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鳩摩羅什

索引 鳩摩羅什

鳩摩羅什(くまらじゅう、くもらじゅう、、クマーラジーヴァ、344年 - 413年「世界大百科事典 第2版」2006年 平凡社、一説に350年 - 409年とも)、亀茲国(きじこく)(新疆ウイグル自治区クチャ県)出身の西域僧、後秦の時代に長安に来て約300巻の仏典を漢訳し、仏教普及に貢献した訳経僧である井波律子(編集)「中国史重要人物101」2005年 新書館 ISBN 4403250203。最初の三蔵法師。のちに玄奘など、多くの三蔵法師が現れた。時にのちの玄奘と共に二大訳聖と言われる。また、真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれる。三論宗・成実宗の基礎を築く。 漢名の鳩摩羅什(くまらじゅう)はサンスクリット名のクマーラジーヴァの音写である。略称は羅什(らじゅう)または什(じゅう)。.

62 関係: 大乗仏教大正新脩大蔵経大智度論女犯姚興不空金剛中観派中論三論宗三蔵法師五明亀茲仏教廬山後秦僧叡トカラ語トカラ文字呂光呂纂インドカシミールカシュガル市クチャ県サンスクリット出三蔵記集公案前秦玄奘三蔵破戒維摩経真諦道生訳経史区分訳経僧高僧伝阿毘達磨還俗長安横超慧日波羅提木叉法華経涼州漢訳成実宗新疆ウイグル自治区摩訶般若波羅蜜経慧厳慧皎...慧遠 (東晋)慧観晋書344年350年356年369年384年401年402年409年413年 インデックスを展開 (12 もっと) »

大乗仏教

大乗仏教(だいじょうぶっきょう、महायान Māhāyāna, Mahāyāna Buddhism)は、伝統的にユーラシア大陸の中央部から東部にかけて信仰されてきた仏教の一派。大乗仏教が発祥した背景としてはさまざまな説が唱えられているが、部派仏教への批判的見地から起こった側面があるとされている。.

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大正新脩大蔵経

大正新脩大藏經(たいしょうしんしゅうだいぞうきょう、大正一切経刊行会)は、大正13年(1924年)から昭和9年(1934年)の10年間をかけて、北宋代に蜀(四川省)で開版された漢訳大蔵経である『開宝蔵』を最もよく保存していた韓国海印寺の高麗大蔵経再彫本を底本としつつ、日本にあった各地・各種の漢訳仏典をすべて調査校合した、民間人の手による、「漢訳仏典の総集」とも言える大蔵経である。大正大蔵経、大正蔵とも。 プロデューサー(編纂責任者)は、高楠順次郎・渡辺海旭・小野玄妙(おの げんみょう、1883-1939年、浄土宗僧侶)の3名。当時の仏教関係の大学研究者が一致協力し、校訂作業に当たった。 出版・刊行は、大蔵出版が担っており、この出版社からは、大正蔵を底本として新たな学術研究の成果を踏まえた現代日本語訳の大蔵経である『新国訳大蔵経』も、1990年代から刊行中である。大正蔵を底本とした日本語訳の大蔵経としては、他には、大東出版社から「印度撰述部155巻」と「和漢撰述部100巻」が刊行されている、より文量・翻訳量が多く網羅性が高い『国訳一切経』がある。(なお、その他の日本語訳大蔵経としては、日本の各宗派の需要が高い仏典だけに的を絞った、比較的小部の『国訳大蔵経』『昭和新纂国訳大蔵経』などがある。).

