ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

シダ植物

索引 シダ植物

260px シダ植物(シダしょくぶつ、羊歯植物、歯朶植物)は、維管束植物かつ非種子植物である植物の総称、もしくはそこに含まれる植物のことで、胞子によって増える植物である。側系統群であることがわかっている。 側系統群を認める分類では、シダ植物はシダ植物門として、ひとつの分類群にまとめられることもあるが、単系統群のみを分類群とする体系では、シダ植物門とヒカゲノカズラ植物門の2群に分かれる(加えて、トクサ植物門を独立門として置くこともあった)。 非単系統群であるが、共通する点も多く、ここでは、これらを総合して説明する。より一般的なシダについてはシダ綱を、それ以外については各群の項目を参照。.

77 関係: 側系統群単系統群古典園芸植物古生代山菜世代交代保育社園芸ナチシダミズニラミズニラ属マツバランマツバラン綱マツバラン目ハナヤスリ目ハナワラビ属リュウビンタイ科リンボク (化石植物)ワラビトウゲシバトクサトクサ綱トクサ目ヘゴヒカゲノカズラヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ植物門ツノゴケ類デンジソウアカウキクサイワヒバイワヒバ科オオタニワタリクラマゴケクサソテツコウヤワラビコケ植物シダ綱シダ植物門シシガシラジュウモンジシダスギナゼンマイゼンマイ科ゼニゴケサンショウモ種子種子植物精子...維管束維管束植物絶滅生活史生活環田川基二菌類高木車軸藻類胞子胞子嚢胞子葉蘚類葉脈肥大成長配偶体苔類陸上植物東南アジア水生シダ類江戸時代洋ラン木生シダ日本 インデックスを展開 (27 もっと) »

側系統群

側系統群(そくけいとうぐん)とは、生物の分類群のうち、単一の進化的系統からその中の特定の単一系統を除いたすべてをまとめた群をいう。系統樹でいえば、1つの枝の中からいくつかの小さい枝を除き、残りをまとめたものに当たる。 それに対し、単一の系統全体からなる分類群を単系統群といい、全く異なる系統をまとめた群を多系統群という。.

新しい!!: シダ植物と側系統群 · 続きを見る »

単系統群

単系統群(たんけいとうぐん)とは、生物の分類群のうち、単一の進化的系統からなり、しかもその系統に属する生物すべてを含むものをいう。つまり1つの仮想的な共通祖先とその子孫すべてを合わせた群である。系統樹でいえば、1つの枝の全体に当たる。身近な例では、哺乳類全体、脊椎動物全体、種子植物全体などがこれであると考えられている。 単系統群内では、系統が分岐したときの共通祖先が持っていた形質が(二次的に失われた場合を除いて)共有されており、これを共有派生形質と呼ぶ。.

新しい!!: シダ植物と単系統群 · 続きを見る »

卵(たまご、らん)とは、動物のメスが未受精の卵細胞や、受精し胚発生が進行した状態で体外(外環境)へ産み出される雌性の生殖細胞と付属物の総称である。このため、生殖を目的として外部に放出(産卵)される卵は、その多くが周辺環境と内部を隔てる構造を持ち、幾らかでも恒常性を保つ機能を持つ。この保護機構は種により異なる。なお、卵細胞そのものを卵という場合もある。 大きさとしては、直径約100μm のウニの卵から、長径約 11cm のダチョウの卵まで、様々な卵が存在する。なお、卵黄自体は一つの細胞である。このため2000年代現在、確認されている世界最大の細胞は、ダチョウの卵の卵黄である。 体外に産み出される卵は、卵細胞、あるいは多少発生の進んだ胚と、それを包む構造からなり、場合によっては発生を支持する構造を内部に持っていたり、外部に囲いがあったりするものもある。また発生に消費されるエネルギーとして脂肪が蓄えられているものも多く、このため卵自体は他の生物にとって大変優れた食料ともなる(後述)。.

新しい!!: シダ植物と卵 · 続きを見る »

古典園芸植物

記載なし。

新しい!!: シダ植物と古典園芸植物 · 続きを見る »

古生代

古生代に生きていたとされる三葉虫の化石 古生代(こせいだい、Paléozoïque、Paleozoic era)は、古生代・中生代・新生代と分かれる地質時代の大きな区分の一つである。約5億4200万 - 約2億5100万年前。先カンブリア時代(隠生代)の後に相当する。地質学的には、古生代以前の地質年代をはっきりと確定することはできない。無脊椎動物の繁栄から、恐竜が繁栄しはじめる中生代の手前までの期間に対応する。.

