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シネオール

索引 シネオール

ネオール (cineol)、別名ユーカリプトール (eucalyptol) は天然に存在する有機化合物で、環状エーテル構造を持つモノテルペノイドの一種である。1,8-シネオール、リモネンオキシド、カジェプトール (cajeptol) とも呼ばれる。IUPAC系統名は1,3,3-トリメチル-2-オキサビシクロオクタン 1,3,3-trimethyl-2-oxabicyclooctane、p-メンタンから誘導すると1,8-エポキシ-p-メンタン 1,8-epoxy-p-menthane である。 消防法による第4類危険物 第2石油類に該当する。.

17 関係: バジルメンタンモノテルペンユーカリヨモギローリエローズマリーフェロモンニガヨモギエーテル (化学)セージ副鼻腔炎蒸留IUPAC命名法樟脳消防法有機化合物

バジル

バジル(、学名: Ocimum basilicum)は、シソ科メボウキ属の多年草(日本では越冬できないので一年草として扱われる)。 和名はメボウキ、目箒。イタリア語由来のバジリコ (Basilico) の名でも知られる。インド、熱帯アジア原産のハーブである。BasilならびにBasilicoの名称はいずれも「王」を意味するギリシャ語の βασιλευς (バジレウス)に由来する。「バジル」と呼ばれるハーブには、Ocimum basilicum以外の種に由来するものもふくめ、およそ150 種類の栽培品種がある。 香りの主成分はメチルカビコール(エストラゴール)、リナロール、シネオール、オイゲノールで、刺激性は低く生食でも食べられる。 イタリア料理に多く使われる品種は「バジル」「バジリコ」あるいは「スイートバジル (Sweet basil)」の名で知られている。ジェノベーゼバジル (Genovese basil) もイタリア料理に使われる。ほかにレモンバジル (Lemon basil)、ホーリーバジル (Holy basil)、シナモンバジル (Sinnamon basil)、タイバジル (Thai basil)、マンモスバジル (Mammoth basil)、タイレモンバジル (Thai Lemon basil、ライムバジル (Lime basil)、リコリスバジル (Licorice basil)、アフリカンブルーバジル (African Blue basil) などの品種がある。 日本においては、有名メーカー製の家庭用乾燥ハーブが「バジル」と称される一方で、産地及び料理からイタリア語の呼称、バジリコが使われることもある。.

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メンタン

メンタン (menthane) はテルペンの一種で、精油中など天然に存在する有機化合物である。無色の液体で、フェンネル様の芳香を持つ。p-メンタン骨格は多くのテルペン類の母体である。.

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モノテルペン

モノテルペン (Monoterpene) は、テルペンの分類の1つで、2つのイソプレン単位からなり、C10H16の分子式を持つものである。線形(非環式)のものと環を含むものがある。酸化や転位反応等の生化学修飾によって、モノテルペノイドを生成する。.

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ユーカリ

ユーカリはフトモモ科ユーカリ属(Eucalyptus)の樹木の総称。常緑高木となるものが多い。 和名のユーカリは、属名の英語読み「ユーカリプタス」を短縮したもの。学名の語源は eu-(真に・強く・良く)+ kalyptós(〜で覆った)、つまり「良い蓋」を意味するギリシア語をラテン語化したもの。蕾のがくと花弁が合着して蓋状となること、あるいは乾燥地でもよく育って大地を緑で被うことに由来して命名されたとされる。中国語や漢語では「桉樹」と書く。 なお、Corymbia、Angophora 等の近縁の数属もユーカリに含めることがある。.

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ヨモギ

ヨモギ(蓬、学名:Artemisia indica var.

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ローリエ

ーリエ ローリエ(laurier)は、ゲッケイジュの葉を乾燥させた香辛料である。.

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ローズマリー

ーズマリー(英:rosemary 仏:romarin)は、地中海沿岸地方原産で、シソ科に属する常緑性低木。和名マンネンロウの漢字表記は「迷迭香」であるが、これは中国語表記と同一である。生葉もしくは乾燥葉を香辛料、薬(ハーブ)として用いる。花も可食。水蒸気蒸留法で抽出した精油も、薬として利用される。.

