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コーカサス諸語

索引 コーカサス諸語

ーカサス諸語(コーカサスしょご)またはカフカース諸語は、主にコーカサスで話されている3つの語族に属する約40種の言語の総称。 コーカサス地域の言語分布図.

43 関係: 北コーカサス語族北西コーカサス語族北東コーカサス語族ナフ語派チュルク語族チェチェン語バツ語バスク人バスク語メグレル語ラク語ラズ語ルトゥル語レズギ語ローマ人ヒヌフ語ピレネー山脈ツァフル語ダルギン語アバザ語アヴァル語アブハズ語アディゲ語アグール語インド・ヨーロッパ語族イングーシ語イベリア半島イベリア王国イベロ・コーカサス語族ウビフ語カバルド語カルトヴェリ語族ギリシャ人グルジア語コーカサススペインスヴァン語タバサラン語言語言語島語族能格言語膠着語

北コーカサス語族

北コーカサス語族(North Caucasian languages)とは北東コーカサス語族と北西コーカサス語族を括る、提唱中の語族である。 セルゲイ・スタロスティンやSergei Nikolayevなど一部の言語学者は上記2語族は数千年前に共通祖先をもっていたと信じているNikolayev, S., and S. Starostin.

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北西コーカサス語族

北西コーカサス語族(またはアブハズ・アディゲ語族)は、北コーカサス西部で話されているアディゲ語、アバザ語、カバルド語、ジョージア国内のアブハジア自治共和国で話されているアブハズ語、すでに死滅したウビフ語の5つの言語から成る。チェチェン語やアヴァル語などを含む北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)との系統関係が有力視されている。 3つの下位グループに分けられる。.

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北東コーカサス語族

北東コーカサス語族(または、ナフ・ダゲスタン語族)は、言語分類の一つである。ロシアのダゲスタン共和国、チェチェン共和国、イングーシ共和国、およびアゼルバイジャン北部、ジョージア北東部で話される言語からなる語族である。話者は、ロシア、トルコ、中東の各地にも離散している。フルリ・ウラルトゥ語族と近縁と考えられており、また北西コーカサス語族(アブハズ・アディゲ語族)との系統関係が有力視されている。.

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ナフ語派

ナフ語派とはコーカサス地方のチェチェン共和国、イングーシ共和国、グルジアの一部で話される言語からなる語派である。.

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チュルク語族

チュルク語族(チュルクごぞく)/突厥語族(とっけつ-)(Turkic languages)は、中央アジア全体やモンゴル高原以西にあるアルタイ山脈を中心に東ヨーロッパ(トルコに属する東トラキア地方のみ)から北アジア(シベリア)に至る広大な地域で話される語族である。.

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チェチェン語

チェチェン語(チェチェンご、Нохчийн мотт)は、ロシア連邦内のチェチェン共和国の公用語。話者は約90万人。話者のほとんどはロシア語との二言語併用者である。.

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バツ語

バツ語(バツご)(バツビ語、ツォヴァ・トゥシ語とも)はグルジアの少数民族によって話される言語。系統的には北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)のナフ語派(Nakh)に属する。1975年の時点では2,500人~3,000人の話者が存在していた。 バツ人は文章語としてはグルジア語を用いているため、バツ語は文字を持たない音声のみの言語である。.

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バスク人

バスク人(バスクじん、vascos, euskaldunak)とは、ビスケー湾岸でピレネー山脈西端部にある、伝統的にバスク地方として知られる地域に元来居住している系統不明の民族。文脈によって、以下のどちらかを指す。.

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バスク語

バスク語(バスクご、euskara)は、スペインとフランスにまたがるバスク地方を中心に分布する孤立した言語で、おもにバスク人によって話されている。スペインのバスク州全域とナバーラ州の一部ではスペイン語とともに公用語とされている。2006年現在、約66万5800人の話者がバスク地方に居住し、すべてスペイン語またはフランス語とのバイリンガルである。.

