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カマアシムシ

索引 カマアシムシ

マアシムシ(鎌脚虫)は、節足動物門六脚上綱内顎綱カマアシムシ目(原尾目、Protura)に属する動物の総称。 前脚を鎌のような形に持ち上げているところからその名がある。 内顎綱 Entognatha は昆虫に近縁でより原始的なグループで、ほかにトビムシ目とコムシ目が含まれ、昆虫とあわせて六脚類をなす。 福井眞生子,町田龍一郎 2005 つくば生物ジャーナル.

19 関係: 吉井良三多足類宮城教育大学土壌トビムシ目カマキリコムシ目内顎類六脚類動物節足動物菌糸菌類菌根青木淳一触角東海大学出版部昆虫

吉井良三

吉井 良三(よしい りょうぞう、1914年2月14日 - 1999年1月28日)は日本の昆虫学者。元京都大学教授。専門は洞窟生物学、昆虫形態学。 大阪府生まれ。京都帝国大学卒業。トビムシ研究から、日本の洞窟生物の研究をたちあげた。 また、その土壌動物採集の中でカマアシムシ目の昆虫を日本で初めて発見した。その種は彼の名にちなんでヨシイムシと名付けられた。 1959年 京都大学 理学博士。論文の題は 「粘管目の分類・系統学的研究」。 1987年勲三等旭日中綬章受章。.

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多足類

多足類(たそくるい)は、節足動物門多足亜門に属する動物の総称。日本では多足類は系統的に側分類群と考えられ、唇脚類(ムカデ綱)、結合類(コムカデ綱)、少脚類(エダヒゲムシ綱)、倍脚類(ヤスデ綱)を便宜的に結びつけた通称とする説が支持されていた。近年は他国と同様にこの4者に系統関係を認める説が有力となっている。.

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宮城教育大学

仙台市都心部の西の青葉山にあり、東北大学の青葉山キャンパスと隣接している。.

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土壌

土壌(どじょう)とは、地球上の陸地の表面を覆っている生物活動の影響を受けた物質層のことである。一般には土(つち)とも呼ばれる。.

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トビムシ目

トビムシ目(粘管目、弾尾目、Collembola)は、節足動物門六脚上綱内顎綱 (Entognatha) を構成する3目のうち1目である。内顎綱は昆虫に近縁でより原始的なグループで、ほかにコムシ目とカマアシムシ目が含まれ、昆虫とあわせて六脚類をなす。 特徴的な跳躍器でよく飛び跳ねるものが多いので、この名がある。森林土壌中では1m2あたり数万個体と極めて高い密度に達する。 基本的な構造には昆虫と共通する点が多いが、跳躍器や粘管などの独特の器官をもち、触角に筋肉があるなど特異な特徴を備えている。.

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カマキリ

マキリは、昆虫綱カマキリ目(蟷螂目、学名:)に分類される昆虫の総称。前脚が鎌状に変化し、他の小動物を捕食する肉食性の昆虫である。漢字表記は螳螂、蟷螂(とうろう)、鎌切。 名前の由来については、「鎌切」という表記があることからわかるように、「鎌で切る」から「鎌切り」となったという説と、「カマキリ」は、「鎌を持つキリギリス」の意味で、この「キリ」はヤブキリ、クサキリ、ササキリなどのキリギリスの仲間の名にふくまれる「キリ」と同じであるという説とがある。分類法によっては、ゴキブリやシロアリなどとともに網翅目(もうしもく、)とすることもある(その際、カマキリ類はカマキリ亜目になる)。かつてはバッタやキリギリスなどと同じバッタ目(直翅目、)に分類する方法もあったが、現在ではこれらとはそれ程近縁でないとされている。カマキリに似たカマキリモドキという昆虫がいるが、アミメカゲロウ目(脈翅目)に属し、全く別の系統に分類される。またおなじくカマキリに似た前脚を持つミズカマキリもカメムシ目(半翅目)に属し、全く別の系統である。これらは収斂進化の例とされている。.

