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シミ目

索引 シミ目

ミ目(シミもく、総尾目、房尾目、Thysanura)は、昆虫綱の1目。「シミ(衣魚、紙魚)」と総称される。人家に生息するものが本を食害すると思われていたため「紙魚」と書かれる。英語では「silverfish」という。 かつては、無翅類の1目で現在のコムシ目やイシノミ目を含むこともあったが、これらは現在ではシミ目より原始的な目として分けられている。 シミ目は最も原始的な特徴を持った昆虫類である。地球に存在する100万種ともいわれる全生物種の約6割を占める昆虫類のうち、無翅類はシミ目を含みごくわずかである。これは進化の過程で無翅類が短期間で翅を獲得したためと考えられている。特に形態比較からシミ目は淡水性の甲殻類の鰓脚類などから進化したのではとする考え方がある。.

29 関係: 外来種変態季語小林一茶俳句マダラシミヤマトシミヤマトシミ属和紙アリの巣イシノミ目コムシ目シミ科シバンムシセイヨウシミセスジシミ出久根達郎甲殻類無翅亜綱目 (分類学)障子触角魚類英語澁澤龍彦昆虫

夏のシンボルのひとつ「ヒマワリ」 真夏の海辺 7月30日 夏の風物詩である風鈴 夏の食べ物「冷やし中華」 夏(なつ)は、四季のひとつで、春と秋にはさまれた季節。天文学的には夏至から秋分まで。太陽暦では6月から8月を指し、陰暦では4月から6月となる。 四季の区分のある土地では最も気温の高い、3ヶ月程度の期間である。北半球ではグレゴリオ暦の6月 - 8月ごろ、南半球では12月 - 2月ごろである。.

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外来種

外来種(がいらいしゅ)とは、もともとその地域にいなかったのに、人為的に他の地域から入ってきた生物のこと。アレロパシーが強い場合に生態系や経済に重大な影響を与えることがあり、環境問題のひとつとして扱われる。 類義語に移入種、帰化種、侵入種、外来生物がある。英語では「alien species」もしくは「invasive species」という。ただし「invasive`species」については、在来種(後述)でありながら、人為的な影響によって分布域の爆発的な拡大や生息(生育)数が激増し、生物多様性および生態系サービスへ悪影響を及ぼしている種に対して「native invasive」という呼び方もする場合もあり、英語表記において最も誤解が少ないのは「Invasive Alien Species」である。 外来種に対して、従来からその地域で生息・生育するものは在来種と呼ばれる。.

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変態

変態(へんたい、metamorphosis)とは、動物の正常な生育過程において形態を変えることを表す。昆虫類や甲殻類などの節足動物に典型的なものが見られる。.

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季語

季語(きご)とは、連歌、俳諧、俳句において用いられる特定の季節を表す言葉を言う。「雪」(冬)、「月」(秋)、「花」(春)などのもの。流派、結社によっては、題詠の題としたり、一句の主題となっている言葉を「季題」(きだい)と言い、単に季節を表すだけの「季語」と区別することもあるが、両者の境は曖昧であり互いを同義に用いることも多い山下一海 「季語」『現代俳句大事典』 173-174頁(詳細は後述)。「季語」「季題」いずれも近代以降に成立した言い方であり、古くは「季の詞(きのことば)」「季の題」「四季の詞」あるいは単に「季(き)」「季節」などと呼ばれていた山下一海 「季題」『現代俳句大事典』 178-179頁。以下では特に説明のない限り「季語」で統一して解説する。.