新しい!!: シダ植物と古生代 · 続きを見る »

山菜

たらの芽」 山菜としての「ドウホ」(イヌドウナ) 山菜(さんさい)とは、山野に自生し、食用にする植物の総称。通常栽培はされず、自生しているものを採取する。 山野に限らず、ハマボウフウやオカヒジキのように海浜に自生する食用植物も「山菜」に含む。 ノビルやヨモギなど、土手やあぜ道に自生している植物で食用になる場合もあるが、これらは普通山菜とは区別して野草と呼ばれる。.

新しい!!: シダ植物と山菜 · 続きを見る »

世代交代

世代交代(せだいこうたい)は、.

新しい!!: シダ植物と世代交代 · 続きを見る »

保育社

株式会社 保育社(ほいくしゃ)は日本の出版社。大阪市淀川区に本社がある。1946年創業。 図鑑の発行を主力出版物としており、生物をはじめとする様々な分野の原色図鑑を発行していた。また文庫判ながらカラー写真入りであらゆる分野の事象を解説した小百科シリーズ「カラーブックス」の発行や生態学の啓蒙書でも知られている。 図鑑の傾向としては、専門家にとっては原著論文を網羅してはいない、自らの狭い専門分野の周辺分野を見渡す用途には堪え、アマチュアにとっては入門段階からセミプロ級の研究家までの使用に適するといった、プロとアマチュアを橋渡しするレベル設定のものが多い。.

新しい!!: シダ植物と保育社 · 続きを見る »

園芸

 一般的に園芸(えんげい)は、以下のように解釈されている。.

新しい!!: シダ植物と園芸 · 続きを見る »

ナチシダ

ナチシダ Pteris wallichiana は、イノモトソウ科のシダ植物の一つ。大きくなり、葉全体の形が五角形をしているのが特徴である。 名前は和歌山県の那智にちなみ、明治20年(1887年)に三好学によって那智滝周辺で発見されたことによる。.

新しい!!: シダ植物とナチシダ · 続きを見る »

ミズニラ

ミズニラ(水韮、学名:)は、ミズニラ属に属する水草、またミズニラ属の植物の総称でもある。見た目は種子植物に近いが、シダ植物の仲間である。.

新しい!!: シダ植物とミズニラ · 続きを見る »

ミズニラ属

ミズニラ属(ミズニラぞく、学名:、)は、ヒカゲノカズラ植物門に分類される属。ミズニラ目、ミズニラ科に含まれる唯一の属(1目1科1属)。ミズニラ類と総称されることもある。また、水生シダ類に含まれることもある。.

新しい!!: シダ植物とミズニラ属 · 続きを見る »

マツバラン

マツバラン(Psilotum nudum)は、マツバラン科のシダ植物。マツバラン科では日本唯一の種である。日本中部以南に分布する。.

新しい!!: シダ植物とマツバラン · 続きを見る »

マツバラン綱

マツバラン綱は、マツバラン目およびハナヤスリ目を含むシダ植物門の中の綱のひとつ。.

新しい!!: シダ植物とマツバラン綱 · 続きを見る »

マツバラン目

マツバラン目(マツバランもく、Psilotales)はシダ植物の分類群のひとつ。マツバラン科の1科からなるが、イヌナンカクラン科を分けることもある。日本にはマツバラン1種のみが自生する。 根と明確な葉がなく、地下部は枝分かれした地下茎からなり、地上部は茎が二又分枝しながら伸び、胞子嚢をつける。ただし、茎には短い針状の突起があり、これを葉の一種と見る向きもある。イヌナンカクラン科では先端の茎が扁平で、葉のように見える。 従来の形態学的研究からは、分類学的位置は明確でなかった。形態の上からは、根や葉の分化が見られず、二叉分枝する茎だけからなる構造は維管束植物におけるきわめて祖先的なものと考えられる。そのため最初の陸上植物の形態をとどめたものとして、原始的な維管束植物とされる化石植物のリニア属 (Rhynia) に近縁と考えられたこともある。その点から、リニアやそれに類する植物を古生マツバラン類と呼んだこともある。 従来は葉が無いことなどからヒカゲノカズラ植物門(小葉類)に含めたが、分子系統解析により大葉類の1系統であることが明らかとなった。そのため、マツバランの原始的な形態は二次的なものと解釈して、ハナヤスリ類と合わせひとつの綱(マツバラン綱、Psilotopsida)として、シダ植物門の中に含めるよう変わってきている。.