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大智度論

『大智度論』(だいちどろん、Mahā-prajñāpāramitā-śāstra, マハー・プラジュニャーパーラミター・シャーストラ)は、大乗仏教中観派の祖である龍樹による、『摩訶般若波羅蜜経』(大品般若経、二万五千頌般若経、Mahā-prajñāpāramitā Sūtra)に対する、百巻に及ぶ注釈書である。初期の仏教からインド中期仏教までの術語を詳説する形式になっているので、仏教百科事典的に扱われることが多い。漢訳は鳩摩羅什による(402-405年、大正蔵No.1509)。 題名の「智度」(ちど)とは、「六度」(六波羅蜜)の内の「智慧波羅蜜」、「般若波羅蜜」(prajñāpāramitā)のこと。「智」は「智慧」すなわち「般若」の、「度」は「渡」と同じで「彼岸に渡ること」すなわち「波羅蜜」の意訳である。。つまり、「大-智度」とは「摩訶-般若波羅蜜(Mahā-prajñāpāramitā)」(経)の意訳であり、「大智度論」(Mahā-prajñāpāramitā-śāstra)という題名は、そのまま「『摩訶般若波羅蜜経』(Mahā-prajñāpāramitā Sūtra)についての論」の意である。 以上のごとく、『大智度論』という意訳的な漢訳題名は直感的に分かりづらいので、より原題に素直に『摩訶般若波羅蜜経釈論』『摩訶般若釈論』の名で呼ばれたりもする。.

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女犯

女犯(にょぼん)とは、原則として戒律により女性との性行為を絶たねばならない仏教の出家者が、戒律を破り女性と性的関係を持つこと。.

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姚興

姚 興(よう こう)は、五胡十六国時代の後秦の第2代皇帝。羌の出身で、姚萇の子。諡号は文桓皇帝だが、在位のほとんどは皇帝ではなく天王を名乗った。 姚興は前秦の残党勢力を滅ぼし、一時的に西秦、南涼、北涼、西涼、後蜀を形式上は従えて華北の西部に巨大な勢力を築き上げた。姚興の没後の後秦は、赫連勃勃の独立や皇位をめぐる親族の争いにより実質的に滅んだ。姚興は熱心な仏教徒であり、仏教が中国において国の支援を受けたのは姚興の後秦が初めてである。401年、後涼で暮らしていた仏僧の鳩摩羅什(クマーラジーヴァ)を常安(長安)に迎え入れた。.

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不空金剛

不空金剛(ふくうこんごう、サンスクリット:अमोघवज्र 、アモーガヴァジュラ)(705-774)は、唐の高僧、訳経僧。金剛智・善無畏によってもたらされた密教を唐に定着させた。真言宗では三蔵法師の一人である事から「不空三蔵」と尊称し、真言八祖の「付法の八祖」では第六祖、「伝持の八祖」では第四祖とする。また「不空」とも略称される。四大訳経家の1人。弟子には含光・慧超・恵果・慧朗・元皎・覚超(六哲)がいる。.

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中観派

中観派(ちゅうがんは、माध्यमिक,, マーディヤミカ)は、インド大乗仏教において、瑜伽行派(唯識派)と並ぶ2大学派のひとつ総合仏教大辞典編集委員会 『総合仏教大辞典』 法蔵館、1988年1月、994-995頁。。龍樹(りゅうじゅ、Nāgārjuna, ナーガールジュナ、150年 - 250年頃)を祖師とし、その著作『中論』などを基本典籍とする学派。『中論』を根底として般若空観を宣揚した中村元 『広説佛教語大辞典』中巻 東京書籍、2001年6月、1179-1180頁。。縁起と空の思想を説き、中(madhyama) もしくは中道 (madhyamā pratipat) の立場を重んじる中村・2005年 250頁。.

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中論

『中論』(ちゅうろん)、正式名称『根本中頌』(こんぽんちゅうじゅ、Mūlamadhyamaka-kārikā, ムーラマディヤマカ・カーリカー)は、初期大乗仏教の僧・龍樹(ナーガールジュナ)の著作である。インド中観派、中国三論宗、さらにチベット仏教の依用する重要な論書である。.

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三論宗

三論宗(さんろんしゅう)は、中国・東アジアの大乗仏教宗派の1つで、インド中観派の龍樹の『中論』『十二門論』、その弟子提婆の『百論』を合わせた「三論」を所依の経典とする論宗である。空を唱える事から、空宗とも言う。その他、無相宗・中観宗・無相大乗宗の呼び方もある。日本仏教における三論宗は、南都六宗の一つ。.

