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エフェソス公会議

索引 エフェソス公会議

フェソス公会議 エフェソス公会議(エフェソスこうかいぎ、Concilium Ephesinum)は、431年にエフェソス(現・トルコ共和国セルチュク郊外)で行われたキリスト教の公会議。正教会の一員である日本ハリストス正教会では第三全地公会と称される。.

32 関係: ネストリウスネストリウス派ロゴストマス派トルコテオドシウス2世ニカイア信条アポリナリオス主義アリウス派アレクサンドリアのキュリロスアレクサンドリア総主教庁アンティオキア総主教庁アッシリア東方教会イラクイエス・キリストエフェソスキリスト論ケレスティヌス1世 (ローマ教皇)コンスタンティノポリス公会議コンスタンディヌーポリ総主教庁サベリウス主義全地公会議公会議神の母総大司教養子的キリスト論東ローマ帝国の皇帝一覧正教会日本ハリストス正教会教皇431年433年

ネストリウス

ネストリウス(ラテン語: Nestorius, Νεστόριος、381年? - 451年?)は、シリアのアンティオキア学派に属するコンスタンティノープル大主教この時代コンスタンティノープルに総主教制は成立していなかった。。キリスト教ネストリウス派の祖とされる。 428年にコンスタンチノープルの大主教となったが、イエス・キリストの神性と人性を区別し、イエス・キリストの母マリアは神の母(聖母)ではないとする説を説いた。そのため、431年のエフェソス公会議でネストリウスの説は異端とされ、国外追放となり、エジプトへ移った。なおネストリウスの説は451年のカルケドン公会議において改めて異端とされた。 ネストリウスが異端認定された後、彼の弟子たちは帝国の東部で伝道を続けることとなるが、やがて、ネストリウス派を支持する勢力はペルシャ、インド、中国まで拡大し、中国では景教と呼称されるまでになった。.

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ネストリウス派

ネストリウス派とは、古代キリスト教の教派の1つ。コンスタンティノポリス総主教ネストリオスにより説かれた。431年のエフェソス公会議において異端認定され、排斥された。これにより、ネストリウス派はペルシャ帝国へ移動し、7世紀ごろには中央アジア・モンゴル・中国へと伝わった。唐代の中国においては景教と呼ばれる。のちアッシリア東方教会が継承した。.

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ロゴス

(logos)とは、古典ギリシア語の λόγος の音写で、.

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トマス派

トマス派は、インド南部に存在するキリスト教の一派。東方諸教会のひとつ。 伝説によれば、東方に宣教してその地で殉教したとされる十二使徒のひとりトマスが、インドに渡って布教したことに始まるとされる。ただし、実際にはイランから渡ってきたネストリウス派に起源を持つと推定されている。 ポルトガル人がインドに来航するとカトリックを受け入れるものとそうでないものに分かれ、前者は東方典礼カトリック教会を形成し、後者はシリアから伝わったヤコブ派を受け入れてインド正教会と呼ばれる教会を立てた。 category:非カルケドン派 Category:ネストリウス派 Category:東方典礼カトリック教会 category:インドのキリスト教.

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トルコ

トルコ共和国(トルコきょうわこく、Türkiye Cumhuriyeti)、通称トルコは、西アジアのアナトリア半島(小アジア)と東ヨーロッパのバルカン半島東端の東トラキア地方を領有する、アジアとヨーロッパの2つの大州にまたがる共和国。首都はアナトリア中央部のアンカラ。 北は黒海、南は地中海に面し、西でブルガリア、ギリシャと、東でジョージア(グルジア)、アルメニア、アゼルバイジャン、イラン、イラク、シリアと接する。.

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テオドシウス2世

テオドシウスの城壁 テオドシウス2世“カリグラフォス”(Theodosius II.

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ニカイア信条

ニカイア信条(ニカイアしんじょう)とは、キリスト教の信条の一つ。ニカイア信経(ニカイアしんきょう)または原ニケア信条(げん二ケアしんじょう)とも。アリウス派を排斥した第1ニカイア公会議(325年)において採択された。したがってニカイア信条は、公式の会議によって採択された最初の信条でもある。なお原ニケア信条とは、ニカイア・コンスタンティノポリス信条にニケア信条の名を用いる教派での呼称である。 ニカイア信条の中で父と子は「同質」(ギリシャ語:ホモウーシオス)であるという表現が使われたが、この語の使用は聖書にない言葉がはじめて教義の中にとりいれられたという意味で画期的な出来事であった。参加者の間ではこの「同質」と「相似」(ギリシャ語:ホモイウーシオス)のどちらを使うかということをめぐって激しい議論が戦わされた。結果として「同質」という言葉を好まない司教たちが多かったことがアリウス派論争が長引く要因となってしまった。 この後、第1コンスタンティノポリス公会議(381年)において、ニカイア信条は拡充され、聖霊・教会・死者たちの復活についての教義の詳細が文章化された。これがニカイア・コンスタンティノポリス信条である。.