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メグレル語

メグレル語(メグレルご、მარგალური ნინა、Margaluri nina)は、ジョージア北西部のサメグレロ地方で話されている言語。グルジア国内のその他の都市やアブハジア自治共和国にも多くの話者がいる。話者は約50万人。ほとんどの話者はグルジア語との二言語併用者である。 系統的にはグルジア語と同じ南コーカサス語族(カルトヴェリ語族)に属する。特に、主としてトルコ国内で話されているラズ語に近い。基本的に話し言葉に限られるが、まれにグルジア文字を用いて書かれることもある。.

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ラク語

ラク語(лакку маз, lakːu maz)は、北東コーカサス語族に属する言語である。話者は、ロシアのダゲスタン共和国に居住するの人々である。話者数は約157,000人である。.

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ラズ語

ラズ語(ラズご、lazuri)は、トルコ東部の黒海沿岸、グルジアとの国境をまたぐ地域で主にラズ人によって話されている言語である。トルコ国内の正確な話者数は分からないが、10万人とも100万人とも言われる。グルジア国内にもトルコとの国境沿いに約3,000人の話者が暮らす村がある。 系統的には、グルジア語と同じく南コーカサス諸語(カルトヴェリ諸語)に属する。グルジア国内で話されているメグレル語と近く、両言語をまとめて (Zan) 、また、それぞれの言語をラズ方言、メグレル方言と呼ぶこともある。 若年層でラズ語の知識は次第に失われつつあるが、その一方で、トルコ国内では最近になってラズ語の新聞・雑誌の発行やテレビ・ラジオ放送などが始められた。トルコ語のラテンアルファベットやグルジア文字を使って表記されるが、正書法は定まっていない。.

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ルトゥル語

ルトゥル語(ルトゥルご、ルトゥル語: 、、)は北東コーカサス語族に属する言語である。話者はロシアのダゲスタン共和国南部やアゼルバイジャンの一部に居住するルトゥル人の人々である。.

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レズギ語

レズギ語(Lezgian、Lezgi、Lezgin)はコーカサス諸語に属する言語である。話者はダゲスタン共和国南部やアゼルバイジャン北部に居住するである。.

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ローマ人

ーマ人は、.

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ヒヌフ語

ヒヌフ語( гьинузас мец 、Hinukh、Hinuq、Hinux)またはギヌフ語(Ginukh、Ginux)は、北東コーカサス語族()の()に属す無文字言語である。ダゲスタン山地のヒヌフ村に暮らす人々により用いられるが、2002年度の国勢調査では話者は548人、2010年度国勢調査では民族人口440人に対し、話し手は5人のみとされている。無文字言語であることから、ヒヌフ村の全ての人がこの言語を話すわけではなく、また書記用の言語としてはヒヌフ語と同じ北東コーカサス語族に属するアヴァル語が使われている。話し手たちはロシア語も用いる。.

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ピレネー山脈

ピレネー山脈(ピレネーさんみゃく、Les Pyrénées、Los Pirineos、オック語:Los Pirenèus、Els Pirineus、Pirinioak)とは、ユーラシア大陸西端部のイベリア半島の付け根付近をほぼ東西方向に走る、長さ約430 kmの褶曲山脈である。.

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ツァフル語

ツァフル語(ツァフルご、ツァフル語: 、)はによって話されている言語である。アゼルバイジャン北部やダゲスタン共和国南西部で話されている。.

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ダルギン語

ダルギン語(Dargin、ダルグワ語 Dargwa)はダゲスタン共和国に居住するによって話されている言語である。 2002年全ロシア国勢調査によると、ダゲスタン共和国に429,347人、カルムイク共和国に7,188人、ハンティ・マンシ自治管区に1,620人 、チェチェン共和国に680人、ロシアの他の地域に100人以上の話者がいる。.

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アバザ語

アバザ語(またはアバジン語、、Abaza Byzšwa)はカフカース地方のロシア連邦カラチャイ・チェルケス共和国アバジニア地区などに住むアバザ人の使用する言語。アシュハル方言とタパント方言の二つの方言がある。 ロシアに約3万5000人いるアバザ語の話者は表記にキリル文字を使い、トルコにいる約1万人のアバザ語の話者はラテン文字を使用している。 アバザ語は、他の北西コーカサス語族のように膠着語的な形態法を持つ。子音の数は63になるが、母音は2つしかない。アブハズ語と非常に近い関係にあるが、アブハズ語にはない子音もいくつかある。(有声咽頭摩擦音など) アバザ語の研究を行った学者には、W.S.アレン(W.

