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コーカサス山脈

索引 コーカサス山脈

ーカサス山脈(コーカサスさんみゃく)は、黒海からカスピ海まで東西に走る山脈である。ロシア語からカフカース山脈ともよばれる。ロシアでは大カフカース山脈()と呼び、南の小カフカース山脈()と区別している。 ギリシア神話では、コーカサスは世界を支える柱のうちの一つでゼウスがプロメーテウスを鎖で繋いだ場所でもある。.

21 関係: 南コーカサス山脈北コーカサスナルト叙事詩ヨーロッパロシアプロメーテウスアララト山アルメニアアルプス・ヒマラヤ造山帯アジアアゼルバイジャンウラル山脈エルブルス山カスピ海ギリシア神話コーカサス諸語ジョージア (国)ゼウス黒海新期造山帯

南コーカサス

南コーカサス(みなみコーカサス)あるいはザカフカジエ(ロシア語:,ラテン文字転写例: Zakavkazʹe)は、アゼルバイジャン、アルメニア、ジョージア(グルジア)の3国の総称。ロシア語としては不正確だがザカフカス、ザカフカース、南カフカスとも。また英語ではトランスコーカシア ()またはトランスコーカサス()。 ザカフカジエ、トランスコーカシア(トランスコーカサス)との呼称は、それぞれロシア語・ラテン語で「コーカサス山脈の向こう側」という意味であり、北のロシア側から見た呼称であるため、「向こう側」とは「南側」を意味する。この呼称はモスクワ中心の考えであることから、近年、日本の文献では避けられる傾向がある。なお、厳密にはロシアのソチ周辺は南側、アゼルバイジャンのダヴァヒ県・クバ県・クサル県・シヤザン県・ハヒマズ県・ヒジ県は北側に位置する。 北はロシア、南はトルコとイラン、西は黒海、東はカスピ海に囲まれる。ヨーロッパではなくアジアに属するが、長くソビエト連邦領だったこともあり、西アジアや中東には含めないことが多い。 コーカサスはコーカサス山脈周辺の地域をさすが、その南部を占める。しばしば、ザカフカジエとの呼称で単にカフカース、コーカサスを指すこともあるが、文脈によって(特にロシアに関する話題で)は北コーカサスを意味することも多いので注意を要する。.

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山脈

アルプス山脈の衛星写真 山脈(さんみゃく)とは、低地の間に挟まれる、細長く連続的に伸びる山地のことである。一般的に山脈は他の山脈と峠や川で分けられている。.

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北コーカサス

北コーカサスの行政区分 北コーカサス(北カフカース、北カフカス、、、オセット語:, チェチェン語: 、カラチャイ・バルカル語: )は、コーカサス地方のうちコーカサス山脈(大コーカサス山脈)よりも北に広がる部分。黒海とカスピ海に挟まれた山がちな地方であり、地理的にはヨーロッパに属している。.

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ナルト叙事詩

ナルト叙事詩」(ナルトじょじし、アディゲ語:Нартхымэ акъыбарыхэ, カラチャイ・バルカル語:Нарт таурухла, 、Nart saga)は、カフカス山脈起源の物語群である。この地域の民族の神話基盤を形成しており、あるものは単純な物語だが、創造神話や古代神学に匹敵する価値を有するものもある。.

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ヨーロッパ

ヨーロッパ日本語の「ヨーロッパ」の直接の原語は、『広辞苑』第5版「ヨーロッパ」によるとポルトガル語・オランダ語、『デジタル大辞泉』goo辞書版「」によるとポルトガル語。(、)又は欧州は、地球上の七つの大州の一つ。漢字表記は欧羅巴。 地理的には、ユーラシア大陸北西の半島部を包括し、ウラル山脈およびコーカサス山脈の分水嶺とウラル川・カスピ海・黒海、そして黒海とエーゲ海を繋ぐボスポラス海峡-マルマラ海-ダーダネルス海峡が、アジアと区分される東の境界となる増田 (1967)、pp.38–39、Ⅲ.地理的にみたヨーロッパの構造 ヨーロッパの地理的範囲 "Europe" (pp. 68-9); "Asia" (pp. 90-1): "A commonly accepted division between Asia and Europe...

