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カナダアーム2

索引 カナダアーム2

ナダアーム2(Canadarm 2)は、国際宇宙ステーション (ISS) に搭載されているロボットシステムである。実際にはカナダアーム2はモービルサービスシステム (MSS) のひとつの構成要素である。 カナダアーム2は、ISSの周囲で実験モジュールやトラスを組み立てたり、実験装置、曝露交換機器の交換や移動を行ったり、宇宙飛行士が宇宙空間で船外活動 (EVA) するのを支援したり、子アームであるSPDM「デクスター」の移動や作業を支援するなど、ISSの組立と整備において重要な役割を持っている。特別な訓練を受けた宇宙飛行士が、カナダアーム2の様々なシステムを操作してこれらの作業を行う。.

21 関係: きぼう宇宙空間宇宙遊泳宇宙飛行士ノートパソコンロボットトラス (ISS)デスティニー (ISS)アメリカ航空宇宙局カナダ宇宙庁キューポラ (ISS)シャトル・リモート・マニピュレータ・システムジョイスティックスペースシャトル国際宇宙ステーションSTS-100STS-110STS-111STS-123欧州ロボットアーム液晶ディスプレイ

きぼう

ISSに接続されたきぼう(2008年6月) きぼう (NASDA) きぼうは宇宙航空研究開発機構 (JAXA) が開発した日本の宇宙実験棟で、国際宇宙ステーション (ISS) の一部。ISSでは最大の実験棟である。計画時の呼称はJEM(Japanese Experiment Module:日本実験棟)。エアロックやロボットアームを備え、ISSでは唯一、重量50キログラム程度までの超小型人工衛星を軌道投入できる機能を有し、JAXAが各国から衛星射出を受託している。.

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宇宙空間

地球大気の鉛直構造(縮尺は正しくない) 宇宙空間(うちゅうくうかん、)は、地球およびその他の天体(それぞれの大気圏を含む)に属さない空間領域を指す。また別義では、地球以外の天体を含み、したがって、地球の大気圏よりも外に広がる空間領域を指す。なお英語では を省いて単に と呼ぶ場合も多い。 狭義の宇宙空間には星間ガスと呼ばれる水素 (H) やヘリウム (He) や星間物質と呼ばれるものが存在している。それらによって恒星などが構成されていく。.

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宇宙遊泳

MMUを装着して自由飛行するブルース・マッカンドレス飛行士 カナダアーム2の先端に足を固定して船外活動を行うスティーヴ・ロビンソン飛行士 宇宙遊泳(うちゅうゆうえい, spacewalk)とは、宇宙服を着た宇宙飛行士(船外活動員)が宇宙船の外に出て活動すること。船外活動 (extra-vehicular activity; EVA)で行う作業の一種である。本項では、宇宙遊泳のことだけでなく船外活動全般も含めて表記する。 宇宙遊泳が開始された当初は、命綱で宇宙飛行士と宇宙船を繋いで船内から酸素の供給などを行っていた。現在では、宇宙服自体に酸素を供給する機能が付与されているため、移動の自由度は増している。しかし、安全上の理由で命綱を使用するのが基本的なルールである。スペースシャトルでは初期のミッションにおいて、自由に移動噴射や姿勢制御ができる有人機動ユニット(MMU)を使用したことがあったが、実用的ではなかったため使用されなくなった。近年では、スペースシャトルや国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアームの先端に足場を固定して行われる事が多い。.

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宇宙飛行士

ユーリイ・ガガーリン アポロ計画でのニール・アームストロング NASAでの毛利衛 MMU) を使用して宇宙遊泳を行なっている。 宇宙飛行士(うちゅうひこうし、、ソ連/ロシアの飛行士はコスモノート カスマナーフト kosmonavt、中国の飛行士は宇航員や太空人と呼ぶのが通例)とは、宇宙船による大気圏外の飛行を行なうよう選ばれた人のこと。.

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ノートパソコン

ノートパソコン(ノート型パーソナルコンピュータ、ノートPC、Laptop, laptop computer, notebook computer, notepad computer, etc)は、モニタなどの表示画面、キーボードやポインティングデバイスなどの入力機器、バッテリー(電池)などがコンピュータ本体と一体化された、ユーザーが任意の場所へ移動させて利用する(持ち運ぶ)ことを前提として設計された、二つ折りで軽量のパーソナルコンピュータの総称である。 ノートパソコンの一例ThinkPad R51(2004年・15型・B4サイズ).

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ロボット

ボット(robot)は、人の代わりに何等かの作業を自律的に行う装置、もしくは機械のこと。 主に以下に大別することが可能である。.

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トラス (ISS)

トラス(truss)とは、国際宇宙ステーション (ISS) の背骨にあたる基幹構造で、非与圧の物資、ラジエータ、太陽電池パドル(Solar Array Wing:SAW)、その他の機器が取り付けられている。 初期の宇宙ステーション「フリーダム計画」では、さまざまなトラスのデザインが考えられたが、それらは全て、打ち上げ後に宇宙飛行士が船外活動で組み立て・機器の取り付けを行なう桁として計画されていた。1991年にNASAは設計を見直して、最低限の取り付けで済むように、あらかじめ組み立て済みのより短い部材へと変更された。.

