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シナイ山

索引 シナイ山

ナイ山(シナイざん、シナイさん、ヘブライ語: Hár Sinái、アラビア語: Jabal Mūsā、英語:Mount Sinai)は、シナイ半島にある、モーセが神から十戒を授かったとされる場所。ホレブ山(Horeb)とも呼ばれる。 聖書のシナイ山の正確な場所は定かではないが、アラブ人がジェベル・ムーサー(Jabal Mūsā, アラビア語で「モーセ山」の意)と呼ぶシナイ半島南部の山(標高2,285m)に古くから比定され、アブラハムの宗教によって神聖視されている。ジェベル・ムーサーにはモーセに関わる伝承を持つ泉や岩が数多く存在し、土地の人々の信仰の対象となっている。3世紀には聖カタリナ修道院が建設された。 一方、ジェベル・ムーサー近辺には聖書の描写に合致するような広大な平原が存在しないこと、エジプトからパレスチナへの通り道としては南すぎる、などの理由から、、は、。 他方、ロン・ワイアットは、ミデヤンの地をアラビア半島北西部とし、シナイ山(ホレブ山)を、同地のラウズ山(Jabal Al-Lawz ヤベル・エル-ローズ 標高2,580m)に比定している。エジプト第1王朝以来、シナイ半島はエジプト王国の領域であり、出エジプトというからにはシナイ半島を出なければならず、モーセが割って渡った海も、紅海ではなくアカバ湾(の浅い部分)であったとしている。アカバ湾を渡れば、目指すミデヤンの地もラウズ山もすぐである。.

19 関係: ミデヤン人モーセモーセの十戒ヤハウェヘブライ語パレスチナアラビア半島アラビア語アブラハムの宗教アカバ湾エジプト第1王朝シナイ半島出エジプト記筑摩書房紅海聖カタリナ修道院聖書英語池上英洋

ミデヤン人

ミデヤン人(ミデヤンじん、Midian, מִדְיָן )は古代パレスチナのセム系民族の一つ。ユダヤ人に吸収され消滅した。.

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モーセ

モーセ像(ミケランジェロ作) モーセ(מֹשֶׁה、Μωυσής、Moyses、Moses、موسىٰ)あるいはモーゼは、旧約聖書の『出エジプト記』などに現れる紀元前16世紀または紀元前13世紀ごろ活躍したとされる古代イスラエルの民族指導者である。正教会ではモイセイと呼ばれ聖人とされる。 新約聖書の使徒言行録 によれば、神の目に適った美しい子で、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教およびバハーイー教など多くの宗教において、もっとも重要な預言者の一人。伝統的には旧約聖書のモーセ五書(トーラー)の著者であるとされてきた。『出エジプト記』によれば、モーセはエジプトのヘブライ人家族に生まれたが、新生児を殺害することを命じたファラオの命令を逃れるためにナイル川に流され、王族に拾われて育てられたという。長じてエジプト人を殺害し、砂漠に隠れていたが、神の命令によって奴隷状態のヘブライ人をエジプトから連れ出す使命を受けた。エジプトから民を率いて脱出したモーセは40年にわたって荒野をさまよったが、約束の土地を目前にして世を去ったという。.

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モーセの十戒

ホセ・デ・リベーラ作『モーセ』(1638年):十戒が書かれた石板を持つモーセが描かれている。 モーセの十戒(十誡、じっかい、ヘブライ語: 、Ten Commandments)とは、モーセが神から与えられたとされる10の戒律のこと。 旧約聖書の出エジプト記20章3節から17節、申命記5章7節から21節に書かれており、エジプト出発の後にモーセがシナイ山にて、神より授かったと記されている。 十戒の内容は神の意思が記されたものであり、モーセが十戒そのものを考え出し、自らもしくは他者に記させたものではない、とされているただし旧約聖書にはモーセがシナイ山に登り、十戒を授けられ下山した旨記されており、どのようにそれが授けられたか第三者の目撃談という形では記されてはいない。。出エジプト記本文では神が民全体に語りかけたがそれが民をあまりにも脅かしたためモーセが代表者として神につかわされた、とされる。シナイ契約、または単に十戒とも呼ばれる。二枚の石板からなり、二度神から渡されている。最初にモーセが受け取ったものはモーセ自身が叩き割っている。.