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フェロモン

フェロモン(pheromone)は、動物または微生物が体内で生成して体外に分泌後、同種の他の個体に一定の行動や発育の変化を促す生理活性物質のことである。.

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ニガヨモギ

ニガヨモギ(苦蓬、苦艾、学名:Artemisia absinthium)はキク科ヨモギ属の多年草あるいは亜潅木。生薬名:苦艾(くがい)。英名はworm wood(ワームウッド)。ワームとは蛇のことで、楽園から追放された蛇が這った跡からこの植物が生えてきたという伝説に由来する。.

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エーテル (化学)

ーテルの一般構造式 エーテル(ether)は有機化合物の分類のひとつで、構造式を R−O−R'(R, R' はアルキル基、アリール基などの有機基、O は酸素原子)の形で表される化合物を指す。また、エーテルに含まれる −O− の部分をエーテル結合という。また、溶媒としてのジエチルエーテルを単にエーテルということも多い。ジエチルエーテルが発見された際に、その高い揮発性を「地上にあるべきではない物質が天に帰ろうとしている」と解釈されたことから、古来天界の物質として考えられていたエーテルの名を援用して名付けられた。 なお、高揮発性の低沸点石油留分が名称の由来と同一発想で「石油エーテル」と命名され、実務分野ではそのまま定着しているが、石油エーテルは炭化水素のみで構成され化学種のエーテルを含んでいない。.

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セージ

ージ(英:Common Sage、学名 Salvia officinalis)はシソ科アキギリ属の多年草または常緑低木。和名はヤクヨウサルビア。地中海原産。属名でも分かるとおりサルビア(Salvia splendens)に近縁であり、sage の一般名自体、ラテン語の salvia が(フランス語 sauge を経て)転訛したものである。 広義には、セージもサルビアもアキギリ属全般を指す。また、アキギリ属を、サルビア属とも呼ぶ。 単にセージという場合は、こちらのセージ(英:Common Sage、学名 Salvia officinalis)のことをさすが、本来、英名のセージ(Sage)は、サルビア属全体のことをさすため、大変多くの種類がある。それらと区別するため、コモン・セージ、あるいは別名ガーデン・セージとも呼ぶ。.

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副鼻腔炎

副鼻腔炎(ふくびくうえん、Sinusitis)は、副鼻腔に炎症がおきる病気。慢性の副鼻腔炎の俗称は蓄膿症(ちくのうしょう)。症状が4週未満の場合は急性副鼻腔炎(ARS)、12週以上続く場合は慢性副鼻腔炎(CRS)と定義される。 原因には感染症、アレルギー、大気汚染、鼻の構造的問題などがある。大部分はウイルス感染症である。症状が10日以上続いたり、悪化していく場合は細菌感染症が疑われる。再発エピソードは喘息、嚢胞性線維症、免疫機能低下の者に多い。X線は合併症が疑われる場合を除いて必要ない。慢性ケースでは、直接造影やCTにより確定検査が推奨される。 副鼻腔炎は一般的な症状である。米国と欧州では、毎年人口のおよそ10-30%が経験する。女性のほうが男性より多い。慢性症は人口の12.5%ほど。治療コストは米国において110億米ドルに上る。ウイルス性のものに不必要で不適切な抗生物質投与がなされていることは珍しくない。 予防法は、手洗い、禁煙、予防接種などがある 。鎮痛薬、ナプロキセン、鼻腔内ステロイド、鼻洗浄は症状軽減に利用可能である。急性副鼻腔炎への第一治療選択肢は、経過観察である。症状が7-10日経過しても完全しないか悪化したときは、抗生物質を使用するか、変更する。使用する場合はアモキシシリンまたはアモキシシリン/クラブラン酸塩のいずれかが第一に推奨される。慢性の場合は外科手術が行われることもある。.