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アヴァル語

アヴァル語(アヴァルご、МагӀарул мацӀ「山の言葉」の意、またはАвар мацӀ )はコーカサス諸語に属する、カフカス地方のアヴァール人の言語。ロシア連邦南部、ダゲスタン共和国の公用語の一つ。主にダゲスタン共和国の西部・南部で話されており、アゼルバイジャン共和国北部にも話者が分布している。話者の総数は約60万人。アバル語、アバール語とも呼ぶ。 系統的には、北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)のダゲスタン語派に属する。北部方言と南部方言に大別される。.

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アブハズ語

アブハズ語(アブハズご、)は、ジョージア国内のアブハジア自治共和国で主にアブハズ人によって話されている言語である。トルコ北東部にも多くの話者がいる。アブハジア内の話者数は約10万人。.

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アディゲ語

アディゲ語(アディゲご)は、ロシア連邦南部、北カフカス(北コーカサス)に位置するアディゲ共和国の公用語。アブハズ語やカバルド語などとともに北西コーカサス語族(アブハズ・アディゲ語族)に属する。話者は約30万人。アディゲ共和国やその周辺のほかに、ロシア帝国の北カフカス支配からオスマン帝国へ逃れた人々の末裔が住むシリアやトルコなど中東にも話者が散在する。 主にカラチャイ・チェルケス共和国やカバルダ・バルカル共和国で話されているカバルド語と近く、2つの言語をまとめて、さらに、アディゲ語を西チェルケス語、カバルド語を東チェルケス語と呼ぶこともある。 1920年代にラテン文字による表記が定められたが、1938年にキリル文字をもとにした正書法に改められた。.

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アグール語

アグール語(またはAgul、アグール語: агъул чӀал)は、北東コーカサス語族に属する言語である。アグル語とも表記される。 話者はロシア連邦ダゲスタン共和国南部やアゼルバイジャンに居住するの人々である。話者数は2002年の調査で28,300人である。.

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インド・ヨーロッパ語族

インド・ヨーロッパ語族(インド・ヨーロッパごぞく)は、ヨーロッパから南アジア、北アジア、アフリカ、南アメリカ、北アメリカ、オセアニアにかけて話者地域が広がる語族である。印欧語族(いんおうごぞく、いんのうごぞく)と略称される。この語族に属する言語を公用語としている国は100を超える。.

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イングーシ語

イングーシ語は、ロシア連邦内のイングーシ共和国の公用語。話者は約23万人。話者のほとんどはロシア語との二言語併用者である。 系統的には北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)のナフ語派(Nakh)に属する。ナフ語派に属する言語には、ほかにチェチェン語とバツ語(あるいはバツビ語、ツォヴァ・トゥシ語)がある。イングーシ語は特にチェチェン語と近い。 6つの文法性(名詞クラス)を区別し、多くの格を持つ。能格型の格標示を行う。 アラビア文字やラテン文字で書かれていたこともあるが、現在はキリル文字をもとにした正書法によって表記される。.

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イベリア半島

イベリア半島(スペイン語・ポルトガル語・ガリシア語:Península Ibérica、カタルーニャ語:Península Ibèrica、バスク語:Iberiar penintsula)は、ヨーロッパの南西に位置する半島である。.

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イベリア王国

イベリア王国(Iberia)は、南コーカサス、現在のグルジア東部に存在した王国である。紀元前1世紀から紀元後1世紀にかけて、大コーカサス山脈の南部、小コーカサス山脈の北部に存在した。イベリア半島と区別するためコーカサス・イベリアとも呼ばれる。.

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イベロ・コーカサス語族

イベロ・コーカサス語族(Ibero-Caucasian languages)はグルジアの言語学者:en:Arnold Chikobavaが提唱した仮説段階の語族である。以下の現存する語族を含む。.

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ウビフ語

ウビフ語(Ubykh)は、北西コーカサス語族(アブハズ・アディゲ諸語)の一つ。.