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三蔵法師

三蔵法師(さんぞうほうし、、、)とは、仏教の経蔵・律蔵・論蔵の三蔵に精通した僧侶(法師)のこと。また転じて訳経僧を指していうようになった。単に「三蔵」と呼ぶこともある。 日本では中国の伝奇小説『西遊記』に登場する人物「三蔵法師」として特に有名だが、三蔵法師というのは一般名詞であり、尊称であって、固有名詞ではない。西遊記の三蔵法師(玄奘三蔵)は数ある三蔵法師のうちのひとりである。.

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五明

五明(ごみょう、)とは、古代インドの学問の分類。仏教を通じて日本にも影響を与えた。.

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亀茲

亀茲(きじ、きゅうし、拼音:Qiūzī)は、かつて中国(東トルキスタン)に存在したオアシス都市国家。現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区アクス地区クチャ県(庫車県)付近にあたり、タリム盆地の北側(天山南路)に位置した。丘茲、屈茲とも書かれ、玄奘の『大唐西域記』では屈支国(くつしこく)と記されている。 紀元前1世紀の西域諸国。.

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仏教

仏教寺院 仏教(ぶっきょう、旧字体:佛敎、サンスクリット:बौद्धधर्मः 、Buddhism)は、インドの釈迦(ゴータマ・シッダッタ、もしくはガウタマ・シッダールタ、ゴータマ・シッダールタ)を開祖とする宗教である。キリスト教・イスラム教と並んで、日本では出版点数の多い宗教の一つに数えられる。仏陀(仏、目覚めた人)の説いた教えである。 その教義は、苦しみの輪廻から解脱することを目指している。原因と結果の理解に基づいており、諸々の現象が縁起するとされる。 仏教は仏、その教えである法、その実践者である僧からなる三宝を中心に組織されている。実践における戒定慧の三学は、戒律、心を集中する禅定、ものごとの縁起を観察する智慧であり、後ろ二つは併せて止観とも呼ばれる仏教の瞑想法である。実践にて重要となる能力は六波羅蜜や八正道のように、いくつかの方法でまとめらている。 紀元前450年ごろに、インドで開始された仏教は、今では初期仏教として研究されている。釈迦は、他の苦行などの実践者の主張であるアートマン(真我)の存在を否定して無我とした。釈迦の死後数百年で部派仏教が生まれ、大きく大衆部と上座部とに、さらに細かく分かれたが、今なお大きな勢力として続いているのは南伝した上座部仏教であり、初期の教えを模範としている。紀元前の終わりごろには北伝し日本にも伝わることになる大乗仏教が開始され、教義や団体は多彩に発展しており、禅の瞑想法の様々、チベットや日本の真言宗に残る密教、一方で浄土信仰のような信仰形態の変化など多様である。『日本書紀』によれば仏教が伝来したのは飛鳥時代552年(欽明天皇13年)である(日本の仏教)。.

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廬山

廬山(ろざん、中国語ではLushan)は中国江西省九江市南部にある名山。峰々が作る風景の雄大さ、奇絶さ、険しさ、秀麗さが古より有名で、「匡廬奇秀甲天下」(匡廬の奇秀は天下一である)と称えられてきた(匡廬とは廬山の別名)。廬山国家風景名勝区に指定されているほか、廬山自然公園としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。また「廬山第四紀氷河地形国家地質公園」としてジオパークにも指定されており、ユネスコの世界ジオパークネットワークにより認定されている。.

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後秦

後秦(こうしん、384年 - 417年)は、中国の五胡十六国時代に羌族の族長姚萇によって建てられた国。姚秦(ようしん)とも呼ばれる。.

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僧叡

僧叡(そうえい).

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トカラ語

トカラ語の残存文書(トカラB) トカラ語の残存文書(トカラB) トカラ語の残存文書(トカラB) トカラ語(トカラご、トハラ語、英:Tocharian languages)は、現在の中華人民共和国新疆ウイグル自治区のタリム盆地北縁(天山南路)にあたる地域で8世紀頃まで話され、ブラーフミー文字に似たトカラ文字で書いた写本が残っている言語。インド・ヨーロッパ語族に属し、独立した語派「トカラ語派」を形成する。膠着語的な性格を有していたことが分かっている。.