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小林一茶

小林 一茶(こばやし いっさ、宝暦13年5月5日(1763年6月15日)- 文政10年11月19日(1828年1月5日))は信濃国柏原で中農の子として生まれた。本名は小林弥太郎「父の終焉日記」の前書き部分で、一茶は自らのことを「信之」と名乗っているが、信之という名乗りはこの時のみである上に、農民の名として似つかわしくないことから、小林(1986)p.23では一茶の作り話としている。、一茶とは俳号である。15歳の時に奉公のために江戸へ出て、やがて俳諧と出会い、「一茶調」と呼ばれる独自の俳風を確立して松尾芭蕉、与謝蕪村と並ぶ江戸時代を代表する俳諧師の一人となった。別号は圯橋小林(2002)p.4、菊明、新羅坊矢羽(1993)p.11、亜堂。庵号は二六庵、俳諧寺。.

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俳句

俳句(はいく)とは、五・七・五の十七音から成る日本語の定型詩である。世界最短の定型詩とされ、十七文字(じゅうしちもじ)、十七音(じゅうしちおん)、十七語(じゅうしちご)とも呼ばれる。俳句の有季定型性を捨象する形で派生した自由律俳句や無季俳句などもある。俳句を詠む(作る)人を俳人と呼ぶ。.

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マダラシミ

マダラシミ(斑紙魚、Thermobia domestica)は、シミ目(または総尾目、Thysanura)シミ科に属する昆虫である。.

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ヤマトシミ

ヤマトシミ(大和紙魚、Ctenolepisma villosa)は、シミ目(または総尾目 Thysanura)シミ亜目シミ科に属する原始的な昆虫である。「きららむし(雲母虫)」「きらむし」などの名で呼ばれ古くから日本で知られてきた紙魚で、大陸アジアにも分布する。夏の季語。.

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ヤマトシミ属

ヤマトシミ属()とは、シミ目シミ科の下位分類の一つである。.

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和紙

和紙(わし/わがみ)は、日本古来の紙。欧米から伝わった洋紙(西洋紙)に対して日本製の紙のことをさす。日本紙と同義。.

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アリの巣

アリの巣の石膏模型 アリ塚とアリの通り道(オーストラリアのオックスリー・ワイルド・リバーズ国立公園) アリの巣(アリのす、ant colony)は、アリが作り住む巣である。.

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イシノミ目

イシノミ目(古顎目、Archaeognatha、Microcoryphia)は、翅を持たない昆虫、いわゆる無翅昆虫のうちの一群で、大部分の昆虫を含む有翅昆虫に対して祖先的な特徴を大きく保持している。全世界の湿った土壌に生息する15mm以下の小さな昆虫で、外見的にはシミ類にやや似る。腹部を地面に叩きつけてジャンプを行うことからこの名がある。.

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コムシ目

ムシ目(倍尾目、双尾目とも。Diplura)は節足動物門六脚上綱内顎綱 (Entognatha) のうち1目である。内顎綱は昆虫に近縁でより原始的なグループで、ほかにトビムシ目とカマアシムシ目が含まれ、昆虫とあわせて六脚類をなす。 腹端に1対の尾角がある。ナガコムシ類では鞭状に後ろに伸びるが、ハサミコムシ類では、短く頑丈なハサミになり、しかも褐色に色づいて硬化しており、これを捕食器として使う。ハサミムシ類に似た姿である。.

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シミ科

ミ科(しみか、Lepismatidae)は、シミ目のうちでも多くの種を内包する無翅昆虫の一科。約190種を含む。多くは腐食性で複眼は小さい。夜行性。(詳しくはシミ目を参照).

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シバンムシ

バンムシ(死番虫)は、シバンムシ科()に属する甲虫の総称である。.

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セイヨウシミ

イヨウシミ(西洋紙魚 Lepisma saccharina)は、シミ目(または総尾目 Thysanura)シミ亜目シミ科に属する昆虫である。その名前が示すように本来はヨーロッパ原産とされるが、人間や物の移動に伴って世界中に広がった。日本でも人家を中心に生息し、在来種であるヤマトシミよりも多く見られる場合もある。 行動は敏捷で、光を避ける性質(負の走光性)がある。英語では「銀の魚 (silverfish)」と呼ぶが、これはその体形や、光沢のある“鱗”をまとった様子、魚が泳ぐような走り方などに由来し、「紙魚」というのと同じ発想である。一方、種小名のsaccharinaは、「砂糖」を意味するギリシア語 saccharon からの命名で、本種が砂糖や澱粉食品など、炭水化物のあるところに住んでいることから名付けられた。この類は昆虫の中でも原始的なグループで、3億年前から存在している。.