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カバルド語

バルド語(カバルドご)は、ロシア連邦南部、北コーカサスに位置するカバルダ・バルカル共和国やカラチャイ・チェルケス共和国で話されている言語。.

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カルトヴェリ語族

ルトヴェリ語族 (ქართველური ენები) は、ジョージア国内で話されているグルジア語、メグレル語、スヴァン語、主にトルコ国内で話されているラズ語の4つの言語から成る。南コーカサス語族ともいう。チェチェン語などを含む北東コーカサス語族(ナフ・ダゲスタン語族)、アブハズ語などを含む北西コーカサス語族(アブハズ・アディゲ語族)とともに、しばしばコーカサス諸語とまとめられるが、南コーカサス語族と他の2つの語族とのあいだの系統関係は実証されていない。 メグレル語とラズ語は比較的近い関係にあり、両者をまとめてザン語派、あるいはザン語(Zan)と呼ぶ。4つの言語のうち、グルジア語だけが1500年以上の文字言語としての伝統を持ち、話者の数ももっとも多い。グルジア語は、ほぼすべてのメグレル語とスヴァン語の話者、一部のラズ語の話者にとっての文章語でもある。スヴァン語は約3万人の話者を持つが、消滅が危惧されている。 歴史的な分岐の順番とその時期について、次のような推定がなされている。紀元前1000年ごろまでにまずスヴァン語が祖語から分かれ出た。その後、グルジア語が、紀元前後ごろにザン語派(メグレル語・ラズ語)と分かれた。メグレル語とラズ語が分かれたのは約1200年前と考えられる。 4つの言語に共通する特徴として、放出音の存在、能格を含む10弱の格の区別、動詞が主語のみならず直接目的語や間接目的語の人称・数も標示することなどが挙げられる。子音や母音の組織はほぼ同じであるが、スヴァン語のいくつかの方言は多くの母音を区別する。現代のラズ語にはトルコ語の影響が強く認められる。.

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ギリシャ人

リシャ人(ギリシャじん、ギリシア語:Ἕλληνες 現代ギリシア語, Hellēnes古代ギリシア語)とはバルカン半島周辺およびキプロスに出自を持ち、ギリシャ語を母語とする民族。国民としてのギリシャ人(ギリシャ共和国の国籍を有するもの)にはアルーマニア人、アルバニア人、トルコ系、国外からの移住者も含まれる。.

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グルジア語

ルジア語(グルジアご)あるいは、ジョージア語(ジョージアご)は、南コーカサスにあるジョージア(グルジア)の公用語である。カルトリ語(ქართული ენა, kartuli ena)とも呼ばれる佐川年秀『改訂版 旅のアジア語 45ヶ国55言語会話集』(KADOKAWA、2015年11月19日第1刷発行)511頁「ジョージア語(カルトリ語)」。 20世紀前半の日本では、ジョルジア語とも呼ばれていた前田弘毅「グルジア(人)」『中央ユーラシアを知る事典』(2005)pp.178-179下宮忠雄の1968年の論文に「ジョルジア語の構造」(弘前大学『文経論叢 文学篇』第4集、)がある。。2015年に日本政府が国家の外名を変更(ジョージアの国名も参照)して以降はジョージア語という呼称を積極的に使用することもなされている柘植洋一 、小学館。。 グルジア語(ジョージア語)の総話者数は約410万人で、その内、ジョージア国内の母語話者数は多数派民族のカルトヴェリ人を中心に国民の約83%にあたる約390万人である。残りの話者はトルコ、ロシア、イラン、アゼルバイジャン、アルメニア、アメリカ合衆国、ヨーロッパに存在する。漢字による省略形は「具語」ないし「喬語」。.