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ヤハウェ

ヤハウェ(יהוה、フェニキア語: 𐤉𐤄𐤅𐤄、: 𐡉𐡄𐡅𐡄)は旧約聖書および新約聖書における唯一神の名である。 この名はヘブライ語の4つの子音文字で構成され、神聖四文字、テトラグラマトンと呼ばれる。神聖四文字とこれを「アドナイ」(わが主)と読み替えるための母音記号とを組み合わせた字訳に基づいて「Jehovah」とも転写され、日本語ではエホヴァ、エホバ(文語訳聖書ではヱホバ)とも表記される。遅くとも14世紀には「原文ママ」という表記が使われ、16世紀には多くの著述家が Jehovah の綴りを用いている。近代の研究によって復元された原音に基づいて、これを「Yahweh(ヤハウェ)」と読むのが主流となっている。 本項に示す通り、この神を指す様々な表現が存在するが、特に意図がある場合を除き、本項での表記は努めてヤハウェに統一する。また本項では、ヤハウェを表す他の語についても述べる。.

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ヘブライ語

ヘブライ語(ヘブライご、עברית, Ivrit, Lingua Hebraea)は、アフロ・アジア語族のセム語派に属する北西セム語の一つ。ヘブル語とも呼ばれる。.

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パレスチナ

パレスチナの衛星写真 旧国際連盟イギリス委任統治領パレスチナ。当初は現在のヨルダンも含む範囲であった パレスチナ(فلسطين、פלשתינה)は、地中海東岸の歴史的シリア南部の地域的名称。西アジア・中東に位置する。 中世以降の主要な住民はアラビア語を日常語とするムスリム(イスラム教徒)、キリスト教徒、ユダヤ教徒(ミズラヒム)である。前2者とごくわずかのミズラヒムが、近代以降世界各地から移住してきたユダヤ人に対して、パレスチナに在住するアラブ人としてパレスチナ人と呼ばれる。.

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アラビア半島

アラビア半島(アラビアはんとう、شبه الجزيرة العربية、単にアラビアとも)は、アジアとアフリカを繋ぐ場所に位置する西アジア南西の巨大な半島である。アラビア語では「アラブの島」を意味するジャジーラ・アルアラブと呼ばれている。半島としては世界最大である。.

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アラビア語

アラビア語(アラビアご、اللغة العربية, UNGEGN式:al-lughatu l-ʻarabīyah, アッ.

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アブラハムの宗教

アブラハムの宗教(アブラハムのしゅうきょう、英語:Abrahamic religions) とは、聖書の預言者アブラハムの宗教的伝統を受け継ぐと称するユダヤ教、キリスト教、イスラム教(イスラーム)の三宗教のことである。初期のイスラームはこの概念によって、先行するユダヤ教・キリスト教とイスラームは立場が同じであることを強調した。「セム族の啓示宗教」、あるいは単に「啓示宗教」と称されることがある。 比較宗教学の観点ではインド宗教(Dharmic、Indian religions)、東アジア宗教(Taoic、East Asian religions)と並ぶ三分類の一つに位置付けられる。.

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アカバ湾

右側の海がアカバ湾(左側の海はスエズ湾) アカバ湾(アカバわん、خليج العقبة, Gulf of Aqaba)は、紅海の北奥、シナイ半島の東側にある、南北に細長く伸びる湾。チラン海峡より北側にある。両岸はエジプトとサウジアラビアであるが、最奥部にはイスラエルのエイラト、ヨルダンのアカバの各港があり、4ヶ国の国境が集中している。イスラエルではエイラト湾(מפרץ אילת)とよばれている。 地学的には、紅海から続く大地溝帯の一部であり、さらに死海へと連なっている。.

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エジプト第1王朝

プト第1王朝(えじぷとだいいちおうちょう、紀元前3100年頃? - 紀元前2890年頃?)は、古代エジプトにおいて史上初めて上エジプト(ナイル川上流域)と下エジプト(ナイル川下流域)を統一したとされている王朝。統一勢力であったかどうかは別として、第1王朝以前の王朝の存在も発見されているため、第1という番号は便宜的かつ慣習的なものである。この王朝の出現を以てエジプト初期王朝時代の始まりとされる。.