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セスジシミ

ミ()はシミ目に属する原始的な昆虫である。鱗粉が茶褐色の縦縞模様になっているため、英語では "Four-lined Silverfish" と呼ばれる場合がある。近縁のセイヨウシミやヤマトシミと似ているが、より大きく、腹の金属光沢が弱いこと、付属肢の長いこと、触角・尻尾の毛・足に濃淡模様があることなどによって判別することができる。 本種は南ヨーロッパの原産ではあるものの、現在では移入により極圏や冷涼な温帯域(ブリテン諸島など)を除いた世界各地に分布している。人家、野外の別なく生息し、害虫となりうる。 ヨーロッパに生息する個体群を対象とした最近の研究によると、従来地域的変種とされてきた集団の幾つかは、別種として分離される可能性が示唆されている。 すでにスペイン南西部の個体群は別種 として扱われている。.

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出久根達郎

出久根 達郎(でくね たつろう、1944年3月31日 - ) は日本の小説家、随筆家出久根達郎『古本綺譚』1990年、中央公論社、カバー折り返し。。茨城県行方郡北浦町(現:行方市)生まれ。.

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甲殻類

殻類(こうかくるい)は、節足動物の分類群の一つ。分類学上では甲殻亜門(こうかくあもん) Crustacea と呼ばれる。 エビ、カニ、オキアミ、フジツボ、ミジンコなどを含むグループである。深海から海岸、河川、湿地まで、あらゆる水環境に分布するが、主に海で多様化している。陸上の生活に完全に適応しているのはワラジムシ類など僅かである。 系統関係については、現在、汎甲殻類説が最も有力視されている。それによれば、甲殻類は六脚類と共に単系統を成し、甲殻類という分類群も側系統群となる。.

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無翅亜綱

無翅亜綱(むしあこう、Apterygota)は、かつて使われていた昆虫綱を大きく分けた分類群の一つ。現在の六脚亜門から有翅下綱を除いたグループによって構成されていた。昆虫のうち、もともとはねがなく、幼虫と成虫の形がほとんど変わらない原始的な虫の総称である。 現生ではトビムシ目、カマアシムシ目、コムシ目は昆虫綱とは別の内顎綱に分類される。現在の昆虫綱にはシミ目とイシノミ目の2目がこれに含まれる。 Category:昆虫.

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目 (分類学)

(もく、order、ordo)は、生物分類学のリンネ式階級分類における基本的階級のひとつ、および、その階級に属するタクソンのことである。 目は、綱の下・科の上に位置する。さらに、目の上に上目(じょうもく、英: superorder、羅: supraordo)をおく場合もある。目の下に亜目(あもく、英: suborder、羅: subordo)、亜目の下に下目(かもく、英: infraorder、羅: infraordo)、下目の下に小目(しょうもく、英: parvorder、羅: parvordo)を置くことがある。.

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障子

子(しょうじ)は、現在の和風建築では明かりを通すように木枠に紙(主に和紙)を貼っているものを指すが、元々はさえぎる道具(建具)の意味で、現在のドア、戸、カーテン、ブラインド、衝立、屏風、襖までも含む。.

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触角

触角(しょっかく)は、節足動物などの頭部から突出している対になった器官のひとつ。感覚や運動を司る。 電子顕微鏡写真.

