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カロリング小文字体

索引 カロリング小文字体

リング小文字体(カロリングこもじたい)またはカロリング体とは、ヨーロッパにおけるカリグラフィーの標準として発達した書体である。これにより、ラテン文字を使用する異なる地域の識字階層の意志疎通が容易になった。カロリング小文字体は、西暦800年から1200年ごろにかけて、神聖ローマ帝国で使われた。コデックス、非キリスト教、キリスト教のテキストに使われ、カロリング・ルネサンスを通じてカロリング小文字体で教育書が書かれた。この書体はブラックレターに発展し使われなくなったが、イタリア・ルネサンスで復興され、近代の書体の基本になった。.

47 関係: 古代ローマ古英語合字字体人文主義者修道院長ペイガニズムマインツヨーロッパラテン文字ルネサンスロンバルディア州ローマローマ筆記体ローマ教皇庁ヴュルツブルクボッビオブラックレターフルダベネヴェント公国アルドゥス・マヌティウスアルクィンアンパサンドアンシャル体アーヘンアインハルトインシュラー体オーストリアカリグラフィーカロリング朝カロリング朝ルネサンスカール大帝キリスト教コデックスゴート語ザルツブルクスラヴ語派スロベニア語スイスÆ写字室神聖ローマ帝国疑問符聖書日課識字長いs書体

古代ローマ

古代ローマ(こだいローマ、Roma antiqua)は、イタリア半島中部に位置した多部族からなる都市国家から始まり、領土を拡大して地中海世界の全域を支配する世界帝国までになった国家の総称である。当時の正式な国号は元老院ならびにローマ市民(Senatus Populusque Romanus)であり、共和政成立から使用されて以来滅亡まで体制が変わっても維持された。伝統的には476年のロムルス・アウグストゥルスの退位をもって古代ローマの終焉とするのが一般的であるが、ユスティニアヌス1世によってイタリア本土が再構成される554年までを古代ローマに含める場合もある。ローマ市は、帝国の滅亡後も一都市として存続し、世界帝国ローマの記憶は以後の思想や制度に様々な形で残り、今日まで影響を与えている。.

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古英語

古英語(こえいご、古英語:, )または古期英語、アングロ・サクソン語()は、5世紀半ばから12世紀を中心にイングランドで使われた、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属し、現代英語の祖語にあたる言語。 言語学者によっては西ゲルマン語群に分類する。現在のドイツ語の古語に当たる古ドイツ語のうち、古フランク語および古ザクセン語などの「古低ドイツ語」とは近縁にある。辞書などではしばしばOEと略記する。現在は死語と化している。 バイキングによりイングランドに古ノルド語が持ち込まれ、古英語に影響を与えた。他のゲルマン諸語と古ノルド語はまだ相互理解可能であった。古英語は均一の言語ではなく、方言があり、時期によっても異なる。ゲルマン人の一派であるアングル人とサクソン人の言葉が、グレートブリテン島移住に伴い、イングランド(アングル人の地)へ持ち込まれたことに始まる。のちイングランドに来襲したデーン人の言語であるデーン語(古ノルド語の一種)などの要素も、入り込んだ。 古英語に対して、古英語以降16世紀までの英語を中英語、17世紀頃までを初期近代英語それ以降を現代英語と言う。古英語の使われた時期を確定することは困難である。おそらく4世紀半ばにはグレートブリテン島での古英語の使用は始まっていた。古英語と中英語の境として、ウィリアム1世によってノルマン・フランス語の語彙が大幅に流入した1066年のノルマン・コンクエストを採用することが多い。しかしこのことはこの時期以降、古英語が使われなくなったことを意味しない。.

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合字

合字(ごうじ、Ligature)とは、複数の文字を合成して一文字にしたもの。抱き字、連字ともいう。ユリウス・カエサルの表記「」の「」が典型的な合字の例である。.

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字体

図1(刀) 図2(刃) 図3 字体(じたい)とは、図形を一定の文字体系の一字と視覚的に認識する概念、すなわち文字の骨格となる「抽象的な」概念のことである。.