新しい!!: シダ植物とマツバラン目 · 続きを見る »

ハナヤスリ目

ハナヤスリ目は、シダ植物の小群であるが、多くの特殊な点があり、一般的なシダ類とははっきりと異なる特徴を持つ。.

新しい!!: シダ植物とハナヤスリ目 · 続きを見る »

ハナワラビ属

ハナワラビ属は、ハナヤスリ科に属するシダ植物の群である。ハナヤスリ類のうち、栄養葉が羽状複葉のものを含む。.

新しい!!: シダ植物とハナワラビ属 · 続きを見る »

リュウビンタイ科

リュウビンタイ科(Marattiaceae)はシダ植物門の分類群。大型の常緑性シダで、熱帯・亜熱帯の森林に自生する。日本では本州南岸以南に2属5種自生する。塊状の地下茎から複葉を出す。.

新しい!!: シダ植物とリュウビンタイ科 · 続きを見る »

リンボク (化石植物)

リンボク(鱗木『岩波生物学辞典 第五版』(2013)、p.1479f、レピドデンドロンマイケル・J・ベントン『生物の進化 大図鑑』(2011)、p.145、学名:)は、石炭紀に栄えた、化石としてのみ知られる一群の木本様植物(属)で、ミズニラ類に類縁である。現生のバラ科樹木にリンボク(橉木)があるが、無関係である。.

新しい!!: シダ植物とリンボク (化石植物) · 続きを見る »

ワラビ

ワラビ(蕨、学名:Pteridium aquilinum)はシダ植物の1種。コバノイシカグマ科。かつてはイノモトソウ科に分類されていた。草原、谷地、原野などの日当たりのよいところに群生している。酸性土壌を好む。山菜のひとつに数えられている。 春から初夏にまだ葉の開いてない若芽(葉)を採取しスプラウトとして食用にするほか、根茎から取れるデンプンを「ワラビ粉」として利用する。ただし、毒性があるため生のままでは食用にできない。伝統的な調理方法として、熱湯(特に木灰、重曹を含む熱湯)を使ったあく抜きや塩漬けによる無毒化が行われる。 この名は同時にシダ類の代表的な名として流用され、たとえばイヌワラビ、クマワラビ、コウヤワラビなどがある。また、アイヌ語でもワラビを「ワランビ」「ワルンベ」などと呼称しており、日本語由来の言葉と考えられている。.

新しい!!: シダ植物とワラビ · 続きを見る »

トウゲシバ

トウゲシバ(学名:)は、ヒカゲノカズラ植物門ヒカゲノカズラ科に属するシダ植物である。その姿は大きなスギゴケに似ている。葉の幅が広いので種子植物に間違われることもある。.

新しい!!: シダ植物とトウゲシバ · 続きを見る »

トクサ

トクサの花(胞子葉群) 仕上用研磨材となるトクサの顕微鏡写真、2-1-0-1-2は1mm間隔、1/20mm目盛、無数のケイ酸の蓄積が見える('''拡大して見る''') トクサ(砥草、木賊、学名:)は、シダ植物門トクサ科トクサ属の植物。.

新しい!!: シダ植物とトクサ · 続きを見る »

トクサ綱

トクサ綱(トクサこう、学名:)は、植物の分類群。葉の形から楔葉類などとも呼ばれる。シダ植物の一群で、シダ植物門の下位分類となる。なお、以前にはトクサ植物門 として独立門を置いていたが、近年ではシダ植物門内に含めるよう変わってきている。.

新しい!!: シダ植物とトクサ綱 · 続きを見る »

トクサ目

トクサ目(トクサもく、学名:)は、シダ植物門トクサ綱に属する目。 そのうちで現生の植物はトクサ科トクサ属に属する15種(トクサ、スギナなど)だけだが、他にロボクなどの化石種が多数ある。.

新しい!!: シダ植物とトクサ目 · 続きを見る »

ヘゴ

ヘゴ(桫欏、杪欏、学名Cyathea spinulosa)とは、ヘゴ科の常緑性大形の木生シダである。.

新しい!!: シダ植物とヘゴ · 続きを見る »

ヒカゲノカズラ

ヒカゲノカズラ(日陰鬘、日陰蔓、学名:)は、ヒカゲノカズラ植物門に属する代表的な植物である。蘿(かげ)という別称もある。広義のシダ植物ではあるが、その姿はむしろ巨大なコケを思わせる。.

新しい!!: シダ植物とヒカゲノカズラ · 続きを見る »

ヒカゲノカズラ科

ヒカゲノカズラ科(ヒカゲノカズラか、学名:)は、シダ植物のヒカゲノカズラ植物門に含まれる植物の分類群である。シダというより、むしろ巨大なコケのような姿の植物である。.

新しい!!: シダ植物とヒカゲノカズラ科 · 続きを見る »

ヒカゲノカズラ植物門

ヒカゲノカズラ植物門(ヒカゲノカズラしょくぶつもん、学名:)は、シダ植物の一群である。小葉植物門ともいう。維菅束を持つ植物の中でも古い体制を残す植物のひとつで、細かな葉を持つものが含まれる。古生代に栄えたシダ類の生き残りとも言われる。 ヒカゲノカズラ植物門は、ヒカゲノカズラやクラマゴケ、ミズニラなどの植物を含む。共通の特徴はその葉が小葉からなることである。維管束植物は大きく真葉植物(種子植物+大葉シダ類)と小葉植物(小葉シダ類)の二つの系統からなるが、後者がヒカゲノカズラ植物門である。その葉は細くて単純な形をしており、葉脈が主脈だけしかないのが特徴である。大葉類にも小さな葉と一本だけの表脈しか持たないものもあるが、小葉類の場合、維管束の配置から異なっており、葉跡の上に葉隙を生じない。 なお、マツバラン類についてはこの門の中に含められてきたが、最近ではシダ植物門のほうに含めるようになってきている。.

新しい!!: シダ植物とヒカゲノカズラ植物門 · 続きを見る »

ツノゴケ類

ツノゴケ類(-るい、学名:、Hornwort)は、コケ植物の一群で、蘚類、苔類とともにコケ植物を構成する。現在知られる種数(約400種)は蘚類、苔類よりはるかに少ない。コケ植物は側系統群とする考えが有力であるが、ツノゴケ類の系統的位置は確定していない。.

新しい!!: シダ植物とツノゴケ類 · 続きを見る »

デンジソウ

デンジソウ(田字草) Marsilea quadrifolia L. は、クローバーに似た形の水草で、特異な形態のシダ植物である。.

新しい!!: シダ植物とデンジソウ · 続きを見る »

アカウキクサ

アカウキクサ (Azolla imbricata (Roxb. ex Griff.) Nakai) は、シダ植物門サンショウモ目アカウキクサ科に属する植物の一種。水生シダ類のひとつで、浮草になる水草である。 なお本種を含むアカウキクサ属の種を総称してアカウキクサということもある。.

新しい!!: シダ植物とアカウキクサ · 続きを見る »

イワヒバ

乾燥して丸くなったところ イワヒバ(岩檜葉、学名:)は、ヒカゲノカズラ植物門イワヒバ科に属するシダ植物の1つである。和名の由来はその枝葉が桧に似ており、岩の上に生じることからで、別名をイワマツ(岩松)とも言う。 イワヒバ科に属する他の植物と同様に、細くて分枝した茎に鱗片状の小さな葉を密生させる。ただし、イワヒバ以外は、茎の先端が伸び、細長く地上をはい回り、コケ状になるが、イワヒバの茎は伸び続けず、数回の分枝をするとそれで止まってしまい、新たな茎がその基部から出る。新たな茎の出る中心部からは茎が放射状に出る。またその部分からは細かいのが出て、次第にその先端が持ち上がる。つまり根の塊が茎のように見え、その先からは葉状の茎が放射状、水平に出るので全体の姿はソテツかヤシの木のようにも見える。この葉状の茎は乾燥すると丸く縮まって集まる。.

新しい!!: シダ植物とイワヒバ · 続きを見る »

イワヒバ科

イワヒバ科(イワヒバか、学名:)は、ヒカゲノカズラ植物門に属する科の1つである。その姿はヒカゲノカズラ科のものによく似ているが、いくつかの点で異なっている。.

新しい!!: シダ植物とイワヒバ科 · 続きを見る »

オオタニワタリ

タニワタリ (Asplenium antiquum Makino) はシダ植物門チャセンシダ科に属する日本南部から台湾の森林内の樹木や岩などに着生するシダ植物。単にタニワタリとも言う。本州南岸以南に分布するが、南では近似種が他にもある。.

新しい!!: シダ植物とオオタニワタリ · 続きを見る »

クラマゴケ

ラマゴケ(鞍馬苔、学名:)は、ヒカゲノカズラ植物門イワヒバ科イワヒバ属に含まれるシダ植物である。.

新しい!!: シダ植物とクラマゴケ · 続きを見る »

クサソテツ

テツ(草蘇鉄、英:Ostrich fern、学名:Matteuccia struthiopteris)とは、イワデンダ科(分類によってはメシダ科Woodsiaceaeに分類される)の多年生シダの一種。別名コゴメ、カンソウ、ガンソウ。若芽はコゴミ(屈)といい山菜のひとつである。日本各地、中央ヨーロッパおよび北ヨーロッパ、北米大陸の北東部に自生する。また観葉植物として庭に植えられることも多い。.

新しい!!: シダ植物とクサソテツ · 続きを見る »

コウヤワラビ

ウヤワラビ Onoclea sensibilis L. var.

新しい!!: シダ植物とコウヤワラビ · 続きを見る »

コケ植物

植物(コケしょくぶつ、Bryophyte)とは、陸上植物かつ非維管束植物であるような植物の総称、もしくはそこに含まれる植物のこと。コケ類(コケるい)や蘚苔類(せんたいるい)、蘚苔植物(せんたいしょくぶつ)などともいう。世界中でおよそ2万種ほどが記録されている。多くは緑色であるが、赤色や褐色の種もある。大きな群として、蘚類・苔類・ツノゴケ類の3つを含む。それをまとめて一つの分類群との扱いを受けてきたが、現在では認められていない。 なお、日常用語にて「コケ」は、そのほかに地衣類なども含む。その他文化的側面については苔を参照されたい。.

新しい!!: シダ植物とコケ植物 · 続きを見る »

シダ綱

ダ綱(シダこう、学名:Pteridopsida)は、シダ(羊歯、歯朶)を含む植物の綱である。上位分類等に関してはシダ植物門を参照のこと。.

新しい!!: シダ植物とシダ綱 · 続きを見る »

シダ植物門

ダ植物門(シダしょくぶつもん、羊歯植物門、学名:Pteridophyta)は、いわゆるシダ(羊歯、歯朶)を含む植物の門である。いわゆるシダ植物は側系統群であるが、ここではこのうちの最大の単系統群をシダ植物門としている。最新の分子系統学的な体系では、広義のシダ植物からヒカゲノカズラ植物門を除いたものに当たる。 シダ類の特徴などについてはシダ綱を参照。.

新しい!!: シダ植物とシダ植物門 · 続きを見る »

シシガシラ

ラ(Blechnum nipponicum (Kunze) Makino)は、シダ植物門シシガシラ科ヒリュウシダ属に属する植物で、木陰のやや湿った斜面にはえる。日本各地でごく普通種であり、はっきりした形の葉を密集してつけるので、よく目立つ。.

新しい!!: シダ植物とシシガシラ · 続きを見る »

ジュウモンジシダ

ュウモンジシダは、山間部で見られるやや小型のシダ植物である。葉の形が十字型に見えるのでこの名がある。.

新しい!!: シダ植物とジュウモンジシダ · 続きを見る »

スギナ

ナ(杉菜、学名:)は、シダ植物門トクサ綱トクサ目トクサ科トクサ属の植物の1種。日本に生育するトクサ類では最も小柄である。浅い地下に地下茎を伸ばしてよく繁茂する。生育には湿気の多い土壌が適しているが、畑地にも生え、難防除雑草である。その栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼び、ツクシの方は食用とされる。根が深いことから「地獄草」の別名を持つ。.

新しい!!: シダ植物とスギナ · 続きを見る »

ゼンマイ

ンマイ(薇、学名Osmunda japonica)は、ゼンマイ科の多年生シダ植物。.

新しい!!: シダ植物とゼンマイ · 続きを見る »

ゼンマイ科

ンマイ科 Osmundaceae は、シダ植物の1群。ゼンマイが有名であるが、他に名の通ったものはない。中には立ち上がって木生になるものもある。普通のシダ類の中では特に原始的なグループと考えられる。.

新しい!!: シダ植物とゼンマイ科 · 続きを見る »

ゼニゴケ

ニゴケ(Marchantia polymorpha L.)は、ゼニゴケ科ゼニゴケ属の植物である。ただし、ゼニゴケ科のもの全体をよぶ総称として、あるいは類似の構造をもつ苔類の総称としても用いられる。近似種の区別が難しいので、普通は区別せずこう呼ばれることが多い。なお、葉状体の形だけで見ればゼニゴケ亜綱とツノゴケ亜綱のかなりのものが似て見える。 19世紀前半から論文が発表されるなど研究対象としては古く、近年においても実験生物として注目されはじめている。 ゼニゴケの一種で精子を作る器官(雄器托)。雨が降ると精子が傘の表から流れて出て移動する。 ゼニゴケの一種で卵子を作る器官(雌器托)。破れ傘とも呼ばれる器官の裏側に精子が到達して受精する。 雌器托裏の胞子嚢形成部が破れて胞子を放出した後の状態。.

