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ケンタウルス座銀河団

索引 ケンタウルス座銀河団

ンタウルス座銀河団(ケンタウルスざぎんがだん、英: Centaurus Cluster ; Abell 3526)は、約100の銀河から構成される銀河団であり、ケンタウルス座の方向、約1.55億光年の距離にある。最も明るい構成銀河は楕円銀河のNGC 4696(視直径約11')である。ケンタウルス座銀河団が属しているうみへび座・ケンタウルス座超銀河団は、この銀河団と、IC 4329銀河団およびうみへび座銀河団から構成されている。 ケンタウルス座銀河団は、異なる速度を持つ2つの銀河サブグループから構成される。Cen 30 が NGC4696 を含むメインのサブグループである。Cen 45 は Cen 30 に対して相対速度1500 km/sで運動しており、いずれは、メインのサブグループに吸収されるであろうと考えられている。.

13 関係: おとめ座超銀河団うみへび座・ケンタウルス座超銀河団うみへび座銀河団宇宙の大規模構造グレート・アトラクターケンタウルス座シャプレー超銀河団光年銀河銀河団超銀河座標J2000.0楕円銀河

おとめ座超銀河団

おとめ座超銀河団(おとめざちょうぎんがだん、Virgo Supercluster)は、銀河系(天の川銀河)、アンドロメダ銀河、大マゼラン雲などからなる局部銀河群を含む超銀河団である。局部超銀河団とも呼ばれる。.

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うみへび座・ケンタウルス座超銀河団

近傍宇宙の大規模構造マップ(超銀河座標)。 近赤外線による銀河系外天体の総パノラマ図。2MASSサーベイで得られたデータに基づいて作成された。右上の Centaurus Cluster の表記から青色の矢印をたどったケンタウルス座銀河団が超銀河団の中心である。 うみへび座・ケンタウルス座超銀河団(うみへびざ・ケンタウルスざちょうぎんがだん、英: Hydra-Centaurus Supercluster)は、われわれの天の川銀河を含むおとめ座超銀河団の、最近の隣接超銀河団である。 この超銀河団の中心は、次の4つの大きな銀河団を含む集団であり、これはケンタウルス座超銀河団 (Centaurus Supercluster) とも呼ばれている。.

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うみへび座銀河団

うみへび座銀河団(うみへびざぎんがだん、英: Hydra Cluster ; 別名 Abell 1060)は、157個の明るい銀河を含む銀河団であり、地球からは、うみへび座の方向に見える。 銀河団の全長は約1000万光年であり、異常に高いダークマターの構成比率を持つ。 この銀河団は、地球から1.58億光年離れたうみへび座・ケンタウルス座超銀河団の一部である。この銀河団の、最大の銀河は楕円銀河のNGC 3309 と NGC 3311、および渦巻銀河のNGC 3312であり、これらは全て約15万光年の直径を持つ。.

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宇宙の大規模構造

宇宙の大規模構造(うちゅうのだいきぼこうぞう、)は、宇宙の中で銀河の分布が示す巨大な泡のような構造である。宇宙の泡構造と呼ばれることもある。.

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グレート・アトラクター

レート・アトラクター(Great Attractor)は、近傍宇宙の大規模構造の一つであり、いくつかの銀河および銀河団の特異運動からその存在が予測されている銀河間空間内の重力異常である。うみへび座・ケンタウルス座超銀河団の範囲内に位置し銀河系の数万倍の質量集中を持つと考えられている。これは、グレート・アトラクターが数億光年に渡る宇宙の領域内にある銀河とそれが属する銀河団の運動に及ぼす影響の観測から推定されたものである。 これらの銀河はすべてハッブルフローに従う赤方偏移を受けているが、これらの銀河の赤方偏移の偏差は、重力異常を観測するのに十分である。これらの赤方偏移の偏差は、特有速度として知られているものであり、偏角 (銀河系、グレート・アトラクター、観測される銀河に挟まれる角)に応じておよそ +700 km/s から -700 km/s までの値を取る。.

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ケンタウルス座

ンタウルス座(Centaurus)は、トレミーの48星座の1つ。南天の明るい星座である。日本では星座の半分程度しか見えない場所が多く、全体が見えるのは沖縄県の一部や小笠原諸島の一部地域である。 α星・β星ともに、全天21の1等星の1つである。.

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シャプレー超銀河団

ャプレー超銀河団(シャプレーちょうぎんがだん、Shapley Supercluster)または(Shapley Concentration)は、われわれの近隣の宇宙領域では最大の銀河集団である。 重力的相互作用ユニットを形成しており、それにより宇宙と一緒に膨張することなく自分自身を寄せ集めている。これはケンタウルス座における銀河分布の著しい高密度部分として見え、銀河系から約6.5億光年離れている。.

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光年

光年(こうねん、light-year、Lichtjahr、記号 ly)は、主として天文学で用いられる距離(長さ)の単位であり、正確に 、約9.5兆キロメートルである。1981年まではSI併用単位であった。.