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人文主義者

人文主義者(じんぶんしゅぎしゃ)とは、ルネサンス期において、ギリシア・ローマの古典文芸や聖書原典の研究を元に、神や人間の本質を考察した知識人のこと。特に、15世紀-16世紀に活動したフランス人の影響が大きいため、日本ではフランス語のまま「ユマニスト」(humaniste)と表現されたりもする。英語では「ヒューマニスト」(humanist)、イタリア語で「ウマニスタ」(Umanista)など、各言語の相当語彙でも共有・表現される概念だが、人道主義・博愛主義などの意味で用いられる場合と区別するために、「ルネサンス・ヒューマニスト」(Renaissance humanist)などと表現されたりもする。人文学者(じんぶんがくしゃ)とも。.

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修道院長

西方教会における修道院長の紋章の基本型 修道院長(しゅうどういんちょう)とは、修道院の長である者を指すキリスト教用語である。ラテン語ではアッバス (Abbas) といい、原義は「父」を意味する。西欧中世においては司教に匹敵する権威を持ち、世俗領主のような富と権力を持つ院長もあらわれた。女子修道院長の場合、女性形abbatissaとなる。.

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ペイガニズム

火の周りで踊るマヤの祭司Kirdi)すなわち"'''pagan'''" と呼んだ。 ペイガニズム(Paganism、Paganisme:パガニスム、Paganismus)とは、自然崇拝や多神教の信仰を広く包括して指し示す、印欧語圏における言葉であり、アブラハムの宗教(アブラハムの一神教)の視点から用いられている言葉である。侮蔑語や差別用語として使われることが多い。 一方、アメリカ合衆国では1960年代以降、ペイガンと自己規定する人々のさまざまな折衷主義的で個人主義的な無数の宗教運動が各地で発生しており、ペイガニズムという言葉を従来とは異なった価値観をもって使用する自称ペイガンないしネオペイガンが今日では数千人以上の規模で存在する。.

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マインツ

マインツ大聖堂 マインツ大聖堂内部 第二次大戦で破壊された教会 マインツ(Mainz)は、ドイツ連邦共和国の都市。ラインラント=プファルツ州の州都。中世よりマインツ大司教の司教座聖堂の所在地であり、活版印刷の発明者ヨハネス・グーテンベルクの出身地でもある。一時フランス領であった時期には、フランス語のマイエンス(Mayence)の名で呼ばれた。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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ラテン文字

ラテン文字(ラテンもじ、abecedarium Latinum、Latin alphabet、ラテンアルファベット)は、表音文字(音素文字・アルファベット)の一つである。ローマ文字、ローマ字(alfabeto Romano、Roman alphabet)とも呼ばれる。 文字を右書きで横に並べることで単語を表記し、単語間を分かち書きで区切って並べることで文章を構成する。それぞれの文字は子音か母音を表す。 今日、人類社会で最も解読者人口が多い文字である。 元来ラテン語の文字で、古くから西欧・中欧の諸言語で使われているが、近代以降はこれら以外にも使用言語が多い。ただし発音の文字への表記方法は各言語ごとに異なっており、同じ綴りでも言語によって違う発音をすることはラテン文字においては全く珍しくない。英語など、古い時代に表記法が定められた言語においては表記と発音の間の乖離も大きなものとなってきている。.

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ルネサンス

レオナルド・ダ・ヴィンチによるウィトルウィウス的人体図、科学と芸術の統合 ルネサンス(Renaissance ルネサーンスイギリス英語発音: リネイスンス、アメリカ英語発音: レナサーンス)は「再生」「復活」を意味するフランス語であり、一義的には、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動であり、14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に広まった(文化運動としてのルネサンス)。また、これらの時代(14世紀 - 16世紀)を指すこともある(時代区分としてのルネサンス)。 日本では長らく文芸復興と訳されており、ルネサンスの時代を「復興期」と呼ぶこともあったが、文芸のみでなく広義に使われるため現在では余り使われない。ルネッサンスとも表記されるが、現在の歴史学、美術史等ではルネサンスという表記が一般的である。.