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トカラ文字

 トカラ文字とは、ブラーフミー文字の一種で、中央アジアのインド・ヨーロッパ語族に属すトカラ語を記すのに用いられた文字。とりわけ、8世紀頃から(あるいは、もっと早く)、ヤシの葉、木版、などに書かれたものが、タリム盆地の極度に乾燥した気候によって保存されている。言語サンプルの出土地点は、クチャ、カシュガルなどで、多くの壁面上の記述を含む。  とは相互に理解可能ではない。正確に言えば、試験的な解釈に依拠する「twqryはTokharoiに関連づく」という説は、本来、トカラ語Aのみがトハラ人に結び付くのであって、トカラ語Bの方は(話者自身の呼び名に従えばkuśiññe)と呼ぶべきである。しかし、学術研究においては、両者の文法は通常一緒に扱われるため、AとBという呼称は都合が良いと考えられている。共通の原トカラ語は、少なくとも数世紀は遡れる言語でなければならないが、恐らくは、紀元前1世紀頃と推定される。また、トカラ語Aは、地理的範囲の狭さと世俗的文書の少なさから、これを典礼言語とし、両者は漢文と現代中国語のような関係性にあったのではないかとも考えられている。しかしながら、トカラ語文書全般の保存状態が断片的であるがために、トカラ語Aの世俗的コーパスが少ないことを断定できるわけではない。  トカラ語で使用される文字は、ブラーフミー系文字のアルファベット音素(アブギダ)に由来しており、斜体のブラーフミー文字とも称される。手稿の多くが既に知られている仏典をサンスクリット語から翻訳したものであることが明らかとなり、これが時には2言語併記であったことから、新しい言語の解読は大いに促進された。仏教やマニ教などの宗教書以外では、寺院における往来書簡や帳簿、商業文書、キャラバンの許可証、医術、呪術、恋愛詩などがある。彼らの多くは、マニ教の二元論と仏教を信仰していた。  1998年に中国の言語学者季羨林は、1974年に焉耆で発見された弥勒会見記断片に関する翻訳および分析を出版した。  トカラ文字は、恐らく、ウイグルがキルギズによってモンゴル高原から駆逐されてタリム盆地へと逃れた頃、840年以降に絶滅したと考えられる。この説は、トカラ語から翻訳されたウイグル語文書の発見を支持するものである。ウイグルによる支配の時期、人々はウイグル人と同化していき、現代の新疆の民族構成が形成されていった考えられる。.

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呂光

呂 光(りょ こう)は、五胡十六国時代の後涼の創始者。略陽郡(現在の甘粛省天水市)の氐人。前秦の太尉の呂婆楼の子。 当初は前秦の部将で西域討伐を命じられていたが、383年に前秦が淝水の戦いにより衰退すると後涼を建国した。後涼は南涼や北涼が独立してから不安定になり、呂光の死の数年後には滅亡した。中国では呂布と併称される呂氏の猛将として、呂氏の族譜に掲載されることが多い。.

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呂纂

呂 纂(りょ さん)は、五胡十六国時代の後涼の第3代天王。懿武帝呂光の庶長子。.

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インド

インドは、南アジアに位置し、インド洋の大半とインド亜大陸を領有する連邦共和制国家である。ヒンディー語の正式名称भारत गणराज्य(ラテン文字転写: Bhārat Gaṇarājya、バーラト・ガナラージヤ、Republic of India)を日本語訳したインド共和国とも呼ばれる。 西から時計回りにパキスタン、中華人民共和国、ネパール、ブータン、バングラデシュ、ミャンマー、スリランカ、モルディブ、インドネシアに接しており、アラビア海とベンガル湾の二つの海湾に挟まれて、国内にガンジス川が流れている。首都はニューデリー、最大都市はムンバイ。 1947年にイギリスから独立。インダス文明に遡る古い歴史、世界第二位の人口を持つ。国花は蓮、国樹は印度菩提樹、国獣はベンガルトラ、国鳥はインドクジャク、国の遺産動物はインドゾウである。.

