ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
無料
ブラウザよりも高速アクセス!
 

オットマール・アンシュッツ

索引 オットマール・アンシュッツ

ットマール・アンシュッツ(Ottomar Anschütz 、1846年5月16日 - 1907年5月30日)は、帝国時代のドイツの写真家。プロイセン王国・リッサ(現在のポーランド領レシュノ)生まれ。 動物園を私設して持っていたオットマール・アンシュッツは動物の生態撮影のために従前からあったローラーブラインドシャッターを大幅に改良『発明の歴史カメラ』pp.46-50「ジュメユタイプと高速シャッター」。、1882年『ツァイス・イコン物語』p.56。シャッター幕を先幕後幕の2枚にしてその間隔を任意に変更できるようにし『発明の歴史カメラ』pp.53-57「高級機に変貌する一眼レフジュメユタイプと高速シャッター」。、また幕の速度調節はバネの張力を加減することで変更できるようにし、この組み合わせにより1/10秒『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』p.125。から1/1000秒のシャッター速度調整が可能なセルフキャッピング式フォーカルプレーンシャッターを発明、1882年『ツァイス・イコン物語』p.56。ドイツ特許を取得した。 アンシュッツはこのカメラを方錐型の試作カメラに組み込み、このカメラの原型は1891年に作成された。これを元にゲルツがアンシュッツ・クラップカメラ(後アンシュッツとゲルツの頭を取ってアンゴーと改名した)を市販した。 1889年、ゾートロープを改良発展させ電気式シュネルゼーアーを考案した。.

20 関係: レシュノローラーブラインドシャッターフォーカルプレーンシャッタードイツドイツ帝国アンゴーゲルツ写真家回転のぞき絵発明協会鈴木八郎潮書房光人新社映画史1846年1882年1889年1891年1907年5月16日5月30日

レシュノ

(Leszno、)は、ポーランド中部の町。ドイツ名リッサ(Lissa、1800年から1918年まではポルニシュ・リッサ (Polnisch Lissa) とも)。人口6万3955人(2008年)。1998年までレシュノ県の県都であったが、1999年にヴィエルコポルスカ県の所属となった。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとレシュノ · 続きを見る »

ローラーブラインドシャッター

ーラーブラインドシャッター(Roller Blind Shutter )はレンズシャッターが一般的になる前に多用されていた、レンズ鏡胴に被せるようにして使用するシャッターである『クラシックカメラ専科』p.194。。 主にシャッターを装備していない組み立て暗箱に使われた『クラシックカメラ専科』p.141。。1888年にソロントン・ピッカードが製造を始めて、著名になったのでソロントンシャッターと通称される。フォーカルプレーンシャッターと類似する構造だが、多くは1枚の幕に複数幅のスリットを設けることで調速し、また幕速自体をある程度下げることができるようになっていてB、1/10秒-1/100秒程度のシャッター速度調整ができる。 古い製品ではシャッターをチャージするときもスリットが開いたままであるため、チャージ時はレンズにキャップ、もしくはフィルムバックに引き蓋を装着しておく必要がある。巻き上げ時には幕が閉じているタイプのものはセルフキャッピングと呼ばれる。 レンズをソロントン・ピッカードに送ってビハインドシャッターにする方法もあったが、何本レンズがあってもレンズ外径が同じである限りシャッターが1つで済む経済性からレンズの前に被せて使う製品が一般である。 一般に、エアレリーズ様の空気圧レリーズを使用する。大きいゴム球を押すと、チューブで接続された反対側の小さいゴム球が膨らみ、レリーズされる。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとローラーブラインドシャッター · 続きを見る »

フォーカルプレーンシャッター

フォーカルプレーンシャッター フォーカルプレーンシャッター(Focalplane shutter )とは、カメラにおいて焦点面の直前に置かれ間隙を持った遮光幕が走査してフィルムに露光を与える原理『クラシックカメラ専科』p.193。のシャッターのことである。 レンズシャッターと比較して効率が高く、また高速シャッターを得やすい。遮光幕は、シャッタードラムに巻くためゴム引き布または金属の薄膜が多く使われる。金属製羽根の回転運動によるロータリー式メタルフォーカルプレーンシャッターなど各種の方式がある。 遮光幕の走査速度(幕速)は比較的低速なので、それよりシャッター速度が遅い場合はシャッター速度の時間と幕速の差による全開時間が存在するが、シャッター速度が幕速より速い場合は画面寸法に対して全開せずスリットになって遮光幕が走査する事になる。そのため、幕速よりも速いシャッター速度においてはフラッシュが同調しない(長時間発光するFP級閃光電球やFP発光のエレクトロニックフラッシュの場合を除く)、画面の走査方向の両端で露出時刻が異なる、2枚の遮光幕の走査により露出するために2枚の遮光幕の走行特性差による露出むらが出やすいことなどの欠点がある。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとフォーカルプレーンシャッター · 続きを見る »

ドイツ

ドイツ連邦共和国(ドイツれんぽうきょうわこく、Bundesrepublik Deutschland)、通称ドイツ(Deutschland)は、ヨーロッパ中西部に位置する連邦制共和国である。もともと「ドイツ連邦共和国」という国は西欧に分類されているが、東ドイツ(ドイツ民主共和国)の民主化と東西ドイツの統一により、「中欧」または「中西欧」として再び分類されるようになっている。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとドイツ · 続きを見る »

ドイツ帝国

ドイツ帝国(ドイツていこく、)は、1871年1月18日から1918年11月9日まで存続した、プロイセン国王をドイツ皇帝に戴く連邦国家を指す歴史的名称である。帝政ドイツ(ていせいドイツ)とも呼ばれる。普仏戦争において、パリ郊外のヴェルサイユ宮殿でプロイセン王ヴィルヘルム1世の皇帝戴冠式が行われて成立した。しかし第一次世界大戦の敗北とドイツ革命の勃発により、皇帝ヴィルヘルム2世がオランダに亡命して崩壊した。オランダ資本は、帝国の勢力範囲拡大政策(#世界政策)とルール地方における工業開発(#経済)の両面に貢献している。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとドイツ帝国 · 続きを見る »