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ロンバルディア州

ンバルディア州(Lombardia )は、イタリア共和国北西部に位置する州。州都はイタリア第二の都市であるミラノ。 イタリア最大の人口(約1000万人)を擁する州であり、これはイタリアの人口の1/6にあたる。また、イタリアの国内総生産(GDP)の1/5を生産する。.

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ローマ

ーマ(Roma、Roma)は、イタリアの首都。欧州有数の世界都市であり、ラツィオ州の州都、ローマ県のコムーネの一つで、ローマ県の県都でもある。英語とフランス語の表記は「Rome」。.

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ローマ筆記体

ーマ筆記体(ローマひっきたい)は、ラテン筆記体ともいい、古代ローマおよび中世の一部の時代に使われた手書きの書体である。通常は古筆記体と新筆記体に分けられる。.

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ローマ教皇庁

ーマ教皇庁(ローマきょうこうちょう、Curia Romana)は、使徒ペトロに由来するとされる使徒継承教会の首長としての地位の継承者として存続するカトリック教会の使徒座のこと。また、ローマ教皇の下に全世界のカトリック教会を統率する組織でもある。現在の所在地はローマのバチカンであり、バチカン市国という世界最小の主権国家の中に置かれている。カトリック教会内や国際連合などでは、聖庁、聖座(Holy See, Sancta Sedes)という呼称も用いられる。 かつて教皇は世俗の領主のように自らの領地(教皇領)を持っており、事実上国家と同様に独立した行政権を領地内で行使していたが、19世紀末のイタリア統一運動の中で失っている。ラテラノ条約によって成立したバチカンは、教皇庁が支配する国際法上の主権国家であるが、かつての教皇領のような世俗的支配を行う領地ではなく、国民は教会関係者のみである。 なお、14世紀のいわゆる「アヴィニョン捕囚」の時代、教皇庁は南フランスのアヴィニョンに遷座された(アヴィニョン教皇庁)。.

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ヴュルツブルク

ヴュルツブルクの象徴的風景、マリエンベルク要塞と旧マイン橋 世界遺産ヴュルツブルクのレジデンツ ヴュルツブルク(標準ドイツ語:Würzburg, バイエルン語:Wiazburg)は、ドイツ連邦共和国バイエルン州ウンターフランケン行政管区の郡独立都市で、ウンターフランケン行政管区、ウンターフランケン郡市連合、ヴュルツブルク郡の本部所在地である。このマイン川沿いの都市はバイエルン州の23の上級中心都市の一つであり、人口135,000強の人口はミュンヘン、ニュルンベルク、アウクスブルクに次いで同州で4番目に大きな都市である。ビュルツブルク、ウュルツブルクとも表記する。 アイルランドから渡来しフランケン地方をキリスト教化した聖キリアン (Kilian) の殉教地として中世より司教領として栄えた。現在この都市は、カトリックのヴュルツブルク司教区の司教座都市である。近隣のより大きな都市は、北西約120kmのフランクフルト・アム・マイン、南東115kmのニュルンベルク、140km南西のシュトゥットガルト、177km西のマンハイムが挙げられる。ニュルンベルク、フランクフルトへはいずれもICEでほぼ1時間ほどである。ヴュルツブルクは2004年に1300年祭を祝った。世界的に有名なヴュルツブルクのレジデンツは、その庭園群と広場を含め、1981年にユネスコ世界遺産に登録された。ドイツ観光街道の代表的存在であるロマンティック街道の起点として、またフランケン・ワインの集積地として知られている。.

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ボッビオ

ボッビオ(Bobbio)は、イタリア共和国エミリア=ロマーニャ州ピアチェンツァ県にある、人口約3,600人の基礎自治体(コムーネ)。 トレッビア川の渓谷に位置し、ピアチェンツァの南西となる。同名の修道院と司教区がある。.

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ブラックレター

ラテン語の聖書(1407年)に書かれたブラックレター ブラックレター(Blackletter)はアルファベットの書体の一つ。 西ヨーロッパで12世紀から15世紀にかけて使われていたが、ドイツにおいてはフラクトゥール(ドイツ文字)と呼ばれるものが20世紀まで用いられていた。このため、ブラックレター全体を指してフラクトゥールと呼ぶこともある。また、日本語においてゴシック体と呼ばれる書体はアルファベットの書体としてはサンセリフであり、英語においてゴシック体(Gothic Script)と言うと通常はブラックレターを指すので注意を要する。.

