヤヴァティーの望むときにいつでも現れると約束して、母のもとを去った。ところでサティヤヴァティーの芳香は有名になり、ガンダヴァティー(芳香を持つ女)と呼ばれるようになった。またその芳香は1由旬(ヨージャナ)離れたところからも嗅ぐことができたため、ヨージャナーガンダーとも呼ばれた。 他方、クル王シャーンタヌはビーシュマを生んだ妃(実はガンジス河の女神ガンガー)が王宮を去った後、サティヤヴァティーを見初めて妃にしたいと考えた。しかし漁師たちが彼女の産んだ子供を次期クル王とすることを要求してきたのである。王は戸惑ったが、ビーシュマが父のために自ら王位を辞退し、さらに生涯独身を誓ったので、サティヤヴァティーを妃とすることができた。2人の間には2人の王子が誕生した。しかし王の死後、2人の王子は後継者を残すことなく世を去ったので、困ったサティヤヴァティーは、まずビーシュマに、王子ヴィチトラヴィーリヤの2人の寡婦との間に子をもうけてほしいと頼んだ。しかしビーシュマは過去の誓いによってこれを拒否した。次に彼女は前夫の子ヴィヤーサを呼んで同じことを頼んだ。その結果、ヴィヤーサは2人の寡婦にそれぞれ盲目の王子ドリタラーシュトラと蒼白の王子パーンドゥを授けたという。このドリタラーシュトラからカウラヴァが、パーンドゥからパーンダヴァが生まれ、深く憎しみ合うのである。 後にパーンドゥが死んだとき、サティヤヴァティーはヴィヤーサから一族の滅亡を暗示され、世俗を捨てて暮らすよう勧められた。そこでアムビカー、アムバーリカーをともなって森に入り、苦行の末に肉体を捨てて天界に入った。 さていやうあてい.

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前世

前世(ぜんせ)とは、ある人生を起点として、それより前の人生のことを指す。転生を認める世界観ならば、必然的に内包する概念である。人の転生が何度も繰り返されているということを認めるならば、全ての人は皆、ひとつではなく多数の前世を持っているということになる。.

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皇太子

皇太子(こうたいし、Crown Prince)は、皇位継承(帝位継承)の第一順位にある皇子を指す称号。一般的には皇室ならびに海外の王室における君主位の法定推定相続人の敬称として使われる。.

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筑摩書房

株式会社筑摩書房(ちくましょぼう)は、日本の出版社。筑摩書房のマーク(空を截る鷹)のデザインは青山二郎作。 文学者を中心に個人全集は、増補改訂し繰り返し刊行するので、「全集の筑摩」と称されている。特に『世界文学全集』は多くの類書シリーズを刊行した。ほかに古典・現代文の教科書を現在まで毎年出版している。月刊PR誌に『ちくま』がある。.

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精液

精液(せいえき)とは、動物にみられるオスの生殖器官から分泌される精子を含む液体。交尾や産卵の際、メスの卵細胞と受精するために、オスの生殖器から放出される。メスの体内で精液を放出し体内受精をする動物の射出は「射精」、水中に精液を放出し体外受精する、魚類や両生類などの水棲動物の射出は「放精」と呼ばれる。.

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菅沼晃

菅沼 晃(すがぬま あきら、1934年4月5日-2016年4月7日)は、日本の仏教学者。.

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東京堂出版

株式会社 東京堂出版(とうきょうどうしゅっぱん)は、東京都千代田区にある日本の出版社。.

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漁師

ングアイランドの漁師 セイシェル諸島の漁師 インド西部、マハーラーシュトラ州の漁師 魚網を直す漁師の手(イタリア) 漁師(りょうし・ぎょし、)とは、漁業を職業としている人のこと。職漁師。漁夫(ぎょふ)とも。漁師のうち、川魚漁を専業とする者を特に川漁師という。 漁師には専業として従事する場合もあるが、出漁期以外にはもっぱら農業に従事する半農半漁のような労働形態をとる例もある。ただし、生業として漁撈活動をおこなうのではなく、趣味・娯楽として漁をおこなう者は遊漁者と呼んで、職漁師とは区別する。 なお、漁の字音はぎょ(漢音)であり、本来はぎょしと読むのが正しいのだが、漁業従事者は、獣を獲る猟師に対して、自分たちも魚介類を獲るりょうしであると称し、漁師と書いてりょうしの読みを当てた。転じて「漁」にりょうの慣用音が伴うようになった(大漁など)。漁師という表現がつくられる前は、漁業を生業とする者は男女ともに海人(あま)と呼ばれていた。.

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