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アポリナリオス主義

アポリナリオス主義(Apollinarism)は、ラオディキアのアポリナリオス(Apollinaris of Laodicea)によって唱えられたキリスト論。イエス・キリストには、人間の体と人間の魂はあったが、人間の理性(νοῦς, ヌース)は無く、神性・神言葉(かみことば・ロゴス)が人間の理性的霊魂の場を占めていたと主張した。 381年の第1コンスタンティノポリス公会議(第二全地公会)で異端として排斥され、キリスト教の主流派から異端とされる。 アポリナリオス主義の主張を言い換えれば、イエスの人間性は完全な理性的人間ではないこととなるフスト・ゴンサレス 著、鈴木浩 訳『キリスト教神学基本用語集』p16, 教文館 (2010/11)、ISBN 9784764240353。 アポリナリオスへは次のような反論がなされた。すなわち、イエスは人間性を救うために人間性を担ったのであるが、もしキリストが人間の精神(ヌース)を担わなかったのであれば、人間の精神は救われなかったこととなってしまう。しかし精神の中でこそ罪は最も活動的であり力強いのであり、人間が全体として救われるためには神言葉(ロゴス)が完全な人間存在において受肉(藉身)しなければならないとされた。.

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アリウス派

アリウス派は、アレクサンドリアの司祭、アリウス(古典ギリシア語表記でアレイオスΆρειος、Arius…古典ギリシア語再建音からは「アレイオス」、現代ギリシア語からは「アリオス」、ラテン語からは「アリウス」と転写し得る。、250年頃 - 336年頃)とその追随者の集団を指す。 集団は「アリウス派」と呼ばれ、その主張内容も「アリウス主義」(Arianismus、Arianism)として知られるが、アリウスがこの種の主張を始めたわけではないとされる。創始者としてはが挙げられ、の影響も指摘される『山川 世界史小辞典』p32, 山川出版社; 改訂新版 (2004/01)、ISBN 9784634621107(ただしルキアノスは殉教したことにより列聖され、カトリック教会および正教会において聖人致命者・殉教者として崇敬されている)。.

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アレクサンドリアのキュリロス

アレクサンドリアのキュリロス (376年 – 444年)は、キリスト教聖職者、教父、教会博士、アレクサンドリア総主教。アレクサンドリアがローマ帝国内で影響力を強めた4世紀後半から5世紀にかけてのキリスト論論争における主要な指導者の一人で、コンスタンティノープル総主教ネストリオスと論争した。オレステスや女性哲学者ヒュパティア殺害にも関わった。.

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アレクサンドリア総主教庁

アレクサンドリア総主教庁は、パパ・アレクサンドリア総主教の機関・座所を言う。アレクサンドリア総主教は現在2人いる。.

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アンティオキア総主教庁

アンティオキア総主教庁(アンティオキアそうしゅきょうちょう、現代ギリシア語:Πατριαρχεῖον Ἀντιοχείας, 英語:Greek Orthodox Patriarchate of Antioch and All the East, アラビア語:بطريركية أنطاكية وسائر المشرق للروم الأرثوذكس)は正教会に属する教会。古代の五総主教座のひとつである。正式名称は「アンティオキアおよび全東方の総主教庁」。アンティオキア正教会と呼ばれることもある。シリアにおける教会の中では最大多数派。.

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アッシリア東方教会

アッシリア東方教会(アッシリアとうほうきょうかい、ܥܕܬܐ ܩܕܝܫܬܐ ܘܫܠܝܚܝܬܐ ܩܬܘܠܝܩܝ ܕܡܕܢܚܐ ܕܐܬܘܪ̈ܝܐ、)は、サーサーン朝を経由して唐代の中国に渡り景教となった、古代のネストリウス派(東方教会()とも呼ばれる)の流れを継承し、東方諸教会に分類されるキリスト教の教派のひとつである。アッシリア教会、アッシリア東方使徒教会、東方アッシリア教会とも。 アッシリア正教会と呼ばれる事もあるが、当該教会は「オーソドックス(Orthodox:正教)」に類する自称を用いないのでこの呼称は誤りである。 現在のアッシリア・カトリコス総主教は、アメリカ・シカゴに居住しているが1976年よりその地位にある。 三位一体論を支持していないと誤解される事があるが、三位一体論(ニカイア信条)は認めている。.

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イラク

イラク共和国(イラクきょうわこく、、)、通称イラクは、中東・西アジアの連邦共和制国家である。首都はバグダードで、サウジアラビア、クウェート、シリア、トルコ、イラン、ヨルダンと隣接する。古代メソポタミア文明を受け継ぐ土地にあり、世界で3番目の原油埋蔵国である。.

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イエス・キリスト

イエス・キリスト(紀元前6年から紀元前4年頃 - 紀元後30年頃、Ίησοῦς Χριστός、יְהוֹשֻׁעַ/יֵשׁוּעַ הַמָּשִׁיחַ, )は、ギリシア語で「キリストであるイエス」、または「イエスはキリストである」という意味である。すなわち、キリスト教においてはナザレのイエスをイエス・キリストと呼んでいるが、この呼称自体にイエスがキリストであるとの信仰内容が示されているX.

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エフェソス

フェソス(ギリシャ語:Έφεσος, ラテン文字表記:Ephesos/Ephesus)は、トルコ西部の小アジアの古代都市で、現在のイズミル県のセルチュク近郊に位置している。古典ギリシア語読みではエペソス、エフェソ、エペソとも表記され、現在はトルコ語でエフェス(Efes)とも呼ばれる。アルテミス崇拝で知られたギリシア人都市であったが、のちにキリスト教を受容し、新約聖書にもエフェソの信徒への手紙がある。 現在は遺跡が残っているのみである。もとは港湾都市であったが、土砂の堆積により現在は海岸から離れている。2015年に世界遺産リストに登録された。.

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キリスト論

リスト論はキリスト教の教理・教義、また神学の細目の一。イエス・キリストはどのような存在であるかの定義、付随して先在、受肉、公生涯、十字架、復活、昇天などのキリストに纏わる事象や行為の意味などをキリストとの関わりにおいて考察する神学分野。.

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ケレスティヌス1世 (ローマ教皇)

レスティヌス1世(; 432年7月26日没)は第43代ローマ教皇(在位:422年9月10日 - 432年7月26日)。『教皇の書』によれば、教皇就任は11月3日であるが、は就任を9月10日としている。日本のカトリック教会ではチェレスティノ1世とも表記される。聖人。.

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コンスタンティノポリス公会議

* 第1コンスタンティノポリス公会議(381年).

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コンスタンディヌーポリ総主教庁

ンスタンディヌーポリ全地総主教庁(コンスタンディヌーポリぜんちそうしゅきょうちょう、,, )は、正教会で筆頭の格を有する総主教庁・教会である。管掌・統括するのはコンスタンディヌーポリ総主教。 単に「コンスタンディヌーポリ総主教庁」もしくは「全地総主教庁」とも表記される。日本ハリストス正教会の奉神礼ではコンスタンティノポリ総主教と呼称される。一般にはコンスタンティノープル総主教とも。 初代総主教は十二使徒の一人である聖アンドレアスとされている。現在の総主教はヴァルソロメオス1世(1991年 - )である。 総主教庁の所在地コンスタンディヌーポリ(コンスタンティノープル)は、現在のトルコ共和国最大の都市イスタンブールにあたる。総主教座はイスタンブール旧市街の金角湾に面したファナリ地区に建つ聖ゲオルギオス大聖堂に置かれている。コンスタンティノポリスには、時代・地域によって様々な都市名の転写があるため様々な表記が存在するが、いずれも誤りではない。これについては当記事内の「都市名の転写・カナ表記」の節で詳述する。 1カ国に1つの教会組織を具えることが原則である正教会には、他にギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会、日本ハリストス正教会などがあるが、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉している訳ではなく、同じ信仰を有している。その教義や全正教会の性格については正教会の項を参照。.

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サベリウス主義

ベリウス主義は3世紀にキリスト教において異端とされた思想。様態論とも言う。サベリウスという人物が唱えたことからこう呼ばれる。系統的にはモナルキア主義(唯一神論)に属し、父なる神と子なる神は互いに独立したものでなく、どちらも唯一の神の様態の違いであるとした。このため正統派の唱える三位一体論から外れることになり、異端とされた。.

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全地公会議

正教会が正統とする、第七回までの'''全地公会議'''のイコン(19世紀に描かれたもの)。 全地公会議(ぜんちこうかいぎ)・全地公会(全地公会)とは、全キリスト教世界から代表者が参集した公会議のうち、正教会とカトリック教会の両方によって有効性が認められている第1回から第7回までをいう、日本ハリストス正教会の用いる訳語である。英語では「first seven ecumenical councils」。 コンスタンディヌーポリ総主教庁を名誉的なトップとする正教会・ギリシャ正教は、教義としては以下一覧に挙げる7つの全地公会議の決定事項のみを認めている。 対して、単性論教会と呼ばれる事もある非カルケドン派所属の多くの教会は、正教会 (Orthodox Church) の名を持つものの(シリア正教会など)、公会議としての有効性を承認するのは第3全地公会議までである。 2016年に正教会の首座主教達による会合が予定されているが、これは全地公会議ではない。.

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公会議

公会議(こうかいぎ、Οικουμενικές σύνοδοι, Concilium Oecumenicum, Ecumenical council)とは、キリスト教において全世界の教会から司教(主教)等の正規代表者が集まり、教義・典礼・教会法などについて審議決定する最高会議『キリスト教大辞典』(660頁、教文館、昭和48年改訂新版第二版)。それぞれの公会議は、開催地の名前を伴って~公会議と呼ばれ、同地域で複数回の公会議が行われた場合はそれぞれ第~を冠する。 別称として、世界公会議、エキュメニカル会議、普遍的公会議、全地公会議、総会議、万国公会議などがある。 公会議(公会)に対して、地方ごとに行われる教会会議も存在する。とくに西ヨーロッパにおいて、地方ごとの教会会議もしばしば公会議 (concilium, council) と称されることがあるが(例:1095年のクレルモン教会会議を「クレルモン公会議」と称するなど)、世界公会議と、こうした地方ごとに開催された公会議とも呼ばれる教会会議の性格は異なる。 正教会は787年の第2ニカイア公会議(第7回公会議)までのみを普遍的公会議と認め、7回の公会議を全地公会、全地公会議と呼ぶ。正教会においては地方ごとに行われる教会会議も地方公会等と称し、「公会」の語義が広い。.

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神の母

の母(かみのはは:ギリシア語 translit  英語Theotokos テオトコスもしくはセオトコスと転写)とは、キリスト教の用語でイエス・キリストの母マリア(聖母マリア)に対する称号。 マリアが神の母であるとは、キリストの神的位格(υπόστασις)を生む母であることを意味し、キリストを神の本性(φύσις)において生んだ母という意味ではないとしている。ここでいう位格(自立存在ともいわれる)とは、他の存在に依存することなく存在するものをいう。アレクサンドリアのアタナシオスはマリアをロゴス(λόγος:神の御言葉)の母と称していた。つまり、マリアは神の位格のひとつロゴス(子なる神、神子:かみこ)の母であるとの意味である。 これに対して、コンスタンディヌーポリ総主教のネストリオスは、この称号を否定して人的位格を生んだクリストトコス(Χριστοτόκος:救世主(Χριστός)を産む者(τόκος))という新たな称号を提唱し、聖人ではあるが神の母ではないと主張した。この争いを調停するため、エフェソス公会議が召集され、ネストリオスの教義は異端と宣告され、マリアが神の母であることが宣言された。.

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総大司教

総大司教(そうだいしきょう)は、カトリック教会において最高の裁治権をもつ司教職。 原語であるギリシャ語"πατριαρχής"(パトリアルケース、英語:Patriarch)は正教会では「総主教」と訳されるが、正教会の総主教は各国の正教会の首長であり聖職者の最高位であるため、その権限は西方の総大司教とは大きく異なる(「正教会の総主教」の段落で後述)。 ギリシャ語"πατριαρχής"(パトリアルケース)は、父を意味するπατήρ (pater)「パーテル」とリーダーなどを意味する ἄρχων (archon)「アルコン」の複合語である。ラテン語では"patriarcha"(パトリアルカ)という。この語は旧約聖書の七十人訳において、族長時代の族長のことを指していた。.

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養子的キリスト論

養子的キリスト論(ようしてきキリストろん、Adoptionism)は、非三位一体論の一つで、イエスが洗礼者ヨハネの洗礼、復活、もしくは昇天の際に神の子として養子になった(adopted)とする論。養子説・猶子説ともいう。Epiphaniusによれば、キリストが養子として選ばれたのは、キリストによる神の意思への罪のない(sinless)献身の為である。 キリスト教の正統教義(ヤハウェ・イエス・聖霊は三位一体であるとする)に反し、異端とされる。 様態論(modalism, サベリウス主義)とともにモナルキア主義(単一神論)の1つ。.

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東ローマ帝国の皇帝一覧

東ローマ帝国皇帝の一覧.

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正教会

Σημειώσεις από τις παραδόσεις τού καθηγητού Ι. Δ. Ζηζιούλαより)。 正教会(せいきょうかい、Ορθόδοξη Εκκλησία、Православие、Orthodox Church)は、ギリシャ正教もしくは東方正教会(とうほうせいきょうかい、Eastern Orthodox Church)とも呼ばれる、キリスト教の教会(教派)の一つ。 日本語の「正教」、英語名の"Orthodox"(オーソドックス)は、「正しい讃美」「正しい教え」を意味するギリシャ語のオルソドクシア "ορθοδοξία" に由来する。正教会は使徒継承を自認し、自身の歴史を1世紀の初代教会にさかのぼるとしている『正教会の手引き』8頁 - 11頁。 なお「東方教会」(とうほうきょうかい)が正教会を指している場合もある。 例外はあるものの、正教会の組織は国名もしくは地域名を冠した組織を各地に形成するのが基本である。コンスタンディヌーポリ総主教庁、アレクサンドリア総主教庁、アンティオキア総主教庁、エルサレム総主教庁、ロシア正教会、セルビア正教会、ルーマニア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、ギリシャ正教会、日本正教会などは個別の組織名であって教会全体の名ではない。いずれの地域別の教会組織も、正教として同じ信仰を有している。教会全体の名はあくまで正教会であり、「ロシア正教に改宗」「ルーマニア正教に改宗」といった表現は誤りである。 なお、アルメニア使徒教会、シリア正教会、コプト正教会、エチオピア正教会なども同じく「正教会」を名乗りその正統性を自覚しているが、上に述べたギリシャ正教とも呼ばれる正教会とは別の系統に属する。英語ではこれらの教会は"Oriental Orthodox Church"とも呼ばれる。詳細は非カルケドン派正教会を参照。.

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日本ハリストス正教会

函館ハリストス正教会復活聖堂 聖マトフェイ聖堂 日本ハリストス正教会(にほんハリストスせいきょうかい)は、キリスト教の教会。自治独立が認められている正教会所属教会のひとつである。ハリストスは「キリスト」の意(こうした独自の表記・翻訳については後述する)。英語表記は"Orthodox Church in Japan"である(略号はOCJ)。 通称・略称として日本正教会とも呼ばれる。1970年以前、自治正教会となっていなかったころにも、日本の正教会は日本人正教徒およびロシア人正教徒から「日本正教会」と呼ばれていた。 正教会は一カ国に一つの教会組織を置くことが原則だが(日本正教会以外の例としてはギリシャ正教会、ロシア正教会、ルーマニア正教会など。もちろん例外もある)、これら各国ごとの正教会が異なる教義を信奉しているわけでは無く、同じ信仰を有している。 19世紀後半(明治時代)に、ロシア正教会の修道司祭聖ニコライ(のち初代日本大主教)によって正教の教えがもたらされ、これがその後の日本ハリストス正教会の設立につながった。聖ニコライによって建立されたニコライ堂(東京復活大聖堂)、函館の復活聖堂、豊橋の聖使徒福音記者マトフェイ聖堂は、国の重要文化財。 本項では日本ハリストス正教会で用いられている用語を断りなく用いることがある。.

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教皇

教皇(きょうこう、Pāpa、Πάπας Pápas、The Pope)は、キリスト教の最高位聖職者の称号。一般的にはカトリック教会のローマ司教にして全世界のカトリック教徒の精神的指導者であるローマ教皇を指す。ヴァティカン市国の首長。教皇の地位は「教皇位」、あるいは「教皇座」と呼ばれる。また、教皇の権威のことを「聖座」、「使徒座」ということもある。現在の教皇はフランシスコ(第266代)。 日本語では「ローマ法王」と表記されることも多いが、日本のカトリック教会の中央団体であるカトリック中央協議会は「ローマ教皇」の表記を推奨している(後述)。またカトリックの内部では「教父」の呼称を用いる場合もある。なお、退位した教皇の称号は名誉教皇(名誉法王とも)という。 本項では主にローマ教皇について記述する。その他の教皇については称号の変遷とその他の「教皇」の節を参照。.

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431年

記載なし。

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433年

記載なし。

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