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フルダ

フルダ(Fulda)は、ドイツ連邦共和国の都市。ヘッセン州に属する。ブラウン管の発明で知られる、カール・フェルディナント・ブラウンの出生地。人口は約6万3千人(2003年末)。.

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ベネヴェント公国

ベネヴェント公国(ベネヴェントこうこく、Ducato di Benevento)は、中世におけるイタリア最南端のランゴバルド系公国で、ベネヴェント、メッツォジョールノ(南イタリア)を中心としていた。ランゴバルド三侯国のひとつ。.

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アルドゥス・マヌティウス

マヌティウスの肖像画アルドゥス・ピウス・マヌティウス(Aldus Pius Manutius 1450年頃 - 1515年2月6日)は、15世紀に活躍した、商業印刷の父と言われるルネサンス期ヴェネツィアで活躍した出版人。1494年にはアルド印刷所(英; Aldine Press)を設立しヴェネツィアから多くの名著を出版し、子・孫の3世代に渡って印刷文化を牽引した。 バッシアーノに生まれ、ローマで成長する。古典のギリシャ語、ラテン語を学び、人文主義者のピコ・デラ・ミランドラとも交友があり、非常に学識豊かであった。1475年から20年かけて、ヴェネツィア印刷工房を設け、ギリシア、ラテンの古典(約120点)を校訂し、出版した。ギリシャ文字の活字を製造し、また、イタリック体やアンティカ体を開発した。 近代の印刷技術の祖であるヨハネス・グーテンベルクとアルドゥスの作った本には2つの大きな相違点がある。それはノンブル(ページ番号)の有無及び本のサイズである。グーテンベルク聖書に見られるように、グーテンベルクの作った本にはいずれもノンブル付けがなく、かつ大変な大型本であったのに対し、アルドゥスの視点は異なり、ページの順序を示す番号を紙面の端につけ、また八つ折り判を採用することで本のサイズ自体を小さくした。「持ち歩ける」小型本の歴史はアルドゥスに始まるものであり、これは書物史における転換点であった。 一方では、彼による技術革新によって海賊版とよばれる刊行物の横行と、それに対する戦いが始まることとなり、これは21世紀に至るまで続いている。 DTPという概念を創出した20世紀における出版関連ソフトウェアの開発企業アルダスは、彼の名(英語読みでアルダス・マニューシャス)を取ったものである。.

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アルクィン

アルクィン(中央の人物) アルクィン(Alcuin、735年? - 804年5月19日)は、イングランドブリテン島のヨーク出身の修道士、神学者。長年ヨークにある学校の教師として勤めたのち、カール大帝のフランク王国の教会制度と教育制度の相談役を務めた。769年からはトゥールの司教となり、聖マルティヌス(サン・マルタン)修道院院長で、カロリング朝ルネサンスを代表する人物である。.

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アンパサンド

アンパサンド (ampersand, &amp) とは「…と…」を意味する記号である。ラテン語の "et" の合字で、Trebuchet MSフォントでは、10pxと表示され "et" の合字であることが容易にわかる。ampersa、すなわち "and per se and"、その意味は"and by itself and"である。.

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アンシャル体

アンシャル体(アンシャルたい、uncial script)は、西暦4世紀から8世紀にかけてラテン語とギリシャ語の写本に使われた大文字のGlaister, Geoffrey Ashall.

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アーヘン

アーヘン大聖堂 アーヘン大聖堂の内部 市庁舎 アーヘン(標準Aachen )は、ドイツ連邦共和国の都市。ノルトライン=ヴェストファーレン州に属する。フランス語名はエクス・ラ・シャペル (Aix-la-Chapelle)。オランダ語名はアーケン (Aken)。ラテン語名はアクアエ・グラニ (Aquae-Grani, Aquisgranum)。.

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アインハルト

アインハルト(Einhard)とは、カロリング朝フランク王国の廷臣、教職者、建築家、歴史家。エギンハルドゥス、エジナールとも。.

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インシュラー体

インシュラー体(島の書体を意味する)は、中世の書体の名称である。最初にアイルランドで使われ、後にグレートブリテン島に伝わり、さらにアイルランドのキリスト教の影響によって大陸ヨーロッパに広がった。アイルランドの宣教師は、ボッビオなどに修道院を建て、それにより大陸にこの書体がもたらされた。イングランドの宣教師に影響されたフルダなどの修道院でもインシュラー体が使われた。インシュラー体が関係するインシュラーアートのうち、現在までもっともよく残っているものは装飾写本である。インシュラー体はアイルランド語の正書法と、現代の手書きおよび印刷書体としてのゲール文字に大きく影響している。.

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オーストリア

ーストリア共和国(オーストリアきょうわこく、、バイエルン語: )、通称オーストリアは、ヨーロッパの連邦共和制国家。首都は音楽の都といわれたウィーン。 ドイツの南方、中部ヨーロッパの内陸に位置し、西側はリヒテンシュタイン、スイスと、南はイタリアとスロベニア、東はハンガリーとスロバキア、北はドイツとチェコと隣接する。基本的には中欧とされるが、歴史的には西欧や東欧に分類されたこともある。.

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カリグラフィー

15世紀イングランドの聖書写本におけるカリグラフィー ギヨーム・アポリネールによるカリグラム カリグラフィー(καλλιγραφία)は西洋や中東などにおける、文字を美しく見せるための手法。字を美しく見せる書法という面は日本の書道など東洋の書と共通する部分があるが、筆記にペンまたはそれに類する道具を用いているため、毛筆を使用する書道とは表現されたものが異なる。 記録媒体としての羊皮紙が高価であるため、文を残す際により多くの文字を紙に詰め込みつつ、より美しい表現を試みた結果、発明された。 カリグラフィーでデザインされるものはアルファベットだけでない。イスラム圏ではコーランの一部をカリグラフィーを用いて書いたタペストリーが見られるなど、文字を美しく見せる書法が発達している(アラビア書道)。アラビア書道であらわされる文字はアラビア語に限定されるが、イスラム圏においてはもう一か国、イランにおいてもカリグラフィーは非常に盛んであり、ペルシア書道と呼ばれる。ペルシア書道はペルシア語で書かれることを基本とし、ナスタアリーク体をはじめとする様々な書体を生み出した。インドにおいても様々な文字による書法が盛んである(インドのカリグラフィー)。 活版印刷の発明後も、さまざまなフォントのデザインにカリグラフィーは影響を与えた。印刷物の章の頭の1文字で、カリグラフィーの手法でデザインされた通常の活字より大きなものを用いることがあり、直接ペンで描写するもの以外にも応用されている。 画像:Arabic Calligraphy at Wazir Khan Mosque2.jpg|パキスタン・ラホールにある17世紀のモスク・ワジール・ハーン・モスク外壁の装飾文字 画像:Qur'an folio 11th century kufic.jpg|11世紀イランのコーラン写本.

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カロリング朝

ール時代のフランク王国('''青'''がカール即位時のフランク王国、'''赤橙'''がカールの獲得領、'''黄橙'''がカールの勢力範囲、'''濃赤'''はローマ教皇領) カロリング朝と東ローマ帝国とウマイヤ朝 カロリング朝(カロリングちょう、Carolingiens, Karolinger)は、メロヴィング朝に次いでフランク王国2番目の王朝。宮宰ピピン3世がメロヴィング朝を倒して開いた。名称はピピン3世の父、カール・マルテルにちなむ。なお、「カロリング」は姓ではなく「カールの」という意味である。当時のフランク人には姓はなかった。 フランク族のカロリング家は代々フランク王国のメロヴィング朝に仕え、宮宰(宰相)を輩出してきた家系であった。はじめピピン1世(大ピピン)はフランク王国の分国(アウストラシア)の宮宰であったが、ピピン2世(中ピピン)においてはフランク王国全体の宮宰を務め、ピピン3世(小ピピン)に至っては遂にメロヴィング朝を廃しカロリング朝を開いた。 751年から987年までフランク王国やそれが分裂した後の東フランク王国・西フランク王国・中フランク王国の王を輩出した。987年、西フランク王国の王家断絶をもって消滅した。 ピピン3世の子カール大帝の時代にはその版図はイベリア半島とブリテン島を除く今日の西ヨーロッパのほぼ全体を占めるに至った。ローマ教皇はカール大帝に帝冠を授け、西ヨーロッパに東ローマ帝国から独立した、新しいカトリックの帝国を築いた。カール大帝の帝国は現実的には、後継者ルートヴィヒ1世の死後3つに分割され、今日のイタリア・フランス・ドイツのもととなったが、理念上は中世を通じて西ヨーロッパ世界全体を覆っているものと観念されていた。 本記事ではカロリング家についても包括的に言及することとする。.