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コーカサス

ーカサス山脈 コーカサス()、またはカフカース、カフカス( (ラテン文字転写例: Kavkaz)、、、)は、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈と、それを取り囲む低地からなる面積約44万km2の地域である。コーカサスの漢字表記は高加索。 英語のコーカサス、ロシア語のカフカースとも (Kaukasos; カウカーソス)に由来する。 「カウカーソス」自体は、一説に、古代スキタイ語のクロウカシス(白い雪)に由来するとされる。 コーカサス山脈を南北の境界として北コーカサスと南コーカサス(ザカフカジエ、ザカフカース、トランスカフカス、外カフカース)に分かれ、北コーカサスはロシア連邦領の北カフカース連邦管区および南部連邦管区に属する諸共和国となっており、南コーカサスは旧ソ連から独立した3共和国からなる。北コーカサス(ロシア)はヨーロッパに区分され、南コーカサスは西アジアに区分されることもあるがヨーロッパに区分されることもある。 全体的に山がちな地形で、山あいには様々な言語、文化、宗教をもった民族集団が複雑に入り組んで暮らしており、地球上でもっとも民族的に多様な地域であると言われる。 ケフィア発祥の地で、しばしば、この地方の人々は、ケフィアを飲んでいるために長寿であると喧伝されるが、統計的に見て、この地方の人々が長寿であるという科学的根拠はない。.

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スペイン

ペイン王国(スペインおうこく、Reino de España)、通称スペインは、南ヨーロッパのイベリア半島に位置し、同半島の大部分を占める立憲君主制国家。西にポルトガル、南にイギリス領ジブラルタル、北東にフランス、アンドラと国境を接し、飛地のセウタ、メリリャではモロッコと陸上国境を接する。本土以外に、西地中海のバレアレス諸島や、大西洋のカナリア諸島、北アフリカのセウタとメリリャ、アルボラン海のアルボラン島を領有している。首都はマドリード。.

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スヴァン語

ヴァン語はジョージア北西部スヴァネティ地方で主にグルジア人とによって話されている言葉。話者は約3万人。アブハジア自治共和国内にも少数の話者がいる。ほぼすべての話者はグルジア語との二言語併用者である。 系統的にはグルジア語と同じ南コーカサス語族(カルトヴェリ語族)に属する。 若年層でスヴァン語の知識は次第に失われつつあり、消滅が危惧される言語である。.

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タバサラン語

タバサラン語(タバサランご、タバサラン語: 、)は、北東コーカサス語族に属する言語である。話者はロシア連邦ダゲスタン共和国南部に居住するの人々である。.

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言語

この記事では言語(げんご)、特に自然言語について述べる。.

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言語島

言語島(げんごとう)または言語の島(げんごのしま)とは、長い間周辺部との交流が隔絶されたり、別言語を話す集団が大量移住してきたりしたために、周囲とは異なる特徴を持つ言語が分布している状態のことである。 「孤立した言語」は、系統的に近い言語が(遠方も含めて)存在しないことを指し、言語島とは別の概念である。.

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語族

語族(ごぞく、)とは、比較言語学上、同一の起源(祖語)から派生・発達したと認められる同系統の言語の集まり。語族の下位群を語派、語派の下位群を語群という。 同系統と証明されていない言語群をまとめて呼ぶときは「~諸語」という(例:アルタイ諸語、アメリカ・インディアン諸語、カフカス諸語)。ただし、語族か語派か語群かを問題にしないときも単に「~諸語」と言うことがある。また複数の語族をまとめた大語族も存在するが、仮説段階であり同系と証明されてはいない。したがって、比較言語学において語族とは同系統と証明されている最上位の言語グループと定義される。 語族は民族(共同体)を指すのではなく、言語を系統学的に分類する概念であるが、民族を分類する場合にも言語の分類(語族、語派)が基準にされることが多い。(例:テュルク系民族、ウラル系民族) 語族の祖先として想定される単一の言語を祖語という。.

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能格言語

能格言語(Ergative language)とは文法において、自動詞の主語と他動詞の目的語が同じように扱われ、他動詞の主語だけが別の扱いを受けるという性質(能格性)をもつ言語のことDixon 1994: 6f.

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膠着語

膠着語(こうちゃくご、)は、言語の形態論上の分類のひとつ。膠着語に分類される言語は、ある単語に接頭辞や接尾辞のような形態素を付着させることで、その単語の文の中での文法関係を示す特徴を持つ。ヴィルヘルム・フォン・フンボルトによって1836年に提唱された。.

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Cau (ISO 639)カフカース諸語カフカス諸語コーカサス系

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