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デスティニー (ISS)

デスティニー(Destiny)は、国際宇宙ステーション (ISS) の米国製モジュールで、初の実験用モジュールである。2001年2月の初めにユニティモジュールに接続され、5日間かけて起動作業が行なわれた。軌道上の実験施設をNASAが運用するのは、1974年2月にスカイラブから撤退して以来、デスティニーが初めてである。 与圧された施設内では、宇宙飛行士が幅広い科学分野での研究作業を行なう。そこで得られた実験結果は、医療、工学、バイオテクノロジー、物理学、材料科学、地球科学など、世界中の科学者が研究に応用する。.

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アメリカ航空宇宙局

アメリカ航空宇宙局(アメリカこうくううちゅうきょく、National Aeronautics and Space Administration, NASA)は、アメリカ合衆国政府内における宇宙開発に関わる計画を担当する連邦機関である。1958年7月29日、国家航空宇宙法 (National Aeronautics and Space Act) に基づき、先行の国家航空宇宙諮問委員会 (National Advisory Committee for Aeronautics, NACA) を発展的に解消する形で設立された。正式に活動を始めたのは同年10月1日のことであった。 NASAはアメリカの宇宙開発における国家的努力をそれ以前よりもさらに充実させ、アポロ計画における人類初の月面着陸、スカイラブ計画における長期宇宙滞在、さらに宇宙往還機スペースシャトルなどを実現させた。現在は国際宇宙ステーション (International Space Station, ISS) の運用支援、オリオン宇宙船、スペース・ローンチ・システム、商業乗員輸送などの開発と監督を行なっている。 宇宙開発に加えてNASAが帯びている重要な任務は、宇宙空間の平和目的あるいは軍事目的における長期間の探査である。人工衛星を使用した地球自体への探査、無人探査機を使用した太陽系の探査、進行中の冥王星探査機ニュー・ホライズンズ (New Horizons) のような太陽系外縁部の探査、さらにはハッブル宇宙望遠鏡などを使用した、ビッグ・バンを初めとする宇宙全体への探査などが主な役割となっている。2006年2月に発表されたNASAの到達目標は、「宇宙空間の開拓、科学的発見、そして最新鋭機の開発において、常に先駆者たれ」であった。.

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カナダ宇宙庁

ナダ宇宙庁(カナダうちゅうちょう、Canadian Space Agency、CSA, Agence spatiale canadienne ASC)は、カナダ政府の宇宙開発機関である。イノベーション・科学経済開発省の管轄である。 1989年3月にカナダ宇宙庁法により設置され、1990年12月に認可された。本部はケベック州サン・チュベールのジョン・H・チャップマン宇宙センターである。また首都のオタワにディビッド・フロリダ研究所が、パリおよびアメリカ国内のワシントンD.C.、ケープカナベラル、ヒューストンに連絡事務所がある。ロケットの射場は所有していない。組織の規模は比較的小さく、正規の職員は575人で、他には臨時職員やインターンシップの学生などが100人程度いるだけである。その大半はジョン・H・チャップマン宇宙センターに所属している。.

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キューポラ (ISS)

ューポラ (Cupola) とは、欧州宇宙機関 (ESA) が建造した国際宇宙ステーション (ISS) の観測用モジュールである。ESAはキューポラを建造する代わりに、ESAの曝露ペイロード5台をNASAに依頼してISSまで運んでもらう権利を有する。キューポラが取り付けられることで、宇宙飛行士がロボット操作やドッキングした宇宙船を直接見ることが可能になり、壮観な地球観測所にもなる。.

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シャトル・リモート・マニピュレータ・システム

ャトル・リモート・マニピュレータ・システム(Shuttle Remote Manipulator System、SRMS)とは、スペースシャトルに搭載されているロボットアームである。カナダの企業が開発・製造を担当した事からカナダアーム(Canadarm 1)とも呼ばれる。シャトルの貨物室から貨物を動かして、所定の位置で放すために使われる。浮遊している貨物を掴んで貨物室に入れて固定することもできる。シャトルの多用途性を支える重要な装備のひとつである。 1981年11月13日に打ち上げられたシャトルの2回目のミッション STS-2 で初めて使われた。STS-107 でのコロンビア号事故の後、アメリカ航空宇宙局 は SRMS にセンサ付き検査用延長ブーム (OBSS) を装備した。これは、熱防護システムの損傷を調べるために、シャトルの外観を調査する装置を乗せたブームである。将来行なわれるミッションのすべてで、SRMS がこの役割を果たすであろうことが期待されている。.