アンゴー

アンゴー(Ango )はゲルツが製造したフォールディングプレスカメラ。 オットマール・アンシュッツにより1882年『ツァイス・イコン物語』p.56。に開発された1/10秒-1/1000秒『クラシックカメラ専科No.2、名機105の使い方』p.125。のセルフキャッピングフォーカルプレーンシャッターを装備して「ゲルツ・アンシュッツ・クラップカメラ」(Görz-Anschutz-Klapp-Kamera )として発売された。初期型の幕にはオットマール・アンシュッツの赤文字サインがある。スローシャッターはゴム球バルブの空気穴式『クラシックカメラ専科』p.97。で1/5秒-5秒。 1905年にアンシュッツとゲルツの頭を取ってアンゴー(Ango )と改名され、ツァイス・イコンとなって以降も1930年頃まで製造された『現代カメラ新書No.3、世界の珍品カメラ』p.74。。 手札(8×10.5cm)判、大手札(9×12cm)判、キャビネ(13×18cm)判、大陸判等のタイプが存在する。日本には手札判とキャビネ判が多く輸入された。 レンズは主としてドグマーF4.5もしくはダゴールF6.8つき。 他のカメラと比較して頑丈であったことから、日本では新聞社に写真部ができた当初の大正年代から第二次世界大戦終結までパルモス/イカのミニマム・パルモスと並んで報道カメラとして多用され、日本の報道用カメラを代表する名機である。 日本では小西六(コニカを経て現コニカミノルタ)がアイデアスプリングの名称でキャビネ判、手札判のコピー商品を製造した。 また徒弟時代土門拳が叔父から借りて使用していたことが知られる。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとアンゴー · 続きを見る »

ゲルツ

9×12cm判タロー・テナックス ゲルツ(C.

新しい!!: オットマール・アンシュッツとゲルツ · 続きを見る »

写真家

写真家(しゃしんか、photographer)とは、主に写真を撮影もしくは製作する事を生活の中心にしている人。カメラマンと区別して写真家と呼ぶ場合、動画ではない写真を撮影する人をさす場合や、特に芸術的な写真を撮影し発表する人(芸術写真家)を指す場合がある。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと写真家 · 続きを見る »

回転のぞき絵

ヴィクトリア朝の回転のぞき絵のレプリカ 回転のぞき絵(英: Zoetrope、仏: Zootrope)とは、静止画を素早く入れ替えることで、あたかも動いているかのように見せる器具。ゾエトロープ、ゾートロープとも。zoetrope とは、ギリシア語の zoe(生命)と trope(回転)を組み合わせた言葉で、「生命の輪」あるいは「生きている輪」という意味がある。 側面に縦にスリットの入った円筒形をしている。スリットとスリットに挟まれるように、内側の面に個々の静止画が描かれており、連続写真のように並んでいる。この円筒を回転させ、スリットから反対側の内側を透かして見る。スリットを通すことで、絵がぶれないようにし、映画と同様の原理で絵が次々と入れ替わることで動いているように見せる。回転のぞき絵は、その性質上、絵の幅が実際よりも狭く見える。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと回転のぞき絵 · 続きを見る »

発明協会

公益社団法人 発明協会(はつめいきょうかい、英:Japan Institute of Invention and Innovation、略称:JIII)は、発明の奨励や特許等の産業財産権の普及啓発(発明奨励)や青少年創造性育成事業等を実施する公益法人。公益法人制度改革に伴い、社団法人発明協会を改組し、公益事業を実施する公益社団法人発明協会と収益事業を実施する一般社団法人発明推進協会に分離した。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと発明協会 · 続きを見る »

鈴木八郎

鈴木 八郎(すずき はちろう、1900年『現代カメラ新書No.6、クラシックカメラ入門』カバー。 - 1985年)は、日本の写真家。写真雑誌編集者、カメラ文化史研究者。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと鈴木八郎 · 続きを見る »

潮書房光人新社

株式会社潮書房光人新社(うしおしょぼうこうじんしんしゃ)は、日本の出版社。月刊誌『丸』および書籍の出版・販売を行う。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと潮書房光人新社 · 続きを見る »

映画史

映画史(えいがし)は、映画がどのような経緯をもって誕生し、世界で発展してきたかという歴史である。映画史を研究する学問もあり、映画史の研究者を映画史家(えいがしか)と呼ぶ。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと映画史 · 続きを見る »

1846年

記載なし。

新しい!!: オットマール・アンシュッツと1846年 · 続きを見る »

1882年

記載なし。

新しい!!: オットマール・アンシュッツと1882年 · 続きを見る »

1889年

記載なし。

新しい!!: オットマール・アンシュッツと1889年 · 続きを見る »

1891年

記載なし。

新しい!!: オットマール・アンシュッツと1891年 · 続きを見る »

1907年

記載なし。

新しい!!: オットマール・アンシュッツと1907年 · 続きを見る »

5月16日

5月16日(ごがつじゅうろくにち)はグレゴリオ暦で年始から136日目(閏年では137日目)にあたり、年末まではあと229日ある。誕生花はイキシア。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと5月16日 · 続きを見る »

5月30日

5月30日(ごがつさんじゅうにち)はグレゴリオ暦で年始から150日目(閏年では151日目)にあたり、年末まではあと215日ある。誕生花はオリーブ。.

新しい!!: オットマール・アンシュッツと5月30日 · 続きを見る »

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »