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サーストン島

索引 サーストン島

ーストン島(サーストンとう、Thurston Island)は、南極大陸西部(西南極)のエルスワースランド北西沖にある、氷に覆われた島。 面積は 15,700 km で、南極大陸近傍ではアレクサンダー島、に次いで3番目に大きな島である。.

8 関係: 南極大陸南極海リチャード・バードアムンゼン海アレクサンダー島エルスワースランド西南極

南極大陸

南極大陸(なんきょくたいりく、、(または) 、、、、)は、地球の最も南にあり、南極点を含む大陸。南半球の南極地方にあり、南氷洋に囲まれた南極圏に位置する。5番目に大きな大陸であり約1400万km2の面積は、オーストラリア大陸のほぼ2倍に相当する。約98%は氷で覆われ、その厚さは平均2.00325kmに及ぶ。 南極大陸は、平均気温が最も低く、乾燥し、強風に晒され、また平均海抜も最も高い大陸である。年間降水量が海岸部分で200mm、内陸ではさらに少ない砂漠と考えられる。 南極大陸で観測された最低気温は、2010年8月10日に記録した-93.2である。この気温では人間が定住することは難しいが、約1000-5000人が大陸中に点在する研究所に年間を通して滞在している。自然状態では、寒冷な環境に適応可能な生物のみが生存し、多くの藻類、ダニ・線虫やペンギン・鰭脚類・節足動物などの動物類、バクテリア、菌類、植物および原生生物が繁殖している。植生はツンドラである。 かつて、「南の地」を意味するメガラニカ (Terra Australis) という大陸が空想されていた南極域に、公式に大陸が存在する事が確認されたのは1820年にロシアの探検家ファビアン・ゴットリープ・フォン・ベリングスハウゼンとがボストーク号(en)とミールヌイ号(en)で行った遠征に端を発する。しかし、厳しい自然環境や、当時は資源が見つからなかった事、そして孤立的な地理条件から、19世紀中はほとんど歯牙にかけられなかった。 1959年、12ヶ国の批准で始まった南極条約は、その後加盟国が49にまで増えた。条約は、軍事的活動や鉱物採掘、核爆発や核廃棄物の発生、各国家による領域主権の主張を禁止し、科学的研究の支援と生物地理区としての保護を定めた。多くの国から派遣された科学者たちが、研究や実験を行っている。.

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南極海

南極海(なんきょくかい、Southern Ocean)は、南極大陸のまわりを囲む、南緯60度以南の海域である。南大洋(なんたいよう)や南氷洋(なんぴょうよう)、南極洋(なんきょくよう)とも呼ばれる。世界で最も南にある海である。五大洋のうちでは、太平洋、大西洋、インド洋に次ぐ第4位の大きさであり、北極海よりも広い。南極海の北の境界は地理学者たちの間でも厳密には合意が得られておらず、太平洋、大西洋、インド洋との間にはどちらに所属するか意見の分かれる海域が存在している。何人かの学者は南極海は60度で分割されるのではなく、季節によって変動する南極収束線に合わせるべきと主張している。。オーストラリアは、オーストラリア南岸以南のすべての海域を南極海に含めるべきと主張している。.

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世界の島 島(とう、しま)は、大陸の面積より小さく、四方を海洋に囲まれた陸地である。.

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リチャード・バード

リチャード・イヴリン・バード(Richard Evelyn Byrd, 1888年10月25日 – 1957年3月11日)は、アメリカ合衆国の探検家。海軍少将。.

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アムンゼン海

アムンゼン海(Amundsen Sea)は、南極海の海域のひとつ。東南太平洋の方向にあり、概ね西経100度から125度にかけて広がっている。.

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アレクサンダー島

アレクサンダー島(アレクサンダーとう、)とは南極大陸の沖、ベリングスハウゼン海にある島。南極半島から見ると西にあり棚氷でつながっている。面積は43,250 km。無人島である。:en 1821年1月28日にベリングスハウゼン率いるロシア遠征隊が発見した。名前は、ロシア皇帝アレクサンドル1世にちなんでつけられた。1940年までは大陸の一部だと思われていた。 島には、気象学センターと給油の基地がある。イギリス、チリ、アルゼンチンが領有を主張している。.

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エルスワースランド

ルスワースランド(Ellsworth Land)は、南極にある地域の名称。南極大陸の西部(西南極)、南極半島の付け根にあたる地域にある。 地名は、1935年にこの地域を飛行船で横断したアメリカ合衆国の探検家リンカーン・エルズワースに因む。.

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西南極

西南極 西南極(にしなんきょく West Antarctica)は南極大陸のうち、西半球部にある地域を指す。東半球にある東南極と対になるものである。西南極の語は20世紀初頭には使われていたが、大きく使用され始めたのは1957年から1958年の国際地球観測年の時である。 東西は南極横断山脈が分断する。南極の地図を用いた簡便な方法は、まず南極点を中心に経度0度を上に経度180度を下に置き、このとき横断山脈がW60度方向から南極点を下を通ってE150度方向へ延びるが、山脈で分断された左側(西半球側)の1/3ほどが西南極である。 南極横断山脈の太平洋側のマリーバードランドやエルスワースランドのほか、南極半島・パーマーランドなどが含まれている。ロス海とウェッデル海に挟まれており、東南極より陸地面積が小さく、ロス棚氷やロンネ棚氷などの海氷領域が広がっている。南極氷床の西南極側を西南極氷床といい、南極氷床の体積全体のおよそ10%にあたる。東南極氷床よりも小さいため地球温暖化に伴う溶解の可能性について議論が行われている。しかし、西南極氷床が乗る基底の岩盤は氷床の自重で地殻自体がアイソスタシーを保つために1000m近くも沈んでいる。ベントリー氷河底地溝の基岩面は-2,555mにあり、海水に覆われていない最深の地球表面になるが、その上を厚さ3kmもの氷が覆っているためその認識はほとんどなされていない。  .

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