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ロシア

ア連邦(ロシアれんぽう、Российская Федерация)、またはロシア (Россия) は、ユーラシア大陸北部にある共和制及び連邦制国家。.

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プロメーテウス

プロメーテウス( )は、ギリシア神話に登場する男神で、ティーターンの一柱である。イーアペトスの子で、アトラース、メノイティオス、エピメーテウスと兄弟ヘーシオドス『神統記』507行-511行。アポロドーロス、1巻2・3。、デウカリオーンの父。ゼウスの反対を押し切り、天界の火を盗んで人類に与えた存在として知られる。また人間を創造したとも言われる。日本語では長音を省略してプロメテウスと表記されることもある。ヘルメースと並んでギリシア神話におけるトリックスター的存在であり、文化英雄としての面を有する。.

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アララト山

下の視界 アララト山(アララトさん)は、トルコ共和国の東端にある標高5,137mの山であり成層火山である。アルメニア語表記はԱրարատ、ペルシア語表記はآرارات、クルド語表記はÇiyayê Araratで、トルコ語ではアール山(Ağrı Dağı)と呼ぶ。主峰の東南にあたる標高3,896mの頂上を小アララト山(Küçük Ağrı Dağı)と呼んでおり、それに対して標高5,137mの主峰は公式には大アララト山(Büyük Ağrı Dağı)という。アルメニアとの国境から32km、イランとの国境から16kmである。.

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アルメニア

アルメニア共和国(アルメニアきょうわこく、)、通称アルメニアは、南コーカサスに位置する共和制国家。東ヨーロッパに含められることもある。首都はエレバンで、黒海とカスピ海の間にある内陸国であり西にトルコ、北にジョージア、東にアゼルバイジャン、南にイランとアゼルバイジャンの飛び地ナヒチェヴァン自治共和国と接する。1991年にソビエト連邦から独立した。ナゴルノ・カラバフを巡ってアゼルバイジャンと、アルメニア人虐殺に対する歴史認識をめぐってトルコと激しく対立していたが、近年はアルメニア大統領が両国を訪問するなど関係修復を目指して対話を行っている。.

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アルプス・ヒマラヤ造山帯

アルプス-ヒマラヤ造山帯(アルプス・ヒマラヤぞうざんたい)は、地球の造山帯のひとつ。地中海・ヒマラヤ造山帯と呼ばれることもある。アルプス山脈からヒマラヤ山脈を通り、インドシナ半島まで東西に延びている。現在も活発に活動している造山帯・地震帯。.

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アジア

アジア アジアの地図 東南アジア アジア(ラテン語: Asia古典ラテン語では「アシア」だが、現代ラテン語では「アジア」とも発音する。)は、世界の大州のひとつ。現在では一般的にヨーロッパを除くユーラシア大陸全般を指すが、政治的・経済的な立場の違いにより、様々な定義がなされる場合がある。亜州。 アッシリア語で東を意味する「アス」に語源をもつ。古代では現在の小アジアを指した。.

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アゼルバイジャン

アゼルバイジャン共和国(アゼルバイジャンきょうわこく、)、通称アゼルバイジャン は、南コーカサスに位置する共和制国家。東ヨーロッパに含められることもある。北はロシア、北西はジョージア(グルジア)、西はアルメニア、南はイランと国境を接し、東はカスピ海に面する。アルメニアをまたいで西南方に飛地のナヒチェヴァン自治共和国があり、アルメニア、イランおよびトルコと接している。首都はバクー。アルメニア人が多数居住する西部のナゴルノ・カラバフ地方は、事実上独立した状態となっている。.

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ウラル山脈

ウラル山脈(ウラルさんみゃく、Ура́льские го́ры, Uralskiye gory、Ural Mountains)は、ロシアを南北に縦断する山脈。ユーラシア大陸をヨーロッパとアジアに分ける境界線の北側を形成している。 ウラル山脈は石炭紀後期にできた古期造山帯で、現存する山脈でも最も古いものである。.

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エルブルス山

ルブルス山(エルブルスさん、Эльбрус)はコーカサス山脈の最高峰である。標高は5,642mで、ヨーロッパの最高峰でもある(地理的には大コーカサス山脈がヨーロッパとアジアの境界とされる)ほか、ロシア連邦自体の最高峰でもある。大コーカサス山脈のすぐ北側を走るボコボイ山脈に連なる。エリブルス山とも。 ロシア連邦に属するカバルダ・バルカル共和国の南部に位置し、キスロヴォツクから南西に65km。グルジアとの国境から北に約12km。多くの氷河があり、それらはバクサン川やクバン川などの源流となっている。 2つの頂上のうち、より低い東峰(5,621m)は、1829年7月10日(ユリウス暦)にロシア軍・科学調査隊のガイドとして、カラチャイ人のキラル・ハシロフが初登頂した。西峰(5,642m)には、1874年にF.

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カスピ海

ピ海周辺の地図。黄色の部分が集水域である カスピ海(カスピかい、、)は、中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖。世界最大の湖である。カスピの名は古代に南西岸にいたカス族あるいはカスピ族に由来する。カスピ海に近い現在のイラン・ガズヴィーン州都ガズヴィーンは同じ語源であると言われる。現代のペルシア語では一般に「ハザール海」دریای خزرと呼ばれるが、これは7世紀から10世紀にカスピ海からコーカサスや黒海にかけて栄えたハザール王国に由来する(現代ペルシア語では、カスピ海南岸のイランの地名から「マーザンダラーン海」دریای مازندرانとも呼ばれる)。また、トルコ語でも同様の名でHazar Deniziと呼ばれる。中国語では現在に至るまで「裏海」(りかい)と呼ばれる。.

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ギリシア神話

リシア神話(ギリシアしんわ、ΜΥΘΟΛΟΓΊΑ ΕΛΛΗΝΙΚΉ)は、古代ギリシアより語り伝えられる伝承文化で、多くの神々が登場し、人間のように愛憎劇を繰り広げる物語である。ギリシャ神話とも言う。 古代ギリシア市民の教養であり、さらに古代地中海世界の共通知識でもあったが、現代では、世界的に広く知られており、ギリシャの小学校では、ギリシャ人にとって欠かせない教養として、歴史教科の一つになっている。 ギリシア神話は、ローマ神話の体系化と発展を促進した。プラトーン、古代ギリシアの哲学や思想、ヘレニズム時代の宗教や世界観、キリスト教神学の成立など、多方面に影響を与え、西欧の精神的な脊柱の一つとなった。中世においても神話は伝承され続け、その後のルネサンス期、近世、近代の思想や芸術にとって、ギリシア神話は霊感の源泉であった。.

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コーカサス諸語

ーカサス諸語(コーカサスしょご)またはカフカース諸語は、主にコーカサスで話されている3つの語族に属する約40種の言語の総称。 コーカサス地域の言語分布図.

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ジョージア (国)

ョージア(, )は、南コーカサスにある共和制国家。東ヨーロッパInternational Geographic Encyclopaedia and Atlas. Springer, 24 November 1979, 欧州議会,, 17 July 2014: "...pursuant to Article 49 of the Treaty on European Union, Georgia, Moldova and Ukraine – like any other European state – have a European perspective and may apply to become members of the Union provided that they adhere to the principles of democracy..."(CIA "The World Fact Book") 2016-08-28閲覧。、もしくは西アジアに区分される(国際連合), "Western Asia - 268 Georgia" 2016-08-27閲覧。。日本では2015年4月まで政府が使用していた外名の「グルジア」(, Gruziya)としても知られている(詳細は後述)日本国外務省「」。首都はトビリシ。 ソビエト連邦の構成国であったが、1991年に独立した。南オセチアとアブハジアの2地域が事実上の独立状態となっており、ロシアなど一部の国から国家承認を受けている。中央部のゴリは旧ソビエト連邦の最高指導者であったヨシフ・スターリンの出身地である。ロシア帝国とその後に成立したソビエト連邦の支配が長く続いたことから、独立後はロシアとの対立路線を取ることが多い。1997年にはウクライナの呼び掛けに応じてアゼルバイジャン・モルドバと共にGUAMを結成し、2009年には独立国家共同体 (CIS) を脱退した。1999年から欧州評議会のメンバーである。 コーカサス山脈の南麓、黒海の東岸にあたる。北側にロシア、南側にトルコ、アルメニア、アゼルバイジャンと隣接する。古来数多くの民族が行き交う交通の要衝であり、幾たびもの他民族支配にさらされる地にありながら、キリスト教信仰をはじめとする伝統文化を守り通してきた。また、温暖な気候を利用したワイン生産の盛んな国としても知られる。 なお、本項では2015年4月22日の「在外公館名称を変更するための法改正案」成立以前の国家名称については「グルジア」、それ以後については「ジョージア」と表記する。また、「グルジア語」「グルジア紛争(南オセチア紛争)」等すでに用語として定着したものについては「グルジア」を使用することとする。.

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ゼウス

ウス(ΖΕΥΣ, Ζεύς, )は、ギリシア神話の主神たる全知全能の存在。全宇宙や天候を支配し、人類と神々双方の秩序を守護する天空神であり、オリュンポス十二神をはじめとする神々の王でもある。全宇宙を破壊できるほど強力な雷を武器とし、多神教の中にあっても唯一神的な性格を帯びるほどに絶対的で強大な力を持つ。.

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黒海

黒海(こっかい)は、ヨーロッパとアジアの間にある内海で、大西洋の縁海(地中海 (海洋学))の一つである。マルマラ海を経てエーゲ海、地中海に繋がる。 バルカン半島、アナトリア半島、コーカサスと南ウクライナ・クリミア半島に囲まれており、ドナウ川、ドニエストル川、ドニエプル川などの東ヨーロッパの大河が注ぐ。アナトリアとバルカンの間のボスポラス海峡、マルマラ海、ダーダネルス海峡を通じて地中海に繋がっており、クリミアの東にはケルチ海峡を隔ててアゾフ海がある。 黒海に面する国は、南岸がトルコで、そこから時計回りにブルガリア、ルーマニア、ウクライナ、ロシア、ジョージアである。 黒海に面する有名な港湾には、イスタンブール(ビュザンティオン、コンスタンティノープル)から時計回りにブルガス、ヴァルナ、コンスタンツァ、オデッサ、セヴァストポリ、ヤルタ、ガグラ、バトゥミ、トラブゾン、サムスンなどがある。.

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新期造山帯

新期造山帯(しんきぞうざんたい)とは、中生代・新生代以降の造山運動により形成された山脈・山地をいう。 世界の新期造山帯は環太平洋造山帯とアルプス・ヒマラヤ造山帯に二分される。古期造山帯と違い、造山活動が継続中で地震・火山活動が活発であるところが多く、自然災害が頻発する。新しい時代に形成された山脈であるため浸食を受け続けた期間が短く、急峻な山地や弧状列島をなし、日本列島やアルプス山脈などが主な例として挙げられる。また、厚い大陸プレートの下に薄い海洋プレートがもぐりこんだことにより、大陸プレートが上に押し上げられてできたものが、大陸の海岸線沿いに多くみられる。例として、アルプス山脈・ロッキー山脈・シエラマドレ山脈・日本列島が挙げられ、前記のように急峻なものとなだらかなものとに分かれる。 新期造山帯には、激しい造山活動の作用によって、金・銀・銅・スズ・亜鉛などの非鉄金属をはじめとする地下資源が豊富に存在する。なお、石油も褶曲・断層など石油のたまりやすい地質構造(背斜)をもった新期造山帯やその周りの地層から産出されると考えられてきたが、背斜は新期造山帯に特有のものではなく、新期造山帯に油田が分布するのは、イランや中南米など一部地域に限られる。.

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