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コムシ目

ムシ目(倍尾目、双尾目とも。Diplura)は節足動物門六脚上綱内顎綱 (Entognatha) のうち1目である。内顎綱は昆虫に近縁でより原始的なグループで、ほかにトビムシ目とカマアシムシ目が含まれ、昆虫とあわせて六脚類をなす。 腹端に1対の尾角がある。ナガコムシ類では鞭状に後ろに伸びるが、ハサミコムシ類では、短く頑丈なハサミになり、しかも褐色に色づいて硬化しており、これを捕食器として使う。ハサミムシ類に似た姿である。.

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内顎類

内顎綱 (Entognatha) は節足動物門の綱の一つ。昆虫(外顎綱)とともに六脚類を構成する。口器は内顎であり、つまり頭部の中に格納されている。また内顎綱は無翅であり、翅を欠く。この綱はカマアシムシ目、トビムシ目、コムシ目の3目を含む。これらは過去にはシミ目に統合され、無翅亜綱を構成していたが、これらは昆虫とは独立に、また互いの中でも独立に進化してきたことが認識されてきた。目の間には恐らく密接な関係はなく、その場合、内顎綱は多系統群である。.

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六脚類

六脚類(ろっきゃくるい、Hexapoda)は、節足動物汎甲殻類の1分類群である。その名のとおり3対6本の脚を持ち、昆虫と共通点の多い分類群で構成される。六脚虫(ろっきゃくちゅう)とも。分類階級は六脚亜門、ときに六脚上綱となる。.

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動物

動物(どうぶつ、羅: Animalia、単数: Animal)とは、.

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節足動物

足動物(せっそくどうぶつ)とは、動物界最大の分類群で、昆虫類、甲殻類、クモ類、ムカデ類など、外骨格と関節を持つグループである。種多様性は非常に高く、陸・海・空・土中・寄生などあらゆる場所に進出して様々な生態系と深く関わり、現生種は約110万種と名前を持つ全動物種の85%以上を占めるただし未記載の動物種もいまだ多く、最近の研究では海産の線形動物だけで1億種以上いると推定されているた --> 。なお、いわゆる「虫」の範疇に入る動物は当動物門のものが多い 。.

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right 鎌(かま)は草や芝を刈り取るのに用いる農具の一種 特許庁。植物の切断のための湾曲した刃もしくは歯を持っており、引いて刈るように内側に刃が付いている。 用途により様々な形態のものがある。英語では、鎌の呼び名は大きさにより異なり、立ちながら牧草や麦刈り用に使う大型の物をサイズ、しゃがんだり中腰で草刈りや収穫などで用いる小型のものをシックル()と呼び分ける。日本語では西洋のサイズを大鎌と訳す場合があるものの、形態の大小にかかわらず「鎌」の単語を当て、文字による両者の厳格な区別はない。.

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菌糸

菌糸(きんし)とは、菌類の体を構成する、糸状の構造のことである。一般にいうカビやキノコなどは、主に菌糸が寄り集まったもので構成される。単細胞状態の菌類である酵母に対して、このように菌糸を形成した多細胞状態の菌類を糸状菌と総称することがある。また偽菌類や放線菌など、菌類以外の微生物にも菌糸を形成するものがある。.

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菌類

菌類(きんるい)とは、一般にキノコ・カビ・酵母と呼ばれる生物の総称であり、菌界(学名:Regnum Fungi )に属する生物を指す。外部の有機物を利用する従属栄養生物であり、分解酵素を分泌して細胞外で養分を消化し、細胞表面から摂取する。 元来、「菌」とは本項で示す生物群を表す語であったが、微生物学の発展に伴い「細菌」などにも派生的に流用されるようになったため、区別の観点から真菌類(しんきんるい)、真菌(しんきん)とも呼ばれる。.