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蒸留

実験室レベルにおける典型的な蒸留装置の模式図。1,熱源(ガスバーナー)、2,蒸留用フラスコ(丸底フラスコ)、3,ト字管、4,温度計、5,冷却器、6,冷却水(入)、7,冷却水(出)8,蒸留液を溜めるフラスコ、9,真空ポンプ、10,真空用アダプター 蒸留(じょうりゅう、Distillation)とは、混合物を一度蒸発させ、後で再び凝縮させることで、沸点の異なる成分を分離・濃縮する操作をいう。通常、目的成分が常温で液体であるか、融点が高々100℃程度の固体の場合に用いられる。共沸しない混合物であれば、蒸留によりほぼ完全に単離・精製することが可能であり、この操作を特に分留という。.

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IUPAC命名法

IUPAC命名法(アイユーパックめいめいほう)は、IUPACが定める、化合物の体系名の命名法の全体を指す言葉。IUPAC命名法は、化学界における国際的な標準としての地位を確立している。 有機・無機化合物の命名法についての勧告は2冊の出版物としてまとめられ、英語ではそれぞれ「ブルー・ブック」「レッド・ブック」の愛称を持つ。 広義には、その他各種の定義集の一部として含まれる化合物の命名法を含む。IUPAPとの共同編集で、記号および物理量を扱った「グリーン・ブック」、その他化学における多数の専門用語を扱った「ゴールド・ブック」のほか、生化学(ホワイト・ブック;IUBMBとの共同編集)、分析化学(オレンジ・ブック)、高分子化学(パープル・ブック)、臨床化学(シルバー・ブック)があり、各分野の用語法の拠り所となっている。 これらの「カラー・ブック」について、IUPACはPure and Applied Chemistry誌上で、特定の状況に対応するための補足勧告を継続的に発表している。.

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樟脳

樟脳(しょうのう)とは分子式 C10H16Oで表される二環性モノテルペンケトンの一種。カンフルあるいはカンファー(kamfer、Campher、camphor、camphre)と呼ばれることもある。IUPAC命名法による系統名は 1,7,7-トリメチルビシクロヘプタン-2-オン、また、母骨格のボルナンが同命名法における許容慣用名であるため、そこからボルナン-2-オン(bornan-2-one)、2-ボルナノンなどの名称が誘導される。ほかの別名は、1,7,7-トリメチルノルカンファー、2-カンファノン、2-カンフォノン、またはカラドリル。.

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消防法

消防法(しょうぼうほう、昭和23年7月24日法律第186号)は、「火災を予防し、警戒し及び鎮圧し、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、火災又は地震等の災害に因る被害を軽減し、もつて安寧秩序を保持し、社会公共の福祉の増進に資すること」(1条)を目的とする法律である。 消防本部における消防吏員及び消防団の消防団員の職務についても定める。.

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有機化合物

有機化合物(ゆうきかごうぶつ、organic compound)は、炭素を含む化合物の大部分をさす『岩波 理化学辞典』岩波書店。炭素原子が共有結合で結びついた骨格を持ち、分子間力によって集まることで液体や固体となっているため、沸点・融点が低いものが多い。 下記の歴史的背景から、炭素を含む化合物であっても、一酸化炭素、二酸化炭素、炭酸塩、青酸、シアン酸塩、チオシアン酸塩等の単純なものは例外的に無機化合物と分類し、有機化合物には含めない。例外は慣習的に決められたものであり『デジタル大辞泉』には、「炭素を含む化合物の総称。ただし、二酸化炭素・炭酸塩などの簡単な炭素化合物は習慣で無機化合物として扱うため含めない。」と書かれている。、現代では単なる「便宜上の区分」である。有機物質(ゆうきぶっしつ、organic substance『新英和大辞典』研究社)あるいは有機物(ゆうきぶつ、organic matter『新英和大辞典』研究社)とも呼ばれるあくまで別の単語であり、同一の概念ではない。。.

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