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カロリング朝ルネサンス

リング朝ルネサンスまたはカロリング・ルネサンス(Carolingian Renaissance, Renaissance carolingienne )とは、フランク王国(カロリング朝)のカール大帝(フランク王 768年 - 814年、西ローマ皇帝 800年 - 814年)の頃(8世紀~9世紀)に見られる古典復興、文化の隆盛を指す言葉である。.

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カール大帝

ール大帝(カールたいてい、742年4月2日 - 814年1月28日)は、フランク王国の国王(在位:768年 - 814年)。西ローマ皇帝厳密にはコンスタンティノス6世の後継者としての「ローマ帝国全土の皇帝」であるが、同時代に存在した東ローマ皇帝との地理的関係から、現代においては西ローマ皇帝とも表記される。同じく西ローマ皇帝と表記されるロムルス・アウグストゥルス以降に途絶えた西方正帝の地位を復活させたものではないことに注意を要する。(在位:800年 - 814年)。初代神聖ローマ皇帝とも見なされる。カロリング朝を開いたピピン3世(小ピピン)の子。フランス語でシャルルマーニュ といいラテン語ではカロルス・マグヌス 、ドイツ語ではカール・デア・グローセ 、英語ではフランス語綴りを英語読みでシャーレメイン、または英訳してチャールズ・ザ・グレート 、イタリア語ではカルロ・マーニョ 、スペイン語ではカルロマグノ 、ポルトガル語ではカルロス・マグノ 、トルコ語ではフランス語綴りを音訳してシャルルマン (Şarlman) という。日本ではカール大帝の名が世界史の教科書などで一般的に使用されているが、フランス語のシャルルマーニュもフランスの古典叙事詩や歴史書などからの翻訳でよく知られている。、またカール1世(シャルル1世)ともいう。ドイツ、フランス両国の始祖的英雄と見なされていることから、ドイツ風とフランス風の呼び方を共に避けて英語読みのチャールズ大帝という表記が用いられることもある。 768年に弟のカールマンとの共同統治(分国統治)としてカールの治世は始まり、カールマンが771年に早世したのちカールは43年間、70歳すぎで死去するまで単独の国王として長く君臨した。カールは全方向に出兵して領土を広げ、フランク王国の最盛期を現出させた。800年にはローマ教皇レオ3世によってローマ皇帝として戴冠されたが、東ローマ帝国ではカールのローマ皇帝位を承認せず、僭称とみなした。1165年、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世によってカール大帝は列聖された。カール大帝は、古典ローマ、キリスト教、ゲルマン文化の融合を体現し、中世以降のキリスト教ヨーロッパの王国の太祖として扱われており、「ヨーロッパの父」とも呼ばれる。カール大帝の死後843年にフランク王国は分裂し、のちに神聖ローマ帝国・フランス王国・ベネルクス・アルプスからイタリアの国々が誕生した。.