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菌根

菌根(きんこん)は、菌類が植物の根に侵入して形成する特有の構造を持った共生体。菌根を作る菌類を菌根菌という。 菌根には7つの主要なタイプがあり、それぞれ関与する菌類や植物が異なり、構造も異なる。アーバスキュラー菌根(かつてはVA菌根と呼んだ)、外生菌根または外菌根、内外生菌根、アルブトイド菌根、モノトロポイド菌根、エリコイド菌根、ラン菌根の7つの主要なタイプと、最近認識されてきたものにハルシメジ型菌根がある。 菌根はよく細菌と植物の根との共生体である根粒と混同されるが、菌根の共生微生物は真菌であり、宿主植物が7タイプあわせると陸上植物の大半といえるほど多く、窒素固定を行わないなど、根粒とは全く異なるものである。一方で、近年のアーバスキュラー菌根の形成に関する研究から、菌根と根粒の形成過程に関与する植物側の遺伝子には共通するものも多いことが明らかになっている。 菌根の主要な機能としては、一般に土壌中の栄養塩類、すなわち肥料分の吸収と宿主への輸送、土壌病害への抵抗性の向上、水分吸収能力の強化の3点が挙げられる。これに対し植物が菌根菌に光合成産物(エネルギー)を与えるという相利共生を営んでいるとされるが、これには例外も多い。アーバスキュラー菌根や外菌根ではこの相利共生が成立するものも多いが、たとえばホンゴウソウ科やヒナノシャクジョウ科などの無葉緑植物もアーバスキュラー菌根を形成する。共生相手が無葉緑植物では菌根菌は光合成産物を得ることはできず、アーバスキュラー菌根菌は絶対共生者で腐生的に養分獲得を行うこともできないが、この場合は同一の菌糸体が他方で光合成を行う緑色植物とも共生関係を結んでおり、そこから光合成産物を得てその一部を無葉緑植物に渡していると考えられている。そのため、エネルギー的にはホンゴウソウ科やヒナノシャクジョウ科の植物は菌に寄生していることになり、菌従属栄養植物と呼ばれている。 アルブトイド菌根、モノトロポイド菌根、ラン菌根では基本的に植物が菌に寄生する関係となっており、モノトロポイド菌根を形成する無葉緑植物のギンリョウソウやラン菌根を形成するオニノヤガラやツチアケビなどの無葉緑ランもまた菌従属栄養植物である。アルブトイド菌根を形成するイチヤクソウ類も強く菌根菌に依存した生活様式をもっている。かつては他の植物に寄生しない無葉緑植物は土壌中の腐植などから養分を獲得していると想像され腐生植物と呼ばれたが、近年それらは菌根から養分を獲得しておりその起源も必ずしも腐植とは限らないことが明らかになってきたため、菌従属栄養植物という言葉が使われるようになってきた。.

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青木淳一

青木 淳一(あおき じゅんいち、1935年6月19日 - )は、日本の動物学者。土壌動物学者。ササラダニ類の分類学および生態学を専門とし、この類の分類学において日本の水準を高いものにした。.

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触角

触角(しょっかく)は、節足動物などの頭部から突出している対になった器官のひとつ。感覚や運動を司る。 電子顕微鏡写真.

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東海大学出版部

東海大学出版部(とうかいだいがくしゅっぱんぶ)は、神奈川県平塚市にある学校法人東海大学の出版機関。.

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昆虫

昆虫(こんちゅう)は、節足動物門汎甲殻類六脚亜門昆虫綱(学名: )の総称である。昆虫類という言葉もあるが、多少意味が曖昧で、六脚類の意味で使うこともある。なお、かつては全ての六脚虫を昆虫綱に含めていたが、分類体系が見直され、現在はトビムシなど原始的な群のいくつかが除外されることが多い。この項ではこれらにも触れてある。 昆虫は、硬い外骨格をもった節足動物の中でも、特に陸上で進化したグループである。ほとんどの種は陸上で生活し、淡水中に棲息するものは若干、海中で棲息する種は例外的である。水中で生活する昆虫は水生昆虫(水棲昆虫)とよばれ、陸上で進化した祖先から二次的に水中生活に適応したものと考えられている。 世界の様々な気候、環境に適応しており、種多様性が非常に高い。現時点で昆虫綱全体で80万種以上が知られている。現在知られている生物種に限れば、半分以上は昆虫である。.

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