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ジョイスティック

一体型ジョイスティックの構造。'''1.レバー:''' 航空機の操縦桿などの操作に用いる。'''2.台座:''' ジョイスティックを支持する。'''3.トリガボタン:'''機銃やミサイルなどといった武器の発射などに用いる。'''4.エクストラボタン:''' ゲームで頻繁に使う機能を割り当てることができる(割り当ての可否はゲームソフトによる)。'''5.連射ボタン:''' 連射のオン・オフを切り替える。'''6.スロットル:''' エンジンの推力を調節することなどに用いる。'''7.ハットスイッチ:''' 視点の操作や切り替えなどに用いる。'''8.吸盤:''' ジョイスティックが動かないよう固定する。 分離型ジョイスティックの例 ジョイスティック(Joystick)は、コンピュータへの入力機器のうち、レバーによる方向入力が行えるものの総称。やや大型の本体を机上に置くか吸盤などで固定し、レバー部分だけを手で握って操作するものが多い。.

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スペースシャトル

ペースシャトル(Space Shuttle)は、アメリカ航空宇宙局(NASA)が1981年から2011年にかけて135回打ち上げた、再使用をコンセプトに含んだ有人宇宙船である。 もともと「再使用」というコンセプトが強調されていた。しかし、結果として出来上がったシステムでは、オービタ部分は繰り返し使用されたものの、打ち上げられる各部分の全てが再利用できていたわけではなく、打ち上げ時にオービタの底側にある赤色の巨大な外部燃料タンクなどは基本的には使い捨てである。.

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国際宇宙ステーション

CGによる完成予想図。 国際宇宙ステーション(こくさいうちゅうステーション、International Space Station、略称:ISS、Station spatiale internationale、略称:SSI、Междунаро́дная косми́ческая ста́нция、略称:МКС)は、アメリカ合衆国、ロシア、日本、カナダ及び欧州宇宙機関 (ESA) が協力して運用している宇宙ステーションである。地球及び宇宙の観測、宇宙環境を利用した様々な研究や実験を行うための巨大な有人施設である。地上から約400km上空の熱圏を秒速約7.7km(時速約27,700km)で地球の赤道に対して51.6度の角度で飛行し、地球を約90分で1周、1日で約16周する。なお、施設内の時刻は、協定世界時に合わせている。 1999年から軌道上での組立が開始され、2011年7月に完成した。当初の運用期間は2016年までの予定であったが、アメリカ、ロシア、カナダ、日本は少なくとも2024年までは運用を継続する方針を発表もしくは決定している。運用終了までに要する費用は1540億USドルと見積もられている(詳細は費用を参照)。.

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STS-100

STS-100は、国際宇宙ステーション (ISS) の組み立てと補給を目的としたアメリカ合衆国スペースシャトルエンデバーのミッションである。.

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STS-110

STS-110は、スペースシャトル・アトランティスによって行なわれた国際宇宙ステーション (ISS) への飛行ミッションである。ISS のトラス構造の基幹であるS0トラスの取り付けを主な目的としていた。.

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STS-111

STS-111は、スペースシャトルエンデバーと国際宇宙ステーション(ISS)で行われたミッションである。ISSへの物資の補給及びExpedition 4のクルーとExpedition 5のクルーの交代を行った。 出発するExpedition 5クルー 帰還したExpedition 4クルー MPLMを運ぶエンデバー.

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STS-123

STS-123の発射 飛行2日目 ISSに設置された船内保管室 STS-123は、国際宇宙ステーション(ISS)組立てミッション(1J/A)のために、2008年3月にスペースシャトルエンデバーによって行われた17日間に渡る有人宇宙飛行である。 ミッション内容は、日本の実験棟きぼうの一部である船内保管室のISSへの運搬と仮設、カナダ製の特殊目的ロボットアームデクスターのISSへの運搬と組立て等であった。 当初、打ち上げは2008年2月14日の予定であったが、STS-122の打ち上げ延期をうけて3月11日になった。これは25回目のISSへの飛行であった。ISSへのドッキングは3月13日03:49(UTC)に無事終了し、ミッションを終えた後、27日00:39(UTC)に地球に帰還した。 このミッションでは、宇宙食に多くの日本食が持ち込まれた。 STS-123が終了した時点で、2010年に予定されているスペースシャトル計画の終了まで、残された飛行はあと9回となった。.

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欧州ロボットアーム

欧州ロボットアーム(European Robotic Arm, ERA)は、国際宇宙ステーションのロシア区画に設置される初めてのロボットアームで、欧州で開発された。ロシアの多目的実験モジュール(MLM)と共に打ち上げられる計画であるが、MLMの打上げが大幅に遅れているため今後どうなるかは不透明になっている。 注:ピアースドッキング室(2012年の船外活動でザーリャとポイスク(MRM-2)へ移設済み)には既に2基のストレラ(Strela)クレーンが設置されているが、こちらは船外活動クルーが手動で伸縮・回転させる方式のクレーンであるため、ロボットアームではない。.

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液晶ディスプレイ

液晶ディスプレイ(えきしょうディスプレイ、liquid crystal display、LCD)は、液晶組成物を利用する平面状で薄型の視覚表示装置をいう。それ自体発光しない液晶組成物を利用して光を変調することにより表示が行われている。.

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SSRMS移動式ロボットアームシステム

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