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カシミール

ミールあるいはカシュミール(کٔشِیر / कॅशीर, Kashmir, کشمیر)は、インド北部とパキスタン北東部の国境付近にひろがる山岳地域である。標高8000m級のカラコルム山脈があり、パキスタンとの国境には世界第2の高峰K2がそびえる。.

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カシュガル市

ュガル市(カシュガルし、ウイグル語:قەشقەر 転写:Qeşqer、ケシケル市、喀什市)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区カシュガル地区に位置する県級市である。同地区の首府が設置される。人口の80%は土着のウイグル族など少数民族が占める。カシュガル大都市圏人口は120万人に達する。古くからシルクロードの要衝として、またイスラームの拠点都市としても発展し、国家歴史文化名城に指定されている。.

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クチャ県

3世紀のタリム盆地。盆地北部の茶色部分(Kuqa)が亀茲 クチャ県(-けん、庫車県)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区アクス地区に位置する県。シルクロード(天山南路)のルート上にあって、古代オアシス都市国家亀茲国の栄えた地であり、歌舞の郷と称される。 石油や天然ガスが豊富な、西部大開発の重要な基地である。.

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サンスクリット

Bhujimolという書体を使って書かれており、椰子の葉からできている (貝葉)。 サンスクリット(संस्कृत、saṃskṛta、Sanskrit)は、古代インド・アーリア語に属する言語。インドなど南アジアおよび東南アジアにおいて用いられた古代語。文学、哲学、学術、宗教などの分野で広く用いられた。ヒンドゥー教、仏教、シーク教、ジャイナ教の礼拝用言語でもあり、現在もその権威は大きく、母語話者は少ないが、現代インドの22の公用語の1つである。 サンスクリットは「完成された・洗練された(言語、雅語)」を意味する。言語であることを示すべく日本ではサンスクリット語とも呼ばれる。 漢字表記の梵語(ぼんご)は、中国や日本でのサンスクリットの異称。日本では近代以前から、般若心経など、サンスクリットの原文を漢字で翻訳したものなどを通して、梵語という言葉は使われてきた。梵語は、サンスクリットの起源を造物神ブラフマン(梵天)とするインドの伝承を基にした言葉である。.

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唐(とう、、618年 - 907年)は、中国の王朝である。李淵が隋を滅ぼして建国した。7世紀の最盛期には、中央アジアの砂漠地帯も支配する大帝国で、中央アジアや、東南アジア、北東アジア諸国、例えば朝鮮半島や渤海、日本などに、政制・文化などの面で多大な影響を与えた世界帝国である。日本の場合は遣唐使などを送り、894年(寛平6年)に菅原道真の意見でその回の遣唐使を中止し、結果としてそれ以降遣唐使は送られず、それまでは積極的な交流をしていた。首都は長安に置かれた。 690年に唐王朝は廃されて武周王朝が建てられたが、705年に武則天が失脚して唐が復活したことにより、この時代も唐の歴史に含めて叙述することが通例である。 日本では唐の滅亡後も唐、唐土の語はそれ以降の王朝、さらには外国全般を漠然と指す語として用いられた。しかし、天竺同様昔の呼称のため、正確に対応するわけではない。詳しくは中国を参照のこと。.

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出三蔵記集

『出三蔵記集』(しゅつ さんぞうきしゅう)とは、中国において現存する最古の仏教経典(仏典)目録(「経録」)である。 梁の僧祐(中文)撰、15巻。6世紀初めの成立である。撰者の僧祐にちなみ、「僧祐録」「祐録」という略称が用いられる。.

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公案

1, 中国で、古代から近世までの役所が発行した文書。調書・裁判記録・判例など。唐代の通語に由来する。 2, 禅宗において雲水が修行するための課題として、老師(師匠)から与えられる問題である。 日本では昔から1千7百則とも言われ、法身、機関、言詮、難透などに大別されるが、その他に様々な課題がある。ほとんどがいわゆる「禅問答」的な、にわかに要領を得ず、解答があるかすら不明なものである。有名な公案として「隻手の声」、「狗子仏性」、「祖師西来意」などがある。  例: 両手を叩くと音がする。では片手の音とはなんだろう。(隻手の声) 公案を与えられた雲水は数年をかけてこれに取り組むのであるが、その過程を修行とする禅風を看話禅と呼び、臨済宗が看話禅のスタイルをとる。近世には一定の数の公案を解かないと住職になれない等、法臘(年数)の他に僧侶の経験を表す基準となった。.