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魚類

魚類(ぎょるい)は、脊椎動物亜門 から四肢動物を除外した動物群。日常語で魚(さかな)。脳や網膜など神経系の発達にも関与するといわれている。流行歌のおさかな天国には「魚を食べると頭が良くなる」というフレーズがあるが、上記の健康影響を考えると無根拠とも言えない。 村落単位で見た生活習慣では、労働が激しく、魚又は大豆を十分にとり、野菜や海草を多食する地域は長寿村であり、米と塩の過剰摂取、魚の偏食の見られる地域は短命村が多いことが指摘されている。 魚介類の脂肪酸にて、魚介類100g中の主な脂肪酸について解説。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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蛹(さなぎ)は、昆虫の一部のものが、成虫になる寸前にとる、成虫に似た形で、ほとんど動かない一時期をさす。.

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澁澤龍彦

澁澤 龍彥『彥』[U+5F65]は「偐」の旁部分(「彦」の旧字体)。数値文字参照:(しぶさわ たつひこ、本名、龍雄(たつお)、1928年(昭和3年)5月8日 - 1987年(昭和62年)8月5日)は、日本の小説家、フランス文学者、評論家。 別名のペンネームに澁川龍兒、蘭京太郎、Tasso S.などがある。晩年の号に呑珠庵、無聲道人がある。旧字を新字に直す慣例のある出版界でも珍しく、いまだに名前の漢字全てが旧字体のまま出版されているが、澁澤自身は生前自らの名前が「竜」の字で代用されるのを嫌っており、「私は署名をするときにも、竜彦などとは間違っても書かない。(略)これはタツではなくて、尻尾の生えたカメみたいではないか」(『記憶の遠近法』所収「ドラゴン雑感」)と記している。.

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代的な本 本(部分) 本(ほん)は、書籍(しょせき)または書物(しょもつ)とも呼ばれ、木、竹、絹布、紙等の軟質な素材に、文字、記号、図画等を筆写、印刷し、糸、糊等で装丁・製本したもの(銭存訓(1990)p.208)。狭義では、複数枚の紙が一方の端を綴じられた状態になっているもの。この状態で紙の片面をページという。本を読む場合はページをめくる事によって次々と情報を得る事が出来る。つまり、狭義の本には巻物は含まれない。端から順を追ってしかみられない巻物を伸ばして蛇腹に折り、任意のページを開ける体裁としたものを折り本といい、折本の背面(文字の書かれていない側)で綴じたものが狭義の「本」といえる。本文が縦書きなら右綴じ、本文が横書きなら左綴じにする。また、1964年のユネスコ総会で採択された国際的基準は、「本とは、表紙はページ数に入れず、本文が少なくとも49ページ以上から成る、印刷された非定期刊行物」と、定義している。5ページ以上49ページ未満は小冊子として分類している。 内容(コンテンツ)的にはほぼ従来の書籍のようなものでも、紙などに文字を書いたり印刷するのではなく、電磁的または光学的に記録・再生されるものやネットワークで流通させるものは、電子書籍という。.

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昆虫

昆虫(こんちゅう)は、節足動物門汎甲殻類六脚亜門昆虫綱(学名: )の総称である。昆虫類という言葉もあるが、多少意味が曖昧で、六脚類の意味で使うこともある。なお、かつては全ての六脚虫を昆虫綱に含めていたが、分類体系が見直され、現在はトビムシなど原始的な群のいくつかが除外されることが多い。この項ではこれらにも触れてある。 昆虫は、硬い外骨格をもった節足動物の中でも、特に陸上で進化したグループである。ほとんどの種は陸上で生活し、淡水中に棲息するものは若干、海中で棲息する種は例外的である。水中で生活する昆虫は水生昆虫(水棲昆虫)とよばれ、陸上で進化した祖先から二次的に水中生活に適応したものと考えられている。 世界の様々な気候、環境に適応しており、種多様性が非常に高い。現時点で昆虫綱全体で80万種以上が知られている。現在知られている生物種に限れば、半分以上は昆虫である。.

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紙魚

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