新しい!!: シダ植物とゼニゴケ · 続きを見る »

サンショウモ

ンショウモ(山椒藻、Salvinia natans (L.) All.)は、シダ植物門サンショウモ科サンショウモ属の一年草である。体を固定する根はなく、水面に葉を浮かべて浮遊する浮草タイプの水草である。見かけはシダ植物には見えないが、葉の下に胞子のうをつけ、胞子で繁殖する。名前の由来は山椒藻で、丸い葉が左右交互に並ぶ姿をサンショウの羽状複葉に見立てたものと見られる。.

新しい!!: シダ植物とサンショウモ · 続きを見る »

種子

子 (しゅし、〈たね〉) とは種子植物で有性生殖によって形成される散布体である。一般には、単に種(たね)と呼ばれることが多い。 種子は親植物の組織起源の種皮(しゅひ)という皮に包まれ、その中には受精卵から発育した幼い植物体、すなわち胚が入っている。種子はめしべにある胚珠から発達する。花のつくりの場合は、子房は柱頭の下などに多い。被子植物の場合、種子は子房に包まれていて、これが後に果実となる。裸子植物の場合は、めしべの表面に乗っている。 農業上繁殖に用いられるものは、厳密には種子でなくとも、'''種'''もみ・'''種'''芋・'''種'''馬などと呼ばれる。.

新しい!!: シダ植物と種子 · 続きを見る »

種子植物

子植物(しゅししょくぶつ、)は、植物のうち、有性生殖の結果として種子を形成するものである。維管束を持つ維管束植物に含まれる。 全植物の約8割を占め、大別すると、裸子植物門と、被子植物門に分かれる。.

新しい!!: シダ植物と種子植物 · 続きを見る »

精子

精子(せいし)とは、雄性の生殖細胞の一つ。動物、藻類やコケ植物、シダ植物、一部の裸子植物(イチョウなど)にみられる。 卵子(右下)に到達した精子 頭部と尾部が見分けられる '''精子の構造''' 細胞核からなる頭部(青)、ミトコンドリアを含みエネルギーを生成する中片部、推進運動を行う尾部からなる。.

新しい!!: シダ植物と精子 · 続きを見る »

維管束

維管束(いかんそく、vascular bundle)とは、植物が持つ内部組織の1つ。植物体の全体に亘ってその内部を貫く。役割としては液体(主に水や養分)の運搬と植物体の機械的な支持である。維管束を持つ植物は、シダ植物と種子植物であり、これらをまとめて維管束植物という。ただし、"維管束"とは線維と管からなる束の意味であるがシダ植物と裸子植物には維管束に繊維が無い。.

新しい!!: シダ植物と維管束 · 続きを見る »

維管束植物

維管束植物(いかんそくしょくぶつ、TracheophytaまたはTracheobiota、Vascular plant)は、維管束を持つ植物のグループである。単系統群であり、分類体系によっては門とする場合もある。ウィキペディア内で採用している体系では階級なしとなっている。.

新しい!!: シダ植物と維管束植物 · 続きを見る »

絶滅

絶滅(ぜつめつ)とは、一つの生物種の全ての個体が死ぬことによって、その種が絶えること。種全体に対してではなく個体群に対して用いることもある。ただし野生のものも含めて全ての個体の死亡を確認するのは難しく、絶滅したとされた種の個体が後になって生存を確認されることもある。 また、IUCNレッドリストのカテゴリーである「Extinct」の訳語としても用いられる。.

新しい!!: シダ植物と絶滅 · 続きを見る »

生活史

生活史(せいかつし).

新しい!!: シダ植物と生活史 · 続きを見る »

生活環

生活環(せいかつかん、Life cycle、Biological life cycle)とは、生物の成長、生殖に伴う変化がひと回りする間の様子、特に核相との関わりから見た場合のそれを指す言葉である。.

新しい!!: シダ植物と生活環 · 続きを見る »

田川基二

川 基二(たがわ もとじ、1908年4月11日北村四郎(1978)「田川基二さんを偲ぶ」植物分類・地理 29(1〜5), pp.10-14 - 1977年7月19日岩槻邦男(1978)「田川基二先生」植物分類・地理 29(1〜5), pp.2-10)は、日本の植物学者。シダ植物の分類学的な研究で知られる。.

