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シバルバー

索引 シバルバー

バルバー (Xibalba) とは、おおまかには「恐怖の場所」と訳せる、キチェ族のマヤ神話における冥界の名であり、その地は死の神々とその従者たちによって治められている。16世紀のベラパスでは、シバルバーの入り口はコバン近くの洞窟であると伝統的に思われていた。21世紀初頭現在のコバン近隣で暮らす一部のキチェ族によれば、その地は今もって死と関連づけられているという。また、ベリーズ近くの洞窟系もシバルバーの入り口と言われている。マヤの一部では、天の川がシバルバーへの道と見なされていた。.

19 関係: かさぶた天の川マヤ神話ポポル・ヴフフン・カメーとヴクブ・カメーフンアフプーとイシュバランケーベリーズアルタ・ベラパス県キチェ族クチュマキックコバンコウモリシルヴェイナス・モーリージャガーサソリ冥界黄疸16世紀

かさぶた

かさぶた(瘡蓋、scab, crust)は、外傷の過した形状の一種。性質上、大きく深い裂傷などよりも擦り傷などに生じたものの方が、出血面積が広いため目立ちやすい。動物の生体保護現象の一つで、主に傷口の出血を止める目的の過程で発現する。 医学領域では痂皮(かひ)という用語が用いられる。 本項では以後、平仮名でかさぶたと表記する。また便宜上、説明では人間のケースを前提にすることとする。.

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天の川

天の川あるいは天の河(あまのがわ)は、夜空を横切るように存在する雲状の光の帯のこと。 東アジアの神話では夜空の光の帯を、川(河)と見ている(→#東アジアの神話)。一方、ギリシャ神話では、これを乳と見ている。それが継承され英語圏でもMilky Way(ミルキーウェイ)と言うようになった。(→#ギリシャ神話) この光の帯は天球を一周しており、恒星とともに日周運動を行っている。 日本では、夏と冬に天の川が南北に頭の上を越える位置に来る。これをまたいで夏には夏の大三角が、冬には冬の大三角が見える。他の星も天の川の周辺に多いので、夏と冬の夜空はにぎやかになる。 現在では「天の川」や「Milky Way」という言葉で、天球上の(視覚的な)帯だけでなく、地球を含む星の集団、つまり天の川銀河を指すこともある。(→#天文学における天の川 ).

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マヤ神話

マヤ神話(マヤしんわ)とは、一般に、マヤ文明の広範囲に派生した固有の宗教的神話のことを指す。 この神話はメソアメリカ人によって約三千年以上前から9世紀にかけて信仰されてきた。他の神話の例に漏れず、世界の誕生、神々が人間を創造する話などが伝わっている。この神話には方角、色、数字、星、カレンダー、食物の収穫等についての重要性が示されている。大半はスペインによる征服の歴史の中で消失したため、現在明らかにされているマヤ神話は断片的である。いけにえの人間から心臓をえぐり出し、祭壇に供え、後に神官がいけにえから剥ぎ取った皮を着用して舞踏する儀式が有名。.

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ポポル・ヴフ

ポポル・ヴフ(現代キチェ語: )は、キチェ族の伝承や来歴について書かれた神話である。ユカテコ語写本集である『』などと共にかつてのマヤ族の宗教を知る上での貴重な資料の一つである。.

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フン・カメーとヴクブ・カメー

フン・カメー(フン・カメ)(Hun-Came) とヴクブ・カメー(ブクブ・カメ)(Vukub-Came) は、マヤ神話の『ポポル・ヴフ』に登場する冥界の王。 「フン・カメー」とは「一の死」、「ヴクブ・カメー」とは「七の死」の意味。 双子の兄弟フン・フンアフプーとヴクブ・フンアフプーを冥界シバルバーに誘い込み、難題を吹っかけ、解決できないとみるや二人を殺害した。さらにフン・フンアフプーの首を切って木に吊した。フン・フンアフプーは通りかかったイシュキックに自分の精を与え、子どもをみごもらせた。 こうして生まれたのが双子の兄弟フンアフプーとイシュバランケーである。兄弟がシバルバーに下ってくると、フン・カメーとヴクブ・カメは同じような難題を吹っかけたが、今度は次々に破られた。やがてフンアフプーとイシュバランケーは、自分をわざと殺して生き返る術を見せた。シバルバーの者も殺しては復活させた。フン・カメーとヴクブ・カメーは「我々も殺して生き返らせてみろ」と、フンアフプーとイシュバランケーに殺させた。もちろんそのまま生き返すことはなく、双子の兄弟は見事に父と叔父の仇討ちをとげたのである。.

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フンアフプーとイシュバランケー

フンアフプー(Hunahpu、Hunahpú)は、マヤ神話に登場する神。フン・アプ、フンアプ、フナフプと書かれることもある。彼の名前は「猟師」を意味する。 イシュバランケー(Ixbaranque、Xbalanque)は、マヤ神話に登場する神。シュバランケと書かれることもある。彼の名前は「小さなジャグヮール(ジャガー)」を意味する。 2人は双子の兄弟で、フン・フンアフプーとイシュキックの息子。『ポポル・ヴフ』で、2人の出自と功績が語られる。.