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前秦

前秦(ぜんしん、、 351年 - 394年)は、中国の五胡十六国時代に氐族によって建てられた国。国号は単に秦だが、この秦を滅ぼして起こった西秦と後秦があるために前秦と呼んで区別する。 一時は華北を平定し中華統一を目指したが、南下して東晋に大敗。敗戦後に華北で諸国の自立と離反が相次ぎ滅亡した。.

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玄奘三蔵

奘(げんじょう、602年 - 664年3月7日)は、唐代の中国の訳経僧。玄奘は戒名であり、俗名は。諡は大遍覚『全唐文』「s:zh:大唐三藏大遍覺法師塔銘(並序)」で、尊称は法師、三蔵など。鳩摩羅什と共に二大訳聖、あるいは真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれる。 629年に陸路でインドに向かい、巡礼や仏教研究を行って645年に経典657部や仏像などを持って帰還。以後、翻訳作業で従来の誤りを正し、法相宗の開祖となった。また、インドへの旅を地誌『大唐西域記』として著し、これが後に伝奇小説『西遊記』の基ともなった。.

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破戒

破戒(はかい)とは、聖職者がその属する宗教の戒律を破ることである。 戒律には最大で350戒もの戒律があるが、破戒の対象となるものは、教団の規則である「律」ではなく、五戒や八斎戒などの自己の内面を罰する道徳的な「戒」の方であり、特に肉食や女犯を行う事を一般に破戒と指すようである。 ちなみに、教団の規則である律を犯した場合には、皆の前で懺悔(布薩)し、犯した罪の内容に応じて罰を受ければそれで済んだ。; 破戒の出家は牛に生るる; 破戒無慙 (破戒無慚) category:戒律 Category:罪.

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維摩経

『維摩経』 (ゆいまきょう、Vimalakīrti-nirdeśa Sūtra 藏:དྲི་མ་མེད་པར་གྲགས་པས་བསྟན་པ་ཞེས་བྱ་བ་མདོ ヴィマラキールティ・ニルデーシャ・スートラ)は、大乗仏教経典の一つ。別名『不可思議解脱経』(ふかしぎげだつきょう)。 サンスクリット原典と、チベット語訳、3種の漢訳が残存する。漢訳は7種あったと伝わるが、支謙訳『維摩詰経』・鳩摩羅什訳『維摩詰所説経』・玄奘訳『説無垢称経』のみ残存する。一般に用いられるのは鳩摩羅什訳である。 日本でも、仏教伝来間もない頃から広く親しまれ、聖徳太子の三経義疏の一つ『維摩経義疏』を始め、今日まで多数の注釈書が著されている。.

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真諦

真諦(しんだい、Paramārtha パラマールタ、499年 - 569年)は、西インド生まれで中国に渡来した訳経僧、真諦三蔵。鳩摩羅什、玄奘、不空金剛とともに四大訳経家と呼ばれている。旧字体表記では、眞諦。また、『続高僧伝』の本伝では、音訳表記によって、拘那羅陀や波羅末陀と書かれており、意訳で真諦、あるいは親依という、と記されているが、一般には真諦という呼称で通用している。.

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道生

道生(どうしょう、355年 - 434年)は、中国の南北朝時代に活躍した僧である。姓は魏氏。鉅鹿(きょろく、河北省巨鹿県)の出身。竺道生(じくどうしょう)とも呼ばれる。.

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訳経史区分

訳経史区分(やっきょうしくぶん)とは、中国における仏典の訳経史(サンスクリット等で書かれた原典の漢訳の歴史)における時代区分のことである。.