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銀河

銀河(ぎんが、galaxy)は、恒星やコンパクト星、ガス状の星間物質や宇宙塵、そして重要な働きをするが正体が詳しく分かっていない暗黒物質(ダークマター)などが重力によって拘束された巨大な天体である。英語「galaxy」は、ギリシア語でミルクを意味する「gála、γᾰ́λᾰ」から派生した「galaxias、γαλαξίας」を語源とする。英語で天の川を指す「Milky Way」はラテン語「Via Lactea」の翻訳借用であるが、このラテン語もギリシア語の「galaxías kýklos、γαλαξίας κύκλος」から来ている。 1,000万 (107) 程度の星々で成り立つ矮小銀河から、100兆 (1014) 個の星々を持つ巨大なものまであり、これら星々は恒星系、星団などを作り、その間には星間物質や宇宙塵が集まる星間雲、宇宙線が満ちており、質量の約90%を暗黒物質が占めるものがほとんどである。観測結果によれば、すべてではなくともほとんどの銀河の中心には超大質量ブラックホールが存在すると考えられている。これは、いくつかの銀河で見つかる活動銀河の根源的な動力と考えられ、銀河系もこの一例に当たると思われる。 歴史上、その具体的な形状を元に分類され、視覚的な形態論を以って考察されてきたが、一般的な形態は、楕円形の光の輪郭を持つ楕円銀河である。ほかに渦巻銀河(細かな粒が集まった、曲がった腕を持つ)や不規則銀河(不規則でまれな形状を持ち、近くの銀河から引力の影響を受けて形を崩したもの)等に分類される。近接する銀河の間に働く相互作用は、時に星形成を盛んに誘発しながらスターバースト銀河へと発達し、最終的に合体する場合もある。特定の構造を持たない小規模な銀河は不規則銀河に分類される。 観測可能な宇宙の範囲だけでも、少なくとも1,700億個が存在すると考えられている。大部分の直径は1,000から100,000パーセクであり、中には数百万パーセクにもなるような巨大なものもある。は、13当たり平均1個未満の原子が存在するに過ぎない非常に希薄なガス領域である。ほとんどは階層的な集団を形成し、これらは銀河団やさらに多くが集まった超銀河団として知られている。さらに大規模な構造では、銀河団は超空洞と呼ばれる銀河が存在しない領域を取り囲む銀河フィラメントを形成する。.

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銀河団

銀河団(ぎんがだん、cluster of galaxies、galaxy cluster)は、多数の銀河が互いの重力の影響によって形成された銀河の集団であり、銀河の数は数百から1万におよぶ。規模の小さいものは銀河群と呼称される。.

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超銀河座標

超銀河座標 (英: Supergalactic coordinates) は、天球座標系の一つであり、その赤道面は、銀河系近傍の銀河団(例えば、おとめ座銀河団、グレート・アトラクターおよびペルセウス座・うお座超銀河団など)の優勢な分布が作りだす、近傍宇宙の大規模構造である超銀河平面に一致するようにデザインされている。超銀河平面は、1953年に、 Gérard de Vaucouleurs により、Shapley-Ames catalogue の中から認知された(もっとも、星雲の平面的な分布は、ウィリアム・ハーシェルにより200年以上も前に認識されていたのであるが)。 慣習により、超銀河緯度と超銀河経度は、それぞれ SGB および SGL(あるいは単に B および L)と表記される。これは、銀河座標の経緯度として慣用的に用いられている b と l の記法のアナロジーである。超銀河経度のゼロポイントは、超銀河平面と銀河面の交線により定義される。.

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J2000.0

J2000.0またはJ2000とは、天文学または測量学でいう元期のひとつであり、地球時の西暦2000年1月1.5日(1月1日12:00、正午)を指す。この時刻は、協定世界時では2000年1月1日11:58:55.816 UTC、日本標準時では、2000年1月1日20:58:55.816 に当たる。なお、地球時(TT)は、過去の暦表時と連続していて、閏秒のない時刻系で、世界時(UT)より約1分進んでいる。 J2000.0元期を使う状況では、以前にはB1950.0元期が使われていた。 特に、J2000.0分点の赤道座標を指す。1992年1月1日から、B1950.0分点のものに代わり使用されている。.

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楕円銀河

楕円銀河 (だえんぎんが、elliptical galaxy)は、渦巻銀河、レンズ状銀河とともに、ハッブル分類における主要な3つの銀河分類のうちの1つ分類は 1936年にエドウィン・ハッブルが「The Realm of the Nebulae」(ハッブル分類を参照)にて初めて行っているが、現在はそれを発展させた分類が用いられている。。滑らかなおよそ楕円形の形状を持ち、輝度プロファイルにほとんど特徴がない。球形に近い形から非常に扁平なものまであり、内部に1000万から1兆個以上の星を含む。エドウィン・ハッブルは当初は楕円銀河が渦巻銀河へ進化すると考えていたが、後にこれは間違いであることがわかっているJohn, D, (2006), Astronomy, ISBN 1-4054-6314-7, p. 224-225。楕円銀河内の星は渦巻銀河のものよりも非常に古いことが知られている。 多くの楕円銀河では、星は古く低質量で、星間物質は希薄であり、最小限の星形成活動しかみられず、非常に多くの球状星団が取り囲んでいるという特徴の傾向が見られる。おとめ座超銀河団では、属する銀河の 10 - 15% がこの楕円銀河であると考えられており、全宇宙の銀河の主要なタイプではないが、銀河団の中心へ近づくにつれてよく見られるようになる。楕円銀河はレンズ状銀河とともにハッブル分類の名残で”早期型銀河" (early-type galaxy、ETG) と呼ばれることがあるが、宇宙の初期には一般的でなかったことが判明している。.

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