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キリスト教

リスト教で最も頻繁に用いられるラテン十字 アギア・ソフィア大聖堂にある『全能者ハリストス』と呼ばれるタイプのモザイクイコン。 キリスト教(キリストきょう、基督教、Χριστιανισμός、Religio Christiana、Christianity)は、ナザレのイエスをキリスト(救い主)として信じる宗教「キリスト教」『宗教学辞典』東京大学出版会、1973年、146頁。「キリスト教」『大辞泉』増補・新装版、小学館、1998年11月20日、第一版、714頁。 小学館、コトバンク。。イエス・キリストが、神の国の福音を説き、罪ある人間を救済するために自ら十字架にかけられ、復活したものと信じる。その多く(正教会正教会からの出典:・東方諸教会東方諸教会からの出典:・カトリック教会カトリック教会からの出典:・聖公会聖公会からの出典:・プロテスタントルーテル教会からの出典:改革派教会からの出典:バプテストからの出典:メソジストからの参照:フスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』p103 - p105, 教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353など)は「父なる神」「御父」(おんちち、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)。と「その子キリスト」「御子」(みこ、『ヨハネによる福音書』3:35〈『新共同訳聖書』〉)・「子なる神」。と「聖霊」を唯一の神(三位一体・至聖三者)として信仰する。 世界における信者数は20億人を超えており、すべての宗教の中で最も多い。.

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コデックス

デックス(羅: 西:)とは写本の形状の一種で、古代末期から中世にかけてつくられた冊子状の写本のことである。冊子本、冊子写本などと呼ばれることもある。 コデックスに対して、巻子本(巻物)をヴォリューム(羅:volumen)あるいはスクロール(scroll)という。 写本の構造的な研究のことを写本学(Codicology)といい、写本の内容に関する研究、特に字体に関する研究のことを総称して古文書学(英:Paleography)という。 コデックスといえばヨーロッパで書かれたものがほとんどであるが、マヤ・コデックスやアズテック・コデックスなどアメリカ大陸で16世紀頃までにつくられたものもある。コデックスはもともと巻物に代わってつくられていたが、やがて印刷本にとって代わられることになる。.

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ゴート語

ート語(ゴートご、ゴート語、Gothic language:, ラテン字転写:*gutiska razda)とは、ゴート族、特に西ゴート族によって話された、インド・ヨーロッパ語族のゲルマン語派の東ゲルマン語群に属する言語である。 なお、語頭の*(アスタリスク)は、後世に理論的に再建された語を示している。また説明文中、比較参考のための言語名を略している箇所がある。英は英語、独はドイツ語、瑞はスウェーデン語、希はギリシア語、ラはラテン語、諾はノルウェー語である。.

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ザルツブルク

ルツブルク(Salzburg)は、オーストリア中北部の都市で、同名のザルツブルク州の州都である。ドイツ語で特に区別して表記する場合、ザルツブルク市はStadt Salzburg、州はLand Salzburgとする。 郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、ザルツブルク=ウムゲーブング郡 の郡庁が置かれている。 旧市街と歴史的建造物は、1996年ユネスコ世界遺産に「ザルツブルク市街の歴史地区」として登録された。.

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スラヴ語派

ラヴ語派(スラヴごは)とは、インド・ヨーロッパ語族バルト・スラヴ語派の一派で、スラヴ系諸民族が話す言語の総称。かつては同民族の祖先スラヴ人に話される「スラヴ祖語」が存在したと想定されるが、スラヴ人の民族大移動の頃(5 - 6世紀)から分化が進み、次第に各語群が独自の特徴を明確にし始め、12世紀には単一言語としての統一は完全に失われた。.

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スロベニア語

ベニア語(スロベニア語: slovenski jezik, slovenščina)は、インド・ヨーロッパ語族に属するスラヴ語派のうち南スラヴ語群に属する西南スラヴ語の一言語。.

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スイス

イス連邦(スイスれんぽう)、通称スイスは中央ヨーロッパにある連邦共和制国家。永世中立国であるが、欧州自由貿易連合に加盟しているほかバチカン市国の衛兵はスイス傭兵が務めている。歴史によって、西欧に分類されることもある。 ドイツ、フランス、イタリア、オーストリア、リヒテンシュタインに囲まれた内陸に位置し、国内には多くの国際機関の本部が置かれている。首都はベルンで、主要都市にチューリッヒ、バーゼル、ジュネーヴ、ローザンヌなど。.

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Æ

Æ, æ とは、A と E の合字である。.

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写字室

写字室(しゃじしつ、Scriptorium, 複:scriptoria)は、中世ラテン語で、scribere(書く)+-orium(〜する場所)、つまり、「書く場所」。一般的に、中世ヨーロッパの修道院で写本筆写者が写本を作成するために使われた部屋を指す。ただし、現代の学術書で使われる「Scriptorium」は、物理的な部屋というよりも、修道院で共同で書かれたものに使われることが多い。.

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神聖ローマ帝国

聖ローマ帝国(しんせいローマていこく、,,, Holy Roman Empire)は、現在のドイツ、オーストリア、チェコ、イタリア北部を中心に存在していた国家。9~10世紀に成立し、1806年まで続いた。西ローマ帝国の後継国家を称した。.

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疑問符

疑問符(ぎもんふ)は約物のひとつで、「?」のように書かれる。疑問を表し、疑問を表す対象の後に置かれる。なお、耳垂れ(みみだれ)、クエスチョンマーク(question mark、クエッションマーク)、インテロゲーションマーク(interrogation mark)また、俗にははてなマークなどとも呼ばれる。 一般には、疑問文の最後に、終止符(マルやピリオド)に換えて置かれる。このため、疑問符は文の終わりをも示す。ただし、しばしば文の途中の疑問を表したい単語(不明確なことなど)の直後に置かれる。この場合、括弧で囲むことが多い。 俗に、疑問の度合いを増して表したいとき、??、???と重ねて書くことがある。また、(!?)のように感嘆符(!)を左に書いた感嘆符疑問符や、(?!)のように感嘆符を右につけた疑問符感嘆符もある。なお、この用途には、?と!を重ねた「(インテロバング)」という記号もある。 視覚的な表現として、マニュアルなどでヘルプの用途で疑問符を使用した記号が用いられる。また、質問を受け付ける案内所などの標識としても用いられる。.

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聖書日課

聖書日課(せいしょにっか)とは(共に米国英語:Lectionary、英国英語:Lexionary)、ユダヤ教およびキリスト教の伝統的な教派(カトリック、聖公会、ルーテル教会、正教会など)で毎日あるいは祝祭日の典礼(ミサまたは礼拝)で読む聖書の箇所はあらかじめ決められていて、その集合体をいう。.

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識字

識字(しきじ)(literacy)とは、文字(書記言語)を読み書きし、理解できること、またその能力。 文字に限らずさまざまな情報の読み書き、理解能力に言及する際には、日本語ではリテラシーという表現が利用される。.

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長いs

ſ ſ ſ ſ ſ は、ラテン文字のひとつであり、アルファベットの19番目の文字 S の小文字の別の形である。19世紀以降一般的になった字形 (s) との区別のために、"ſ" は長いs(langes s、long s)、語中のs(medial s)などと呼ばれる。それに対して "s" は短いs()、丸いs()、語末のs()などと呼ばれる。長いsには小文字のみが存在し、大文字は短いsと等しく "S" である。 18世紀後半から19世紀前半頃に使用されなくなり、「短いs」(s) に統一されたが、数学の積分記号などにその名残を確認することができる。.

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書体

書体(しょたい)とは、一定の文字体系のもとにある文字について、それぞれの字体が一貫した特徴と独自の様式を備えた字形として、表現されているものをいう。基礎となる字体の特徴、およびその字形の様式から導かれる、形態の差異によって分類される。例えば、漢字という文字体系のもとにある書体として、篆書・隷書・楷書・行書・草書の五体に加え、印刷用の書体(明朝体やゴシック体など)がある。これらはいずれも共通の文字集合から生まれながら、時代・地域・目的などにより、その形態を変化させていったものである。 英語の typeface の訳語としても用いられる。この場合は、広義における活字とその意匠についての概念として扱われる。 近年ではフォントと同義に用いられることがあり、フォントの使用ライセンスの単位として、1書体、2書体と数えることもある。しかし本来、書体は文字に通底する概念であって、金属活字の字面や写真植字の文字盤、またデジタルフォントのアウトラインデータそれ自体を指すものではない。 以下は字形から見た書体の類別(組版の視点から見た分類)に従って叙述する。.

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