新しい!!: シダ植物と田川基二 · 続きを見る »

菌類

菌類(きんるい)とは、一般にキノコ・カビ・酵母と呼ばれる生物の総称であり、菌界(学名:Regnum Fungi )に属する生物を指す。外部の有機物を利用する従属栄養生物であり、分解酵素を分泌して細胞外で養分を消化し、細胞表面から摂取する。 元来、「菌」とは本項で示す生物群を表す語であったが、微生物学の発展に伴い「細菌」などにも派生的に流用されるようになったため、区別の観点から真菌類(しんきんるい)、真菌(しんきん)とも呼ばれる。.

新しい!!: シダ植物と菌類 · 続きを見る »

高木

高木(こうぼく)は、植物学の用語で、木本のうち、樹高が 5mを超える植物のことである。10m未満のものを小高木、20mを超えるものを大高木と呼ぶこともある。広義(一般)では、高木(こうぼく、たかぎ)は丈の高い(人の背丈以上の)木をいう。 喬木(きょうぼく) は、樹高が1丈(約3m)を超える背の高い木のことで、戦前使われていた。喬の字は常用漢字に含まれないため、現在は「高木」と表記される。 「喬」の字は「高」の上の点が伸びて右へ少し湾曲している字で、よく生育した木のとがった先端が風に吹かれてたわんでいる様である。本来は単に高さだけでなくしっかりした主幹があり、それに枝葉がついている樹木というイメージを表す漢字であった。 木本を高低で区別するのは、経済上、つまり資源としての価値によるものである。高木は木材として重要なものが多いが、低木は、くし・印鑑・将棋の駒など手工芸的な木工品に一部が使われる他は、あまり価値のない「雑木」、「柴」などと呼ばれる薪用であった。逆に園芸では、かなり広い庭園でない限り、高木は扱いにくく、庭木として利用されるのは低木が圧倒的に多い。 植物生態学では林冠を構成する樹木の層を高木層(こうぼくそう)という。熱帯多雨林ではそれを超えて伸び上がる樹木が出現する例があり、これを超高木という。 Category:植物学 Category:植物形態学 Category:木.

新しい!!: シダ植物と高木 · 続きを見る »

車軸藻類

車軸藻類(しゃじくそうるい)は、種子植物のような姿の藻類である。シャジクモ、フラスコモなどが含まれる。より上位の分類に関する話題は車軸藻綱を参照のこと。.

新しい!!: シダ植物と車軸藻類 · 続きを見る »

白樺の茎(幹) 茎(くき)とは、高等植物において葉や花を支える部分である。内部には根から吸収した水分や栄養素(ミネラルなど)を植物体の各所へ運び、葉で合成されたものを光合成できない部分へ運ぶためのしくみが備わっている。.

新しい!!: シダ植物と茎 · 続きを見る »

胞子

胞子(ほうし)は、シダ植物・コケ植物および藻類、菌類(キノコ・カビ・酵母など)、あるいは原生生物のうちの変形菌などが形成する生殖細胞を指す。胞子による生殖を胞子生殖と呼ぶ場合がある。 また、鞭毛を持って運動する胞子を、遊走子と呼ぶ。.

新しい!!: シダ植物と胞子 · 続きを見る »

胞子嚢

胞子嚢(ほうしのう)とは、胞子をその中に形成する袋状の構造である。シダ類・コケ類・菌類などに見られる。.

新しい!!: シダ植物と胞子嚢 · 続きを見る »

胞子葉

胞子葉(ほうしよう)というのは、胞子をつけるように分化した葉のことである。シダ植物の一部に見られる。シダ植物門以外のシダ植物には普通であるが、シダ植物門では多くない。.

新しい!!: シダ植物と胞子葉 · 続きを見る »

蘚類

蘚類(せんるい mosses )とは、コケ植物の一群で、スギゴケ、ミズゴケなどを含む。茎と葉からなる茎葉体の体制をもち、寿命の長い胞子体をもつ。一般に、苔類やツノゴケ類とは異なり、葉に中肋(ちゅうろく costa)とよばれる主脈状の細胞群がある。 世界中に分布し、約1万種がある。日本には61科、約1000種が記録されている。.

新しい!!: シダ植物と蘚類 · 続きを見る »

250px 葉(は)は、一般的には、植物がもっている、光合成や呼吸を行う器官のことをいう。扁平で、葉脈が張り巡らされており、葉の隅々まで行き渡っている。 植物学においては、茎頂(茎の先端)で形成される側生器官のことをさすため、上記のものの他に、萼片、花びら、雄しべ、心皮(雌しべのもとになるもの)、苞、鱗片葉などを含む。これらの一部については「特殊な構造」に説明がある。 ここでは、サクラやクスノキなど、広葉樹の葉を、広葉樹(双子葉植物)を典型と見なして説明する。なお、コケ類にも葉のような構造が見られる。.

