ロゴ
ユニオンペディア
コミュニケーション
Google Play で手に入れよう
新しい! あなたのAndroid™デバイスでユニオンペディアをダウンロードしてください!
インストール
ブラウザよりも高速アクセス!
 

エートス

索引 エートス

ートス (ἦθος, ἔθος; ethos, 複: ἤθη ἤθεα; ethe, ethea) は、「いつもの場所」 (ἤθεα ἵππων) を意味し、転じて習慣・特性などを意味する古代ギリシア語である。他に、「出発点・出現」または「特徴」を意味する。 それを元に、「道徳」や「道徳観の発露」を意味する ἠθικός (ethikos) という言葉が生まれ、ラテン語には ethicus として流用される。また、その女性形である ἠθική φιλοσοφία (ethica) は古フランス語の ethique 、中世英語の ethik を通じて、現代の英語の ethics へと変化した。.

28 関係: 古代ギリシア語古フランス語中英語弁論術 (アリストテレス)ペーソス (曖昧さ回避)マックス・ヴェーバーモダリティラテン語ロゴスフロネシスニコマコス倫理学アリストテレスイソクラテスエピステーメー内面個人社会社会学社会化習慣生活生活形式道徳認識誤謬英語文化人類学

古代ギリシア語

古代ギリシア語(こだいギリシアご、Ἑλληνική、現代ギリシア語:Αρχαία ελληνική γλώσσα)は、ギリシア語の歴史上の一時期を指す言葉。古代ギリシアの、アルカイック期(紀元前8世紀 - 前6世紀)、古典期(前6世紀 - 前4世紀)、ヘレニズム期(前4世紀 - 後6世紀)の3つの時代に跨がっており、様々な方言が存在し、古典ギリシア語もその一つである。.

新しい!!: エートスと古代ギリシア語 · 続きを見る »

古フランス語

古フランス語(こふらんすご、ancien français)は、9世紀から14世紀にかけて現在のフランス北部を中心に話されていたフランス語である。 西ローマ帝国の崩壊(476年)以降、俗ラテン語の地域ごとの分化はとどまるところを知らず、ガリア(フランス)の俗ラテン語はガロ=ロマンス語と呼ばれる方言群となった。フランス語はそうしたガロ=ロマンス語の一つであるが、古フランス語と言うときには現代フランス語の直接の祖だけでなく、ガロ=ロマンス語の諸方言全体を指す。 14世紀には、ガロ=ロマンス語は、フランス南部のオック語との対比の上で、オイル語として認識されるようになり、ついで14世紀半ばには、そのオイル語のイル=ド=フランス方言(パリ周辺の方言。フランシアン語とも)に基づいて中期フランス語(期のフランス語)が生じていった。 古フランス語(ガロ=ロマンス方言連続体)が土着の言葉として話されていた領域は、おおまかに言ってフランス王国の歴史的領土とその封臣領、ブルゴーニュ公国、それにロレーヌ公国とサヴォワ伯国を東限としたものである(全体としては現在の北仏および中央フランス、ベルギーのワロン地域、スイス西部、イタリア北部となる)。しかし古フランス語の影響が及んだ地域はそれよりずっと広く、イングランド、シチリア、十字軍諸国に当時の社会における支配階級の言語として、また通商の言語として伝播した(なお、異民族間の共通語を表す「リングワ・フランカ」は「フランク人の言葉」という意味だが、実際に十字軍時代から東地中海で通商に用いられ「リングワ・フランカ」と呼ばれたロマンス語系のピジン言語は実質的にはオック語とイタリア語に基づくものである)。.

新しい!!: エートスと古フランス語 · 続きを見る »

中英語

中英語(ちゅうえいご、Middle English)または中期英語(ちゅうきえいご)、中世英語(ちゅうせいえいご)は1066年のノルマン・コンクエスト以後15世紀後半頃までの英語の名称である。文章に方言による大きな揺れが見られる。印刷の普及によって古英語の時代に用いられたウェストサクソン方言にかわってロンドンの方言(東アングリア方言)をもとに文語が形成された。そして、ラテン系言語であるオイル語の系統のフランス・ノルマン語の語彙がノルマンディー公側近の貴族により大量に流入した。またこのころのスコットランド南東部のノーザンブリア方言がスコット人の話す英語いわゆるスコットランド語につながる。中英語以後1650年頃までを初期近代英語という。なお近代英語は中英語からの大母音推移を蒙ったため、両者の音韻組織は大幅に異なる。.

新しい!!: エートスと中英語 · 続きを見る »

弁論術 (アリストテレス)

『弁論術』(べんろんじゅつ、、、)は、アリストテレスによって書かれたレトリック(修辞学・弁論術)についての著作。レトリックの歴史を論じる際に真っ先に名前が挙げられる古典の傑作であり、演説が重要な社会的役割を果たす欧米社会の知識階層においては、当然のごとく踏まえられている教養の1つになっている。.

新しい!!: エートスと弁論術 (アリストテレス) · 続きを見る »

徳(とく、ἀρετή アレテー, virtūs, virtue)は、人間の持つ気質や能力に、社会性や道徳性が発揮されたものである。 徳は卓越性、有能性で、それを所持する人がそのことによって特記されるものである。人間に備わって初めて、徳は善き特質となる。人間にとって徳とは均整のとれた精神の在り方を指すものである。これは天分、社会的経験や道徳的訓練によって獲得し、善き人間の特質となる。徳を備えた人間は他の人間からの信頼や尊敬を獲得しながら、人間関係の構築や組織の運営を進めることができる。徳は人間性を構成する多様な精神要素から成り立っており、気品、意志、温情、理性、忠誠、勇気、名誉、誠実、自信、謙虚、健康、楽天主義などが個々の徳目と位置付けることができる。.

新しい!!: エートスと徳 · 続きを見る »

ペーソス (曖昧さ回避)

ペーソス、パトス 情念、哀愁.

新しい!!: エートスとペーソス (曖昧さ回避) · 続きを見る »

マックス・ヴェーバー

マックス・ヴェーバー(Max Weber、1864年4月21日 - 1920年6月14日)は、ドイツの政治学者・社会学者・経済学者である。マックス・ウェーバーと表記されることもある(正式な名前はカール・エーミル・マクスィミーリアン・ヴェーバー (Karl Emil Maximilian Weber)。マックスはマクスィミーリアンの省略形である)。同じく社会学者・経済学者のアルフレート・ヴェーバーの兄である。 社会学の黎明期のコントやスペンサーに続く、第二世代の社会学者としてエミール・デュルケーム、ゲオルグ・ジンメルなどと並び称される。.

新しい!!: エートスとマックス・ヴェーバー · 続きを見る »

モダリティ

モダリティ (modality) または法性(ほうせい)、様相性(ようそうせい)とは、話している内容に対する話し手の判断や感じ方を表す言語表現のことである。 例えば、「きっと雨が降るだろう」という文では、「雨が降る」ということに対する話し手の推測が「きっと~だろう」によって表されているので、この部分がモダリティであるといえる。モダリティには「きっと~だろう」のような事柄に対する対事モダリティと「おいしいね」「おもしろいよ」の「ね」や「よ」のような聞き手に対する対人モダリティとがある。 対事モダリティには、「かもしれない」や「だろう」に見られるような可能性や蓋然性などに関わる認識様態のモダリティ(epistemic modality)と、「なければならない」や「てもよい」に見られる義務や許可などに関わる義務モダリティ(deontic modality)がある。認識様態モダリティと義務モダリティは言語によっては同じ形式で表現されることもある。例えば英語ではmust(に違いない/なければならない)やmay(かもしれない/てもよい)が両意味に用いられる。日本語「なければならない」も文脈によっては義務でなく必然性を表現する。 また、モダリティの表現を表す文法形式を特にムードと呼ぶことがある。動詞などの語形変化を「ムード」(mood)、ムードで表しきれない意味を担う助動詞等の体系を「モダリティ」(modality)とする場合が多い。本来は、mood(述べ方、叙法)の形容詞形 modal(叙法の)を再び名詞化した語が modality(mood のようなもの)であった。.

新しい!!: エートスとモダリティ · 続きを見る »

ラテン語

ラテン語(ラテンご、lingua latina リングア・ラティーナ)は、インド・ヨーロッパ語族のイタリック語派の言語の一つ。ラテン・ファリスク語群。漢字表記は拉丁語・羅甸語で、拉語・羅語と略される。.

新しい!!: エートスとラテン語 · 続きを見る »

ロゴス

(logos)とは、古典ギリシア語の λόγος の音写で、.

新しい!!: エートスとロゴス · 続きを見る »

フロネシス

フロネシス(φρόνησις, phronesis, プロネーシス)とは、古代ギリシア哲学、特にアリストテレスによる哲学的な概念であり、「実践的な知」を示す。.

新しい!!: エートスとフロネシス · 続きを見る »

ニコマコス倫理学

『ニコマコス倫理学』(ニコマコスりんりがく、Ἠθικὰ Νικομάχεια (Ēthika Nikomacheia)、Ēthica Nicomachēa / Moribus ad Nicomachum)とは、古代ギリシアの哲学者アリストテレスの著書を、息子のらが編集した倫理学の古典的な研究である。 アリストテレスは、様々な研究領域で業績を残しており、倫理学に関しても多くの草案や講義ノートなどを残した。後にニコマコスがそれらを編纂したものが『ニコマコス倫理学』である。総じて10巻から成り立ち、倫理学の基本的な問題である「正しい生き方」を検討している。倫理学の研究史において、古典的価値が認められ、注釈や研究も加えられている。.

新しい!!: エートスとニコマコス倫理学 · 続きを見る »

アリストテレス

アリストテレス(アリストテレース、Ἀριστοτέλης - 、Aristotelēs、前384年 - 前322年3月7日)は、古代ギリシアの哲学者である。 プラトンの弟子であり、ソクラテス、プラトンとともに、しばしば「西洋」最大の哲学者の一人とされ、その多岐にわたる自然研究の業績から「万学の祖」とも呼ばれる。特に動物に関する体系的な研究は古代世界では東西に類を見ない。イスラーム哲学や中世スコラ学、さらには近代哲学・論理学に多大な影響を与えた。また、マケドニア王アレクサンドロス3世(通称アレクサンドロス大王)の家庭教師であったことでも知られる。 アリストテレスは、人間の本性が「知を愛する」ことにあると考えた。ギリシャ語ではこれをフィロソフィア()と呼ぶ。フィロは「愛する」、ソフィアは「知」を意味する。この言葉がヨーロッパの各国の言語で「哲学」を意味する言葉の語源となった。著作集は日本語版で17巻に及ぶが、内訳は形而上学、倫理学、論理学といった哲学関係のほか、政治学、宇宙論、天体学、自然学(物理学)、気象学、博物誌学的なものから分析的なもの、その他、生物学、詩学、演劇学、および現在でいう心理学なども含まれており多岐にわたる。アリストテレスはこれらをすべてフィロソフィアと呼んでいた。アリストテレスのいう「哲学」とは知的欲求を満たす知的行為そのものと、その行為の結果全体であり、現在の学問のほとんどが彼の「哲学」の範疇に含まれている立花隆『脳を究める』(2001年3月1日 朝日文庫)。 名前の由来はギリシア語の aristos (最高の)と telos (目的)から 。.

新しい!!: エートスとアリストテレス · 続きを見る »

イソクラテス

イソクラテス(イソクラテース, ギリシャ語:Ισοκράτης, Isocrates, 紀元前436年 - 紀元前338年)は、古代ギリシアの修辞学者で、アッティカ十大雄弁家の一人。イソクラテスは当時のギリシアで最も影響力のある修辞学者で、その授業や著作を通して修辞学と教育に多大な貢献をしたと考えられている。.

新しい!!: エートスとイソクラテス · 続きを見る »

エピステーメー

#エピステーメー(επιστήμη)は、知(Knowledge)または科学(Science)と訳されるギリシャ語。英語ではepisteme、フランス語ではépistémèと表記される。この項目で記述。.

新しい!!: エートスとエピステーメー · 続きを見る »

内面

内面(ないめん)とは外側に対する内側、すなわち何らかの障壁において囲まれたその障壁の内側の面を意味する。英語ではインテリア(:en:Interior)と言うが日本ではインテリア・デコレーション(:en:Interior decoration、室内装飾品)がインテリアとよばれている。 特に人間の心理について内面という用語を用いる際は、それがあることを分かりながらもそれそのものを決して知ることが出来ないというニュアンスで用いられる事が多い。これは、他人を決して知ることは出来ない、極端に言えば他人の存在証明が現象学的に不可である事実を示す。 また、人間の心理における内面の存在内容の自由は、法的には思想・良心の自由、学問の自由、信教の自由といったものを保障するものでもある。.

新しい!!: エートスと内面 · 続きを見る »

個人

個人(こじん)とは、.

新しい!!: エートスと個人 · 続きを見る »

社会

会(しゃかい)は、人間と人間のあらゆる関係を指す。 社会の範囲は非常に幅広く、単一の組織や結社などの部分社会から国民を包括する全体社会までさまざまである。社会の複雑で多様な行為や構造を研究する社会科学では人口、政治、経済、軍事、文化、技術、思想などの観点から社会を観察する。.

新しい!!: エートスと社会 · 続きを見る »

社会学

会学(しゃかいがく、sociology)は、社会現象の実態や、現象の起こる原因に関するメカニズム(因果関係)を解明するための学問である。その研究対象は、行為、行動、相互作用といったミクロレベルのものから、家族、コミュニティなどの集団、組織、さらには、社会構造やその変動(社会変動)などマクロレベルに及ぶものまでさまざまである。思想史的に言えば、「同時代(史)を把握する認識・概念(コンセプト)」を作り出そうとする学問である。.

新しい!!: エートスと社会学 · 続きを見る »

社会化

会化(しゃかいか)とは、社会学の用語で、子供や、その社会の新規参入者が、その社会の文化、特に価値と規範を身に付けることを指す。遺伝子により先天的に獲得されたものではなく、学習により後天的に獲得されるものである。 文化とは、文学・美術・音楽などの精神的な活動のみならず、その社会が有する生活様式全般を指す。社会化をされる側に対して、する側を社会化の担い手と呼ぶ。; 第1次社会化; 第2次社会化.

新しい!!: エートスと社会化 · 続きを見る »

習慣

習慣(しゅうかん、)とは、.

新しい!!: エートスと習慣 · 続きを見る »

生活

生活(せいかつ)とは、広辞苑(第五版)によれば「生存して活動すること、生きながらえること」「世の中で暮らしてゆくこと」である。.

新しい!!: エートスと生活 · 続きを見る »

生活形式

生活形式(せいかつけいしき、英:Form of life、独:Lebensform)はルートヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン及び、その他大陸哲学・科学哲学の系譜に属する哲学者が用いる専門用語。「生活の様式」とも。ヴィトゲンシュタイン自身は、この用語を『哲学探究』や「確実性の問題」で用いているが、その他の哲学者において、その用法は大きく異なっており、相互に矛盾する用法がしばしば見られる。 生活形式に関する批評は、概念全体を包括する説明がなされてはいない。ウィトゲンシュタインによれば、その概念に関する批評は簡潔で、議論の余地がないものであり、誰でも理解できるような言明である。しかしながら、いったん緊張すると、批評は既に理解されたと思われるものを説明する。この説明は人という生きものが様々な生活形式に携わっているゆえに起こる。ただし、生活形式は異なっている部分もあるものの基本的なレベルは共通していて変わらない。このことは、例えば、異文化に触れる人がどのようにして自分と異なる言語、慣習、行動を理解するのかの説明となる(ヴィトゲンシュタインを参照)。 読者から出るであろう質問に対して、ヴィトゲンシュタインは次のように述べている。 通常、人は自分のしていることをするまたは言う理由あるいは方法を正当化する活動をやめることはない。実際、科学的な方法で問われた問いによってある種の独特な生活形式がもたらされることもあるだろう。 こういった問いが問われると、哲学的探求は問う人に、確かな、当然のこととして思っていたが、問いを解決する助けになる特筆すべきものを気付かせることを伴う。この問いによって、私たちが時に狼狽させられると思っていたものがことによってはさほど厄介でなくなる。私たちは与えられた生活形式を当然のものとして特に問題にしないので、物事を平易にこなすことができるというのも、生活形式によって、私がそれについて、あるいは私自身について、あるいは世界の意味についての理解が与えられるからである。生活形式は意味それ自体を可能にする。.

新しい!!: エートスと生活形式 · 続きを見る »

道徳

道徳(どうとく)は、道徳的規範(どうとくてききはん)や道徳性(どうとくせい)などのこと。倫理(りんり)はいくつかの意味をもち、道徳を表すことが多い。モラルとも称される。.

新しい!!: エートスと道徳 · 続きを見る »

認識

認識(にんしき)は基本的には哲学の概念で、主体あるいは主観が対象を明確に把握することを言う。知識とほぼ同義の語であるが、日常語の知識と区別され、知識は主に認識によって得られた「成果」を意味するが、認識は成果のみならず、対象を把握するに至る「作用」を含む概念である。.

新しい!!: エートスと認識 · 続きを見る »

誤謬

論理学における誤謬(ごびゅう、logical fallacy)は、論証の過程に論理的または形式的な明らかな瑕疵があり、その論証が全体として妥当でないこと。論証において、誤謬には「形式的」なものと「非形式的」なものがある。.

新しい!!: エートスと誤謬 · 続きを見る »

英語

アメリカ英語とイギリス英語は特徴がある 英語(えいご、)は、イ・ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属し、イギリス・イングランド地方を発祥とする言語である。.

新しい!!: エートスと英語 · 続きを見る »

文化人類学

文化人類学(ぶんかじんるいがく)は、人間の生活様式全体(生活や活動)の具体的なありかたを研究する人類学の一分野である。.

新しい!!: エートスと文化人類学 · 続きを見る »

ここにリダイレクトされます:

エトス

出ていきます入ってきます
ヘイ!私たちは今、Facebook上です! »