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訳経僧

訳経僧(やっきょうそう)は経典の翻訳に従事する僧。特に、中国においてサンスクリットの経典を漢訳する僧をさすことが多い。鳩摩羅什や玄奘三蔵などが代表的。霊仙三蔵のような、日本人の訳経僧もいる。『梁高僧伝』の撰者である慧皎は十科の分類を行なった際、その筆頭に訳経の僧を挙げており、道宣の『唐高僧伝』、賛寧の『宋高僧伝』などの高僧伝類に、その分類が受け継がれている。.

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高僧伝

『高僧伝』(こうそうでん)とは、一般名詞として、高僧の伝記、あるいは列伝を指して言う場合もあるが、固有名詞としては、中国の梁の慧皎(497年 - 554年)の撰した中国伝来以来、梁代までの高僧の伝記を集めたものを指す。全14巻、519年(天監18年)成立。また「梁高僧伝(梁伝)」ともいう。.

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阿毘達磨

阿毘達磨(あびだつま、Abhidhamma, アビダンマ、Abhidharma अभिधर्म, アビダルマ、音写:阿毘曇(あびどん)、毘曇(びどん)、阿鼻達磨)とは、仏教の教説(具体的には経蔵、律蔵など)の研究・思想体系、およびそれらの解説書・注釈書のこと。大法、無比法、対法と漢訳する。解説書・注釈書は論書といい、これらをまとめたものを「論蔵」と呼ぶ。.

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還俗

還俗(げんぞく)とは、僧侶になった者が、戒律を堅持する僧侶であることを捨て、在俗者・俗人に戻る事をいう。「復飾」(ふくしょく)とも。自らの意志で還俗する場合と、教団側から還俗させられる場合がある。 日本では、律令「僧尼令」における刑罰の一つでもあった。武士・公家の家督や棟梁、氏長者といったものを相続していた当主が亡くなり、謀反防止のためなどの理由で出家していた子弟・縁者などが相続して家名存続させる目的のものもあるなど、背景はさまざまである。明治時代初頭には神仏分離に端を発する廃仏毀釈により、全国で神宮寺の社僧などが還俗した。 また、宮門跡となって入寺得度(出家)した親王が再び皇親に戻り、宮家を継承することもあった。特に幕末維新期にはその数は増えていった。.

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長安

長安(ちょうあん、、)は、中国の古都。現在の陝西省の省都西安市に相当する。 漢代に長安と命名され、前漢、北周、隋などの首都であった。唐代には大帝国の首都として世界最大の都市に成長した。シルクロードの起点とされることもある(シルクロード:長安-天山回廊の交易路網)。また西都(さいと)、大興(だいこう)、西京(さいきょう)と呼ばれていた時期もあった。宋代以降は政治・経済の中心は東の開封に移り、長安が首都に戻ることはなかった。 西域に近かったこともあって、王朝の隆盛とともに国際都市となっていた唐代の長安は周辺諸民族が都城建設の模範とした。日本でも平城京や平安京は長安に倣ったと考えられており、日本において平安初中期の詩文の中で、平安京を指して長安と書いている例が見られる。やがて平安京は現在に至るまで洛陽に例えられるようになり、とりわけ南北朝頃からは、洛陽の西方にある副都になぞらえて、長安は平安京の右京(西京)の異称となった。.

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横超慧日

横超 慧日(おうちょう えにち、1906年 - 1995年)は、日本の仏教学者である。大谷大学名誉教授。専攻は中国仏教。文学博士。.

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波羅提木叉

波羅提木叉(はらだいもくしゃ、prātimokṣa:プラーティモークシャ、pātimokkha:パーティモッカ)は、仏教僧の集団である僧伽における規則となる戒律、あるいは、それを記した典籍(戒本)のこと。いわゆる具足戒のこと。別解脱戒とも。僧伽とは、仏教の出家者である比丘・比丘尼の集団である。比丘は男性出家者、比丘尼は女性。.

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法華経

法華経の 現代の解説書にはしばしば、このような写真とこのような主旨の解説が添えられている。。 『法華経』(ほけきょう、ほっけきょう)は、大乗仏教の代表的な経典。大乗仏教の初期に成立した経典であり、誰もが平等に成仏できるという仏教思想の原点が説かれているNHK 100分de名著 法華経[新]第1回「全てのいのちは平等である」2018年4月2日放送。聖徳太子の時代に仏教とともに日本に伝来した聖徳太子によって著されたとされる法華経の注釈書「法華経義疏」は、三経義疏の1つである。。.

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涼州

涼州(りょうしゅう)は、中国にかつて存在した州。現在の甘粛省、寧夏回族自治区一帯に設置され、現在では甘粛省の別称となっている。.

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漢訳

漢訳(かんやく)は、漢字文化圏に外側から入ってきた文章や、概念などを漢文・漢語へと翻訳を行なうことである。.

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成実宗

成実宗(じょうじつしゅう)は、仏教の宗派の1つで、『成実論』を研究する論宗(経を所依とせず、論を所依とする宗派)である。中国十三宗・日本仏教の南都六宗の1つで、三論宗に附属する宗派。.

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新疆ウイグル自治区

新疆ウイグル自治区(新疆維吾爾自治区)(しんきょうウイグルじちく)(شىنجاڭ ئۇيغۇر ئاپتونوم رايونی / Shinjang Uyghur Aptonom Rayoni)は、中華人民共和国の西端にある自治区である。1955年に設立され、首府はウルムチである。 民族構成はウイグル族のほか、漢族、カザフ族、キルギス族、モンゴル族(本来はオイラト族である)などさまざまな民族が居住する多民族地域であり、自治州、自治県など、様々なレベルの民族自治区画が置かれている。中華民国時代には、1912年から新疆省という行政区分が置かれていた。 本来中国には時差が設定されていないが、新疆では非公式に北京時間(UTC+8)より2時間遅れの新疆時間(UTC+6)が使われている。.

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摩訶般若波羅蜜経

『摩訶般若波羅蜜経』(まかはんにゃはらみつきょう)は、般若経典の一つである『二万五千頌般若経』(にまんごせんじゅはんにゃきょう、Pañcaviṃśatisāhasrikā-prajñāpāramitā Sūtra, パンチャヴィムシャティサーハスリカー・プラジュニャーパーラミター・スートラ)の、鳩摩羅什による漢訳である。90品(高麗大藏再雕本は27巻、思溪資福藏、普寧藏等は30巻)の比較的規模の大きな経であり、通常『大品般若経』(大品)と呼ばれている。 鳩摩羅什の訳した経の中には、『摩訶般若波羅蜜経』と名づけられるものがもう一つあるが、そちらは『八千頌般若経』の漢訳(408年)で、大品に対し29品(10巻)しかないので『小品般若経』(小品)と呼ばれる。 ナーガールジュナ(龍樹)が著した『大智度論』は、本経(『大品般若経』)に対する注釈書である。.

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慧厳

慧厳(えごん、363年 - 443年)は、中国の南北朝時代に活躍した僧である。姓は范氏。豫州の人。.

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慧皎

慧皎(えこう、497年 - 554年)は中国南朝梁代の僧で、『高僧伝』の撰者である。.

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慧遠 (東晋)

慧遠(えおん、334年 - 416年)は、中国の東晋、廬山に住んだ高僧。隋代、浄影寺の慧遠と区別して廬山の慧遠とも呼ばれる。俗姓は賈氏。中国仏教界の中心的人物の一人である。.

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慧観

慧観(えかん)は、中国の南北朝時代に活躍した僧である。姓は崔氏。清河の人。.

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晋書

『晋書』(しんじょ )は、中国晋王朝(西晋・東晋)について書かれた歴史書。二十四史の一つ。唐の648年に太宗の命により、房玄齢・李延寿らによって編纂された。帝紀十巻・載記(五胡の単于・天王・皇帝に関する記述)三十巻、列伝七十巻、志二十巻によって構成される紀伝体。.

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344年

記載なし。

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350年

記載なし。

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356年

記載なし。

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369年

記載なし。

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384年

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401年

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402年

記載なし。

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409年

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413年

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