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シナイ半島

ナイ半島(シナイはんとう、ヘブライ語: חצי האי סיני Chetzi HaYi Sinai شبه جزيرة سيناء. Shibh Jazīrat Sīnā')は、西アジアのアラビア半島とアフリカ大陸北東部の間にある半島。スエズ運河が開鑿前は、アフリカ大陸とユーラシア大陸を繋ぐ地峡であった。北は地中海、南は紅海、東はアカバ湾、西はスエズ湾にそれぞれ面している。南へ向けた三角形の形状をしており、南端にはムハンマド岬。南部にはシナイ山がある。 行政上はエジプト・アラブ共和国の北シナイ県と南シナイ県にあたる。2013年の人口は59万2222人金谷美紗「揺れるシナイ半島 イスラーム過激派の台頭と民主化への影響」、『中東研究』519号(2014年2月)。。住民の多くはベドウィンである。南シナイ県は紅海とアカバ湾にはさまれた三角形で、沿岸地方で観光開発が行われ、外国人観光客が訪れる高級リゾート地がある。また、紅海は美しいダイビングスポットとして知られる。北シナイ県は西にスエズ運河、東にはイスラエルに面し、北東端でパレスチナ国(パレスチナ自治区)ガザ地区と接する。.

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出エジプト記

『出エジプト記』(しゅつエジプトき、、)は、旧約聖書の二番目の書であり、『創世記』の後を受け、モーセが、虐げられていたユダヤ人を率いてエジプトから脱出する物語を中心に描かれている。モーセ五書(トーラー)のひとつであり、ユダヤ教では本文冒頭の言葉から『シェモース』と呼ぶ。全40章から成る。.

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筑摩書房

株式会社筑摩書房(ちくましょぼう)は、日本の出版社。筑摩書房のマーク(空を截る鷹)のデザインは青山二郎作。 文学者を中心に個人全集は、増補改訂し繰り返し刊行するので、「全集の筑摩」と称されている。特に『世界文学全集』は多くの類書シリーズを刊行した。ほかに古典・現代文の教科書を現在まで毎年出版している。月刊PR誌に『ちくま』がある。.

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紅海

左側の細長い海域が紅海 紅海(こうかい、יַם סוּף, البحر الأحمر, Mer Rouge)は、アフリカ東北部と、アラビア半島とに挟まれた湾である。 長さ2250km、幅最大355km、面積438,000km2、平均水深491m、最深部2211m。海水は強い蒸発作用(少ない降雨)、流入河川無し、インド洋との限られた循環などにより塩分濃度は3.6%-3.8%と高い。北部にはシナイ半島があり、チラン海峡を通じてアカバ湾とつながっている。また、北西部にはスエズ湾があり、スエズ湾はスエズ運河を経て地中海とつながっているほか、南部はバブ・エル・マンデブ海峡を経てアデン湾とつながっている。同海峡は国際海峡である。 域内には大きな島嶼は無く、沿岸部に小島嶼が数多くある。エリトリアのダフラク諸島、サウジアラビアのファラサン諸島、イエメンのカマラン島などがある。 2011年12月から2012年1月にかけ、イエメン沖のズバイル諸島で海底火山の活動によって新しい島が生まれた。.

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聖カタリナ修道院

聖カタリナ修道院(せいかたりなしゅうどういん、英名:Saint Catherine's Monastery)は、エジプト、シナイ山の麓にある峡谷の河口、シナイ半島に位置する正教会の修道院の名称。他に聖カテリナ修道院、聖カトリーナ修道院、聖エカテリナ修道院とも称される。修道院は現在も継続して機能する、キリスト教:正教会の世界最古の修道院である。聖カタリナ修道院はユネスコの世界遺産に登録されている。.

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聖書

聖書(せいしょ)とは、キリスト教、ユダヤ教の教典、正典であり、イスラム教でも教典とされている。.

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英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

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池上英洋

池上英洋(いけがみ ひでひろ、1967年- )は、日本の美術史学者、東京造形大学教授。専門はイタリアを中心とする西洋美術史・文化史。広島県出身。.

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