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ベリーズ

ベリーズは、中央アメリカ北東部、ユカタン半島の付け根の部分に位置する英連邦王国の一国たる立憲君主制国家である。北にメキシコと、西にグアテマラと国境を接し、南東にはホンジュラス湾を挟んでホンジュラスがあり、東はカリブ海に面する。首都はベルモパン。 美しい海と珊瑚礁に恵まれ、「カリブ海の宝石」と呼ばれている。ベリーズ最大の島アンバーグリス・キーをはじめ、海岸線に沿って約450の離島があり、リゾート地として知られる。.

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アルタ・ベラパス県

アルタ・ベラパス県(アルタ・ベラパスけん、Departamento de Alta Verapaz)は、グアテマラ北中部の県。県都は最大都市でもあるコバンである。北でペテン県と、東でイサバル県と、南でサカパ県、エル・プログレソ県およびバハ・ベラパス県と、西でキチェ県とそれぞれ接する。 主要な町にチセク、サン・ペドロ・カルチャ、サン・クリストバル・ベラパスが挙げられる。.

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キチェ族

チェ族(キチェぞく、K'iche')は、マヤ人に属する民族で、グアテマラ高地のキチェ県、トトニカパン県およびその周辺に住む。マヤ語族のキチェ語を話す。キチェ語の話者は現代のマヤ諸民族のうちではもっとも人口が多く、グアテマラ全人口の11%を占めるINE (2011) p.11。.

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クチュマキック

クチュマキック(クチュマキク)(Cuchumaquic) は、マヤ神話の『ポポル・ヴフ』に登場する冥界シバルバーの貴人。イシュキックの父。 フン・フンアフプーが冥神フン・カメーとヴクブ・カメーの姦計によって殺された後、切られた首が木に吊されると木の実に変わり、側を通りかかったイシュキックの手に唾をかけ、自分の子を産みなさいといった。未婚の身で妊娠したイシュキックを見咎めたクチュマキックは、梟たちを呼んで娘の抹殺を命じた。梟がイシュキックを誘い出すと、イシュキックは彼らの企みに気付いて命乞いをした。すると梟は彼女がかわいそうになり、地上へ逃げるのを許した。それから真っ赤な草の汁が固まった物を持ち帰って、イシュキックの心臓だといってクチュマキックに見せた。 Category:マヤ神話の神.

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コバン

バン(Cobán)は、グアテマラのアルタ・ベラパス県の都市で、同県の県都。.

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コウモリ

ウモリ(蝙蝠)は、脊椎動物亜門哺乳綱コウモリ目に属する動物の総称である。別名に天鼠(てんそ)、飛鼠(ひそ)がある。 コウモリ目は翼手目ともいう。約980種程が報告されているが、その種数は哺乳類全体の4分の1近くを占め、ネズミ目(齧歯類)に次いで大きなグループとなっている。極地やツンドラ、高山、一部の大洋上の島々を除く世界中の地域に生息している。.

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シルヴェイナス・モーリー

ルヴェイナス・グリスウォルド・モーリー(Sylvanus Griswold Morley、1883年6月7日 - 1948年9月2日)は、アメリカ合衆国の考古学者、碑文研究家。20世紀前半のカーネギー研究所によるマヤ文明調査を率いた。.

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ジャガー

ャガー(Panthera onca)は、食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。.

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サソリ

リ(蠍、蝎)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱サソリ目 Scorpiones に属する動物の総称である。前に鋏、尾に毒針を持つが、命にかかわる毒を持つものはごく一部の種類である。 少なくとも4億3千万年以上前から存在したことが確認されており、現存する陸上生活史を持つ節足動物としては世界最古にあたる(ただし初期のサソリは水生動物であり、陸上進出自体はヤスデに後れをとった)。.

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冥界

冥界(めいかい)、冥府(めいふ)、冥土(めいど)、あの世(あのよ)は、死後に行くとされている世界のこと。霊魂が行くとされる世界のこと。.

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黄疸

(おうだん、jaundice)とは、病気や疾患に伴う症状の1つ。身体にビリルビンが過剰にあることで眼球や皮膚といった組織や体液が黄染した(黄色く染まる)状態。.

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膿(うみ)は、化膿した際に傷口から出てくる黄白色でアルカリ性の液体。膿汁(のうじゅう)とも呼ばれる。これは微生物を食べる過程で崩壊した白血球や他の組織が崩壊したもの、その他の死んだ又は生きている細菌などである。膿の有形成分を膿球、液体成分を膿清と呼ぶ。 デオキシリボ核酸及びリボ核酸の核酸がフリードリッヒ・ミーシェルによって最初に発見されたのは膿からであった。これは、膿には白血球の核が多量に集まるため、ここから核内の物質をさがそうとの目的で研究が行なわれた結果である。.

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16世紀

16世紀(じゅうろくせいき)は、西暦1501年から西暦1600年までの100年間を指す世紀。 盛期ルネサンス。歴代ローマ教皇の庇護によりイタリア・ルネサンスの中心はローマに移動した。画像はこの時代に再建がなされたローマのサン・ピエトロ大聖堂の内部。 カール5世。スペイン王を兼ねイタリア各地やネーデルラントも支配したが周辺諸国との戦いにも明け暮れた。画像はティツィアーノによる騎馬像(プラド美術館蔵)。 「太陽の沈まない帝国」。カール5世の息子フェリペ2世の時代にスペインは目覚ましい発展を遂げ貿易網は地球全体に及んだ。画像はフェリペ2世によって建てられたエル・エスコリアル修道院。ここには王宮も併設されておりフェリペ2世はここで執務を行った。.

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