新しい!!: シダ植物と葉 · 続きを見る »

葉脈

葉脈(ようみゃく)は、葉に見られる、樹枝状、あるいは網目状の構造の事。その内部には維管束が通っており、茎の維管束と連結して水や養分を供給し、デンプンなどの合成産物を運ぶ通路となっている。.

新しい!!: シダ植物と葉脈 · 続きを見る »

肥大成長

肥大成長(ひだいせいちょう)とは、高等植物に見られる成長のうち、太くなる方向への成長のことである。特に樹木に見られ、陸上植物の特色と言える。.

新しい!!: シダ植物と肥大成長 · 続きを見る »

配偶体

配偶体(はいぐうたい)とは、世代交代を行う植物、藻類もしくは菌類などで、単相(半数体)、すなわち相同染色体を1組のみ持つ世代もしくは多細胞体をいう。対義語は胞子体。.

新しい!!: シダ植物と配偶体 · 続きを見る »

苔類

苔類(たいるい、学名:)は、コケ植物(苔のうち有胚植物に属するグループ)に属する大きな一群である。コケ植物には、苔類のほかに蘚類(せんるい)、ツノゴケ類があり、それぞれが単系統群である。苔類ではゼニゴケやジャゴケが有名であるが、これらは必ずしも苔類の典型ではなく、より多様な姿のものが含まれる。.

新しい!!: シダ植物と苔類 · 続きを見る »

陸上植物

上植物(りくじょうしょくぶつ)とは陸上に上がった緑色植物の一群。コケ植物、シダ植物、種子植物をさす。これは最も狭義の(リン・マーギュリスの定義による)植物と同義である。 最初の陸上植物が出現したのは、約4億5000万年前のオルドビス紀である。 陸上植物の定義は系統的なものである。したがって、藻類にも陸生のものがあるが、そういうものはこれに含めず、逆に陸生のものから再び水棲に戻ったと考えられる水草は含まれる。.

新しい!!: シダ植物と陸上植物 · 続きを見る »

東南アジア

東南アジア(とうなんアジア)は、中国より南、インドより東のアジア地域を指す。インドシナ半島、マレー半島、インドネシア諸島、フィリピン諸島などを含む。主に、大陸部東南アジアと島嶼部東南アジアに分けられる。 '''東南アジア''' 東南アジアの地図 東南アジアの範域.

新しい!!: シダ植物と東南アジア · 続きを見る »

水生シダ類

水生シダ類(すいせい-るい、Aquatic Fern)は、水草として生活するシダ植物の総称である。分類学的にはサンショウモ目(Salviniales)に属する種のことを指す。シダ類としては例外的な特徴を持つ一群である。.

新しい!!: シダ植物と水生シダ類 · 続きを見る »

江戸時代

江戸時代(えどじだい)は、日本の歴史において徳川将軍家が日本を統治していた時代である。徳川時代(とくがわじだい)とも言う。この時代の徳川将軍家による政府は、江戸幕府(えどばくふ)あるいは徳川幕府(とくがわばくふ)と呼ぶ。 藩政時代(はんせいじだい)という別称もあるが、こちらは江戸時代に何らかの藩の領土だった地域の郷土史を指す語として使われる例が多い。.

新しい!!: シダ植物と江戸時代 · 続きを見る »

洋ラン

洋ラン(ようラン)は、鑑賞目的で栽培される、主として熱帯起源のラン科植物及びその交配品種のこと。その趣味が欧米経由で日本に入ったことから、この名がある。おおむね、大輪で派手な花をもってよしとする。.

新しい!!: シダ植物と洋ラン · 続きを見る »

セコイアデンドロンの木 リュウケツジュ 木(き)とは、.

新しい!!: シダ植物と木 · 続きを見る »

木生シダ

木生シダ(もくせいシダ)とは、樹木状になるシダ植物のことである。直立した丈夫な『幹』を持ち、とても背が高くなる種を含むが、その幹は肥大成長をせず、その意味では木本ではない。なお、広義のシダ植物では本当に木本であるものがかつては存在した。.

新しい!!: シダ植物と木生シダ · 続きを見る »

日本

日本国(にっぽんこく、にほんこく、ひのもとのくに)、または日本(にっぽん、にほん、ひのもと)は、東アジアに位置する日本列島(北海道・本州・四国・九州の主要四島およびそれに付随する島々)及び、南西諸島・伊豆諸島・小笠原諸島などから成る島国広辞苑第5版。.

新しい!!: シダ植物と日本 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

シダ類歯朶羊歯植物

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »